タナトフォビア

キタニタツヤ

タナトフォビア

作詞:キタニタツヤ
作曲:キタニタツヤ
発売日:2021/12/18
この曲の表示回数:54,136回

タナトフォビア
日常に開いた傷口
グズグズに膿んだそれ見苦しい
のにどうして目が離せない?
いたいけな悪魔のよう
死んだ魚の目の奥にコール
胸の中心のヴァニタスに問う
悲しみとはなんだろう?
奈落の底では知り得ないよ

ひらりひらり
黒い揚羽が誘うように舞って
うつつと極楽が混ざって
じわりじわり
気づいていたんだ
地獄がすぐ隣で待っているって

歓べよ!
きみの愛した世界も
この街の誰も彼も、死に向かう人々
踊れ!
その歓び平らげるまで
恐れ、嘆きながら、受け入れればいい
塞がれていた地獄の口が開く音が
鳴き止んだ後に、何が残るというの?

日常に誰かが線を引く
瞬きする間もなく幕を下ろす
赤子さえ時間がない
また太陽が沈むよ
エンドロールが終わっても業は消えない
徒に過ごした日々は帰らない
どんな月曜日も
愛おしいものだと思えてしまうだろう

ゆらりゆらり
底のないコールタールの海辺
座礁した顔のない亡霊
どろりどろり
零れていく
憎しみも苦しみも愛も喜びも

日常の続きの永遠の蛇足に
きみは目を背けて忘れたふりをした
そこで待ち構えるニル・アドミラリ
抜け落ちた何かに渇き飢えるだろう
塞がれていた地獄の口が開く音が
鳴き止んだら、きみはきっと泣けもしないぜ

琥珀に住まう羽虫も、灰になった文明も
時計盤の砂漠を征くキャラバンの中

歓べよ!
きみの愛した世界も
この街の誰も彼も、死に向かう人々
踊れ!
その歓び平らげるまで
恐れ、嘆きながら、受け入れればいい
人間の愛すべき隣人を忘れぬように
今日という日の花を摘んで束ねたブーケを飾って

塞がれていた地獄の口が開く音が
鳴き止んだ後に、ただ青い空があった

コトバのキモチ 投稿フォーム

ココでは、アナタのお気に入りの歌詞のフレーズを募集しています。
下記の投稿フォームに必要事項を記入の上、アナタの「熱い想い」を添えてドシドシ送って下さい。

推薦者:お名前(ペンネーム可)必須
性別:
  任意
年齢:
 歳 任意
投稿フレーズ:必須
曲名:必須
歌手名:必須
コメント:必須
歌ネットに一言あれば:任意

※歌詞間違いのご指摘、歌ネットへのご要望、
その他返信希望のお問い合わせなどは
コチラからどうぞ。→ 問い合わせフォーム

リアルタイムランキング更新:17:30

  1. Bling-Bang-Bang-Born
  2. さよーならまたいつか!
  3. ライラック
  4. 初心LOVE
  5. 366日

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×