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  • Hana Hope
    フリーバード
    フリーバード

    Hana Hope

    フリーバード

     2025年3月19日に“Hana Hope”がメジャーファーストアルバム『Between The Stars』をリリースしました。2023年8月のメジャーデビューから約1年7か月、高校卒業~大学進学という人生のターニングポイントで制作。大人になる過程での不安や困難を抱えながらも、未来への希望を見出す<成長と旅>がテーマになっており、Hana Hopeの音楽の旅を体感する全13曲が収録。    さて、今日のうたではそんな“Hana Hope”による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、注目のミュージシャン・jo0jiとのコラボレーションで生まれた収録曲「 フリーバード 」にまつわるお話です。この歌詞に影響を与えた映画『レディーバード』から感じたものとは。そして、自分自身が伝えたいメッセージは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 jo0jiさんと作詞した「 フリーバード 」は、グレッタ・ガーウィグ監督の映画『レディーバード』からインスパイアされました。この映画は、女の子が思春期から大人へと成長していく過程を描いていて、結構リアルに家族との衝突や将来への不安といった現実的なテーマをありのままに見せています。   こうした正直な映画にすごく魅力を感じるのは、多分、「自分は一人じゃない」と思い出させてくれるからかもしれません。世界には同じような思いや経験を持つ仲間がたくさんいる。だからこそ、どんな不安も乗り越えられると信じられる。   なので、「フリーバード」を作るに当たって自分のリアルな心の表情も見せるように心がけました。   “なんでもできるが故に 手を伸ばす方向が 定まらない当てなどない 逃避行のような日々さ”   無限の可能性を前にしながらも躊躇する自分、答えを求められる中ひたすら逃げていたーー。私もアーティストになると決意する前は、ポシビリティーがたくさんある中、自分に最適な道を選択できるのか、という不安に強く苛まれていました。だからこそ、私はアーティストとしての第一歩を踏み出すことにとても勇気がいりました。   jo0jiさんとの制作セッションに向かっている途中、Neil Youngの「Rockin' in the Free World」を聴いてました。この曲のサビに出てくる<Free World>という歌詞に惹かれて、自分へのリマインダーにもなりましたー“そうだここは自由な世界なんだ”と。生きていて、自分のルーティンに囚われて閉じこもってしまう方はたくさんいる気がします。なので、最後のコーラスでは、このメッセージを届けたいと思いました。   “Free Bird don't you know  Everything 変わりゆく世界の中でも Free World don't you know”   何があったとしても、自由な鳥のように未来へと一生懸命羽ばたけば、いつか地上には着く。   <Hana Hope> ◆紹介曲「 フリーバード 」 作詞:jo0ji・Hana Hope 作曲:jo0ji  ◆メジャーファーストアルバム『Between The Stars』 2025年3月19日発売 <収録曲> 1.flowers 2.フリーバード 3.Rain Or Shine 4.サマータイム・ブルース 5.passing forward 6.Growing Pains 7.消えるまで 8.アカイロ 9.たゆたう 10.背中 11.leave me blind 12.旅のゆくえ 13.UnSaid

    2025/04/07

  • 藤巻亮太
    【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ 歌詞編】
    【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ 歌詞編】

    藤巻亮太

    【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ 歌詞編】

     2025年3月26日に“藤巻亮太”がニューアルバム『儚く脆いもの』をリリースしました。今作には、「真っ白な街」「朝焼けの向こう」の他、昨年開催の『THANK YOU LIVE 2024』にて披露され話題となった「桜の花が咲く頃」や、同年開催の『Mt. FUJIMAKI 2024』にて完成したばかりの新曲として披露されていた「新しい季節」など藤巻が信頼を寄せるミュージシャンと共にバンドサウンドに拘った計10曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“藤巻亮太”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第2弾では【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ 歌詞編】を綴っていただきました。全収録曲それぞれの歌詞に込めた想いやその背景にあるものを受け取ってください。 アルバム『儚く脆いもの』   自分の足元を見つめ、どこへ進むかを模索する中で生まれる曲がある。ニューアルバム『儚く脆いもの』にとっては「新しい季節」がそんな曲だ。   歌詞を書きながら自分の心にある気持ちに気がついたり、想いを整理したり、時に自分を鼓舞しながら言葉を紡いだ。最も前向きな歌に仕上がった。この曲が生まれてアルバム制作のスイッチが入り、どんどん曲をつくっていった。   ディレクターさんと話しながら、自分で蓋をしているような心の部分を、あえて歌詞の世界で描いてみないかという話があった。その頃、世界ではガザ侵攻が報道され始め、その光景を連日のように眺めながら人間の闇というものが迫ってきた。それは自分自身の闇と呼応しはじめて「メテオ」ができた。遠い国の他人の出来事ではない何かが胸に迫ってきた。   時系列はバラバラだが、「真っ白な街」「桜の花が咲く頃」「Glory Days」「ハマユウ」など別れがテーマの曲も多い。切なさや痛み後悔など、確かにあまり向き合いたくないような心象が浮かんできた。   けれどそういった強い感情の渦に飲み込まれても消えない光があるような気がした。一回しかない人生で出会えたことや、共に過ごした時間の中に、確かにかけがえのないものもがあると思った。   「儚く脆いもの」は、15年前にケニアのナイロビで医師・國井修さんと出会ったことがきっかけで生まれた曲だ。現在、世界に20億人もいる感染症に苦しむ人たちにワクチンを届ける仕事をされている。   國井先生からの、「この病気を世界で唯一克服した事例があってそれが山梨なんですよ。」という言葉に衝撃を受け、日本住血吸虫症を扱った『死の貝』という本を読んだ。およそ100年もの時間をかけてこの病気と戦い克服した先人たちの歴史に胸を打たれこの曲は生まれた。   「愛の風」は同級生たちが集まった時の何気ない会話が心に残っていて、そこから生まれた曲だ。社会に出たらみんないろんな想いを抱えながら生きているし、過去とうまく付き合いながら未来に向かって懸命に今を生きている姿が胸に浮かんだ。   「以心伝心」は曲調が面白いので、メロディーに引っ張られるままに歌詞を書いていった。いい意味であまり何も考えていない感じが軽やかでいい。   「朝焼けの向こう」はウクライナ侵攻が始まった頃に書いた。明らかにそれまでと世界の空気は変わってしまったし、「戦う」というテーマはこれまでに直接扱ってこなかったが、あくまで自分にとっての戦いという目線で、整理したい気持ちを歌詞にした。   <藤巻亮太>   ◆ニューアルバム『儚く脆いもの』 2025年3月26日発売   <収録曲> 01. 桜の花が咲く頃 02. 朝焼けの向こう 03. Glory Days 04. 愛の風 05. 真っ白な街 06. 以心伝心 07. 儚く脆いもの 08. 新しい季節 09. メテオ 10. ハマユウ ◆藤巻亮太 LIVE TOUR 2025「儚く脆いもの」 詳細: https://www.fujimakiryota.com/live/?id=189

    2025/04/04

  • さかいゆう
    “本当の自分”にアクセスできるツール。
    “本当の自分”にアクセスできるツール。

    さかいゆう

    “本当の自分”にアクセスできるツール。

     2025年3月19日に“さかいゆう”が8thオリジナルアルバム『PASADENA』をリリースしました。今作は、メジャーデビュー前にLAと渋谷で切磋琢磨した2000年代の音楽的ルーツに立ち返り、そのLAと東京で4曲ずつ制作されたHip Hop/R&Bフレイヴァー溢れる新曲8曲に、昨年配信のみでリリースされたNY録音の3曲をボーナストラック収録した全11曲入り。    さて、今日のうたではそんな“さかいゆう”による歌詞エッセイを3日連続でお届け!今回が最終回です。綴っていただいたのは、収録曲「 アイのマネ 」にまつわるお話。時折、夢と現実があやふやになる自身が、それらを分ける唯一の方法とは。そして、自身にとっての音楽とは…。ぜひ、歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 昔から独りが好きな子ども、 というより、一人じゃないとやりたい事が何にもできないな、と考える子どもだった。   そして、時折、夢と現実があやふやになる感覚、それは今も続いている。 空を明らかに飛ぶ事ができるし飛び方も色々ある。 夢の中で夢だと気づいた事がないゆえに、夢もまた現実と全く同じように過ごす。 それはもはや、もう一つの現実で、完全にパラレルワールド。   ただ、自分にとって、夢と一応現実と言ってる状態を分ける唯一の方法は、空を飛ぶか飛ばないかだったりする。 今、これを書いている時に、不思議と空を飛べる気にはなれないが、夢の中では完璧に現実として空を飛んでいる。   僕にとってはfantasyの世界もまさに現実であり、寧ろ、今この、モノを書いている時間を過ごしている現実の世界の方が、なんとなくしっくり来ないような不可解で不自然で不快な出来事が多く、 はたして本当に現実なんだろうか、なんて途方に暮れる事もある。   それぞれにそれぞれの全く異なる世界に生き、 それぞれが思う自分像を演じ、一応の法律や常識や空気で、 なんとか誤魔化しながら同じ世界で共存している、ような気がする。 それは、何かの真似事に近い。   僕にとって音楽は、この、真似事でなんとか過ごそうと努力している“本当の自分”にアクセスできるツールとも言える。   美しい音楽に触れた時、頭ではなく心や魂が喜ぶ。 自分の歌や演奏も然り、奏で歌いながら、同時にリスナーでもある。 あの感覚がほんの少しでも欲しくて音楽を止められないでいる。   今まで、「愛は微熱」「愛の出番」など、 愛という言葉の意味を正しく理解できているとも到底思えない自分が書いてきたが、 愛に似たような感情や行為は一応理解しているつもりだ。   いつも愛について書く時は、また何らかの真似事をしようとしている本当の自分に問いかけてみる。   お金と愛、演じている自分、自分探し、凡庸なテーマではあるが、この曲の作詞は楽しかった。   <さかいゆう> ◆紹介曲「 アイのマネ 」 作詞:さかいゆう 作曲:Shingo Suzuki・さかいゆう ◆8thオリジナルアルバム『PASADENA』 2025年3月19日発売   <収録曲> 1. PASADENA 2. Definitely 3. Gotta Get Up feat. magora 4. 甘くない危険な香り 5. アイのマネ 6. What About You feat. Kダブシャイン 7. 諸行無JOY 8. Understanding feat. PUSHIM 9. 縄文のヒト 10. 虫 11. 蘇州夜曲  

