ひかりをためるくじら | くじら | くじら | くじら | | 何年か前は平和だったね 泥っぽい日々をこなして、こなしてゆく 悩ましいこと 答えが目の前に現れるまで 首都高の下を気がすむまで歩いた 私たちの形は 簡単に変わんないんだ それはある日突然に訪れる光 妄想さえも失ってしまう世では 見えなくていいものが見えてしまう 言葉はうまく使えないまま 湿気ったパンをとりあえず 西陽に揺られ濡れてる服 花束みたいなプレイリストを お守りがわりに歩いてる コーヒーをちょっと 入れたら美味しくなるっていつか 聞いた夕飯の匂いと帰路 帰ったら一旦ごろんとしよう ぼんやりコインランドリーで待つ間に 泣いてしまう時も 夜明けにしかない匂いにつつまれて 1番冷たくした水がぬるい 鍵穴がうまく探せないまま もう僕ら元に戻ることはないんだ 嘘をうまくつけばつくほど濁る 言葉はあなたを写す鏡で 妄想さえも失ってしまう世では 見なくていいものが見えてしまう たらたら生きれてしまうのが怖いね |
FRIENDLY・NIGHTMAREくじら | くじら | くじら | くじら | | 帰りの道の さみしい ごと愛したい! 進んでいくんでしょ? 今ここで、見えるものだけ抱きしめて きっと笑って終わろうね 笑って終わろうね 大して自信はないけど まだ暗がりの夜明け前の道を歩いているんだ 君と 戻っては繰り返す暮らしの続きを きっとまた道に迷ってるだけ 嘘はつきたくない 本心の 思うまま求めて狂ってしまおう 激流の中で立つ僕らのせいか? 煌めきの中で立つ僕らのせいか? 降り注ぐ冷たい雨の真ん中で 優しい歌を秘めている 帰りの道の さみしい ごと愛したい! 明日へ行くんみでしょう? 今ここで、見えるものだけ抱きしめて きっと笑って終わろうね 笑って終わろうね 大して自信はないけど まだ暗がりの夜明け前の道を 歩いているんだ 君と 苛立ちの海で息ができなくなって 狂わない方がおかしいよ僕ら もう戻らない思い出達の 笑顔に素直でいたいね 暮らしは巡る 帰りの道の さみしい ごと愛したい! 積もっていく日々と 今ここで、見えるものだけ抱きしめて きっと笑って終わろうね 笑って終わろうね 大して自信はないけど まだ暗がりの夜明け前の道を 歩いていくんだ 君と |
BOOK STOREくじら | くじら | くじら | くじら | | たましいのままさまよっている 照らされていて艶やかに 下を向いて咲く花もあるのよ 趣味・生活のコーナーに置いてある 暮らしにそっぽ向き 下を向いてばかりの我々、我々 片手間ではなくただ愚かなほどに 「生命らしく在るべき」について ずっと問い続けている 全てそこにあるようなまどろむ輝き 掴めば遠回り 春は無し 愚直にやるしかないのよ たましいのままさまよっている 照らされていて艶やかに 下を向いて咲く花もあるのよ 趣味・生活のコーナーに置いてある 暮らしにそっぽ向き 下を向いてばかりの我々、我々 苦しいばかりで泣いている 唱えても救われない夜に きっと求める単位とあなたの単位が 合ってないんでしょう ね? 軽口たたいてやり過ごしてみる 晴れた日にでさえ 心地よいあたたかさだけを求めてしまうの 生きてきた場所や前提が 違うこと 疲れてたまに忘れてしまうね たましいのままさまよっている 照らされていて艶やかに 下を向いて咲く花もあるのよ 趣味・生活のコーナーに置いてある 暮らしにそっぽ向き 下を向いてばかりの我々、我々 |
POOL.くじら | くじら | くじら | くじら | | 大通り沿いのガスの匂いと 窓際の街灯、湿らす雨 ふざけあう、寝たふり 4am 脳がもう全然使えてない事 だけわかる 霞がかる記憶を探す旅は明日 夏夜の幽霊になって2人踊ろうよ 光ってるとこだけ拾って注ぐ水 憧れてた屋上にさ 夜色で満杯、 今までに飲んだビール分のプール 4am 脳がもう全然使えてない事 だけわかる 溢れきった記憶を探す旅は明日 夏夜の幽霊になって2人踊ろうよ 不安定なまま寝て起きてを繰り返す そんなに大事なものなら ねえどうして壊してしまったの? 運命的な出会いだとしても 最低限の価値観が同じくらいじゃ 感動できないほどに 必死に生きあってきた 4am 脳がもう全然使えてない事 だけわかる 霞がかる記憶を探す旅は明日 夏夜の幽霊になって2人踊ろうよ 光ってるとこだけ拾って注ぐ水 |
