さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“ましのみ”による歌詞エッセイを2週に渡りお届けいたします。今回は【前編】に続く【後編】です。綴っていただいたのは、新曲「Nurse and Singer」に込めた想いです。あなたにも、何にも出来なくて、何にもならなくて、虚しくなるときはありませんか? 是非、このエッセイを読んで、この曲を聴いて、ほんの少しでもその心が軽くなりますように…!
~歌詞エッセイ【後編】:「Nurse and Singer」~
ないものねだり、して当然だと思う。
自分が持ってるもの
自分に出来ること
ちゃんとここにあるとわかっていても、持っていないものや出来ないことばかり目について、落ち込んだりやるせなくなったり。
無駄な悩みだって分かっていても、考えない方が難しい時だってある気がしている。特にまっすぐな人ほど。
自分にしかないものなんて本当にあるのかなとか、ここにいる意味あるのかな、とか、頭で考えはじめたらわからなくなることばかりだけど、本当は誰もが自分のために暮らしていくべきで、感覚的な幸せを最優先していいはずで。
だから意味とか意義とか理由とか、そういう勝手に背負ってるものもっともっと軽くして、みずからの心と対話しながら気楽に進んでいけたらいいよなって思う。
ナースだってシンガーだって
全員1人の人間だしね。
ポップでキュートなメロに昇華されたリアリティのある歌詞、こんな曲Nyaronsとのコラボじゃなきゃ絶対に完成しなかった。
ぜひ聴いてほしいです、
踊るように楽しんでみてね!!
<ましのみ>
◆紹介曲「Nurse and Singer」
作詞:chika・ましのみ・bassy
作曲:bassy