中島みゆきの歌詞一覧リスト  474曲中 401-474曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ギヴ・アンド・テイクGive & Take 与えられることは Give & Take 心苦しくて 困ってはいない 望んでもいない そんなふうに言うのは 返せない借りだと恐れてしまうから Give & Take 施し物は Give & Take 人をみじめにする 気がひけてしまう うつむいてしまう そんなふうに思うのは 返せない借りだと恐れてしまうから Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている  Give & Take 他人の恵みを Give & Take 貰わずに済めば 誇りも自由も奪われないと 嘆いてしまうのは 今まであまりに騙され過ぎたから Give & Take 高いところから Give & Take 放られた物を 柳のように首うなだれて 拾い集めるつらさは誰にもわからないでしょう Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三Give & Take 与えられることは Give & Take 心苦しくて 困ってはいない 望んでもいない そんなふうに言うのは 返せない借りだと恐れてしまうから Give & Take 施し物は Give & Take 人をみじめにする 気がひけてしまう うつむいてしまう そんなふうに思うのは 返せない借りだと恐れてしまうから Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている  Give & Take 他人の恵みを Give & Take 貰わずに済めば 誇りも自由も奪われないと 嘆いてしまうのは 今まであまりに騙され過ぎたから Give & Take 高いところから Give & Take 放られた物を 柳のように首うなだれて 拾い集めるつらさは誰にもわからないでしょう Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている Give & Take それは違うよ 僕は君から貰える 君が受けとって呉れる ほら僕は貰えている
ばりほれとんぜどうしようもない勝手な奴だ どうしようもない不埒(ふらち)な奴だ 手綱(たづな)のきかないコントロール 取り乱してるぜコントロール 甘く見てた我(われ)と我(わ)が身 こんな奴か我(われ)と我(わ)が身 ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ  どうしようもない戯(たわ)けた奴だ どうしようもない阿呆な奴だ 予測のつかないコントロール いまだかつてないコントロール 常識のない我(われ)と我(わ)が身 こんな奴か我(われ)と我(わ)が身 ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ  手綱(たづな)のきかない 取り乱してる 予測のつかない いまだかつてない 甘く見てた我(われ)と我(わ)が身 こんな奴か我(われ)と我(わ)が身 ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三・中村哲どうしようもない勝手な奴だ どうしようもない不埒(ふらち)な奴だ 手綱(たづな)のきかないコントロール 取り乱してるぜコントロール 甘く見てた我(われ)と我(わ)が身 こんな奴か我(われ)と我(わ)が身 ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ  どうしようもない戯(たわ)けた奴だ どうしようもない阿呆な奴だ 予測のつかないコントロール いまだかつてないコントロール 常識のない我(われ)と我(わ)が身 こんな奴か我(われ)と我(わ)が身 ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ  手綱(たづな)のきかない 取り乱してる 予測のつかない いまだかつてない 甘く見てた我(われ)と我(わ)が身 こんな奴か我(われ)と我(わ)が身 ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ ばりほれとんぜ
彼と私と、もう1人流れ着いて吹き寄せられて街の底 寒さしのぎでめぐり逢う落葉たち もう傷つきようもなく愛たちを失って さまよいようもなく立ちすくむ街角で 私たちは逢う ほかには何も無い 私たちは暮らす そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人  引き返すあても失(な)くして闇の底 息を呑んで耳をすます心当たり もう切り離せはしない どんなことがあっても 疑いようもなく運命を結びあい 私たちは呼ぶ 心と心で 私たちは誓う そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人  もう切り離せはしない どんなことがあっても 疑いようもなく運命を結びあい 私たちは呼ぶ 心と心で 私たちは誓う そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三流れ着いて吹き寄せられて街の底 寒さしのぎでめぐり逢う落葉たち もう傷つきようもなく愛たちを失って さまよいようもなく立ちすくむ街角で 私たちは逢う ほかには何も無い 私たちは暮らす そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人  引き返すあても失(な)くして闇の底 息を呑んで耳をすます心当たり もう切り離せはしない どんなことがあっても 疑いようもなく運命を結びあい 私たちは呼ぶ 心と心で 私たちは誓う そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人  もう切り離せはしない どんなことがあっても 疑いようもなく運命を結びあい 私たちは呼ぶ 心と心で 私たちは誓う そののち気がつく 彼と私と、 どこかにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人 彼と私と、 確かにもう1人
鶺鴒(せきれい)心許無(こころもとな)く見るものは 野の花僅(わず)か草の花 それでも何も無いならば 絵描(か)きの描(えが)く花よ咲け 絵描(か)きの描(えが)く花よ咲け 心許無(こころもとな)く聴くものは 野の鳥僅(わず)か草の鳥 それでも何も無いならば 母御(ははご)の唄う歌よ咲け 母御(ははご)の唄う歌よ咲け 永遠(とわ)に在(あ)れ山よ 永遠(とわ)に在(あ)れ河よ 人は永遠(とわ)に在(あ)らねど 咲き遺(のこ)れよ心  心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の ゆく空帰る空を見る それでも泣けてくるならば 涙の水たまりを見る 涙に映る空を見る 心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の 呼ぶ声返す声を聴く それでも泣けてくるならば 子を呼ぶ人の声を聴く 人呼ぶ人の声を聴く 永遠(とわ)に在(あ)れ空よ 永遠(とわ)に在(あ)れ国よ 人は永遠(とわ)に在(あ)らねど 咲き継(つ)がれよ心  永遠(とわ)に在(あ)れ空よ 永遠(とわ)に在(あ)れ国よ 人は永遠(とわ)に在(あ)らねど 咲き継(つ)がれよ心  心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の 心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三心許無(こころもとな)く見るものは 野の花僅(わず)か草の花 それでも何も無いならば 絵描(か)きの描(えが)く花よ咲け 絵描(か)きの描(えが)く花よ咲け 心許無(こころもとな)く聴くものは 野の鳥僅(わず)か草の鳥 それでも何も無いならば 母御(ははご)の唄う歌よ咲け 母御(ははご)の唄う歌よ咲け 永遠(とわ)に在(あ)れ山よ 永遠(とわ)に在(あ)れ河よ 人は永遠(とわ)に在(あ)らねど 咲き遺(のこ)れよ心  心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の ゆく空帰る空を見る それでも泣けてくるならば 涙の水たまりを見る 涙に映る空を見る 心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の 呼ぶ声返す声を聴く それでも泣けてくるならば 子を呼ぶ人の声を聴く 人呼ぶ人の声を聴く 永遠(とわ)に在(あ)れ空よ 永遠(とわ)に在(あ)れ国よ 人は永遠(とわ)に在(あ)らねど 咲き継(つ)がれよ心  永遠(とわ)に在(あ)れ空よ 永遠(とわ)に在(あ)れ国よ 人は永遠(とわ)に在(あ)らねど 咲き継(つ)がれよ心  心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の 心許無(こころもとな)く鶺鴒(せきれい)の
あばうとに行きますなんだか窮屈で 町を出てみたんです 知らない路線の電車に身をまかせ なんだか悲しくて やけを起こしたんです 見知らぬ乗客と同じ行く先まで 切符をください私にも それだけ言いたかった あばうとに行きます そんな時もあるでしょう あばうとに行きます そんな旅もあるでしょう  先案じばかりで 固まってしまったね 批判を気にやんで 固まってしまったね 思いが空回(からまわ)り 悲しくなったなら ほつれたシャツのまま 地球をひと回り 海へ着くかと思ったら 山の駅だったりさ あばうとに行きます そんな時もあるでしょう あばうとに行きます そんな旅もあるでしょう  何かに急かされて 息を詰めすぎたね ひとまず普通に呼吸をしてみます 切符をください私にも それだけ言いたかった あばうとに行きます そんな時もあるでしょう あばうとに行きます そんな旅もあるでしょう あばうとに行きます そんな旅もあるでしょう中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三なんだか窮屈で 町を出てみたんです 知らない路線の電車に身をまかせ なんだか悲しくて やけを起こしたんです 見知らぬ乗客と同じ行く先まで 切符をください私にも それだけ言いたかった あばうとに行きます そんな時もあるでしょう あばうとに行きます そんな旅もあるでしょう  先案じばかりで 固まってしまったね 批判を気にやんで 固まってしまったね 思いが空回(からまわ)り 悲しくなったなら ほつれたシャツのまま 地球をひと回り 海へ着くかと思ったら 山の駅だったりさ あばうとに行きます そんな時もあるでしょう あばうとに行きます そんな旅もあるでしょう  何かに急かされて 息を詰めすぎたね ひとまず普通に呼吸をしてみます 切符をください私にも それだけ言いたかった あばうとに行きます そんな時もあるでしょう あばうとに行きます そんな旅もあるでしょう あばうとに行きます そんな旅もあるでしょう
BA-NA-NA私には何が有る 他(ほか)と比べずに何が有る 私には何が無い 他(ほか)と比べずに何が無い アジアの国に生まれ来て アジアの水を飲みながら アジアの土を這(は)い 風を吸い 強い国の民を 真似ては及ばず あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA  私足す 何を足す 生まれつきに無い何を足す 私引く 何を引く 生まれつきに有る何を引く アジアの顔に生まれ来て アジアの文字を書きながら アジアの友を持ち 人を恋い 強い国の民に 混じって混じらず あぁ今日も身の程を知る BA-NA-NA-NA-NA-NA あぁ今日も身の程を知る BA-NA-NA-NA-NA-NA  アジアの国に生まれ来て アジアの水を飲みながら アジアの土を這(は)い 風を吸い 強い国の民を 真似ては及ばず あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三私には何が有る 他(ほか)と比べずに何が有る 私には何が無い 他(ほか)と比べずに何が無い アジアの国に生まれ来て アジアの水を飲みながら アジアの土を這(は)い 風を吸い 強い国の民を 真似ては及ばず あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA  私足す 何を足す 生まれつきに無い何を足す 私引く 何を引く 生まれつきに有る何を引く アジアの顔に生まれ来て アジアの文字を書きながら アジアの友を持ち 人を恋い 強い国の民に 混じって混じらず あぁ今日も身の程を知る BA-NA-NA-NA-NA-NA あぁ今日も身の程を知る BA-NA-NA-NA-NA-NA  アジアの国に生まれ来て アジアの水を飲みながら アジアの土を這(は)い 風を吸い 強い国の民を 真似ては及ばず あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA あぁ今日も思い知らされる BA-NA-NA-NA-NA-NA
恩知らずGOLD LYLIC沢山の親切と心配をありがとう 沢山の気づかいと人生をありがとう どれもこれもあなたには 出来ない無理をさせたのね そんなにいつの間にボロボロになってたの まだ続けるつもり? だからだからだからこれきりです これでこれでこれで楽(らく)になってね 恩を仇(あだ)で返します 恩知らずになりました まだずっと好きだけど ごめん  心苦しいんです 申し訳ないんです 私に会わなければ あなたはどうだったでしょう このままあなた命懸けで 無理をさせてはいけない どうかこれからは自分のために生きて まだ間に合うはずよ だからだからだからこれきりです 他(ほか)に他(ほか)に方法が浮かばない あなたを傷つけずに あなたの傍(そば)にいる そんな夢も昔は見たわ  だからだからだからこれきりです これでこれでこれで楽(らく)になってね 恩を仇(あだ)で返します 恩知らずになりました まだずっと好きだけど ごめん まだずっと好きだけど ごめんGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三沢山の親切と心配をありがとう 沢山の気づかいと人生をありがとう どれもこれもあなたには 出来ない無理をさせたのね そんなにいつの間にボロボロになってたの まだ続けるつもり? だからだからだからこれきりです これでこれでこれで楽(らく)になってね 恩を仇(あだ)で返します 恩知らずになりました まだずっと好きだけど ごめん  心苦しいんです 申し訳ないんです 私に会わなければ あなたはどうだったでしょう このままあなた命懸けで 無理をさせてはいけない どうかこれからは自分のために生きて まだ間に合うはずよ だからだからだからこれきりです 他(ほか)に他(ほか)に方法が浮かばない あなたを傷つけずに あなたの傍(そば)にいる そんな夢も昔は見たわ  だからだからだからこれきりです これでこれでこれで楽(らく)になってね 恩を仇(あだ)で返します 恩知らずになりました まだずっと好きだけど ごめん まだずっと好きだけど ごめん
月はそこにいる逃げ場所を探していたのかもしれない 怖(こわ)いもの見たさでいたのかもしれない あてもなく砂漠に佇(たたず)んでいた 思いがけぬ寒さに震えていた 悠然(ゆうぜん)と月は輝き まぶしさに打たれていた あの砂漠にはもう行けないだろう あの灼熱はもう耐えないだろう 蜩(ひぐらし)の声 紫折戸(しおりど)ひとつ 今日も終(しま)いと閉じかけて ふと 立ちすくむ 悠然(ゆうぜん)と月は輝く そこにいて月は輝く 私ごときで月は変わらない どこにいようと 月はそこにいる 悠然(ゆうぜん)と月はそこにいる  敵(かな)わない相手に 敵(かな)わないと告げてしまいたかっただけかもしれない 鳥よりも高い岩山の上 降(お)り道を失くしてすくんでいた 凛然(りんぜん)と月は輝き 天空の向きを示した あの山道は消えてしまった 人を寄せなくなってしまった 日々の始末に汲汲(きゅうきゅう)として また1日を閉じかけて ふと 立ちすくむ 凛然(りんぜん)と月は輝く そこにいて月は輝く 私ごときで月は変わらない どこにいようと 月はそこにいる 凛然(りんぜん)と月はそこにいる中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三逃げ場所を探していたのかもしれない 怖(こわ)いもの見たさでいたのかもしれない あてもなく砂漠に佇(たたず)んでいた 思いがけぬ寒さに震えていた 悠然(ゆうぜん)と月は輝き まぶしさに打たれていた あの砂漠にはもう行けないだろう あの灼熱はもう耐えないだろう 蜩(ひぐらし)の声 紫折戸(しおりど)ひとつ 今日も終(しま)いと閉じかけて ふと 立ちすくむ 悠然(ゆうぜん)と月は輝く そこにいて月は輝く 私ごときで月は変わらない どこにいようと 月はそこにいる 悠然(ゆうぜん)と月はそこにいる  敵(かな)わない相手に 敵(かな)わないと告げてしまいたかっただけかもしれない 鳥よりも高い岩山の上 降(お)り道を失くしてすくんでいた 凛然(りんぜん)と月は輝き 天空の向きを示した あの山道は消えてしまった 人を寄せなくなってしまった 日々の始末に汲汲(きゅうきゅう)として また1日を閉じかけて ふと 立ちすくむ 凛然(りんぜん)と月は輝く そこにいて月は輝く 私ごときで月は変わらない どこにいようと 月はそこにいる 凛然(りんぜん)と月はそこにいる
風の笛つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとは言わず 呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ ええかげんにせえよ たいがいにせえよ あけっぴろげだったお前は 何処(どこ)へ消えた ええかげんにせえよ たいがいにせえよ 目一杯だったお前が 気にかかる 言いたいことを言えば傷つく 大切な総てが傷つく だから黙る だから耐える それを誰もが知らない ならば 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛  言葉に出せば通じることもある 言葉に出せばこじれることもある 目を上げてみな アゴ上げてみな 言えないこと呑んで溺れかけている 黙るより他(ほか)思いつかず 決めたんならそれもいいだろう そして黙る そして耐える それを誰もが知らない ならば 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛  つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとは言わず 呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとは言わず 呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ ええかげんにせえよ たいがいにせえよ あけっぴろげだったお前は 何処(どこ)へ消えた ええかげんにせえよ たいがいにせえよ 目一杯だったお前が 気にかかる 言いたいことを言えば傷つく 大切な総てが傷つく だから黙る だから耐える それを誰もが知らない ならば 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛  言葉に出せば通じることもある 言葉に出せばこじれることもある 目を上げてみな アゴ上げてみな 言えないこと呑んで溺れかけている 黙るより他(ほか)思いつかず 決めたんならそれもいいだろう そして黙る そして耐える それを誰もが知らない ならば 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛  つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとは言わず 呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛
