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【TWEEDEES】 『ショウほど素敵な商売はない~「à la mode」TOUR2017』 2017年9月8日 at TSUTAYA O-WEST

2017年09月08日@TSUTAYA O-WEST

撮影:柴田恵理/取材:田山雄士

2017.09.20

初の東名阪ツアーのファイナルは、まずO.Aの辻林美穂-tsvaci-がTWEEDEESバンドのサポートも受けてナチュラルな歌声を聴かせ、ゆるいトークを含め、場をじんわり温めた。

そして、TWEEDEESは清浦夏実(Vo)を中心に、沖井礼二(Ba)、坂 和也(Key)、原“GEN”秀樹(Dr)のギターレス(!)4人編成で挑む。音源とは異なる、誤魔化しの利かない骨っぽいアンサンブルながら、「PHILLIP」からお馴染みの手旗を振りつつ、凛とした&気持ちの入った歌唱でガンガン先導する清浦。この布陣だと沖井のリッケンバッカーがさらに映えまくる。ツーフィンガー、スラップ、ピックと縦横無尽なドライヴ感はまさに沖井節で、清浦×沖井が真価を発揮してこそ成り立つステージが超スリリング! 「à la mode」「STRIKERS」は特に、“もっと突き抜けたい!”という熱血マインドが伝わってきた。

“あちこちでさ、ズッコケみたいに言われてね(笑)”(沖井)、“それ、沖井さんだけですから!”(清浦)、“一緒にバンドやってるじゃん! 楽しいしゃべりから急に冷たくなるよねぇ”(沖井)、“ザワザワしてる~! もう歌わせてください”(清浦)、“俺がやろうって言わなきゃ始まらないよ?”(沖井)、“うるせえ! やるぞ”(清浦)――脊髄MCの沖井×華麗にいなす清浦(文字数が足りません!)、その掛け合い込みで素敵なショウ。清浦がトイピアノ&沖井がアップライトベースの「悪い大人のワルツ」、清浦が女優魂を活かした「プリン賛歌」など、最新モードもひと通り聴かせた。ローからノリを出すこのライヴに、次作のヒントがあったのかもしれない。

撮影:柴田恵理/取材:田山雄士

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トゥイーディーズ:清浦夏実と沖井礼二によるバンド。2015年に結成され、3月に1stアルバム『The Sound Sounds.』を発表。ポップスとロックの王道を貫く高い音楽性とファッション性を持ちつつ、等身大のフレンドリーなキャラクターで臨むライヴにも定評がある。

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