上野啓示作曲の歌詞一覧リスト  56曲中 1-56曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
春のうたカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示おだやかな風をうけ ベランダのシャツが揺れ 少しはやい冬の暮れ せわしくページはめくれ 何だか取り残されて 聞こえないふりをして めったに見ない映画を 借りて見ようとしたり  不自然な気もするけど そんな日もあっていいよ 甘い紅茶を片手に 小さなテレビ画面 小きざみに変わる風景 わりと泣けるいい話 気がつけばエンドロール 夕食を作ろう  名もない時間に揺れている 僕なりの 名もない春のうた 明日 髪を切ろう  なつかしい友達が 仕事をやめたんだって やりたいことが見つかり 東京に出るんだって そういえばそんな話 最近よく耳にする 少しは焦りもするが 別にどうってことはない  ダンボールに埋もれてる 厚手のスケッチブック あの日描いた未来とは ずいぶん違ったけど それなりに忙しくもあり 間違いを悔やむ日もあった だけどこうして過ごす今日が 悪くない気もするんだ  名もない時間に揺れている 僕たちの 名もない春のうた 明日 靴を磨こう  ねつけない夜も更け 静けさに身をうたれ ひとり窓辺にもたれ たよりない月の影 いつか僕が振り返り 眼を細めて思い出す どんな顔してるのかなんて まるで分からないけど  名もない時間に揺れている 僕なりの 名もない春のうた 明日 晴れるかなぁ 名もない時間に揺れている 僕たちの 名もない春のうた 明日 君に会いに行こう  君に会いに行こう
それはある日の出来事カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモそれはある日の出来事 カラリと晴れた朝のこと 家の近くの畦道を 犬のリリィと歩いてたのさ  水溜りを上手くよけ 葉っぱを伝う露をかわし 得意顔で口笛 見上げた空にひとつ  消えない月と アジサイのにおい 昨日までの僕には 気づかなかった風景  それは何でもないこと 特別ではないこと 少し力を抜くこと 人のことは人のこと  あの娘はとても強くて 決して涙を見せない それが鼻についてか みんなは生意気だと言う  だけどね僕は 前からずっとさ かっこいいって 思ってたのさ ステキさ ああ ステキさ  それは何でもないこと 特別ではないこと 疑わないでいること こころで強く想うこと  それは何でもないこと 特別ではないこと 少し力を抜くこと 人のことは人のこと  あまり天気がいいので あくびをしてたその隙に あの娘の頬に涙 それはある日の出来事
流れ星を待つよカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・JUN SUZUKI僕は最後に見た 切れ端だけ辿って さ迷い歩いた 道のない森を  ひとつも叶わない願いごとが 浮かんではキレイに光ってた  ふてくされた帰り道は 月が逆さに堕ちてた 映画で見た交差点で キミを探してたんだよ  形はくずれていて それでいて確かで 手のひらに残った イタズラな温もり  願わくば もう一度会えないかな 今夜はずっと 流れ星を待つよ  ふたつ重ねたくちびるは 甘くも儚いイメージで 僕に鎖をかけては 離そうとしない  キミはまだ 僕を思い出せるかい 今夜もずっと 流れ星を待つよ  遠くで犬が吠えてる それが何故かとても似合って 胸が押しつぶされそうでも 星はまだ ひとつも流れない  ふてくされた帰り道は 月が逆さに落ちてた 映画で見た交差点で キミを探してた  キミを探してたんだよ  まだまだ待つよ 今夜は眠らず 膝をかかえて 瞬きも極力しないで  虫の声が涼し気だなんて気をとられてたら 流れ星がひとつ 群青色の空に落ちた
ローカル線カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・山中さわお橋を渡る ローカル線の 最終便は 大げさな 音をたてて 夜空に溶けていく 水面で揺れる 青い列車が キラキラ泳ぐよ キミはちょっと 照れくさそうに また少し笑った  それは今夜だけのアトラクション 僕はピエロにでもなる  思わず途切れた僕らの会話 その続きはまた少し後でね 魔法がかかった22時のローカル線 言えずにいたこと 僕のかたち いびつな夢 キミに見せたい なぁ このままずっと闇を照らせ ローカル線  にじんで揺れる 車窓の明かり まばらな乗客は 誰も彼も くたびれて 何を想うのだろう 今日の出来事 明日のこと 帰りを待つ人のこと 僕はずっと 夢を見てる 瞬きも忘れて  耳慣れた町のリズムに 合わせて世界は踊る  移り行く日々は僕らを乗せて 今日と明日を今に入れ替えるよ 月色染まった22時のローカル線 それは動く絵のように重なる 影と光 キミはキレイだなぁ このままずっとこころ揺らせ ローカル線  そうだ 明日 キミを 旅に誘うよ  思わず途切れた僕らの会話 その続きはまた少し後でね 魔法がかかった22時のローカル線 言えずにいたこと 僕のかたち いびつな夢 キミに見せたい なぁ このままずっと闇を照らせ ローカル線  このこころ揺らせ ローカル線
サワーカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示しわくちゃな日々を たたんでしまった 約束は忘れたよ 聞こえないふりをした  気まぐれと嘘で かくしてしまった 最後の朝に僕ら はじめて名前を呼んだ  もうすぐで はじけて消える 真っ白な 泡に似ている  逆さまではしゃぐ まぬけなバランスで 煙のように僕ら 気が抜けて笑ったな  もうすぐで はじけて消える 真っ白な 泡に似ている あっけなく だましてくれる 僕はまだ 夢をみている  サワー・アワー サワー・アワー サワー・アワー サワー・アワー  さわれないのに 待ちくたびれて バカみたいだな あくびみたいに もう磨り減って 僕の形は 誰も見抜けないんだろう  もうすぐで はじけて消える 真っ白な 泡に似ている あっけなく だましてくれる 真っ白な 夢をみている
Red Baseballカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示red baseball black baseball whatever color you want though I have my favorite  red baseball blue baseball whatever color you want though I like red baseball the best  sick for that red baseball speedy, tricky, tough and eager sick for that red baseball cloudy or rainy, it doesn't matter to me  I had a red dream last night  red baseball yellow baseball whatever color you want though I like red baseball the best  sick for that red baseball speedy, tricky, tough and eager sick for that red baseball cloudy or rainy, it doesn't matter to me  waiting for the red dream good night!  red baseball red baseball whatever color you want
