天きりんリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | ダサいと言われて聴けなくなったバンドをバッグにほっぽって 新しい曲はぼくみたいじゃないけど ねぇ グッバイバイ グッバイバイ 正解の世界で見上げた しもきたざわざわざわざわめきが止まらない 天きりん ぼくをここから出してくれ 出してくれ どこにも行けないここから出してくれ 出してくれよ アンダーグラウンド アンダーグラウンド 鳴らす つま先に伝わったイメージ 目に見えない 銀色の正解へ 飲みかけの言葉 炭酸があるうちに蓋してしまって 誰かに振られて飲めなくなってしまったようだ グッバイバイ グッバイバイ 正解の世界へ伸脚した しもきたざわざわざわざわめきがまとまらない 天きりん ぼくをここから満たしてくれ 満たしてくれ どこにも行けないここから満たしてくれ 満たしてくれ ねぇきりん ぼくは地上に立っている 立っている 宇宙に一番近いここで息継ぎをしてるよ アンダーグラウンド アンダーグラウンド そこに意味なんて無くなってしまえ やぶり棄てた 絵本の中 アンダーグラウンド アンダーグラウンド 鳴らす つま先に伝わったイメージ ねぇ つながって痛むよ 天きりん ぼくをここから出してくれ 出してくれ どこにも行けないここから出してくれ 出してくれ ねぇきりん! ぼくをこのまま離さないで 離さないで どこにも行けないここから出してくれ! 出してくれ! 出してくれよ。 |
中央線リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | 環七沿いの道を歩いた いつも通り いつも通り 明日も会えると思っていた いつも通り ここで 綺麗なものから捨てればいいなって思った 残った命は拾えばいいなって思った 中央線は今日もまた、叶わぬ恋を繋げてた。 中央線は今日もまた、約束を握りしめた。 環七沿いのゴミは僕みたい。どこまでもゆける。 明日は会えると思っていた。それだけはいつも通り。 綺麗なものから奪われそうだって思った 残った命を今日も握って守っていたんだ 中央線は今日もまた、叶わぬ恋を繋げてた。 中央線は今日もまた、約束を離さない。 どこまでも続いてく胸の中の苦しみ! どこまでも続いてくよ 環七沿いの道を歩いた いつも通り いつも通り |
地球でつかまえてリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 景色はひとつの温もり抱えて 恋人に甘えたくなった さびしくて さびしくもないから何から何までつかまえた 虫籠はからから空っぽだった 昆虫図鑑を手放して あなたを探していた 今夜も歩いていた 帰る場所なんて誰にもなくて 逃げる場所なんて誰にもなくて 涙をそのまんまにしておく 拭うのをちょっとだけ待った 景色はひとつの希望を抱えて 恋人に甘えたくなった きびしくて きびしくもないから何から何までつかまえた 鳥籠はからから空っぽだった 鳥類図鑑を手放して あなたを探していた 今夜も探していた 帰る場所なんて誰にもなくて 逃げる場所なんて誰にもなくて なくて なくて 大切にできなかった 振りむくたび暗がりだったんだ 大丈夫 いなくたって何とかやっていけると思ったんだ それすらもできない僕のこと まるで”生きるんだ”と支えていた。 言うこと効かないこの口で こわいくらいに泣きじゃくった こわいくらいに泣きじゃくったんだ 涙をそのまんまにしておく 拭うのをちょっとだけ待った 地球でつかまえて 地球でつかまえて 命をそのまんまにしておく 会えるのをちょっとだけ待った わたしをつかまえて |
チェインスモークリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | なにかしてないとやめているようで、 チェインスモーク10本目、ちゃんと覚えてる。 重たくなった空の缶ビール。 重たくなった体、排泄だけ。 だれにもあいたくない 僕が僕である場所 胸の中から響いた 本当の言葉に耳を預けていたい エナジードリンクのんでやりたいこと 見つからないから、手持ちのカードつくるため 好きな色さがし途中でゲームすら 参加できない自分の悪口、誰かにあてはめた。 だれにもあいたくない 笑い疲れてしまうから 口の中から響いた 本当の言葉を抱きしめるよ 機能を忘れた換気扇が 音だけを吸ってる。 昨日を忘れさせる歌を聴く わたしの誕生日に。 なんにも考えず、眠ることができるかい。 母親の胸の中で泣くことができるかい。 だれにもあわなくて、寂しさ埋めることができたら、 子宮の中で息引き取っていたでしょう。 |
たたかわないらいおんリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 雨と太陽が落ちてきた頃にさした。 傘の中、体温が2人を守った。 君が猫背なのは、耳をそば立てるから。 僕は背伸びやめて、君のそばにいたい。 たたかわない君は銃口を塞いだ。 迷わない。迷わない。 唇ひとつのメッセージ信じて、 空に願いました。 言葉の銃弾。 落ちてきた頃に泣いた。 目の前の暗がりは1人で守るんだ。 君は目を見開く。視界が動き出す。 本当に見たいのは、映画じゃなかったよ。 たたかわない君が飲み込んだ話の。 戻らない。戻らない。 後悔ひとつのメッセージ信じて、 涙落としました。 明日は晴れるかな 今日も僕は願うから |
そらめカナリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 道端に転がっていたお月様の この水溜まりは 何の爆発のあとだろう そこに水が溜まり ぼくが影を作り 揺れる 何が本物かなぁ。 夕暮れ 避難訓練の経路を計算して 爆心地から100メートル 君の家から100メートル この水溜まりで足を失くした 君の家は水溜まりになって 今日も月を揺らすの 何が美しいか。 ぼく、泣かないで。 ぼく、笑って 笑って 笑って 笑って 笑って。 |
セイントアンガーリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | その日暮らしの僕ら ひぐらしを聴いて 明日の暮らしビールで流す そんな暮らしでも 笑えることはあったんだなぁ 怒れなくて君に奢った缶ビール 窓の外から見た らら この家の中身は 暗く見えるのか? 明るく見えるのか? 少女はとってもお腹を空かせていて 少年はだれかに夢中だった ホームレスのおじさんはレーシックできるお金持ってない 野球選手は割れないようにやさしく みんな光りかた探していた 私はいつも蛍光灯つけっぱにしたまま 家を出てしまう だめだなぁ。 その日暮らしの僕ら ひぐらしを聴いて 明日の暮らしタイマー流す そんな暮らしでも 笑えることはあったんだなぁ 怒れなくて君に怒った 怒った歌 少女はとっくに体を汚していて 少年はただ両目で夢中だった ホームレスのおじさんはタイムカプセルの場所を思い出す 野球選手は割れない恋を知った みんな光りかた探していた 私はいつも蛍光灯つけっぱにしたまま その窓を守っていた 私はいつも蛍光灯をつけっぱにしたまま あなたを待つ。 |
好きでよかった。リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | 書きかけの手紙に名前を書いてもさ 街の景色を言葉で殺さないで。 大好きな君への想いは溢れ飛んで (ちゃんとこっちみて話してよ 心をみてもいいかな?) 昨日の続き、出切るくらいならさ きみの言葉がきっとずっと好きだろう。 きみの曲を作ろう きみのことを歌えば 明日好きな人を歌っても ずっときみを忘れないよ。 戻らないよ、きみと出逢った曲も愛したその声も 戻らないよ、声が宙に舞い高く消えぼくのもとへ届かないから。 握り進めて見えた きみの本当のダイヤモンド ちゃんとぼくはここで見ていたよ 言い訳はできないよね 届かないよ、悪夢じみた言葉も空の笑顔さえ 忘れないよ、ぼくたちの進む道は孤独だって笑えるかな。 |
ジョニーリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | ばかばっかのせんじょうにギターを1つ持って ばかばっかのせんじょうにいのちを流し込んだ。 君をもっと知りたい。僕ともっと歌おう。 冷めきったままの手紙、どうか。君の街へと ばかばっかのせんじょうに筆を握りしめ ばかばっかのせんじょうにいのちを流し込んだ。 君をもっと描きたい。君をもっと知りたい。 冷めきったままの手紙、どうかどうか… ころしたよ、ころしたよ 空と街の交差した空中から 1つ、1つ、1つと降って さあ。僕らは帰ろうか。 ころしたよ、ころしたよ 空と海の交差した空中から 1つ、1つ、1つと降って さあ。僕らは、僕らは帰ろうか。 1つ、1つ、1つ、1つ 雨がさまよって僕に笑いかける。 1つ、1つ、1つ、1つ モールス信号送るよ。空へと… ころしてよ、ころしてよ。 空と街の交差した空中から 1つ1つ1つと降ってさあ僕らは帰ろうか。 ころしてよ、ころしてよ。 空と海の交差した空中から 1つ、1つ、1つと降って、さあ僕らは、 僕らは帰ろうか。 ばかばっかのせんじょうに いのちはひとつ。 |
17リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | プラスチックの消しゴムで消した音が 教室内で暴走中 叫び声が 叫び声が やまびこになりました 思い出すのは思い出じゃなくて 私の想像力の限界で 君を呼んで 君を呼んで 分かった気がしてる 17歳になった瞬間 17なのに分からない 柔軟になってしまって流され どこにもいない私 ロックンロールクロー 壊れちっちゃった感情に 進むビート 進むバンド 引っ掻いて進んで マザーグースグースグース 泣いてる世界を黙らすように 進むビート 進む歌が 引っ掻いて作った道をゆく プラスチックの消しゴムで消した音が 高層ビルを建設中 叫び声が 叫び声が 頭を巡りました 思い出したら思い出じゃなくなった今 想像力が現実で 君を呼んで 君を呼んで 気配を辿ってる 17の匂い 春夏秋冬 17の匂い 薄れてく 柔軟剤に慣れてしまった今も 聴きなれた歌は言った ロックンロールクロー 壊れちっちゃった感情に 進むビート 進むバンド 引っ掻いて進んで マザーグースグースグース 泣いてる世界を黙らすように 進むビート 進む歌が 引っ掻いて作った道をゆく ロックンロールクロー 壊れちっちゃった感情に 進むビート 進むバンド 心臓に潜り込んで マザーグースグースグース 泣いてる世界を黙らすように 進むビート 進む歌が 引っ掻いて引っ掻いて 進むビート 進むバンド 引っ掻いて作った歌うたう |
地獄リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | ため息するため吸った息で、胸の奥詰まって呼吸困難はやだなぁ。 あきらめた僕は泣いた。午後の試験場で許されないことをした。 夜も眠れないの! 明日が来る 明日が来ない 明日が来る 屋根の下でいつも平気なふりをしてても、 いっぱいいっぱいな空に安心できない。 ハルシオン服用してまた逃げ出して、許されないことをした。 夜も眠れないの! 明日が来る 明日が来ない 明日が来る 僕が本当に欲しいのは、この世界と生きること なんにもない場所でも息をしてしまうから。 ため息するため吸った息で 胸の奥詰まって 空っぽになるまで 吸って吐いて 吸って吐いて 吸って吐いて 吸って吐いて 吸って吐いて 吸って吐いて 吸って |
the tokyo towerリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | 新しいものが欲しいんだ。新しいものが欲しいんだ。 遠い涙が欲しいんだ。遠い涙を持って行こう。 red light 東京タワーの星空きこえてますか? red light 東京の星空、きみはなんていうの? 時を消して 街を消して そんな最低最悪な夜 時を消して まちほうけして きみがそういう顔して言うから 耳鳴りが止まらないや。耳鳴りが止まらないや。 きみのせい、そう、きみのせい?そうきみのせい? だから、泣いてしまったよ。 人を回す哲学はなんのために生まれたのだろう。 平等に授けられた命は平等じゃないから。 red light 東京タワーの星空きこえてますか? red light 東京タワーの星空「悲しいよ、楽しいことしようよ…」 時を消して 街を消して そんな最低最悪な夜 時を消して まちほうけして きみがそういう顔して言うから。 積み上げる 罪の数 あかくなる あおい大地 優しさに触れようとした、こどもたちのつみきあそび 耳鳴りが止まらないや。 |
