実は彼には、ずっと心の奥に封印していた出来事があるのです。それは10年前の真冬、大学のゼミ仲間らと行ったスノボ旅行中に起きた、親友(小池徹平)の死。当時は事故死とされていましたが、それはどうやら“事件”だった模様…。そして久しぶりに再会した仲間達にも次々と事件が襲い掛かります。あの日に隠された大きな秘密とは…?痛いほど美しい愛のカタチとは…?“絆”を軸に、友情、家族愛、夫婦愛、恋人への愛など様々な想いが描かれたミステリードラマ、今後の展開が楽しみでなりませんね…!
傷つくことには 慣れているけど
かなしむ人を無視できるほど 器用にはできてない
はじめから気づいていたの
嘘で守れる真実なんて 真実じゃないことを
罪と罰 愛の定義さえ 人が決めるものよ
通りすぎた時間だけを ただ懐かしむのは好きじゃない
夢みていた未来たちと ちがう景色を見て ちがう人愛した
それでもまだ運命(さだめ)を信じてる
It's my, it's my destiny…
「Destiny」/シェネル
そんなドラマ『リバース』の主題歌は、シェネルが5月10日にリリースする「Destiny」です。ちなみに、作家・湊かなえと同じく、シェネルもまたデビュー10周年のアニバーサリーイヤー!曲タイトルどおり、まさにこれも“Destiny(運命)”的なタッグですね。さて、歌詞には<はじめから気づいていたの 嘘で守れる真実なんて 真実じゃないことを>というフレーズが綴られておりますが、これはドラマの中で繰り返し伝えられているメッセージでもあるんです。
現在、ドラマは第二話まで放送されましたが“あの日”を抱えながら生きている彼らは「罪は罪なんだよ。うやむやなことにしたら、ろくなことにならない」、「新しい人生を始めようとしても、何度もそこへ引き戻される決定的な一日が確かにある」、「罪はごまかしても罪なんだよ。今ちゃんと言わないと絶対後悔するぞ」といった言葉を口にしており、“嘘”で何かを守ろうと、ずっと真実を隠し続けてきたことを悔やんでいる気持ちが伝わってきます。歌の主人公の心情とリンクするようですね。
あばれる気持ちに 鍵をかけてた
わりと上手に生きてきたのよ あなたに出会うまでは
私なら大丈夫だと
何度もつよく言い聞かせては ここまでたどり着いた
夜と昼 闇と光たち 狂い咲きの心
通りすぎた時間だけを ただ懐かしむのは好きじゃない
夢みていた未来たちと ちがう景色を見て ちがう人愛した
それでもまだ運命(さだめ)を信じてる
「Destiny」/シェネル
しかし“あの日”から10年の月日が経っているのです。再会するまで、彼らはそれぞれ<あばれる気持ちに 鍵をかけて>、<私なら大丈夫だと 何度もつよく言い聞かせて>なんとか平凡な日々を取り戻し、<わりと上手に生きてきた>つもりになっていたのでしょう。<あなたに出会うまでは>…。良くも悪くも、再び思い出してしまった絆、結ばれてしまった絆、その絆は運命の歯車をどのように転がしてゆくのでしょうか。また、事件に関わったとされているゼミ仲間の他にも、まだまだ関与している人物が隠れていそうな予感がします。その人物もまた「Destiny」の主人公のような気持ちを抱えながら生きてきたのかもしれません…。
きっと最終回には、この歌に描かれている真実が本当の意味でわかるのでしょう。物語をさらに鮮やかに盛り上げてくれることは間違いなしの「Destiny」。是非、ドラマも、主題歌も、ご堪能ください!