BABY (feat.松尾レミ from GLIM SPANKY)くじら | くじら | くじら | くじら | | 子供の背中におでこを擦り付ける猫 手際の悪さは愛おしさに変わっていく 無邪気に抱きしめキスしてそれが愛だと 1番初めに忘れていくんだよ 眠ってるから甘えてみようと擦り寄って そのまま吸い込まれるように抱きしめられて 1人では産み出せない心の温もり 抱きしめ合えば同じポーズだね よく寝てよく食べて起きて 名前も知らない心の動きに 涙や暴れて答えて、ここまで 生きてきたこと 負けるのがやだからバレないようにズルして 今でもそういうことばっか覚えている 至る所にある幸せから目逸らして 棘があるものだけ握って確かめている 透明人間だった頃のトラウマが 消えずにプライドと幾千折り込みあって マフラーがわりに弱いとこ温めている 喉が閉まって助けを呼べないけど 僕ら名前もついていない頃から 僕ら名前もついていない頃から 愛を知っている よく寝てよく食べて起きて 名前も知らない心の動きに 涙や暴れて答えて、ここまで 生きてきたこと わかってるよ わかってるよベイビー 大丈夫 |
Hollows...くじら | くじら | くじら | くじら | | 欲しいのは出来損ないのよろこびじゃない ねえ、なるべく死体のフリして歩くの得意なの?そう きっと知らないうち教え込まれてて 大きな斧で首ごといってくれ... と思いながら寝る夜 悪意の想像力の手が届かない場所で 無邪気に笑えるような気がしている 多くを望まなくとも 宙に浮いてしまった暮らしで 地に足をつけて歩けるのはいつになるだろうな 雷鳴待つ午後 light on a dance floor ダラダラのまま... 今年も夏が終わっていくから またほら、見つかってくHollows... ハラハラのまま 駆け抜けてく 悪意の想像力の手が届かない場所で 無邪気に笑えるような気がしている 多くを望まなくとも宙に浮いてしまった暮らしで 地に足をつけて歩けるのはいつになるだろうな 悪意の想像力の手が届かない場所で 無邪気に笑えるような気がしている 多くを望まなくとも宙に浮いてしまった暮らしで 地に足をつけて歩けるのはいつになるだろうな 何十年先の事考えろって話は無駄だよ、 今ここで笑える事 それで全部なんだきっとね、 多分考えるべきことはさ 帰りに買うものくらいでいい 忘れないように |
野菜室くじら | くじら | くじら | くじら | | 曖昧な日々が増えてく どこにも居場所がないと嘆きながら 同じ日々が増えてく怒りのやり場を頂戴? 緩やかに落ちる点滴のような 速度で 話がしたいよ、このままじゃ僕ら もどかしさを言葉にできずに 発狂すらできないでいる 反射やパターンになった会話ばかり それなら言葉よりも歌を! まだ、生きている 大人になればわかると 張り切って詰めた不安や存在の問いは 奥の方で腐っている 野菜室付きの冷蔵庫 頭ん中にも一つおくれ あんたにもあげる さみしくない生活をしよう 鮮度が取り柄じゃなくなる前に 新たな不安や哀しみの処理ですら 動けないほどの量です いつしかの自分を見て よくまだ生きてるな!?と思う 祝福が足りない僕らには 言葉よりも歌を! |
夕餉くじら | くじら | くじら | くじら | | 君が寝てる街への帰路 とろみがかった夕暮れ 混ざってく 記憶の中、子供の私 滑り台の上で得意そうに笑う 夕飯までには帰らなくちゃ いつもの匂いだ 幸せの匂い かえる場所に向かって 手を繋いでかえろう 五時の海に綺麗な線が 奥の見えないとこから 伝ってく、伝ってく、伝ってく 砂浜の上で綺麗な顔で笑う きらきらひかる水面の陽を いつもの灯りだ、幸せの灯り 波打ち際までは手を繋いでかえろう 屋上の際で悲しそうに笑う 夕飯までには帰らなくちゃ いつもの匂いだ 幸せの匂い かえる場所がある、手を繋いでかえろう |
