北みなと

大石まどか

北みなと

作詞:土田有紀
作曲:弦哲也
編曲:前田俊明
発売日:2003/03/19
この曲の表示回数:2,854回

北みなと
霧笛浅ばし 待ってる女
岬にぽつり 灯がともる
連絡船(ふね)が着いても 帰って来ない
わるい噂に 負けそうな
やせたおんなを 打つみぞれ
むずかる山背の 北みなと

今じゃさびれた 漁場はさむい
男にとって 間違いの
恋に女は 命を削る
あんた生まれた 町だもの
夜になったら 出て行くわ
いさり火海鳴り 止めないで

霧笛なくから 私も泣ける
この冬越せば 春も来る
夏の陽なかを 焦がれて鳴いた
蝉も抜け殻 のこすのに
生きた証(あかし)は 風ん中
むずかる山背の 北みなと

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