Downtownyama | yama | くじら | くじら | | おままごとは大変でした 夜の街にハイタッチして あからさまに嘘ついてんな 「あらお上手」 上手(笑) 着飾ってたのはダメでした 首 肩 心もいきました アンタのせいで狂いました この先どうすんだ?ねぇ 行く末は歪な形をした悪魔の群れが 錆び付いた目の奥と澱んで濁ったあんたの未来をここで 引きずり出すんだそんで 怪物に喰われちまえばいい 臆病者は寝入りました ネオンが窓から射しました 戯けてみたのが悪かった 「あ~もうダメ…」 気づけば始発の駅でした ため息眠気と吐きました 私のせいで狂いました この先どうすんだ ねぇ ベロッベロに酔っ払って 何がなんだかもうわかんなくなって 異常正論なんでもこい もう何したって 何したって 悪意だけの食卓には 阿鼻叫喚よりも突き刺さるような 視線の先 胸の奥 もう何したって何したって 行く末は歪な形をした悪魔の群れが 錆び付いた目の奥と澱んで濁ったあんたの未来をここで 引きずり出すんだそんで 欲望とか愛とかなんでもいいとかごちゃごちゃうるせえな 薄っぺらい言葉並べて浸ってるだけ ここで さよならしようか君と あの街へと |
続・生活くじら | くじら | くじら | くじら | | かき混ざってしまった脳から遺物を取り出して 磨いて綺麗にして見て捨てる 労力ばっかかかってさ、プラスマイナスゼロ これ見よがしの努力とわかっていても嫌 洗濯のたび抜けるパーカーの紐とか 立ってられるかどうかは生活と 別の場所を得ないとダメみたい、ダメみたい 綺麗に見えるものほど薄っぺらい嘘 面白いくらい蔓延っている 世界が狭くてつまんないでも 広げる苦痛も欲しくない 全自動で 幸せになる装置を 脳に埋めて 一口で啜れんくらい生の 幸せくれ 安くてキツい酒飲んでさ 笑うゾンビになって今日を 労う 寝れなくなってもログボ みたいに更新される漫画で嬉しくなってる 意気込んで開いたら休載、 てか明日早いんだった、バカタレ それっぽく生きて振る舞っても 穴の空いた缶みたい 寂しくなるほどよく喋る 見破れん毒が蔓延ってる 重くて硬いだけのスーツケースは 空っぽ 大体健康、心以外 生活の「活」ってさ、ふらっといなくなって 屍のように生きるだけの今日みたいになってさ うだうだはなしていても 根からの解決にはならんけど、 なんだかいける気がして生活に戻る うまく生きようとしなくていいんだ たとえ暮らしが楽になれど その先に君がいないのは嫌! 笑って無理矢理強く濁すよりも わかんないことはわかんないでいいって 言い聞かせてる |
生活を愛せるようになるまでくじら | くじら | くじら | くじら | Naoki Itai・Yasunori Mochizuki | 夢から覚めたようにただ怯えてる しあわせって知ってる? 少しずつ沈む よいの海 つきあかりが足元まで 生きていくこと やめられないよな 最近気づいた 浅瀬で溺れ続けていたこと 何度体を起こせど 揺れる月明かりの方へ 膝下まで濡れる 砂浜で笑い声が聴こえる そこにいけるならいきたいよ ほんとのこころだけ、やわくて手にあまる 不器用ないきものたち 生活を愛せるようになるまで 僕らは生きていけばいい 生きていればいいからさ 抱きしめることだけ忘れないで どこにもいけない どこまででもいける 毎日はそういうこと だから だってさ、生きづらいままで歩くから ざぶん と潜るひとだらけ 甘い水を一口 二日酔いばかりで何も進んでいかない これ以上ない幸せで溢れてしまって壊れそう、 指の数で足りるような一瞬を重ねて あなたを抱きしめられますように! 沈み込んだわたしの口から 逃げていくように浮かぶ泡 水面の一番綺麗なところで ぱちんと割れておくれ それを見て 綺麗と言って、 きっと君だけの素敵な日々を過ごしておくれ 生活を、生活を愛せるようになるまで! 僕らは生きていけばいい、生きていればいいからさ 抱きしめることだけ忘れないで どこにもいけない、どこまででもいける 毎日はそういうこと! ずっと、何年も何年も、素敵な日々であったと言って 最期に安堵できますように 愛したらいいよ、きっといい 正しい尺度はどこにもないから |