ランナーズ・ハイランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない あなたの親戚の人が何ンて言ってるか 知ってるわ たちの悪い女とは手を切れ まともな女はほかにいる 歌い続けたキリギリスには どんな定めか子供でも知ってる 愛か歌か 未来か歌か 恩か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない  堅気(かたぎ)に納まった友が何ンて言ってるか 知ってるわ みじめな行き倒れになって来ても 面倒みるような義理はない 今限りしか咲かない切り花 根をおろさない無駄な徒花(あだばな) 恋か歌か 暮らしか歌か 人か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない  愛か歌か 未来か歌か 恩か歌か 総(すべ)てか歌か 恋か歌か 暮らしか歌か 人か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない  心は常に折れてる 副木(そえぎ)をあてて生きてゆく 継木(つぎき)を継いで生きてゆく ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない あなたの親戚の人が何ンて言ってるか 知ってるわ たちの悪い女とは手を切れ まともな女はほかにいる 歌い続けたキリギリスには どんな定めか子供でも知ってる 愛か歌か 未来か歌か 恩か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない  堅気(かたぎ)に納まった友が何ンて言ってるか 知ってるわ みじめな行き倒れになって来ても 面倒みるような義理はない 今限りしか咲かない切り花 根をおろさない無駄な徒花(あだばな) 恋か歌か 暮らしか歌か 人か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない  愛か歌か 未来か歌か 恩か歌か 総(すべ)てか歌か 恋か歌か 暮らしか歌か 人か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない  心は常に折れてる 副木(そえぎ)をあてて生きてゆく 継木(つぎき)を継いで生きてゆく ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない
オリエンタル・ヴォイスオリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス あなたには理解できない あなたには真似ができない あなたには信じられない なのに恋はたぎる あなたには謎でしかない あなたには疑惑しかない あなたには誤解しかない なのに恋はたぎる どうして君は君なんだと 答えられる人があるかしら 私も知らないことばかり いつのまにか私なの 会えない人の面影を 私に求めて呼ばないで 私の名前は霧の中 オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス  あからさまな口をきけば この国では喧嘩を売る 遠回しな口をきけば 後ろ暗い証拠になる 愛してほしいとは言わないわ 独りがいいとも言わないわ 私も知らないことだけで 私は出来ているの 届かない人の面影に 私をかさねて抱かないで 私の涙は霧の中 オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス  会えない人の面影を 私に求めて呼ばないで 私の名前は霧の中 オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス あなたには理解できない あなたには真似ができない あなたには信じられない なのに恋はたぎる あなたには謎でしかない あなたには疑惑しかない あなたには誤解しかない なのに恋はたぎる どうして君は君なんだと 答えられる人があるかしら 私も知らないことばかり いつのまにか私なの 会えない人の面影を 私に求めて呼ばないで 私の名前は霧の中 オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス  あからさまな口をきけば この国では喧嘩を売る 遠回しな口をきけば 後ろ暗い証拠になる 愛してほしいとは言わないわ 独りがいいとも言わないわ 私も知らないことだけで 私は出来ているの 届かない人の面影に 私をかさねて抱かないで 私の涙は霧の中 オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス  会えない人の面影を 私に求めて呼ばないで 私の名前は霧の中 オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス オリエンタル・ヴォイス
スクランブル交差点の渡り方初めて渡ったときは気分が悪くなり しばらく道の隅で休んでいました それから何年も そこを渡るたびに 気持ちを使い果たす程に疲れました おそらく人に酔ったみたいなことです おそろしく沢山な敵ばかりでした 私には向いていないと思いました  信号のない島に行ったりしました 誰も来ない道は 道と呼べませんでした 3つ隣の 中くらいの島に着いて 信号の灯に喜んだのは確かでした とはいえ街に戻ると めまいがしました あまりにも複雑な競い合いでした 私には向いていないと思いました  私には向いていない その交差点を やむなく めまいしながら何年も渡り ほんとに偶然に気が付いたんです みんななぜ楽々(らくらく)と渡っているのか 人と違うほうへ出ようとするから 人とぶつかるばかりだったんです 人の後ろに付けばいいんだと知りました スクランブル交差点では 渡り方にコツが要(い)る  それでも時折 意外な所へ着いてしまったりもするので 人の行く先を予測するのが大事(だいじ)です スクランブル交差点では 渡り方にコツが要(い)る スクランブル交差点では 渡り方に‥‥中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三初めて渡ったときは気分が悪くなり しばらく道の隅で休んでいました それから何年も そこを渡るたびに 気持ちを使い果たす程に疲れました おそらく人に酔ったみたいなことです おそろしく沢山な敵ばかりでした 私には向いていないと思いました  信号のない島に行ったりしました 誰も来ない道は 道と呼べませんでした 3つ隣の 中くらいの島に着いて 信号の灯に喜んだのは確かでした とはいえ街に戻ると めまいがしました あまりにも複雑な競い合いでした 私には向いていないと思いました  私には向いていない その交差点を やむなく めまいしながら何年も渡り ほんとに偶然に気が付いたんです みんななぜ楽々(らくらく)と渡っているのか 人と違うほうへ出ようとするから 人とぶつかるばかりだったんです 人の後ろに付けばいいんだと知りました スクランブル交差点では 渡り方にコツが要(い)る  それでも時折 意外な所へ着いてしまったりもするので 人の行く先を予測するのが大事(だいじ)です スクランブル交差点では 渡り方にコツが要(い)る スクランブル交差点では 渡り方に‥‥
ベッドルーム粗略に扱ってかまわない人間が ないがしろに扱ってかまわない人間が あなたの国にはまさか いないですね (いないですね) 名誉の傾きを取り繕うために 庇護(ひご)なき人を選び 踏み石にする技(わざ)が あなたの国にはまさか ないですよね (ないですよね) 誰にも見られていないベッドルームは あなたにあなたが見えるベッドルームだ あなたが鎧戸(よろいど)を固く閉めきる闇は あなたがあなたの中の鎧戸(よろいど)を開け放ってしまう闇だ 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム  しゃがみ込む子供を 親は叱りとばし しゃがみ込む親を 子は叱りとばす 叱らないでと うなされ続けている (続けている) 覚えない子供を 親は怒鳴りつけ 覚えない親を 子は怒鳴りつける 怒鳴らないでと うなされ続けている (続けている) 堅固(けんご)な石垣で囲むベッドルームは あなたをあなたから守るベッドルームだ あなたがあなたの国の王であるように 他人も他人の国の王であり続けられますように 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム  誰にも見られていないベッドルームは あなたにあなたが見えるベッドルームだ あなたが鎧戸(よろいど)を固く閉めきる闇は あなたがあなたの中の鎧戸(よろいど)を開け放ってしまう闇だ 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三粗略に扱ってかまわない人間が ないがしろに扱ってかまわない人間が あなたの国にはまさか いないですね (いないですね) 名誉の傾きを取り繕うために 庇護(ひご)なき人を選び 踏み石にする技(わざ)が あなたの国にはまさか ないですよね (ないですよね) 誰にも見られていないベッドルームは あなたにあなたが見えるベッドルームだ あなたが鎧戸(よろいど)を固く閉めきる闇は あなたがあなたの中の鎧戸(よろいど)を開け放ってしまう闇だ 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム  しゃがみ込む子供を 親は叱りとばし しゃがみ込む親を 子は叱りとばす 叱らないでと うなされ続けている (続けている) 覚えない子供を 親は怒鳴りつけ 覚えない親を 子は怒鳴りつける 怒鳴らないでと うなされ続けている (続けている) 堅固(けんご)な石垣で囲むベッドルームは あなたをあなたから守るベッドルームだ あなたがあなたの国の王であるように 他人も他人の国の王であり続けられますように 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム  誰にも見られていないベッドルームは あなたにあなたが見えるベッドルームだ あなたが鎧戸(よろいど)を固く閉めきる闇は あなたがあなたの中の鎧戸(よろいど)を開け放ってしまう闇だ 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム 寝心地は最低 居心地は最高 心の中のベッドルーム
あなた恋していないでしょあなた恋していないでしょ わざと恋していないでしょ 理屈に適(かな)うことばかり 他人事(ひとごと)みたいに話すもの あなた恋していないでしょ 無理に恋していないでしょ 遠い昔のことのように 静かに笑って逸(そ)らすもの 火傷(やけど)するほど誰かを好いて 人も自分も傷つき果てた 無様(ぶざま)な思いはもうしない しんどい思いはもうしない それも悪くはないかもね それで恋していないのね  あなた恋していないでしょ わざと恋していないでしょ 失敗しない人みたい 心の揺れない人みたい 鋼(はがね)で出来た鎧(よろい)は脆(もろ)い 涙ひとつで踏み誤(あやま)った 冷たい男になりたくて 寂しい男になったのに それも悪くはないかもね それで恋していないのね  鋼(はがね)で出来た鎧(よろい)は脆(もろ)い 涙ひとつで踏み誤(あやま)った 冷たい男になりたくて 寂しい男になったのに 気をつけなさい 女はすぐに 揺れたい男を 嗅ぎ当てる 気をつけなさい 女はすぐに 揺れたい男を 嗅ぎ当てる中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あなた恋していないでしょ わざと恋していないでしょ 理屈に適(かな)うことばかり 他人事(ひとごと)みたいに話すもの あなた恋していないでしょ 無理に恋していないでしょ 遠い昔のことのように 静かに笑って逸(そ)らすもの 火傷(やけど)するほど誰かを好いて 人も自分も傷つき果てた 無様(ぶざま)な思いはもうしない しんどい思いはもうしない それも悪くはないかもね それで恋していないのね  あなた恋していないでしょ わざと恋していないでしょ 失敗しない人みたい 心の揺れない人みたい 鋼(はがね)で出来た鎧(よろい)は脆(もろ)い 涙ひとつで踏み誤(あやま)った 冷たい男になりたくて 寂しい男になったのに それも悪くはないかもね それで恋していないのね  鋼(はがね)で出来た鎧(よろい)は脆(もろ)い 涙ひとつで踏み誤(あやま)った 冷たい男になりたくて 寂しい男になったのに 気をつけなさい 女はすぐに 揺れたい男を 嗅ぎ当てる 気をつけなさい 女はすぐに 揺れたい男を 嗅ぎ当てる
倒木の敗者復活戦GOLD LYLIC打ちのめされたら 打ちひしがれたら 値打ちはそこ止まりだろうか 踏み倒されたら 踏みにじられたら 答はそこ止まりだろうか 光へ翔び去る翼の羽音(はおと)を 地べたで聞きながら 望みの糸は切れても 救いの糸は切れない 泣き慣れた者は強かろう 敗者復活戦 あざ嗤え英雄よ 嗤(わら)うな傷ある者よ 傷から芽を出せ 倒木の復活戦  叩き折られたら 貶(おとし)められたら 宇宙はそこ止まりだろうか 完膚無(かんぷな)きまでの負けに違いない 誰から眺めても 望みの糸は切れても 救いの糸は切れない 泣き慣れた者は強かろう 敗者復活戦 勝ち驕(おご)れ英雄よ 驕(おご)るな傷ある者よ 傷から芽を出せ 倒木の復活戦 傷から芽を出せ 倒木の復活戦 傷から芽を出せ 倒木の復活戦GOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三打ちのめされたら 打ちひしがれたら 値打ちはそこ止まりだろうか 踏み倒されたら 踏みにじられたら 答はそこ止まりだろうか 光へ翔び去る翼の羽音(はおと)を 地べたで聞きながら 望みの糸は切れても 救いの糸は切れない 泣き慣れた者は強かろう 敗者復活戦 あざ嗤え英雄よ 嗤(わら)うな傷ある者よ 傷から芽を出せ 倒木の復活戦  叩き折られたら 貶(おとし)められたら 宇宙はそこ止まりだろうか 完膚無(かんぷな)きまでの負けに違いない 誰から眺めても 望みの糸は切れても 救いの糸は切れない 泣き慣れた者は強かろう 敗者復活戦 勝ち驕(おご)れ英雄よ 驕(おご)るな傷ある者よ 傷から芽を出せ 倒木の復活戦 傷から芽を出せ 倒木の復活戦 傷から芽を出せ 倒木の復活戦
リラの花咲く頃リラは咲く 祖国を離れて リラは咲く 忘れもせずに 見上げれば 空の色さえも 馴染(なじ)みなき異郷に在(あ)って 少しずつやがては違う花のように 声も姿も変わり果てても 時が来れば花は香る 長い闇に目を塞がれても 灼けつく砂にまみれても 時が来れば きっと リラは咲く 祖国を追われて リラは咲く 忘れもせずに 祖国で今咲く日に リラの花は咲く  リラは咲く 思いを残して リラは咲く 異郷の隅(すみ)に ことづてを頼む鳥さえも 通わない異郷の隅(すみ)に 容赦(ようしゃ)なき大地と容赦(ようしゃ)なき嵐に 似ても似つかぬ枝となっても 時が来れば花は香る 風が何処(どこ)へ運ぶかは知らず 明日(あした)の行方(ゆくえ)も知らずに 時が来れば きっと リラは咲く 祖国に焦がれて リラは咲く 忘れもせずに 祖国で今咲く日に リラの花は咲く  遠い悲しみたちも 遠い幸せたちも 私が今そこに居ないことも 忘れ去られても リラは咲く 祖国に焦がれて リラは咲く 忘れもせずに 祖国で今咲く日に リラの花は咲く 祖国で今咲く日に リラの花は咲く中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三リラは咲く 祖国を離れて リラは咲く 忘れもせずに 見上げれば 空の色さえも 馴染(なじ)みなき異郷に在(あ)って 少しずつやがては違う花のように 声も姿も変わり果てても 時が来れば花は香る 長い闇に目を塞がれても 灼けつく砂にまみれても 時が来れば きっと リラは咲く 祖国を追われて リラは咲く 忘れもせずに 祖国で今咲く日に リラの花は咲く  リラは咲く 思いを残して リラは咲く 異郷の隅(すみ)に ことづてを頼む鳥さえも 通わない異郷の隅(すみ)に 容赦(ようしゃ)なき大地と容赦(ようしゃ)なき嵐に 似ても似つかぬ枝となっても 時が来れば花は香る 風が何処(どこ)へ運ぶかは知らず 明日(あした)の行方(ゆくえ)も知らずに 時が来れば きっと リラは咲く 祖国に焦がれて リラは咲く 忘れもせずに 祖国で今咲く日に リラの花は咲く  遠い悲しみたちも 遠い幸せたちも 私が今そこに居ないことも 忘れ去られても リラは咲く 祖国に焦がれて リラは咲く 忘れもせずに 祖国で今咲く日に リラの花は咲く 祖国で今咲く日に リラの花は咲く