夕立のにおいカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示土が湿ったような 夕立のにおい 昔のことを想い出したな そういえばこんな 道を歩いたっけ 悔しくて泣いてたんだ きっと  ああ あの頃とちっとも変わってないや ああ 擦りむいた膝のせいじゃないんだよ  まだ僕には 失うべきものがあり まだ見えないものがとても多いけど まぶたを閉じ 深く息を吸ったなら 忘れていた勇気を奪いに行こう  翌朝は晴れても まだ体が重い 上手くねじこんで いい気になってたんだ かたいトーストを かじったときにひらめいた 僕がその耳だったら きっと悲しくはない  ああ 昨日より塞がった隙間から ああ 人の夢を覗いてばかりいたよ  まだ始まりでも 終わりでもないのさ まだ僕に出来ることは少ないけど 雨が止んで 星が瞬きをひとつ 傘をたたんで 僕は家路を急ぐ  夢中ではしゃいでた おもちゃ売場の隅で あのロボットのように 強くなりたくて走った 汗にまみれた僕が 埃まみれの僕が 今もそこにいるんだろう  夕立のにおいの中で  まだ僕には 失うべきものがあり まだ見えないものがとても多いけど まぶたを閉じ 深く息を吸ったなら 忘れていた勇気を奪いに行こう 勇気を奪いに行こう
20号カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示落葉が濡れた舗道 埋まるようなスニーカーの音で あわてて逃げる猫の 背中はそっと低い空ではねる  めずらしくまばらな 午後の国道を横切って 破れそうな紙袋 大事にかかえる  知りたかったことは 本にも地図にも書いてない 行こう 何ひとつ まだ始まってはいないのだから  奥歯で噛み潰した 苦い薬は効かなかった あきれて言葉もなく つくり笑いでみんな出て行った  アスファルト工事は 始まってもう二週間になる 面倒な迂回路も 慣れてしまったよ  使わなかった傘は どうにもかさばるだけなんだ それもいいだろう 何も終わってはいないのだから  言えなかった言葉は どうにもかさばるだけなんだ 行こう 何ひとつ 何ひとつ 始まってはいないんだ  知りたかったことは 本にも地図にも書いてない 行こう 何ひとつ まだ始まってはいないのだから
キミの気球カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示誰の声も届かない場所へ行こう 僕は一人になって 猫は出て行った 苛ついて蹴飛ばした空き缶は 誰かみたいに無口だなぁ  いろんな言葉が僕の耳元で飛び交ってた 眼をつむってた どうでもよかったのさ 真っ暗で寒いこの箱を抜け出して キミに会いに行きたいなぁ  夕べの夢の中でまた ふわりふわりと浮かんだ 夜空の雲の上で二人  キミは気球に揺られてた 月明かりでキレイだった この星空が眠るまで ぶらさがっているよ たどり着く場所も知らないくせに  近頃じゃ本当なんて分からないよ 分厚い仮面の下で 息を潜めてる 落としたコインは 二度と戻っては来ないよ 今日も明日もこれからも  夕べの夢の中でまた とりとめのない言葉 流れ星にのって飛び去った  キミは気球に揺られてた 手を伸ばしても触れないや 夢のような毎日だって 白いカラスも笑った しぼんで落ちるなら 水溜まりがよかったけれど  キミは気球に揺られてた 月明かりでキレイだった  どうしてだろう 今日もキミに会いたいなぁ 窓の向こうに消えそうな 幻でもいいから
YAWN SONGカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示「眠り損ねたって平気よ」キミはあくびで作った うたでそっと 横でくすっと 笑ってる  破り損ねた手紙の 続きのような僕らの 日々はずっと ここでずっと 続いてる  ねぇ あきれるほど 二人黙って 夜明けを待っている それはなんて それはなんて キレイだろう  曲がりくねったり歪んだり 僕らはちょっと分かりあえた 出来たばかりの 影はちゃんと 並んでる  ねぇ 震える手で 夜を手繰って 光を待っている 白くなって 白くなって キレイだな  忘れないで こわがらないで ひとりじゃない
夕闇カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示夕闇に眼が慣れて来たみたい ポラロイド写真のように浮かぶ キミの眼と口と 鼻と長い髪が 夜風になびいている ああ キレイだよ  古く映画にあるノイズみたい 遠くで聞こえる列車のリズム 誰にも言わないで 明日旅に出よう 夜明けに眼を伏せる キミはキレイだろう  キミを連れて
Maybe Lovesongカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示サーカスは終わった 探すのはやめてしまった 手紙を書いた 誰にも見られないように そっと  ガラスでとがった 目指すのはその先なんだ 名前を書いた 錆びついても分かるように ずっと  見栄えの悪い 空想を片手に 待ちくたびれているんだ  can you hear me? can you hear me? my silly brand-new song can you hear me? can you hear me? it's maybe maybe a lovesong  ナーバスに染まった ステイタスは剥がれてしまった 針をこわした 壁時計はとっくに黙って  窓に張りつく 闇に見とれて 待ち焦がれているんだ  can you hear me? can you hear me? my silly brand-new song can you hear me? can you hear me? it's maybe maybe your song
こわくないカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示その手をにぎって 僕ら目をつむって さあ行こう キミとならこわくない  まぼろしだって 笑えばいいさ 僕にはずっと見えているんだよ その手を探して わざと目をつむって 風の強い坂道を転げ落ちた  嫌いなものを数えて泣いていた キミを拒んだ世界を 今吹き飛ばして  履きつぶした昨日の 頼りない爪先も いびつでもほら 足跡となり キミを作っている  パレードに混ざって それとなく笑って 無理してたんだね 僕も同じさ 知ってるよ  キレイなものがニセモノに見えるんだろう 僕は歪んだ世界を 今塗りつぶして  使い古した昨日の くだらない約束も もしかしたら そのうち輝くことがあるかもね  僕らきしんだ世界を 今踏みつぶして  履きつぶした昨日の 頼りない爪先も いびつでもほら 足跡となり キミを作っている  行こう 風に逆らって 頼りない爪先で いびつでもほら 足跡は続いているんだろう  その手を離さない  こわくない  キミとならこわくない
Brain Magic Showカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示記憶の片隅で 埋もれてつぶれてる 都合の悪いものばかり 引っ張り出して どうするつもりだい?  錆びついたガラクタを ピカピカに磨いたら 見たくないものばかり あふれ出して 気が狂いそうだ  僕がだましてきた ものを全部すりかえて 見てみぬふりをして また生き延びるつもりかい?  言葉は擦り切れて 言いたいこと言えないでいる 居心地悪い場所ばかり 作り出しているのはこの僕だ  終わることも 変わることも 選べないで また置き去りにされるのかなぁ  僕をだましてきた ものを全部消し去って マジックショーのようにまた 何もなかったように 僕がだましてきた ものを全部すりかえて 見てみぬふりをして また生き延びるつもりかい?  どうするつもりだい?
