LIVE REPORT

Ken Yokoyama ライブレポート

Ken Yokoyama

『DEAD AT BUDOKAN RETURNS』

2016年03月10日@日本武道館

撮影:Yuji Honda、JON/取材:フジジュン

2016.03.15

震災後、ともに東北を支援してメッセージを送り続けたSLANGが熱いステージを魅せた後、大歓声に包まれて登場した横山健。“よく来てくれた武道館! 8年振りに戻って来ました”と掲げられている大きな日の丸の下、再び武道館に立てた喜びを笑顔で語ると、「Maybe, Maybe」の大合唱でライヴが始まる。スタンディングエリアは一瞬でもみくちゃになり、超満員の武道館に強烈な熱気が上がった。

最新アルバム『Sentimental Trash』の楽曲を中心に、グレッチを抱えた横山が最新型のKEN BANDの演奏で魅せた前半戦。そして、リクエストを受けて演奏した「Running On The Winding Road」、Hi-STANDARDの名曲「STAY GOLD」や、ひとりひとりと会話するようなMCなど、多分なサービス精神で普段のライヴハウスと変わらぬ空気を作る。願いを込めるように届けた「I Won't Turn Off My Radio」を聴かせた後、“2016年になっても、こんなに人が来てくれて、自分自身も音楽やれてると思わなかったわ”としみじみ語っていたが、ギターを掻き鳴らし「We Are Fuckin' One」や「Punk Rock Dream」を歌う姿には、現在の彼だからこその説得力や勇ましさがあった。本編ラストは客席にマイクを向けて、会場中がシンガロングした「Believer」。アンコールで「Let The Beat Carry On」を歌い、“続けていこう、つなげていこう”と熱いメッセージを贈る横山に、武道館公演の意味と想い、そして強い覚悟を感じた。
この歌手の歌詞一覧 この歌手の動画一覧

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 4

    Last Train Home

  2. 7

    Your Safe Rock

  3. 8

    This is Your Land

  4. 11

    Stay Gold

  5. 13

    Ten Years From Now

  6. 14

    Cherry Blossoms

  7. 16

    I Go Alone Again

  8. 17

    A Beautiful Songs

  9. 18

    Walk

  10. 19

    Punk Rock Dreams

  11. <ENCORE1>

  12. 23

    Let The Beat Carry On

  13. <ENCORE2>

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