ピアニシモあらん限りの大声を張りあげて 赤ん坊の私はわめいていた 大きな声を張りあげることで 大人のあいだに入れると思った 大人の人たちの声よりも 男の人たちの声よりも 機械たちや車の音よりも ずっと大きな声を出そうとした だって歴史たちが示している シュプレヒコールもアジテイションもみんな わめかなければ届くものじゃない がならなければ振り向きもされない なのに あの人が私にリクエスト ピアニシモで歌ってください ピアニシモで歌ってください 大きな声と同じ力で ピアニシモで歌ってください  それしか言わない あの人は言わない 戸惑った私は あの人を憎んだ 屈辱のようで腹を立てていた 仕返しのように小さく歌った 言わんことじゃない ほら案(あん)の定(じょう) 通行人は誰も振り向きもしない けれどその代りに私には それから初めて聴こえたものがある 今すれ違った 気弱な挨拶 ピアニシモで歌ってください ピアニシモで歌ってください 大きな声と同じ力で ピアニシモで歌ってください  あの人に会えるなら伝えたい あの人はもう この町にいないから 私はピアニシモで歌っていますと でも たまにはフォルテシモでも歌いますと ピアニシモで歌ってください ピアニシモで歌ってください 大きな声と同じ力で ピアニシモで歌ってください中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あらん限りの大声を張りあげて 赤ん坊の私はわめいていた 大きな声を張りあげることで 大人のあいだに入れると思った 大人の人たちの声よりも 男の人たちの声よりも 機械たちや車の音よりも ずっと大きな声を出そうとした だって歴史たちが示している シュプレヒコールもアジテイションもみんな わめかなければ届くものじゃない がならなければ振り向きもされない なのに あの人が私にリクエスト ピアニシモで歌ってください ピアニシモで歌ってください 大きな声と同じ力で ピアニシモで歌ってください  それしか言わない あの人は言わない 戸惑った私は あの人を憎んだ 屈辱のようで腹を立てていた 仕返しのように小さく歌った 言わんことじゃない ほら案(あん)の定(じょう) 通行人は誰も振り向きもしない けれどその代りに私には それから初めて聴こえたものがある 今すれ違った 気弱な挨拶 ピアニシモで歌ってください ピアニシモで歌ってください 大きな声と同じ力で ピアニシモで歌ってください  あの人に会えるなら伝えたい あの人はもう この町にいないから 私はピアニシモで歌っていますと でも たまにはフォルテシモでも歌いますと ピアニシモで歌ってください ピアニシモで歌ってください 大きな声と同じ力で ピアニシモで歌ってください
常夜灯常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ 常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ もう二度とあの人が通って来ない曲がり角を ひとりきり帰るけど あの人が消し忘れて行った 常夜灯が 点(つ)いているから あたし泣かないわ  次の夜明けに帰って来るわ きっとあの人は だからここで待っているのよ あたし泣かないわ もしあたしが留守だったら その間(あいだ)かもしれなくて 大急ぎ戻るのよ 間(ま)に合うかしら息を切らして 常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ  月が何回丸くても 月が何回壊れても 花が咲いても 雪が積んでも 見てるのは あの曲がり角だけよ  夜の底で 眠り半(なか)ば 目を開けてしまった 誰もいない 音もしない 風も動かない カーテンの隙間から細い光が伏せている それだけが添い寝なの あの人が消し忘れて行った 消し忘れて行った 常夜灯が点(つ)いているから あたし哀しいわ 常夜灯が点(つ)いているから あたし哀しいわ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ 常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ もう二度とあの人が通って来ない曲がり角を ひとりきり帰るけど あの人が消し忘れて行った 常夜灯が 点(つ)いているから あたし泣かないわ  次の夜明けに帰って来るわ きっとあの人は だからここで待っているのよ あたし泣かないわ もしあたしが留守だったら その間(あいだ)かもしれなくて 大急ぎ戻るのよ 間(ま)に合うかしら息を切らして 常夜灯が点(つ)いているから あたし泣かないわ  月が何回丸くても 月が何回壊れても 花が咲いても 雪が積んでも 見てるのは あの曲がり角だけよ  夜の底で 眠り半(なか)ば 目を開けてしまった 誰もいない 音もしない 風も動かない カーテンの隙間から細い光が伏せている それだけが添い寝なの あの人が消し忘れて行った 消し忘れて行った 常夜灯が点(つ)いているから あたし哀しいわ 常夜灯が点(つ)いているから あたし哀しいわ
愛だけを残せ(remix)愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ  やむにやまれぬ人生は綱渡(つなわた)りだ 選ぶつもりで選ばされる手品だ 闇の中の風のように 突然に愛は居どころを求める 弱き者汝の名を名乗れ しなやかに 強き者汝の名を名乗れ ささやかに みんな儚(はかな)くて みんな愛(いと)しくて 振り返ってしまうから  愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ  思いがけない幻(まぼろし)に誘われて 思いがけない風向きに運ばれて 偶然の朝 偶然の夜 我々は何も知らされず 踏み出す 縁(えん)は不思議 それと知らぬ間(ま)に探し合う 縁(えん)は不思議 それと知りながら迷い合う みんな哀しくて みんな恋しくて 立ち止まってしまうから  愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ  みんな儚(はかな)くて みんな愛(いと)しくて 振り返ってしまうから  愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ  愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ 愛だけを残せ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ  やむにやまれぬ人生は綱渡(つなわた)りだ 選ぶつもりで選ばされる手品だ 闇の中の風のように 突然に愛は居どころを求める 弱き者汝の名を名乗れ しなやかに 強き者汝の名を名乗れ ささやかに みんな儚(はかな)くて みんな愛(いと)しくて 振り返ってしまうから  愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ  思いがけない幻(まぼろし)に誘われて 思いがけない風向きに運ばれて 偶然の朝 偶然の夜 我々は何も知らされず 踏み出す 縁(えん)は不思議 それと知らぬ間(ま)に探し合う 縁(えん)は不思議 それと知りながら迷い合う みんな哀しくて みんな恋しくて 立ち止まってしまうから  愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ  みんな儚(はかな)くて みんな愛(いと)しくて 振り返ってしまうから  愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ  愛だけを残せ 壊(こわ)れない愛を 激流のような時の中で 愛だけを残せ 名さえも残さず 生命(いのち)の証(あかし)に 愛だけを残せ 愛だけを残せ
麦の唄PLATINA LYLICなつかしい人々 なつかしい風景 その総てと離れても あなたと歩きたい 嵐吹く大地も 嵐吹く時代も 陽射しを見上げるように あなたを見つめたい 麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく  大好きな人々 大好きな明け暮れ 新しい「大好き」を あなたと探したい 私たちは出会い 私たちは惑い いつか信じる日を経て 1本の麦になる 空よ風よ聞かせてよ 私は誰に似てるだろう 生まれた国 育つ国 愛する人の国 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく  泥に伏せるときにも 歌は聞こえ続ける 「そこを超えておいで」 「くじけないでおいで」 どんなときも届いて来る 未来の故郷から  麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆくPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三なつかしい人々 なつかしい風景 その総てと離れても あなたと歩きたい 嵐吹く大地も 嵐吹く時代も 陽射しを見上げるように あなたを見つめたい 麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく  大好きな人々 大好きな明け暮れ 新しい「大好き」を あなたと探したい 私たちは出会い 私たちは惑い いつか信じる日を経て 1本の麦になる 空よ風よ聞かせてよ 私は誰に似てるだろう 生まれた国 育つ国 愛する人の国 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく  泥に伏せるときにも 歌は聞こえ続ける 「そこを超えておいで」 「くじけないでおいで」 どんなときも届いて来る 未来の故郷から  麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく
泣いてもいいんだよGOLD LYLIC「強くなれ 泣かないで」 「強くなれ 負けないで」 「大人になれ 泣かないで」 「大人になれ 負けないで」 僕たちは いつだって 乳飲み児の頃だって 言われ続け 育った  逃げ道のない闘いの日々が いつか人類を疲れさせてゆく 危ぶみながら見ぬふりの未来が いつか本能を痺(しび)れさせてゆく こんな約束を 僕たちはしていない 泣き虫な強い奴なんてのが いてもいいんじゃないか 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ  1日の中に1年を詰(つ)め込む 急ぎすぎる日々が欲望を蝕(むしば)む 隙(すき)も見せられない警戒の夜が いつか涙さえも孤立させてゆく どんな幻滅も 僕たちは超えてゆく でもその前にひとしきり痛むアンテナも なくはない 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ  (「強くなれ 泣かないで」 「強くなれ 負けないで」 「大人になれ 泣かないで」 「大人になれ 負けないで」 僕たちは いつだって 乳飲み児の頃だって 言われ続け 育った)  どんな幻滅も 僕たちは超えてゆく でもその前にひとしきり痛むアンテナも なくはない 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三「強くなれ 泣かないで」 「強くなれ 負けないで」 「大人になれ 泣かないで」 「大人になれ 負けないで」 僕たちは いつだって 乳飲み児の頃だって 言われ続け 育った  逃げ道のない闘いの日々が いつか人類を疲れさせてゆく 危ぶみながら見ぬふりの未来が いつか本能を痺(しび)れさせてゆく こんな約束を 僕たちはしていない 泣き虫な強い奴なんてのが いてもいいんじゃないか 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ  1日の中に1年を詰(つ)め込む 急ぎすぎる日々が欲望を蝕(むしば)む 隙(すき)も見せられない警戒の夜が いつか涙さえも孤立させてゆく どんな幻滅も 僕たちは超えてゆく でもその前にひとしきり痛むアンテナも なくはない 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ  (「強くなれ 泣かないで」 「強くなれ 負けないで」 「大人になれ 泣かないで」 「大人になれ 負けないで」 僕たちは いつだって 乳飲み児の頃だって 言われ続け 育った)  どんな幻滅も 僕たちは超えてゆく でもその前にひとしきり痛むアンテナも なくはない 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ そりゃ全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ 全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか 全然今なら 泣いてもいいんだよ
NIGHT WING何処で眠りに就こう 静まらない夜の中 石畳の隙間で ノイズの羽根にくるまる 君はもう寝たのかな 静まらない夜の中 せめて夢でなりとも 安らぎを手渡したい 走っても走っても止まってるように見えるのは 何のゆえだろう 泣いても泣いても笑ってるように見えるのは 何のゆえだろう NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり 掌で眠る NIGHT WING  窓はいくつあるんだろう 世界全部合わせたら そのひとつひとつずつ 愛は巣ごもるだろうか 帰っても帰っても帰り着かぬ気がするのは 何のゆえだろう 触れても触れても触れていない気がするのは 何のゆえだろう NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり 掌で眠る NIGHT WING  痛んでも痛んでも人を呼び起こせないのは 何のゆえだろう 黙っても黙っても君だけは聞こえてくれると 願うせいかな NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり 掌で眠る NIGHT WING  NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり掌で眠る NIGHT WING中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三何処で眠りに就こう 静まらない夜の中 石畳の隙間で ノイズの羽根にくるまる 君はもう寝たのかな 静まらない夜の中 せめて夢でなりとも 安らぎを手渡したい 走っても走っても止まってるように見えるのは 何のゆえだろう 泣いても泣いても笑ってるように見えるのは 何のゆえだろう NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり 掌で眠る NIGHT WING  窓はいくつあるんだろう 世界全部合わせたら そのひとつひとつずつ 愛は巣ごもるだろうか 帰っても帰っても帰り着かぬ気がするのは 何のゆえだろう 触れても触れても触れていない気がするのは 何のゆえだろう NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり 掌で眠る NIGHT WING  痛んでも痛んでも人を呼び起こせないのは 何のゆえだろう 黙っても黙っても君だけは聞こえてくれると 願うせいかな NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり 掌で眠る NIGHT WING  NIGHT WING 心型の翼は 風に煽られて飛び立つ NIGHT WING 心逸れた翼は ぽつり掌で眠る NIGHT WING
India Goose次の次の北風が吹けば 次の峰を越えてゆける ひとつひとつ北風を待って 羽ばたきをやめない さみしい心先頭を飛んで 弱い心 中にかばって 信じる心いちばん後から歌いながら飛ぶよ ほら次の雪風にあおられて 小さな小さな鳥の列が なぎ払われる 小さな小さな鳥の列が 組み直される 飛びたて 飛びたて 戻る場所はもうない 飛びたて 飛びたて 夜の中へ  強い鳥は雪が来る前に 既(すで)に峰を越えて行った 薄い羽根を持つ鳥たちは 逆風を見上げる いつの風か約束はされない いちばん強い逆風だけが 高く高く峰を越えるだろう 羽ばたきはやまない ほら次の雪風にあおられて 小さな小さな鳥の列が なぎ払われる 小さな小さな鳥の列が 組み直される 飛びたて 飛びたて 戻る場所はもうない 飛びたて 飛びたて 夜の中へ  飛びたて 飛びたて 戻る場所はもうない 飛びたて 飛びたて 夜の中へ中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三次の次の北風が吹けば 次の峰を越えてゆける ひとつひとつ北風を待って 羽ばたきをやめない さみしい心先頭を飛んで 弱い心 中にかばって 信じる心いちばん後から歌いながら飛ぶよ ほら次の雪風にあおられて 小さな小さな鳥の列が なぎ払われる 小さな小さな鳥の列が 組み直される 飛びたて 飛びたて 戻る場所はもうない 飛びたて 飛びたて 夜の中へ  強い鳥は雪が来る前に 既(すで)に峰を越えて行った 薄い羽根を持つ鳥たちは 逆風を見上げる いつの風か約束はされない いちばん強い逆風だけが 高く高く峰を越えるだろう 羽ばたきはやまない ほら次の雪風にあおられて 小さな小さな鳥の列が なぎ払われる 小さな小さな鳥の列が 組み直される 飛びたて 飛びたて 戻る場所はもうない 飛びたて 飛びたて 夜の中へ  飛びたて 飛びたて 戻る場所はもうない 飛びたて 飛びたて 夜の中へ
一夜草どうせひと夜の花よ あてにしないでおくれ 風が変われば行方も変わる それは私のせいじゃない どうぞ憎んでおくれ 逃げも隠れもしない 願いどおりの風は吹かない 運び去られる この命 下手に愛など持とうものなら 裏切り者になるばかり 夜風につられてセレナーデ 思わず知らずセレナーデ 歌えてしまうよセレナーデ 罪つくりなセレナーデ  そうさひと夜の花は 何も残しやしない 終わらぬことや変わらぬことを 欲で待つから泣きを見る 好きも嫌いも嘘もホントも どうせ私の夢の外 夜風につられてセレナーデ 思わず知らずセレナーデ 歌えてしまうよセレナーデ 罪つくりなセレナーデ  もしも明日がもひとつあれば 心残りはないだろうか 夜風につられてセレナーデ 思わず知らずセレナーデ 歌えてしまうよセレナーデ 罪つくりなセレナーデ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三どうせひと夜の花よ あてにしないでおくれ 風が変われば行方も変わる それは私のせいじゃない どうぞ憎んでおくれ 逃げも隠れもしない 願いどおりの風は吹かない 運び去られる この命 下手に愛など持とうものなら 裏切り者になるばかり 夜風につられてセレナーデ 思わず知らずセレナーデ 歌えてしまうよセレナーデ 罪つくりなセレナーデ  そうさひと夜の花は 何も残しやしない 終わらぬことや変わらぬことを 欲で待つから泣きを見る 好きも嫌いも嘘もホントも どうせ私の夢の外 夜風につられてセレナーデ 思わず知らずセレナーデ 歌えてしまうよセレナーデ 罪つくりなセレナーデ  もしも明日がもひとつあれば 心残りはないだろうか 夜風につられてセレナーデ 思わず知らずセレナーデ 歌えてしまうよセレナーデ 罪つくりなセレナーデ
ペルシャペルシャ なつかない無愛想のかたまり ペルシャ かといって機嫌は悪くない ペルシャ さみしげなそぶりなんかしない ペルシャ 目に映る人の向こうを見ている 雨の夜は眠たい 無愛想のうわぬり うしろめたさを誘う 無口な時間 思い出しかけてる 誰かが呼んでいる 愛しい人が私を呼ぶわ 「迎えに来たよ、さあ行(ゆ)こうね」と 愛しい人が私を呼ぶわ 「捨てたわけではないのよ」なんて なんだ、 夢なのか  ペルシャ ふわふわと触り心地が良い ペルシャ ふわふわとつかみどころがない ペルシャ 綱渡り 思い出の国まで ペルシャ 間違えてなついては離れる 雨の夜にだけ開く 幻の踏切り どこにあるのか普段 手掛かりもない 思い出しかけてる 誰かが呼んでいる 愛しい人が私を呼ぶわ 「迎えに来たよ、さあ行(ゆ)こうね」と 愛しい人が私を呼ぶわ 「捨てたわけではないのよ」なんて なんだ、 夢なのか中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ペルシャ なつかない無愛想のかたまり ペルシャ かといって機嫌は悪くない ペルシャ さみしげなそぶりなんかしない ペルシャ 目に映る人の向こうを見ている 雨の夜は眠たい 無愛想のうわぬり うしろめたさを誘う 無口な時間 思い出しかけてる 誰かが呼んでいる 愛しい人が私を呼ぶわ 「迎えに来たよ、さあ行(ゆ)こうね」と 愛しい人が私を呼ぶわ 「捨てたわけではないのよ」なんて なんだ、 夢なのか  ペルシャ ふわふわと触り心地が良い ペルシャ ふわふわとつかみどころがない ペルシャ 綱渡り 思い出の国まで ペルシャ 間違えてなついては離れる 雨の夜にだけ開く 幻の踏切り どこにあるのか普段 手掛かりもない 思い出しかけてる 誰かが呼んでいる 愛しい人が私を呼ぶわ 「迎えに来たよ、さあ行(ゆ)こうね」と 愛しい人が私を呼ぶわ 「捨てたわけではないのよ」なんて なんだ、 夢なのか
