I'm talking about Lovin' Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 有効期限(リミット)までまだ間に合うぜ僕が手にしたone-way ticket 胸に秘めた不満も 不安も さて置いてRide! Ride! Ride! 何が起こるのか知らせないのが天使のエチケット 君にしたって本能に翻弄されるのも悪くないんじゃない!? Oh... I'm talking about Lovin' 君がいれば僕の周りの雑草も薔薇色の世界 吹雪きの日も暖房とレインコート 使わないで暖をとっていたい なんとかロスタイムまで持ち込んで1対1のPK 力まないで何度もファインゴール 振りぬいてど真ん中を狙え! Oh... I'm talking about Lovin' 君は運命の人って思ったりして 思い違いかなって迷ったりして 大きなシーソーの上で右往左往する Friendじゃ辛いけどThe ENDになるくらいなら 慌てなくていいや。。。 また明日 また明日 Oh... I'm talking about Lovin' 君は運命の人って思ったりして 間違いないよって念を押したりして 大きなスクランブルで立ち往生する もし縁遠くなったって未練たらしくしちゃいそうで なんだか怖いから。。。 また明日 また明日 有効期限までそう時間もないぜ僕の大事なone-way ticket 伝えたいのはONE WORD ONE WORD... Oh... I like you. I love you. |
靴ひも Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | Takeshi Kobayashi・Mr.Children | いつまでうだうだしてるんだ どうすべきかは知ってるんだ 君の絵の具で濁った僕がいい こだわってたものみんな 誰かに譲ったっていいや 失いたくない 急がなくちゃ 靴ひもも結ばずに 駆け足で飛び出して 停留所を通過してく そのバスに飛び乗って あぁ 一秒でも早く君の待つ場所へ スーパーの前の歩道に 主人を待つ雑種の犬 ガードレールに繋がれている 君に微笑んで欲しくて 吊り革握っている僕とどこか似ている そわそわして 愛しくて 苦しくて そして自分を見失って ウザッたくて 終わらして でももっと 苦しくて あぁ 一瞬でも早く君の待つ場所へ 渋滞で 停車した このバスを飛び出して 靴ひもも気にせずに 全力で駆け出して 愛しくて 切なくて 君の色で 濁っている その部分が 今一番 好きな色 僕の色 あぁ 一秒でも早く君の待つ場所へ あぁ 一瞬でも早く君の待つ場所へ |
イミテーションの木 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | 導火線の火が シュって音を立てて砂浜を這う その細く強い光 一瞬、静寂がふっと夜を包んで 浮かび上がる あの娘の横顔 風に乗って響いてく音 火薬の匂い 打ち上げられた花火に夢を重ね見上げていた 深く沈めた記憶 向こう岸に捨てた憧れ 青臭い恋のうた 時間は残酷 もう魔法は解けてしまった 過去ばかりが綺麗に見える 現在(いま)がまた散らかっていく リニューアルしたビルの中 イミテーションの木が茂る その永遠の緑をボーっと見ていた 世界中に起こってる悲劇と比べたら 僕の抱えたモヤモヤなど 戯言だってよく知っている イミテーションの木の下を 少年が飛び跳ねている それを見た誰かの顔がほころぶ 情熱も夢も持たない張りぼての命だとしても こんなふうに誰かをそっと癒せるなら 導火線が今 シュって音を立てて胸に点る この確かな強い光 無機質なそのビルの中 イミテーションの木は茂る なにかの役割を持ってそこにある イミテーションの イミテーションの 張りぼての命でも人を癒せるなら 本物じゃなくても君を癒せるなら |
もっと Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 悲しみの場所に灯された裸電球に似た光 それはほら吹きに毛の生えたにわか詩人の蒼い願い 華やぐ季節がそこまで来てるのに 相変わらず心をどこかに置いたまま 暗い目をしてたって この星のリズムは 君に笑顔を降らすから きっと きっと きっと ヘッドフォンで塞いだはずの理由のない孤独な叫び やわな手足をもぎ取られたバッタみたいにもがく思い 世界は誰にでも門を開いて待っている 平等の名の下に請求書と一緒に そんな理不尽もコメディーに見えてくるまで 大きいハート持てるといいな もっと もっと もっと もっと もっと もっと 夜ごとの花火はもう上がらなくていい 心に消えない光が咲いてるから 暗い目をしてたって この星のリズムは 君に笑顔を降らすから きっと きっと きっと どんな理不尽もコメディーに見えてくるまで 大きいハート持てるといいな もっと もっと もっと もっと もっと もっと |
あんまり覚えてないや Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 朝 目を覚ますと 焦茶色のフローリングに君の抜け殻が落ちていて なのに覚えてないんだ 昨日の夜の出来事 あぁ なんてもったいない あんなに欲しがっていた 君を丸ごと この手は抱きしめてたはずなのに あんまり覚えてないや あんまり覚えてないや あんまり覚えてないや あんまり 夕べギターを弾いて ウトウトしかけた瞬間に奇跡のメロディーが降ってきて なのに覚えてないんだ 昨日の夜の魔法を あぁ なんてもったいない 世界中を幸せにするようなメロディー 確かに口ずさんでたはずなのに あんまり覚えてないや あんまり覚えてないや あんまり覚えてないや あんまり じいちゃんになったお父さん ばあちゃんになったお母さん 歩くスピードはトボトボと だけど覚えてるんだ 若かった日の二人を あぁ きっと忘れない キャッチボールをしたり 海で泳いだり アルバムにだって貼り付けてあるんだもの ちゃんと覚えてるんだ ちゃんと覚えてるんだ ちゃんと覚えてるんだ こんなに ドライブに出かけたり お小遣いをくれたり たまに口喧嘩したり すぐに仲直りしたり ちゃんと覚えてるんだ ちゃんと覚えてるんだ ちゃんと覚えてるんだ こんなに 世界中を幸せに出来はしなくたって このメロディーをもう一度繰り返す ラララ… |
蒼 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 自分では精一杯してるつもり でも動かないものばかりで 揺らめく陽炎に憧れ 目で追う 触れないと知っていても その人なりが果たすべき使命に ただひたむきであれと諭すのに 静かに 静かに 夢はささくれ 届かぬ 祈りに 胸が暴れる ただただ自分の身の丈を知らされ わずかばかりの譲れぬ誇りに ただ正直であれと願うのに 静かに 密かに 嘘を重ね 淀んだ 時流れに 自由を奪われ ただただ自分の身の丈を知らされ それでも心は手を伸ばし続ける |
風と星とメビウスの輪 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 抱かれて 磨かれて 輝くことで また抱かれて 君と僕が そんなメビウスの輪の上を歩けたなら 時流(とき)の早さ 命の重さ 確かめるように ほら一歩ずつ 疲れたら 青空に心を泳がせて 風の唄でも聴こうか 聴こうよ 時流の早さ 命の重さ 確かめるように 人の弱さ 心の脆さ かばいあうように また一歩ずつ 暗闇に迷うなら 心に光ってる星を頼りに進もうか 愛されて 優しくなれて その優しさ故に愛されて 君と僕が そんなメビウスの輪の上を笑いながら 寄り添って歩けたなら |
隔たり Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | Takeshi Kobayashi・Mr.Children | たった0.05ミリ 合成ゴムの隔たりを その日 君は嫌がった 僕は それに応じる 怖いのは病気じゃない 君が胸に秘めた想い だけど嫌な気分じゃない 僕は それに応じる 柔らかい体温が今 夜を包む 魔法にかかったみたいだ UFOなんて信じない 神様も僕と関係ない だけど目には見えないものを 僕ら 抱きしめる 君は美しきスパイダー 羽虫が僕 あえて飛び込んで 行くんだ 知らない方が良かったと 思うことがこの世にある だけどもっと知りたい 深くまで愛を知りたい たった0.05ミリ 合成ゴムの隔たりを その日 君は嫌がった 僕は それに応じる |