ゴーレムの涙リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | ボクの左手には 諸刃の剣 光っていたって。 残りの右手には 守らなきゃいけない人がいた。 まだ 真っ黒の地図を 進んでく。 ひとりで ただ潜っていく。 たいまつのオレンジ 届いた先。 列をなしていた 玉模様。 Golem's tears Follow in one's footsteps Flowers are in bloom there Golem's tears Who are you thinking of? A flower that does not wither キミの明日には どんなイメージ 光ってるのかな。 それを 探しに行こうよ。 ボクと共に行こうよ。 ただ 頭上の地図を 進んでく。 話をするため 振り返る。 たいまつのオレンジ の情熱に。 列をなす ボクら揺れていた。 Golem's tears Follow in one's footsteps Flowers are in bloom there Golem's tears Who are you thinking of? A flower that does not wither Golem's tears Golem's tears Follow in one's footsteps Flowers are in bloom there Golem's tears Who are you thinking of? A flower that does not wither |
GOLD TRAINリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 宝石箱のように 窓から光が漏れる そこから悲しみや苦しみが 暖房とともに溢れてく 夜のGOLD TRAIN 思い出したくない駅も増え 全部本当にしてみたいことがあります。 私の持っている目に収まった空や 地平線や風や星々も 手には入らなかったけど 自分と繋がっていることを知るために 君は絵を描くんだね 思い出す、悲しみを。 思い出す、今朝のこと。 思い出す、未来を。 繰り返す、思い出を。 繰り返す、今朝のこと。 繰り返す、未来を。 夜のGOLD TRAIN 思い出したくない駅に着いた 誰のためにここで息をしたのか。 |
こんにちは。リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | かなしいことになったのさ。 きみのにおいは死んだのさ きみの未来におじゃまします うつろな部屋にこんにちは。 惜しみない拍手が聞こえる。 きみは舞台から降りて ぼくと目が会う。眠ってるのに 惜しみない拍手が聞こえる。 きみは、空へと旅する さようなら、早く行かなくちゃ。 ベルが鳴る。 きみのぶたいは、華やかで ぼくは全てに恋をした。 きみのぶたいは、華やかで ぼくは全てに恋をした。 ぼくは前を向くよりもきっと ぼくは泣いてるよりもきっと 前が見えない雨を拾い集めて ぼくの、ギターは鳴る 惜しみない拍手が聞こえる。 きみは舞台から降りて ぼくと目が会う、眠ってるのに 惜しみない拍手が聞こえる。 きみは、身支度を終えて さようなら、早く行かなくちゃ。 ベルが鳴る。 |
