雨降りのアポリア

深居優治

雨降りのアポリア

作詞:深居優治
作曲:深居優治
発売日:2016/06/08
この曲の表示回数:3,271回

雨降りのアポリア
俄か雨をカーテンで隠して
柔らかな緑とコーヒーの匂い
砂糖を入れ過ぎたぬるい空間
優しい嘘を鳥が啄ばんでいた。

最後に言った言葉は
『もう、居なくなるね。』
『もう、居ないのと同じだよ。』
氷のような皮肉と繰り返す情景。
同じところを行ったり来たり。

満たしてしまえばさ
水を注ぎ過ぎたバケツみたいに
少しずつ入れ替わって
透明な記憶に変わるの。
今はまだ濁って、あたたかい。

巡り巡って、過去色になったあなたを
バラバラにするのは時間の流れ。
僕も飲み込まれてしまうかな?
今日の僕が死んで、新しい朝が来ても、

思い出してしまうんだろう、
冬に雪が降るみたいに。
あなたが水面に映る、
ただの嘘なら、どれだけ良かったか。
繋ぎ合わせたあなたはまだ
居なくならないじゃないか。

この日々を壊して、壊して、壊して、
明日を繋いで、繋いで、笑ってよ。
傘を無くして立ち尽くす。
出会えた行詰まりが、あなただっただけ、
それだけ。それだけのこと。

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