Happy Song Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | 少しだけ仕事をほっぽって もうどっか遠くに行こう 軽井沢 ハワイ いや エベレスト 世界中をひとしきり空想 Wow... Oh Wow 自分にエールを! Wow... Oh Wow 悩んでたって始まりゃしねえぞ 目紛るしく変わっていく世界に ちょっと足がすくんでしまいそうな近頃 まるで 前へ倣(なら)えの 右へ倣(なら)えの 優等生モード でも I believe 相も変わらずに いつだってこの胸に流れる 悲しいほどにハイテンションな Happy Songを歌おうよ 通りすがりの人が 憐憫(れんびん)の表情を浮かべるも 両手に掴んだポップコーンを頬張って 明日へ駆けて行こう Wow... Oh Wow 君にエールを! Wow... Oh Wow 立ち止まってないで先に進もう もう のんびりと生きていきたいなんて ちょっと口にしてみたりする近頃 まるで 吠えない犬 羽のない鳥 ちゃんと放送コード でも I believe ずっと忘られずに 今日だってこの胸に流れる 寂しい昨日と手を繋いで Happy Songを歌おうよ どういう未来が待っていようとも 向こうの景色を僕は見に行かなくちゃ きっとウンザリしたり凹んだり 新たな敵が道を塞いでても さぁ! 目紛るしく変わっていく世界に ちょっと足がすくんでしまいそうな近頃 まるで 前へ倣えの 右へ倣えの 優等生モード でも I believe 相も変わらずに いつだってこの胸に流れる 悲しいほどに脳天気な Happy Songを歌おうよ 寂しい昨日と手を繋いで Happy Songを歌おうよ |
終末のコンフィデンスソング Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 評論家の指摘なんか気になんないくらい インパクトこそないけど良い映画だったなぁ ちょっぴり泣いてたろう? 気が付いてたんだよ 僕にしたって そうよ 街中にゴシップが散撒かれてる 面白がって誰もがそれに火をつける 自分より劣ってる マヌケをあぶりだし ホッと胸撫で下ろしてる イライラした空気が僕の履くズボンの裾を踏んでる 立ち止まることで その先にある危険から逃れる手段もあるだろうが Oh No! 焔 蒼白き瞳の焔で その薄暗い足元を照らし出せ 道は続いてる すごく欲しかった物から そうでもないモンまで クリック ドラッグ R&R 何だって手に入る さぁ 油断して渡ろう 慢心して進もう 文明の恩恵の上を たまに不吉な夢見るんだよ 走っているのに進まない ひょっとしたら実際に起きてることを夢の中で知らせるメタファーかも Oh No! 想像してたよりも速いスピード この迫り来る敵に立ち向かう 準備はできたかい? ドンキホーテみたいに さぁ フワフワした気分で地に足が着かない いつまでしがみついていれるかな? この地球の上 Nowhere !? イライラした空気が君の履くヒールの踵を蹴りつける 引き返すことで その先にある危険から逃れる手段もあるだろうが Oh No! 焔 蒼白き瞳の焔で その危なっかしい足元を照らし出せ 道は続いてる そう続いてくんだ 批判家の指摘も間違っちゃいないけど 今僕らの目の前で起こってることを 楽観も悲観もなく ちゃんと捕まえたら 足元に落とした視線を 上にあげ 胸を張れ! |
声 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 言葉はなかった メロディーすらなかった リズムなんてどうでもよかった 喉まで上がった もやもやがあった 大声で叫びそうになった この街にあふれてる スピーカーから流れてる でも君にぴったりの歌を僕は探している 昔は嫌いだった なんか照れくさかった でも誰かに好かれたかった ファルセット出なかった ハモるの下手だった だけど三度下を歌いたがった 時には悲しんだり 時には喜んだり 君が鳴らす音楽にそっと寄り添っていたい 言葉はなかった メロディーすらなかった リズムなんてどうでもよかった 胸にしまってあった もやもやがあった たまらなく君に逢いたかった 別に巧くなくていい 声が枯れてたっていい 受け止めてくれる誰かがその声を待っている |
ロックンロールは生きている Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | レボリューション さぁ次の世界へ いまナチュラルハイで闇を蹴っ飛ばせ ジェネレーションなんてのは関係ないぜ ほら裸になって お前だけのステップ イマジネーションも膨らまないくらいに あまりに日常は窮屈すぎて よだれたらして甘い飴の前で おあずけをくらったまま放置されて サディスティックなプレイだとしたって もう悦楽(たの)しめないくらいにただ鞭打たれて ライラライラ。。。 でも ロックンロールは生きている 君のそばに 自由と希望を意味している OH Oh oh 削り取られて 切り捨てられて 安売りされたあげく価値落として 首を傾げて 異議を唱えてもこれが現実と押さえ込まれた 天国と地獄しかない時代で 地団駄踏んで縮かんだ手をねじ込んだ ポケットの中握りこぶし 今日も痛み隠し 慌てないで ほら1、2の3の きっかけで飛ぶんだ清水の舞台 氏名住所血液型なんて 皆忘れていいんだ 君をすっとばせ ロックンロールは生きている 君の中に 未知なる可能性を探っている OH Oh oh ライラライラ。。。 ロックンロールは生きている 君のそばに ぶち壊しちまえよと叫んでいる OH Oh oh レボリューション さぁ次の世界へ いまナチュラルハイで闇を蹴っ飛ばせ イミテーションに惑わされないで その目を見開いて さぁ手を伸ばせ レボリューション レボリューション レボリューション 闇を蹴っ飛ばせ エボリューション エボリューション エボリューション 君をすっとばせ ライラライラ。。。 |
Prelude Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | Hey you 日が暮れる 今日はどんな一日だった? 全部が思い通りにいくはずないって 知ってて聞いてんだ 明日はどこに行こう? ねぇmy friend. where do we go? 七色の光を放ってた夢が しぼんじゃったとしても顔を上げな 前奏曲(プレリュード)が聞こえてくる さぁ 耳を澄ませてごらん 停留場で僕は待ってる 君も一緒に乗らないか? 胸の高鳴りにその身をゆだねよう 燻りをわだかまりを捨てに行こう 深く考えないことが切符代わりだ 首を縦に振る ただそれだけで昨日が過ぎてしまった そんな自分を嫌にならない為の言い訳を 自分に繰り返しやり過ごしているのなら 夢幻(まぼろし)を振りまいて 今その列車は走り出す 汽笛を轟かせて 躯体を震わせて 光の射す方へ 悩んでたことなんて 今はとりあえず棚の上へ 要らないぜ 荷物なんて 何も持たないで飛び乗れ! Hey you その昔は英雄になれると勘違いしてた テーブルでスタンバってたって何も運ばれちゃこないのに そこで何してるの? ねぇmy friend. what' s going on? 探し物は見つかったの? それともニセモノをつかまされて泣き寝入りかい? 信じていれば夢は叶うだなんて口が裂けても言えない だけど信じてなければ成し得ないことが きっと何処かで僕らの訪れを待っている 悲しみを追い越して なおもその列車は走ってく 暗闇を切り裂いて 風をおこして 目指してたその向こうへ 良識やモラルなんて 今はとりあえず棚の上へ 要らないぜ 客観視なんて 息絶えるまで止まらないで! 長いこと続いてた自分探しの旅も この辺で終わりにしようか 明日こそ 誰かに必要とされる 自分を見つけたい Hey you 日が暮れる 明日はどんな一日にしようか? 前奏曲が聞こえてる さぁ 耳を澄ませてごらん 憧れを連れ回して 今日もその列車は走ってる 汽笛を轟かせて 躯体を震わせて 光の射す方へ 悩んでたことなんて 今はとりあえず棚の上へ 要らないぜ 荷物なんて 何も手にしないで飛び回れ! |
I Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | もう いいでしょう!? これで終わりにしよう ねぇ どうでしょう!? 君だってそう思うでしょ!? 散々 好き勝手生きてきて まだ何を欲しがってるんだい? 天国(ヘブン)かい? こんな風に日々は続いてくのでしょう 処方された薬にすがりつく「I」 「誰も悪くないの」とか言い出すんでしょ!? 自分を責めるふりして許しを請え Ah イメージは ドロップアウトした世界 さぁ どうでしょう!? 誰も見ないワンマンショー 泣いて傷ついたふりして 気を引いてみようかなぁ Ah そんな風に自分を甘やかすのでしょう 支持してくれるスポンサーに媚を売る「I」 挙句には「死にたい」とか言い出すんでしょう !? 思いどおりいかないときの一発芸 どう? 散々 周りを振り回して 結局 何をしたいんだか自分にもさっぱり分からないんだ こんな風に日々は続いてくのでしょう 奪いも捨てもせず 命を燃やそうか 自分が一番可愛い? ほら当たってるでしょう!? でもそれを責めたり 誰ができるの? |