    2025/04/03

  • さかいゆう
    現実と夢の間に橋をかける。
    現実と夢の間に橋をかける。

    さかいゆう

    現実と夢の間に橋をかける。

     2025年3月19日に“さかいゆう”が8thオリジナルアルバム『PASADENA』をリリースしました。今作は、メジャーデビュー前にLAと渋谷で切磋琢磨した2000年代の音楽的ルーツに立ち返り、そのLAと東京で4曲ずつ制作されたHip Hop/R&Bフレイヴァー溢れる新曲8曲に、昨年配信のみでリリースされたNY録音の3曲をボーナストラック収録した全11曲入り。    さて、今日のうたではそんな“さかいゆう”による歌詞エッセイを3日連続でお届け!今回は第2弾です。綴っていただいたのは、収録曲「 Gotta Get Up feat. magora 」にまつわるお話。自身にとって作詞とはどんな行為なのか、改めて向き合ってみたときに、しっくり来た答えは…。ぜひ、歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 とにかく楽しいL.A.でのCo-Writeセッションだった。 Justinのスタジオはロサンゼルスの街を見下ろす丘の上にあり、 L.A.の吸い込まれそうな青空に近くて、こんな場所で暗い曲を書くなんてできっこないと感じるほどだった。 そして生まれたのがこの曲のメロディとトラック。   普通のパーティーソングにするか、メッセージソングにするか。 これまでの自分の作詞作業を見つめ直すモードになり、 自分にとって作詞とはどんな行為なのか? を考えた。   一番しっくり来た答えが、 僕にとって作詞とは、「現実と夢の間に橋をかけるような行為」だった。   作詞をするにあたり、VOCALの相方を務めてくれたMAGORAこと山ちゃんからも、 最近思っている事や、このトラックから想起する言葉たちをランダムに出してもらい、気持ちを一つにした。 出来上がった歌詞はパーティーチューンにしてはかなりシリアスな内容になった。   自分の外側で日々起こっている出来事は、全部抱えるには大きすぎるし、 部分的に抱えるのも誤解が多すぎ、その価値判断はニュースや他人からの情報に頼る他ない。   その中でミュージシャンは何ができるだろうか。 何を歌おうか、歌うべきか、そんな日々のボヤキから生まれた楽曲。   単なるパーティーソングではなく、 今の世の中に目を向けた、重力をしっかり感じる歌詞にしたくて、 自分たちなりの“POLITICAL PARTY SONG”になったと感じている。   <さかいゆう> ◆紹介曲「 Gotta Get Up feat. magora 」 作詞:さかいゆう・magora・Justin Gray・Anita McCloud 作曲:さかいゆう・Justin Gray・Anita McCloud   ◆8thオリジナルアルバム『PASADENA』 2025年3月19日発売   <収録曲> 1. PASADENA 2. Definitely 3. Gotta Get Up feat. magora 4. 甘くない危険な香り 5. アイのマネ 6. What About You feat. Kダブシャイン 7. 諸行無JOY 8. Understanding feat. PUSHIM 9. 縄文のヒト 10. 虫 11. 蘇州夜曲  

    2025/04/02

  • さかいゆう
    僕をミュージシャンにしてくれた街。
    僕をミュージシャンにしてくれた街。

    さかいゆう

    僕をミュージシャンにしてくれた街。

     2025年3月19日に“さかいゆう”が8thオリジナルアルバム『PASADENA』をリリースしました。今作は、メジャーデビュー前にLAと渋谷で切磋琢磨した2000年代の音楽的ルーツに立ち返り、そのLAと東京で4曲ずつ制作されたHip Hop/R&Bフレイヴァー溢れる新曲8曲に、昨年配信のみでリリースされたNY録音の3曲をボーナストラック収録した全11曲入り。    さて、今日のうたではそんな“さかいゆう”による歌詞エッセイを3日連続でお届け!今回は第1弾です。綴っていただいたのは、収録曲「 PASADENA 」にまつわるお話。L.A.での楽曲制作期間に生まれたというこの歌。現在に通じる、20年以上前の懐かしい記憶とは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 Pasadena。その昔、1年間住んでいたロサンゼルスの街。 想像していたよりも静かで、それまで2年間住んでいた東京よりもずっと時間がゆっくり流れていた。   昨年夏、L.A.で1週間ほどの楽曲制作の期間をもらい、 この「Pasadena」はその時のCo-Writeセッションで生まれた楽曲。 ノープランでL.A.での制作に臨み、 現地の陽の光と潮風を受けながら懐かしさと新しさが感じられる曲を書けたらと考えていた。   住んでいた当時の記憶が20年以上の時を経て、 まさに、懐かしいような、でも何か新しい物語がまた始まるような感覚を覚えた。   当時は「金ない」「友いない」「英語喋れない」。 これに加えて決定的だったのが、「楽器も弾けない」だった。 ボーカリストとして楽器が弾けない上に友達もいなければなんの音楽活動もできない。 唯一、僕にあったもの、それは、「時間」。   既に22歳になっていた僕は、キーボードを購入し、なんの前触れもなく独学我流で練習し始めた。 そのキーボードだけが会話のできる親友だった。 譜面も読めない、音楽理論など何も分からない僕は、 とにかく聴こえてくる好きな音たちを片っ端から耳コピする事に夢中になった。   そののめり込み様は、 まるで小学生の頃に夢中になった天文学さながら。 好きで日々聴いている名曲たちの秘密が少しずつ明かされていく快感に日々酔いしれた。   気づけばDOWNTOWNのストリートで、曲を覚えてはそれを一人弾き語りで披露していて、 そのスタイルは、今の自分にも通じる原型となった。   Pasadena、僕をミュージシャンにしてくれた街。 僕が感じたカリフォルニアの空気や景色をこの曲から感じていただけたら幸いです。   年始のL.A.火事、Pasadenaあたりの映像もニュースに出て来てとても心配した。 心よりお見舞い申し上げます。   また訪れたい美しい街、僕の第二の故郷Pasadena。   <さかいゆう> ◆紹介曲「 PASADENA 」 作詞:さかいゆう・Nash Overstreet・Rhett Fisher 作曲:さかいゆう・Nash Overstreet・Rhett Fisher   ◆8thオリジナルアルバム『PASADENA』 2025年3月19日発売   <収録曲> 1. PASADENA 2. Definitely 3. Gotta Get Up feat. magora 4. 甘くない危険な香り 5. アイのマネ 6. What About You feat. Kダブシャイン 7. 諸行無JOY 8. Understanding feat. PUSHIM 9. 縄文のヒト 10. 虫 11. 蘇州夜曲  

