LIVE REPORT

VOLA & THE ORIENTAL MACHINE ライブレポート

VOLA & THE ORIENTAL MACHINE

VOLA & THE ORIENTAL MACHINE LIQUIDROOM ebisu

2008年12月05日@LIQUIDROOM ebisu

取材:高木智史

2008.12.20

2008年10月にリリースしたNeo EP『Hlan’na-ca Darkside』を引っ提げてのツアーファイナル! まずはオープニングアクトとして、MONICA URANGLASS、Lillies and Remainsの2組が登場。約1時間後、気が付く頃には超満員となった会場に甲高い歓声が響きVOLAの出番となる。1曲目は「self-defence」。“ワン、ツー!”とアヒト・イナザワ(Vo&Gu)が放つとフロアは即座に踊り出し、沸騰! 底から突き上げるようなベース、速・遅・高・低とうねりまくるギター、呪文のようなヴォーカル、狂ったように暴れたかと思うと、突如形(なり)を潜めたりする忍者みたいなカシオレーターが入り乱れ、それがアンサブルとなって押し寄せるスリル! 際の際のギリギリの刺激的な音にもう正気ではいられない。そんな雰囲気で嬉々として踊るオーディエンス。0°Cと100°Cを直結したような中間地点のないサウンドを連弾し、ステージ後方のスクリーンでは、その音に合わせシュールな映像が絶え間なく流れていく。そしてMC。アヒトが“いつものやっとくか。ウィーアー(足で)ダンッダン! VOLA!!”と決め、新加入した楢原英介(Gu)を紹介。すると楢原は“メンバーの3人はよく僕を見つけてくれたね”とビッグマウスな発言を聞かせる。だが、すでに鳴らされているコンビネーションのとれたサウンドをたっぷり浴びた観客は、それに笑いながら拍手を返す。中盤では序盤とは打って変わってメローな「Internal division」も飛び出し、心地良い空間を作り出す。アンコールではロックバンドとしてのダイナミクスを感じる「Double Standard」をプレイするなど、踊らせるだけではない、さまざまな方向から魅了し続ける圧巻のアクトだった。
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