レプリカくじら | くじら | くじら | くじら | | 制限なんていらない 変わんないなんて日常まだ 覚めない夢の中でもう一度踊ろう 永遠なんていらない 生き急げるだけ急げまだ 足りないものばっかを探しに行こう 子供騙しの レプリカでさえ 新しいの? あなた文化の皮膚を撫でて満足?ねえ、、 あ、そりゃそれで生きていけんのか 否定する気ないけど目眩止まんない 産まれた言葉は水槽の中 誰かが触れれば綺麗に泳ぐ くだらない比喩だね 背中を押して! 転べど転べどまだ生きている 嫌いな奴の人生がもれなく空虚であれと願う夏 パウンドケーキの匂いに包まれながら ささやかな暮らしがしたい。 今も昔も変わらず動く心臓の部分で 雑音だけを濾したプールで泳いでいる 制限なんていらない 変わんないなんて日常まだ 覚めない夢の中でもう一度踊ろう 永遠なんていらない 生き急げるだけ急げまだ 足りないもんばっかだ 日々を変えること 見ないフリしないこと そうして積んだものが崩れること でも適当で済まして不安になんだ ああ!笑って飛ばしていきたい 煮えたぎるぐちゃぐちゃの全身と共に かかってきな全部! 右往左往はお手のもの ただ果てしない物語になりたいよ |
我がままくじら | くじら | くじら | くじら | | 焼けるような、灼けるような、妬けるような 日々、思い出に祈りを祝福を! なんて、、本当のことを言うとさ あらかじめ決められたような 息苦しさばっかでもう どこにも行けやしないよ 読後感のみを求めてしまう 効率目当ての優しさで こなしてく毎日ではたどり着けない 特別な愛を注げるもの 気づいたら夏が終わってそうな焦りで 焼けるような、灼けるような、妬けるような 日々、思い出に祈りを祝福を! なんて、、本当のことを言うとさ あらかじめ決められたような 息苦しさばっかでもう どこにも行けやしない 言えぬような、言えぬような、癒えぬような、 すれ違いばっかでうまくたどり着けない理想の 関係も自分自身も、何もかも未熟の中 散文的青春を謳歌 もっとうまく生きてみたいね 想像力の乏しい誰もかも 恨むフェーズは終わってる いつか丸ごと報われるような しあわせの形を見つけたい 望んで産まれたわけじゃない社会に気を使いすぎて疲れる 私たちのための答えはきっと わがままの中に わがままの中に 褪せるように、焦るように、過ぎていく 毎日や恋に、祈りを祝福を! なんて、、本当のことを言うとさ あらかじめ決められたような 息苦しさばっかでもう どこにも行けやしない 言えぬような、言えぬような、癒えぬような、 すれ違いばっかでうまくたどり着けない理想の 関係も自分自身も、何もかも未熟の中 散文的青春をもっと我がままに生きてみようか |
私たち問いを抱えてくじら | くじら | くじら | くじら | | 私たち問いを抱えて ただ産まれおちて 綺麗にした 爪は剥がれて 人間だもんね 平和の上で成り立っている 等身大と呼ばれる暮らしで 等間隔に鳴る改札 人々の心臓 営みの中で また今日も冷たい部屋に帰る 惣菜を買う気力もないで せめてもって今日も死んだ脳と心へ手向に 飽きるまで起きてようかな 不確かな 重くぼやけた不安、この先 何気ないことドラマチックにしないと 生きていける気がしない 悩みや疑問の中で 泳いで沈んで溺れて いつの間にか わからなくなっていった 私の輪郭 ねえ、このまま溶けてしまいたい 凪みたいな午後は優しい赤に染まってく 暮らしや日が過ぎていくのに 疲れてしまって 産まれてしまった 鉛のような問いの 答えを探して、人間をやってる 私たち問いを抱えて 今ここにいて 消えていく暖かかった胸の中身も ああ完成だって未完成だって あたし次第でしょう 煙に巻かれて終わらないように ただ今だけ見つめていく |
悪者くじら | くじら | くじら | くじら | | 悪者に2人なってさ 深夜の街を徘徊しよう コンビニで君のお気に入りを見るたび少し悲しくなるんだろう いつか ケタケタと笑う君の声が狭い部屋に響く午前3時 誰もが寝静まった街で僕らの窓だけ 温まっていたんだ 秘密の完全犯罪をしよう 私と君しか知らない 秘密の乾杯を 誰にも言わない 誰にも邪魔させないから 忘れたくないね 悪者に2人なってさ 深夜の街を歩いて行こうよ コンビニで君のお気に入りを見るたび少し悲しくなるんだろう いつか 小さくて、でも私の全部がその部屋で 暗くて青いバックミラーに消えていく高速道路 どこか懐かしい匂いがした 言い用のない4時の空 優しくて、柔らかい陽が昇る どこかであなたも生きているのでしょうか 悪者でいられない僕ら 深夜の街で笑いあってたね コンビニで君のお気に入りが無くなってるの、気づいてるよ こんなんだから いつまでも |
