安田レイ

また美しい景色をあなたと見る日まで。

 2021年2月24日に“安田レイ”がニューシングル『Not the End』をリリース!タイトル曲は、竹内涼真の主演ドラマ『君と世界が終わる日に』挿入歌として書き下ろされた楽曲です。作詞は安田レイが担当。胸を締め付けるようなミディアムバラードに仕上がっており、スリリングなドラマのストーリーをよりいっそう盛り上げる1曲となっております!
 
 さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“安田レイ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回はその最終回。綴っていただいたのは、ライブに対する今の想いです。もちろん配信ライブもワクワクするけれど、やっぱり何かが足りない、寂しい、会いたい。同じ気持ちを抱えながらこの1年を過ごしてきたあなたへ。このエッセイが届きますように。

~歌詞エッセイ最終回~

もう一年になりますね。



あなたに会えない日々が
こんなにも退屈で、孤独だなんて知らなかった。

月に数回は必ず会ってたし、
いつだって会える気がしてたね。

急に泣けてきたり、予想外に笑えたり、なんだろう、
他の人には見せられない素直な自分になれるの。

“あぁ、こんな自分もこのからだに眠ってたのか。”
と、知らないわたしをいつも教えてくれる。

一緒にいる時のあなたの変化していく表情が恋しいよ。

今年は久しぶりに会いたいね。

会おうね。



こんな事を思う日々です。

そうです、最後に有観客ライブをしてから
一年が経ってしまいました。

一年か。。。

一年もライブをしなかったことは、
きっとデビューした20歳から一度も経験がない。

配信ライブは何度かやってみたけど、
やっぱり何か物足りない。

初めて配信ライブをやった時は
いつもと違う緊張感と、どこか冷静な自分が怖かった。

いつものライブは緊張とアドレナリンで
冷静な私は存在しないから、
さらにいつものライブが恋しくなった。



というか、この“有観客ライブ”というワードに
未だに違和感を覚える。

だってライブってアーティストひとりで
絶対にできないものだもん。

来てくれるあなたと、
バンドメンバーと、サポートクルーと、わたし。

このパズルがカチッとハマってライブって完成する。



1000ピースパズルだとしたら、
きっと300ピースは足りてない。

いや、気持ち的には半分以上足りていないか。。。

ソファーの間なのか、テレビの裏なのか、
挟まって行方不明なピースを見つけ出して、
早く未完成なパズルを完成させたい。

何日もかけて完成したあの感動をまた味わいたいし、
あの景色は言葉に詰まるほどやっぱり美しい。



でも実は少しの不安はある。

こんなにも、有観客ライブを
やらなかった期間が長かった経験がないから、
ライブで一番大切な「感覚」が
鈍っている気がしてしまう。

この「感覚」は何度も何度もステージに立って
やっとの思いで見つけ出した大切なもの。

去年の2月にやったワンマンライブで
さらにその感覚に近づけた気がしたのに、
また遠くへ行ってしまった。

恋しい。

ただただ恋しい。



少し弱気なことを言ってしまったけど、
こんなことを考えてしまうのは
きっと今だけなんだろうな。

またあなたに会ったら、楽しくて、嬉しくて、
言葉に詰まってきっと泣いてしまうね。



また美しい景色をあなたと見る日まで。

すぐかもしれないし、遠い日かもしれない。



必ずあると信じて生きようね。

<安田レイ>

◆ニューシングル「Not the End」
2021年2月24日発売
初回盤 ¥1,800+税
通常盤 ¥1,200+税

<収録曲>
M1.「Not the End
M2.「amber
M3.「Not the End -piano ver.-」
M4.「Not the End -Instrrumental-」
M5.「amber -Instrumental-」



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