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Apple Music

作成日:2022/08/29

更新日:2022/08/30

Apple Music(アップルミュージック)の通信量はどれくらい?通信量を節約し速度制限を回避する方法も紹介 Apple Music(アップルミュージック)の通信量はどれくらい?通信量を節約し速度制限を回避する方法も紹介

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Apple Music(アップルミュージック)の通信量はどれくらい?通信量を節約し速度制限を回避する方法も紹介

Apple Music(アップルミュージック)を利用するのにどのくらいの通信量がかかるのか?音楽の再生にかかる通信量についてご紹介。通信量を事前に知りたい方、通信制限がかかるのを防ぎたい方、まだ音楽ストリーミングサービスを使ったことがなく自分の契約しているスマートフォンの通信プランで問題がないのか知りたい方は、必見の内容です。

Apple Musicの通信量の目安は

Apple Music(アップルミュージック)で音楽をストリーミング再生するときに発生する通信量は、音質によって異なります。Apple Musicにはモバイル通信ストリーミング時のみ選択できる「高効率(低データ使用量)」と「高音質(256kbps)」の2種類の音質があります。

Apple Musicの音質選択画面

また「ロスレスオーディオ」機能をオンにすると、追加で「ロスレス(最大24bit/48kHz)」と「ハイレゾロスレス(最大24bit/192kHz)」の音質が選択できるようになります。

Apple Musicのロスレス機能

高効率時のデータ量は明記されていませんが、およそのデータ通信使用量が「高音質(256kbps)」の1/4となっているため、約64kbps程度であると思われます。

つまり5分間ストリーミング再生をした場合、高効率では約2.4MB、高音質では約10MBの通信量が発生します。 また、ロスレスオーディオ機能をオンにして5分間ストリーミング再生をした場合、ロスレス音質では最大で約85MB、ハイレゾロスレス音質では最大で約340MBという大量の通信量が発生します。

各音質の通信量を表にまとめると下記のようになります。

音質 データ量 5分間のデータ通信量 備考
高効率 約64kbps 約2.4MB モバイル通信ストリーミング時のみ選択可能
高音質 256kbps 約10MB
ロスレス 最大24bit/48kHz 約85MB ロスレスオーディオをオンにすると選択可能
ハイレゾロスレス 最大24bit/192kHz 約340MB ロスレスオーディオをオンにすると選択可能

音楽をより良い環境で聴きたい場合は高音質で、通信量を節約したい時には高効率での再生がおすすめです。高音質に対応したオーディオ機器を利用する場合は、「ロスレスオーディオ」機能をオンにすることで、より高音質の音楽を楽しめます。

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容量が月3GB(ギガバイト)の契約だと何曲ストリーミング再生できるか

Apple Musicの通信量については、「結局、どのくらい再生できるのか」が最も気になるポイントでしょう。目安として、月に3GBのプランを契約している場合、各音質でどのくらいストリーミング再生できるか計算してみます。

1曲当たりの長さを5分と仮定すると、高効率音質では1曲約2.4MBのデータ通信量が発生するため、月3GBの契約であれば、月間約1,250曲を再生することができます。毎日利用する場合、1日あたり約40曲が目安となります。高音質では1曲約10MBの通信量が発生するため、1ヶ月で再生できるのは約300曲、1日あたりの曲数は約10曲となります。

さらに、ロスレスオーディオ機能を使用した場合、ロスレス音質の場合は3GBで約35曲、ハイレゾロスレス音質の場合は3GBで約9曲と、1ヶ月で再生できる楽曲数はさらに少なくなります。

しかしこれは、3GBすべてをApple Musicでストリーミング再生をする際に使った想定です。LINEやブラウザでのネットサーフィン、オンラインゲームなど他のアプリやサービスを利用すると、Apple Musicに使える通信量はどんどん減ってしまいます。