真似事9Lana | 9Lana | くじら | くじら | | 襟や頬についたラメで思い出してね 帰りにいたずらっぽい笑顔と肌着の匂い サマーセールの売れ残りが 軒下で佇んでいる 洗い立ての白いワンピースの匂いが 夜の音と混ざった 2人とも息が切れて 水道水をひとくち 朝がくれば勝手に起きられるような 光が射すから気にしなくていいよ 襟や頬についたラメで思い出してね 帰りにいたずらっぽい笑顔と肌着の匂い 夜中の車窓に映る顔に君の跡 愛の真似事、優しくぬるい薄灯りと 夕暮れ時の犯行、幸せに麻痺している 今艶やかな顔も寝る前の顔も想像つくよなあ おやすみ 全然思い出せない10代の全部、 chu! だけでテイムされちゃう負け犬 ふりふりのしっぽで近づいていく ねえ今度ここ行こうよ ぐりぐりのパーマ甘い甘い 愛もどきに溺れたい 怖がらないで遊ぼうよ ダメってわかってる方が楽しいよ 襟や頬についたラメで思い出してね 帰りにいたずらっぽい笑顔と花火の匂い 夜中の車窓に映る顔に君の跡 愛の真似事、優しくてぬるい薄灯りと 夕暮れ時の犯行、幸せに麻痺している 今艶やかな顔も寝る前の顔も想像つくよなあ おやすみ |
Funeral三枝明那 | 三枝明那 | くじら | くじら | くじら | 葬式の日は快晴がいい 今日もあと2時間しか寝れない 穏やかなだけの毎日を たまに激しく汚して だらだら起きてないと 消化できない1日の澱みを 表面的な呼吸と ブルーライトで濾して深夜まで 真夏になっても人気のない静かな海辺で 秋冬の僕らは手も繋がないで 幾つになっても1人と1人でいる あなたの隣にいたい いたい いたい いたい いたい いたい いたい もう何にも頑張んなくていい 流れてく日々を見ていたい 詩のような風と始発に乗る 濡れた楓の葉 肩書きのない記憶 愛がなければ地球は墓場 光って見える誰かの暮らしに 流す涙が頬で冷えていく 惨めになっても寄るべのないあなたが僕の 傷口になったら、治らないように 幾つになっても命の隙間を産む 身勝手に海風が滲みていたい いたい いたい いたい いたい いたい いたい 濡れて足についた砂 乾けば落ちてくように あなたといた日々も いつかは風になる |
アネモネしゅーず | しゅーず | くじら | くじら | | アネモネの花のように見えない毒を注ぐよ 気づかないさ 私のことなんて見えちゃいないんでしょ 窓からさす月の光 照らす手首 うずくまる私 マイナスの感情の深海付近で息もできないや どうしようもない現実と右往左往もできない私 妖精に導かれて 東京の夜の向こうへ走り出す 明るいのなんて 銀の指輪だけが乱反射している それだけで 綺麗だ 同型に漏れるビルの光睨んで 空き缶を蹴っ飛ばす 最悪の結末はいつも隣でニコニコしてんだ やめたくもなるさ それでもいくんだ また次の季節へ 思い出す アネモネの花のように見えない毒を注ぐよ 気づかないさ 私のことなんて見えちゃいない 東京の夜の向こうへ走り出す 明るいのなんて 銀の指輪だけが乱反射している それだけで綺麗なのに 酔いも回って風と歌って 帰り道に 確定的なことなんて馬鹿みたいだ 間違い電話の向こうに出会う将来だってあんだろ あの日の風景を思い出して どこへ行こう |
ブランケット菅原圭 | 菅原圭 | くじら | くじら | | やさしい歌を耳元でささやいて 噛みしめたいほどの幸せと あと何回すれ違うんだろう リバウンドの胸の液漏れと 感情の答えを探し続けている 月の下の子供 カーブミラーでフラッシュをたく 泡のなくなったビールをすする ぬるい 人生みたいだ 日常に戻ったら笑ってしまいそうだ 僕らは真面目だから逃げすぎることに慣れていないだけ やさしい歌を耳元でささやいて 噛みしめたいほどの幸せと あと何回すれ違うんだろう リバウンドの胸の液漏れと 感情の答えを探し続けている 桃色の春には冷たい青が混ざって 思い出と現実を継ぎ接いでく 思考回路はとうにボロ切れみたいで もうずっと汚れた毛布を抱きしめてる やさしい歌を耳元でささやいて 噛みしめたいほどの幸せと あと何回すれ違うんだろう リバウンドの胸の液漏れも 感情の答えを探し続けている ひとりに溺れる夜の海をゆこう 呆れる程に慣れている まだ正体不明の人生だ 重ねられてゆく朝の陽が 感情と僕に沁みて満たされてゆく |
