LIVE REPORT

シシド・カフカ ライブレポート

シシド・カフカ

『Sessin Mini Album「K5(Kの累乗)」リリース記念ライブ「フミコム」』

2015年06月17日@TSUTAYA O-WEST

撮影:河村美貴/取材:榑林史章

2015.06.22

ドラムヴォーカリストのシシド・カフカが、セッション・ミニアルバム『K5(Kの累乗)』のリリースを記念したライヴ『フミコム』を、同作発売日の6月17日に東京・TSUTAYA O-WESTで開催した。ドラムのキックを踏み込むことと、アクセルを踏み込むや一歩踏み込むことをかけて、“フミコム”と付けられた同ライヴ。まさしく彼女の活動が、ここから加速し始めたことを感じさせるステージになった。

1曲目「サバイバル」のイントロが流れると、シシド・カフカがモデルウォークで登場し、ステージセンターにドンと構えたドラムセットの前で一瞬立ち止まり、ポーズを決めてみせる。そして、おもむろにドラムに着くと、カッと目を見開きアツいビートを打ち鳴らした。立て続けに「キケンなふたり」では、獲物を狙うような視線で客席をナメながら歌う。まさに今、彼女の奥底に眠るケモノが目覚めたといった感じ。

中盤には『K5(Kの累乗)』の楽曲を次々と披露。「Don’t be love feat.斉藤和義」では、タイトルを言っただけで歓声があがる。タイトなリズムに、観客もゆっくり身体を揺らしながら一緒に歌う。「くだらない世の中でfeat.常磐道ズ」では、アッパーのビートに観客も拳を振り上げて盛り上がった。また、この日のスペシャルとして「恋のバカンス」のカバーを披露。イントロや間奏には、山口百恵の「イミテーションゴールド」をもじった大胆アレンジで聴かせ、観客を沸かせてみせた。本編の最後には“みんな甲本ヒロトになれる自信はある?”と問いかけ、「バネのうたfeat.甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)」を披露。“ビヨーン”とユーモアたっぷりに歌うところでは、全員で身体を伸ばしてジャンプ! シシド・カフカ史上最多の打数を誇るという曲だけあり、彼女は歯を食いしばるようにしてスネアを連打した。

また、これまで3ピースで披露していたステージは、今回からキーボードが加わり、より生々しくスケールの大きなステージを見せてくれたことも特筆すべきところ。以前は最初から飛ばしすぎて途中でガス欠なんていうこともあり、後先考えないパワフルさは魅力のひとつだった。この日はペース配分もしっかりしていたようで、冷静と情熱の間といった、また違った表情を見せてくれた。シンバルを弾くたびに、美しく弧を描いて揺れる黒髪が印象的で、巧みに操られるスティックさばきも実にしなやかで、まるでバトントワリングのよう。暴発寸前のギリギリのテンションを保った演奏が、聴く者を飲み込み圧倒した。

アルバム制作を振り返り“いろんなシシド・カフカを見つけることができた。これからも新しいシシド・カフカの世界をお見せしていきたい”とカフカ。9月5日にZepp Tokyoでのワンマンが決定したことも発表され、彼女の中に眠る、さらなるケモノの目覚めに期待が高まった。
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