白い雨 -SHORT SUMMER Ver.-カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモさみしさとは少し違う こころがちょっと軽いだけだよ 誰の声も聞き取れないよ 知らない国の言葉みたいだ  あきらめとは決して違う 覚悟をちゃんと決めたんだよ 鏡に映る僕に似ている あのピカピカのロボットみたいだ  夜明けは僕と 街に降り注ぐ それは白い雨のようだった 僕には  やさしさとは少し違う 分かりかけてまた手放すんだよ 狭い歩道に出来たばかりの 影は昨日と違うみたいだ  夜明けは僕と 街に降り注ぐ それは白い雨のようだった 僕には  あたらしい僕になるんだ 決めたんだ
アイスグリーンカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・鈴木淳屋上のフェンスにもたれて キミは何か言おうとしてる アイスグリーンのワンピースが風に揺れる  不揃いに吐き出す煙で にじむ光化学スモッグが 眼にしみるとキミは背を向け街を見下ろす  ああ つないだ手をすりぬけて夏が終わる 明日 僕ら 会えなくなる さみしくなる 泣かないで  くだらない未来の話や 言い損ねた言葉を連れて 明日の今頃 キミは列車に揺られている  ああ つないだ手をすりぬけて夏が終わる 明日 僕ら 会いたくなる さみしくなる 泣かないで  ああ 離した手がまだしびれてキミが分かる 嘘みたいで 会いたくなる ねぇお願い 行かないで  アイスグリーンのワンピースが風に揺れる
カスタードクリーム -SHORT SUMMER Ver.-カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ笑った分だけ 磨り減った 狙った分だけ ずるくなった ああ 無音のパレードが今日も街を覆いつくしているんだ 季節が変わった 僕には何も言わないで  ムキになって うずくまって 無口になって 喉が渇いてしまった  はみ出して行き場のないカスタードクリーム 僕がなめるのさ もう甘くはないけど  拾った分だけ 軽くなった 落とした分だけ 重くなった ああ 無償のトレードで僕のカードは使い果たしていたんだ 世界が変わった 僕が眠ってる間に  欲しくなって 手を伸ばして 手遅れだって もうずっと分かっていたんだ  はみ出して行き場のないカスタードクリーム 僕がなめるのさ もう甘くはないけど  甘くはないけど  ムキになって うずくまって 無口になって キミを忘れてしまった  はみ出して行き場のないカスタードクリーム 僕がなめるのさ もう甘くはないけど  はみ出して行き場のないカスタードクリーム 僕がなめるのさ もう甘くはないけど  甘くはないけど
Comfortable Lifeカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・鈴木淳She is fond of football I am fond of baseball  She likes talking to people I like talking to myself  She is bad at staying up late I'm bad at waking up early Don't worry What a comfortable life it is  She is fond of coffee I am fond of draft beer  She is always relaxed I am ever so nervous  She is fond of swimming I am fond of climbing  She is really romantic I am ever realistic  She is good at showing up late I'm good at going too early Don't worry What a comfortable life it is
コールタールカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモコールタールのにおいがする舗道を行く 雨に煙る交差点にかすむ信号機  もうどれくらい 僕は逃げて来たんだろう もうどれくらい 僕は逃げて来たんだろう  コールタールのにおいがする舗道を行く わざとらしい大げさな靴音を立て  もうどれくらい 僕は逃げて来たんだろう もうどれくらい 僕は逃げて来たんだろう  もうすぐなんだ 雨上がりのアスファルトが 輝いたら その続きを 探しに行こう  探しに行こう
Sleepy Boatカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・鈴木淳見破られたら それはそれだよ こころに浮かぶ舟が傾く 息を止めたら 底へ沈むよ 遠くに光る泡に見とれる  ほら 街も 色も剥がれて 見たことのある闇に会ったよ  Hello! Hello! キミはいつも黙っている How long? How long? 眼を開けたまま潜る  巻き戻したら それはそれだよ ノイズできしむ声がふるえる 遊び飽きたら そこで眠るよ 眺めの悪い僕の窓から  空はもう 夢で破れて 触れたことのない光に会ったよ  Hello! Hello! キミはずっと踊っている How long? How long? 眼を開けたまま眠る  キミはいつも黙って キミはずっと踊って 僕のことからかっているんだろう  Hello! Hello! キミはいつも黙っている How long? How long? 眼を開けたまま潜る  Hello! Hello! キミはずっと踊っている How long? How long? 眼を開けたまま眠る
SCRAP SHORT SUMMERカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・山中さわお廃車場でふざけあった短い夏の エンドロールにはキミと僕と猫と  鉄屑に駆け上って手を振るキミ 錆びてもうくたびれきったバスを見つけた  埃だらけでくすんだグリーンのシート そこには痩せた子猫 「ようこそ僕の家」  作戦を立てたんだ 明日このバスに乗って 誰も見たことのない世界まで行こう 時間も言葉も越える 不完全なスピードで どこまでも行けるような気がしたんだよ  鉛色の眼をしたその子猫のことを “スクラップ”とキミはおどけて名前をつけた  “スクラップ”はキミの膝の上で眠る 車窓にはプラネタリウム 「宇宙旅行さ」  デタラメな地図を手に 僕ら夜を彷徨って 誰にも触れられない世界まで行こう 歪んだこころに映る ねぇ キミは僕にとって モノクロの未来にかかる虹みたいだなぁ  僕らははしゃぎ疲れて少し黙った このままずっと時間が止まればいいのに  作戦を立てたんだ 明日このバスに乗って 誰も見たことのない世界まで行こう 時間も言葉も越える 不完全なスピードで どこまでも行けるような気がしたんだよ  エンドロールにはキミと僕と猫と
Foolish Musicカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・鈴木淳I know the music that is more beautiful than that rainbow. I love the foolish song only you can sing in this world!  ふさいでしまった窓から 半分 顔を出して ねだってもらったクランベリー かみつぶすだけ  夜を縁取ったレンズで あの星まで行こう 妬んで太ったナイフ・フィッシュ 飛び跳ねるだけ  聞こえてる? キミにも  I know the music that is more beautiful than that rainbow. I love the foolish song only you can sing in this world!  潜んで狙った屋根から 半分滑り落ちて 気取ってうたったパピー・ワルツ しがみつくだけ  聞かせてよ? 僕にも  I know the music that is more beautiful than that rainbow. I love the foolish song only you can sing in this world!  I know the music that is more beautiful than that rainbow. I love the foolish song only you can sing in this world!  I know the music that is more beautiful than that rainbow. I love the foolish song only you can sing in this world!  only you can sing in this world!