春を告げるダズビー | ダズビー | くじら | くじら | | 深夜東京の6畳半夢を見てた 灯りの灯らない蛍光灯 明日には消えてる電脳城に 開幕戦打ち上げていなくなんないよね ここには誰もいない ここには誰もいないから ここに救いはないよ 早く行っておいで 難しい話はやめよう とりあえず上がって酒でも飲んでさ いつも誰にでもいうことを繰り返してる 完璧な演出と 完璧な人生を 幼少期の面影は誰も知らないんだ 誰もがマイノリティなタイムトラベラー ほら真夜中はすぐそこさ 深夜東京の6畳半夢を見てた 灯りの灯らない蛍光灯 明日には消えてる電脳城に 開幕戦打ち上げていなくなんないよね ここには誰もいない ここには誰もいない 明日世界は終わるんだって 昨日は寝れなくて 小さな記憶の箱は 夜の海に浮かんでいる 僕らを描いたあの絵の中に吸い込まれるように終末旅行を楽しもう どうせ全部今日で終わりなんだから 深夜東京の6畳半夢を見てた 灯りの灯らない蛍光灯 明日には消えてる電脳城に 開幕戦打ち上げていなくなんないよね ここには誰もいない ここには誰もいない 深夜東京の6畳半夢を見てた 灯りの灯らない蛍光灯 明日には消えてる電脳城に 開幕戦打ち上げていなくなんないよね ここには誰もいない ここには誰もいないから |
君の家しか知らない街でDISH// | DISH// | くじら | くじら | くじら | 君の家しか知らない 君と歩いた道しか知らない あの春も少しずつ、色褪せてく。 悪い夢を見ていた。うなされて起きた。 月も出てない静かな夜に。 冷蔵庫の灯りで鍵を探した。 不安になって階段を駆け降りて行く。 正解とか、不正解とか。 緩やかに沈む海の中で、 幸せとか、わかんなくなってる。 君の家しか知らない、君と歩いた道しか知らない あの街も少しずつ、年老いてく。 いつだって考えすぎて落ち込むんだ この手もどうせ離すんでしょ、 幸せを怖がってしまった。 8月31日に全てをやっていたあの頃から ひとつも変わらず大人になっていく。 私は逃げてばっかりだし、頭が悪い振りをする。 虚しくて空っぽ、それだけ。 君の家しか知らない、君と歩いた道しか知らない あの部屋も少しずつ、年老いてく。 いつだって考えすぎて落ち込むんだ この手もどうせ離すんでしょ、 背中向けて寝る君の事… 何かをなくさないようにぎゅっと握ったつもりが いつのまになくなっている 欲張りすぎたかな、 「今なにしてんだろ…」 君の家しか知らない 君と歩いた道しか知らない あの街も少しずつ、年老いてく。 いつだって考えすぎて落ち込むんだ この手もどうせ離すんでしょ、 幸せを怖がっている。 青く静かな生活の中で 柔らかな温もりを求めて 荷が重いから歩くのをやめたくて、 やめたらもっと重くなる気がしてやめられないままで。 |
君にふさわしい奇跡 日曜日のメゾンデ  | 日曜日のメゾンデ | くじら | くじら | くじら | 辿り着けない 普通の幸せ ドラマのような愛は奇跡 君にふさわしい奇跡 毎日が一生に一度の日 弱音吐かずに磨くアビリティ 止まれない、今更ありえない 毎日が一生に一度の日 今日も気をつけていってらっしゃい 心に温もりが止まらない! 張り詰めた袋の中のわたあめのように 甘くて柔い心の中 誰にも見せられないんだ 青い未来へ 春のような恋だ 苦いコーヒーのような日々に 砂糖を一つ落として 迷い進む美しい君を僕に想わせて! 辿り着きたい 普通の幸せ ドラマのような愛は奇跡 君にふさわしい奇跡 君が作ったご飯の夢を 君と作った家庭の夢を 君が作ったお守りを 大切に持って歩いてく 疲れちゃってばたんきゅーな次の日 かかっている毛布、優しさは 陽だまりのように暖かい 未来に生きてる天才たち 毎日ひたすら戦う僕らが持つのは 弱った心の解像度 それは光のように輝いて 誰かを救うよ あなたを救うよ 名前を呼んで僕だって 誰かのエンドロールに! 誰のでもない 一つ、僕の命だ 春の陽のような温もりが 何よりも大切だし、 人と人は分かり合えない からもっと教えて! 手の届かない普通の幸せ ドラマのような愛は奇跡 君にふさわしい奇跡 君と並んで歩いた夜を 君と繋いだ手の温もりを 君と作った毎日を 大切に持って歩いてく |
