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感覚ピエロ ライヴレポート

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【感覚ピエロ ライヴレポート】 『ありあまるフィクション ONE-MAN TOUR 2018/AW 〜Road to MAKUHARI〜』 2018年12月7日 at Zepp DiverCity TOKYO

2018年12月07日@

撮影:ヤマダマサヒロ/取材:荒金良介

2018.12.11

感覚ピエロのワンマンツアー『ありあまるフィクション ONE-MAN TOUR 2018/AW〜Road to MAKUHARI〜』のセミファイナル公演は、バンドが一丸となった気迫漲るパフォーマンスを展開し、観る者を釘付けにした。しかも、来年は春と夏にツアーを行ない、11月4日には幕張イベントホールにてワンマンライヴ決行と具体的な日付も発表。勢いが止まらない彼らのライヴの様子をここにレポートしたい。

“俺たちが作る音楽に世代は関係ない。日本一最強のバンドになる!”と横山直弘(Vo&Gu)はライヴ中に力強く宣言していた。3,000枚限定のニューシングル「ありあまるフィクション」のレコ発セミファイナルは、10代から60代オーバーの観客まで詰めかける大盛況ぶり。新作の冒頭曲「ありあまるフェイク」で華々しく火蓋を切ると、滝口大樹(Ba)のベースがうねりを上げる「LET IT DIE-Wake up-」へとつなぎ、前傾姿勢の演奏で押しまくる。それから「A BANANA」においてはタオル回しで観客と一体化し、満杯のフロアーを激しく揺らしていた。

中盤、新作から「一瞬も一生もすべて私なんだ」「夜のスピード」を立て続けに披露。特に前者は訴求力の高い美メロと突き抜けるサビの高揚感が抜群だ。後半はアッパーな「CHALLENGER」を皮切りに再びロックモード全開で駆け抜けていく。この日も煌びやかな照明や映像で歌詞を流す演出はあれど、何よりメンバー4人の強靭なバンドアンサンブルがショーを引っ張っていた。“2019年の幕張、命を削っても連れて行く!”と言い放つ横山の気迫は今日のライヴからも十二分に伝わるほど。土臭いスケール感を誇る「Just to tell you once again」で本編を締め括り、アンコールに応えると、さらなる熱量で観る者を制圧する。TVアニメ『ブラッククローバー』のオープニングテーマとなる新曲「落書きペイジ」も初お披露目。ヘヴィかつキャッチーな曲調も素晴しく、来年の彼らの大飛躍を約束する隙のないアクトに魅了されっぱなしだった。

撮影:ヤマダマサヒロ/取材:荒金良介

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