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ジュリアナの祟り ライブレポート

ジュリアナの祟り

【ジュリアナの祟り】 『風雲バブル城 江夏の挑戦状最終決戦 「バブリー革命~歌舞伎町編~」』 2017年9月23日 at 新宿BLAZE

2017年09月23日@新宿BLAZE

写真提供:vividsugar/取材:榑林史章

2017.10.04

昨今、テレビのバラエティーでは平野ノラが注目を浴びていたり、女子高のダンス部がバブル時代を彷彿させるメイクとスーツで「ダンシングヒーロー」を踊った動画が話題になっていたりと、バブル時代をデフォルメした本気の“茶化し”が日常化している。そんな中、音楽シーンでは時代の象徴とも言える聖地=ジュリアナ東京の名前をモジったバンドが注目を集めている。その名も“ジュリアナの祟り”。2017年4月から欠かさず毎週木曜日に企画ライヴを敢行し、上半期の集大成として9月23日に新宿BLAZEでワンマンライヴを行なった。そんな、彼らの勇姿を目撃した!

“本日もバブルを呼び起こしたいと思います”と、決めポーズとともに全員で“バブリー!”と合い言葉を叫ぶと、客席にはおもちゃの札束がばらまかれ、RAVEが幕を開けた。おいおい何の宗教か?と、一瞬ギョッとしたものの、音が鳴り始めると一転、会場はかつてのジュリアナ東京を彷彿させる煌びやかさに変貌した。1曲目、ロックチューンの「リグレット」からRAVEは最高潮で、お客さんはジュリ扇を振って肩を組んで歌う。2曲目の「SAQRA」は和風テイストで、ピンクのペンライトが点灯。曲ごとに叫ぶフレーズが書かれたボードが出て、振り付けもレクチャーしてくれるなどお客さんにやさしい。恥ずかしさを堪えて一緒に叫ぶと想像以上に気持ち良くて、次は? 次は?とどんどん欲しくなる。

メンバーも個性的で、まず目に飛び込んでくるのは、落ち武者ヘアーの矢島銀太郎(Ba)。見た目こそ祟りだが、ベースの腕は絶品。ライヴ中にコンビニおにぎりの30秒早食いに挑戦した姿も、観ているうちに可愛くなるから不思議なキャラだ。次にパフォーマーの佐川“ネル”秋吉と翌槍“ダンク”冬雪のふたり。ファンを煽ったりコスプレしたりと大忙しだが、ふたりは元お笑い芸人。幕間に披露したV系講座というフリップ芸での“ビジュアル系あるある”に大爆笑。紅一点の女性ヴォーカリスト、蕪木蓮はピンクの髪と神主衣装がトレードマーク。彼女は、歴史の教科書でお馴染み“大化の改新”のキーパーソン、中臣鎌足の血を継ぐ子孫であり、現役の神主でもあるというフックの効いた背景を持つ。パワフル&エモーショナルなヴォーカルが真骨頂で、キャッチーなメロディーが秀逸な「NewScene」や「アクシデント」では圧倒的な歌声を会場に響かせ、さっきまでかけ声や振り付けで盛り上がっていたファンも、この時は一心に蕪木の歌声に聴き惚れていた。そして、リーダーでドラマーの江夏亜祐。最初は真面目にドラムを叩いていたが、後半の「キラキラ☆hero」や「パンティーナイト♂」などのトランス&パラパラナンバーが始まると、マイクを握って最前で歌い出す。ナルシストっぷりも半端なく、ウィンクすると白い歯がキラリと光る。本当に全員濃すぎるキャラ揃いだが、これが何だか癖になる。

“ジュリアナの祟り”という名前は、番組の企画でビートたけしが命名したそうで期待感はお墨付き。ライヴタイトルも『風雲バブル城 江夏の挑戦状』と、40代以上にはツボだ。さらに、毎週木曜日のライヴを継続し下半期の集大成は、2018年4月12日に開催する赤坂BLITZとなる。この聖地にビートたけしを1分でもいいからゲストに呼ぶというのが最大の目標とのこと。命名にあやかりながら、どこまでもおふざけで、どこまでも真面目に、ジュリ祟ブームを巻き起こす日は、そこまで来ているようだ。

写真提供:vividsugar/取材:榑林史章

ジュリアナの祟り

この歌手の歌詞一覧 この歌手の動画一覧

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 2

    2.SAQRA

  2. 3

    3.薄紅色の淡い夢の中で

  3. 4

    4.九月の雨~scene88~

  4. 6

    6.水着でkiss me!!

  5. 7

    7.夏のyou

  6. 9

    9.愛体革命

  7. 10

    10.愛しのmy姫~ストーカーのテーマ~

  8. 11

    11.儚きピオニー

  9. 12

    12.NewScene

  10. 13

    13.結論

  11. 14

    14.キラキラ☆hero

  12. 15

    15.パンティーナイト♂

  13. 17

    17.寝子life

  14. 18

    18.アクシデント

  15. 19

    <ENCORE>

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