流れ星挽歌

日吉ミミ

流れ星挽歌

作詞:竹田賢
作曲:竹田賢
発売日:1990/11/07
この曲の表示回数:8,117回

流れ星挽歌
あんたおめでとう あの娘と結婚するそうね
どうりで近頃 変だと思ってたわ
あたしが寝た頃に いつでも帰って来るようだし
お金も派手に使ってるようじゃない
皮肉に聞こえたら ごめんなさい
いつかはこうなる 定めなの
あんたが幸せだったら あたし嬉しいの

あんた憶えてる 二人が始めて会ったのは
橋の袂(たもと)の いっぱい飲み屋だったわ
お互い淋しいもん同志で 心が触れ合って
二人でたくさん とっくりを並べたわ
そのあとメロメロに 酔っぱらって
気がつきゃ駅裏 安ホテル
あの日は星降るような いい晩だった

あの娘はあたしより はるかに器量のいい娘だし
あんたの可愛い 奥さんになるでしょう
早く人並の幸せつかんで欲しいのよ
あたしと一緒じゃろくなことありゃしない
みっつもあんたより 年上だから
余計な心配 しないでね
あたしは星降る街の ひとり流れ星

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