身体の中を流れる涙身体の中を流れる涙 どこを切っても涙が落ちる 涙が私を動かしている 私は涙でできている 身体の中を流れる涙 熱い血なんかはひと粒もない 温もり目当てに抱きしめたなら なおさら寒さを知るばかり 縁起かつぎや験(げん)かつぎ 悲しみ除(よ)けなど要りません 今より悲しいことはない この先怯えることもない 心よりなお早く 身体は凍る 氷よりなお深く 涙は凍る  どこかに理由があるならば どこかで止まりもするけれど 何から何まで理由なら 涙はつづいてゆくばかり なぐさめ言葉 知恵言葉 私のためなら要りません 私の聞きたいひとことは あの人だけしか使えない 命よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙 誰にもわからない) 涙よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙)  (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく 誓いは生きる) (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく)中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三身体の中を流れる涙 どこを切っても涙が落ちる 涙が私を動かしている 私は涙でできている 身体の中を流れる涙 熱い血なんかはひと粒もない 温もり目当てに抱きしめたなら なおさら寒さを知るばかり 縁起かつぎや験(げん)かつぎ 悲しみ除(よ)けなど要りません 今より悲しいことはない この先怯えることもない 心よりなお早く 身体は凍る 氷よりなお深く 涙は凍る  どこかに理由があるならば どこかで止まりもするけれど 何から何まで理由なら 涙はつづいてゆくばかり なぐさめ言葉 知恵言葉 私のためなら要りません 私の聞きたいひとことは あの人だけしか使えない 命よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙 誰にもわからない) 涙よりなお長く 誓いは生きる(身体の中を流れる涙)  (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく 誓いは生きる) (何を泣いていたか忘れても 自分でも見えない悲しみが 流れ続け 引き継がれてゆく)
問題集2人のカバンの中には 違う問題集がある 代りに解いてあげたなら 代りに解いてくれるかな 取り替えてみたい気がする あなたの問題集は 私にはたやすく見える 私の問題集は あなたにはたやすく見える 取り替えてみたい気がする 答合わせには まだ遠い先のことらしい 1問も解けないうちに 問題ばかりが降って来る  おそらくあなたの問題集に書かれている文字と おそらく私の問題集に書かれている文字は 違う国の言葉なんだろう イカれた女が急に答えても 誰も信じない まぐれか真似たに違いないとしか 誰も信じない 斜めにうなずいている 手に入れたつもりの虎の巻には余白がある 間違って読み違っても 案外当たりなこともある  明日には わかるようになるかな 今夜には わかるようになるかな もうまもなく わかるようになるかな もうまもなく わかるようになるかな中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三2人のカバンの中には 違う問題集がある 代りに解いてあげたなら 代りに解いてくれるかな 取り替えてみたい気がする あなたの問題集は 私にはたやすく見える 私の問題集は あなたにはたやすく見える 取り替えてみたい気がする 答合わせには まだ遠い先のことらしい 1問も解けないうちに 問題ばかりが降って来る  おそらくあなたの問題集に書かれている文字と おそらく私の問題集に書かれている文字は 違う国の言葉なんだろう イカれた女が急に答えても 誰も信じない まぐれか真似たに違いないとしか 誰も信じない 斜めにうなずいている 手に入れたつもりの虎の巻には余白がある 間違って読み違っても 案外当たりなこともある  明日には わかるようになるかな 今夜には わかるようになるかな もうまもなく わかるようになるかな もうまもなく わかるようになるかな
産声忘れてきたもの何かある 捨て去ってきたもの何かある どれも都合(たや)良(す)く消え去りはしない どれも都合(たや)良(す)く呼び戻せるはずもなくて 誰かが私に問いかける 何びとであるか問いかける 聞きたい答は既(すで)に決まってる 私が属する国の名を聞きたがる 「産まれは何処(どこ)の国」 「心は何処(どこ)の国」 それだけで聞き終える 何もかも聞き終える 誰か私のために あの歌を歌ってください まだ息をするより前の 産まれながら知っていた歌を 誰か私のために あの歌を歌ってください 産まれくる総ての人が 習いもせず歌える同じ歌 忘れてきたもの何かある 捨て去ってきたもの何かある どれも都合(たやす)良く消え去りはしない どれも都合(たやす)良く呼び戻せるはずもなくて  もう一度産まれることが もう一度あったとしても 時は戻らない 続きを編むだけ かなうなら あなたと 私が産まれた日 心が産まれた日 それと知ることもなく過ぎてきたあの日々を 誰か私のために あの日々を教えてください 何度でも歌は始まる 始まりの音が思い出せたら 忘れてきたもの何かある 捨て去ってきたもの何かある どれも都合(たやす)良く消え去りはしない どれも都合(たやす)良く呼び戻せるはずもなくて中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三忘れてきたもの何かある 捨て去ってきたもの何かある どれも都合(たや)良(す)く消え去りはしない どれも都合(たや)良(す)く呼び戻せるはずもなくて 誰かが私に問いかける 何びとであるか問いかける 聞きたい答は既(すで)に決まってる 私が属する国の名を聞きたがる 「産まれは何処(どこ)の国」 「心は何処(どこ)の国」 それだけで聞き終える 何もかも聞き終える 誰か私のために あの歌を歌ってください まだ息をするより前の 産まれながら知っていた歌を 誰か私のために あの歌を歌ってください 産まれくる総ての人が 習いもせず歌える同じ歌 忘れてきたもの何かある 捨て去ってきたもの何かある どれも都合(たやす)良く消え去りはしない どれも都合(たやす)良く呼び戻せるはずもなくて  もう一度産まれることが もう一度あったとしても 時は戻らない 続きを編むだけ かなうなら あなたと 私が産まれた日 心が産まれた日 それと知ることもなく過ぎてきたあの日々を 誰か私のために あの日々を教えてください 何度でも歌は始まる 始まりの音が思い出せたら 忘れてきたもの何かある 捨て去ってきたもの何かある どれも都合(たやす)良く消え去りはしない どれも都合(たやす)良く呼び戻せるはずもなくて
病院童痛い苦しい時にゆく もしくは運ばれる ゆかずに済めば関(かかわ)りたくない それが病院 「きっと元どおりにしてね」「きっと昔に戻してね」 言うほうも言われるほうも なかなかせつない 病院は戦場だ 病院は外国だ まさか過ぎる人生が 行ったり来たりする  叶(かな)うものなら 密(ひそ)やかに病院の片隅で 日曜日も寄り添ってる 童(わらし)になりたいわ きっと治って帰ってね きっと笑って帰ってね ここで出会ったことなんか忘れてしまってね 病院は戦場だ 病院は外国だ 急ぎ過ぎる人生が 行ったり来たりする  病院で産まれて 病院で育った この頃は 消毒のあの匂いが やや物足りない 病院は戦場だ 病院は外国だ 普通の表通りから さほど遠くない  所詮1人であることを ここでは知らされる 元気ならば越えられる孤独が 身に刺さる 「何んだおまえまだ居たのか」と笑ってもらえたらうれしい 1人ぽっちで泣く人の居るのは悲しい 病院は戦場だ 病院は外国だ 心細い人生が 行ったり来たりする 病院は戦場だ 病院は外国だ 病院童(びょういんわらし)になりたい 切実な願い中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三痛い苦しい時にゆく もしくは運ばれる ゆかずに済めば関(かかわ)りたくない それが病院 「きっと元どおりにしてね」「きっと昔に戻してね」 言うほうも言われるほうも なかなかせつない 病院は戦場だ 病院は外国だ まさか過ぎる人生が 行ったり来たりする  叶(かな)うものなら 密(ひそ)やかに病院の片隅で 日曜日も寄り添ってる 童(わらし)になりたいわ きっと治って帰ってね きっと笑って帰ってね ここで出会ったことなんか忘れてしまってね 病院は戦場だ 病院は外国だ 急ぎ過ぎる人生が 行ったり来たりする  病院で産まれて 病院で育った この頃は 消毒のあの匂いが やや物足りない 病院は戦場だ 病院は外国だ 普通の表通りから さほど遠くない  所詮1人であることを ここでは知らされる 元気ならば越えられる孤独が 身に刺さる 「何んだおまえまだ居たのか」と笑ってもらえたらうれしい 1人ぽっちで泣く人の居るのは悲しい 病院は戦場だ 病院は外国だ 心細い人生が 行ったり来たりする 病院は戦場だ 病院は外国だ 病院童(びょういんわらし)になりたい 切実な願い
ジョークにしないか笑ってくれましたか それならいいんです 驚き過ぎると笑うしかないですよね 笑ってくれましたか 黙らないでください 構えさせてしまった 深い意味はないんです 愛について語ることは 私たちは苦手だから 明日また会えるように ジョークにしないか きりのない願いは ジョークにしてしまおう  桜が咲きましたね 雪が来ますね そんな話だけで1年が過ぎてもいい ふざけてばかりな奴 好きも嫌いもない うとましがられるより そんな奴でいいんです 愛なんて軽いものだ 会えることに比べたなら 明日また会えるように ジョークにしないか きりのない願いは ジョークにしてしまおう  海へゆこう 眺めにゆこう 無理に語らず 無理に笑わず 伝える言葉から伝えない言葉へ きりのない願いは ジョークにしてしまおう 伝える言葉から伝えない言葉へ きりのない願いは ジョークにしてしまおう きりのない願いは ジョークにしてしまおう中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三笑ってくれましたか それならいいんです 驚き過ぎると笑うしかないですよね 笑ってくれましたか 黙らないでください 構えさせてしまった 深い意味はないんです 愛について語ることは 私たちは苦手だから 明日また会えるように ジョークにしないか きりのない願いは ジョークにしてしまおう  桜が咲きましたね 雪が来ますね そんな話だけで1年が過ぎてもいい ふざけてばかりな奴 好きも嫌いもない うとましがられるより そんな奴でいいんです 愛なんて軽いものだ 会えることに比べたなら 明日また会えるように ジョークにしないか きりのない願いは ジョークにしてしまおう  海へゆこう 眺めにゆこう 無理に語らず 無理に笑わず 伝える言葉から伝えない言葉へ きりのない願いは ジョークにしてしまおう 伝える言葉から伝えない言葉へ きりのない願いは ジョークにしてしまおう きりのない願いは ジョークにしてしまおう
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛詞(あいことば)ありふれた男と ありふれた女が 群像の中で 突然の中で 特別な人になる 傷ついた昨日も 傷ついた未来も 諦めの中で 突然の中で 意味のある日になる 逢いたくて 昨日までと違う意味で逢いたくて 触れたくて 昨日までと違う意味で触れたくて 傷ついたあなたへ 傷ついた命へ わかる人にしかわからない それでいい愛詞(あいことば) わかる人にしかわからない それでいい愛詞(あいことば)  風の強い夜です 手をつないでください 昨日までならば言えた戯(ざ)れ言も ためらう風の中 願いごと増えました 独りなら願わない あなたが微笑んでいてくれるように 泣かずにいるように 伝えたくて 昨日までと違う意味で伝えたくて せつなくて 昨日までと違う意味でせつなくて こごえてるあなたへ こごえてる命へ 心の扉の鍵になれ ひと粒愛詞(あいことば) 心の扉の鍵になれ ひと粒愛詞(あいことば)  傷ついたあなたへ 傷ついた命へ わかる人にしかわからない それでいい愛詞(あいことば)中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ありふれた男と ありふれた女が 群像の中で 突然の中で 特別な人になる 傷ついた昨日も 傷ついた未来も 諦めの中で 突然の中で 意味のある日になる 逢いたくて 昨日までと違う意味で逢いたくて 触れたくて 昨日までと違う意味で触れたくて 傷ついたあなたへ 傷ついた命へ わかる人にしかわからない それでいい愛詞(あいことば) わかる人にしかわからない それでいい愛詞(あいことば)  風の強い夜です 手をつないでください 昨日までならば言えた戯(ざ)れ言も ためらう風の中 願いごと増えました 独りなら願わない あなたが微笑んでいてくれるように 泣かずにいるように 伝えたくて 昨日までと違う意味で伝えたくて せつなくて 昨日までと違う意味でせつなくて こごえてるあなたへ こごえてる命へ 心の扉の鍵になれ ひと粒愛詞(あいことば) 心の扉の鍵になれ ひと粒愛詞(あいことば)  傷ついたあなたへ 傷ついた命へ わかる人にしかわからない それでいい愛詞(あいことば)
LADY JANELADY JANE 店を出るなら まだ LADY JANE 暗いうちがおすすめです 日常な町角 LADY JANE どしゃ降りの夜なら LADY JANE 古い看板が合います 色もない文字です 愛を伝えようとする二人連れが ただジャズを聴いている 愛が底をついた二人連れも ただ聴いている 時流につれて客は変わる それもいいじゃないの この町は乗り継ぎ人(びと)の町 LADY JANE 大好きな男が LADY JANE この近くにいるの たぶんここは知らないけど LADY JANE  LADY JANE 脛(すね)に傷ありそうな LADY JANE マスターはいつも怒ってる 何かを怒ってる LADY JANE 昔の映画より LADY JANE 明日(あした)の芝居のポスターが 何故(なぜ)か古びている 座り心地が良いとは言いかねる 席はまるで船の底 常に灯りは霞(かす)んでいる 煙草のるつぼ 時流につれて町は変わる 迷い子になる程変わっちまっても この店はあるのかな  酔いつぶれて寝ていたような片隅の客が ふいとピアノに着く 静かに遠ざかるレコードから 引き継いで弾く 時流につれて国は変わる 言葉も通じない国になっても この店は残ってね LADY JANE 私は一人です LADY JANE 歩いて帰れる程度のお酒を作ってね LADY JANE 店を出るなら まだ LADY JANE 暗いうちがおすすめです 日常な町角 LADY JANE中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三LADY JANE 店を出るなら まだ LADY JANE 暗いうちがおすすめです 日常な町角 LADY JANE どしゃ降りの夜なら LADY JANE 古い看板が合います 色もない文字です 愛を伝えようとする二人連れが ただジャズを聴いている 愛が底をついた二人連れも ただ聴いている 時流につれて客は変わる それもいいじゃないの この町は乗り継ぎ人(びと)の町 LADY JANE 大好きな男が LADY JANE この近くにいるの たぶんここは知らないけど LADY JANE  LADY JANE 脛(すね)に傷ありそうな LADY JANE マスターはいつも怒ってる 何かを怒ってる LADY JANE 昔の映画より LADY JANE 明日(あした)の芝居のポスターが 何故(なぜ)か古びている 座り心地が良いとは言いかねる 席はまるで船の底 常に灯りは霞(かす)んでいる 煙草のるつぼ 時流につれて町は変わる 迷い子になる程変わっちまっても この店はあるのかな  酔いつぶれて寝ていたような片隅の客が ふいとピアノに着く 静かに遠ざかるレコードから 引き継いで弾く 時流につれて国は変わる 言葉も通じない国になっても この店は残ってね LADY JANE 私は一人です LADY JANE 歩いて帰れる程度のお酒を作ってね LADY JANE 店を出るなら まだ LADY JANE 暗いうちがおすすめです 日常な町角 LADY JANE
休石あなたが急に早足で 何か約束でも思い出したように登ってゆく 待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 家々の灯りが増えてゆく 私はヒールを脱ぎ捨てて 後悔坂を這い登る  忘れていない 忘れたつもりでいただけ 隠れ鬼をしようと私が言った 私が鬼です あなたは痛む足を引き上げ引き上げながら 登って行った 見えなくなるまで登って行った 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 伝えればよかった言(こと)の葉(は)が散っている 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る  待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 伝えればよかった言(こと)の葉(は)が散っている 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あなたが急に早足で 何か約束でも思い出したように登ってゆく 待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 家々の灯りが増えてゆく 私はヒールを脱ぎ捨てて 後悔坂を這い登る  忘れていない 忘れたつもりでいただけ 隠れ鬼をしようと私が言った 私が鬼です あなたは痛む足を引き上げ引き上げながら 登って行った 見えなくなるまで登って行った 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 伝えればよかった言(こと)の葉(は)が散っている 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る  待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 伝えればよかった言(こと)の葉(は)が散っている 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る
