青春の残照

高田みち子

青春の残照

作詞:Michiko Takada
作曲:Michiko Takada
発売日:2008/02/20
この曲の表示回数:2,843回

青春の残照
手のひらに残る 青春の宝石
大切に磨いて 少しだけ光った
若いというだけ すぐに錆びるものよ
孤独が私を 離さなくなる

どこで出逢ってたなら
本当は 良かったのだろう
傷つけあう それ以外
許せるすべもなく

変わり果てたのも 残されたのも
鏡に映った これが私
引き戻せないよ あの人が言う
抜け殻になるだけの 恋だったと

なんて 哀しい色へ
夕日が 染め上げてゆくの
最後まで 燃え尽きるまで
姿を重ね合って

ここに 帰らぬ日々が
胸を突き刺してゆこうとも
ただ一人 この空に
顔を上げて

このまま
忘れ去られてゆくのは もう
本当は 泣きながら
淋しさで 淋しさで
震えているのに

なんて儚い夢を
二人は 追いかけたのだろう
またいつか その身を焦がすよと
囁く声がして

空は 振り返る日々を
安らかに連れ去ってゆくの
もう何も 恐がらぬように
夜へと 眠りにつくまで

手のひらに残る 青春の欠片
そっとこぼれ落ちて
見えなくなる

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