“超共感”の楽曲、詰まってます。ニューアルバム全歌詞掲載中!

“昔から「どうしてもっとこういう気持ちを歌った曲がないんだろう」とか「こういう曲があったらいいのになぁ」という思いがあったので、そこに届く理想の言葉を探しています。誰かのためにとか考えてたら絶対届かないと思うんです。まずは自分が満足して、これが最高だと思える歌詞じゃないと歌えないですね。”

 9月に敢行したインタビューで、クリープハイプの尾崎世界観さんがこんなことをおっしゃっていました。占いや性格診断は、誰にでも当てはまるような文面に作られているとはよく言われますが、最近の音楽も同様に、いつどこで誰が聞いても共感できる歌詞が多いですよね。誰もが抱く気持ちを歌うラブソング、夢を追う人への応援歌、普段はいえない家族への感謝の気持ち…。もちろんそういう名曲はたくさんあります。でも本当は、日常生活の中で生まれる感情って、まったくドラマチックではなくて、歌詞になりそうもないようなものがほとんどなのではないでしょうか…。
 
 日頃、尾崎さんのように「どうして俺の(私の)こういう感情を歌った曲がないんだろう…」とヤキモキしているという方、もしかしたら、3ピースガールズバンド“Su凸ko D凹koi(すっとこどっこい)”が11月11日にリリースする2ndミニアルバム「涙隠して尻隠さず」の中に、あなたのための歌を発見できるかもしれません!現在、歌ネットで全収録曲の歌詞が先行公開中!まず、リード曲はアルバムの2曲目に収録されている「店長、私バイト辞めます。」です。もうバイトをやめたくてやめたくてたまらない、鬱憤たまりまくりな方へ。

「笑い声の絶えない楽しい職場です」
「未経験者大歓迎です」
嘘ばっかの求人
(もう絶対に許さん!!!)

店長、私バイト辞めます
私がいなくなっても
地球どころかこの店も
回り続けていくだろう
(早く潰れろ)

店長、私バイト辞めます
皆に会わずやめたい
(あ、でも)
キッチン担当の鈴木さん
いままでお世話になりました
「店長、私バイト辞めます。」/Su凸ko D凹koi

 そう!彼女達の楽曲は、抽象的な共感を越えた、めちゃくちゃ個人的・具体的な“超共感ソング”なんです!アルバムに収録されている1曲目の「くず息子」は、5年間引きこもりをしているぼくの絶望ソング。3曲目の「童貞応援歌」は…タイトルの通りです(笑)。4曲目の「昨日ファミレスでフラれた」はファミレスで失恋した女の子が、号泣しながら電車に乗り、犬の糞を踏み、あなたに罰が当たれ!とまで願ってしまうボロボロソング。5曲目の「紅に染まる女子達」は女性にしかわからない“アレ”の歌。そして最後の曲は、好きな人の2番目でいいから、そばにいたいと切実に願うラブソング…。
 
 アルバムの最後まで聴き終わった頃にはすっかり、涙あり下ネタありの“すっとこワールド”にどハマりしているハズ!さらに、メンバー3人を取扱注意の赤いテープでぐるぐる巻きにしたアーティスト写真や服の上から少女の体にケーキを盛りつけたジャケット写真などアートワークも刺激的で、何をしでかすかわからない意外性と面白さを感じるバンド「Su凸ko D凹koi」(すっとこどっこい)に、これからも大注目です♪ まずは歌詞をチェック!

◆2ndミニアルバム『涙隠して尻隠さず』
2015年11月11日発売
DLCR-15111 ¥1,204 +税