シキザクラMay'n | May'n | くじら | くじら | | 今この瞬間が終わらないように 何十年先まで続きますように 綺麗な服だって着れなくなって 私だけがいなくなった世界で あの日苦手だったサイダー 消えたセミの声 運命に沈んでく もがき方も分からずに 私のことなんて見えてないみたいで 逆らう気も起きないんだよ あなたが手を引いてくれた時 見えた綺麗な世界の色 桜の咲く季節に 無邪気に笑う それにつられて 変わらない事なんてない 悲しい未来だってきっとそうでしょ 薄い虹がかかった夕焼け空 何度も通りすぎたあの橋 車窓に映りこんだ私はちょっと 少しだけ大人になったみたいで あの日苦手だった 機械全般使えるようになって 笑い合う友達がいること 守りたい そんな思いと運命に挟まれて沈んで 闘う私を見ててよ あなたが手を引いてくれた時 見えた綺麗な世界の色 桜の咲く季節に 無邪気に笑う それにつられて 変わらない事なんてない 悲しい未来だってきっと 茨の道を進むあなたと 消えた綺麗な世界の色 桜の咲く季節に 君が笑う それにつられて 悲しい未来なんてない この先もきっとずっと ずっとそうでしょ |
For ten minutes, for a hundred yen feat. さとうもか, くじらMAISONdes | MAISONdes | くじら | くじら | | コインランドリーで乾燥機 見ながら あ、大人になってしまったと思った たらい回しにされて生きてる事 粗い 目を見て話すような事 誰かに見られてる気がしている 昨日夜に うずくまって泣いた事 馴れあい の中で痩せた心を そっといつも前髪で隠している アパートのドアを開けるといつもの匂いで胸が泳いで 引いたまま布団 脱ぎっぱなしの寝巻き その上に寝そべる私達 For ten minutes For a hundred yen 力を抜いて行こうよ 一人でもOK 隣の部屋は今日もうるさいけど 力を抜いて行こうよ、ゆっくり歩こう 私も人の事言えないか 行けなかった花火 お祭り 浴衣姿は泡沫に消えて フィルムカメラに焼いた思い出 ドラム缶に入れて焼いてる 同じような毎日を繰り返してる 同じような毎日を繰り返してる For ten minutes For a hundred yen 力を抜いて行こうよ 一人でもいいよ 隣の部屋は今日もうるさいけど 力を抜いて行こうよ、ゆっくり歩こう 私も人の事言えないか |
本当は夜の端まで、feat. おおお, くじらMAISONdes | MAISONdes | くじら | くじら | | あなたと一緒に堕ちていくなら 私は空のままでいいから ここに居させて 綺麗に見える世界で 酷く醜く交わっている 最低から逃げる願いの中 酷くよろけてしまって ぶつかる場所もない それが僕らの生です どこにも意味はないのです 胸の奥の泥に手を突っ込んで握った感情は 指の隙間から溢れていくんだ 死にたいと嘆くばかりで二次元に溶けてく 一人芝居を延々と続けている 充血した目 ご満悦の表情 状況はオーバーレブに僥倖 いつ終わるかわからない 悪夢の続きを歩いている 暗闇の中ブルーライト 来たる嵐の中のプールサイド また知らないうちに明日を台無しにしてる 胸の奥の泥に手を突っ込んで握った感情は 指の隙間から溢れていくんだ 死にたいと嘆くばかりで二次元に溶けてく 一人芝居を延々と続けている 本当は夜の端まで逃げたい 本当は夜の端まで逃げたい 夜の帳を覆う黒い布を片っ端から破り捨ててやりたいんだ 胸の奥の泥に手を突っ込んで握った感情は 指の隙間から溢れていくんだ 死にたいと嘆くばかりで二次元に溶けてく 一人芝居を延々と続けている |
あるいは映画のようなyama | yama | くじら | くじら | | 午前0時 夜 遊泳 飛び乗る最終電車 階段から覗いた隘路と揺れる街路樹 夜空を溢したような車窓に映る風景 月の裏側では溜息をついている (「知らない」はもういない) 夜明けと (夕焼けとあの日を) 埋めるように (溶けてく 溶けてく) 日々の中へ まだカーテンの裏で ただ泣いてるだけの僕ら 決まり切ったシナリオ通りに続けてるだけ 当てにならないよ 誰かの噂なんて 曖昧な現実と最低な夜を超えよう いつの間にか日々になった 誰も「大人」じゃなかった 雲の上に乗れると誰もが思ってた それがなんだいまじゃどうした 上か下か数字がなんだ 好きなものを信じよう それでいいはずさ そうだろ? |