少年 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 足音を忍ばせ 君の扉の前に立ち 中から漏れる声に耳を澄ましたら 驚かさないようにそっとノックをしなくちゃな ねぇそこにいるんだろう? もう入ってもいいかなぁ? 君のその内側へと 僕は手を伸ばしているよ 日焼けしたみたいに心に焼き付いて 君の姿をした跡になった ひまわりが枯れたって 熱(ほて)りがとれなくて まだ消えずにいるよ 瞼の内側で君を抱きしめると 心臓の鼓動が僕に襲い掛かってくる そいつをなだめて優しく手なずけるまで まだ時間がかかりそうなんだ できるだけリアルに君を描写したいと思う そのための時間を僕にくれないかなぁ? どんな名画よりも美しく描くから じっとしてなくてもいいんだよ 笑ってなくてもいいんだよ ただ君のまんまでこっちを向いてておくれよ 「幸せ」はいつだって 抱きしめたとたんにピントがぼやけてしまうから そうなる少し前でしっかり見続けよう なんて、できるのかなぁ? 僕の中の少年は無防備な笑顔で 自転車を飛ばして君に会いたいと急ぐ 甘えもわがままも すべてをさらけ出してくれていいよ 僕がちゃんと受け止めるよ 君のその内側へと 僕は手を伸ばしているよ 日焼けしたみたいに心に焼き付いた 君の姿をした跡になった 蝉が死んでいったって 熱りがとれなくて まだ消えずにいるよ 僕の中の少年は汗まみれになって 自転車を飛ばして君に会いたいと急ぐ 迷いも悲しみも すべてをぶちまけてくれたっていいよ 僕が全部受け止めるよ |
ひびき Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | タンデムシートに座って歌っている君の声が 背中越しに小さく響いてる 調子外れの下手くそな歌だけど この声だ その響きだ 一番好きな音は 見つからなかった探し物はポケットに入ってました。と 幸せなんかおそらくそんな感じでしょ!?って 君の声は教えてくれる 去年の誕生日 クラッカーを鳴らして 破裂する喜びに酔いしれていたけど 外を歩いたら銃声が聞こえる あの場所じゃ その音は 悲しげに響くだろうな 君が好きで 君が好きで 涙がこぼれるんだよ 血生臭いニュース ひとまず引出しにしまって 風のように 川のように 君と歩いていく 時に嵐に たまに流れに 飲み込まれそうになるけど 喧嘩しても 仲直りして そうやって深まってけばいい 幸せなんか そこら中いっぱい落ちてるから 欲張らずに拾っていこう 君が好きで 君が好きで 切なさはやって来るんだよ 僕の世界はまたひとつ君と響き合って 風のように流れていく 川のように流れていく |
Another Story Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 最終のバスにはまだ間に合うかなぁ 遠くの街まで君を迎えに行く いつも笑ってた 無理してたんだな それも分かってた 自分のことばかりいつも主張して 君の言葉なら上の空で聞いて ギターを弾いてた ぼんやりといつも ギターを弾いてた ごめんねって言葉 君は聞き飽きてるんじゃないかなぁ? どんな風に言えば 優しい君は戻ってくるかなぁ? よく出かけた公園をバスは今通過中 いつかの君が横切る 記念日を携帯が知らせてくれて そんなときばかりうまく立ち回って 誇張して言えば そんな感じだろう 君にしてみれば 抱き合いながら 僕らは孤独とキスをして 分かったような台詞 ささやきながら眠りに落ちて 朝が来て日常が 僕らを叩き起こし 逃げるようにベットから這い出る 最終のバスは君にたどり着いて 恐る恐る僕は君の名を呼んだ 君は笑ってた 無理はしないでよ だけど笑ってた 夢とか理想とかおもちゃみたいにまだ思ってるかなぁ? 分かり合うなんてそう簡単じゃないのは分かってる ごめんねって言葉 君は聞き飽きてるんだろうけど 誤解がしょうじないように 簡潔に伝えられぬもんかなぁ 君と生きる毎日が なんだかんだ言って嬉しい そう君の笑顔と共に そう君の笑顔と共に |
くるみ -for the Film- 幸福な食卓 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | ねぇ くるみ この街の景色は君の目にどう映るの? 今の僕はどう見えるの? ねぇ くるみ 誰かの優しさも皮肉に聞こえてしまうんだ そんな時はどうしたらいい? 良かった事だけ思い出して やけに年老いた気持ちになる とはいえ暮らしの中で 今 動き出そうとしている 歯車のひとつにならなくてはなぁ 希望の数だけ失望は増える それでも明日に胸は震える 「どんな事が起こるんだろう?」 想像してみるんだよ ねぇ くるみ 時間が何もかも洗い連れ去ってくれれば 生きる事は実に容易い ねぇ くるみ あれからは一度も涙は流してないよ でも 本気で笑う事も少ない どこかで掛け違えてきて 気が付けば一つ余ったボタン 同じようにして誰かが 持て余したボタンホールに 出会う事で意味が出来たならいい 出会いの数だけ別れは増える それでも希望に胸は震える 十字路に出くわすたび 迷いもするだろうけど 今以上をいつも欲しがるくせに 変わらない愛を求め歌う そうして歯車は回る この必要以上の負担に ギシギシ鈍い音をたてながら 希望の数だけ失望は増える それでも明日に胸は震える 「どんな事が起こるんだろう?」 想像してみよう 出会いの数だけ別れは増える それでも希望に胸は震える 引き返しちゃいけないよね 進もう 君のいない道の上へ |
水上バス Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 買ったばかりのペダルを 息切らせて漕いでは桟橋へと向かう 深呼吸で吸い込んだ風は 少し石油の匂いがして その大きな川に流れてた 君を待ってる 手持ち無沙汰に ぼんやりした幸せが満ちてく 向こう岸から ゆるいスピードで 近づいてくる水飛沫は君かな? 水上バスの中から僕を見つけて 観光客に混じって笑って手を振る そんな透き通った景色を 僕の全部で守りたいと思った 君乗せて漕ぐペダルにカーラジオなんてないから 僕が歌ってた そのメロディーに忍ばせて いとしさの全部を 風に棚引かせて歌ってた 「この間偶然見つけたんだよ 新しいカフェ きっと気に入るよ」 君と過ごす日のことをいつでも シミュレートしてこの街で暮らしてるんだ 夕日が窓際の僕らに注ぎ 君は更に綺麗な影を身につける 君への思いが暴れだす 狂おしいほど抱きしめたいと思った 川の流れのように 愛は時に荒れ狂ってお互いの足をすくいはじめる 僕が悪いんじゃない でも君のせいじゃない 「さよなら」を選んだ君はおそらく正しい 悲しみが満ちてく 僕は待ってる 今日も待ってる 想い出の中に心を浸して 水上バスの中から僕を見つけて 観光客に混じって笑って手を振る そんな穏やかな景色を巻き戻すように 川の流れに沿って ひとりペダルを漕いで |
僕らの音 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | Takeshi Kobayashi・Mr.Children | bye-bye bye-bye bye-bye 風の音が 鳥の声が 別れの歌に聞こえる 会いたい 会えない 会いたい そんな日には どんなふうにして 二人の距離を縮める? 不安が心を占める 君は九月の朝に吹き荒れた通り雨 叩きつけられて 虹を見たんだ そこで世界は変わった そうだ リズムやハーモニーがふっとずれてしまっても ゆっくり音を奏でよう まだ まだ まだ イントロも終わってない I like… I love… I love… 落ち葉 噴水 自転車 犬 耳をすませば聞こえる すべてが愛を歌ってる 名作と呼ばれる作品を観たり 聞いたり 読みあさったりして 大人を気取って 少し無理して暮らした だけど 君の事となると途端に分からなくなる 恋するだけの阿呆になる ただ ただ ただ 胸が苦しくなる 君は九月の朝に吹き荒れた通り雨 叩きつけられて 虹を見たんだ そこで世界は変わった そうだ理論や知識にもとづいたものじゃなくても 信じた音を奏でよう ホラ ホラ ホラ 間違ってなんかない ホラ ホラ ホラ きっと正解もない これが僕らの音 |
東京 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 東京を象徴しているロボットみたいなビルの街 目一杯 精一杯の 働く人で今日もごった返してる 信号待ち。足を止めて誰かが口笛を吹いてる とぎれとぎれの旋律だけど なぜかしら 少しだけ癒されてる 描いた夢 それを追い続けたって 所詮 たどり着けるのはひとにぎりの人だけだと知ってる 「それならば何のために頑張ってる?」 とか言いながら分かってる この街に大切な人がいる 東京は後戻りしない 老いてく者を置き去りにして 目一杯 手一杯の 目新しいモノを抱え込んでく 思い出がいっぱい詰まった景色だって また 破壊されるから 出来るだけ執着しないようにしてる それでも匂いと共に記憶してる 遺伝子に刻み込まれてく この胸に大切な場所がある バイパスに架かる歩道橋からよく見える ベランダに咲いた彩とりどりの花 甘い匂いがこの胸にあふれ出す あの人に手紙でも書こうかなぁ? 描いた夢、理想を追い続けたって 多分 ものにできるのはひとにぎりの人だけど あと少し頑張ってみようかな それでもいつか可能性が消える日が来ても 大切な人はいる 思い出がいっぱい詰まった景色だって また 破壊されるから 出来るだけ執着しないようにしてる それでも匂いと共に記憶してる 遺伝子に刻み込まれてく この街に大切な場所がある この街に大切な人がいる |