子守唄のセットリストリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 忘れものをしてる 失くしものをしてる 日々のおもちゃ箱で 夢を見ようとして 道を見落としてる 目が遠いので 君がくれた 夜明けのリズム 信じていた 呼吸のリズム 朝と夜が手をつなぐ いつも離すことなく。 朝焼け空 あなたの他に思いつくことなんてないよ。 点滅した壊れた街灯 直す人の顔を知らない。 忘れ方を知ると 幸せになるって 日々のおもちゃ箱で 思い出して欲しい 思い出が泣いている 僕を忘れないで。 君がくれた 夜明けのまくら 信じていた 夜明けの呼吸 真似た時は手をつなぐ いつか離す時まで。 朝焼け空 背の高い人 女の人みたいな仕草。 瞬きした睫毛の中の 暗い場所で君を溶かす。 朝焼け空 あなたの他に思いつくことなんてないよ。 点滅した壊れた街灯 直す人の顔を知らない。 忘れものをしてる、失くしものをしてる 日々の子守歌に 夢を見ようとして 道を見落としてる 目が遠いので。 |
高速道路リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | 耳慣れしていたまちの声、なれていくばかりで気づけない。 ビルが空に近くなるほど、ぼくらは狭いオリのなかへ。 発展都市は何10億年も輝き続けた者たちを一瞬にして 殺しました。 空を高く見上げてごらん。 星々達は息を呑む。 空で微笑むお月様よ。 汚れた場所を照らして磨いて。 発展都市は何10億年も輝き続けた者たちを一瞬にして 殺しました。 夜のヒカリは都市のヒカリへ。 |
海月星リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 海を漂うように 月にただ酔っていた 舟を漕いでいたのは きみなのか ぼくなのか 海を追い越すように 月はただ降ってきた 舟を漕いでいたのは きみなのか ぼくなのか 唸るような土砂降りの中 きみの声だけ疑った ぼくという名の きみという名の 隔てたガラス 割れた音 何度も何度も打ち寄せてくる波 ぼくら ぼくら 物語の中の絶望の中へ Hello How low? 今日も進むんだね 水面に 揺れる 揺れる きみは 海月星。 Starfish, Starlight. 海を追い越すように 月に触れてみたかったんだ 聞いても答えないでよ 知りたいけれど知りたくないよ 唸るような土砂降りの中 きみの声だけ疑った ぼくという名の きみという名の 隔てたガラス 映る顔 何度も何度も吹き寄せてくる風 ぼくら ぼくら 物語の中の絶望の中へ 絶望の中へ Hello How low? 今日も流れ星が 水面に 揺れる 揺れて 何度も何度も打ち寄せてくる波 ぼくは ぼくは 物語の中の絶望の中で きみが何度も何度も涙を落とすたび ぼくの感情 追い越して 物語の中の絶望の中で 絶望の中で |
きれいなおとリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 時代を乗り越えられない僕だった 時間を乗り越えられないって焦っている 落ち着かなければ重い荷物だって 落として割ってしまう あのころはよかったな。 なにをしても今だから。 ハイな気持ちを続けて鳴らせれば、きれいなおとになる。 なつかしい寂しさが。 ふと口ずさんだ可愛いメロディも 時間を乗りこえようとして叫んでいる 落ち着かなければ重い体だって 落として割ってしまう 奥行きは見えないさ。 僕の自信よ、満ちてゆけ。 変わらない場所 君のいれもの 君が夢を忘れてしまっても ハイな気持ちを続けて鳴らせれば、きれいなおとになる。 やさしさが、温もりが。 |
キラーチューンリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 殺し屋が死ぬ 引き取る地球 だれも葬式に来なかったけれど 遠回りさだめだとしても迷子になる 戸惑わせた寿命の数 ぼくもそうだよ。きみもそうだよ。 「争いのない世界が欲しいよ」そう願っている。 遠ざかって見た世界は 綺麗ならさ 視力も無力だ。 帰りたい。 絵空事にまぎれて 淡い夢の中いたいんだ 絵空事にあこがれて 夢を解き明かそうとしたんだよ 殺人鬼は引きこもるの だれも葬式に来ないからだと 思うだけだよ。 ぼくたちの両親は絶対どこかで息してた。 ぼくもそうだよ。きみもそうだよ。 「争いのない世界が欲しいよ」 アニメでも見る 絵空事にまぎれて 淡い夢の中いたいんだ 絵空事にあこがれて あたま軽くなる 無惨なことが起こる前に、政治家たちが世界を変えるよ そんなことを四畳半で思うだけでパンを食べてる 殺し屋が死ぬ 引き取る地球 そんな旋律が、鳴り止まないよ。 |
