もうちょっとカッコよかったけれど
ぼくが歩いてきた 日々と道のりを
ほんとは“ジブン”っていうらしい
世界中にあふれているため息と
君とぼくの甘酸っぱい挫折に捧ぐ…
“あと一歩だけ、前に 進もう”
「Progress」/kokua
ハワイの言葉で『協力・協調する』という意味を持つ“kokua”はスガシカオがボーカルを務め、武部聡志(プロデュース・キーボード)、小倉博和(ギター)、根岸孝旨(ベース) 、屋敷豪太(ドラム)という日本を代表するトップミュージシャンが集結したスペシャルバンド!2006年にNHK総合テレビ『プロフェッショナル 仕事の流儀』主題歌を制作するために結成。そしてこの「Progress」をリリースし、大ヒットしました。
100パーセント完璧な<理想の自分>になっている人なんてきっとこの世にいませんよね。挫折して、サマにならなくて、こんな自分キライになりそうで、だからこそ変わろうという気持ちが絶えず湧いてくるのでしょう。そんな気持ちを行動に移すために、“あと一歩だけ、前に 進もう”と背中を押してくれるのが「Progress」という曲。この歌に励まされた方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
“kokua”は番組発のプロジェクトでもあったため、残念ながらそれ以降のリリースが一切ありませんでした。しかし、今年スガシカオがデビュー20周年イヤーへ突入するにあたり、記念プロジェクトの一環としてバンドが待望の復活!6月1日に、10年越しの1stアルバム『Progress』をリリースしたのです…!今作には、『プロフェッショナル 仕事の流儀』の放送開始10周年という節目を受け、名曲「Progress」に続く新曲として制作された「夢のゴール」も収録…!
ぼくにとってスタジアムはいま
会社の大会議室
君にとってホームランはきっと
家族へのプレゼント
あの日なりたかったスター選手と
同じハッピーと感動を約束するよ
ずっと握りしめてきた夢はまだ終わっていない
あきらめた日が ゴールじゃないから
ずっと追いかけてきた夢が生まれた場所
そこに戻れば 夢はまた始まる
君がなりたかった夢って何?
パイロット スポーツ選手?
アイドル 医者 パティシエ 声優 教師?
アーティスト? デザイナー??
それは職業のただの名前で
君が歩いていく道の名前じゃない
「夢のゴール」/kokua
「Progress」でも“ユメ”が描かれておりましたが、「夢のゴール」はまさにその続編。憧れていた職業に就いた人、違う道を選んだ人、日常を生きるすべての人に捧げる応援歌となっております。人は、大人になるにつれ“夢”というものからどんどん遠ざかってしまうような気がしませんか?でも、<夢って言葉に憧れてた頃 本当の輝きに気付けなくて>というフレーズのように、“大人になったからこそ気付ける夢”が生活の中にいつだってあることをこの曲が教えてくれるのです。音楽を聴くことも少なくなった…という大人の方にこそ、聴いていただきたい1曲ですね…!
また、スガシカオは自身のTwitterで1stアルバム『Progress』について「ソロと違って、誰かの日々の応援歌が多いよ。」とツイート!「夢のゴール」や「Progress」をはじめ、「幼虫と抜け殻」「砂時計」「黒い靴」など圧倒的な歌詞力に痺れる楽曲がたくさん収録されておりますので、まだ手に入れてない方は是非!歌詞を読みながら聴いてみてください!
◆kokua 1st Album『Progress』
2016年6月1日発売
VICL-64578 ¥3000+税
<収録曲>】
01.夢のゴール
02.幼虫と抜け殻
03.砂時計
04.1995
05.BEATOPIA
06.Blue
07.Stars
08.道程
09.kokua's talk 2
10.黒い靴
11.私たちの望むものは
12.Progress