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ZOC ライヴレポート

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【ZOC ライヴレポート】 『ZOC FOR PRAYER TOUR 2021 SUMMER』 2021年9月9日 at Zepp Haneda(TOKYO)

2021年09月09日@

撮影:Masayo/取材:東條祥恵

2021.09.15

こんなアイドルが他にいるだろうか。不思議なことに自分たちを取り囲む空気のヒリヒリ感が高まれば高まるほど、心のもがきをそのまま体現していく彼女たちのパフォーマンスはさらに凄みを増し、圧倒的な迫力で生命力を放っていくのだ。

そんな “彼女たち”とは、“超歌手”の大森靖子がプロデューサー兼“共犯者”として自らもメンバーとなり藍染カレン、西井万理那、巫まろ、雅雀り子、この5月に新加入した鎮目のどかを含め6人編成で活動しているアイドルグループのZOCだ。そのZOCがメジャー1stフルアルバム『PvP』を携えて全国22会場、42公演を行なったグループ最大規模の全国ライヴハウスツアー『ZOC FOR PRAYER TOUR 2021 SUMMER』が、9月9日の東京・Zepp Haneda(TOKYO)公演で幕を閉じた。ここではその千秋楽公演の模様をレポートしていく。

客電が落ち、SE「ZOC序曲」が流れてくると観客たちがペンライトで推し色を灯す。スポットライトに照らされたZOCの新兵器、鎮目がひとりで「family name(PvP版)」のサビをアカペラで歌い出すと場内は沈默に包まれた。緊張で震える声。オープニングから場内のヒリヒリ、ドキドキ度はマックスに。観客たちが鎮目のメンバーカラーのライトを灯して見守る中、筆者はツアー初日もライヴを観たが、ツアーを通して別人のように堂々とした姿で最後まで歌い切ってみせた彼女。こうしてZOC加入の儀式のようなアカペラ―パートを終えたあとはそのまま6人でこの曲を歌唱し、《クッソ生きてやる》のフレーズを全員で唱え、雅雀がシャウトをブチかましライヴは勢いよく開幕した。

大森、藍染、巫のヴォーカルとハモりが楽曲のパンチ力をさらに倍増させていくロックチューン「DON'T TRUST TEENAGER(PvP版)」でエモーショナルギアをいっぱいに入れたら、その熱量を今度は武器に詰め込んで披露した「SHINEMAGIC(PvP版)」は、ステージ全域を使って、それぞれ戦いのアイテムを手にパフォーマンスでバトルを展開。そんなアグレッシブな女性たちが「ヒアルロンリーガール(PvP版)」から女の子らしさをアピール。鎮目があざと可愛いさがたっぷりな《わざとだよ》の台詞で観客をキュンとさせたあとは、指を丸めたラブリーな眼球ダンスで「眼球にGO!」に続く。「濃♡厚♡接♡触」では観客たちが“おちりふいて” ”浄土さま”などZOCならではフレーズを書き込んだ応援うちわを掲げると、メンバーはそれにめがけてステージ上からファンサービスにて応える。

ニュージャックスイングな「LiBiDo FUSION」では6人が髪を跳ね上げ、セクシーな歌声で腰をグラインドさせながらヤバい女っぷりをアピールしていると、突然ステージにこの曲のMVにも出演しているYouTuberのそわんわんが乱入。そのまま「AGE OF ZOC(PvP版)」ではそわんわんがメンバーにスクワットをするメンバーにエールを送るなど、場内が盛り上がったところで、次は6人の個性にスポットを当てたソロコーナーへ。

「それな!人生PARTY」をそわんわんが押すトロッコの代わりの台車に乗って歌い、観客を笑わせたにっちゃん(西井万理那の愛称)。安定感抜群の歌唱力でみんなが望むアイドルになって歌ったまろ(巫まろの愛称)の「まろまろ浄土」。クールビューティーなカレン(藍染)がバレエのようなフォームで踊りながら歌い上げる「紅のクオリア」。赤ちゃんのふりをして曲の最後《赤ちゃんじゃない》で観客を射抜いてみせたのどか(鎮目)の「Fake baby」。り子(雅雀)は手をグルグル回しながら魔女語で黒魔術をかける「りこりこ☆くろまじゅつ」を披露。そんな個性ありまくりなソロの最後、“気持ち悪い”を連呼する「きもいかわ」で大森靖子劇場が始まると場内はフリーズしていた。