    2025/04/01

  • 逢田梨香子
    自由に、気ままに
    自由に、気ままに

    逢田梨香子

    自由に、気ままに

     2025年3月26日に“逢田梨香子”が4th EP『装飾』をリリース!今作には、収録される楽曲達を日々の「装飾」として楽しんでもらいたいという本人の想いが込められております。初回限定盤(CD+Blu-ray)と通常盤(CD only)の2形態で販売され、楽曲はアーティストデビュー5周年記念楽曲「マイメソッド」を含むバラエティに富んだ全5曲を収録。    さて、今日のうたではそんな“逢田梨香子”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第2弾は、自身が作詞を手掛けた収録曲「 透明な装飾 」にまつわるお話です。かつては、人の顔色を伺い、自分の気持ちは後回しにしていた自身が今、大切にしているルールは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 私は誰かに自分の何かを否定されるのがものすごく苦手だ。“嫌い”というと、人の意見を受け入れない柔軟性のない人間だと思われるのも嫌だから苦手ということにしておく。   子どもの頃から、着る洋服、聴く音楽、観るテレビ、好きな芸能人、親自身の琴線に触れるものしか見せてもらうことも与えてもらうこともなかった。   小学生の時に“メゾピアノ”というジュニアブランドが流行っていて、ベリエちゃんというピンクの頭巾を被ったウサギがモチーフのガーリーな洋服ブランドで、まわりの友達でも着ている子が多かった。本当は私もメゾピアノの洋服が着たかったが、親の好みではないと子どもながらに感覚と傾向でわかっていたので欲しいと言い出せず、一度も袖を通すことのなかったメゾピアノへの未練は大人になった今も残っている。   当時、好きだったアーティストのアルバムを親には内緒でおばあちゃんに買ってもらったことがあった。 そのCDが見つかると、「これりかこの好きなやつじゃないでしょ?」と捨てられてしまった。 そういったことが長年続くと私は、親の思い描く自分を演じようと全ての感情を閉ざし自分の意見を言わなくなった。 人の顔色を伺い、自分の気持ちは後回しにして、その場が円滑に進むならそれが一番いい、と。   私は誰の為に、誰の人生を生きてるんだろう? と生きる意味もわからなくなった。 この先もこうやって生きていくのが“普通”のことなんだと思って人生を諦め始めていた。   そんな私も高校生になり、環境もまわりの人間関係も大きく変わり、自分で選択しなければならないものも増えていき、見える景色も変化していった。 今まで“普通”だと思っていたものが、もしかして普通じゃなかったのか、と気づいてしまった。   クラスメイトはみんな、好きな物を着て、好きなメイクをして、好きな音楽を聴いて、友達と自由に出かけ、自分の人生を当たり前のように生きていた。親の監視下にある狭い箱の中で生きてきた私には少し刺激が強く、でもとてもキラキラして見えた。 私の中の自我が目覚めたのはそのあたりからだ。   自分の好きなもの。 そんなもの100人いれば100通りあるのは当然なことなのだ。 流行りの音楽やファッション、もちろん刺さらないものも沢山ある。 けど、それでいいし、それがいいと思っている。   自分にも、人から見たら理解しがたい趣味や好みがある自負もある。 でも他人から否定される筋合いなんて一切ない。正解なんてこの世にはないのだから。 簡単に理解なんてされたくないし、中途半端な気持ちなら私の領域に入って来るなとすら思っている。   私は今、大方のことは自分で自由に選択出来る環境で生きている。否定してくる人間もいない。 今日はスニーカーを履こう。ピンクのワンピースを着よう。お昼は喫茶店でメロンソーダを飲もう。観に行きたかった映画を観よう。 当たり前かもしれないそんな些細なことが私にとっては大きな幸せだ。 幼少期の経験があったから今の私が形成されたわけである。 当たり前の日常に日々、感謝できる人間になることができてよかったと感謝すらしている。   良くなるも悪くなるも、全部自分の選択がゆえ。誰のせいにもしない。単純なことかもしれないけどそれが私のルールだ。   沢山の方の支えがあってこそというのは大前提だが、私は今、間違いなく自分の足で立って生きている。   ここからの人生をどう彩って行こうか。 日々模索している。   <逢田梨香子> ◆紹介曲「 透明な装飾 」 作詞:逢田梨香子 作曲:市川淳 ◆4th EP『装飾』 2025年3月26日発売   ・初回限定盤(CD+Blu-ray) 価格:¥4,091(税抜) / ¥4,500(税込) 品番:AZZS-163 仕様:ブックレット 16P、三方背ケース   ・通常盤(CD) 価格:¥2,727(税抜) / ¥3,000(税込) 品番:AZCS-1134 仕様:ブックレット 12P   [CD](初回・通常共通) 01.decorate 作曲・編曲:市川淳 02. 透明な装飾 作詞:逢田梨香子 作曲・編曲:市川淳 03.Is this love? <TVアニメ『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』第二エンディングテーマ> 作詞・作曲:寿美礼、田辺望 編曲:湯浅篤 04.銀河のエデン作詞:やなぎなぎ 作曲・編曲:sumeshiii a.k.a.バーチャルお寿司(Dream Monster) 05.マイメソッド 作詞:逢田梨香子 作曲:田中秀典、川口圭太 編曲:川口圭太   [Blu-ray] ※初回限定盤のみ ・Is this love?(Music Video) ・“装飾”Behind The Scene   ★★CDショップ先着予約購入特典★★ 【Amazon.co.jp】メガジャケ 【アニメイト(通販含む)】初回・通常共通:缶バッジ(56㎜) 【ゲーマーズ】初回盤:缶バッジ(56㎜)+L版ブロマイド 通常盤:缶バッジ(56㎜) ※缶バッジ(56㎜)とL判ブロマイドは同絵柄になります。 ※先着予約購入特典には数量に限りがございますので、なくなり次第終了となります。   <ライブ情報> RIKAKO AIDA LIVE 2025「Decorate My Stage」 日程:2025年5月5日(月・祝) / OPEN 17:00. START 18:00 会場:東京・LINE CUBE SHIBUYA 価格:8,000円 ※全席指定・税込   [チケット一般販売中] チケットぴあ  https://w.pia.jp/t/rikakoaida/ ローソンチケット  https://l-tike.com/rikakoaida/ イープラス  https://eplus.jp/rikakoaida/ ※お1人様2枚まで ※先着順ですので、予定枚数に達し次第受付終了いたします。   X: https://twitter.com/rikako_aida 逢田梨香子STAFF X: https://x.com/rikakoaidastaff Instagram: https://www.instagram.com/aida_rikako_/ 逢田梨香子オフィシャルサイト: https://rikakoaida.com/ 逢田梨香子YouTube チャンネル: https://youtube.com/@rikakoaida RIKAKO AIDA OFFICIAL MEMBER「Us」: https://members.rikakoaida.com/aboutUs/

    2025/03/31

  • 藤巻亮太
    【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ サウンド編】
    【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ サウンド編】

    藤巻亮太

    【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ サウンド編】

     2025年3月26日に“藤巻亮太”がニューアルバム『儚く脆いもの』をリリースしました。今作には、「真っ白な街」「朝焼けの向こう」の他、昨年開催の『THANK YOU LIVE 2024』にて披露され話題となった「桜の花が咲く頃」や、同年開催の『Mt. FUJIMAKI 2024』にて完成したばかりの新曲として披露されていた「新しい季節」など藤巻が信頼を寄せるミュージシャンと共にバンドサウンドに拘った計10曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“藤巻亮太”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第1弾では【アルバム『儚く脆いもの』セルフライナーノーツ サウンド編】を綴っていただきました。全収録曲のサウンド面でのこだわりをそれぞれお楽しみください。 01「桜の花が咲く頃」 ど真ん中のポップソングをつくりたいと思ってメロディーをつくり始め、それに伴いコード進行も自然と爽やかな流れになりました。四つ打ちのビートと明るいサウンド感は意識していましたが、桜が咲く春のイメージで鮮やかなアレンジは曽我淳一くんがリードしてくれて練り上がりました。ピアノとメロトロンの音色もとても合っています。   02「朝焼けの向こう」 原哲夫さん作画の『いくさの子』という作品にインスパイアされてつくっていきました。ギターリフと共にロックな曲です。デモ段階でリズム隊のアレンジをしていたのですが、レコーディングでのDr片山タカズミくん、Bass御供信弘くんの演奏が圧倒的に素晴らしく、魂を吹き込んでもらいました。曽我淳一くんのアレンジもダイナミックです。   03「Glory Days」 心の中を行ったり来たりするような情けない感情がメロディーを呼んでいきました。その後シンセのリフが思い浮かび、音色が決まった時に曲の世界観が定まった印象です。1番のサビに左右のアコギのアルペジオが入っていて、それが良かったのでイントロにも持ってきて、更にもう一本エレキのアルペジオを加えて気持ちのいいオープニングに仕上がりました。   04「愛の風」 シンプルにアコギの弾き語りでつくりました。とにかく言葉を聴いてもらおうと、とてもシンプルな構成を目指しました。リズム隊の演奏、曽我くんのメロトロンとオルガンの音色が優しく寄り添ってくれて、温かい曲に仕上がりました。エレキもギブソンES300という箱物ギターの音色がお気に入りです。   05「真っ白な街」 アルバム制作の最後にできた曲だったので弾き語りの状態でタカズミくん、御供くん、曽我くんに聴いてもらい、一緒にアレンジを練っていきました。ウィーリッツァーの素朴な音色と12弦ギターの温かく滲んだ音色が曲の世界観にハマりました。サビのコード進行を御供くん、曽我くんが整理してくれて、「キタ!」って感じでした。   06「以心伝心」 ソロでは初めての曲調で、かなり遊んでいる感じの曲です。リズムを倍のテンポでとっているからか個人的には忍者が走っているようなイメージです(笑)。レスポールを歪ませたベーシックともう1本のギター、2本だけのエレキで出来ています。途中のシンセドラムはスタジオで遊びながらみんなが入れてくれました。それでいてリズム隊の演奏はかなりロックです。   07「儚く脆いもの」 アルバムの中で最もギターアンサンブルのアレンジを練りあげた曲です。サビのメロディーは元々あって、そこから歌詞を書きながらAメロ、Bメロと出来ていきました。その後にイントロもコードを感じるようなリフを、次いでギターソロを思いついてと、どんどんイメージが膨らんでいきました。アルバムの新曲の中で最もロックな曲として完成しました。   08「新しい季節」 アルバム制作に取り掛かるスイッチが入った曲です。その前向きなマインドと力強さを曲にしっかり込めたいという思いでつくっていきました。16ビートで刻むエレキがベーシックなのですが、アルペジオからカッティングへ変わっていくもう1本のギターとのアンサンブルもお気に入りです。サビのコーラスワークにいちばん時間がかかりましたが、いい感じに仕上がったと思います。   09「メテオ」 このアルバムで歌詞としては最もダークな曲です。その求めるままに弾き語りでつくっていき、その後タカズミくんとプリプロをしてドラムのアレンジがめちゃ素晴らしく、それを御供くんに聴いてもらい弾いてくれたベースが凄まじく、狂気の1曲として仕上がりました。最後に左右からエレキの隕石が降ってきます。   10「ハマユウ」 海が見える場所でつくった曲で、かなり前から弾き語りのデモがありました。ディレクターさんと話していて、ハマユウという言葉と、曲の持っているプリミティブ性から沖縄の三線の響きが思い浮かびました。アレンジは曽我くんが引っ張ってくれて、実際に三線奏者の宜保和也さんに演奏していただきました。アルバムの最後に相応しい優しくも切なく美しい曲に仕上がりました。   <藤巻亮太>   ◆ニューアルバム『儚く脆いもの』 2025年3月26日発売   <収録曲> 01. 桜の花が咲く頃 02. 朝焼けの向こう 03. Glory Days 04. 愛の風 05. 真っ白な街 06. 以心伝心 07. 儚く脆いもの 08. 新しい季節 09. メテオ 10. ハマユウ ◆藤巻亮太 LIVE TOUR 2025「儚く脆いもの」 詳細: https://www.fujimakiryota.com/live/?id=189