Sleepless Nightyama | yama | くじら | 田中隼人 | | 昔の話をしようか つやのない布にくるまれた 正しいかたちを掴めない 手垢のついた言葉を ゴミ捨て場で眺めてる また今日がはじまってゆく 心ひとつだけで息をするから 両手で包んで、誰のものでもない 70幾億かの朝が来るまで 静かに見える夜にのめり込んでく 淡い桃色に濃い青空が溶けて見えた場所で 日を追うごとに枯れてく ひとひら 幸せの花弁 日々を呑み込んでゆくような 流れと逆側に 向かう人だけが知ってる 無常とも言えないほどの 心ひとつだけで息をするから 両手で包んで、誰のものでもない 70幾億かの朝が来るまで 静かに見える夜にのめり込んでく 淡い桃色に濃い青空が溶けて見えた はらり 薄紅の春 じわり 湿る夏の夜も からりと乾いた秋空も 銀色 冬の朝も 変わらない 君だけの命の詩を ふいにしたあの匂いで 開いた箱には溶けかけた 氷菓子が一つあるだけだよ 君はもうとうにそこを超えてる 振り返るよりも揺らいだならば 今あなたは何で立っている? ここまで生きられた証を紡いでゆけ 今もここで |
水星くじら | くじら | くじら | くじら | くじら | 予定調和的幸せを掴み損ねた瞬間に 首元を掴まれ暗い部屋まで引き摺られてゆく 身の檻に住む 亡者に無抵抗でいてさえも 永い幸福を得るまで何億と繰り返す どうしようもなく死にたくなる夜を わがままなままに甘えたい夜を 隠せない酔いに身が滅ぶ夜を 超えて 水星で遊ぼうよ ハッピーエンドのおとぎばなしを聴かせて 関係ないなら今すぐ水辺においで 水星で遊ぼうよ 壁に向かって嬉々として進む肉付き屍の群れ に混ざるくらいなら 生まれ持った性だけを呪うに耐え切れるほど 器は強くないよ それでも先の見えない エスカレーターで運ばれていく だけの人生であるならば 横目でさ その首輪 人差し指で回そうぜ 水星で遊ぼうよ ハッピーエンドのおとぎばなしを聴かせて 関係ないなら今すぐ水辺においで 水星で遊ぼうよ 壁に向かって嬉々として進む肉付き屍の群れ に混ざるくらいなら どうしようもなく死にたくなる夜を わがままなままに甘えたい夜を 隠せない酔いに身が滅ぶ夜を 超えて 水星で遊ぼうよ ハッピーエンドのおとぎばなしを聴かせて 関係ないなら今すぐ水辺においで 水星で遊ぼうよ 壁に向かって嬉々として進む肉付き屍の群れ に混ざるくらいなら |
ジオラマの中でくじら | くじら | くじら | くじら | | 窓の影が模様になって部屋に這う ドラマみたいだ 無音の生活が綺麗に見えた 胡乱な膜の正体を未だ掴めずにいる 私はここから抜け出したい 抜け出したいのかな、 部屋に差す陽が目にかかる 寝返りを打つ 半目で探す携帯 うでに絡まる 午後5時の鐘でその必要も無くなった まばらにあいた薬のシートが机の上に 混ざり合って 泥の中でもがく僕らの歌を もがくのをやめて沈み込んだ同志に献花を 崖の淵をずっとずっと歩いているような ふいに落ちてゆく 手を差し伸べるまもなく もう秋か、少し眠いな 今しかない匂いがくちびるを通る 寝巻きのまま家を出る 適当にそこらへんまで 人通りのない昼の道を 窓の影が模様になって部屋に這う ドラマみたいだ 無音の生活が綺麗に見えた 胡乱な膜の正体を未だ掴めずにいる 私はここから抜け出したい 抜け出したいのかな、 混ざり合って 泥の中でもがく僕らの歌を もがくのをやめて眠り込んだ同志に献花を 崖の淵をずっとずっと歩いているような ふいに落ちてゆく 手を差し伸べるまもなく |
春陽花譜 | 花譜 | くじら | くじら | | ここから先の言葉は濡れてにじんで重くなって 読めないから、君が言ってよ、君が言ってよ もう大人になったからさ、 から始まる君の話を ゆらぐ陽に透く肌の色は 昼間の幽霊みたいだ 遊ぶということ 窓際の春陽 この先にないことだらけだ 春風が吹いた ここから先の言葉は濡れてにじんで重くなって 読めないから、君が言ってよ、君が言ってよ 二度と戻らない場所 何度も思い出してしまうなら 忘れないように 名前をつけておこうよ 浴衣姿で煙草 ヒリついた日々に雨傘 フィルムで切り取る写真に 浅い煙を吐く これから進むべき場所が不安になって 道案内も読めないから 秘密の花、淡い春に触れる 二度と起こらないこと 何度も思い出してしまうなら 忘れないように 名前をつけておこうよ 言って仕舞えば 逃げて仕舞えば簡単なこと それでも行くなら それでも行くなら ここから先の言葉は濡れてにじんで重くなって 読めないから、君が言ってよ、君が言ってよ 二度と戻らない場所 何度も思い出してしまうなら 2人だけの 名前をつけておこうよ |
シキザクラMay'n | May'n | くじら | くじら | | 今この瞬間が終わらないように 何十年先まで続きますように 綺麗な服だって着れなくなって 私だけがいなくなった世界で あの日苦手だったサイダー 消えたセミの声 運命に沈んでく もがき方も分からずに 私のことなんて見えてないみたいで 逆らう気も起きないんだよ あなたが手を引いてくれた時 見えた綺麗な世界の色 桜の咲く季節に 無邪気に笑う それにつられて 変わらない事なんてない 悲しい未来だってきっとそうでしょ 薄い虹がかかった夕焼け空 何度も通りすぎたあの橋 車窓に映りこんだ私はちょっと 少しだけ大人になったみたいで あの日苦手だった 機械全般使えるようになって 笑い合う友達がいること 守りたい そんな思いと運命に挟まれて沈んで 闘う私を見ててよ あなたが手を引いてくれた時 見えた綺麗な世界の色 桜の咲く季節に 無邪気に笑う それにつられて 変わらない事なんてない 悲しい未来だってきっと 茨の道を進むあなたと 消えた綺麗な世界の色 桜の咲く季節に 君が笑う それにつられて 悲しい未来なんてない この先もきっとずっと ずっとそうでしょ |