光の射す方へ Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | 蜘蛛の巣の様な高速の上 目的地へ5km 渋滞は続いてる 最近エアコンがいかれてきてる ポンコツに座って 心拍数が増えた 社会人になって 重荷を背負って 思い知らされてらぁ 母親がいつか愚痴る様に言った 「夏休みのある小学校時代に帰りたい」 夕食に誘った女の 笑顔が下品で 酔いばかり回った 身振り手振りが大袈裟で 東洋人の顔して 西洋人のふりしてる ストッキングを取って すっぽんぽんにしちゃえば 同じもんがついてんだ 面倒臭くなって 送るのもよして 独りきり情熱を振り回す バッティングセンター 僕らは夢見たあげく彷徨って 空振りしては骨折って リハビリしてんだ wow wow いつの日か 君に届くならいいな 心につけたプロペラ 時空を越えて 光の射す方へ 「電話してから来てちょうだい」って 慣れた言い回しで 合い鍵をくれんだ マスコミが恐いから 結局は 貯金箱の中にそいつをしまった 誰を信用して 何に奮闘して この先歩けばいい? デキレースでもって 勝敗がついたって 拍手を送るべき ウィナーは存在しない 僕らは夢見るあまり彷徨って 大海原で漂って さぶいぼたてんだ wow wow もっとこの僕を愛して欲しいんだ 月夜に歌う虫けら 羽を開いて 光の射す方へ 散らかってる点を拾い集めて 真直ぐな線で結ぶ 闇を裂いて海を泳ぎ渡って 風となり大地を這う 限りあるまたとない永遠を探して 最短距離で駆け抜けるよ 光の射す方へ |
ランニングハイ Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | 甲「理論武装で攻め勝ったと思うな バカタレ!」 乙「分かってる 仕方ないだろう他に打つ手立て無くて」 甲「威勢がいいわりにちっとも前に進めてないぜっ」 乙「黙ってろ!この荷物の重さ 知らないくせして」 向こう側にいる内面とドッヂボール 威嚇して 逃げ回り 受け止めて 弾き返す 「もう疲れた誰か助けてよ!」 そんな合図出したって 誰も観ていない ましてタイムを告げる笛は鳴らねぇ なら 息絶えるまで駆けてみよう 恥をまき散らして 胸に纏う玉虫色の衣装をはためかせていこう 苛々して仕方ない日は 疲れた体を 都合のいい恋にあずけて 終われば 寝た振りして あれっ 俺ッ 何してんだろう? 忘れた 分からねぇ 太陽が照りつけるとやけに後ろめたくて 前倣え 右へ倣えの欲望 気付けば要らんもんばかり まだ間に合うかなクーリングオフ 亡霊が出るというお屋敷を キャタピラが踏みつぶして 来春ごろにマンションに変わると代理人が告げる また僕を育ててくれた景色が 呆気なく金になった 少しだけ感傷に浸った後 「まぁ それもそうだなぁ」 時代とか 社会とか 無理にでも敵に仕立てないと 味方を探せない 愉快に暮らせないよ 仕組んだのは他の誰でもない 俺だって 自首したって 誰も聞いてない まして罪が軽くなんかならねぇ なら 息絶えるまで駆けてみよう 恥をまき散らして 退きどきだと言うなかれ素人! まだ走れるんだ 息絶えるまで駆けてみよう 恥をまき散らして 胸に纏う玉虫色の衣装を見せびらかしていこう |
pieces Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | ずっと笑って過ごしてたいのに 真っ直ぐな想いを抱きしめたいのに だけど口を突いて出るのは 「もう こんなはずじゃなかったな...」 強く早く駆け抜けるほど 向かい風もきつくなるんだな 右へ左へ煽られてバランスを崩しながら 僕等 ここにいる 軌道を逸れて 放り出された夢が 夢が萎んでく どこかに不時着しようか って頭をかすめる 粉々になったら 匂いに紛れて 君の元へ飛んでくから そのときは思い切り 吸い込んでよ 僕等はひとつ でも ひとつひとつ きっとすべてを分かち合えはしない 互いが流す涙に気付かずにすれ違って 今日も ここにいる 失くしたピースは見つからないけど それでもパズルを続けよう 全部埋まらないのは わかってる それでいい その空白はね これから僕等が夢を描くための余白 いつか描いたやつより 本物にしよう 失くしたピースで空いてるスペースは 何かの模様にも思える まるで僕等が残した足跡みたいだな そのふぞろいの一歩が 今日まで僕等が共に夢を追った軌跡 また 次の一歩を踏み出してみよう 軌道を逸れて 放り出された夢が 夢が萎んでく このまま消えそうだなんて 頭をかすめる でも 消えてなくなっても なくなりはしないだろう 君と共に生きた奇跡 さぁ 次の余白に続きを描こう いつか描いたやつより 本物にしよう |
花 -Memento-Mori- Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | ため息色した 通い慣れた道 人混みの中へ 吸い込まれてく 消えてった小さな夢をなんとなくね 数えて 同年代の友人達が 家族を築いてく 人生観は様々 そう誰もが知ってる 悲しみをまた優しさに変えながら 生きてく 負けないように 枯れないように 笑って咲く花になろう ふと自分に 迷うときは 風を集めて空に放つよ今 恋愛観や感情論で 愛は語れない この想いが消えぬように そっと祈るだけ 甘えぬように 寄り添うように 孤独を分け合うように 等身大の自分だって きっと愛せるから 最大限の夢描くよ たとえ無謀だと他人が笑ってもいいや やがてすべてが散り行く運命であっても わかってるんだよ 多少リスクを背負っても 手にしたい 愛・愛 負けないように 枯れないように 笑って咲く花になろう ふと自分に 迷うときは 風を集めて空に放つよ ラララ…… 心の中に永遠なる花を咲かそう |
End of the day Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 目指したものが 自分とはあまりにかけ離れてて どうせあそこには 届くはずがないんだって吠える 「なんとかなるさ」「ケ・セラ・セラ」 「It's gonna be alright」 そんなフレーズさえも とんだ戯言に思える End of the day 昨日と変わらぬ1日が End of the day また過ぎる いつか いつの日か そう言ってやり過ごして 気が付きゃロスタイム で、慌てるから乞食は貰い損ねる 甘えて過ごした 子供の頃と根底は同じ 今日も一からの いやマイナスからのスタートを切る End of the day 少しも前に進んでない End of the day また同じミス Oh No! Oh Yes! あと一歩のとこまで きっと来てる そうやって言い聞かせて もっと もっと 輝ける日は来る きっと来る もう少し そう信じて 競争しながら 人は切磋琢磨していくんですか? その理想論が また人の上に人をつくる なんてデカイ話にすり替えて 何かを否定しなくちゃ もう可哀想なくらいに 自分がちっちゃく思える End of the day どのくらいの価値があるんだろう? End of the day 今の自分に Oh No! Oh Yes! 本当はもう掴んでて 届いてて 気付いてないだけ もっと もっと 羽ばたける日は来る きっと来る あと少しそう信じて Oh No! Oh Yes! あと一歩のとこまで きっと来てる そうやって言い聞かせて もっと もっと 輝ける日は来る きっと来る もう少し そう信じて Oh No! Oh Yes! 本当はもう掴んでて 届いてて 気付いてないだけ もっと もっと 羽ばたける日は来る きっと来る とりあえずそう信じて あと少し そう信じて 無くしたものと手にしたものを秤にかければ きっと圧倒的に前者に傾くと知ってる でも明日は来るさ 寒い夜にだって終わりは来るさ 太陽は昇り どんな人の上にもまた新しい 暖かな光 |
Worlds end Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | Takeshi Kobayashi・Mr.Children | ゆっくり旋回してきた 大型の旅客機が 僕らの真上で得意気に 太陽に覆い被さった その分厚い雲を 難なく突き破って消える まるで流れ星にするように 僕らは見上げてた 思い思いの願いをその翼に重ねて 「何に縛られるでもなく 僕らはどこへでも行ける そう どんな世界の果てへも 気ままに旅して廻って…」 行き止まりの壁の前で 何度も言い聞かせてみる 雲の合間 一筋の光が差し込んでくる映像と君を浮かべて 捨てるのに胸が痛んでとっておいたケーキを 結局腐らせて捨てる 分かってる 期限付きなんだろう 大抵は何でも 永遠が聞いて呆れる 僕らはきっと試されてる どれくらいの強さで 明日を信じていけるのかを… 多分 そうだよ 飲み込んで 吐き出すだけの 単純作業繰り返す自動販売機みたいに この街にボーっと突っ立って そこにあることで誰かが特別喜ぶでもない でも僕が放つ明かりで 君の足下を照らしてみせるよ きっと きっと 「誰が指図するでもなく 僕らはどこへでも行ける そう どんな世界の果てへも 気ままに旅して廻って…」 暗闇に包まれた時 何度も言い聞かせてみる いま僕が放つ明かりが 君の足下を照らすよ 何にも縛られちゃいない だけど僕ら繋がっている どんな世界の果てへも この確かな思いを連れて |