    2025/03/28

  • the shes gone
    AGAINの原材料名
    AGAINの原材料名

    the shes gone

    AGAINの原材料名

     2025年3月26日に“the shes gone”が約2年ぶりとなるミニアルバム『AGAIN』をリリースしました。今作には、島田昌典氏をプロデューサーに迎えた壮大なバラード曲「ひらひら」をはじめ、SUNNY氏をアレンジャーに迎えた初のドラマ『君となら恋をしてみても』タイアップ曲「きらめくきもち」など、話題作を含む全8曲入り。新体制初のミニアルバムとなっております。    さて、今日のうたではそんな“the shes gone”の兼丸による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、今作『AGAIN』に込めた想いとこだわり。そして新曲「センチメンタル・ミー」「アゲイン」「何者」「ひらひら」それぞれのお話です。ぜひ今作と併せて、エッセイを受け取ってください。 このアルバムはひとことで言うと、“覚悟”みたいなものだと思います。   前回のツアー『You Found Me TOUR 2024』のMCで 「あなたの1番になることを諦める、のを諦める。」 ということを口にしていたのですが。   これは僕なりの 「もう誰にも譲らずあなたにとっての1番でありたい」 というエゴにも近い決心、覚悟でもありました(分かりにくいね。ごめんね)。   そんな想いも反映されている今アルバム。 構成としては全8曲。   自分たちがやりたいことをやった既発曲(2023~2024の配信シングル) ・きらめくきもち ・エイド ・タイムトラベラーと恋人 ・LONG WEEKEND   そして、原点を見つめ直した新曲(2025年先行配信、アルバム曲組) ・センチメンタル・ミー ・アゲイン ・何者 ・ひらひら   と言ったところでしょうか。 全曲触れてしまうとあまりに長くなってしまうので、厳選して今回は2025年にリリースされたこの4曲についてを。   過去の“今日のうた”のコラム で「 エイド 」についてがっつりお話させてもらっているので、そちらも読んでみてください。   「 センチメンタル・ミー 」 胸が痛い痛い。 先生、キリキリする痛みのほうです。という感じ。 怒りとやるせなさの純度が高めです。   「 アゲイン 」 弾き語りをしながら<君を知らない世界で>という歌詞とメロディが生まれたのがきっかけで、そこから作り上げていった曲。 サビの考え方、世界観は『エターナル・サンシャイン』という映画からもエッセンスをもらっているので、気になる方は見てみてください。更に歌詞の解釈が可視化して深まると思います。   「 何者 」 音楽に苦しめられて、音楽に救われる。なんじゃそりゃ。 あとの説明は野暮なので聴いてください。 この曲がこのアルバムの核です。   「 ひらひら 」 やっぱりthe shes goneというバンドはどのバンドよりもバラードを大切にしたい。しなきゃいけないとまで思っているところがあって。   シンプルに分数も他曲の2曲分あるのもあって、気持ちの込め方が違うなと。 気合いじゃなくて、気持ちね。 この子はアルバムの“顔”なのかも。   初めてプロデューサーさん(島田昌典さん)と制作して、初めて音としてピアノとストリングスを取り入れました。 そのおかげで主人公の想いを丁寧にしっとり且つ、しっかりと繊細に受け取れる歌と歌詞になっていると思います。 最後まで散りゆく想いと、その行く末をどうか見守ってあげてください。   以上、 たっっぷり書かせていただいた“AGAINの原材料名”いかがでしたでしょうか?   是非、ご覧になった上で一度、アルバムを曲順で聴いてください!! そして、あなたにとって“また”何度でも聴きたくなるアルバムになってくれたら嬉しいです。   <the shes gone・兼丸>   ◆ミニアルバム『AGAIN』 2025年3月26日発売   <収録曲> 1. センチメンタル・ミー 2.アゲイン 3.LONG WEEKEND 4.ひらひら 5.エイド  6.タイムトラベラーと恋人 7.きらめくきもち 8.何者

    2025/03/27

  • MIMiNARI
    想い出はいつもやさしい。或いは悲しい。
    想い出はいつもやさしい。或いは悲しい。

    MIMiNARI

    想い出はいつもやさしい。或いは悲しい。

     2025年3月26日“MIMiNARI”が1st Full Album『freq.』をリリース。今作には、TVアニメ『彼女、お借りします』第2期ED曲「言えない feat. asmi」、TVアニメ『あやかしトライアングル』ED曲「厭わない feat. 富田美憂, 市ノ瀬加那」、TVアニメ『ひきこまり吸血姫の悶々』ED曲「眠れない feat.楠木ともり」をはじめ、新曲を含む全18曲、通常盤には、Bonus Trackを含む全20曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“MIMiNARI”による歌詞エッセイを2日連続でお届け!第2弾は収録曲「スペクトル feat. HACHI」にまつわるお話です。変わることのない“記憶”に揺らぎながらも、“成長”する少女の恋をどのように描いたのか…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。   どこかで聞いたことのある話。 身体の細胞は何年かで全て生まれ変わり、物質的には全くの別人になるという。   物事の感じ方もそうで。 小さい頃に苦手だったものが平気になったり、逆に舌が肥えて食べられなくなることだってある。 大汗を流しながらも新たな発見に感動した夏は、今はただ日差しを避けて空調の効いた場所を探すようになって、 雪合戦に走った冬は、今はただ転ばない様に歩くだけ。   一方で、記憶は一定性を保っていると思う。 記憶を遡れば、その当時の自分の背丈、目線、感じ方に還る事ができる。 季節の移り変わりは残酷だが、想い出はいつもやさしい。或いは悲しい。 いつもその時のまま。   時間軸に沿って感じ方が変わることを成長と呼ぶのだとしたら、 「スペクトル feat. HACHI」は“記憶”に揺らぎながらも “成長”する少女の恋を切り取った作品です。   光や電波、音などの見えない成分。 それらを周波数ごとに青や赤などの色で可視化したものをスペクトルという。 その色合いを『四季』や『淡く幼い恋の中で感じる視界』『気持ちの浮き沈み』などに 見立てて物語が進んでいく。   盲目的な恋は何もかもが正しく思えて。 ちょっとやそっとの疑問符は見て見ぬふりをしてしまったり。 幼さに気付かないまま背伸びをし続けてしまったり。 それでも季節は残酷で、いつの間にか客観視できる様になって、糸を引いた強がりだけが残ったり。   何も分からなかったけど刺激に満ちた毎日から、良くも悪くも分かる様になってしまう過程。 そういう意味で、 成長ってポジティブな言葉だけど、どこか寂しさを帯びている。 改めて曲を聴きながら、そんなことを感じた。   要所要所で取り入れた中国語とアジアを感じる曲想は、この曲ならではの作風になったので、その辺りも楽しんでもらえたら嬉しいです。   <MIMiNARI nari , sham>   ◆1st Full Album『freq.』 2025年3月26日発売

    2025/03/26

  • MIMiNARI
    手探った毎日も今なら肯定できる気がした。
    手探った毎日も今なら肯定できる気がした。

    MIMiNARI

    手探った毎日も今なら肯定できる気がした。

     2025年3月26日“MIMiNARI”が1st Full Album『freq.』をリリース。今作には、TVアニメ『彼女、お借りします』第2期ED曲「言えない feat. asmi」、TVアニメ『あやかしトライアングル』ED曲「厭わない feat. 富田美憂, 市ノ瀬加那」、TVアニメ『ひきこまり吸血姫の悶々』ED曲「眠れない feat.楠木ともり」をはじめ、新曲を含む全18曲、通常盤には、Bonus Trackを含む全20曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“MIMiNARI”による歌詞エッセイを2日連続でお届け!第1弾では<アルバム全体に関して>のお話を綴っていただきました。MIMiNARIのアイデンティティを考えて、制作に向き合った結果、たどり着いた気持ちは…。ぜひ今作と併せて、エッセイを受け取ってください。   アインシュタインは唱えた。 時間や空間は絶対的なものではなく、観測者の状況によって変わる「相対的」なものである、と。 確かにアルバム制作中、カレンダーが捲れるのが速かった。 まさに相対性理論を実感(?)していた制作期間。 迫り来る締め切り。積み上がるタスク。   ………………   当たり前だが、1曲も手を抜けなかった。 過去曲の収録が多い分、 “力を抜く曲”は在っても新曲それぞれに収録する意味が必要だ。 1stフルアルバムだからこそ、名刺代わりになる様なものにする。 だからこそ、MIMiNARI(=耳鳴り)というアーティストネームから連想し『freq.』(フリークエンシー=周波数)というタイトルを名付けた。   思い返せば、足掛け3年の活動期間で毛色の異なる4枚のEPをリリースさせていただいた。 様々な作風やジャンルに挑戦し、深化している手応えは掴んだ一方で“MIMiNARIの音楽とは?”という問いに端的に答えられない悩みもあった。 MIMiNARIのアイデンティティ。 聴いてくださる方だけでなく、自分達自身に向けても明示できるようなアルバムを創りたいという想いが根っこに在った様に感じる。   マスタリングを終えて音源を通しで聴いた時、どれも本当に愛おしいと思えた自分達に安堵した。 アイデンティティ云々とか、そんな不安は姿を消した。 色んな作風やジャンルに手を出したけど、よく考えたら紛れもなく自分たちが踏みしめた足跡で。 遠回りしなければできなかった曲も在ったはずで、そこに正解や不正解など無くて。 手探った毎日も今なら肯定できる気がした。   そして何よりも20名に及ぶ素敵なボーカリストさんとこの作品を紡げた事。 それだけで音楽人生の大きな財産です。 この場をお借りしてボーカリストの皆さんに心から感謝します。 1stフルアルバム『freq.』是非お楽しみください。   ………………   SNSショート動画の撮影をしたり、インタビューを受けさせていただいたり、今まさにこのエッセイを書いていたり。 カレンダーはまだ速いまま。   <MIMiNARI nari , sham> ◆1st Full Album『freq.』 2025年3月26日発売

