僕が僕であるための

あべりょう

僕が僕であるための

作詞:あべりょう
作曲:あべりょう
発売日:2022/07/01
この曲の表示回数:2,642回

僕が僕であるための
ツアーで 毎晩 ライブ終わったら 朝まで 打ち上がり
昼まで ホテルで寝て ライブして また 飲み明かしてる
人間ドックで γ-GTPが悪くて
酒禁止されたら 何のために ライブするのかも 分からない

肝臓で 酒を解毒する 酵素 γ-GTP
肝臓壊れると 血液に流れ出して 知らせる
カラダで起きてる 億単位の 化学反応を
促す タンパク質でできた 触媒を 酵素と呼ぶけど

ボクが食べた物 消化吸収し 栄養分にして
代謝できるのは 全て 酵素の 化学反応のおかげで
目的別に タンパク質を 5,000種類も供給し
複雑な 都市機能のような 人体のメカニズムを 制御する

酒飲まなきゃ やってられないと ビールを飲んだ そのアルコールも
酵素が 糖を分解したモノと 言われ ますます酔っちゃう
肝臓の アルコール脱水素酵素による アセトアルデヒドが
アルデヒド脱水素酵素で 酢酸になるまで アタマ痛い

5,000種類の酵素が 5,000種類の化学反応を 起こし
5,000のタンパク質作り ヒトは ヒトの形を 維持する
DNAは 酵素1に 化学反応1の 設計図
それを RNAが読み リボゾームに アミノ酸を集めさせて
作ったタンパク質は 「消化酵素」や 「代謝酵素」と 呼ばれ
今日も 僕が僕であるための ホメオスタシス(生体恒常性)を 維持する

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