ほんとは歌詞のこと書きたかったけど全然違う話になりました。

 2020年8月5日に“コレサワ”が1st Single「憂鬱も愛して」をリリース。今作は、コレサワ初となるCDシングルで、デビュー前の2014年3月に自主制作盤として発売した「憂鬱も愛して」を再アレンジ&再レコーディングした楽曲。この自主制作盤は現在入手困難な幻の名曲となっており、ファン待望の音源化となります…!
 
 さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放つ“コレサワ”本人による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届けいたします!今回は第1弾第2弾に続く最終回!コロナの影響で自粛生活が続く中、コレサワが改めて見つけた、ある“答え”とは…。新曲にも通ずる、今の彼女の想いを是非、受け取ってください!

~歌詞エッセイ最終回:ほんとは歌詞のこと書きたかったけど全然違う話になりました。~

お久しぶりですコレサワです。

6月になりましたね。少しずつ半袖が着れる日が増えてウキウキしてます。でもまだ「買い物行くぞぉおー~!!!」「友達とランチだぁぁぁぁ」とはいかないなぁ。これを読んでいるあなたは、コロナがなかった時とコロナ中の今で、自分のこんなところが変わったなーってとこはありますか?

わたしはね洋服が好きで、いつも仕事終わりや休日に暇さえあれば好きな服屋さんを巡って買い物することが多かったんやけど、ここ2ヶ月全く服を買ってない。いつぶり?ってくらい。顔なじみの大好きな店員さん達に移したくはないし、そもそもどこの店も休業してたし、お洋服は形や素材も確認したいのでなかなか通販で買う勇気がなかった。誰にも見てもらえないなら着飾る必要もない。

あれ?私は今まで服が好きだから買ってたのか、それとも服を着てる自分を見てほしくて買ってたのか、どっちなんだろう?本当に服が好きなら、誰に見せるとか関係なく買ってるんじゃないか。自分にとって洋服とはなんなんだろうって、暇だと普段考えないことを考え込んでしまいますね、いいのやら悪いのやら。

でもやっぱり私は誰かに見てほしいな!それは服を見てほしいというか、その服によって自信がついた私を見てほしいのかもしれません。私にとって洋服は、気持ちを明るくしてくれる存在です。いつだって主人公にしてくれるそんな存在かも。それが自粛生活で見つけた答えでした。次服を買う時があったら、前とは選び方が変わる気がする。もちろん良い意味で。世の中の素敵なファッションデザイナーの皆さんいつもかわいい服を作ってくれてありがとう!!!

そういえばファンレターに“この曲を作ってくれてありがとう”って書いてくれる子がいたなぁ、、こんな気持ちなのかぁ、、自分じゃ絶対服なんか作れないもん(前に作ってみたけど向いてなかった)。音楽もそうなんだろなー。音楽に関しては作る側の方が好き。もちろん聞いたりもするけど、でも作る方が好き。

私はいつも心掛けていることがあるよ。この曲を聞いた人の人生が少しでも華やかに、勇敢に、寄り添えますように。そう想っています。今回の新曲はどれも優しく寄り添って、でもしっかりと手を握ってあげられるような曲になりました。

まだまだ油断できない時期ですが、お互い体調に気をつけて過ごそう!今回でコラムはラストです。読んでいただきありがとうございました!またねー!

<コレサワ>

◆1st Single「憂鬱も愛して」
2020年8月5日発売
通常盤 KICM-2052 ¥1,000+税
れ子ちゃん盤 ECB-974 ¥4,527+税