キラキラの灰リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 今まで僕が作り上げてきた魔法よ しっかりしてよ 手すりのない階段を登りつづけて 扉をいつまでも開いたままにしても しっかりしてよ ふらふらの両足を蹴っ飛ばした! くちずさむのはいつもの羅針盤 届かなくなった距離をうらんだ 頬は化粧のにおいがして キラキラのハイになって踊った 重力に逆らえずに踊った あの日を君を二度目はもう離さないよ。 今まで僕が作り出してきた魔法陣よ しっかりしてよ 手すりのない階段を登り疲れて 扉をいつまでも開いたままにしても しっかりするよ シスター ふらふらの両足を蹴っ飛ばした! くちずさむのはいつものマシンガン 届かなくなった距離をうらんだ 頬は化粧のにおいがして キラキラのハイになって踊った 重力に逆らえずに踊った あの日を君を二度目はもう離さない Twinkle, twinkle, little star, How I wonder what you are! Up above the world so high, Like a diamond in the sky. くちずさむのはいつもの羅針盤 届かなくなった距離を選んだ 頬の化粧のにおいが消えなくて キラキラのハイになって踊った 呪文をひとつ胸に抱き飛んだ あの日を君を二度目はもう離さないよ。 |
教室のドアの向こうリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 教室を出たら、あなたの笑顔がすぐそばに感じた。 今日は一緒に帰る日だ。 中央線は今日も人が死んでしまったね。 あなたはどこにも行かないでね。 曇り空が明るいなぁって、感じることができるのは、 あなたの泣いてる黒い場所、虹がかかる隙もないから。 働きだして数年経った日の午後。 頭痛がきだして、今日も早退。もうしょうがないよな。 わたしはここから逃げ出して、あの日を思い出した。 曇り空が明るいなぁって、今でも口に出せるから。 わたしの泣いてる黒い場所、虹がかかる隙があるんだ。 パンドラボックスにりぼんは似合わないって笑うかな。 あの日の君は笑うかなぁ 教室のドアの向こう |
教室のしかくリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | 目に見えない魔法を片手にきみを脅して笑ったぼく 目に見えない魔法を片手にきみを脅してしまったぼくたちは 泣くの。きみは笑うの。 明けない夜にキスをして 明るい場所へ逃げ出そう。 きみがいる幻でも 光の数を殺してるんだよ。 目に映る手鏡の向こうを枯れた指先で撫でまわす。 目に映る醜い顔立ちのぼくは全然笑ってないけれど、きみは知らずに笑うの。 知らない方が良かった こんなに早く終わるとは きみの髪の香りと きみの肌の香りと きみの涙の輪郭を ずっとぼくは忘れないよ。 明けない夜にキスをして 明るい場所へ逃げ出そう きみがいる幻でも 光の数を愛している 明けない夜にキスをして 2人の愛はそれまでで ぼくたちに明日は来ない そんな涙できみと笑った。 目に見えない魔法を片手にきみを脅して笑ったぼく 目に見えない魔法を片手にきみを脅してしまった。 |
9mmの花リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | あの広告すら燃えた翌日に 神様は炎を消した となりどうしの国の境界線で 僕も雨を おはよう おはよう 母さんの寝息を確認したよ 汽車を降りてしまう前に 爆発のメロディ 朝靄みえない サンデーモーニング 続きの話し方を想像した 奪われた過去も未来もあなたが時とともに取り込んだ これで最後の話になるけれど 私、あなたを愛してる。 |
Candyリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 昔々に君がついた優しい嘘と 今も距離を保って生きてるよ 遠い未来に用はないとはぐらかした 僕らこれから消えてしまうのね 暗がりに開け放った涙目に吹く風 立ちはだかった壁を越えよう 心に服はいらない 昔々に君がついていった人は 今も心の奥で生きてるかい 昔々に君がついた優しい嘘は 僕を励ますほんとうの気持ち 青空に開け放った扉から見たもの 暗がりに耳が慣れてきた頃に聞こえた 許された人の群れを かき分けて進め! Candy Candy 嘘は得意じゃなくても。 Candy Candy この味は本物さ。 溶けて、いつか、なくなっても。 昔々に遠い晴れた国の空と 今も距離を保って生きてるよ |
キツネの嫁入りリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | リュックサックに準備したもの リュックサックに入れて持って帰ろうとしたもの 全部忘れた 失くした 全部取りに行かなくちゃ。 晴れた月曜日の救急車のサイレンを聞いて 君が元通りになりますように なりますように。 僕のママは、君のこと一生許さない。 君のママは、僕のこと一生許さない。 晴れた月曜日の消防車のサイレンを聞いて 日々が元通りになりますように なりますように。 リュックサックに準備したもの リュックサックに入れて持って帰ろうとしたもの 結婚しようよ そうしよう 重い荷物抱えて リュックサックの中身 確認する暇なんてなかったの |
管制塔の退屈リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | コックピットの掃除も人間関係も 日向ぼっこ閉じ込めて抱きしめたい 私は最後の操縦士 手慣れた速度で滑走路 飛び立った 初めての景色はこんなに退屈を忘れるの 帰りたくないうちにこのまま消え去りたい そんな夕日を見てた 言う人もいなくて 言うこともなくて ただ夕日を見てた。 時計の秒針に溶けた孤独な午後に咲いた花は散った。 それは、ずっと昔からあったかかったお母さんのポッケの幻想。 都会の喧騒に苛まれてどこかに帰る?ここに帰ったあの日。 喜びの中に閉まったばっかの布団の夢に落ち着いて、考えた コックピットの掃除も人間関係も 日向ぼっこ閉じ込めて抱きしめたい 私は最後の操縦士 手慣れた速度で滑走路 飛び去った 初めての景色はこんなに憂鬱を忘れるの 帰りたくないうちにさよなら 初めての景色はこんなに退屈を忘れるの 帰りたくないうちにこのまま消え去りたい 歌った。 ららら 夕日を見てた 言う人もいなくて 言うこともなくて ただ夕日を見てたんだ |
風にとどけリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | | 向かい風の中で、心はどっかいったんだ。 すきま風とともに、気付かぬうちに。 向かい風の中で、心はどっかいったんだ。 あなたのためいきに、背中押されて。 流されてくのは形だけ 優しい顔 思い出した 会いたいや 気持ちで愛を知る心が おかしくて おかしくて 涙が出そうだ 涙が出そう 向かい風の中で、僕を保っていたんだ。 蝶番のメロディ、思い出す。 二人乗りの自転車 追い風に逆らったまま あの日 流されてく命の流れ この街の癖なんだね 会えないや 気持ちで愛を知る心が おかしくて おかしくて 涙が出そう 君がいない場所で 愛の歌 唄えば 楽しくて 楽しくて 涙が出そうだ 涙が出そうだ 向かい風の中で、心はどっかいったんだ。 あなたのためいきに、気付かぬうちに。 |