    2025/03/25

  • 逢田梨香子
    変わらないもの
    変わらないもの

    逢田梨香子

    変わらないもの

     2025年3月26日に“逢田梨香子”が4th EP『装飾』をリリース!今作には、収録される楽曲達を日々の「装飾」として楽しんでもらいたいという本人の想いが込められております。初回限定盤(CD+Blu-ray)と通常盤(CD only)の2形態で販売され、楽曲はアーティストデビュー5周年記念楽曲「マイメソッド」を含むバラエティに富んだ全5曲を収録。    さて、今日のうたではそんな“逢田梨香子”による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第1弾は、自身が作詞を手掛けた収録曲「 マイメソッド 」にまつわるお話です。確かなものも絶対もないこの世界。人の気持ちは移ろうものだと納得しようとしていた自身に、訪れた変化とは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 “変わらないもの” そんなものあるのだろうか。   私たちが今生きている時代に確かなものなんて一つもないと思っている。   大切な人も、家族も、友達も、飼ってる犬も。 ずっと一緒にいることなんて出来ない。 そんなことちゃんとわかってる。 わかってるけど、たまに永遠を信じそうになる時がある。 10年前、祖母が亡くなる直前に春になったら桜を見に行く約束をしていた。 もっともっと一緒にいられると思っていた。 こんなに早く別れが来るなんて思っていなくて、そこで私は初めて生きている事への有限性を感じた。いつかは終わりが来ることなんて当たり前なのに。ああしとけばよかった、もっとこうすればよかったなんて思ってももう遅いのに。 今だに桜が咲くと、当時の後悔を思い出し苦い気持ちになる。     “絶対”なんてものはないとわかっているつもりだけど、人より変化に敏感で臆病な自分がいる。 どうせ私のそばからいなくなるんだろうな。 やっぱりそうか、そうだよね、といつも事前に予防線をはる癖がある。 最初から期待せず信じなければ傷つかずに済むから。 心の弱さゆえかもしれない。   変化がめまぐるしい世界で私は生きている。 いつだって代わりはいるし、たとえ自分がいなくなってもまたそこに違う人が補充される。 そんなことを頭の片隅に置いて常に生きている。   イベントやライブをしていても、今会場に来てくれてる人たちは来年もいるのかな、どうなんだろう、と他人事のように客観視してしまうことが多々あった。 みんなと同じ場を共有できる楽しい気持ちと、 同じ日はもう二度と来ないんだという切ない気持ちが常に同居している。 去っていく人がいるのは当たり前のことで、人の気持ちは移ろうもの。 そう納得させている自分がいた。   そんな中で、自分の心境に少し変化があった。   ライブをしている時、みんなの顔を見てふと、もう少し信じてみたい、そう思えた瞬間があった。 ずっと自信がなかった。何もない私のことを、どうしてみんなは好きでいてくれるんだろうと。 自分のことすら信じられていなかった。 いつでもどんな時でもみんなが好きでいてくれる自分でいなきゃいけないと、虚勢をはって強がっていたのかもしれない。   でも、いつも応援してくれているみんなもだてに長年ファンをやっていない。 そんな部分も全て見透かされてしまっている。思っている以上にみんなは私のことを理解してくれていて、いつだって受け止めてくれていた。 そんな人達のことを信じていなかったなんて、私は何を思っていたんだろうとすごく反省した。   「 マイメソッド 」という楽曲は、私の中の最大の弱さやかっこ悪さを曝け出した1曲だと思っている。でも、それが自分の成長に繋がっているとも思える。 <変わらないでよ 変わらないから> そうみんなに伝えることが出来たのは大きな変化だった。   時には、結婚したり就職したり、仕事の都合で地方に行ってしまったり、環境の変化により会えなくなってしまうこともあるかもしれない。 それでも私は変わらない努力をしようと思う。 流れが激しい時代に生きているけれど、 変わらないでいてくれるみんなの為に、私もずっと変わらないことを選ぶ。   季節も移り変わる。でもまた必ず巡ってくる。 循環して、さらさらと。 たとえ離れてしまったとしても、どこか交差する場所でまた会えると信じている。   <逢田梨香子> ◆紹介曲「 マイメソッド 」 作詞:逢田梨香子 作曲:田中秀典・川口圭太  ◆4th EP『装飾』 2025年3月26日発売   ・初回限定盤(CD+Blu-ray) 価格:¥4,091(税抜) / ¥4,500(税込) 品番:AZZS-163 仕様:ブックレット 16P、三方背ケース   ・通常盤(CD) 価格:¥2,727(税抜) / ¥3,000(税込) 品番:AZCS-1134 仕様:ブックレット 12P   [CD](初回・通常共通) 01.decorate 作曲・編曲:市川淳 02. 透明な装飾 作詞:逢田梨香子 作曲・編曲:市川淳 03.Is this love? <TVアニメ『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』第二エンディングテーマ> 作詞・作曲:寿美礼、田辺望 編曲:湯浅篤 04.銀河のエデン作詞:やなぎなぎ 作曲・編曲:sumeshiii a.k.a.バーチャルお寿司(Dream Monster) 05.マイメソッド 作詞:逢田梨香子 作曲:田中秀典、川口圭太 編曲:川口圭太   [Blu-ray] ※初回限定盤のみ ・Is this love?(Music Video) ・“装飾”Behind The Scene   ★★CDショップ先着予約購入特典★★ 【Amazon.co.jp】メガジャケ 【アニメイト(通販含む)】初回・通常共通:缶バッジ(56㎜) 【ゲーマーズ】初回盤:缶バッジ(56㎜)+L版ブロマイド 通常盤:缶バッジ(56㎜) ※缶バッジ(56㎜)とL判ブロマイドは同絵柄になります。 ※先着予約購入特典には数量に限りがございますので、なくなり次第終了となります。   <ライブ情報> RIKAKO AIDA LIVE 2025「Decorate My Stage」 日程:2025年5月5日(月・祝) / OPEN 17:00. START 18:00 会場:東京・LINE CUBE SHIBUYA 価格:8,000円 ※全席指定・税込   [チケット一般販売中] チケットぴあ https://w.pia.jp/t/rikakoaida/ ローソンチケット https://l-tike.com/rikakoaida/ イープラス https://eplus.jp/rikakoaida/ ※お1人様2枚まで ※先着順ですので、予定枚数に達し次第受付終了いたします。   X: https://twitter.com/rikako_aida 逢田梨香子STAFF X: https://x.com/rikakoaidastaff Instagram: https://www.instagram.com/aida_rikako_/ 逢田梨香子オフィシャルサイト: https://rikakoaida.com/ 逢田梨香子YouTube チャンネル: https://youtube.com/@rikakoaida RIKAKO AIDA OFFICIAL MEMBER「Us」: https://members.rikakoaida.com/aboutUs/  

    2025/03/24

  • コレサワ
    ファンとアンチには共通点がある。
    ファンとアンチには共通点がある。

    コレサワ

    ファンとアンチには共通点がある。

     2025年3月19日に“コレサワ”がフルアルバム『あたしを選んだ君とあたしを選ばなかった君へ』をリリースしました。新曲6曲に加え、SNSで話題となった「人生」「元彼女のみなさまへ」「浮気したらあかんで」、超ときめき宣伝部に楽曲提供し、昨年末に日本レコード大賞作詩賞を受賞した「最上級にかわいいの!」のセルフカバーVer.など今のコレサワを詰め込んだ全14曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“コレサワ”による歌詞エッセイをお届け! これまでのプチベスト盤のような存在となる今作。タイトルの『あたしを選んだ君とあたしを選ばなかった君へ』に込めたふたつの大切な意味とは…。ぜひアルバムと併せて、エッセイを受け取ってください。 皆さんこんにちは、コレサワです! 私は3月19日にNEW ALBUM『あたしを選んだ君とあたしを選ばなかった君へ』をリリースしました!   これまでのプチベスト盤みたいなアルバムです。タイトルには“ラブソングと失恋ソング”という意味と、“ファンとアンチ両方に届いてほしい”という意味を込めています。   いろんなインタビューでは“コレサワを選んで聞いてくれている人と、まだ選んで聞いてない人”という感じで丸く話してしまっていた。なんかアンチって言葉を使ったら怒られかなって一瞬考えてしまって。いろんなインタビューを短期間に受けたので、途中で伝え方を変えるのもなーって思ってたらここまで来てしまった。   アンチってどこにでもいるよね。なんでわざわざ嫌いとかマイナスなことをコメントしてくるんだろうね。でも私はわかる。ファンとアンチには共通点がある。それは、私の曲を聞いているというところだ! それって好きじゃん!って思う。聞いちゃってんじゃん、かわいいな。届いちゃってんじゃん、嬉しいな。   だから、コレサワを知らない、好きじゃない人にも思わず届いてしまうくらい、このアルバムが広がればいいなという思いが、タイトルには込められています。どこまで届くかなー。   そんなコレサワですが、今年の5月から11月にかけて、ツアーに出かけます。『あたしを選んだ君と行くツアー』18公演を周ったあと、9月16日に日本武道館公演、その後10ヶ所のおかわりツアーをします。   なんでこんなにライブをするかというと、最初の18公演がありがたいことに即完したからです。キャパを大きく超える応募があって、うれしいと同時に、たくさんの人が観に来られないことを申し訳なく思いました。だから武道館とおかわりツアーを決めました。   会場的にも、大きいところを押さえて挑戦してます。完売しなくてもいい。「コレサワのライブに行きたいと選んだ人がみんな観に来られるように」という気持ちでチームとこの武道館と追加公演を決めました。チケットが取れないなんてもう言わせない!!全員観に来て!   ライブが終わって会場から出る時に、コレサワのライブに来ることを選んでよかったって思ってもらえるようなライブにします。たくさんのコレンズに出会えますように!   <コレサワ>   ◆フルアルバム『あたしを選んだ君とあたしを選ばなかった君へ』 2025年3月19日発売 配信リンク: https://lnk.to/Koresawa_atashi   <収録曲> 1.あたしを選ばなかった君へ 2.かわいいもん! 3.SPARK!! 4.ほっぺた 5.浮気したらあかんで 6.元彼女のみなさまへ 7.最上級にかわいいの! 8.お嫁さんになるの 9.君がおじいちゃんあたしがおばあちゃん 10.朝帰り 11.にゃんにゃんにゃん 12.人生 13.ファミレスへGO! 14.シュシュ(コレシアター05 Ver.)※CDのみ収録 ◆LIVE 「コレサワLIVE TOUR 2025あたしを選んだ君と行く武道館」 チケット代(一般):¥8.800(税込) チケット代(U18):¥7,800(税込) 入場制限:未就学児童入場不可 入場制限:U-18チケットに関しては18歳以下のみ入場可能(入場時要身分証確認/※販売数制限あり) 券種:全席指定 企画:RECO RECORDS     制作:ハンズオン・エンタテインメント     9月16日(火)東京・日本武道館 開場 17:30 開演 18:30   ファンクラブ先行 受付:3月19日(水)21:00~3月26日(水)23:59  https://korepark.com/250916_budokan/     「コレサワ LIVE TOUR 2025 あたしを選んだ君と行くツアー」 チケット代(一般):¥5,800(税込) ドリンク代別 チケット代(U18):¥4,800(税込)ドリンク代別   入場制限:未就学児童入場不可 入場制限:U-18チケットに関しては18歳以下のみ入場可能(入場時要身分証確認/※販売数制限あり) 券種:スタンディング 企画:RECO RECORDS 制作:ハンズオン・エンタテインメント   10月11日(土)北海道・札幌ペニーレーン24 開場 16:15 開演 17:00 問:WESS info@wess.co.jp https://wess.jp/   10月13日(月祝)新潟・新潟LOTS 開場 16:15 開演 17:00 問:サウンドソニック 076-291-7800   10月17日(金)愛知・COMTEC PORTBASE 開場 17:00 開演 18:00 https://www.sundayfolk.com/ 問:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100(12:00~18:00) https://www.sundayfolk.com/   10月19日(日)広島・広島BLUELIVE 開場 16:00 開演 17:00 問:キャンディープロモーション広島 082-249-8334 (平日11:00~17:00)   10月25日(土)宮城・仙台PIT 開場 16:00 開演 17:00 問:GIP  0570-01-9999(24時間自動音声案内) https://www.gip-web.co.jp/   11月7日(金)鹿児島・鹿児島CAPARVO HALL 開場 17:30 開演 18:00 問:GAKUONユニティ・フェイス 0985-20-7111 (平日12:00~17:00)   11月9日(日)福岡・DRUM LOGOS 開場 16:15 開演 17:00 問:キョードー西日本 0570-09-2424(月~土11:00?15:00) http://www.kyodo-west.co.jp/main.php   11月14日(金)香川・高松Festhalle 開場 17:15 開演 18:00 問:DUKE高松 087-822-2520 (平日 11:00?17:00)   11月20日(木) 大阪・なんばHatch 開場 17:00 開演 18:00 問:清水音泉 06-6357-3666(平日 12:00~17:00) info@shimizuonsen.com   11月28日(金)石川・金沢EIGHTHALL 開場 17:15 開演 18:00 問:サウンドソニック 076-291-7800   ファンクラブ先行 受付:3月19日(水)21:00~3月26日(水)23:59  https://korepark.com/2025_Atakimitour/

