選んだ道が正解かなんてわからないけれど、逃げ出したくないよ!

 この秋のドラマは、“火曜のガッキー”と“水曜の石原さとみ”が2本柱でしょう!まず、11月8日(火)に第5話が放送されたドラマ『逃げるが恥だが役に立つ』は、なんと初回から毎週視聴率が右肩上がりだそうな!ドラマ出演者たちが踊る、主題歌・星野源「恋」の“恋ダンス”は何度見ても可愛いですねぇ…。また、新垣結衣&星野源が演じる“契約結婚夫婦”の、恋愛ベタでチグハグなやりとりにほっこりキュンキュンさせられてしまいます。来週の第6話では、この2人が温泉旅行に行くそうな…!早くも放送が待ち遠しい。

 一方、11月9日(水)には“地味スゴ”こと『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』の第6話が放送されます。石原さとみが演じるのは、オシャレ大好きで、真っ直ぐ&ちょっと口が悪い主人公。夢のファッション誌の編集者を目指して念願の出版社に入社したのに、配属されたのは“校閲部”という場所でした。校閲とは、原稿などの誤字脱字や不備な点を調べて訂正する仕事。しかし、スーパーポジティブな彼女は、校閲の領域を超えてアチラコチラで全力投球です。戦闘服とも言えるド派手な私服もこのドラマの見どころのひとつ♪ ちなみに、毎回様々な使われ方をしているカラフルな“スカーフ”にも注目ですよ…!
 
 そんな“地味スゴ”は、「仕事って、本気でやれば超面白い!」ということを教えてくれるドラマ。夢を追いかけている方にも、仕事にやりがいを感じている方にも、そうでないという方にも見ていただきたい作品です。そして、このドラマの主題歌を歌うのは、2016年3月にシングル「Hear 〜信じあえた証〜」でメジャーデビューを果たした新世代・歌姫の“栞菜智世”です。読み方は、かんなちせ!もうドラマのエンディングで耳にしている方も多いと思いますが、彼女は<クリスタルボイス>と称されるほどに透きとおった歌声の持ち主…。

見栄を張らなきゃいいのになんで「凄い!」の
声が聞きたくなって背伸びをしちゃって
早く追いつきたい衝動に 
やっぱりココロ空回りだわ 理想が遠くて

いつも何かのせいで 自分に負けてしまうね
たぶん何のせいでもない ただ向き合うこと
それが怖くて 特に自分自身

いつもあった
純粋に夢見た 憧れのページ見つめては 鏡に向かってた
あの気持ちまだ胸にある いつかきっと
あきらめないで 手を伸ばせばヒカリが射す
信じていいよ 重いドア こじ開けて 空を染めてみよう
「Heaven's Door 〜陽のあたる場所〜」/栞菜智世
 
 <「凄い!」の声が聞きたくなって背伸びをしちゃって>や<純粋に夢見た 憧れのページ見つめては 鏡に向かってた>というフレーズは、石原さとみ演じる“地味スゴ”ヒロインの姿にも重なりますね。また、栞菜智世は2014年にホリプロタレントスカウトキャラバンに出場し、グランプリを獲得した経験も。しかしその後、約1年間は表舞台に立たず歌手になるためボイストレーニングを積んできたそうなんです。そんな彼女自身の、夢に対する太陽のようにアツいエネルギーも「Heaven's Door 〜陽のあたる場所〜」から伝わってきます。
 
選んだ道が 正解かなんて
わからないけれど 逃げ出したくないよ どんなときも

ここにあった
陽の当たる場所 たどり着ける このちいさな希望を
もう一度 信じてみるよ このドアを ぶっこわして!
描いた舞台で 笑顔だけが溢れるように 前だけ向いて
輝きは 虹のアーチくぐった先にある
「Heaven's Door 〜陽のあたる場所〜」/栞菜智世

 そして毎回“地味スゴ”のエンディングでこの曲が流れてくると、ドラマのストーリーパワーとも相まって「よし!明日から自分も頑張ろう!」という気持ちになれるんです。尚、音楽プロデューサーの“玉井健二”さんは栞菜智世について「初めて知る痛みのような感触と、ずっと待ち焦がれていたような響きが混在する掛け値なく唯一無二と呼べる歌声」と称賛…!ドラマのみならず、彼女の歌声にも注目して、是非その大きなエールを受け取ってください♪

◆Single「Heaven’s Door 〜陽のあたる場所〜」
2016年11月9日発売
通常盤(CD) UPCH-80449 ¥1,000+税