色彩 yama | yama | くじら | くじら | | じっと機微を見逃さないで きっと大人はそれらしくするのでかかりきりになるんだ 関心はまだ僕ら 真珠の欠片だって無価値、そこに物語がなければ からくりのなかで廻る僕ら命だ 実は奇跡のような毎日を、当たり前に手を差し伸べあって過ごしている 心あたたかであること、笑うほど寂しいことはないでしょう? 落ち込む夜でさえ多彩で気まぐれなように どの人生も悪くはないだろう 強がる事を知れど今までの 足跡や産まれたことは消えやしない 軽い冗談で傷がついてしまう 柔らかなままでいい、そのままでいい じっと日々を見逃さないで きっと大人はそれらしくするのでかかりきりになるんだ 関心はまだ僕ら 真珠の欠片だって無価値、そこに物語がなければ からくりの中で廻る僕ら命だ あぁ間違っていないね 喜劇ばかりじゃここには立っていないってこと! 気晴らしに今ならどこへだって 僕ら光のように気がつかない 間違ってる涙なんてない じっと意味を見逃さないで きっと大人はそれらしくするのでかかりきりになるんだ 関心はまだ僕ら 真珠の欠片だって無価値、そこに物語がなければ からくりの中で廻る僕ら命だ じっと機微を見逃さないで きっと大人はそれらしくするのでかかりきりになるんだ 関心はまだ僕ら 真珠の欠片だって無価値、そこに物語がなければ からくりのなかで廻る僕らは なりそこないで溢れた! 挿絵のような幸せを求めている 感性は絵の具、混ざり合える この街で当たり前に今、輝いている! |
四月になることくじら | くじら | くじら | くじら | | 春になれば僕ら離れ離れだ 命を燃やして 花曇りの下 終わりに向け急ぐ様な生き方は とても、とても綺麗でした 綺麗な物しか、意味を持つ物しか 生きていけない世界では 汚れたものが目に付くから 僕らお互いを見つけられたんだろう 春になれば僕ら離れて離れだ 命を燃やして 花曇りの下 灰になる あなたを静かにずっと ただ見ていた またどこかで会おうね 繰り返している、煤けていく日々を 暗くて怖くて当たり前だとして それはあなたの世界でしょ? 誰も助けてくれないならいいよ いつまでも独りで寝てるよ 春になればどこかへいってしまうな 命を燃やして 月のない夜に 春の花が風に揺れ前が霞む 立ち尽くしていた 春になれば僕ら離れ離れだ 命を燃やして 雪はもう溶けていって 夜の光をいれない君の部屋の隅で 泣いた日のこと、忘れてなんかいないよ またいつか、飲みにいこうぜ |
呼吸くじら | くじら | くじら | くじら | くじら | 浅い呼吸で抱き留めて 朝焼けに紫の煙 濡れた横顔に長い髪 増えなくなった吸い殻 抜け殻になった言葉 雑に片付けた食卓 日によって変わるベッドのシワ うららかな箱庭 混む道のバイクの音に消されてゆく なんだか騙し騙し生ききれてしまった よく聴こえないからもう一度言って? 長くなって落ちた灰の跡が付く 他人とは生きる鏡か?なんて 寄せる波と朝焼けの間程曖昧 愛しいと思った口先から 息と出る言葉は形を持たない命のようで 君の胸にうずまりながら触れる 見えない何かに僕ら反射して 自分が誰かを知っていく 好きな映画を見よう 新しい服を着よう それで薄まるような傷口を持たない者同士で 触れ合えば 僕らは動物 わんとかにゃあとか言わないだけで 心臓に似た言葉で話をしよう 夏を忘れてしまう前に 裸足がふたつぬくい場所から出ている 日によって変わるベッドのシワ あなたの抜け殻 よく聴こえないからもう一度言って? 長くなって落ちた灰の跡が付く 他人とは生きる鏡か?なんて 寄せる波と朝焼けの間程曖昧 誰も知らない公園で 光に隠れて言えない遊びをしよう |
ケーキみたいだ青虫 | 青虫 | くじら | くじら | くじら | こんな遅くにどうしたの、 今日は来ないんじゃなかったっけ そこじゃ寒いから、早く入ってよ 手洗ったら話聞くから、タオルそこにあるから どうしようもなくなってから始まる僕らの話をしようか ドラマにも小説にもならないけど 体温のある三文芝居を なりたいような人とは真逆の方に寝転がっていく 水溜りばかり見えている 鉛の水を飲んだ様 僕以外の全部 華やかな街で 内臓にほら直に触れている様 めくるめく巻末の答えだけ無い 傘に映る水滴 佇む街灯 同じ帰り道をゆこうよ 全て後悔にしてしまうのなら今 やめちまえよ やめたらいいよね ドラマにも小説にもならないけど 体温のある三文芝居を なりたいような人とは真逆の方に寝転がっていく |