Why & No何か変だと第六感が今うしろ髪引っ張った だけど訊いたら気まずいようで ここで訊いたら間(ま)が悪いようで 何か変だと寒気(さむけ)のように今いやな感じがした だけど訊いたら機嫌損(そこ)ねそう ここで訊いたらアタマ悪そうで 根拠もないし 証拠もないし 理屈では敵(かな)わない でもだいたいそういうのが当たりなんだよね 訊くべきだったね「なんでさ」ってね 間に合わせの納得で黙り込まないで もしかしたら世の中はそういうものかもしれないなんて “そういうもの”なんて あるもんか 訊けばいいじゃんいいじゃん「なんでさ」ってね 訊けばいいじゃんいいじゃん「Why & No & No」  どこか痛いと心の鱗(うろこ) 無理に剥(は)がれる音がした だけど異論は無礼なようで 進めなければ時間ないようで どこか痛いと匂いのように疑わしさがそそけ立つ だけど異論は間違いなようで 進めなければ仕方ないようで いつもそうだ繰り返しだ その弱味知られてる 甘いもんだと ちょろいもんだと エサになっている 言うべきだったね「ことわる」ってね その場しのぎのお愛想は もうたくさんだ もしかしたら世の中が正しいものかもしれないなんて “正しい他人”なんて あるもんか 言えばいいじゃんいいじゃん「ことわる」ってね 言えばいいじゃんいいじゃん「Why & No & No」 手抜きせんで言えばいいじゃん 「Why & No」中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三何か変だと第六感が今うしろ髪引っ張った だけど訊いたら気まずいようで ここで訊いたら間(ま)が悪いようで 何か変だと寒気(さむけ)のように今いやな感じがした だけど訊いたら機嫌損(そこ)ねそう ここで訊いたらアタマ悪そうで 根拠もないし 証拠もないし 理屈では敵(かな)わない でもだいたいそういうのが当たりなんだよね 訊くべきだったね「なんでさ」ってね 間に合わせの納得で黙り込まないで もしかしたら世の中はそういうものかもしれないなんて “そういうもの”なんて あるもんか 訊けばいいじゃんいいじゃん「なんでさ」ってね 訊けばいいじゃんいいじゃん「Why & No & No」  どこか痛いと心の鱗(うろこ) 無理に剥(は)がれる音がした だけど異論は無礼なようで 進めなければ時間ないようで どこか痛いと匂いのように疑わしさがそそけ立つ だけど異論は間違いなようで 進めなければ仕方ないようで いつもそうだ繰り返しだ その弱味知られてる 甘いもんだと ちょろいもんだと エサになっている 言うべきだったね「ことわる」ってね その場しのぎのお愛想は もうたくさんだ もしかしたら世の中が正しいものかもしれないなんて “正しい他人”なんて あるもんか 言えばいいじゃんいいじゃん「ことわる」ってね 言えばいいじゃんいいじゃん「Why & No & No」 手抜きせんで言えばいいじゃん 「Why & No」
もういちど雨がもういちど雨が降りだしたみたいだね 遠ざかる車たちの足音が濡れている この街の雨は ひそやかな音で降るね 今もまだ馴染(なじ)めなくて 聞き逃しそうになる 偶然は一生に一度しかないのかな もういちど始まりの偶然はないのかな 愛はどこだ 指の隙間(すきま)から こぼれ落ちた日々を探している 愛はどこだ あの日々は もういちど雨が降りだしたみたいだね もういちど素直になれば やり直せるだろうか  遠い日に旅に出て 今もまだ旅に居て 帰るのに足りるだけの理由を探している この街の外で もういちど出会えたなら 寂しさに騙(だま)されずに 求め合えるだろうか 過ぎてゆく時間より他(ほか)にもうないのかな 悲しみを拭い去る奇跡はないのかな 愛はどこだ まるで水のように こぼれ落ちた夢を探している 愛はどこだ はじめから もういちど雨が降りだしたみたいだね もうないと思っていた空が まだあるらしい中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三もういちど雨が降りだしたみたいだね 遠ざかる車たちの足音が濡れている この街の雨は ひそやかな音で降るね 今もまだ馴染(なじ)めなくて 聞き逃しそうになる 偶然は一生に一度しかないのかな もういちど始まりの偶然はないのかな 愛はどこだ 指の隙間(すきま)から こぼれ落ちた日々を探している 愛はどこだ あの日々は もういちど雨が降りだしたみたいだね もういちど素直になれば やり直せるだろうか  遠い日に旅に出て 今もまだ旅に居て 帰るのに足りるだけの理由を探している この街の外で もういちど出会えたなら 寂しさに騙(だま)されずに 求め合えるだろうか 過ぎてゆく時間より他(ほか)にもうないのかな 悲しみを拭い去る奇跡はないのかな 愛はどこだ まるで水のように こぼれ落ちた夢を探している 愛はどこだ はじめから もういちど雨が降りだしたみたいだね もうないと思っていた空が まだあるらしい
空がある限りアゼルバイジャンの夕暮れは 女満別(めまんべつ)の夕暮れと変わらない 歩いているうちにいつのまにか 紛れ込んで続いてゆきそうだ 銃で砕かれた建物や 鉄条網が視界を塞いでも まるで昔からいるように 私はそこにいるだろう 肌を包む布がある 私は赤児に返る 誰か歌う声がする 私は子供に返る 空がある限り 私の暮らす町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町  これから朝に転じる前が 夜のいちばん寒い時間でしょう あなたにたどり着かないのは まだ寂(さみ)しさが足りないのでしょう あなたの傍へゆくために パスポートもビザも必要がない 空を見上げて 空に溶けて 空を伝ってゆく そこに夏は来るかしら そこに冬は来るかしら そこに人は住むかしら そこに神は住むかしら 空がある限り 私の暮らす町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町  取り替えてみませんか あなたがここに 私がそこに どちらの寂(さみ)しさも変わらない 共にいないならば 空がある限り 空がある限り なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三アゼルバイジャンの夕暮れは 女満別(めまんべつ)の夕暮れと変わらない 歩いているうちにいつのまにか 紛れ込んで続いてゆきそうだ 銃で砕かれた建物や 鉄条網が視界を塞いでも まるで昔からいるように 私はそこにいるだろう 肌を包む布がある 私は赤児に返る 誰か歌う声がする 私は子供に返る 空がある限り 私の暮らす町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町  これから朝に転じる前が 夜のいちばん寒い時間でしょう あなたにたどり着かないのは まだ寂(さみ)しさが足りないのでしょう あなたの傍へゆくために パスポートもビザも必要がない 空を見上げて 空に溶けて 空を伝ってゆく そこに夏は来るかしら そこに冬は来るかしら そこに人は住むかしら そこに神は住むかしら 空がある限り 私の暮らす町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町  取り替えてみませんか あなたがここに 私がそこに どちらの寂(さみ)しさも変わらない 共にいないならば 空がある限り 空がある限り なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町 なつかしさも わずらわしさも 美しさも 汚なさも あなたと私の町
氷中花誰にも頼らずに強く歌うことに憧れ なさけないほど何ひとつ叶(かな)わぬ自分を知る 誰にも甘えずに歌う潔(いさぎよ)さに憧れ 境界線の重なりが痛い街でうずくまる 夏だったよね 抱き合ったのは 明日(あす)を思わず むさぼるように 夏だったよね 失ったのは わけもわからず ただ待っていた もう泣かない もう呼ばない 後悔の資格もない 情(じょう)を持たない花のように 氷の中立っている  夢を見てた それは誰にでも許される宝物だ 飛び立つことに不器用な人間にとってさえも 溢(あふ)れかえる夢どれもこれも 届きそうで捨て難(がた)くて 置き去りにして気付かない 一番だいじなものに 夏だったよね 間違ったのは 一瞬の今と 永劫(えいごう)の未来 夏だったよね 欲しかったのは もう戻らない 一瞬の今 なんて冷たい熱だろう 灼熱も情熱も 君の無い夏ならば 氷の中咲いている  夏だったよね 抱き合ったのは 明日(あす)を思わず むさぼるように 夏だったよね 失ったのは わけもわからず ただ待っていた もう泣かない もう呼ばない 後悔の資格もない 情(じょう)を持たない花のように 氷の中立っている 君の無い夏ならば 氷の中咲いている中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三誰にも頼らずに強く歌うことに憧れ なさけないほど何ひとつ叶(かな)わぬ自分を知る 誰にも甘えずに歌う潔(いさぎよ)さに憧れ 境界線の重なりが痛い街でうずくまる 夏だったよね 抱き合ったのは 明日(あす)を思わず むさぼるように 夏だったよね 失ったのは わけもわからず ただ待っていた もう泣かない もう呼ばない 後悔の資格もない 情(じょう)を持たない花のように 氷の中立っている  夢を見てた それは誰にでも許される宝物だ 飛び立つことに不器用な人間にとってさえも 溢(あふ)れかえる夢どれもこれも 届きそうで捨て難(がた)くて 置き去りにして気付かない 一番だいじなものに 夏だったよね 間違ったのは 一瞬の今と 永劫(えいごう)の未来 夏だったよね 欲しかったのは もう戻らない 一瞬の今 なんて冷たい熱だろう 灼熱も情熱も 君の無い夏ならば 氷の中咲いている  夏だったよね 抱き合ったのは 明日(あす)を思わず むさぼるように 夏だったよね 失ったのは わけもわからず ただ待っていた もう泣かない もう呼ばない 後悔の資格もない 情(じょう)を持たない花のように 氷の中立っている 君の無い夏ならば 氷の中咲いている
ライカM4モデルはどんなつもりに写ろうかと あれこれ考えてやって来た それなりに モデルはどんなつもりに写ったかと 期待を籠(こ)めて出来上がりを覗(のぞ)き込む ところがそこに姿はない 期待を籠(こ)めた姿はない モデルは黙り込んで 踵(きびす)を返す だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ  モデルは何(なん)の色に染まろうかと 腕の見せどころを考えてやって来た モデルは新たな色を創り出せたか 意地の見せどころを探して覗(のぞ)き込む ところがそこに貌(かたち)はない モデルは透明に写るだけ 靴音荒げ モデルは立ち去った だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ  時がすぐに過ぎるのは 良(い)いことかもしれないね つなぎとめることは出来たかい 今日吹いた風を  モデルは逃げて指示に従わない 機嫌悪いらしく 話に応えない モデルはよけてフレームに収まらない 〆切りの時間ばかりがただ過ぎてゆく あれはどこかで見た奴だと 気がつけば忘れようもなく 子供の頃の自分がそこにいた だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三モデルはどんなつもりに写ろうかと あれこれ考えてやって来た それなりに モデルはどんなつもりに写ったかと 期待を籠(こ)めて出来上がりを覗(のぞ)き込む ところがそこに姿はない 期待を籠(こ)めた姿はない モデルは黙り込んで 踵(きびす)を返す だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ  モデルは何(なん)の色に染まろうかと 腕の見せどころを考えてやって来た モデルは新たな色を創り出せたか 意地の見せどころを探して覗(のぞ)き込む ところがそこに貌(かたち)はない モデルは透明に写るだけ 靴音荒げ モデルは立ち去った だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ  時がすぐに過ぎるのは 良(い)いことかもしれないね つなぎとめることは出来たかい 今日吹いた風を  モデルは逃げて指示に従わない 機嫌悪いらしく 話に応えない モデルはよけてフレームに収まらない 〆切りの時間ばかりがただ過ぎてゆく あれはどこかで見た奴だと 気がつけば忘れようもなく 子供の頃の自分がそこにいた だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ
愛と云わないラヴレター愛という言葉を一度も使わずに あの人だけわかる文(ふみ)を書く 誰か覗(のぞ)いて見ようとしても 季節伺(うかが)いと読めるだけ あの人だけ読みとれる言葉散りばめて 心当たりにそっと触れる言葉散りばめて 手を触れて 愛と云わずに互いの心に手を触れて 白日(はくじつ)のもとに文(ふみ)を書く  愛という言葉に愛は収まらない さりとて伝えずには伝わらない 喉元に答迫るような言葉は あえて使わない 読みたい文字 他人は探して読み進む 裸な文字を探り当てるために読み進む 嘘じゃない 愛と云わずに慕わしさに衣(きぬ)を着せかけて 白日(はくじつ)のもとに文(ふみ)を書く  あの人だけ読みとれる言葉散りばめて 心当たりにそっと触れる言葉散りばめて 手を触れて 愛と云わずに互いの心に手を触れて 白日(はくじつ)のもとに文(ふみ)を書く中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三愛という言葉を一度も使わずに あの人だけわかる文(ふみ)を書く 誰か覗(のぞ)いて見ようとしても 季節伺(うかが)いと読めるだけ あの人だけ読みとれる言葉散りばめて 心当たりにそっと触れる言葉散りばめて 手を触れて 愛と云わずに互いの心に手を触れて 白日(はくじつ)のもとに文(ふみ)を書く  愛という言葉に愛は収まらない さりとて伝えずには伝わらない 喉元に答迫るような言葉は あえて使わない 読みたい文字 他人は探して読み進む 裸な文字を探り当てるために読み進む 嘘じゃない 愛と云わずに慕わしさに衣(きぬ)を着せかけて 白日(はくじつ)のもとに文(ふみ)を書く  あの人だけ読みとれる言葉散りばめて 心当たりにそっと触れる言葉散りばめて 手を触れて 愛と云わずに互いの心に手を触れて 白日(はくじつ)のもとに文(ふみ)を書く
36時間1日は36時間と決めたんです 他人(ひと)さまの進み方は知りません お陽さまが昇って次に昇るのが1日じゃなく 次が昇るのを見届けて沈むまでが1日 出来ることが まだ間にあう し残したことが まだ間にあう ゆっくりゆっくり 悲しみは癒えるだろう 大切に大切に 愛する人と歩くだろう おそるおそる 人は変わってゆけるだろう 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか  1日は36時間と忘れていました 子供の頃には知ってたのに お陽さまが直接教えてくれたのに なのにいつしか小賢(こざか)しく1日を短くしてしまった うろたえれば見まちがえる 慌てれば忘れ物を残す ゆっくりゆっくり 痛みの膜ははがれる やさしくやさしく 大切な人に尽くすだろう 休み休み 呼吸は深くなってゆけるだろう 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三1日は36時間と決めたんです 他人(ひと)さまの進み方は知りません お陽さまが昇って次に昇るのが1日じゃなく 次が昇るのを見届けて沈むまでが1日 出来ることが まだ間にあう し残したことが まだ間にあう ゆっくりゆっくり 悲しみは癒えるだろう 大切に大切に 愛する人と歩くだろう おそるおそる 人は変わってゆけるだろう 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか  1日は36時間と忘れていました 子供の頃には知ってたのに お陽さまが直接教えてくれたのに なのにいつしか小賢(こざか)しく1日を短くしてしまった うろたえれば見まちがえる 慌てれば忘れ物を残す ゆっくりゆっくり 痛みの膜ははがれる やさしくやさしく 大切な人に尽くすだろう 休み休み 呼吸は深くなってゆけるだろう 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか 追いつめられた心たちよ 36時間に来ませんか
霙の音今夜のうちに話してしまいたかったの 私の嘘とあやまちのこと あなたが酔って眠る時には 芝居の布団を掛けたくなかった 聞きたい話じゃないでしょうけど 好きな人ができたの私 少し前から ねぇ 霙って音がするのね 雨とも違う窓の音  ひどいことをしてしまったの 私どうしたらいい 誰かへ本気を移したかったのね 本気で好きと心を決めてから あなたと似た声のせいだと気づいたの 謝れないわ 残酷すぎて どうしたらいいの私 何か言ってよ ねぇ 霙って音がするのね 雪より寒い夜の音  私は手札をテーブルの上に 愚かに顕(あら)わに放り出し あなたは静かに窓の外を見てる 静かに誰かを隠してる  聞きたい話じゃないでしょうけど 他人から聞かされる前に話したかった ねぇ 霙って音がするのね 雪より寒い夜の音 ねぇ 霙って音がするのね 雪より寒い夜の音中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三今夜のうちに話してしまいたかったの 私の嘘とあやまちのこと あなたが酔って眠る時には 芝居の布団を掛けたくなかった 聞きたい話じゃないでしょうけど 好きな人ができたの私 少し前から ねぇ 霙って音がするのね 雨とも違う窓の音  ひどいことをしてしまったの 私どうしたらいい 誰かへ本気を移したかったのね 本気で好きと心を決めてから あなたと似た声のせいだと気づいたの 謝れないわ 残酷すぎて どうしたらいいの私 何か言ってよ ねぇ 霙って音がするのね 雪より寒い夜の音  私は手札をテーブルの上に 愚かに顕(あら)わに放り出し あなたは静かに窓の外を見てる 静かに誰かを隠してる  聞きたい話じゃないでしょうけど 他人から聞かされる前に話したかった ねぇ 霙って音がするのね 雪より寒い夜の音 ねぇ 霙って音がするのね 雪より寒い夜の音