    2025/03/21

  • 松田今宵
    自分が主人公であることを思い出させてくれる力。
    自分が主人公であることを思い出させてくれる力。

    松田今宵

    自分が主人公であることを思い出させてくれる力。

     2025年3月5日に“松田今宵”が7th Digital Single「ヴィンテージカー」をリリースしました。ミドルバラードやフォークを発表してきた松田今宵が一転。たくましく生きる女性たちへ送る、懐かしい70年、80年代を思わせるニューウェイブ・ポストパンクなロックナンバーです。たくさんの道を走ってボロボロになりながらも、自分自身に誇りを持って走り続ける!というメッセージが込められております。    さて、今日のうたではそんな“松田今宵”による歌詞エッセイをお届け! 新曲「 ヴィンテージカー 」にも通ずる、自身の音楽テーマについて。そして歌い続けていくこれからの意志を綴っていただきました。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 おはようございますこんにちはこんばんは。 松田今宵と申します。 この記事を見つけてくださってありがとうございます。   3月5日に「ヴィンテージカー」という曲をリリースしました。 皆それぞれ、自分の人生という車にのり、走ってきた中で、傷ついたり、タイヤがすり減ったりしたこともあると思います。 でもそういったところに、個性があり、面白みがあり、魅力があるのでは? 聴いてくださる方々が、今までの自分を肯定し、前に進んでいくためのエンジンに、この曲がなれたらいいなという思いで書きました。     さて、 松田今宵のテーマとして 「頑張ってる人たちの生活に寄り添う」 というものがあります。   例えば、晴れた日の通勤・通学時間 例えば、地下鉄の風に打たれる時 例えば、着る服を選んでいる時 例えば、洗濯物を畳んでいる時 例えば、1人の帰り道…   日常のなんでもない瞬間でも そこに音楽が流れることで なんとなく懐かしい人の顔が浮かんだり いつもより自分を好きになれたり 負けないぞ!と思ったり… 自分が主人公であることを思い出させてくれる そんな力が音楽にはあると信じています。   そんな風に、毎日いろんな感情が生まれてくる中で わたしの音楽が、その気持ちに寄り添えたら どんなに幸せか…と思うのです。   わたし自身の人生でも、音楽はいつも、寄り添ってくれて、毎日を生きる力をくれました。 助けられたからこそ、今度はわたしが、皆さんに。     浮かんでくる感情に支配されず 情けないと思っても、知らんぷりをせず そうだよね、そういう気持ちだよね。と。   新曲の「ヴィンテージカー」でも力強さは意識しつつ、 案外情けないことや怒りを歌っていたりします。   情けないことも歌いたい。 大したことは言えませんが 大したことでなくてもいいじゃないか ただただ 前に進む力に 少しでも なれたら…   そんな歌をこれからも歌っていきたいです。   拙い文章ですが 最後まで読んでくださってありがとうございました! ここまで読んでくれた人はもう 松田今宵のファン! どうかこれからも一緒に進んでいきましょう。   <松田今宵> ◆紹介曲「 ヴィンテージカー 」 作詞:松田今宵 作曲:松田今宵 

    2025/03/20

  • こはならむ
    “らむ”にとっても“らみ”にとっても特別な歌。
    “らむ”にとっても“らみ”にとっても特別な歌。

    こはならむ

    “らむ”にとっても“らみ”にとっても特別な歌。

     2025年3月5日に“こはならむ”が2nd ALBUM『Iam』をリリースしました。変わるわたしと、変わらないわたし。アルバムタイトルは、ストレートな訳は“私は”ですが、“Lam(らむ)”とも読めるダブルミーニング。こはならむの中で、変わっていく部分と変わらない部分がアルバムで表現されております。新曲を含む全10曲が収録!    さて、今日のうたではそんな“こはならむ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 最終回は収録曲「 Tonight~月の下眠る君~ 」にまつわるお話です。自身にとって特別な存在になったこの歌の背景にある、エピソードや想いを綴っていただきました。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 アルバム『Iam』に収録されている「 Tonight~月の下眠る君~ 」は、私にとって本当に大切な曲です。この曲が生まれた瞬間、そしてその後に曲が様々な人に愛されていく過程は、今でも鮮明に記憶に残っています。   この曲は、ストグラ(『グランド・セフト・オートV』を元にした仮想都市“ロスサントス”)で生まれました。この街で私たちは、自分のキャラクターを作成し、まるで第二の人生を歩んでいるかのようにメタバース × ロールプレイを楽しんでいます。私は“こはならみ”役、ゲーム配信者ライトさんは“マクドナルドさん”役です。   最初にこの曲を生み出したのは、マクドナルドさんです。 あの日、「勘弁してくれよ」と言いながらギターを弾き始めてくれて、即興でメロディが生まれました。そのメロディはすぐに耳に残り、気づけば鼻歌を口ずさんでしまうほどでした。その後、この歌をマクドナルドさんとこはならみが所属するGBCのメンバーと一緒に歌った時の楽しさや幸福感は今でも忘れられません。   「Tonight」がストグラの世界で徐々に広まり、歌う人が増えていく光景に喜びを感じました。 私の曲ではないはずなのに、たくさんの人にこの曲が広がっていくことは、私の曲のように嬉しいです。 街中でこの歌を共有できること、それはこの曲が私たちにとって特別な意味を持つようになった証です。   昨年10月4日に開催した私のバースデーライブでは、ライトさんと「Tonight」を歌いました。この瞬間もまた特別でした。   ライブのリハーサル中に、「もうちょっと曲を長くしたい」とライトさんに相談したところ、ライトさんが5分ほどでフルバージョンに仕上げてくれました。即興で曲を膨らませるその才能に、改めて驚かされました。リハ中にそんな瞬間を目の当たりにできたことは、本当にラッキーで、「Tonight」の大切な一部分として私の心に残っています。   マクドナルドさんが即興で曲を作るところをらみが見てきたのと同じように、ライトさんの制作過程をらむが近くで体験できたことは貴重な体験でした。   「Tonight」には、多くの人たちの想いや手が加わっていると思います。それぞれの瞬間が積み重なって、今の「Tonight」があるのだと思うと、この曲は“らむ”にとっても“らみ”にとっても特別なものになりました。   マクドナルドさんがインタビューでこんなことを言っていました。 「楽曲は、制作した側にとってどんな曲かではなく、聴いている人がどう感じるかが一番大事で、聴き手にいろいろと考えてもらうのがいい」。 私もその考えに同感しています。私たちの感情を押し付けることなく、聴く人それぞれがこの曲を感じ取ってくれることが何より嬉しいです。 答えは一つではなく、それぞれの心の中にあるものが反映されるからこそ、この曲は多くの人に愛され続けているのだと感じています。 最近は、あまりストグラの街に行くことが出来ていませんが、また気軽に訪れて、この歌を歌い続けていけたらと思ってます。   最後に、歌ネットさんで3度もエッセイを書かせていただけたことはとても光栄でした。 普段は、なかなか文章で想いを伝えることが少ない私ですが、こうして今、読んでくださっているあなたに想いを共有できることがとても嬉しいです。 これからももっと曲を作り続けるのはもちろん、LIVEで直接歌を届ける機会もたくさんある予定なので、少しでもこはならむのことを気になって頂いたら、私の歌を聴いてもらえると嬉しいです!   最後まで読んでくださり、ありがとうございました!   <こはならむ> ◆紹介曲「 Tonight~月の下眠る君~ 」 作詞:マクドナルドさん 作曲:マクドナルドさん ◆2nd ALBUM『Iam』 2025年3月5日発売 <収録曲> 1 Overture 2 Have a Good Game!! 3 恋してる自分すら愛せるんだ 4 いつか見た空の色 5 Tonight~月の下眠る君~ 6 感傷哀花 7 Attitude 8 ひとりじゃないんだ 9 僕らのファイトソング 10 Iam  