化粧と、feat.青虫くじら | くじら | くじら | くじら | | 今年も冬が来ました。 肉まんを頬張っています。 ひねる蛇口をふと、ずらしました。 君が忘れていったマフラーと私は、 今でもお互いを、温めあってます。 缶ビールを飲みながら揺れて歩く街 知らない道の時計と汚れた滑り台 排水溝で溺れてるオレンジ色の花 雨に打たれて消える匂いに声を張れずに 知らない大人のため息と 道端の劇場と現実に 今日も見なかったふりをして おやすみ、朝焼け 頑張って寝るのです。 曖昧になった輪郭と明日の朝が来ることを 連続させる毎日で 遠くに見える天国に 束の間の別れを告げ 静かに明日も化粧をするから 今年も冬が来ました。 肉まんを頬張っています。 ひねる蛇口をふと、ずらしました。 君が忘れていったマフラーと私は、 今でもお互いを、温めあってます。 曖昧になった輪郭と明日の朝が来ることを 連続させる毎日で 遠くに見える天国に 束の間の別れを告げ 静かに明日も化粧をするから 今年も春が来ました。 落ちる、桜が綺麗です。 ひねる蛇口は、まだそのままです。 君が忘れていったマフラーと私は、 もうすぐお別れです。 さよなら、また会う日まで |
クリームyama | yama | くじら | くじら | | ベランダに出た 青い柵にもたれかかって煙を喫んだ 不確かな日々 歩きながら確かめていった 日が暮れるのが遅くなったね だんだん暖かくなってきたね 風も気持ちよくなってきたね窓をあけようか 茜色の空を眺めながら肩にもたれかかって 夢みたいな日常がいつしかありました 寄り道は気づかないしあわせの形だね 変わらない階段と景色を刻んで まどろみの中へ 白い壁が暖かい陽に染まって 綺麗な街をこえているとなんだか悲しくなったんだ 移りゆく景色これからの生活を想って暗がりへ そっと目を閉じた 茜色の空を眺めながら肩にもたれかかって 夢みたいな日常がいつしかありました 寄り道は気づかないしあわせの形だね 変わらない階段と景色を刻んで まどろみの中へ まどろみの中へ 茜色の空の下 子供が笑ってる 夜明けの海に涙沈めた |
金木犀ASCA | ASCA | くじら | くじら | Saku・Ryosuke Shigenaga | 今になって答え合わせ そんなのどうでも良くて 憂いの波は寄せては返す 落ちてた吸殻はいて 地面に這った記憶を拾い集めてる 味のないクッキーコインランドリー バカみたいなハンバーガー 落書きだらけの排気管 胸が苦しい さよなら つり革を握ってるあなたの手は 温もりを忘れた 夕暮れに置いてかないでレコードが回るあの日を 空は揺らいだ幸せな生活も 金木犀の匂いも私もこのままもう一回 さよなら 窮屈な窓辺の端に空いた半透明 遠い誰かが私を照らしてる 埋まんない穴どうしよう なんて踏切は今日も泣いてた そんな気がした 夕暮れに置いてかないでレコードが回るあの日を 空は揺らいだ幸せな生活も 金木犀の匂いも私もこのまま もういっか、さよなら |
金木犀Vivid BAD SQUAD | Vivid BAD SQUAD | くじら | くじら | | 今になって答え合わせ そんなのどうでも良くて 憂いの波は寄せては返す 落ちてた吸殻はいて 地面に這った記憶を拾い集めてる 味のないクッキーコインランドリー バカみたいなハンバーガー 落書きだらけの排気管 胸が苦しい さよなら つり革を握ってるあなたの手は 温もりを忘れた 夕暮れに置いてかないでレコードが回るあの日を 空は揺らいだ幸せな生活も 金木犀の匂いも私もこのままもう一回 さよなら 窮屈な窓辺の端に空いた半透明 遠い誰かが私を照らしてる 埋まんない穴どうしよう なんて踏切は今日も泣いてた そんな気がした 夕暮れに置いてかないでレコードが回るあの日を 空は揺らいだ幸せな生活も 金木犀の匂いも私もこのまま もういっか、さよなら |
