LIVE REPORT

THE BEAT GARDEN ライヴレポート ライブレポート

THE BEAT GARDEN ライヴレポート

【THE BEAT GARDEN ライヴレポート】『THE BEAT GARDEN ONE MAN LIVE 2019 「move on !!!!」』 2019年2月10日 at 恵比寿LIQUIDROOM

2019年02月10日@

撮影:Daisuke Sakai(FYD Inc.)/取材:千々和香苗

2019.02.15

3ヴォーカル1DJグループ、THE BEAT GARDENが約1年5カ月振りのワンマンライヴを2月10日、恵比寿LIQUIDROOMにて開催した。本公演のチケットは即日完売。開演のアナウンスを聞いたBeemer(ファンの呼称)の喜びに満ちた歓声に包まれて4人はステージに姿を現した。

夢と現実の狭間で葛藤する想いを歌った「本当の声で」でライヴがスタート。瞬く間に会場の隅々まで手があがる光景が輝かしかった。ダンスフロアーの如くメンバーも思い思いにノリまくった「Satisfaction」や、お馴染みの振付けで一体感が生まれたEDMナンバー「answer」ではUも“いいね! ワンマンっぽいね!”と笑顔を見せる。アップテンポな楽曲を次々に投下して、ひとしきり盛り上がったあとのMCでは“僕たちを知らない人なんてここにいないでしょ!”と嬉しそうに言いながらも自己紹介をし、2019年の幕開けにちなんでメンバーそれぞれがひとつずつ“新しいプロフィール”を発表する場面も。Uは“前の夢は農家だった”、MASATOは“デビュー前は衣料品店でバイトリーダーをしていた”など意外な事実を明かし、Beemerとの距離も一層縮まったように見えた。

和やかな雰囲気になったところで3月20日にリリースするニューアルバム『メッセージ』にも収録されるという、“おバカソング”と紹介した「ダンシング・マン」を披露。DJ担当のSATORUも颯爽とフロントに出てくると、MASATOのマイクを取って歌ったり、4人でチャーミングな振付を全力で踊るなど、新鮮な光景に会場は沸きまくり! ラストはまたもやREIのマイクをひとり占めしたSATORUが“イエーイ!”と締めるまさかの展開に笑い声と歓声が入り混じり、彼らならではの楽しませ方が愛らしい。

後半はじっくりと楽曲を聴かせ、THE BEAT GARDENとしての思いの丈を改めて知ることができたのもこの日のハイライト。REIがキーボート、MASATOがギターの編成で聴かせた「Just Before Dawn」は壮大なメロディーが響き渡り、程良い緊張感の中で一音一音を噛み締めるように堪能できた。Uが“大切なあなただから、自分を大切に、自分らしくいてほしい”と語った「あのね」、MASATOが“まだまだBeemerに恩返しがしたい”と打ち明けた応援歌「メッセージ」など、歌詞だけではなくダイレクトに想いを届ける場面も印象的で、フロアーからはそれに応えるような力強い拳があがり、彼らの気持ちをしかと受け止めたBeemerの逞しい姿に彼らがまた勇気をもらっているのが伝わってくる。

“日本武道館も大阪城ホールも東京ドームも諦めていない”という意思表示に今後の活動への期待も高まったこの日。5月からは全国6カ所でグループ史上最大規模のワンマンツアー『THE BEAT GARDEN one man live tour 2019「Message」』を行なうことを発表したが、“ワンマンができるのが最大のご褒美”とUが言ったように、彼らはこの先どんなに大きな会場でライヴをやっても“目標達成”ではなく、自らの“ご褒美”としてBeemerと幸せを共有していくのだろう。

撮影:Daisuke Sakai(FYD Inc.)/取材:千々和香苗