人生の素人輝いていた頃の君を探してた 今はもう失ったものを褒(ほ)めていた そのことが君をなお傷つけていたと 気づかない僕は この愚かさを憎む 「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日 見せたい海があるの 知らなかったでしょう」 君が今 新しさを僕に教えてる 皆、 人生は素人(しろうと)につき  日々という流れには ひながたもなく 1人ずつ放された蛍のようだ 「いつかはなんて云わないで 今すぐ見せて 行(ゆ)けばよかった國(くに)の地図 私に見せて」 君が今 向う見ずを僕に迫ってる 皆、 人生は素人(しろうと)につき  思い出は要(い)りますか 思い出は要(い)りませんか いつか旅立つ日のために 憧れは要(い)りますか 憧れは要(い)りませんか いつか旅立つ日のために 皆、 人生は素人(しろうと)につき  「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日 見せたい海があるの 知らなかったでしょう」 君が今新しさを僕に教えてる 皆、 人生は素人(しろうと)につき 皆、 人生は素人(しろうと)につき中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三輝いていた頃の君を探してた 今はもう失ったものを褒(ほ)めていた そのことが君をなお傷つけていたと 気づかない僕は この愚かさを憎む 「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日 見せたい海があるの 知らなかったでしょう」 君が今 新しさを僕に教えてる 皆、 人生は素人(しろうと)につき  日々という流れには ひながたもなく 1人ずつ放された蛍のようだ 「いつかはなんて云わないで 今すぐ見せて 行(ゆ)けばよかった國(くに)の地図 私に見せて」 君が今 向う見ずを僕に迫ってる 皆、 人生は素人(しろうと)につき  思い出は要(い)りますか 思い出は要(い)りませんか いつか旅立つ日のために 憧れは要(い)りますか 憧れは要(い)りませんか いつか旅立つ日のために 皆、 人生は素人(しろうと)につき  「くよくよなんてしなさんな 昨日は昨日 見せたい海があるの 知らなかったでしょう」 君が今新しさを僕に教えてる 皆、 人生は素人(しろうと)につき 皆、 人生は素人(しろうと)につき
慕情GOLD LYLIC愛より急ぐものが どこにあったのだろう 愛を後回(あとまわ)しにして何を急いだのだろう 甘えてはいけない 時に情(なさけ)は無い 手離してならぬ筈(はず)の何かを 間違えるな 振り向く景色はあまりに遠い もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい  海から産まれて来た それは知ってるのに どこへ流れ着くのかを知らなくて怯えた 生き残る歳月 ひとりで歩けるかな 生き残らない歳月 ひとりで歩けるかな 限りない愚かさ 限りない慕情 もいちど出逢いから もしもあなたと歩きだせるなら もいちど出逢いから ただあなたに尽くしたい  少し嬉しかった事や 少し悲しかった事で 明日(あした)の行方(ゆくえ)は たやすくたやすく 翻(ひるがえ)るものだから 甘えてはいけない 時に情(なさけ)は無い 手離してならぬ筈(はず)の何かを 間違えるな  限りない愚かさ 限りない慕情 もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたいGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三愛より急ぐものが どこにあったのだろう 愛を後回(あとまわ)しにして何を急いだのだろう 甘えてはいけない 時に情(なさけ)は無い 手離してならぬ筈(はず)の何かを 間違えるな 振り向く景色はあまりに遠い もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい  海から産まれて来た それは知ってるのに どこへ流れ着くのかを知らなくて怯えた 生き残る歳月 ひとりで歩けるかな 生き残らない歳月 ひとりで歩けるかな 限りない愚かさ 限りない慕情 もいちど出逢いから もしもあなたと歩きだせるなら もいちど出逢いから ただあなたに尽くしたい  少し嬉しかった事や 少し悲しかった事で 明日(あした)の行方(ゆくえ)は たやすくたやすく 翻(ひるがえ)るものだから 甘えてはいけない 時に情(なさけ)は無い 手離してならぬ筈(はず)の何かを 間違えるな  限りない愚かさ 限りない慕情 もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい もいちどはじめから もしもあなたと歩きだせるなら もいちどはじめから ただあなたに尽くしたい
希い希いに希う人ほど 希いを口に出さない 誰に打ち明けてみても 届かなかった日が多すぎて 欲にまみれた希いばかりが 先を争って叶(かな)ってゆく ささやかな希いばかりが 粉雪のように残される 肩を抱いてみても 頬を寄せてみても 何ひとつ ほんとは聞いていなかったんだ つましい希いだったのに  希いよ届け あの人の希い 私のすべての希いと引き替えに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての未来と引き替えに ただひとつ  言うに言えない恐れが 世界じゅうに溢(あふ)れてる 時が解決するだろうか 人が解決するだろうか 強く希えば叶(かな)うだなんて 子供に嘘はいけませんね 右と左の希いがあれば 強い方が叶(かな)うと教えますか その時でなければ間に合わない希いがある それと気付きながら 時を稼いだんだ 切(せつ)なる希いだったのに  希いよ届け あの人の希い 私のすべての希いと引き替えに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての未来と引き替えにただひとつ  あなたのSOSが 聞こえなかったのは何故(なぜ)だ 聞こえなかったのではなく 聞きたくなかったせいだろう  希いよ届け あの人の希い 私のすべての希いと引き替えに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての未来と引き替えに ただひとつ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三希いに希う人ほど 希いを口に出さない 誰に打ち明けてみても 届かなかった日が多すぎて 欲にまみれた希いばかりが 先を争って叶(かな)ってゆく ささやかな希いばかりが 粉雪のように残される 肩を抱いてみても 頬を寄せてみても 何ひとつ ほんとは聞いていなかったんだ つましい希いだったのに  希いよ届け あの人の希い 私のすべての希いと引き替えに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての未来と引き替えに ただひとつ  言うに言えない恐れが 世界じゅうに溢(あふ)れてる 時が解決するだろうか 人が解決するだろうか 強く希えば叶(かな)うだなんて 子供に嘘はいけませんね 右と左の希いがあれば 強い方が叶(かな)うと教えますか その時でなければ間に合わない希いがある それと気付きながら 時を稼いだんだ 切(せつ)なる希いだったのに  希いよ届け あの人の希い 私のすべての希いと引き替えに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての未来と引き替えにただひとつ  あなたのSOSが 聞こえなかったのは何故(なぜ)だ 聞こえなかったのではなく 聞きたくなかったせいだろう  希いよ届け あの人の希い 私のすべての希いと引き替えに 希いよ届け あの人の希い 私のすべての未来と引き替えに ただひとつ
アリア -Air-やまぬ雨のように 考え続けよう あなたのことだけを 考え続けよう 世の中のことなど振り向きもせず 不安を予感して泣く赤ん坊たち 不安を予感して恋する大人たち 未来は嘘をつく 予感を嗤(わら)う  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる あてもなく夜の空へ 鳥を放つかのように あてもなく声に出す 心を放つ 1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 響きあう波を探して アリア 人は誰も 自由になりたかった  海辺で聴く歌は 波の音(ね)と似ている 砂漠で聴く歌は 砂の音(ね)と似ている 私の歌声は何にでもなる 私は待ちわびる あなたの歌声を 私は待ちわびる 誤(あやま)たずあなたを 騒がしい時代に埋もれぬように  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 巡りあう人の総(すべ)て 愛せるほど強くない 巡りあう人の総(すべ)て 敵なら虚(むな)しい 1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 響きあう波を探して アリア 人は誰も 自由になりたかった  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 響きあう波を探して アリア 人は誰も 自由になりたかった アリア 空を覆(おお)う 孤独という冷たい闇から 闇から中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三やまぬ雨のように 考え続けよう あなたのことだけを 考え続けよう 世の中のことなど振り向きもせず 不安を予感して泣く赤ん坊たち 不安を予感して恋する大人たち 未来は嘘をつく 予感を嗤(わら)う  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる あてもなく夜の空へ 鳥を放つかのように あてもなく声に出す 心を放つ 1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 響きあう波を探して アリア 人は誰も 自由になりたかった  海辺で聴く歌は 波の音(ね)と似ている 砂漠で聴く歌は 砂の音(ね)と似ている 私の歌声は何にでもなる 私は待ちわびる あなたの歌声を 私は待ちわびる 誤(あやま)たずあなたを 騒がしい時代に埋もれぬように  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 巡りあう人の総(すべ)て 愛せるほど強くない 巡りあう人の総(すべ)て 敵なら虚(むな)しい 1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 響きあう波を探して アリア 人は誰も 自由になりたかった  1人では歌は歌えない 受けとめられて産まれる 響きあう波を探して アリア 人は誰も 自由になりたかった アリア 空を覆(おお)う 孤独という冷たい闇から 闇から
ねこちぐらねこちぐらに潜(もぐ)り込んで 1日じゅう出て来ないの ずいぶん古くてボロボロなのに 藁(わら)の匂いも消え去ったのに ねこちぐらに潜り込んで 1日じゅう出て来ないの 怒ってはいない 怖いこともない 欲しいものはない 何もいらない ねこちぐらに入ったまま 私の心 出て来なくなった  ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに たぶん あなたの部屋まで帰った 見上げているわ なつかしい窓 ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに 追い返してね ちゃんと話してね そこはもう 他(ほか)のねこの居場所 ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに  気まぐれだから 忘れんぼだから かまわないでおいて 何もいらない ねこちぐらに入ったまま 私の心 出て来なくなった  ねこは なにもいわない ねこは なにもいわない でも ねこだってかなしい でも ねこだってかなしい中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ねこちぐらに潜(もぐ)り込んで 1日じゅう出て来ないの ずいぶん古くてボロボロなのに 藁(わら)の匂いも消え去ったのに ねこちぐらに潜り込んで 1日じゅう出て来ないの 怒ってはいない 怖いこともない 欲しいものはない 何もいらない ねこちぐらに入ったまま 私の心 出て来なくなった  ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに たぶん あなたの部屋まで帰った 見上げているわ なつかしい窓 ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに 追い返してね ちゃんと話してね そこはもう 他(ほか)のねこの居場所 ねこが帰って来なくなった こんなひどい雨降りなのに  気まぐれだから 忘れんぼだから かまわないでおいて 何もいらない ねこちぐらに入ったまま 私の心 出て来なくなった  ねこは なにもいわない ねこは なにもいわない でも ねこだってかなしい でも ねこだってかなしい
月の夜に月の夜に岸を出て あてどもなく岸を出て 月の残す曳(ひ)き波が 光るのを辿(たど)ってゆく 朝になれば あの人は何もかも元のとおり 私を知らぬ人になり 穏(おだ)やかに暮らすだろう  遥(はる)かな波の彼方 何かが気になっても 何も其処(そこ)に見つけはしない 気のせいだけで終わるだろう 月の夜に岸を出て 想いを捨てにゆく 月の夜はひきとめて 夢だけひきとめて  水平線が見当たらないほど 月の出ない闇ならば 遠い灯(あか)り間違えて 街の夜に騙(だま)されて 涙を抱きしめる  月の夜は空の中 花が咲いているようで あの人にとどけたくて どこまでも辿(たど)ってゆく  言えば良かったことが 月の中に揺れてる 言わなければ良かったことが 水面(みなも)の月に揺れている 月の影に誘われて 想いを捨てにゆく 月の夜は抱きしめて 夢だけ抱きしめて  月を背にすれば 闇が道標(みちしるべ) 許されているような しどけなさを真(ま)に受けて 街の夜に騙(だま)されて 涙を抱きしめる中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三月の夜に岸を出て あてどもなく岸を出て 月の残す曳(ひ)き波が 光るのを辿(たど)ってゆく 朝になれば あの人は何もかも元のとおり 私を知らぬ人になり 穏(おだ)やかに暮らすだろう  遥(はる)かな波の彼方 何かが気になっても 何も其処(そこ)に見つけはしない 気のせいだけで終わるだろう 月の夜に岸を出て 想いを捨てにゆく 月の夜はひきとめて 夢だけひきとめて  水平線が見当たらないほど 月の出ない闇ならば 遠い灯(あか)り間違えて 街の夜に騙(だま)されて 涙を抱きしめる  月の夜は空の中 花が咲いているようで あの人にとどけたくて どこまでも辿(たど)ってゆく  言えば良かったことが 月の中に揺れてる 言わなければ良かったことが 水面(みなも)の月に揺れている 月の影に誘われて 想いを捨てにゆく 月の夜は抱きしめて 夢だけ抱きしめて  月を背にすれば 闇が道標(みちしるべ) 許されているような しどけなさを真(ま)に受けて 街の夜に騙(だま)されて 涙を抱きしめる
移動性低気圧女の胸の中には 違う女が住んでる あと1人 時によりあと3人4人 女の胸の中には 手に負えない性悪(しょうわる)と 憎めない女神が 野放しで住んでる  わからん 冷たいのか わからん 熱いのか 機嫌のゆくえは移動性低気圧 わからん 遠ざかり わからん 跳ね返り はずみで何処(どこ)まで 行(ゆ)くか戻るか 女の心は低気圧 予測のつかない低気圧 予測がつくのは 昨日(きのう)へ戻れないことだけ  男の夢の中には 粗忽(そこつ)な貘(ばく)が住んでる いま見たはずの夢を食べてしまった 男の夢の中には 古い風車(ふうしゃ)が廻ってる 思い出の風を 恋しては廻る  わからん 積み上げた わからん 日々の前 突然横切る移動性低気圧 わからん 好きなのか わからん 違うのか とりあえず振り向く 振り廻される 男の心は高気圧 かなしいくらいに高気圧 わかっているのは 寂(さみ)しさに弱いことだけ  不確かさ気になって 高気圧は惑(まど)う 両極端の真ん中は 見る位置次第 女の心は低気圧 予測のつかない低気圧 予測がつくのは 昨日(きのう)へ戻れないことだけ 予測がつくのは 昨日(きのう)へ戻れないことだけ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三女の胸の中には 違う女が住んでる あと1人 時によりあと3人4人 女の胸の中には 手に負えない性悪(しょうわる)と 憎めない女神が 野放しで住んでる  わからん 冷たいのか わからん 熱いのか 機嫌のゆくえは移動性低気圧 わからん 遠ざかり わからん 跳ね返り はずみで何処(どこ)まで 行(ゆ)くか戻るか 女の心は低気圧 予測のつかない低気圧 予測がつくのは 昨日(きのう)へ戻れないことだけ  男の夢の中には 粗忽(そこつ)な貘(ばく)が住んでる いま見たはずの夢を食べてしまった 男の夢の中には 古い風車(ふうしゃ)が廻ってる 思い出の風を 恋しては廻る  わからん 積み上げた わからん 日々の前 突然横切る移動性低気圧 わからん 好きなのか わからん 違うのか とりあえず振り向く 振り廻される 男の心は高気圧 かなしいくらいに高気圧 わかっているのは 寂(さみ)しさに弱いことだけ  不確かさ気になって 高気圧は惑(まど)う 両極端の真ん中は 見る位置次第 女の心は低気圧 予測のつかない低気圧 予測がつくのは 昨日(きのう)へ戻れないことだけ 予測がつくのは 昨日(きのう)へ戻れないことだけ