キャンドル山下大輝 | 山下大輝 | くじら | くじら | | ふきこぼれた脳の滴だけ言葉と呼ぶ 私たち心臓がある 遠くの星から眺めているようで なんてことないか細い生活を どこで終われるかわからない 拙い息を吸って吐いて 悪戯に暴れど変わらない世情 夢の中ですら消えてた日々を忘れるんでしょう? 補給の仕方がわからない鉛のタンク背負ってる 呼ばれるまで名前はない生き物である私たちでできた街 自分の値踏みが怖いままで 触れないように蛇⼝を閉める ふきこぼれた脳の滴だけ言葉と呼ぶ 私たち心臓がある 遠くの星から眺めているようで なんてことない、か細い生活を 首都高の壁が厚ぼったいことなんて忘れる喧騒 半額以下の夜惣菜を慰める...慰める。 あぁ、似たもの同士ばかりじゃない 痛いのはどうせ隙間からこぼれる光を目に受ける、そのようにしてまだ 他の誰でもないあなた、 皺がついた裾も無機物でできた映画のキャストとラストシーンを踊る ほら、足がもつれている 夢の中ですら消えてた日々を忘れるんでしょう? 補給の仕方がわからない鉛のタンク背負ってる 呼ばれるまで名前はない生き物である私たちでできた街 自分の値踏みが怖いままで 触れないように蛇口を閉める キャンドルの温みはよすが 初めてから終わるまで独りだ僕ら 濡れた緑の野に咲く花のように 派手にいけ 染まることを恐れないで |
キャラメルくじら | くじら | くじら | くじら | くじら | 寂しさを飴にしたような 黒く光る目は遠く 背中に顔をうずめる すぐに眠くなる i wanna be with you これからの話とか 意味がないから 明日、知らないところへ行こうか 「さよなら」とか重い言葉じゃなくて良い そのままたましいのように やさしく抜き出るあなたの声を聞かせて 続きのない部屋 灰皿埋めて 鍵盤に手を置いた 乾くままに求める ひとりでに傷つく僕ら 気まぐれでも甘い夜に変わりはない しあわせでありますように 淡い ライトが照らす夜道を どこまでも いばらを素手でつかむような こわいもの見たさで 自分を傷つけて泣いてる さみしさのかたまりなんだ、 生まれ変わっても変わらないだろう あなたがあなたであること、確かめられるのならば 「さよなら」とか重い言葉じゃなくて良い そのままたましいのように やさしく抜き出るあなたの声を聞かせて |
君の家しか知らない街でDISH// | DISH// | くじら | くじら | くじら | 君の家しか知らない 君と歩いた道しか知らない あの春も少しずつ、色褪せてく。 悪い夢を見ていた。うなされて起きた。 月も出てない静かな夜に。 冷蔵庫の灯りで鍵を探した。 不安になって階段を駆け降りて行く。 正解とか、不正解とか。 緩やかに沈む海の中で、 幸せとか、わかんなくなってる。 君の家しか知らない、君と歩いた道しか知らない あの街も少しずつ、年老いてく。 いつだって考えすぎて落ち込むんだ この手もどうせ離すんでしょ、 幸せを怖がってしまった。 8月31日に全てをやっていたあの頃から ひとつも変わらず大人になっていく。 私は逃げてばっかりだし、頭が悪い振りをする。 虚しくて空っぽ、それだけ。 君の家しか知らない、君と歩いた道しか知らない あの部屋も少しずつ、年老いてく。 いつだって考えすぎて落ち込むんだ この手もどうせ離すんでしょ、 背中向けて寝る君の事… 何かをなくさないようにぎゅっと握ったつもりが いつのまになくなっている 欲張りすぎたかな、 「今なにしてんだろ…」 君の家しか知らない 君と歩いた道しか知らない あの街も少しずつ、年老いてく。 いつだって考えすぎて落ち込むんだ この手もどうせ離すんでしょ、 幸せを怖がっている。 青く静かな生活の中で 柔らかな温もりを求めて 荷が重いから歩くのをやめたくて、 やめたらもっと重くなる気がしてやめられないままで。 |
君にふさわしい奇跡日曜日のメゾンデ | 日曜日のメゾンデ | くじら | くじら | くじら | 辿り着けない 普通の幸せ ドラマのような愛は奇跡 君にふさわしい奇跡 毎日が一生に一度の日 弱音吐かずに磨くアビリティ 止まれない、今更ありえない 毎日が一生に一度の日 今日も気をつけていってらっしゃい 心に温もりが止まらない! 張り詰めた袋の中のわたあめのように 甘くて柔い心の中 誰にも見せられないんだ 青い未来へ 春のような恋だ 苦いコーヒーのような日々に 砂糖を一つ落として 迷い進む美しい君を僕に想わせて! 辿り着きたい 普通の幸せ ドラマのような愛は奇跡 君にふさわしい奇跡 君が作ったご飯の夢を 君と作った家庭の夢を 君が作ったお守りを 大切に持って歩いてく 疲れちゃってばたんきゅーな次の日 かかっている毛布、優しさは 陽だまりのように暖かい 未来に生きてる天才たち 毎日ひたすら戦う僕らが持つのは 弱った心の解像度 それは光のように輝いて 誰かを救うよ あなたを救うよ 名前を呼んで僕だって 誰かのエンドロールに! 誰のでもない 一つ、僕の命だ 春の陽のような温もりが 何よりも大切だし、 人と人は分かり合えない からもっと教えて! 手の届かない普通の幸せ ドラマのような愛は奇跡 君にふさわしい奇跡 君と並んで歩いた夜を 君と繋いだ手の温もりを 君と作った毎日を 大切に持って歩いてく |