美しい世界カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ美しいもので世界は出来てる キミは言うけど まるで僕には分からなかったなぁ よく分からなかったなぁ  信じることはとても勇気が 必要なので 僕は結局 ただの怖がり 逃げてばかりで  眼の前を行き過ぎるバスを数えて 僕はずっと考え込んでいる 泣きながらさよならと言ったキミは 美しい世界に行ってしまったんだなぁ  変われない僕はまた一つ嘘を 重ねてしまう ほんの少しの本当の僕を キミは知ってたんだねぇ  眼の前を行き過ぎる傘を数えて 僕はずっと考え込んでいる 気づかないふりをして眼を伏せた僕は 美しい世界がまぶしかったんだなぁ  眼の前を行き過ぎるバスは途切れて 僕はやっと考えるのをやめたんだ 泣きながらさよならと言ったキミは 美しい世界に行ってしまったんだなぁ
Witchy Girlカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・鈴木淳気まぐれだよ ムキになって キミは泣いていたんだね 雨に煙る街路樹を わざと濡れて歩いたんだ  どうしたの? 悲しいことがあったの? キミと僕はよく似てるねぇ  忘れないで 世界中の誰よりきっと キミのこころの底 僕が見つめてるんだよ  Lovely girl  夜になってさみしくなって 僕らずっと話したね 闇に浮かぶ水銀灯 照れくさくてふざけながら  もう言葉は要らなくなったんだ 星降る夜空に二人ぼっち  魔法みたいまるで キミには僕が分かる 僕のこころの底 泳ぐ魔法使いさ  Witchy girl  ねぇ いつかその魔法が解けたら かわりに僕が魔法をかけるよ  忘れないで 世界中の誰よりきっと キミのこころの底 僕が見つめてるんだよ  魔法みたいまるで キミには僕が分かる 僕のこころの底 泳ぐ魔法使いさ  キミは魔法使いさ  Witchy girl
白い雨カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・鈴木淳さみしさとは少し違う こころがちょっと軽いだけだよ 誰の声も聞き取れないよ 知らない国の言葉みたいだ  あきらめとは決して違う 覚悟をちゃんと決めたんだよ 鏡に映る僕に似ている あのピカピカのロボットみたいだ  夜明けは僕と街に降り注ぐ それは白い雨のようだった 僕には  やさしさとは少し違う 分かりかけてまた手放すんだよ 狭い舗道に出来たばかりの 影は昨日と違うみたいだ  夜明けは僕と街を塗りつぶす あたらしい僕になるんだ 決めたんだ  生まれ変わるよ 嘘じゃないんだよ あのピカピカのロボットみたいに  夜明けは僕と街に降り注ぐ それは白い雨のようだった 僕には  夜明けは僕と街を塗りつぶす あたらしい僕になるんだ 決めたんだ
ブラインド フォトグラファーカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・山中さわおファインダーの向こう やせたビルが 背伸びをして僕をからかってる  送電線にぶらさがったままの 季節を今 切り取ってしまおう  ずれたまま それは動かない 僕はまだ夢の続きに見とれたふり  素晴らしい世界が僕に嘘をついた あたらしい世界へ時間をそっと止めたんだ  フィルムみたいに  くすんだレンズの向こう 見慣れた空が 欠伸をして夜を連れて来たよ  乾いた喉に貼りついたままの 言葉は今 風に染み込むだけ  にじんだ月明かり たよりない闇をまとって 夢の終わりではしゃいだ へらへら笑って  美しい未来が僕を蹴り飛ばした ふさわしい未来がそこで待っているはずなんだ  見間違いさ きっとそうだ  素晴らしい世界が僕に嘘をついた あたらしい世界へ時間をそっと止めたんだ  素晴らしい世界へ  美しい未来へ
Delicious Moonカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・鈴木淳The wind never whispers until the city recieves the next season. Her pocket is too small to hide herself inside.  The window never opens until the shiny sky closes his blue eyes. Her bullet is too slow to fly through that flag.  She wonders if that moon is fruit. The night would be more delicious. She wonders if that moon is hers. She would not be alone any more.  The candle's never burning until the party is thoroughly over. The purple morning is too pale to know what time is.  She wonders if that sun is gone. The day would be more glorious. She wonders if that sun is dead. She would not be alone any more.  She wonders if that moon is fruit. The night would be more delicious. She wonders if that moon is hers. The world would be more delicious.  She wonders if that sun is gone. The day would be more glorious. She wonders if that sun is dead. She would not be alone any more.
Smash this world!カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・鈴木淳そう 彼女は壁にもたれて ガラスに映る時計を見てる 逆さまに針を並べて タイムトラベル 時間を曲げる  模様みたいな ずっと黙った世界をこわしてくれ  退屈を砕いて 粉々になって走った キミとなら平気 smash! smash this world!  騒がしい街ではぐれて 季節をさらう風にしびれる 吐き出した孤独とここで 踊り疲れて僕らは眠る  まぶたの裏で キミと尖った光にさわったんだ  溜め息を溶かして 空っぽになって笑った キミとなら平気 smile! smile! we dislike this world!  剥がれて散らばった 不揃いの欠片は 星屑になって今夜 もう一度輝くんだ  だからお願い 世界をこわしてくれ  退屈を砕いて 粉々になって走った キミとなら平気 どこへだって行ける  溜め息を溶かして 空っぽになって笑った キミとなら平気 smash! smash this world!
November Foolsカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・鈴木淳I still remember 僕には分かっているんだ さみしい野良猫みたいな眼をした 僕によく似た眼をした キミと暮らした日々  It was november 二人は傘を分け合った かなしい夢を見たキミは何だか 遠くに見えた気がしたんだ 眼をふさいだ  もう会えなくなるなんて嘘みたい もう会えなくなるなんて嘘みたい  November fools  I still remember 誰にも言わないでいた やさしい だけどヘタクソな秘密は 二人をいつからかき回した 手を離した  It was november 二人は夢でまた会った さみしい野良猫みたいな眼をした 僕によく似た眼をした キミと暮らした日々  もう会えなくなるなんて嘘みたい もう会えなくなるなんて嘘みたい  もう会えなくなるなんて嘘みたい もう会えなくなるなんて嘘みたい  November fools November fools November fools November fools
ベランダの革命カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示カミナリグモ・鈴木淳見飽きたベランダに届いた朝 不揃いの屋上に揺れるランドリー ゆがんだメガネに貼りつく空 不時着した外国のヘリコプター  まばたきで変わる虹の色  カラフルで甘くて苦い 出来たばかりの夢で踊る 泣き虫でずるくて弱い 僕とキミで世界を変える  見とれたスウェードのフリルの靴 ふざけたあのトレンドに唾を吐いたり おぼれた巨大なカタツムリに ふさがれた海岸で待ち合わせた  まぶしくて焦げる風の音  複雑でおぼつかない 出来たばかりのキミの話 何度でも聞かせて欲しい 僕とキミの世界はまわる  わがままで孤独で脆い 僕のこころにキミが触れる  カラフルで甘くて苦い 出来たばかりの夢で踊る 泣き虫でずるくて弱い 僕とキミで世界を変える  僕とキミの世界はまわる
ブランクペーパーカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示誰が見ても真っ白なただの紙切れ キミは地図だと言い張る 得意げに  図鑑で見た古代文字そっくりの道 キミは夢中で描きなぐる 真剣に  その地図には目的地はない 道はまた真っ白な紙切れへと続く その地図には行き止まりはない 道はまた書き足せばいい キミが行きたい場所へ  出番を待ちくたびれた長い夜更け キミは平気と笑った さみしげに  同じ映画を何度も見て泣いたっけ? キミと真似して走った どこまでも  あの気持ちを僕は忘れない 今もまだ胸を締めつけている幻 あの涙を僕は忘れない 今もまだ僕を動かし続けているんだ  キミは未来を見つめる まっすぐに  その地図には目的地はない 道はまた真っ白な紙切れへと続く その地図には行き止まりはない 道はまた書き足せばいい キミが行きたい場所へ
Pale Purple Skyカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示I don't know where to go There is no city map The only thing I can see here is pale purple sky  I don't know what to say There is no dictionary The only thing I can tell you is I lost my way  I've never seen that colour before I've never seen that sky before I've never seen that rain before But I feel like I saw you before  I don't know how to play it There is no manual here The only thing I can do now is hanging around  I don't know how to smile Show me your way to smile Oh,such a pretty smile under this pale purple sky  I've never seen that colour before I've never seen that star before I've never seen that moon before But I feel like they never leave  I've never seen that colour before I've never seen that sky before I've never seen that rain before But I feel like I saw you before
丘の上のスタンリーカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示石畳の坂道 隠れ家へと続く 慌てないように急ぐ  丘を下る人達 うわさ話に夢中 油絵の具のような空  不自由な自由 かざして  ああ もう少しだった ああ 探しまわった 言い訳が上手くなったスタンリー ばれないように笑うんだ もう戻れなくなった もう剥がれなくなった 仮面の下で泣いてるの? 憧れに鍵をかけて  丘の上の窓から 街を眺めていた 嗄れた風と話す  不公平な普遍 見飽きた  ああ もうたくさんだ ああ だから言ったんだ 独り言が増えたスタンリー 分厚い雲 にらみつけ どうでも良くなった こころを切り取った 容れ物でしかない身体で 生きていくよ 終わる日まで  ああ 想い出したんだ! ああ あれは僕だった! こころが動き出したスタンリー 手遅れでも走って行く 丘を転げ落ちて 痛みを思い知った 仮面の下で泣いていた 憧れを握りしめて
漂流記カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示僕らを乗せて舟は漂う 時間の海を行ったり来たり  嵐の中も 星降る夜も 僕らはずっと離れないで  今ここがどこかなんて 分からなくても不安じゃないんだ ここはすぐキミの隣 それだけで舟は迷わない  僕らはずっと話し続けた これまでとこれからのこと 空が青からオレンジに変わり 気がつけばまた夢の中  やがて舟は地図にない無人島に流れ着くから 話の続きはそこで 聞いてほしいことがあるんだ  波間に浮かべた僕らの 夢がゆらゆら揺れている 静けさに包まれていく 同じ夢を見ている  今ここがどこかなんて 分からなくても不安じゃないんだ ここはすぐキミの隣 それだけで舟は迷わない  いつか僕ら年老いて 舟はボロボロですすまなくても キミはすぐ僕の隣 それだけで僕は迷わない
Lightning Girlカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示探してたのに 僕は今でも あのページの続き オーケストラのシンバルが響く 森を揺らす落雷  動物もあきれて笑うずぶ濡れの 甲冑と化した重い身体ですすむ  キミは稲妻のように 僕の心を撃ち抜いて 光ってすぐにいなくなった また会えるかなぁ  隠してたのに 火傷の痕は まだふさがらなくて 怒鳴り声の風 サイレンがうたう あの橋を目指して  風船にくくりつけた手紙はきっと いたずらな鳥がくわえて破れ散った  キミは今どこにいるの? はりさけそうな胸に ささったままのやさしい記憶 まだしびれている  ため息が吹き飛ばした雲の隙間 笑ってよ もう一度だけ ピカッと  キミは稲妻のように 僕の心を撃ち抜いて 光ってすぐにいなくなった また会いたい  キミは今どこにいるの? はりさけそうな胸に ささったままの愛しい記憶 まだしびれている
サバイバルナイフカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示戦うよ その続きを決めるのは僕だ  痩せた恐竜みたいな街路灯がにらむ 車道はひび割れたまま 僕の影を映す  勇敢なタイムトラベラー 夜を切り裂いてくれないか? キミは僕なんだろう  戦うよ その声は小さくても強い 戦うよ その続きを決めるのは僕だ  濡れた朝のガラスに光る街を見てた 途切れたあの物語の最終話の気分で  エンドロールのエキストラ 誰の記憶にも残らない 名前のひとつになっても  行かなくちゃ その声は小さくても強い 行かなくちゃ その扉を選ぶのは僕だ  車道に映る巨大な戦士 キミは僕なんだろう?  戦うよ その声は小さくても強い 戦うよ その続きを決めるのは僕だ  行かなくちゃ その声は小さくても強い 行かなくちゃ その扉をくぐるのは僕だ  それだけで僕は幸せさ
bookmark戸松遥戸松遥古屋真上野啓示中野定博心から 伝えたい 愛の歌 響き合う きっとまた 出会えると 誓い合う 愛の歌  これからも続いてくまっすぐな道で 戻れない時間を見つめてみる どこまで来れたかわからないけど 地図どおりじゃないほど愛せる  自分の言葉だけで答えを探して 過ぎてくだけの日々もあるけど ふとした時に浮かんだ未来を 想いたての夢に重ねる  変わらずに きっと叶えるって気持ち 溢れているよ  ありふれて 手探りで こぼれそうな 晴れ渡る明日を繋いで 何処へでも 何処までも 届くような 変わらない足音奏でてこう  心から 伝えたい 愛の歌 響き合う きっとまた 出会えると 誓い合う 愛の歌  遠くを目指す度に前ばかりを見て つまずく癖は相変わらずで 憧れが励ましてくれるから 弱気になる前に走れる  一つずつ 心のままの言葉 散りばめて行こう  眩しくて 手を広げ 持ちきれない 今だけの場面を描こう 離れずに 離さずに 迷いなく 新しい約束歌って行こう  触れていた 世界から 知らない場所へ 今はまだ 淡いまま 見る景色 進む度 出会う度 鮮やかになる 光射すように  ありふれて 手探りで こぼれそうな 晴れ渡る明日を繋いで 何処へでも 何処までも 届くような 変わらない足音奏でて 眩しくて 手を広げ 持ちきれない 今だけの場面を描こう 離れずに 離さずに 迷いなく 新しい約束歌って行こう  心から 伝えたい 愛の歌 響き合う きっとまた 出会えると 誓い合う 愛の歌 心から 伝えたい 愛の歌 響き合う きっとまた 出会えると 誓い合う 愛の歌
夜明けのスケルトンカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示ほらごらん 骸骨のビルと ひどく欠けた月が似合っている 夜風と欠伸を飲み込んで 僕らみたいだねって笑った  塞いだ痕そっと隠して まともなふりしてもうばれてる 爪先立ち 首を伸ばして キリンみたいに夜明けを待った  まだ痛むの? 消したりできないけどそばにいるよ  そこには何もなくても 奇跡は起こらなくても 永遠は嘘つきでも 今ここにキミがいる それは確かさ 確かさ  疑ったりふてくれされたり 妬んだり後で迷ったり 比べたりわざと拒んだり 鏡みたいだ 世界はきっと  残ってるの まだあたたかくて泣きたくなる  僕ら選ばれなくても 答えはもう抜け殻でも 神様は偽物でも 傷は深く消せなくても  最後に何もなくても 奇跡は起こらなくても 永遠は嘘つきでも 明日はすぐそこにある それは確かさ 確かさ  今ここにキミといる それ以外は全部 嘘でも良かったんだ
キャンディーブルーカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示手招きのふりしてカーテンがめくれている 風を伝って届くはずのキミの合図を待ってる  果てしなく空はキャンディブルー 塗ったように 汚れも傷も溶かしていくキミの涙に似ている  街のはずれの丘で 待ち合わせて 言いかけて止めたあの話を聞かせて  空っぽの僕に未来を 注いでくれたのはキミ 空っぽの僕の代わりに 怒ったり泣いてくれたのはキミ  隣でずっと  瞬きの隙に隠している 宝物 半分錆びて壊れても 煌めきは褪せないのさ  音のずれた口笛 高架の下 近づく列車の音 世界を揺らした  ガラクタの夢に埋もれて はしゃいでくれたのはキミ ガラクタの歌に合わせて 踊ろう 今こころ震わせて  疲れて眠った薄眼の向こうに 虹柄の鳥が飛ぶ 嘘だとはねのけ気にしない素ぶりで いつも探していたよ 眼を凝らして  空っぽの僕に未来を 注いでくれたのはキミ 空っぽの僕の代わりに 怒ったり泣いたりして  ガラクタの夢に埋もれて はしゃいでくれたのはキミ ガラクタの歌に合わせて 踊ろう こころ震わせて  隣でずっと
アニバーサリーカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示記念日を作ろう 思い当たるだけの それらしい理由を こじつけてさ  背伸びして飾った ド派手なフラッグ 壁にぶらさがる ネオンサイン  誰かが決めた答えを暴くパズルよりも 複雑で簡単だよ 未来は  いつか忘れてしまう時間の渦に 僕らは漂って いつか忘れてしまうとりとめのない 今日という特別な日  目印にしよう 記憶の迷路で 待ち合わせた時 分かるように  手を振ったキミが まぶしそうに笑う 懐かしい日差しの匂いの中  誰かが置き去りにした夢 まだ僕には 光がこぼれて見える キレイさ  いつか終わってしまう時間の旅で 僕らはすれ違って いつか終わってしまうから美しい 今日という戻れない日  ぐるぐるまわって あちこち旅して やがて僕らは記憶の中へ はしゃいだ笑顔も 消えたくなる夜も やがて全ては記憶の中へ  いつか忘れてしまう時間の渦に 僕らは漂って いつか忘れてしまうとりとめのない 今日という特別な日  いつか終わってしまう時間の旅で 僕らは巡り会った いつか終わってしまうから今ここで キミを強く抱きしめる
手品の続きカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示その続きを探しに行くんだよ ねぇ 間に合うだろう  よく出来た手品みたいに 白い煙とともに消えるなんてことはないか  吐き出しても 継ぎ足しても ほつれたこころは隠せないもんなぁ 知ってるんだよ  信号機と眼が合った 瞬きをしたのはどっちかなぁ  ばれないように 壊れないように 僕をだまして来たのは僕で その続きは手品みたいにはいかないよ  息を止めて くぐり抜けた ざわめく人の波に紛れて 耳鳴りがするんだ  噛み潰した 言いそびれた 本当のことは置き去りにして 笑ってたんだよ  路地裏 猫と眼が合った 見抜かれているのは僕だしなぁ  透明でキレイな 触れないような 未来にずっと眼を伏せていたんだ その続きを探しに行くんだよ ねぇ 間に合うかなぁ  昨日の僕と眼が合った 本当の自分はどっちかなぁ  ばれないように 壊れないように 僕をだましていたのは僕だ その続きは手品みたいにはいかないよ  その続きを探しに行くんだよ ねぇ 間に合うだろう  間に合うだろう
Half Asleepカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示眠らないで 夢を見てる キミの夢を やさしい夢を  さわれないで 壊れないで キレイなままで だまして僕を  途切れ途切れの欠片を集めて  Was it a dream? そこにいたんだ 頬杖ついて何を見てたの?  終わらないで 暴かないで 予感は僕を 締めつけるだけ  睫毛の長い瞳の奥には  It was a dream 映りはなしない 溜め息ついて誰を見てるの?  あくびをしてたら  It's just a dream 髪を揺らして 僕に笑った 天使みたいに  I have been just half asleep for a while  眠らないで 夢を見てる キミの夢を かなしい夢を
