収録曲のほとんどに“雨”が登場…!ニューアルバムに注目!

森山直太朗
収録曲のほとんどに“雨”が登場…!ニューアルバムに注目!
若葉 曙 産声 大地 約束 五月雨 手と手 思い出 透明 銀河 山茶花 くるぶし 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼 「嗚呼」/森山直太朗 昨年の9月末から“活動小休止”に入った森山直太朗が、今年4月から活動を再開。6月1日に1年7ヵ月ぶりとなるニューアルバム『嗚呼』をリリースしました。まさに「嗚呼」と声が漏れてしまいそうになる名曲揃いの今作。 森山直太朗は「喜怒哀楽すべての感情を内包している“嗚呼”という言葉には、言葉を超えた響きがある」とコメントしておりますが、このアルバムタイトルと同様に、収録曲の歌詞も、あえて言葉にしきらない、“言葉を超えた感情”のための余白を感じるものが多いように感じます。 いつかきっと必ず 必ず、何だっけ ぽかりと開けたお口に 雨粒は落ちるよ こんなにも素敵な 素敵な、何だっけ 晴れた朝は二人で 丘の上へ行こうよ 「魂、それはあいつからの贈り物」/森山直太朗 喜びとは とは 綻びとは とは 降り止みそうもない 優しい天気雨 傍目に不乱不乱 その実フラフラ 乾くことのない 「とは」のパラソル それもまた因縁” 「とは」/森山直太朗 また、各所で梅雨入りし、雨続きの今日この頃。なんだかやけに、森山直太朗のニューアルバム曲を聴きたくなるなぁ…、と改めて歌詞を読んでみたところ、なんと全9曲の収録曲のうち7曲に“雨”というワードが綴られていることに気が付きました…!上でご紹介した「嗚呼」には<五月雨>、「魂、それはあいつからの贈り物」には<ぽかりと開けたお口に 雨粒は落ちるよ>、「とは」には<優しい天気雨>と“雨”が登場しております。 いつぞや雨が降り出して 電車の中は蒸し暑い 選んだ仕事は消去法 思ってたより長続き 恋人はまぁいないけど 食べるものにも困らない 実家で暮らす両親は たぶん元気に暮らしてる 「電車から見たマンションのベランダに干してあったピンク色のシャツ」/森山直太朗 傘がある 傘がある やがて雨は上がる 傘がある 傘がある そして晴れ上がる 傘がある 傘がある 手に余るほど 傘がある 僕はもう 濡れないだろう 「傘がある」/森山直太朗 向かって右の手の甲の 火傷の跡が気になって 昔話に触れたのさ 雨のしとしと降る夜に 「本当の君」/森山直太朗 たまに何もかも 投げたくなるよ 晴れた空から 雨粒一つ 生きる 生きる 生きる 生きる 生きる って言い切る 今は 「生きる(って言い切る)」/森山直太朗 ちなみに、“雨”というワードは登場しませんが残りの2曲「君のスゴさを君は知らない」には“暗い夜空”、「金色の空」には晴れた“金色の空”という言葉が綴られておりました。全曲、天気が描かれているんですね…!そういえば、森山直太朗は活動小休止を決めてから、山小屋を購入したそうです。そうして自然の中に身をおいて、様々なものと向き合い、様々なものを感じ取ったことから、このような歌詞が生まれたのかもしれません。 梅雨の時期にピッタリのニューアルバム『嗚呼』ですが、人混みや忙しない毎日に疲れたときにも是非、聴いてみてください。歌声がじわじわと疲れた心に染み渡り、きっとあなたも思わず「嗚呼」と呟いてしまうはず…! ◆ニューアルバム「嗚呼」 2016年6月1日発売 初回限定盤(CD+DVD) UPCH-29221 ¥3,996(税込) 通常盤(CD ONLY) UPCH-20421 ¥3,240(税込) <収録曲> 1. 魂、それはあいつからの贈り物 2. 嗚呼 3. 君のスゴさを君は知らない 4. とは 5. 電車から見たマンションのベランダに干してあったピンク色のシャツ 6. 傘がある 7. 金色の空 8. 本当の君 9. 生きる(って言い切る)