記憶の部屋青虫 | 青虫 | くじら | くじら | くじら | 君と住む予定だったあの部屋は もうどこかの誰かが僕らの代わりに幸せに暮らしていると聴きました 君が一杯にしていった灰皿は まだ換気扇の下で パンクしそうな瞬間が多すぎる どうしたら生身でいられるのでしょうか? 緑色のアパートで 君と住む予定だったあの部屋は もうどこかの誰かが僕らと同じように きっとすぐどうにかなるような 始まる前から終わるような そんな夜を過ごしているのでしょう 玄関の電球が切れたまま もう何日も薄暗いドア奥に 呟く 度数の合わなくなったコンタクト 見たくないものまで見えるくらいなら このままでいいや 君と住む予定だったあの部屋は もうどこかの誰かが僕らと同じように きっとすぐどうにかなるような 始まる前から終わるような そんな夜を 君と住む予定だったあの部屋は もうどこかの誰かが僕らと同じように きっとすぐどうにかなるような 始まる前から終わるような そんな夜を過ごしているのでしょう |
輝きにかわる大崎甘奈(黒木ほの香)、市川雛菜(岡咲美保)、田中摩美々(菅沼千紗) | 大崎甘奈(黒木ほの香)、市川雛菜(岡咲美保)、田中摩美々(菅沼千紗) | くじら | くじら | くじら | 深く色づいた唇、馴染んでく 変わり映えのしない生活に 少しの背伸びと大きな一歩 笑い方真似しては照れてしまう夜 慣れない部屋に慣れないベッド 慣れきって飽きた垢抜けない顔と か細い暮らしに自信の余地はない お気に入りメイク丁寧にして それさえ変わってゆくのは 大人への螺旋階段を登ってる証拠です 深く 色づいた唇、馴染んでく 変わり映えのしない生活に 少しの背伸びと大きな一歩 幼くみえる悩みすら 今に不安ごと輝いてしまう おまもりだよ あの日のアイシャドウ 輝きに変わる、愛してゆける 自信の裏側にいる私さえも みんな上品で綺麗に見えた 1つ下なだけなのに 自覚していくコンプに苛まれている 上手くいかない時は泣きながらお風呂に浸かる パーソナルカラーを恨む 裏目すらも真似て超える 積み重ね人生変わる ねぇ調子はどう?ってリップ変えた? 似合ってんねって大優勝! 日々にグリッター 近づいてきた、道のりごと輝かして! 流行り廃りの流行りの中で生きる 似合わなくてもドキドキしている いつもと違う自分になれる気がしている 美しいを心から楽しみたい 少しずつでいい、叶えていくから 服、髪、似合うものが変わって 鏡を見れば華やいで 初めはどれも怖いけど踏み出せば つまづいても泣きたい夜でも 輝きに変わっていく私を 愛してゆけるから |
オンリーワンとはいえくじら | くじら | くじら | くじら | | 成人すぎてブランコ 昨日 もう飲まない!って... 定点観測ミッドナイト ミニストップのホットスナックがない LUUPの返却先もない ティーンエイジの墓から 今夜もゾンビ&ゾンビ 抜け殻のように地下鉄 意識があんのが辛くて 中身のない話を永遠にして 虚無を薄く伸ばした 夜が恋しい、夜が恋しい ねえ人生を否定されないってどんな気持ち? 脂ぎった顔冷たい缶ハイボール 夏の夜道の向かいからはカップル 耳からはハヌマーン 帰る先はゴミ溜め どこで間違えた? どこでも間違ってないのにここ? 何かに気づきそうで遠回りで帰って 花屋の店先に並ぶことも できない僕らは眠って眠って 生きてれば役割が来て欲しい 薬の味の酒を流し込んで 光るコンビニへ、寝巻きのまま LUUPのスクショが溜まる 毎日 ルーズで憂鬱なまた会議? ヒューガルデンと茶割り飲み干したら キュートなユーエンミーで Night party 人生で焦ってたって 変わらない不安のバーゲン なりたいよNo.1 意味もなく散歩してる 2時半 花屋の店先に並ぶことも できない僕らは眠って眠って 生きてれば役割が来て欲しい 薬の味の酒を流し込んで 光るコンビニへ、寝巻きのまま |
大人になれないくじら | くじら | くじら | くじら | | 月のない夜のように静かな シンボルのない暗闇を 知らないふりして振りまいた 光は生物で 取り出す時には気をつけて 痛みやすいから丁寧に ぬくもりが欲しくてたまらないこと 誰にもバレないで 私達の誰もが いつか永遠に眠る人々 欠けた月の光は 水面をキャンバスに描いた 鱗のような輝きを 孤独や凡庸さを欠いて 人は大人になれない 現実に加筆はいらない 美しさや光を見つけたいのなら 題名のない毎日 引き伸ばしの毎日 かかりつけの病院に 行くだけの毎日 この先もう2度と会うことはない人の 視線が刺さって抜けないや ポツンと浮かぶ白い 雲のようにきままに 風に流されて 自由意志など初めから ないのだと知って尚 歩く 足跡は消えないよ 欠けた月の光は 水面をキャンバスに描いた 鱗のような輝きを 孤独や凡庸さを欠いて 人は大人になれない 現実に加筆はいらない 美しさや光を見つけたいのならv |