    2025/03/19

  • 花冷え。
    バンド人生の中で「割烹!」とシャウトする日が来るとは。
    バンド人生の中で「割烹!」とシャウトする日が来るとは。

    花冷え。

    バンド人生の中で「割烹!」とシャウトする日が来るとは。

     2025年3月12日に“花冷え。”がニューシングル「おいしいサバイバー」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『もめんたりー・リリィ』オープニングテーマとして書き下ろされた楽曲で、バンドとして初のアニメ主題歌。ユキナのシャウトとマツリのキャッチーなメロディーが目まぐるしく展開する楽曲となっております。    さて、今日のうたではそんな“花冷え。”による歌詞エッセイをお届け! 作曲を手掛けたマツリ(Gt/Vo)と、作詞を手掛けたユキナ(Vo)に、それぞれ新曲「 おいしいサバイバー 」への思いやこだわりを綴っていただきました。ぜひ楽曲と併せて、エッセイをお楽しみください。 <作曲:マツリ(Gt/Vo)>   「おいしいサバイバー」は、花冷え。初のアニメOP楽曲となります!   最初にアニメを見させていただいてから、制作に取り掛かったのですが、TVアニメ『もめんたりー・リリィー』の世界観やキャラクター達の気持ちを花冷え。に照らし合わせながら楽曲を作りました。   敵に立ち向かいながら生活する彼女たちは、とても強く、勇敢で、何より仲間想いな6人です。   『もめんたりー・リリィー』のキャラクター達は、花冷え。メンバーと重なる部分もあり、双方をイメージしながらバンドサウンドも作り上げていきました。   戦闘シーンを彷彿とさせるイントロの疾走感や、物語が加速していくラスサビに向けての高揚感など、アニメの世界観が感じられるフレーズも沢山盛り込んだので、ぜひ作品の情景をイメージしながら楽曲を聴いていただけると嬉しいです。   <作詞:ユキナ(Vo)>   花冷え。は、作曲のあとに作詞をする、いわゆる曲先で楽曲を制作しています。   マツリが作曲した楽曲とTVアニメ『もめんたりー・リリィー』の世界観にピッタリな、カッコよくて激しいけど儚い雰囲気のあるサウンドに対抗するように、歌詞はキャラクターの個性を剥き出しにすることで極限状態の世界で明るく楽しく生きるヒロインたちの姿を表現しました。   また、2番の歌詞は、アニメのキャラクター達と私たち自身を照らし合わせていて、ステージへ向かう自分の気持ちを綴ってみました。   「おいしいサバイバー」というタイトルも、ヒロインたちが生きている“喰うか喰われるか”の世界が、バンドの対バンやフェス、そして音楽業界と同じだと思い、名付けた経緯があります。   それにしてもまさか、バンド人生の中で「割烹!」とシャウトする日が来るとは思っていませんでした。 この言葉もアニメに出てくるキャラクターの言葉なんです!   ぜひ、歌詞も見ていただき、アニメのキャラクターたちを見つけ出して2倍“おいしく”楽しんでもらえたらとっても嬉しいです。 気持ちを込めて作った「割烹」どうぞ、召し上がれ!   <花冷え。> ◆紹介曲「 おいしいサバイバー 」 作詞:Yukina・Matsuri 作曲:Matsuri・Yukina ◆ニューシングル「おいしいサバイバー」 2025年3月12日発売   <収録曲> 1. おいしいサバイバー 2. O・TA・KUラブリー伝説 - WAZGOGG Remix

    2025/03/18

  • 藤田麻衣子
    SOS
    SOS

    藤田麻衣子

    SOS

     2025年3月5日に“藤田麻衣子”がアルバム『片想い』をリリースしました。ピアノ弾き語りをメインとし、切ない歌詞と美しいメロディーで女性ファンを中心に絶大な支持を誇る才能溢れるアーティスト。今作には、昨年8月に配信リリースをし、すでに名曲と名高い「朝月夜」をはじめ、女性の心情を独特の視点で描いた全10曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“藤田麻衣子”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 最終回は収録曲「SOS」にまつわるお話です。日々、胸が痛くなるニュースを目の当たりにしては、思うこと。そして、友だちから聞いた印象的な言葉とは…。今を生きるすべてのひとへ。この歌詞とエッセイが届きますように。 ニュースでは、新聞やテレビしかなかった頃は耳に入ってこなかったことまで、今は何でも流れてきて毎日のように胸が痛い見出しがあったりします。思ったり口で言ったりするだけなら簡単だけれど、胸を痛めたところで自分が誰かを救うことができるのかと考えると、たった一人でも誰かを救うなんてことは本当に大変なことだと思うのです。   それでも、その時そばに誰か話せる人はいなかったのだろうか、とか、綺麗事を思い浮かべてしまうのでした。誰かに話せたとしても根本的な解決は難しいのが現実かもしれないし、本当にただの綺麗事になってしまいますが、どんな関係でもいいから一人に対して一人、というか数人、愛して守って向き合ってくれる人が必ず居るような世の中だったらいいのに…みたいなことをふと思ってしまったり。そんなこと簡単に口にも出してはいけないことなような気もしています。今書いてしまいましたが。   そういう漠然としたことを感じる日があったり、もっと身近なことでは、何年か前に友達が言っていた言葉が心に残っています。「甘い言葉とか恋のドキドキとか、そりゃ時々は欲しくなる時もあるけど、一緒に生きていく時に一番ありがたいのは協力と共感なんだよね」と。   男と女は違う生き物だ、というところでは、女性は共感する生き物だけど、男性はなかなか難しいのかな? なんて思いながらも、協力と共感のある旦那さんを見つけたその彼女は、私から見て今もなんだかんだ言いながらも幸せそうで。あの若さの秘訣は「旦那さんの協力と共感にあり」だなと思っています。   日々の暮らしの中でパッとみれば元気そうに見えている人でも、家の中や、職場、学校などで過酷な時間を過ごしているかもしれません。幸せだったとしても忙しすぎたり疲労困憊だったり、日常って大変。   一人の人が苦しんでいる時、アンパンマンみたいにどこかからヒーローが飛んできてくれることはなかなかないから、誰もがそばにいる人同士で気づきあって笑顔が生まれたらいいなと、また綺麗事を浮かべてしまうのでした。   こんなに恋の歌ばかり書いて、いまだにときめきについて掘り下げたがっている私ですが、ふと現実に戻ると、身近な人たちの協力と共感に私自身も救われて、毎日を生きています。   <藤田麻衣子> ◆フルアルバム『片想い』 2025年3月5日発売   <収録曲> 01.片想い 02.純白 03.振り向いて 04.夢を叶える方法 05.endless 06.朝月夜 07.新しい世界 08.防御して 09.darkness 10.SOS

    2025/03/17

  • 紫 今
    合法パンチ
    合法パンチ

    紫 今

    合法パンチ

     2025年3月12日に“紫 今(ムラサキイマ)”が1stフルアルバム『eMulsion』(読み:エマルション)をリリースしました。紫 今は作詞・作曲のみならず、編曲も自ら手掛ける新世代クリエイター。今作には、2023年リリースの初配信楽曲「ゴールデンタイム」以降、国内外でバイラルヒットした「魔性の女A」を含め、彼女がこれまでリリースしてきた楽曲と、新曲を合わせた全15曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“紫 今”による歌詞エッセイを2カ月連続でお届け!第1弾は収録曲「 合法パンチ 」にまつわるお話です。今、世の中に増えている、ギリギリ訴えられない合法な言葉の暴力=合法パンチ。あなたは自分の言葉に責任を持てますか? ぜひ歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 “誹謗中傷”、“開示請求”、“指殺人”、 そんな言葉が話題になっている最近の世の中。 ギリギリ訴えられない合法な言葉の暴力、 『合法パンチ』をSNSで見かけることが増えた現代。   SNSで発信をするとき、コメントを投稿するとき、 “言葉狩り”、“批評”、“個人の意見”、“言論の自由”、 これらの言葉を免罪符に、言葉の責任から逃げていないか? 合法の暴力なら罪にならないのか? ふと、そんなことを考えたのをきっかけに書いた曲です。   「嫌い消えろブサイク」って書いたらダメと分かっているのに、 「私はあまり好きじゃない見てて不快な顔」とかって言い方をすれば セーフだと思っている人が増えた。 けれど受け取る側からしたら、むしろ後者の方が言われて痛かったりもする。 一見減ったように見える誹謗中傷も、 悪口を言うのが上手くなって減ったように見えるだけで、「合法パンチ」に姿を変えただけ。 実際は前より増えている。   何か議論が起こるたび、 ネット上に溢れる容赦ない合法パンチ。 「批評」という言葉を免罪符にして合法パンチを投稿する人々。   その合法パンチで誰かが傷ついてしまったり、命を絶ってしまったり、 そんなことが起きてから「批評」を削除してなかったことにする。 その行動こそが「批評」の正体が合法パンチであることを証明している。 「お悔やみ申し上げます」なんて今更遅いのに。 そんなことが何度も何度も繰り返されている。   現実では合法パンチを法律で裁くことは難しいけれど、曲の中でくらい裁いてみせたい。 裁かれる主人公を描くことで、警鐘を鳴らしたい。   少しでも世の中から合法パンチが減りますように。   <紫 今> ◆紹介曲「 合法パンチ 」 作詞:紫 今 作曲:紫 今 ◆1stフルアルバム『eMulsion』 2025年3月12日発売   <収録曲> M1: 合法パンチ M2: 魔性の女 A M3: Server Down M4: 凡人様 M5: メロイズム M6: 正面 M7: Soap Flower M8: ギンモクセイ M9: 青春の晩餐 M10: フラットライン M11: ゴールデンタイム M12: Not Queen M13: 最愛 M14: 学級日誌 M15: 革命讃歌