泳いでゆけたらリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | ぶらんこが一番上に登ってた。 どうして僕らは用意されたもので、 遊んで飽きていた。 ぶらんこが一番下に戻ってた。 どうして僕らは重力のリズムに、 従って生きていたんだろう。 空はどこまでが空なんだ? 雲はどこまでが雲なんだ? 僕はどこまでが僕なんだ? ねぇ? 泳いでゆくから 泳いでゆくから 感覚は夢じゃないはずだから。 覚書が重なってきたら、 また会ってくれないかなぁ。 泳いでゆくから 泳いでゆくから 君のもとへ 泳いでゆくから 長い夜空をかき分けゆけば、 会えるような気がした。 僕は何を守ってるんだ? 会えなくなるのは嫌なんだ 僕は君のこと好きなんだ ねぇ? ねぇ? ねぇ? 君に返すから 君に返すから 感覚を君に返すから 変わり映えのないプールの中、 息継ぎだって僕が決めるのさ。 泳いでゆけたら 泳いでゆけたら 君には言えなかった言葉の 覚書が重なってきたら、 また会ってくれないか。 いたいな いたいな 僕は人間でいたいな。 いたいな いたいな 手放してしまいたい。 泳いでゆくから 泳いでゆくから さよならなんて 覚えないから。 覚書が重なってきたら、 また会ってくれないかなあ。 泳いでゆくから 泳いでゆくから 君のもとへ 泳いでゆくから 長い夜空の向こう側に、 君が本当にいる気がした。 |
1997リーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 降り立った東京 1997年の12月 始まった東京 1997年の12月 私は私の世界の実験台 唯一許された人 あの坂を越えて 私に会えたらいいなんて 思わせないでほしい。 最終列車飛び乗って 降り立った世界で 片道切符に気付いた なくなった空白 1997年の12月 私は私の世界の実験台 唯一愛した人 あの坂を越えて 私になれたらいいなんて 思わせないでほしい。 最終列車飛び乗って 降り立った世界で 片道切符を失くさないように あの坂の意味が 私に分かる時だって あなただけがいいなって。 最終列車飛び乗って 孤独だった世界で 片道切符を失くさないように 1997年の友達を集めてチョークの粉を集めた 何をしているのかなぁ私たちは 催涙弾で流した涙が光の反射で集まった 人々は目を眩ませた 私は泣くことしかできなかった 私は泣くことしかできなかった |
アルケミラリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 気持ち悪いこと治してからでいい 世界を両目で見ること 頭がおかしくなってしまいそうだ! 両手を右に傾けた。 アルケミラ、アルケミラ、と唱える 絶え絶えなぼくのむねを整える そして眠りにつくんだ おやすみ世界 おやすみ世界 また明日。 眠ることは難しくないと君のことを考える 静かな爆撃が耳元をつんざいた 気持ち悪いこと治してからでいい 世界の平和を見ること 頭がおかしくなってしまいそうだ! 両手を左に傾けた。 アルケミラ、アルケミラ、と唱える 絶え絶えなぼくのむねを整える そして眠りにつくんだ おやすみ異世界 おやすみ異世界 さようなら |
明日戦争がおきるならリーガルリリー | リーガルリリー | たかはしほのか | たかはしほのか | リーガルリリー | 君の心臓の音に慣れてきてからの話 そんなリズムから僕は離れられなくなって 君はこのままどこまで 運ばれて行くんだろう 赤信号止まらずに 曲がり道 探すかな 明日戦争がおきるなら、こんなことで別れたりしなかった。 とてもくだらないことだって、笑いあえていたことだった。 沈黙は口を閉じて出た言葉。世界一大きなメロディ。 そんな生活にちょっと慣れてきてからの話 そんなテンポにだってまだ君が塗り絵をするんだ 僕はこのままどこまで 取り残されたいんだろう 青信号進めずに テールランプ光らせて 明日戦争がおきるなら、こんなことで忘れようとしなかった。 とても大切なことだって、話しあえていたことだった。 沈黙は口を閉じて出た言葉。世界一大きな 君にはなれないから、君と離れ離れだった。 約束果たせなかった。部屋を飛び出した。 明日朝、目がさめてから、洗濯して残ったスニーカー とてもくだらないことだって、笑いあえたりする人もなくて 今僕は口を閉じて息をした 世界一大きな 明日戦争がおきるなら、こんなことで別れたりしなかった。 とても大切なことだって、話しあえていたことだった。 沈黙は口を閉じて出た居場所。 それぞれ離れたハーモニー。 |