TOY BOX STORYカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示キミがいないだけの素晴らしい世界で キミがいないだけの物語は続いて いつもの空の色 季節も自動で変わる テレビでは耳慣れない国のニュース  何も変わらない キミがいないだけで  どこにいてもすぐに僕を見つけた キレイでまっすぐな眼差しで 玩具箱みたいに きらきら輝いて 無邪気に笑うキミが大好きだった  僕の知らなかったキミの涙とか 僕の知らなかったキミの傷跡や 抱きしめられなかった キミの弱さとか 役立たずの言葉 キミをすり抜けた  意気地のない僕は 途方にくれるだけで  ずっと夢を見てる キミの隣で つないだ手はぎゅっと離さないで 観覧車みたいに ぐるぐる転がって 無邪気に笑う日々が続くふりをした  あの日と同じ色で街を染める夕暮れ あの日と同じ音で街に響く列車  何も変わらない キミがいないだけで  どこにいてもすぐに僕を見つけた キレイでまっすぐな眼差しで  ずっと夢を見てる キミの隣で つないだ手はぎゅっと離さないで  玩具箱みたいに きらきら輝いて 無邪気に笑うキミはどこにもいない  大好きだった
一秒先カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示完成形にほど遠い キミの設計図を拡げて 描いては消した跡だらけ キミだけに分かる模様と印  あたかも誰かいるような 独り言 辺りを眺めて 思いついたり寝転んだり 頭の中を覗いてみたい  グラグラした 試作品に乗って  始まりを見に行こう 抗っても待っても同じなら 一秒先を見に行こう 間違って戻ったら進むだけ  SOSを見逃して うなだれたヒーローは今夜 孤独も誇りも脱ぎ捨てて 知らない街行きの列車に乗る  フラフラして でも軽くなった  吐き出してまた行こう 繕っても塗っても同じだろう 一秒先を見に行こう 絡まってもがいたら眠るだけ  ゲラゲラまた キミらしく笑って  はみ出したままで行こう 切り取っても縫っても同じだろう 一秒先を見に行こう 絡まってもがいたら眠るだけ  始まりを見に行こう 抗っても待っても同じなら 一秒先を見に行こう 間違って戻ったら進むだけ  始まりを見に行こう 一秒先を見に行こう 始まりを見に行こう 一秒先を
ジュエリーソングカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示戸惑いは雨の中 すぐに掻き消された キミは同じ話で 手を叩いて笑う  雨音はBGMみたいで僕ら 踊るように水溜まり 飛び越える  ありふれた日々の欠片でキミは宝石を作る それはまだ世界が知らない たったひとつの輝き  誰かが壁に描いた デタラメな神様 キミは名前をつける 大げさな手振りで  いつか見たマジックショーみたい 今にも 動き出して願いをそっと 叶えそうだ  散らばった日々の欠片をキミと拾い集める 「輝きはそこにあるの だから眼をそらさないで」  繰り返す光と闇 掻き分けて  ありふれた日々の欠片でキミは宝石を作る それはまだ世界が知らない たったひとつの輝き  散らばった日々の欠片をキミと拾い集める 「輝きはここにあるの だから眼をそらさないで」  たったひとつの輝き
follow meカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示トンネルに響く不揃いの靴の音 針の穴のような出口を目指した  ヘンゼルさながらに キミの手を引いていく 罠や深い霧に邪魔されながら  follow me follow me follow me follow me follow me follow me 光の方に  ないと決めつけて くしゃくしゃにして捨てた 無邪気な夢はまだキミのものだよ  tell me tell me tell me tell me tell me tell me 願いのままに  follow me follow me follow me follow me follow me follow me 光の方に
ハローメロディHey! Say! JUMPHey! Say! JUMP上野啓示上野啓示カミナリグモもうここにはずっと 届かない光が 街中を照らして それはキレイだった  どうせムダだよって うつむいてはらった その手を今になって 伸ばしているんだ  どこまでも続く闇 耳を塞いで 音楽を待っていたんだよ  聞こえるよ あのメロディ 夜が明ける あと少しで ほらごらん 僕たちは また始まったじゃないか 聞こえるよ ハローメロディ 夢が覚めて ふるえても ハローメロディ ハローメロディ またあたらしくなった  通りを抜け出して あてもなく歩いた どこかにあるって 予感だけ握りしめて  透き通る長い夢 もう飽きたんだ その声を待っていたんだよ  約束だよ また会える くたびれても さみしくても ほらごらん 僕たちは まだ繋がっているんだ  ハローメロディ…  聞こえるよ あのメロディ 夜が明ける あと少しで ほらごらん 僕たちは また始まったじゃないか 聞こえるよ ハローメロディ 夢が覚めて ふるえても ハローメロディ ハローメロディ またあたらしくなった  ハローメロディ…
ロードムービーカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示ここからは僕にまかせて ぶかぶかの錆びたヘルメット もうずっと見放されてる 衛星にウインクして  すれ違う風にうたうよ ありふれたロードムービー もうすぐで道が分かれる どっちだっていい キミがいれば  どこへ行っても 何をしてても キミがいるだけで 特別なんだ 映画みたいさ  傾いた空につられて 凸凹に伸びるシルエット どこにでもあるような日々の隙間で はしゃいでいる  夜になっても 雨に濡れても キミがいるだけで 安心なんだ 音楽みたいさ  どこへ行っても 何をしてても キミがいるだけで 特別なんだ  夜になっても 雨に濡れても キミがいるだけで 安心なんだ  映画みたいに 終わらないでよ このままずっと
ため息は機関車のようにカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示手に入れるために失った 失うために手に入れた どっちが先なんだろう? 分かりはしないけど 繰り返して行くんだろう  着古した帽子を深く被って 足下だけを見つめて歩いた すれ違う無数の声は はしゃいだり とぼけたり そのうちいなくなるんだろう  機関車のように溜め息を吐き出して僕は行くのさ その先へ 正しさは今も見抜けないよ あきらめがつかないだけだよ キミと同じで  どこからが本音でどこからが その場しのぎで作り上げた 大嫌いな自分なんだろう? 言葉で濁した 苛立ちは消せないだろう  うなるような飛行機が風を揺らして 肩を叩かれた気がしたんだ 振り返って立ち止まったら 少しだけ気が抜けて キミのこと思い出したよ  ぼやける空を何度もこすって 泣いてるみたいに見えたら気のせいさ 誰にもこころは操れないよ あきらめたふりしてるだけだよ キミと同じで  分かりはしないけど 繰り返して行くんだろう  機関車のように溜め息を吐き出して僕は行くのさ その先へ 正しさは今も見抜けないよ あきらめがつかないだけだよ キミと同じで
カウントダウンカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示足音をたてる秒針が 今も世界を塗り替えたよ 何週目の旅? 疲れもしないで ぐるぐるまわって  繰り返す迷路の途中で 僕らは何度も迷うだろう 焦ったり 不安で立ち尽くしたり 泣き出したり  時間が僕らをさらって 見えない明日が見えるよ まばたきでタイムスリップ ここが キミの未来  3 2 1!  まぶたの片隅に今でも 腰掛けてこっちを見ている まぶしい記憶に話しかけたって 返事はないさ  僕らは始まったときから 終わりに向かっているのなら 投げ出したり 少しの悔しさは なんてことないよ きっと  ケラケラ僕らは笑って 見えない気持ちが見えるよ 吹き消して メランコリック 偽物はもう要らない  3 2 1! 3 2 1! 3 2 1! 3 2 1!  時間が僕らをさらって 見えない明日が見えるよ まばたきでタイムスリップ ここが キミの未来  ケラケラ僕らは笑って  時間が僕らをさらって  ここが キミの未来  3 2 1!
