2024年2月10日に“上野優華”が『Bouquet of Songs -10th Anniversary BEST ALBUM-』をリリース！ 10周年記念ベストアルバムの今作は、「極上盤」と「豪華盤」の二形態で、極上盤はCD3枚+Blu-ray2枚から成る5枚組の大ボリューム。DISC1・2は、デビュー曲「君といた空」から最新曲「恋をしました。あなたに」まで10年の歴史を網羅したベストアルバム。DISC3は新録がメインのニューアルバムとも言える1枚となっております。
さて、今日のうたコラムではそんな“上野優華”による歌詞エッセイを2週連続でお届け！ 今回は【後編】です。綴っていただいたのは、収録曲「Bouquet of Song」にまつわるお話。自身のファンを思って書いたこの1曲に込めたメッセージは…。今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください！
『Bouquet of Songs』というのを10周年記念のアルバムタイトルにしたのは、この10年を思い返してみたら本当にカラフルな毎日だったからです。
嬉しいことも、悲しいことも、涙を流すことも、笑いすぎてお腹が痛くなることも、自分を好きだと思うこともあれば、嫌いだと思うことも本当に色んなことがありました。
どの瞬間も私にとっては無くてはならない瞬間だったし、誰かにとってはなんでもないような日々だったかもしれないけれど、私には奇跡の連続のような日々でした。
それは私が掴み取ったものではなくて、ファンというかけがえのない存在がいつもそばにいてくれたから、積み重ねてこれた日々だったと思っています。
そんなファンの皆さんにこの10年を知ってほしくて、忘れてほしくなくて、そしてありがとうを形に残したくて
「色んな気持ちを歌の花束にして、プレゼントしよう」という意味を込めてこのタイトルにしました。
その中の新曲「Bouquet of Song」は
ファンの皆さんへ向けて書いた1曲です。
＜いつか今日という日も 懐かしくなるんだね＞
10周年を迎えたタイミングで、沢山のファンの方と、こんなことあったね、あんなことあったね～なんて懐かしい話をする機会が沢山ありました。
本当に些細なことまで覚えてくれていて、出会った時のこととか、もう何年も前のことを今起こったことかのようにキラキラと話してくれて。
家族だよね！本当に。
そんな懐かしいね～って話せることが、私が頑張ってきた証なんだと思ったんです。
毎日色んな変化がある人生の中で、何年も私という存在を心に留めておいてくれているって奇跡だと思ったんです。
＜たった一度のこの人生で 愛の歌を伝えたいのは あなただから＞
こんな気持ちにさせてくれてありがとう。
こんな温かい歌を書けるようになったのも、あなたがいてくれたからです。
何年経っても色褪せないように
枯れないように心を込めて作った歌の花束
ぜひあなたに受け取って貰えたら嬉しいです。
＜上野優華＞
◆『Bouquet of Songs -10th Anniversary BEST ALBUM-』
2024年2月10日発売
＜収録曲＞
[DISC 1]
「I」
1.好きな人
2.好きでごめん
3.こっちをむいて
4.ジコアイキセイ
5.会いたくない、会いたい
6.チョコかアイス
7.I WILL LOVE
8.メロンパンのうた
9.愛しい人、赤い糸
10.好きが残った
11.あなたの彼女じゃないんだね
12.幸せ
13.私の歌
14.あの日の私へ
15.はじまりのうた
[DISC 2]
「You」
1.恋をしました。あなたに
2.Dear my hero
3.ただ、あなたのそばで
4.君といた空
5.普通の恋がわからない
6.すだちパッション
7.君の街まで
8.迷子
9.チョコレート
10.友達ごっこ
11.おはよう
12.ありがとうを君へ
13.Song for You
14.やくそく(album ver.)
15.ジャスミン
16.星たちのモーメント
[DISC 3]
「with」
1.First Love
2.恋
3.別の人の彼女になったよ
4.魔法の絨毯
5.誰より好きなのに
6.君と恋をしたいんです。
7.欲しがり（優想委員会）
8.ひとりごと
9.Bouquet of Song
10.Song for You -a cappella ver.-
土岐麻子
