「略奪」をテーマにしたギリギリのラブソングを3曲ピックアップ!

難しく考えるより
好きになった方がいいじゃない
好きにならなくても
両成敗でいいじゃない
「両成敗でいいじゃない」/ゲスの極み乙女。


 “ゲス乙女”の新曲が、連日デイリーTOP5内にランクインしております。もう皆さんご存知、ボーカル・川谷さんとベッキーさんの不倫愛が報道され、「両成敗でいいじゃない」というタイトルやその歌詞内容がまさに現状を表していると、皮肉にも多くのアクセス数を獲得しているのです。現在、ベッキーさんはしばらく休業を発表し、ゲス乙女もラジオ出演を一時休止。週刊誌に掲載された二人のLINEのやりとりも取り沙汰され、世間ではいろんな“悪者さがし”の声が飛び交っております。しかし、真相は当人達しか知り得ませんし、そもそも恋愛の正解・不正解なんてものは誰にもわからないのかもしれません。たとえそれがどんな形のものであろうと、他人の“恋愛”を無関係者が大きな顔で罵倒するのはどうなんだろう…という気持ちにもなりますね。

 同じく、自宅不倫報道がきっかけで、離婚&活動休止の経験を持つ“元モーニング娘。の矢口真里さんのコメントもヤフーニュースに掲載されておりました。女性側が浮気をするとその意外性から叩かれるイメージもあるけど“世の中の女性の中には浮気をしている人も結構いる。”と。今回の不倫騒動で、実は自分自身も内心ギクリとした方もいらっしゃるのではないでしょうか。そういえば、たしかにラブソングにもわりと女性の“略奪”をテーマにしたような楽曲が多い気がします…。本日のニュースでは、そんなギリギリの恋を歌った3つの楽曲をピックアップ!

“恋人と呼べる相手を お互いに持っていたけれど
心の奥わかり合えなくて 孤独に怯えた

密かに抱えた傷を 何故かあなただけ癒せるの
遥か昔何処かで出会ってた そんな記憶何度も甦る

瞳と瞳が合って指が触れ合うその時 すべての謎は解けるのよ
黙ったままで早く唇奪って やっと言える「好きだった」と
ずっと近くにいてくれたのに 欺いてきた私を許して”
「カムフラージュ」/竹内まりや

“いいとか 悪いは 恋にはきっとないよね
言い訳 嘘つき たまには要るのかもね
自分に 自分で 理由を言い聞かせて
あとはもう これでもう ホントに 突っ走るだけ

あなたを奪って とっとと逃げよう
ひき返せない 出会ったんだから
傷つける人 いるのは承知で
覚悟決めて 奪取しよう”
「奪取」/吉田美和

“さよなら”でピリオド打てる訳じゃないこと
あなたもそう知ってるから 視線外したままでいて
悲しみを誰かに押しつけ あなたと笑えるほどは強くない
あなたも同じでしょう? だから

抱き合えるならそれだけでいい
だけど触れたら何かが壊れだす
始めなければ誰も泣かない
あなたを見つめると
悲しみが始まる予感”
「予感」/JUJU

 ひとことで“浮気”や“略奪”といってもいろんなパターンがあります。竹内まりやの「カムフラージュ」のように、お互いにそれぞれ相手がいるけれど惹かれ合い、こっちが本当の恋だと気づいてしまう女性。吉田美和の「奪取」のように、彼にはすでに相手がいて、その彼女を傷つけるのもわかっているけど、開き直って本能のままに恋に突っ走る女性。そしてJUJUの「予感」のように、罪の意識に心を揺さぶられながらズルズルと関係を続けてしまう女性…。自分は絶対にない!と思っていても、人生にはいつなにが起こるかわからないものです。あなたは“川谷×ベッキー”を100%、非難することができますか…?