a.m.3:21 yama | yama | くじら | くじら | | 溶けた光の跡、甘い夢の中で すぐになくなってしまう時間と人生と なびく干したシャツに香る秋の花が 諦めの悪い私の癖みたいで 乾いた風と哀愁 カーブミラーで曲がって見えた世界は カーテン越しに聴いた隣人の会話の様に見えた 遠くの電線に止まった鳥は何も知らん顔で 渇いた喉にそっとぬるい水を流し込んだ 溶けた光の跡、甘い夢の中で すぐになくなってしまう時間と人生と なびく干したシャツに香る秋の花が 諦めの悪い私の癖みたいで 夜空に溶けたなら甘い甘い夢の向こう側へ 電気を消した部屋で 傷んだ髪の感触だけを 君はいつだって少し寂しそうな顔をしていた 季節の終わりを知っているようで どこで間違ったって自問自答ばかりだ 振り返れば 後味の悪い過去の道 溶けた光の跡、甘い夢の中で すぐになくなってしまう時間と人生と なびく干したシャツに香る秋の花が 諦めの悪い私の癖みたいで |
エンドロールくじら | くじら | くじら | くじら | | 嫌いな彼等に従うフリして中指を立てる 貴方は正しい 浅薄に落ちるなよ エンドロールが終わるその瞬間まで 揺らぎ続けていて 苦しい、寂しいの連続でした まばゆい産声をあげて 生まれる世界を間違えたようで ひどくにぶい、のろい 同じ形の生き物だらけ ぐちゃぐちゃ、どろどろ 子供みたいに吐き出して 傷だらけの綺麗な言葉で薄めて あゝ朝焼けに染まる海を眺めてた 波の音だけが辺りに響いた ぼやけて静かに広がる色だけ 僕をつつむ肌を抜けて 感性怠り鈍く鈍くなった あなたたちにはわからない場所にいるから あゝ朝焼けに染まる雪を眺めてた 街の音だけが辺りに響いた 嫌いな彼等に従うフリして中指を立てる 貴方は正しい 浅薄に落ちるなよ エンドロールが終わるその瞬間まで あゝ朝焼けに染まる海を眺めてた 波の音だけが辺りに響いた 数字や看板ばかり そんな奴のエンドロールは早く終わる それでも生きてく泥沼の中で 貴方にとって価値はなんだ? |
うそだらけくじら | くじら | くじら | くじら | くじら | 繰り返し思い出す日の 音と絵がずれる 穴の空いた切符 いつのまにかなくした 震える手で足りないものばかり数える ひとりひとりがすれちがう街で しずみこんでく こころも、からだも ひだまりの中で寝る子犬の顔 幸せの理由はそれくらいでいい 繰り返し思い出す日の 音と絵がずれる 穴の空いた切符 いつのまにかなくした 震える手で足りないものばかり数える うその作品に見惚れている 誰が言ってたの? 食傷ばかりだ 意味がないなら楽しめばいいよ 幸せの代わりに食卓に並ぶ欺瞞 繰り返し思い出す日の 音と絵がずれる 穴の空いた切符 いつのまにかなくした 震える手で足りないものばかり数える |
薄青とキッチンくじら | くじら | くじら | くじら | くじら | 結露した窓 指先が濡れる 切り取られた冬曇り 葉のない木々が揺れている切れかけた電球と 3万のアパートで 軋むドアをあけ 苦い 不味い 寒い 繰り返しては 生傷 触るような生活の中で 煤けたキッチンに立つ 湯が沸けるまで一本 薄青、磨りガラス 換気扇が冷気を呑む 3万のアパートで 軋むドアをあけ 苦い 不味い 寒い 繰り返しては 生傷 触るような生活の中で |
INNER CHILDくじら | くじら | くじら | くじら | | 想像力で満たして 人生をコスパで考えないで 1番いいのが死 にならないよに 祈りとmusic 同じ映画を観ても泣ける場所が 違うのがいい、違ってもいい 泳いでる深度が違うだけ 参考になる誰かがいないくらいで 止められる好奇心じゃない、 ちゃんとしないといけない なんてことはない 思ってるより自由でいい 昨夜の夢がまだ消えぬうちに 闇夜白んで インターフォンが鳴る 5.4.3で起きる 僕ら幸せの形など誰も知らない いらない傷をむやみに増やす必要はない 僕ら幸せの中身など誰も知らない から似た何かを不器用に探す旅してる 使い捨ての会話ばかりよりは 素敵な日々を過ごしているはずです あ、メロンソーダを1つ 狂うほど狭い部屋同じ日々抜け出せないな、うまくいかないな、 気が触れる手前できっと 悲しみは夕暮れに溶けていくから 僕ら幸せの形など誰も知らない いらない傷をむやみに増やす必要はない 僕ら幸せの中身など誰も知らない から似た何かを不器用に探す旅してる 僕ら幸せになりたい子供 これでも生きてきてしまったから 驚ける回数が減って悲しくなる まだ心躍ってたいのに! 僕ら幸せの形など誰も知らない 僕ら幸せの中身など誰も知らない |