    2025/03/14

  • こはならむ
    「みんなに向けて」ではなく「あなたに向けて」
    「みんなに向けて」ではなく「あなたに向けて」

    こはならむ

    「みんなに向けて」ではなく「あなたに向けて」

     2025年3月5日に“こはならむ”が2nd ALBUM『Iam』をリリースしました。変わるわたしと、変わらないわたし。アルバムタイトルは、ストレートな訳は“私は”ですが、“Lam(らむ)”とも読めるダブルミーニング。こはならむの中で、変わっていく部分と変わらない部分がアルバムで表現されております。新曲を含む全10曲が収録!    さて、今日のうたではそんな“こはならむ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 第2弾は収録曲「 Iam 」にまつわるお話です。自身がどんな気持ちで歌っているのか。この曲でいちばん伝えたいこととは。そして、こはならむとしては初となるCGを使ったMVへの思い…。ぜひ、今作と併せて、エッセイを受け取ってください。 読んでくれている方、こんにちは。 こはならむです。   第2回目は、3月5日に発売したアルバムのリード曲「Iam」についてです。 活動への想い、私の考え、みなさんに伝えたいことをたくさんこの曲に込めました。 そして、みなさんが今から読んでくれる文章にも、たくさんの想いを込めて書きました。 ぜひ読んでいってくれると嬉しいです。   --------   ◆「Iam」とは   私にとって、「Iam」は歌ではなく、自分の気持ちを込めた手紙のようなものです。アルバムのテーマ“変わるわたしと、変わらないわたし。”は、今の私が感じていることをそのまま表しています。日々、少しずつ変わり続ける自分の中で、ふと立ち止まってみると、変わらず大切にしているものがあることに気づくんです。その気持ちをこの歌に込めて、あなたに届けたいと思いました。   特に<君の辛さを 私が代わりに泣こう>という歌詞がとても気に入っています。あなたの心の痛みを、私が代わりに歌って晴らすことを意識して歌いました。そして、私は歌う時にいつも「みんなに向けて」ではなく、「あなたに向けて」を意識して歌っています。ひとりひとりに、直接心に届くように歌いたい。あなたに届くように、私の気持ちを込めて歌うことが大切なんです。それが私の歌のスタイルです。   ◆私が伝えたいこと   そして、この歌を聞いているあなたに伝えたいのは、「ひとりじゃない」ということです。どんな瞬間も、あなたはひとりではないと感じてほしい。時には、孤独に思えることもあるかもしれないけれど、私たちはお互いに繋がっている。私が歌うこの歌を通して、あなたにそのことを伝えたかったんです。   過去の自分、今の自分、そして未来の自分が繋がっているように、あなたと私はどこかで繋がっていると信じています。あなたが抱えている痛みや喜び、そして歩んでいる道に私は寄り添っていると思っています。歌を通して、少しでもあなたに「ひとりじゃない」と感じてもらえたら嬉しいです。   ◆MVについて   MVの撮影で特に印象的だったのは、CGで咲くお花たちと、実写の私とアニメーションの私が交差するシーンです。お花は、実写の私が持っている花束以外、すべてCGでできているので、私が表現したいことを忠実に再現できたんじゃないかなと思います。   そして、実写の私とアニメーションの私が交差するシーンも印象的でした。ふたつの私が重なることで、「現実の私」と「心の中の私」が交わり、内面の葛藤や「変わる私」と「変わらない私」の両方を表現しているように感じました。このシーンを通して、私が歌の中で伝えたかった感情が視覚的に映し出されている気がして、私自身もとても感情が高まりました。   このMVを通して、歌と映像が一体となって私の「今」を表現することができました。撮影中は普段できない体験がたくさんあり、まるで新しい自分に出会ったような気持ちもありました。「変わる私」を見せる一方で、「変わらない私」を守り続けたいという思いも強くなりました。   --------   最後に、MVの日本語字幕には私からの手紙も添えています。あなたに伝えたかった思いを、歌とともにその手紙でも感じてもらえたら嬉しいです。忘れないでほしいのは、あなたはひとりじゃないということ。   これが私の歌だ。   <こはならむ> ◆紹介曲「 Iam 」 作詞:Guiano 作曲:Guiano  ◆2nd ALBUM『Iam』 2025年3月5日発売 <収録曲> 1 Overture 2 Have a Good Game!! 3 恋してる自分すら愛せるんだ 4 いつか見た空の色 5 Tonight~月の下眠る君~ 6 感傷哀花 7 Attitude 8 ひとりじゃないんだ 9 僕らのファイトソング 10 Iam  

    2025/03/13

  • さとう。
    「届いてほしい」という強い祈り
    「届いてほしい」という強い祈り

    さとう。

    「届いてほしい」という強い祈り

     2025年3月12日に“さとう。”がミニアルバム『とあるアイを綴って、』をリリース! 今作には、TVアニメ『花は咲く、修羅の如く』エンディング主題歌「朗朗」を含む全6曲が収録。ライブではすでに定番となり、ファンから音源化が待たれていた「アマレット」や「点滅する」など、さとう。の歌の持ち味でもある儚くも美しく、危うささえも感じる蒼い感情が閉じ込められたような楽曲も収録されております。    さて、今日のうたではそんな“さとう。”による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け中。今回が最終回です。綴っていただいたのは、今作のアルバムタイトルに込めた想いについて。そして改めて気づいた、自身が大切にしていきたい祈りのお話です。ぜひ今作と併せて、エッセイを受け取ってください。 3月12日、さとう。渾身のmini album 『とあるアイを綴って、』がリリースされました! バンドアレンジが加わった曲も含め全6曲、 どれもさとう。がライブで大切に歌ってきた曲達です。 こうやってまた皆さんに届けられること、 本当に嬉しく思っております。   さてさて、 今回のアルバムタイトル『とあるアイを綴って、』 前作の1stアルバム『産声みたいで、』に続き、まーた句読点がついております! 本人も“さとう。”と名乗っておりますからね、点やら丸やらが好きなのです。   カタカナのアイにはいろんな意味が込められていて 自分自身のI(アイ)、思う気持ちの愛、悲しみの哀… 6曲それぞれに違うアイの形が散りばめられていて、 さとう。自身も、今作にぴったりなとても好きなタイトルを 付けることができたなぁと思っております。   ジャケットのメッセージボトル。 歌にも宛名はなくて、 届くかどうか確証はないもの同士だと思いました。   ただ、そこには確かに「届いてほしい」という 強い祈りが込められています。 これからのさとう。が大切にしていかなければいけない祈りだと気づきました。   この広すぎる音楽の海で、漂っていたさとう。の音楽を見つけて、 そばに置いてくれたみなさんが教えてくれたことです。 本当にありがとうございます。   あなたの元へちゃんと流れ着いて初めて完成する一枚です。 今まで出会ってくれたあなたにも まだ見ぬ誰かにも このアルバムでちゃんと会いに行きたいです!   <さとう。>   ◆mini album『とあるアイを綴って、』 2025年3月12日発売 配信リンク: https://lnk.to/toaruai <収録曲> 1.点滅する 2.朗朗 3.アマレット 4.春一番 5.夕陽になった人 6.Aini  

    2025/03/12

  • peeto
    暮らしと音楽
    暮らしと音楽

    peeto

    暮らしと音楽

     2025年3月5日に“Peeto”が3rd Full Album『LIFE IS』をリリース! 今回収録されるのは、2024年に1年を通して配信された12曲に加え、最新曲「駄目な大人」、「LIFE IS」を含む全14曲。peetoが1年を通して伝えたかったメッセージが全て込められた1枚となっております。さらに、アルバムトレーラーも公開され、MV映像だけではなくオフショットなども織り交ぜられた特別な映像となっているので、ぜひチェックを。    さて、今日のうたではそんな“Peeto”の野田択也による歌詞エッセイを2週連続でお届け! 第2弾は収録曲「 Life is 」にまつわるお話です。暮らしのなかでの“音楽の立ち位置”について。あなたの“音楽”との出会いはいつでしたか? 大切な“あの日”のことを覚えていますか? ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 2025年3月5日にフルアルバム『LIFE IS』がリリースされました! 2週目となる今回のコラムは表題曲「Life is」について。 そして今、現代に置ける暮らしの中での“音楽の立ち位置”について。   “音楽”との出会いはいつだったか? 日々生きていく中で 街やテレビ、今はスマホでどこだって 音楽は切っても切れない存在になっている。 ただ、いま僕がここで言う“音楽”とは 知らず知らずのうちに聞かされているBGM的なものではなくて 音楽を音楽として認識し摂取する 言わば娯楽、日々のご褒美、偶の贅沢、ご馳走としての音楽について。   あの日、音楽でグッと来た瞬間のことを今も覚えているだろうか? 合唱コンクール。 あんまり乗り気じゃない男子グループ。 いざ本番、終わってみれば皆んなで感動し合ったあの日。 高校1年生の頃、兄がやっていたバンドを観に、初めてライブハウスで“音楽”を浴びたあの日。 好きなバンドの新譜を買って自室のCDプレーヤー、音量は最大。 当然母に怒られたあの日。   昨今、SNSの普及により確かに音楽との出会い方は時代と共に変わりつつあるのかもしれない。 でも暮らしに置ける“音楽の立ち位置”だけは変えたくなかった。   何気ない日常が続くこと、それが一番美しいんだってこと。 駆け巡る日々の中で忘れかけていた青春の色。 離れていても、やっぱり家族は家族だよ。 伝えたい想いは伝えられるうちに。 思い出させてくれたのはいつだって音楽だった。   “音楽が暮らしを豊かに”とまではちょっと言い過ぎなのかもしれないが、もし大切な何かを大切にするキッカケになったとしたら。 ちょっと自分を休ませるキッカケになったとしたら。 もうちょっとだけ自分を愛せるようになったとしたら。 どうか“音楽”がそんな存在で有り続けますように。 誰かにとってのグッときた瞬間をこれからもリバイバル出来ますように。   “暮らしと音楽” 貴方はどんな音楽を。 “暮らしが音楽” 僕等はそんな音楽を。   フルアルバム『LIFE IS』 どうか貴方と共に暮らしていけますように。そう願います。   <Peeto・野田択也> ◆紹介曲「 Life is 」 作詞:野田択也 作曲:野田択也 ◆3rd Full Album『LIFE IS』 2025年3月5日発売   <収録曲> 1.今夜伝えに 2.馬鹿と栄光 3.春に誘われて 4.最高な休日 5.誓いの日に 6.偶には良いよね 7.夏が聞こえる 8.気分次第 9.真面目な話の夜 10.帰郷 11.甘えてしまうよ 12.居場所 13.駄目な大人 14.Life is   

    2025/03/11

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