マンハッタン ナイト ライン日本には繋(つな)がないで いま頃は真昼の国 夜の中起きている流民(るみん)たちに繋(つな)いでよ ガラス越しに見る街は 届きそうなシャンデリア 触ってみなさいよと 威丈高(いたけだか)な媚(こ)び笑い  変わり者が名物 浮気者が名物 顔ぶれはすぐ変わる 挨拶はすぐ変わる 争って勝ち抜いたら雲の上  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 泣いてると聴こえたら風邪のせい マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 逃げ帰る故郷など とうに無い  急ぎ足で追い抜いて 早口でリエゾンする この街の人々は 気が良くて 気が多い  たぶん何か話した たぶん何か笑った それなのに誰ひとり会わなかった気がする 真夜中の言葉なら通じるかな  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン あの人がいないなら意味がない マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 置き去りの夜景にくるまっても  突然の雪が降る 急に真冬に変わる 突然の熱が来る 急に真夏に変わる ひと晩で身の上も変わり果てる  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 泣いてると聴こえたら風邪のせい マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 逃げ帰る故郷など とうに無い  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三日本には繋(つな)がないで いま頃は真昼の国 夜の中起きている流民(るみん)たちに繋(つな)いでよ ガラス越しに見る街は 届きそうなシャンデリア 触ってみなさいよと 威丈高(いたけだか)な媚(こ)び笑い  変わり者が名物 浮気者が名物 顔ぶれはすぐ変わる 挨拶はすぐ変わる 争って勝ち抜いたら雲の上  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 泣いてると聴こえたら風邪のせい マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 逃げ帰る故郷など とうに無い  急ぎ足で追い抜いて 早口でリエゾンする この街の人々は 気が良くて 気が多い  たぶん何か話した たぶん何か笑った それなのに誰ひとり会わなかった気がする 真夜中の言葉なら通じるかな  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン あの人がいないなら意味がない マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 置き去りの夜景にくるまっても  突然の雪が降る 急に真冬に変わる 突然の熱が来る 急に真夏に変わる ひと晩で身の上も変わり果てる  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 泣いてると聴こえたら風邪のせい マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン 逃げ帰る故郷など とうに無い  マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン マンハッタンナイトライン
小春日和たぶん何かが足りなかったんでしょう それが何だったのかが 今もわからない それがそれがわかっていたなら あなたを傷つけはしなかったのに  悪気(わるぎ)だけでは生きてゆけないものよ 親切だけで生きてはゆけないように 何も何も頼らなければ あなたを傷つけはしなかったのに  風が吹くたび寂(さみ)しくて 雪がちらつくたびに寂(さみ)しくて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています  冬の近さは誰にでもわかってる だから その前に少し息をつかせてね みんなみんな私をわかっている 私が自分をわかってないだけね  二度と誰をも泣かせない 誓うために訪ねて来ただけよ 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています  悪気(わるぎ)ありそな形(なり)をして 身構えなさいよと嗾(けしか)けて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三たぶん何かが足りなかったんでしょう それが何だったのかが 今もわからない それがそれがわかっていたなら あなたを傷つけはしなかったのに  悪気(わるぎ)だけでは生きてゆけないものよ 親切だけで生きてはゆけないように 何も何も頼らなければ あなたを傷つけはしなかったのに  風が吹くたび寂(さみ)しくて 雪がちらつくたびに寂(さみ)しくて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています  冬の近さは誰にでもわかってる だから その前に少し息をつかせてね みんなみんな私をわかっている 私が自分をわかってないだけね  二度と誰をも泣かせない 誓うために訪ねて来ただけよ 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています  悪気(わるぎ)ありそな形(なり)をして 身構えなさいよと嗾(けしか)けて 小春日和を探しています 小春日和を探しています 嘘のぬくもり探しています
秘密の花園道を教えてください 足跡残してください そこまでどれだけ遠いのでしょう  痛みを抱えた動物たちだけが向かう 誰にも教えてもらわずに 迷わず向かう 賢いはずの人間だけが 辿(たど)り着けずにまだ迷って いつか誰か教えてくれるまで  美しい風たちと 美しい水たちと 秘密が秘密に そっと寄り添って もの言わぬ森たちと もの言わぬ空たちと そこでは時計が黙り込んでいる  見つけたつもりで近づけば偽物(にせもの)ばかり 騙(だま)しているのは 眼の中の氷のカケラ 涙に溶けて流れて去れば 突然見える すぐ眼の前 密(ひそ)やかに続く道の その先  停まらない風たちと 停まらない水たちと 秘密が秘密を 補いあって 息をする森たちと 息をする砂たちと そこでは記憶がすれ違ってゆく  これは秘密 すべて秘密 あなたたちが打ち明けたら 消える  美しい風たちと 美しい水たちと 秘密が秘密に そっと寄り添って もの言わぬ森たちと もの言わぬ空たちと そこでは時計が黙り込んでいる中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三道を教えてください 足跡残してください そこまでどれだけ遠いのでしょう  痛みを抱えた動物たちだけが向かう 誰にも教えてもらわずに 迷わず向かう 賢いはずの人間だけが 辿(たど)り着けずにまだ迷って いつか誰か教えてくれるまで  美しい風たちと 美しい水たちと 秘密が秘密に そっと寄り添って もの言わぬ森たちと もの言わぬ空たちと そこでは時計が黙り込んでいる  見つけたつもりで近づけば偽物(にせもの)ばかり 騙(だま)しているのは 眼の中の氷のカケラ 涙に溶けて流れて去れば 突然見える すぐ眼の前 密(ひそ)やかに続く道の その先  停まらない風たちと 停まらない水たちと 秘密が秘密を 補いあって 息をする森たちと 息をする砂たちと そこでは記憶がすれ違ってゆく  これは秘密 すべて秘密 あなたたちが打ち明けたら 消える  美しい風たちと 美しい水たちと 秘密が秘密に そっと寄り添って もの言わぬ森たちと もの言わぬ空たちと そこでは時計が黙り込んでいる
進化樹高い空 腕を伸ばして どこまでも咲こうとした めぐりあわせの儚(はかな)さに まだ気づきもせず  幾億年歩き続けて すがた貌(かたち)は変わっても 幾億年傷を抱えて 明日(あした)こそはと願っても  誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか  ことづては託(たく)されてゆく 面影は偲(しの)ばれてゆく けれど世代の7つ8つ過ぎれば 他人  踏み固めた道も薄れて また始めから荒れ野原 人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない  誰か聞かせて 遥(はる)か昔へ 僕は 何を置いて来たのだろう 何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう  人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない  誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか  何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三高い空 腕を伸ばして どこまでも咲こうとした めぐりあわせの儚(はかな)さに まだ気づきもせず  幾億年歩き続けて すがた貌(かたち)は変わっても 幾億年傷を抱えて 明日(あした)こそはと願っても  誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか  ことづては託(たく)されてゆく 面影は偲(しの)ばれてゆく けれど世代の7つ8つ過ぎれば 他人  踏み固めた道も薄れて また始めから荒れ野原 人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない  誰か聞かせて 遥(はる)か昔へ 僕は 何を置いて来たのだろう 何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう  人はなんて幼いのだろう 転ばなければわからない  誰か教えて 僕たちは今 ほんとうに進化をしただろうか この進化樹の 最初の粒と 僕は たじろがずに向きあえるのか  何も知らずに 僕はひとりだ この樹の根は 何処(どこ)に在(あ)ったのだろう
離郷の歌屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ 何ひとつ変わらず人々は呼び合い 応(こた)える我が声に 夢は覚(さ)める  離れざるをえず離れたものたち 残さざるをえず残したものたち  心は離れない 星は消えない いつの日か 遠い國(くに)の歌を聞かせよう  屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ  行(ゆ)く手に道無く 況(ま)して待つ人無く 水に書く恋文 海へ還(かえ)れ  汚れざるをえず汚れたものたち 埋(う)もれざるをえず埋(う)もれたものたち  何もかも全てを連れてゆけたら 喜びも涙さえも 連れてゆけたなら  行(ゆ)く手に道無く 況(ま)して待つ人無く 水に書く恋文 海へ還(かえ)れ  離れざるをえず離れたものたち 残さざるをえず残したものたち  屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ 何ひとつ変わらず人々は呼び合い 応(こた)える我が声に 夢は覚(さ)める  離れざるをえず離れたものたち 残さざるをえず残したものたち  心は離れない 星は消えない いつの日か 遠い國(くに)の歌を聞かせよう  屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ  行(ゆ)く手に道無く 況(ま)して待つ人無く 水に書く恋文 海へ還(かえ)れ  汚れざるをえず汚れたものたち 埋(う)もれざるをえず埋(う)もれたものたち  何もかも全てを連れてゆけたら 喜びも涙さえも 連れてゆけたなら  行(ゆ)く手に道無く 況(ま)して待つ人無く 水に書く恋文 海へ還(かえ)れ  離れざるをえず離れたものたち 残さざるをえず残したものたち  屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ
タグ・ボート(Tug・Boat)負けを知らぬ城のような 大いなる船が出る あふれ返る光の粒 降り注ぐ水の上 祝盃は交わされる 人々は沸(わ)き返る 胸高鳴る旅人の 目は何も見ていない  その城の足元を 懸命に押している 汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない  大いなる船は今 おごそかに岸を離れる 祝杯は交わされる 人々は見ていない  その城の足元を 身を震わせ引いている 汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない  外海(そとうみ)へ出たなら 大いなるスクリューが回りだす 小さな船は急いで急いで離れゆく  さよなら ようそろ 行っておいでの笛 さよなら ようそろ ごきげんようの笛  大いなる人々の水平線は 大いなる船の上 甲板の高さ 大いなる人々は その足よりも低いところにあるものを 見ることはない  タグ・ボートは今日も上機嫌 タグ・ボートは今日も上機嫌 夕靄(ゆうもや)の中を帰ってゆく  潮の流れに乗ったなら 港は見えなくなる 大いなる船が 遠く遠くから響かせる  さよなら ようそろ ごくろうさんの笛 さよなら ようそろ ごきげんようの笛  大いなる人々の水平線は 大いなる船の上 甲板の高さ 大いなる人々は その足よりも低いところにあるものを 見ることはない  タグ・ボートは今日も上機嫌 タグ・ボートは今日も上機嫌 夕靄(ゆうもや)の中を帰ってゆく  タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三負けを知らぬ城のような 大いなる船が出る あふれ返る光の粒 降り注ぐ水の上 祝盃は交わされる 人々は沸(わ)き返る 胸高鳴る旅人の 目は何も見ていない  その城の足元を 懸命に押している 汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない  大いなる船は今 おごそかに岸を離れる 祝杯は交わされる 人々は見ていない  その城の足元を 身を震わせ引いている 汚れたタグ・ボートを 誰も見ていない  外海(そとうみ)へ出たなら 大いなるスクリューが回りだす 小さな船は急いで急いで離れゆく  さよなら ようそろ 行っておいでの笛 さよなら ようそろ ごきげんようの笛  大いなる人々の水平線は 大いなる船の上 甲板の高さ 大いなる人々は その足よりも低いところにあるものを 見ることはない  タグ・ボートは今日も上機嫌 タグ・ボートは今日も上機嫌 夕靄(ゆうもや)の中を帰ってゆく  潮の流れに乗ったなら 港は見えなくなる 大いなる船が 遠く遠くから響かせる  さよなら ようそろ ごくろうさんの笛 さよなら ようそろ ごきげんようの笛  大いなる人々の水平線は 大いなる船の上 甲板の高さ 大いなる人々は その足よりも低いところにあるものを 見ることはない  タグ・ボートは今日も上機嫌 タグ・ボートは今日も上機嫌 夕靄(ゆうもや)の中を帰ってゆく  タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート タグ・ボート
自画像デリカシーに欠ける女が1人 ゆく先々で いちいち揉(も)める デリカシーに欠ける女が1人 発(た)つ鳥あとを 散らかし放題  他人(ひと)に言われりゃ腹が立つ 他人(ひと)に言われりゃ逆恨(さかうら)み あたり さわり 皆(み)んな耐える  エゴイストなだけの女が1人 気楽(きらく)とも呼べるが 薄情とも呼べる エゴイストなだけの女が1人 逃げ足いちばん ど忘れ にばん  絵具(えのぐ)足らずの自画像から やりきれない昨日(きのう)が ほつれる 巳(や)んぬる哉(かな) 巳(や)んぬる哉(かな)  デリカシーに欠ける女が1人 デリカシーに欠ける女が1人中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三デリカシーに欠ける女が1人 ゆく先々で いちいち揉(も)める デリカシーに欠ける女が1人 発(た)つ鳥あとを 散らかし放題  他人(ひと)に言われりゃ腹が立つ 他人(ひと)に言われりゃ逆恨(さかうら)み あたり さわり 皆(み)んな耐える  エゴイストなだけの女が1人 気楽(きらく)とも呼べるが 薄情とも呼べる エゴイストなだけの女が1人 逃げ足いちばん ど忘れ にばん  絵具(えのぐ)足らずの自画像から やりきれない昨日(きのう)が ほつれる 巳(や)んぬる哉(かな) 巳(や)んぬる哉(かな)  デリカシーに欠ける女が1人 デリカシーに欠ける女が1人
観音橋観音橋(かんのんばし)を 渡らず右へ 煤(すす)けた寺の縁(えん)の下くぐり グスベリの木に登って落ちた 私は橋のこちらの異人  観音橋(かんのんばし)の こちらの岸は 来ては立ち去る他所者(よそもの)長屋 橋の向こうのひそひそ話 話しかければ ちりぢり逃げる  グスベリの粒 ぶっつけたの誰ぁれ 観音(かんのん)さんの おつかい坊主 「おまえバカだな ここいらの言葉 ひとことくらい語ってみろや」  観音橋(かんのんばし)を ものともせずに ませた娘が恋しに行った 鶏(とり)の羽(は)むしる生業(なりわい)を見て 逃げて来たわと 私に明かす  グスベリの粒 拾(ひろ)ったの誰ぁれ 観音(かんのん)さんの 手伝いばぁや 「めし喰う術(すべ)は せつないもんや 橋のこちらの娘にゃわからん」  観音橋(かんのんばし)を 離(はな)れず居(い)ます 薄い縁(えにし)の身内のように どうせ離(はな)れてゆくのだろうと 泣いたあなたの 味方で居(い)ます  グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 橋を渡って あなたは消えた グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 私は ここを離(はな)れず居(い)ます グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 私は ここを離(はな)れず居(い)ます中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三観音橋(かんのんばし)を 渡らず右へ 煤(すす)けた寺の縁(えん)の下くぐり グスベリの木に登って落ちた 私は橋のこちらの異人  観音橋(かんのんばし)の こちらの岸は 来ては立ち去る他所者(よそもの)長屋 橋の向こうのひそひそ話 話しかければ ちりぢり逃げる  グスベリの粒 ぶっつけたの誰ぁれ 観音(かんのん)さんの おつかい坊主 「おまえバカだな ここいらの言葉 ひとことくらい語ってみろや」  観音橋(かんのんばし)を ものともせずに ませた娘が恋しに行った 鶏(とり)の羽(は)むしる生業(なりわい)を見て 逃げて来たわと 私に明かす  グスベリの粒 拾(ひろ)ったの誰ぁれ 観音(かんのん)さんの 手伝いばぁや 「めし喰う術(すべ)は せつないもんや 橋のこちらの娘にゃわからん」  観音橋(かんのんばし)を 離(はな)れず居(い)ます 薄い縁(えにし)の身内のように どうせ離(はな)れてゆくのだろうと 泣いたあなたの 味方で居(い)ます  グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 橋を渡って あなたは消えた グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 私は ここを離(はな)れず居(い)ます グスベリの粒 忘れたの誰ぁれ 私は ここを離(はな)れず居(い)ます