hypnosis Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | 揺れ動く想いが風に吹かれて 群青色の夕闇に溶け 迷いを消してくれるなら すべてが思い通りにならぬことくらいは 知っているつもり でもすんなり 受け入れられもしないから 不安に追いつかれないよう 願いを今、遠くへ遠くへと 今日も見果てぬ夢が 僕をまた弄んで 暗いトンネルの向こうに光をチラつかす 叶うならこのまま 夢のまんま もう現実から見捨てられても 構わないさ 自分に潜んでた狂気が首をもたげて 牙を剥き出し 遠吠えをあげる もう手懐けられはしないだろう 国道に弓張り月 消えそうな細く尊い煌き オブラートに包んで 何度も飲み込んだ悔しさが 今歯軋りをしながら僕を突き動かす 新しい何かに出会えるかな 今終わらぬ夢のその先に 僕は手を伸ばす 今日も見果てぬ夢が 僕をまた弄んで 深い深海に沈んだ希望をチラつかす 叶うならこのまま 夢のまんま もう現実に引き返せなくたっていい いつか新しい自分にまた出会えるまで そうさ終わらぬ夢のその先に 僕は手を伸ばす |
ニシエヒガシエ Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | また 君の中の常識が揺らいでる 知らなきゃ良かったって 思う事ばっかり そして いつしか慣れるんだ 当たり前のものとして 受け入れるんだ 片一方は天使 もう一方は悪魔で 分裂しそうなんだ 抗鬱剤をちょうだい 暗い未来を防ぐんだ 永い迷宮みたいな 青春だ 張り付けの刑になったって 明日に向かっていきてくんだって ただじゃ転びやしませんぜって 非常事態ってやつも歓迎です ニシエヒガシエ 受け売りの知識 教養などをほうばり 胸やけしそうなら この指とまれ こんな やっかいな人生だ おまえが信じてる道を 進むんだ 愛だ恋だとぬかしたって 所詮は僕等アニマルなんです 人は悲しい性をもって 破裂しそうな悩みを抱えて 必死で 猛ダッシュです 夢や理想にゃ 手が届かないが 不満ならべたって きりがないし 昨日の僕になんて バイバイ 明日を担って 風にまたがって ニシエヒガシエ 張り付けの刑になったって 明日に向かっていきてくんだって ただじゃ転びやしませんぜって 非常事態ってやつも歓迎です ニシエヒガシエ 必死で 猛ダッシュです |
口がすべって Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 口がすべって君を怒らせた でも間違ってないから謝りたくなかった 分かってる それが悪いとこ それが僕の悪いとこ 「ゆずれぬものが僕にもある」だなんて だれも奪いに来ないのに鍵かけて守ってる 分かってる 本当は弱いことを それを認められないことも 思い通りに動かない君という物体を なだめすかして 甘い言葉かけて 持ち上げていく もう一人の僕がその姿を見て嘆いてるんだよ 育んできたのは「優しさ」だけじゃないから。。。 争い続ける 血が流れている 民族をめぐる紛争を 新聞は報じてる 分かってる 「難しいですね」で 片付くほど簡単じゃないことも 誰もがみんな大事なものを抱きしめてる 人それぞれの価値観 幸せ 生き方がある 「他人の気持ちになって考えろ」と言われてはきたけど 想像を超えて 心は理解しがたいもの 流れ星が消える 瞬く間に消える 今度同じチャンスがきたら 自分以外の誰かのために 願い事をしよう 口がすべって君を怒らせた でもいつの間にやら また笑って暮らしてる 分かったろう 僕らは許し合う力も持って産まれてるよ ひとまず そういうことにしておこう それが人間の良いとこ |
未来 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | 名前もない路上で ヒッチハイクしている 膝を抱えて待ってる ここは荒れ果てていて 人の気配はないし 誰もここを通らないや 進入禁止だって あらゆるもの拒絶して 追い払ったのは僕だから 誰も迎えに来ない ちゃんと分かってるって だけどもう少し待ってたい 生きてる理由なんてない だけど死にたくもない こうして今日をやり過ごしてる 生まれたての僕らの前にはただ 果てしない未来があって それを信じてれば 何も恐れずにいられた そして今僕の目の前に横たわる 先の知れた未来を 信じたくなくて 目を閉じて過ごしている 女が運転する 車が止まって 「乗せてあげる」と言った 僕は感謝を告げて 車のドアを開いて 助手席に座って また礼を言う しばらく走ると僕は 硬いシートに 居心地が悪くなって 女の話に相槌打つのも嫌になって 眠ったふりした 僕らは予定通りの コースを走ってきた 少なくとも今日まで 出会った日の僕らの前にはただ 美しい予感があって それを信じたまま 甘い恋をしていられた そして今 音もたてず忍び寄る この別れの予感を 信じたくなくて 光を探している 生まれたての僕らの前にはただ 果てしない未来があって それを信じてれば 何も恐れずにいられた そして今僕の目の前に横たわる 先の知れた未来を 信じたくなくて すこしだけあがいてみる いつかこの僕の目の前に横たわる 先の知れた未来を 変えてみせると この胸に刻みつけるよ 自分を信じたなら ほら未来が動き出す ヒッチハイクをしてる 僕を迎えに行こう |
CANDY Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | Takeshi Kobayashi・Mr.Children | 「あきらめよ」と諭す回路に 君がそっと侵入してきて 何食わぬ顔で 夢をチラつかす 上手に包んで仕舞ったものが「飛び出したい」と疼いてる 痛い記憶を最後に寝たふりしていたくせに 柄でもないけど 会えると嬉しいよ 悩んだ末に想いを飲み込む日々 ほろ苦いキャンディーが まだ胸のポケットにあった 気付かせたのは君 多くの事を求め過ぎて 出来るだけ側に居たくて そんなことをしてる間に息が詰まる 大抵 人はこんな感じで大事なもんを失うんだろう そして凝りもせず 君を欲しがってる みっともないけど すべてが愛しいよ ふと夕暮れに孤独が爆発する 甘酸っぱいキャンディーが 僕の胸のポケットにあるんだ 君が食べておくれ 昨日の夜 いつもの偏頭痛が僕を襲って 飲み込むタブレット やけに会いたくて 声が聞きたくなって みっともないけど すべてが愛しいよ ひとり夜更けに孤独が爆発する ほろ苦いキャンディーが まだ胸のポケットにあった ただ ひとつだけ 甘酸っぱいキャンディーが まだ胸のポケットにあるんだ 君が食べておくれ |
himawari Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | Mr.Children | 優しさの死に化粧で 笑ってるように見せてる 君の覚悟が分かりすぎるから 僕はそっと手を振るだけ 「ありがとう」も「さよなら」も僕らにはもういらない 「全部嘘だよ」そう言って笑う君を まだ期待してるから いつも 透き通るほど真っ直ぐに 明日へ漕ぎだす君がいる 眩しくて 綺麗で 苦しくなる 暗がりで咲いてるひまわり 嵐が去ったあとの陽だまり そんな君に僕は恋してた 想い出の角砂糖を 涙が溶かしちゃわぬように 僕の命と共に尽きるように ちょっとずつ舐めて生きるから だけど 何故だろう 怖いもの見たさで 愛に彷徨う僕もいる 君のいない世界って どんな色をしてたろう? 違う誰かの肌触り 格好つけたり はにかんだり そんな僕が果たしているんだろうか? 諦めること 妥協すること 誰かにあわせて生きること 考えてる風でいて 実はそんなに深く考えていやしないこと 思いを飲み込む美学と 自分を言いくるめて 実際は面倒臭いことから逃げるようにして 邪(よこしま)にただ生きている だから 透き通るほど真っ直ぐに 明日へ漕ぎだす君をみて 眩しくて 綺麗で 苦しくなる 暗がりで咲いてるひまわり 嵐が去ったあとの陽だまり そんな君に僕は恋してた そんな君を僕は ずっと |
and I love you Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | 飛べるよ 君にも 羽を広げてごらんよ 一緒に行こう さぁ準備を ほら 早くしておいでよ はぐれずに付いて来れるかい?僕に 君には従順を 僕には優しさを 互いに演じさせて 疲れてしまうけど それでも意味はあるかい どう思う? 今も欲しがってくれるかい?僕を 傷つけ合う為じゃなく 僕らは出会ったって言い切れるかなぁ? 今 分かる答えはひとつ ただひとつ I love you and I love you and I love you 未熟な情熱を 何の保証もない明日を 信じて 疑って 足がすくんでも まだ助走を続けるさ 今日も 一緒に超えてくれるかい 昨日を もう一人きりじゃ飛べない 君が僕を軽くしてるから 今ならきっと照れないで 歌える 歌える 歌える I love you and I love you and I love you どうしようもなく急に一人になりたい時があり 屋上で月を眺めてた 君に想いが強く向くほど 臆病になるのが分かって 素直には認められなくて でも 君が僕につき通してた 嘘をあきらめた日 それが来るのを感じたんだ 未来がまた一つ ほらまた一つ 僕らに近づいてる I love you and I love you and I love you |