a.m.3:21 yama | yama | くじら | くじら | | 溶けた光の跡、甘い夢の中で すぐになくなってしまう時間と人生と なびく干したシャツに香る秋の花が 諦めの悪い私の癖みたいで 乾いた風と哀愁 カーブミラーで曲がって見えた世界は カーテン越しに聴いた隣人の会話の様に見えた 遠くの電線に止まった鳥は何も知らん顔で 渇いた喉にそっとぬるい水を流し込んだ 溶けた光の跡、甘い夢の中で すぐになくなってしまう時間と人生と なびく干したシャツに香る秋の花が 諦めの悪い私の癖みたいで 夜空に溶けたなら甘い甘い夢の向こう側へ 電気を消した部屋で 傷んだ髪の感触だけを 君はいつだって少し寂しそうな顔をしていた 季節の終わりを知っているようで どこで間違ったって自問自答ばかりだ 振り返れば 後味の悪い過去の道 溶けた光の跡、甘い夢の中で すぐになくなってしまう時間と人生と なびく干したシャツに香る秋の花が 諦めの悪い私の癖みたいで |
クリームyama | yama | くじら | くじら | | ベランダに出た 青い柵にもたれかかって煙を喫んだ 不確かな日々 歩きながら確かめていった 日が暮れるのが遅くなったね だんだん暖かくなってきたね 風も気持ちよくなってきたね窓をあけようか 茜色の空を眺めながら肩にもたれかかって 夢みたいな日常がいつしかありました 寄り道は気づかないしあわせの形だね 変わらない階段と景色を刻んで まどろみの中へ 白い壁が暖かい陽に染まって 綺麗な街をこえているとなんだか悲しくなったんだ 移りゆく景色これからの生活を想って暗がりへ そっと目を閉じた 茜色の空を眺めながら肩にもたれかかって 夢みたいな日常がいつしかありました 寄り道は気づかないしあわせの形だね 変わらない階段と景色を刻んで まどろみの中へ まどろみの中へ 茜色の空の下 子供が笑ってる 夜明けの海に涙沈めた |
色彩 yama | yama | くじら | くじら | | じっと機微を見逃さないで きっと大人はそれらしくするのでかかりきりになるんだ 関心はまだ僕ら 真珠の欠片だって無価値、そこに物語がなければ からくりのなかで廻る僕ら命だ 実は奇跡のような毎日を、当たり前に手を差し伸べあって過ごしている 心あたたかであること、笑うほど寂しいことはないでしょう? 落ち込む夜でさえ多彩で気まぐれなように どの人生も悪くはないだろう 強がる事を知れど今までの 足跡や産まれたことは消えやしない 軽い冗談で傷がついてしまう 柔らかなままでいい、そのままでいい じっと日々を見逃さないで きっと大人はそれらしくするのでかかりきりになるんだ 関心はまだ僕ら 真珠の欠片だって無価値、そこに物語がなければ からくりの中で廻る僕ら命だ あぁ間違っていないね 喜劇ばかりじゃここには立っていないってこと! 気晴らしに今ならどこへだって 僕ら光のように気がつかない 間違ってる涙なんてない じっと意味を見逃さないで きっと大人はそれらしくするのでかかりきりになるんだ 関心はまだ僕ら 真珠の欠片だって無価値、そこに物語がなければ からくりの中で廻る僕ら命だ じっと機微を見逃さないで きっと大人はそれらしくするのでかかりきりになるんだ 関心はまだ僕ら 真珠の欠片だって無価値、そこに物語がなければ からくりのなかで廻る僕らは なりそこないで溢れた! 挿絵のような幸せを求めている 感性は絵の具、混ざり合える この街で当たり前に今、輝いている! |
Downtownyama | yama | くじら | くじら | | おままごとは大変でした 夜の街にハイタッチして あからさまに嘘ついてんな 「あらお上手」 上手(笑) 着飾ってたのはダメでした 首 肩 心もいきました アンタのせいで狂いました この先どうすんだ?ねぇ 行く末は歪な形をした悪魔の群れが 錆び付いた目の奥と澱んで濁ったあんたの未来をここで 引きずり出すんだそんで 怪物に喰われちまえばいい 臆病者は寝入りました ネオンが窓から射しました 戯けてみたのが悪かった 「あ~もうダメ…」 気づけば始発の駅でした ため息眠気と吐きました 私のせいで狂いました この先どうすんだ ねぇ ベロッベロに酔っ払って 何がなんだかもうわかんなくなって 異常正論なんでもこい もう何したって 何したって 悪意だけの食卓には 阿鼻叫喚よりも突き刺さるような 視線の先 胸の奥 もう何したって何したって 行く末は歪な形をした悪魔の群れが 錆び付いた目の奥と澱んで濁ったあんたの未来をここで 引きずり出すんだそんで 欲望とか愛とかなんでもいいとかごちゃごちゃうるせえな 薄っぺらい言葉並べて浸ってるだけ ここで さよならしようか君と あの街へと |