Quiet Howlingカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示傘を杖にして歩く 雨上がりのアスファルト 夜空にキミを浮かべて 見とれている  まばたきの隙に変わる 場面の一つずつ 僕には宝もの  もしも僕じゃなくても どこかで キミが笑ってるなら ほんとさ それでいい それでいい それでいいんだ でも おかしいな 胸が痛い  遠吠えが月に似合う 線路脇の路地を抜け いつかのキミの鼻うた 口ずさんで  ため息の後ですぐに したたかに微笑んで でも寂しそうだな  もしも不安で世界が濁って キミが笑い方を忘れた時は そばにいる そばにいる そばにいる くらいのことしかできないけど  雨がまた降り出して でも傘は開かない 臆病でも 強がりでも 無意味でくだらなくても  僕には宝もの  もしも僕じゃなくても 誰かと キミが笑ってるなら ほんとさ それでいい それでいい それでいいんだ  もしも不安で世界が濁って キミが笑い方を忘れた時は そばにいる そばにいる そばにいる くらいのことしかできないけど  会いたくて胸が痛い
フラスコ・ステイシーカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示フラスコで育った夢 揃えたばかりのアーマード ガラス越し狙っていた とぼけたふりで焦がれて  ステイシー 合図は待たないで 傾いた夜に滑り出す ステイシー どこまで行くつもり? 野暮ね そうね どこか  ノスタルジーに浸っている 荒野ではぐれたムスタング 孤独と自由を知る 分かったふりで風を切った  フラスコ飛び出した夢 擦り傷だらけのアーマード あらすじを壊していく こころの声がする方へ  ステイシー 涙はそのままで 欺いた日々にキスをして ステイシー どこで何をしても キミは キミのままさ  ステイシー 合図は待たないで 傾いた夜に滑り出す ステイシー どこまで行くつもり? 野暮ね そうね どこか  キミは キミのままさ
月と街灯カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示朝のにおい 少し苦手 追い払うように眼を細めて 外の車 曇った窓 なぞって濡れた指先はまだ  キミに触った 温かかった やさしいだけの記憶宿して 今ではもう作り話みたいで笑えるけど  街灯の明かり 僕らこっそり 心の裏側 覗き合って ちょっと照れくさい 夢の話 相槌打って 聞いてくれた いたずらっぽい横顔が好き 髪のにおい 口癖とか 鼻歌とか 星の空も 全部引き剥がして また朝が来る  冷たいドアノブをまわして 空気の海に飛び込んでいく 言われた通り 息継ぎもして 溺れないで駅まで行けるよ  僕は変わった 慣れてしまった でも時々は思い浮かべて それはそれで 元に戻りたいこととは違うから  夜にぽっかり空いた穴のような月を見上げていた その向こうに何があるの? 知らないけど想像して 泡の切れた ぬるいコーラ きっと同じことを思った 泣いていたの? 知っていたの? 全部ごちゃまぜにして また朝が来る  もう眠るよ 夢でばったり もし会えたら 大人みたいに 「元気?」なんて 聞くんだろうな それくらいがちょうどいい  街灯の明かり 僕らこっそり 心の裏側 覗き合って ちょっと照れくさい 夢の話 相槌打って 聞いてくれた いたずらっぽい横顔が好き 髪の におい 口癖とか 鼻歌とか 星の空も 全部引き剥がして また朝が来る  髪のにおい 朝のにおい 街灯の明かり
FLAG MARCHカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示理由や意味からはぐれてもう ずいぶん経った時代の外れ つぎはぎだらけの 古びたフラッグ うなずくようにはためいている ひらひらと  理想と呼べない空想だけ 両手でやっと抱えて運ぶ ふらついた隙にこぼれる度 キミは笑って拾ってくれる おいでよと 手招いて  心に旗を立てて 選んだ方へ行くんだ あざ笑う風を蹴って 願った方へ行くんだ 世界の片隅だった 僕らの居場所はさっき 世界の真ん中だって 僕らの旗を立てた  利口なふりして牙を研いで 正しい声を遠ざけて来た 抜け目ない僕の仮面の裏 泣いてるの?ってキミが聞くから 違うよって ごまかして  心に花が育って やさしい歌を作った 涙の底に沈んだ 本当のことを歌った 世界は薄暗かった キミに会うまではずっと 世界を色で覆った 僕らの花の色で  keep our flags flying high keep our flowers alive keep our flags flying high  ひらひらと  心に旗を立てて 選んだ方へ行くんだ あざ笑う風を蹴って 願った方へ行くんだ 世界の片隅だった 僕らの居場所はさっ
Another Tripカミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示ふやけてもう読めなくなった地図と 出せないままの手紙 でも捨てられないまま ポケットの中でかさばっている  フライデー 騒いだ街を脱け出した 弱気で強気なステップで 風と踊るようなシルエット 僕を連れて行ってくれ  how many lights? how many nights? how many miles do we have left? how many words? how many hours? how many colors do we have left?  ふざけてはぐらしたけど本当は心が飛び跳ねるくらい うれしくて後ではしゃいだ 報われた気がしたんだ  how many lights? how many nights? how many miles? do we have left? how many words? how many hours? how many colors do we have left?  how many lights? how many nights? how many miles do we have left? how many tears? how many beats? how many breaths do we have left?  go for another trip
絵空事カミナリグモカミナリグモ上野啓示上野啓示もういい加減出て行くよ 見放されるのには慣れたと さよなら ごめんね でもずっと楽しかったんだよ  もう期限切れのジャックポット 愛想尽かしてもいいのに どうしてキミだけ 僕のこと 分かろうとするの?  使い果たして 乾き切っている心の砂漠に降る雨 小さな花が咲いた  僕にしかなれない僕のそばで キミにしかなれないキミが笑う まるで絵空事 誰かが言う でもうつむかない キミがいれば  未完成のままのパズル 忘れ去られたあの悪役 今さら続きが気になって 夜通し探した  使い古して 錆びついている約束をキミは磨いて ほらねとまだ光っていた  僕じゃない誰かに憧れたり ここじゃないどこかを目指したけど 僕は僕にしかなれないまま ここにしかないものを知ったんだ  僕にしかなれない僕のうたを キミにしかなれないキミとうたう 立ち込める深い霧の中も その声で分かる キミがいると  僕にしかなれない僕のそばで キミにしかなれないキミが笑う まるで絵空事 誰かが言う でも叶いそうだ キミがいれば  どうしてキミだけ まだ僕のそばにいてくれるの?
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