いのちのせんたくくじら | くじら | くじら | くじら | くじら | 濁してく 日々を濁してく 磨りガラスあけても まばらに浮かぶ雲を眺めてた 揺れる急行 歪に綺麗に積まれた箱で僕ら生きている シチューの具合を見に行く君の足音 どんな音楽でも消せない 夢の中で溺れるような足がすくむような ここを抜けていのちのせんたくを 鈍い光を放った 当たり前と呼ばれるまで いつかまた振り出しに戻される 誰かの不幸を願う度 毒を飲んでいることに気づかないままで 気づけないままで 忙しない生活に 夢の中で溺れるような足がすくむような ここを抜けていのちのせんたくを 壁に写る花の陰 薄づきの匂い 褪せるグレーのTシャツにて 夏は油絵を落としたように 揺れている |
あれが恋だったのかな feat.にしなくじら | くじら | くじら | くじら | | ウチら寝起きで映画とか行って ぐだぐだ喋って笑って手を繋いで 晩ごはんの話しながら帰って 暇になれば頬擦りとかして 寂しいとかもパッと忘れちゃって 心も体も 自立どころか スライムみたいにただ溶け合って ただ、ただ、ただ、こんな毎日が 続くと思っていた 続くと思っていたよ ただ、ただ、ただ、こんな毎日が 続くと思っていた 続くと思っていたよ 本当だよ メガネがないとか携帯がないとか あれこれそれでドタバタして 間抜けな分だけ笑って 電子レンジが壊れた時は本当に落ち込んだけど 隣で笑ってくれたから 今でも笑える マグカップ割ったの許してないよベイビー このままいけば簡単に 2人で死ねると思っていたね 結婚式はディズニーって笑 馬鹿言ってんじゃないよあんた その時になればなんでもするさ 宇宙旅行でもいこうか! 1人になってしばらく経って、 ただいい人を演じればできる 恋ごっこを繰り返して思う あれが恋だったのかな あれが恋だったのかな 気まぐれで飽き性、 甘えたがりで愚図で短気で 忘れっぽいから音楽にしとくよ ただ、ただ、ただ、あんな毎日が 続くと思っていた 続くと思っていたよ ただ、ただ、ただ、あんな毎日が 続くと思っていた 続くと思っていたよ 本当だよ |
あるいは映画のようなyama | yama | くじら | くじら | | 午前0時 夜 遊泳 飛び乗る最終電車 階段から覗いた隘路と揺れる街路樹 夜空を溢したような車窓に映る風景 月の裏側では溜息をついている (「知らない」はもういない) 夜明けと (夕焼けとあの日を) 埋めるように (溶けてく 溶けてく) 日々の中へ まだカーテンの裏で ただ泣いてるだけの僕ら 決まり切ったシナリオ通りに続けてるだけ 当てにならないよ 誰かの噂なんて 曖昧な現実と最低な夜を超えよう いつの間にか日々になった 誰も「大人」じゃなかった 雲の上に乗れると誰もが思ってた それがなんだいまじゃどうした 上か下か数字がなんだ 好きなものを信じよう それでいいはずさ そうだろ? まだカーテンの裏で ただ泣いてるだけの僕ら 決まり切ったシナリオ通りに続けてるだけ 当てにならないよ 誰かの噂なんて 曖昧な現実と まだカーテンの裏で ただ泣いてるだけの僕ら 決まり切ったシナリオ通りに続けてるだけ 当てにならないよ 誰かの噂なんて 曖昧な現実と最低な夜を超えよう |
アネモネしゅーず | しゅーず | くじら | くじら | | アネモネの花のように見えない毒を注ぐよ 気づかないさ 私のことなんて見えちゃいないんでしょ 窓からさす月の光 照らす手首 うずくまる私 マイナスの感情の深海付近で息もできないや どうしようもない現実と右往左往もできない私 妖精に導かれて 東京の夜の向こうへ走り出す 明るいのなんて 銀の指輪だけが乱反射している それだけで 綺麗だ 同型に漏れるビルの光睨んで 空き缶を蹴っ飛ばす 最悪の結末はいつも隣でニコニコしてんだ やめたくもなるさ それでもいくんだ また次の季節へ 思い出す アネモネの花のように見えない毒を注ぐよ 気づかないさ 私のことなんて見えちゃいない 東京の夜の向こうへ走り出す 明るいのなんて 銀の指輪だけが乱反射している それだけで綺麗なのに 酔いも回って風と歌って 帰り道に 確定的なことなんて馬鹿みたいだ 間違い電話の向こうに出会う将来だってあんだろ あの日の風景を思い出して どこへ行こう |
愛などくじら | くじら | くじら | くじら | くじら | 砂浜に新しい足跡 手のひらより 小さい 産まれたての海を掬う 透明だけが目の前に 水平線に溶ける青の隙間 から伸びる温度みたい 触れればありありと そこにある重い脳を預けて 解けかけを紡いでいるだけ 汚れた綺麗な 冷たい肌 白い泡が指先に当たる いままで飲み込んだもの 全てが臓器に溶けている 吐き出したくても吐き出せないのだ プールサイド 雪が積もるように 花が閉じる前に底に触れた ひかりがゆれている 解けかけを紡いでいるだけ 汚れた綺麗な 冷たい肌 白い泡が指先に当たる |