そして、全員で歌う「14才」(※注1)でさらに深い心のドン底へ。り子がもがき苦しむ舞い、怖いぐらい鬼気迫る歌。客席は息を止めるようにステージに全集中し、心臓の奥が抉られるような気分に襲われぐらいヒリついたその空気を「CUTTING EDGE」が切り裂いた瞬間、今度はほとばしるような生命力がステージから襲ってきて視界が一気に開け、気がついたら筆者は泣いていた。

楽しいだけでも可愛いだけでもない。この生命力こそZOCのライヴのすごさだ。アンコールで“覚悟を改めて世界を変える音楽をやっていく”と宣言した大森は、「ZOC実験室」の最後、大声で“生きろ!”というメッセージを放ってこのツアーを締め括ってみせた。

そして、彼女たちはこの公演で12月17日に東京・中野サンプラザでワンマンライヴ『ZOC 東京単独公演『ZOC CLUTCH 2021』』を行なうことを発表した。

(※注1)14才の数字は○の中に数字が正式表記

撮影:Masayo/取材:東條祥恵

【ライブ情報】

『ZOC 東京単独公演「ZOC CLUTCH 2021」』
12月17日(金) 東京・中野サンプラザホール
開場17:30 / 開演18:30
全席指定(椅子席)
(問)SOGO TOKYO 03-3405-9999

『「ランダムチェキ」付き『PvP』EC販売詳細』

販売サイトURL:https://avex.lnk.to/ZOC_ranchekiPvP
販売期間:2021月9月13日(月)12:00~2021月9月26日(日)23:59
対象商品:2021年6月9日(水)発売『PvP』 AVCD-96711【CD Only】
※豪華盤、CD+DVDの形態は対象外
特典名:選べる4種「個別ランダムチェキ」
(1)PvP衣装
(2)浴衣
(3)メンバーチョイス衣装
(4)私服

※特典は数に限りがございます。予定枚数に達し次第、販売終了となります。
※販売期間を過ぎますと、いかなる理由があってもご予約いただけません。あらかじめご了承ください。
※いかなる場合であっても不良品以外の商品のキャンセル・返品はできません。
※商品は9月29日(水)以降のお届けとなります。あらかじめご了承ください。

配信楽曲「りこりこ☆くろまじゅつ」

2021年9月9日(木)配信開始



■配信リンク
https://avex.lnk.to/RikoRiko_KuromajutsuPR

作詞作曲:大森靖子
編曲:神前暁(MONACA)

配信楽曲「Fake baby」

2021年9月9日(木)配信開始



■配信リンク
https://avex.lnk.to/Fake_babyPR

作詞作曲:大森靖子
編曲:sugarbeans

アルバム『PvP』

2021年6月9日(水)発売



■ご購入はこちらから
https://ZOC.lnk.to/0609_PvP_Release
■サブスク視聴はこちらから
https://ZOC.lnk.to/PvP
■アルバム詳細はこちら
https://www.zoc.tokyo/discography/detail.php?id=1018435

ZOC

ゾック:シンガーソングライターで“超歌手”の大森靖子がプロデュース兼メンバーとして活躍するアイドルグループ。2018年よりインディーズにて活動をスタートさせ、20年までに3枚のシングルをリリースした。同年7月に活動休止を発表、8月には活動再開を宣言し、10月に開催した中野サンプラザでのワンマンライヴでメジャーデビューを発表。21年1月に1stシングル「AGE OF ZOC/DON'T TRUST TEENAGER」をリリースし、同月に東名阪のZepp公演、2月に日本武道館公演を成功させた。5月に新メンバーが加入。6月にメジャー1stフルアルバム『PvP』をリリースし、全国ツアー『ZOC FOR PLAYER TOUR 2021 SUMMER』を開催する。

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    01. family name(PvP版)

  2. 3

    03. DON'T TRUST TEENAGER(PvP版)

  3. 4

    04. SHINEMAGIC(PvP版)

  4. 5

    05. ヒアルロンリーガール(PvP版)

  5. 6

    06. 眼球にGO!

  6. 7

    07. 濃♡厚♡接♡触

  7. 9

    09. AGE OF ZOC(PvP版)

  8. 10

    10. それな!人生PARTY

  9. 11

    11. まろまろ浄土

  10. 12

    12. 紅のクオリア

  11. 13

    13. Fake baby

  12. 14

    14. りこりこ☆くろまじゅつ

  13. 16

    16. 14才 (※注1)

  14. 18

    18. A INNOCENCE(PvP版)

  15. 20

    <ENCORE>

  16. 21

    ZOC実験室(PvP版)

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