春を告げる yama | yama | くじら | くじら | | 深夜東京の6畳半夢を見てた 灯りの灯らない蛍光灯 明日には消えてる電脳城に 開幕戦打ち上げていなくなんないよね ここには誰もいない ここには誰もいないから ここに救いはないよ 早く行っておいで 難しい話はやめよう とりあえず上がって酒でも飲んでさ いつも誰にでもいうことを繰り返してる 完璧な演出と 完璧な人生を 幼少期の面影は誰も知らないんだ 誰もがマイノリティなタイムトラベラー ほら真夜中はすぐそこさ 深夜東京の6畳半夢を見てた 灯りの灯らない蛍光灯 明日には消えてる電脳城に 開幕戦打ち上げていなくなんないよね ここには誰もいない ここには誰もいない 明日世界は終わるんだって 昨日は寝れなくて 小さな記憶の箱は 夜の海に浮かんでいる 僕らを描いたあの絵の中に吸い込まれるように終末旅行を楽しもう どうせ全部今日で終わりなんだから 深夜東京の6畳半夢を見てた 灯りの灯らない蛍光灯 明日には消えてる電脳城に 開幕戦打ち上げていなくなんないよね ここには誰もいない ここには誰もいない 深夜東京の6畳半夢を見てた 灯りの灯らない蛍光灯 明日には消えてる電脳城に 開幕戦打ち上げていなくなんないよね ここには誰もいない ここには誰もいないから |
キャンドル山下大輝 | 山下大輝 | くじら | くじら | | ふきこぼれた脳の滴だけ言葉と呼ぶ 私たち心臓がある 遠くの星から眺めているようで なんてことないか細い生活を どこで終われるかわからない 拙い息を吸って吐いて 悪戯に暴れど変わらない世情 夢の中ですら消えてた日々を忘れるんでしょう? 補給の仕方がわからない鉛のタンク背負ってる 呼ばれるまで名前はない生き物である私たちでできた街 自分の値踏みが怖いままで 触れないように蛇⼝を閉める ふきこぼれた脳の滴だけ言葉と呼ぶ 私たち心臓がある 遠くの星から眺めているようで なんてことない、か細い生活を 首都高の壁が厚ぼったいことなんて忘れる喧騒 半額以下の夜惣菜を慰める...慰める。 あぁ、似たもの同士ばかりじゃない 痛いのはどうせ隙間からこぼれる光を目に受ける、そのようにしてまだ 他の誰でもないあなた、 皺がついた裾も無機物でできた映画のキャストとラストシーンを踊る ほら、足がもつれている 夢の中ですら消えてた日々を忘れるんでしょう? 補給の仕方がわからない鉛のタンク背負ってる 呼ばれるまで名前はない生き物である私たちでできた街 自分の値踏みが怖いままで 触れないように蛇口を閉める キャンドルの温みはよすが 初めてから終わるまで独りだ僕ら 濡れた緑の野に咲く花のように 派手にいけ 染まることを恐れないで |
手紙と迷路りぶ | りぶ | くじら | くじら | くじら | 窮屈な生活と真反対にある 歳だけをとるこの部屋で何度季節が変わった? 夢を見る時くらいしか そう楽になれる場所はないでしょう? おぼろげな記憶を掬って飲み下している よれて固まったままの爪先みたいな日々を送れど どこにも辿りつけないこと、君が一番わかっているでしょう? 始発列車が動く音に重なる 散り終わった花は海の鱗の上を漂っている 知らないことは許される? 滲むインクだけ 窮屈な生活と真反対にある 歳だけをとるこの部屋で何度季節が変わった? 他人の正しさに縋れば あゝ大変楽で、楽じゃない 初めての花束、枯らすまでに覚えた言葉は 読み終えてない本だけが溜まっていく 壊れたカメラのシャッターを 何度も何度も押している 不均等に注がれる意味を教えて? 羽が焼け、堕ちてゆく あなたに話すことなど何もないわ 行き先は雨曇りで 答えは出せないまま ただ自分に問うていくだけ あゝ 始発列車が動く音に重なる 散り終わった花は海の鱗の上を漂っている 知らないことは許される? 滲むインクだけ 窮屈な生活と真反対にある 歳だけをとるこの部屋で何度季節が変わった? |