通信量を節約する方法

Apple Musicでストリーミング再生をする際の通信量を節約するには下記の4つのポイントが有効です。

  1. 音質を下げて速度制限を回避する
  2. Wi-Fi環境を利用し、通信量の消費を抑える
  3. モバイル通信時のストリーミング再生をオフにする
  4. Wi-Fi 環境下で楽曲をダウンロードし、オフライン再生を利用する

通信量を抑えたい方はチェックしてみてください。

音質を下げて速度制限を回避する

Apple Musicでストリーミング再生をする際の通信量を節約する1つ目の方法は、音質を下げることです。Apple Musicの場合高効率音質のデータ量は約64kbps、高音質は256kbpsとなっており、高音質から高効率音質にするだけでデータ通信量を約1/4に抑えることができます。音楽ストリーミングサービスを利用する際の音質をあまり気にされない方は、基本的には標準音質にしておくことがおすすめです。

Wi-Fi環境を利用し、通信量の消費を抑える

Apple Musicでストリーミング再生をする際の通信量を節約する2つ目の方法は、Wi-Fiを利用することです。端末をWi-Fiに接続して利用すれば、通信量は一切かかりません。自宅ではもちろん、最近ではカフェやレストランなどでも無料のWi-Fiを利用できることが多いので、積極的に利用しましょう。

モバイル通信時のストリーミング再生をオフにする

Apple Musicでストリーミング再生をする際の通信量を節約する3つ目の方法は、モバイル通信時のストリーミング再生をオフにすることです。これなら「Wi-Fiに接続してストリーミング再生をしていたつもりが、実はモバイル通信だった」のように誤って再生時に通信量が発生してしまうことがありません。

  • iPhoneで設定を変えるには、まずiPhoneの「設定」アプリを開き、「ミュージック」を押します。

    設定からミュージックを開く
  • 「モバイルデータ通信」をオフにします。

    モバイルデータ通信の設定

    これで、モバイルデータ通信時のストリーミング再生のオフは完了です。

Wi-Fi 環境下で楽曲をダウンロードし、オフライン再生を利用する

Apple Musicでストリーミング再生をする際の通信量を節約する4つ目の方法は、Wi-Fiにつなげている間に楽曲をダウンロードし、Wi-Fiに接続できない時にはダウンロードした楽曲をオフライン再生することです。オフライン再生は何度再生してもデータ通信が発生しないため、通信量を節約できます。

Apple Musicには個人プランやファミリープランなどいくつかの有料プランがありますが、いずれのプランでも楽曲のダウンロードとオフライン再生に対応していますので、通信量を節約して音楽を楽しみたい方はApple Musicの有料プランの契約を検討してください。

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通信会社によっては、音楽ストリーミングサービスでは通信量を消費しないプランがある

現在では格安SIMなど様々な携帯料金のプランが選択できますが、通信会社によっては特定のサービスを無料で使えたり、Apple Musicのような音楽ストリーミングサービスを利用したときに発生した通信量は、月間の利用量としてはカウントしないプランが用意されていることがあります。そこでApple Musicが対応しているものを選べば、通信量を節約する工夫をしなくても通信量を消費しません。

これから新しく契約する方は、こういったプランがないか事前に確認してみましょう。

Apple Musicで消費する通信量を節約し、快適にスマホを利用しよう

今回は、Apple Musicの通信量について解説しました。月間の通信量を超過してしまい速度制限がかかってしまうとプライベートはもちろん、仕事に支障が出ることもあります。特に「月末になると、いつもギガが足りなくなる」という方は、今回ご紹介したポイントを抑えて、いつでもスムーズにApple Musicを楽しめるよう工夫してみてください。

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この記事を書いた人

長井杏奈

長井杏奈

2016年から、音楽や映画などさまざまなカルチャーについてみなさまに情報をお届けしてきました。
元気な日には気持ちを明るくし、落ち込んだ日にはそっと寄り添う。
そんな力を持った音楽について、これからたくさんご紹介していきます。