擬態 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | ビハインドから始まった 今日も同じスコアに終わった ディスカウントして山のように 積まれてく夢の遺灰だ あたかもすぐ打ち解けそうに親しげな笑顔を見せて 幽霊船の彼方に明日が霞んでく アスファルトを飛び跳ねる トビウオに擬態して 血を流し それでも遠く伸びて 必然を 偶然を すべて自分のもんにできたなら 現在を越えて行けるのに。。。 相棒は真逆のセンスと真逆の趣味を持って アリキタリなことを嫌った なんかそれがうらやましかった ムキになって洗った手に こびりついてる真っ赤な血 いつか殺めた自分にうなされ目覚める “効きます”と謳われたあらゆるサプリメントは 胃の中で泡(あぶく)になって消えた デマカセを 真実を すべて自分のもんにできたなら もっと綺麗でいれるのに。。。 富を得た者はそうでない者より 満たされてるって思ってるの!? 障害を持つ者はそうでない者より 不自由だって誰が決めんの!? 目じゃないとこ 耳じゃないどこかを使って見聞きをしなければ 見落としてしまう 何かに擬態したものばかり 今にも手を差し出しそうに優しげな笑顔を見せて 水平線の彼方に希望は浮かんでる アスファルトを飛び跳ねる トビウオに擬態して 血を流し それでも遠く伸びて 出鱈目を 誠実を すべて自分のもんにできたなら もっと強くなれるのに。。。 現在を越えて行けるのに。。。 |
花の匂い Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 届けたい 届けたい 届くはずのない声だとしても あなたに届けたい 「ありがとう」「さよなら」 言葉では言い尽くせないけど この胸に溢れてる 花の匂いに導かれて 淡い木漏れ日に手を伸ばしたら その温もりに あなたが手を繋いでいてくれているような気がした 信じたい 信じたい 人の心にあるあたたかな奇跡を信じたい 信じたい 信じたい 誰の命もまた誰かを輝かす為の光 “永遠のさよなら”をしても あなたの呼吸が私には聞こえてる 別の姿で 同じ微笑で あなたはきっとまた会いに来てくれる どんな悲劇に埋もれた場所にでも 幸せの種は必ず植わってる こぼれ落ちた涙が如雨露一杯になったら その種に水を撒こう 人恋しさをメロディーにした 口笛を風が運んでいったら 遠いどこかで あなたがその目を細めて聞いている “本当のさよなら”をしても 温かい呼吸が私には聞こえてる 別の姿で 同じ愛眼差しで あなたはきっとまた会いに来てくれる |
かぞえうた Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | かぞえうた さぁ なにをかぞえよう なにもない くらいやみから ひとつふたつ もうひとつと かぞえて こころがさがしあてたのは あなたのうた たとえるなら ねぇ なんにたとえよう こえもないかなしみなら ひとつふたつ もうひとつと わすれて また ふりだしからはじめる きぼうのうた わらえるかい きっと わらえるよ べつにむりなんかしなくても ひとりふたり もうひとりと つられて いつか いっしょにうたいたいな えがおのうた 僕らは思っていた以上に 脆くて 小さくて 弱い でも風に揺れる稲穂のように 柔らかく たくましく 強い そう信じて かぞえうた さぁ なにをかぞえよう こごえそうな くらいうみから ひとつふたつ もうひとつと かぞえて あなたがさがしあてたのは きぼうのうた ひとつふたつ もうひとつと ゆれてる ともしびににた きえない きぼうのうた |
Everything (It's you) Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 世間知らずだった少年時代から 自分だけを信じてきたけど 心ある人の支えの中で 何とか生きてる現在の僕で 弱音さらしたり グチをこぼしたり 他人の傷みを 見て見ないふりをして 幸せすぎて大切な事が 解りづらくなった 今だから 歌う言葉さえも見つからぬまま 時間に追われ途方に暮れる 愛すべき人よ 君も同じように 苦しみに似た 想いを抱いてるの STAY 何を犠牲にしても 守るべきものがあるとして 僕にとって今君が それにあたると思うんだよ 夢追い人は旅路の果てで 一体何を手にするんだろう 嘘や矛盾を両手に抱え 「それも人だよ」と悟れるの? 愛すべき人よ 君に会いたい 例えばこれが 恋とは違くても STAY 僕が落ちぶれたら 迷わず古い荷物を捨て 君は新しいドアを 開けて進めばいいんだよ STAY 何を犠牲にしても 手にしたいものがあるとして それを僕と思うのなら もう君の好きなようにして 自分を犠牲にしても いつでも 守るべきものは ただ一つ 君なんだよ いつでも 君なんだよ |
フェイク Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 言ってしまえば僕らなんか似せて作ったマガイモノです すぐにそれと見破られぬように上げ底して暮らしています ほっぺたから横隔膜まで誰かを呪ってやるって気持ち膨らまし 「こんなんじゃ嫌だ!」って 苦肉の策を練ってなんとか今日を生きてるよ 虚しさを抱えて 夢をぶら下げ 二階建ての明日へとTAKE OFF 灰になっても 諦めちゃまた始めから出直したりして まだ自分を嫌いになれずにいるみたいだ oh oh oh 体中に染みついている嘘を信じていく どれくらいのペースで行こう? まずは何番手に着こう? あれこれって知恵を絞ったあげくが裏目にでます 「愛してる」って女が言ってきたって 誰かと取っ替えのきく代用品でしかないんだ ホック外してる途中で気付いていたって ただ腰を振り続けるよ 寂しさを背負って 恋に繋がれ 地下二階の過去からTAKE OFF ハイエナのよう つまずいて抜かれたけどびゅんと追い詰めて ちょっと自分にプライドを取り戻せたのに oh oh oh この手が掴んだものは またしてもフェイク 飛び込んでくる音 目に入る映像 暫く遮断して心を澄まして 何が見えますか? 誰の声が聞こえますか? いつまでも抱きしめていれるかな? 虚しさを抱えて 夢をぶら下げ 二階建ての明日へとTAKE OFF ハイジャンプしよう 騙されちゃまた懲りもせず信じたりして もう誰も疑わずにいれるなら oh oh oh 許し合えるなら 大切に抱きしめてた宝物がある日 急に偽物と明かされても oh oh oh 世界中にすり込まれている嘘を信じていく すべてはフェイク それすら… |
Any Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | 上辺ばかりを撫で回されて 急にすべてに嫌気がさした僕は 僕の中に潜んだ暗闇を 無理やりほじくり出してもがいてたようだ 真実からは嘘を 嘘からは真実を 夢中で探してきたけど 今 僕のいる場所が 探してたのと違っても 間違いじゃない きっと答えは一つじゃない 何度も手を加えた 汚れた自画像に ほら また12色の心で 好きな背景を描きたして行く いろんなことを犠牲にして 巻き添いにして 悦に浸って走った自分を時代のせいにしたんだ 「もっといいことはないか?」って言いながら 卓上の空論を振り回してばっか そして僕は知ってしまった 小手先でやりくりしたって 何一つ変えられはしない 今 僕のいる場所が 望んだものと違っても 悪くはない きっと答えは一つじゃない 「愛してる」と君が言う 口先だけだとしても たまらなく嬉しくなるから それもまた僕にとって真実 交差点 信号機 排気ガスの匂い クラクション 壁の落書き 破られたポスター 今 僕のいる場所が 探してたのと違っても 間違いじゃない いつも答えは一つじゃない 何度も手を加えた 汚れた自画像に ほら また12色の心で 好きな背景を描きたして行く また描きたして行く そのすべて真実 |
箒星 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 寝れない日が続いて かすれた僕の声が はしゃいでる君の気持ちを曇らせた 「別にそれほど疲れていやしない」 なるたけ優しい言葉 慌てて探してみる 君は知ってんだろう? 僕の大風呂敷を 今 そいつで未来を盗むから さぁ手伝って 古い遊園地の観覧車から見慣れた街見下ろし ほら 今日までの僕らに 小さくエールでも贈ろうか 目を瞑っても消えない光 君の心に見付けた すぅーっと 優しく淡く弧を描いて 頬を撫でてく「箒星」 教えない 知り過ぎてるから教えない 口に出すと悲しみは 次の悲しみを生むだろう 知りたい それでもまだまだ知りたい 積まれた理屈を越えて その退屈を越えて 最近ストレッチを怠ってるからかなぁ? 上手く開けないんだ、心が。ぎこちなくて でもね僕らは未来の担い手 人の形した光 暗闇と戯れ合っては眩しく煌めく「箒星」 心配事ばっかり見付けないで 慌てないで探してこう いつか必ず叶うって決め込んで路頭に迷った祈り 目を瞑っても消えない光 夜空に託した祈り 今日もどこかで光ってる 誰の目にも触れない場所で 悪いとこばっかり見付けないで 僕ら一緒に探そう ずっと 優しく淡く弧を描いて 夜を撫でてく「箒星」 光り続ける「箒星」 |
常套句 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | 君が思うよりも 僕は不安で寂しくて 今日も明日も ただ精一杯 この想いにしがみ付く 君に会いたい 君に会いたい 何していますか 気分はどう 君に会いたい 君に会いたい 愛しています 君はどう 「君が思うよりも 君はもっと美しくて...」 そう言うと決まって 少し膨れるけど からかってなどいないよ 君に会いたい 君に会いたい 何していたって 君を想う 君に会いたい 君に会いたい 愛しています 今日も 嬉しさと 悲しみの間を揺れている 狂おしいほど 君に会いたい 君に会いたい 何していますか 気分はどう 君に会いたい 君に会いたい 愛しています 君はどう 君に会いたい 君に会いたい 愛しています |
Marshmallow day Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | TAKESHI KOBAYASHI・UDAI SHIKA | レーシングカーのエンジンみたいな 唸りを 高鳴りを 胸が上げ 中心に向かって突き上げるよ You're beautiful It's marshmallow day まるで3D映画 ハリウッドから飛び出したようなSmile 次第に惹き込まれて 自分を見失うよ チューインガムの味のように 消えてなくなったりしないでよ 甘い想いが膨らみだしてる 注意深く そして狂おしく 君の感触を噛み締めよう everything is a taste of you もっと他にすべきことがあると 分かってても手に付かない 高台の鐘が鳴り響くように You're beautiful こだましてる 何ひとつの不自由もなく 最近過ごしてたのに 今や君のいない世界を 想像して怯えるよ 睡眠不足が続く日でも 君に逢えるのなら飛んでく その瞬間を待ち焦がれてる チューニングを君に合わせて 同じ歌を口ずさもう everyday I sing for you 柔らかな体温に触れる時 心は天空を飛んでる Ah このまま死んでしまえるなら それが良い 君の吐息 甘い雰囲気に埋もれて チューインガムの味のように 消えてなくなったりしないでよ 甘い想いはまだ膨らんでる 注意深く そして優しく 君の感触を噛み締めよう everything is a taste of you チューニングは君に合わすよ 幸せな歌を歌ってこう everyday, I sing for … everything is a taste of … everyday, marshmallow day |
掌 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | 掌に刻まれた歪な曲線 何らかの意味を持って生まれてきた証 僕らなら 求め合う寂しい動物 肩を寄せるようにして 愛を歌っている 抱いたはずが突き飛ばして 包むはずが切り刻んで 撫でるつもりが引っ掻いて また愛 求める 解り合えたふりしたって 僕らは違った個体で だけどひとつになりたくて 暗闇で もがいて もがいている ステッカーにして貼られた本物の印 だけど そう主張している方がニセモノに見える 僕らなら こんな風な袋小路に 今も迷い込んだまま 抜け出せずにいる 夢見てるから儚くて 探すから見つからなくて 欲しがるから手に入んなくて 途方に暮れる どこで間違ったかなんて 考えてる暇もなくて でも答えがなきゃ不安で 君は君で 僕は僕 そんな当たり前のこと 何でこんなにも簡単に 僕ら 見失ってしまえるんだろう? ALL FOR ONE FOR ALL BUT I AM ONE ALL FOR ONE FOR ALL BUT YOU ARE ONE ひとつにならなくていいよ 認め合うことができればさ もちろん投げやりじゃなくて 認め合うことができるから ひとつにならなくていいよ 価値観も 理念も 宗教もさ ひとつにならなくていいよ 認め合うことができるから それで素晴らしい キスしながら唾を吐いて 舐めるつもりが噛みついて 着せたつもりが引き裂いて また愛 求める ひとつにならなくていいよ 認め合えばそれでいいよ それだけが僕らの前の 暗闇を 優しく 散らして 光を 降らして 与えてくれる |
祈り ~涙の軌道 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 悴(かじか)んだ君の手を握り締めると 「このまま時間が止まれば...」って思う 覗き込むような目が嘘を探してる 馬鹿だな 何も出てきやしないと笑って答える 遠い未来を夢見たり 憂いたり 今日も頭の中で行ったり来たり 触らないで なるだけ手を加えぬように 心の軌道を見届けたい さようなら さようなら さようなら 夢に泥を塗りつける自分の醜さに 無防備な夢想家だって 誰かが揶揄しても 揺るがぬ想いを 願いを 持ち続けたい 見慣れた場所が違う顔して見えるのも 本当は僕の目線が変わってきたから 「純粋」や「素直」って言葉に 悪意を感じてしまうのは きっと僕に もう邪気があるんだね 忘れようとして でも思い起こしたり いくつになっても皆 似たり寄ったり 失くしたくないものが ひとつまたひとつ 心の軌道に色を添えて 迷ったら その胸の河口から 聞こえてくる流れに耳を澄ませばいい ざわめいた きらめいた 透き通る流れに 笹舟のような 祈りを 浮かべればいい 君が泣いて笑って その度心を揺らす もっと強くありたいって想いで 胸は震えている 忘れないで 君に宿った光 いつまでも消えぬように 見守りたい さようなら さようなら さようなら 憧れを踏みつける自分の弱さに 悲しみが 寂しさが 時々こぼれても 涙の軌道は綺麗な川に変わる そこに 笹舟のような 祈りを 浮かべればいい |
彩り Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | ただ目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてく コーヒーを相棒にして いいさ 誰が褒めるでもないけど 小さなプライドをこの胸に 勲章みたいに付けて 僕のした単純作業が この世界を回り回って まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑 今 社会とか世界のどこかで起きる大きな出来事を 取り上げて議論して 少し自分が高尚な人種になれた気がして 夜が明けて また小さな庶民 憧れにはほど遠くって 手を伸ばしても届かなくて カタログは付箋したまんま ゴミ箱へと捨てるのがオチ そして些細な生き甲斐は 時に馬鹿馬鹿しく思える あわてて僕は彩(いろ)を探す にじんでいても 金 銀 紫 ただいま おかえり なんてことのない作業が この世界を回り回って 何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える モノクロの僕の毎日に 増やしていく 水色 オレンジ なんてことのない作業が 回り回り回り回って 今 僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく そんな確かな生き甲斐が 日常に彩りを加える モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 温かなピンク 増やしていく きれいな彩り |
旅立ちの唄 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 怖がらないで。 手当たり次第に灯り点けなくても いつか 一人ぼっちの夜は明けていくよ 転んだ日は はるか遠くに感じていた景色も 起き上がってよく見ると なんか辿り着けそうじゃん 君の大好きだった歌 街に流れる それは偶然が僕にくれた さりげない贈り物 Ah 旅立ちの唄 さぁ どこへ行こう? また どこかで出会えるね Ah とりあえず「さようなら」 自分が誰か分からなくなるとき君に語りかけるよ でも もし聞こえていたって返事はいらないから… 大切なものを失くして また手に入れて そんな繰り返しのようで その度新しくて 「もうこれ以上 涙流したり笑いあったりできない」と言ってたって やっぱり人恋しくて 今が大好きだって躊躇などしないで言える そんな風に日々を刻んでいこう どんな場所にいても Ah はじまりを祝い歌う最後の唄 僕は今手を振るよ Ah 悲しみにさようなら 疲れ果てて足が止まるとき 少しだけ振り返ってよ 手の届かない場所で背中を押してるから Ah 旅立ちの唄 さぁ どこへ行こう? また どこかで出会えるね Ah とりあえず「さようなら」 自分が誰か忘れそうなとき ぼんやり想い出してよ ほら 僕の体中 笑顔の君がいるから 背中を押してるから でも返事はいらないから |
くるみ Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | ねぇ くるみ この街の景色は君の目にどう映るの? 今の僕はどう見えるの? ねぇ くるみ 誰かの優しさも皮肉に聞こえてしまうんだ そんな時はどうしたらいい? 良かった事だけ思い出して やけに年老いた気持ちになる とはいえ暮らしの中で 今 動き出そうとしている 歯車のひとつにならなくてはなぁ 希望の数だけ失望は増える それでも明日に胸は震える 「どんな事が起こるんだろう?」 想像してみるんだよ ねぇ くるみ 時間が何もかも洗い連れ去ってくれれば 生きる事は実に容易い ねぇ くるみ あれからは一度も涙は流してないよ でも 本気で笑う事も少ない どこかで掛け違えてきて 気が付けば一つ余ったボタン 同じようにして誰かが 持て余したボタンホールに 出会う事で意味が出来たならいい 出会いの数だけ別れは増える それでも希望に胸は震える 十字路に出くわすたび 迷いもするだろうけど 今以上をいつも欲しがるくせに 変わらない愛を求め歌う そうして歯車は回る この必要以上の負担に ギシギシ鈍い音をたてながら 希望の数だけ失望は増える それでも明日に胸は震える 「どんな事が起こるんだろう?」 想像してみよう 出会いの数だけ別れは増える それでも希望に胸は震える 引き返しちゃいけないよね 進もう 君のいない道の上へ |
エソラ Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | | 二足歩行してる空っぽの生きもの 無意識にリズムを刻んでいる フルボリュームのL-Rに 萎んでた夢が膨らんでく 君が話してたの あそこのフレーズだろう? まるで僕らのための歌のようだ 君はどんな顔して聞いてたの? 甘く切なく胸を焦がす響き メロディーラインが放ったカラフルな魔法のフレーズ 輝きを撒き散らしては僕らに夢を見せる 明日へ羽ばたく為に 過去から這い出す為に Oh Rock me baby tonight ほらもっとボリュームを上げるんだ 天気予報によれば 夕方からの 降水確率は上がっている でも雨に濡れぬ場所を探すより 星空を信じ出かけよう 雨に降られたら 乾いてた街が 滲んできれいな光を放つ 心さえ乾いてなければ どんな景色も宝石に変わる やがて音楽は鳴りやむと分かっていて それでも僕らは今日を踊り続けてる 忘れない為に 記憶から消す為に Oh Rock me baby tonight また新しいステップを踏むんだ メロディーラインが描いたカラフルな希望のフレーム 輝きを撒き散らしては僕らに夢を見せる めぐり逢う度に サヨナラ告げる度に Oh Rock me baby tonight さぁ踊ろうよ ボリュームをもっと上げるんだ |
GIFT Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | 一番きれいな色ってなんだろう? 一番ひかってるものってなんだろう? 僕は探していた 最高のGIFTを 君が喜んだ姿をイメージしながら 『本当の自分』を見つけたいって言うけど 『生まれた意味』を知りたいって言うけど 僕の両手がそれを渡す時 ふと謎が解けるといいな 受け取ってくれるかな 長い間 君に渡したくて 強く握り締めていたから もうグジャグジャになって 色は変わり果て お世辞にもきれいとは言えないけど 「白か黒で答えろ」という 難題を突きつけられ ぶち当たった壁の前で 僕らはまた迷っている 迷ってるけど 白と黒のその間に 無限の色が広がってる 君に似合う色探して やさしい名前をつけたなら ほら 一番きれいな色 今 君に贈るよ 地平線の先に辿り着いても 新しい地平線が広がるだけ 「もうやめにしようか?」 自分の胸に聞くと 「まだ歩き続けたい」と返事が聞こえたよ 知らぬ間に増えていった荷物も まだなんとか背負っていけるから 君の分まで持つよ だからそばにいてよ それだけで心は軽くなる 果てしない旅路の果てに 『選ばれる者』とは誰? たとえ僕じゃなくたって それでもまた走っていく 走っていくよ 降り注ぐ日差しがあって だからこそ日陰もあって そのすべてが意味を持って 互いを讃えているのなら もうどんな場所にいても 光を感じれるよ 今 君に贈るよ 気に入るかなぁ? 受け取ってよ 君とだから探せたよ 僕の方こそありがとう 一番きれいな色ってなんだろう? 一番ひかってるものってなんだろう? 僕は抱きしめる 君がくれたGIFTを いつまでも胸の奥で ほら ひかってるんだよ ひかり続けんだよ |
しるし Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | 最初からこうなることが決まっていたみたいに 違うテンポで刻む鼓動を互いが聞いてる どんな言葉を選んでも どこか嘘っぽいんだ 左脳に書いた手紙 ぐちゃぐちゃに丸めて捨てる 心の声は君に届くのかな? 沈黙の歌に乗って... ダーリンダーリン いろんな角度から君を見てきた そのどれもが素晴しくて 僕は愛を思い知るんだ 「半信半疑=傷つかない為の予防線」を 今、微妙なニュアンスで君は示そうとしている 「おんなじ顔をしてる」と誰かが冷やかした写真 僕らは似ているのかなぁ? それとも似てきたのかなぁ? 面倒臭いって思うくらいに真面目に向き合っていた 軽はずみだった自分をうらやましくなるほどに 心の声は誰が聞くこともない それもいい その方がいい ダーリンダーリン いろんな顔を持つ君を知ってるよ 何をして過ごしていたって 思いだして苦しくなるんだ カレンダーに記入したいくつもの記念日より 小刻みに 鮮明に 僕の記憶を埋めつくす 泣いたり笑ったり 不安定な想いだけど それが君と僕のしるし ダーリンダーリン いろんな角度から君を見てきた 共に生きれない日が来たって どうせ愛してしまうと思うんだ ダーリンダーリン Oh My darling 狂おしく 鮮明に 僕の記憶を埋めつくす ダーリンダーリン |
365日 Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | 聞こえてくる 流れてくる 君を巡る 抑えようのない想いがここにあんだ 耳を塞いでも鳴り響いてる 君が好き 分かっている 馬鹿げている でもどうしようもない 目覚めた瞬間から また夢の中 もうずっと君の夢を見てんだ 同じ気持ちでいてくれたらいいな 針の穴に通すような願いを繋いで 365日の 言葉を持たぬラブレター とりとめなく ただ君を書き連ねる 明かりを灯し続けよう 心の中のキャンドルに フーっと風が吹いても消えたりしないように 例えば「自由」 例えば「夢」 盾にしてたどんなフレーズも 効力(ちから)を無くしたんだ 君が放つ稲光に魅せられて 「ひとりきりの方が気楽でいいや」 そんな臆病な言い逃れはもう終わりにしなくちゃ 砂漠の街に住んでても 君がそこにいさえすれば きっと渇きなど忘れて暮らせる そんなこと考えてたら 遠い空の綿菓子が ふわっと僕らの街に 剥がれて落ちた 君に触れたい 心にキスしたい 昨日よりも深い場所で君と出逢いたい 365日の 心に綴るラブレター 情熱に身を委ねて書き連ねる 明かりを守り続けよう 君の心のキャンドルに フーっと風が吹いても消えぬように 365日の 君に捧げる愛の詩 聞こえてくる 流れてくる 君を巡る 想いのすべてよ どうか君に届け |
HANABI Mr.Children | Mr.Children | Kazutoshi Sakurai | Kazutoshi Sakurai | 小林武史・Mr.Children | どれくらいの値打ちがあるだろう? 僕が今生きているこの世界に すべてが無意味だって思える ちょっと疲れてんのかなぁ 手に入れたものと引き換えにして 切り捨てたいくつもの輝き いちいち憂いていれるほど 平和な世の中じゃないし 一体どんな理想を描いたらいい? どんな希望を抱き進んだらいい? 答えようもないその問いかけは 日常に葬られてく 君がいたらなんていうかなぁ 「暗い」と茶化して笑うのかなぁ その柔らかな笑顔に触れて 僕の憂鬱が吹き飛んだらいいのに 決して捕まえることの出来ない 花火のような光だとしたって もう一回 もう一回 もう一回 もう一回 僕はこの手を伸ばしたい 誰も皆 悲しみを抱いてる だけど素敵な明日を願っている 臆病風に吹かれて 波風がたった世界を どれだけ愛することができるだろう? 考えすぎで言葉に詰まる 自分の不器用さが嫌い でも妙に器用に立ち振舞う自分は それ以上に嫌い 笑っていても 泣いて過ごしても平等に時は流れる 未来が僕らを呼んでる その声は今 君にも聞こえていますか? さよならが迎えに来ることを 最初からわかっていたとしたって もう一回 もう一回 もう一回 もう一回 何度でも君に逢いたい めぐり逢えたことでこんなに 世界が美しく見えるなんて 想像さえもしていない 単純だって笑うかい? 君に心からありがとうを言うよ 滞らないように 揺れて流れて 透き通ってく水のような 心であれたら 逢いたくなったときの分まで 寂しくなったときの分まで もう一回 もう一回 もう一回 もう一回 君を強く焼き付けたい 誰も皆 問題を抱えている だけど素敵な明日を願っている 臆病風に吹かれて 波風がたった世界を どれだけ愛することができるだろう? もう一回 もう一回 もう一回 もう一回 |