齢寿天任せ天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ さようならは べつだん恐(こわ)くない 恐(こわ)いのは 嘘つきになることです いつまでも離れずにいますなんて 有(あ)り得(え)ない嘘をついてしまうことです  何時(いつ)までと区切りましょう 突然で驚かぬように めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  1足す1が2と限らない世界 1引く1が0(ゼロ)にならない世界 あてにしてた梯子(はしご)が外(はず)されても まだまだ人は昇るつもりの世界  雲の上 星の上 浮世の屋根裏へ 愛しさも はかなさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  長すぎる余生をどうしようか 子供たちは茫漠(ぼうばく)と見霽(みはる)かす あと少し余生を延ばせないか 大人たちは 焦燥につんのめる  めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ さようならは べつだん恐(こわ)くない 恐(こわ)いのは 嘘つきになることです いつまでも離れずにいますなんて 有(あ)り得(え)ない嘘をついてしまうことです  何時(いつ)までと区切りましょう 突然で驚かぬように めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  1足す1が2と限らない世界 1引く1が0(ゼロ)にならない世界 あてにしてた梯子(はしご)が外(はず)されても まだまだ人は昇るつもりの世界  雲の上 星の上 浮世の屋根裏へ 愛しさも はかなさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  長すぎる余生をどうしようか 子供たちは茫漠(ぼうばく)と見霽(みはる)かす あと少し余生を延ばせないか 大人たちは 焦燥につんのめる  めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ
歌うことが許されなければ歌うことが許されなければ 歌うことが許されなければ  誰か わたしの腕の中から隠したの 古い古い物語 風が わたしの腕の中から飛ばしたの 編みかけてた物語  もの言わぬ魚さえ 歌いたい 波に紛れて もの言わぬ枝でさえ 歌いたい 夜に紛れて 繰り返される戦いの日々 言葉は閉じこめられてゆく  わたしの心は風の中 本当の心は風の中 何度でも編みなおす物語 歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう 歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう  息をひそませて降る 雨の音 羊たちだけが耳を傾ける 息をひそませて鳴く 虫の声 今宵を限りと謳(うた)う 命懸(いのちが)け  遠い星の数え方 夜啼(な)き鳥が教えてくれる 遠い国の掛詞(かけことば) 渡り鳥が教えてくれる そびえる山に爪は立たない 言葉は振り払われてゆく  わたしの願いは風の中 本当の願いは風の中 何処(どこ)へでも旅をゆく物語 歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう 歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう わたしは何処(どこ)へゆこう中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三歌うことが許されなければ 歌うことが許されなければ  誰か わたしの腕の中から隠したの 古い古い物語 風が わたしの腕の中から飛ばしたの 編みかけてた物語  もの言わぬ魚さえ 歌いたい 波に紛れて もの言わぬ枝でさえ 歌いたい 夜に紛れて 繰り返される戦いの日々 言葉は閉じこめられてゆく  わたしの心は風の中 本当の心は風の中 何度でも編みなおす物語 歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう 歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう  息をひそませて降る 雨の音 羊たちだけが耳を傾ける 息をひそませて鳴く 虫の声 今宵を限りと謳(うた)う 命懸(いのちが)け  遠い星の数え方 夜啼(な)き鳥が教えてくれる 遠い国の掛詞(かけことば) 渡り鳥が教えてくれる そびえる山に爪は立たない 言葉は振り払われてゆく  わたしの願いは風の中 本当の願いは風の中 何処(どこ)へでも旅をゆく物語 歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう 歌うことが許されなければ わたしは何処(どこ)へゆこう わたしは何処(どこ)へゆこう
ルチル(Rutile Quartz)ほんとは桜にも心があるのならば 私の聴こえない 何を歌っているの ほんとは小石にも心があるのならば 私のわからない 何を見つめているの 何処(どこ)へ飛んでゆきたかったの 誰のことを想っていたの  大好きな奴も 大好きじゃない奴も よく似てるあいつも 似てないあいつも 誰のものでもない 誰とも代われない 水の石の中の ささやかな真実  ほんとは虹にさえ心があるのならば 私の及ばない 何を願っているの 何処(どこ)へ辿(たど)り着きたかったの 何になろうとしていたの  形有るものも 形無きものも 声高(こわだか)なものも ひそやかなものも 誰のものでもない 誰にも壊(こわ)せない 水の石の中の ささやかな真実  何も知らない人が見れば 傷かと見紛(みまご)うばかり  形有るものも 形無きものも 声高(こわだか)なものも ひそやかなものも 誰のものでもない 誰にも壊(こわ)せない 水の石の中の ささやかな真実中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三ほんとは桜にも心があるのならば 私の聴こえない 何を歌っているの ほんとは小石にも心があるのならば 私のわからない 何を見つめているの 何処(どこ)へ飛んでゆきたかったの 誰のことを想っていたの  大好きな奴も 大好きじゃない奴も よく似てるあいつも 似てないあいつも 誰のものでもない 誰とも代われない 水の石の中の ささやかな真実  ほんとは虹にさえ心があるのならば 私の及ばない 何を願っているの 何処(どこ)へ辿(たど)り着きたかったの 何になろうとしていたの  形有るものも 形無きものも 声高(こわだか)なものも ひそやかなものも 誰のものでもない 誰にも壊(こわ)せない 水の石の中の ささやかな真実  何も知らない人が見れば 傷かと見紛(みまご)うばかり  形有るものも 形無きものも 声高(こわだか)なものも ひそやかなものも 誰のものでもない 誰にも壊(こわ)せない 水の石の中の ささやかな真実
おはようおはよう 夜は終わった おはよう 闇は終わった おはよう 魔法たちはみんな終わった おはよう 星はもういない おはよう 月はもういない おはよう 夢はもういない  昨日(きのう)は飛び去っただろうか 昨日(きのう)は続いてるだろうか 昨日(きのう)は本当に有ったことなんだろうか ここに点(とも)っているロウソクの長さが 確かに短くなった  おはよう 覚えていますか おはよう 変わっていますか おはよう まだ愛してますか  おはよう 目が醒(さ)めたことは おはよう うれしいことですか おはよう うれしくないですか おはよう 日付が移った おはよう 季節が移った おはよう 心ならなおさら  傷は治ったんだろうか 毒は治ったんだろうか まるで期限切れになった炭酸みたいに 繰り返すものは何もないのかな あれはカレンダーのマジックかな  おはよう 明日(あした)はどこですか おはよう 未来はどこですか おはよう ここはまだ寒い  おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三おはよう 夜は終わった おはよう 闇は終わった おはよう 魔法たちはみんな終わった おはよう 星はもういない おはよう 月はもういない おはよう 夢はもういない  昨日(きのう)は飛び去っただろうか 昨日(きのう)は続いてるだろうか 昨日(きのう)は本当に有ったことなんだろうか ここに点(とも)っているロウソクの長さが 確かに短くなった  おはよう 覚えていますか おはよう 変わっていますか おはよう まだ愛してますか  おはよう 目が醒(さ)めたことは おはよう うれしいことですか おはよう うれしくないですか おはよう 日付が移った おはよう 季節が移った おはよう 心ならなおさら  傷は治ったんだろうか 毒は治ったんだろうか まるで期限切れになった炭酸みたいに 繰り返すものは何もないのかな あれはカレンダーのマジックかな  おはよう 明日(あした)はどこですか おはよう 未来はどこですか おはよう ここはまだ寒い  おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう おはよう
終り初物こんな言葉を 今どきわかる人がいるかしら 言葉は変わる 暮らしは変わる 今では 何んて言うかしら  あなたに届けたくて 今日のうち届けたくて 急いだ理由(わけ)を手紙に書いて 預けてゆくから 読んでね  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 手に入ったから おすそわけ 終(おわ)り初物(はつもの) 明日(あした)にはもう どこにもないから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために  ひとり娘のあの子が 遠い国へゆくらしい いろんな理由(わけ)がそれぞれあって 掛けうる言葉が足りない  見送りにはゆきません 仕事を続けています 預けておいた包みの中に 借りてた詩集も入れました  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 手に入ったから おすそわけ 終(おわ)り初物(はつもの) 明日(あした)にはもう 会えなくなるから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 会えなくなるから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三こんな言葉を 今どきわかる人がいるかしら 言葉は変わる 暮らしは変わる 今では 何んて言うかしら  あなたに届けたくて 今日のうち届けたくて 急いだ理由(わけ)を手紙に書いて 預けてゆくから 読んでね  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 手に入ったから おすそわけ 終(おわ)り初物(はつもの) 明日(あした)にはもう どこにもないから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために  ひとり娘のあの子が 遠い国へゆくらしい いろんな理由(わけ)がそれぞれあって 掛けうる言葉が足りない  見送りにはゆきません 仕事を続けています 預けておいた包みの中に 借りてた詩集も入れました  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 手に入ったから おすそわけ 終(おわ)り初物(はつもの) 明日(あした)にはもう 会えなくなるから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために  終(おわ)り初物(はつもの) 季節見送り 会えなくなるから おすそわけ 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために 過ぎゆく季節 嘆くより 祝って送るために
倶にGOLD LYLIC手すりのない橋を 全力で走る 怖(こわ)いのは 足元の深い峡谷を見るせいだ 透きとおった道を 全力で走る 硝子(ガラス)かも 氷かも 疑いが足をすくませる つんのめって 出遅れて 日は沈む 雨は横なぐりだ 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 過ぎた日々の峡谷を のぞき込むヒマはもうない 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび)  身代(みがわ)りは要(い)らない 背負わなくてもいい 手を引いてこちらへと 示してほしいわけでもない 君は走っている ぜったい走ってる 確かめるすべもない 遠い遠い距離の彼方(かなた)で 独(ひと)りずつ 独(ひと)りずつ 僕たちは 全力で共鳴する 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 風前の灯火(ともしび)だとしても 消えるまできっちり点(とも)っていたい 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび)  つんのめって 出遅れて 日は沈む 雨は横なぐりだ 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 風前の灯火(ともしび)だとしても 消えるまできっちり点(とも)っていたい 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび) 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび)GOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三手すりのない橋を 全力で走る 怖(こわ)いのは 足元の深い峡谷を見るせいだ 透きとおった道を 全力で走る 硝子(ガラス)かも 氷かも 疑いが足をすくませる つんのめって 出遅れて 日は沈む 雨は横なぐりだ 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 過ぎた日々の峡谷を のぞき込むヒマはもうない 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび)  身代(みがわ)りは要(い)らない 背負わなくてもいい 手を引いてこちらへと 示してほしいわけでもない 君は走っている ぜったい走ってる 確かめるすべもない 遠い遠い距離の彼方(かなた)で 独(ひと)りずつ 独(ひと)りずつ 僕たちは 全力で共鳴する 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 風前の灯火(ともしび)だとしても 消えるまできっちり点(とも)っていたい 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび)  つんのめって 出遅れて 日は沈む 雨は横なぐりだ 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 風前の灯火(ともしび)だとしても 消えるまできっちり点(とも)っていたい 倶(とも)に走りだそう 倶(とも)に走り継(つ)ごう 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび) 生きる互いの気配が ただひとつだけの灯火(ともしび)
夢の京うなされ続けていたね 眠りの外の国では 終わりの見えない悲しみごとが 空に横たわっていた 眠れる歌を聴かせて 鎮かな花を咲かせて 数えきれない涙の上に 粉雪を降らせて 心を持つのは人だけ いいえそれは思い上がり 鳥は歌う 虫は歌う なのに人は なのに人は 樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は 悲しみを晴らすために 新しく誰を悲しませるの 夢の京(みやこ)へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない  長く生きて来た樹の根に 生まれたての若木が訊く 鳥は昔ここに来たの 人は昔ここに来たの 鳥は今はどこにいるの 人は今はどこにいるの 荒れ果てた野辺(のべ)に 小さな若木がただ背伸びをしている 夢の京へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない  樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は 欲の 轍(わだち)に轍を重ね 自らを埋ずめてゆくの 夢の京へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない 怖れることはない中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三うなされ続けていたね 眠りの外の国では 終わりの見えない悲しみごとが 空に横たわっていた 眠れる歌を聴かせて 鎮かな花を咲かせて 数えきれない涙の上に 粉雪を降らせて 心を持つのは人だけ いいえそれは思い上がり 鳥は歌う 虫は歌う なのに人は なのに人は 樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は 悲しみを晴らすために 新しく誰を悲しませるの 夢の京(みやこ)へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない  長く生きて来た樹の根に 生まれたての若木が訊く 鳥は昔ここに来たの 人は昔ここに来たの 鳥は今はどこにいるの 人は今はどこにいるの 荒れ果てた野辺(のべ)に 小さな若木がただ背伸びをしている 夢の京へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない  樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は 欲の 轍(わだち)に轍を重ね 自らを埋ずめてゆくの 夢の京へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない 怖れることはない
天女の話あんた笑いもんにされておるんやで ええのんかって えみちゃんは涙こぼし鼻水こぼして いきどおる あんたあんな嘘いわせて ほっといてええのんかって えみちゃんのパフェはとうに でろでろに溶けてしまった 逢いに来てよかったわ 仕事とんだけど 心斎橋まで 1時間 低い屋根しかないけれど ねえ 夕焼けが綺麗だね 人間なんて小さいね 小さいね  あんたのは結局のとこ ええかっこしいなんやって えみちゃんは掛けた椅子ごと にじり寄っては抗議する 沈黙は金(きん)なんて嘘 嘘やそれ横着やって えみちゃんは子供の日の顔になって もういちど泣く 逢いに来てよかったわ もう戻らなけりゃ 心斎橋まで 1時間 大きな川でもないけれど ねえ 潮風がさかのぼる 人間なんて小さいね 小さいね  旦那もおって 子供もおって 身体も壊して 地獄も越えて 笑顔の良さが 価値千両(あたいせんりょう) 面と向かっては ちょっと言えないが あたしのえみちゃんは 天女(てんにょ)なんだ 心斎橋まで 1時間 低い屋根しかないけれど ねえ 夕焼けが綺麗だね 人間なんて小さいね 小さいね 心斎橋まで 1時間中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あんた笑いもんにされておるんやで ええのんかって えみちゃんは涙こぼし鼻水こぼして いきどおる あんたあんな嘘いわせて ほっといてええのんかって えみちゃんのパフェはとうに でろでろに溶けてしまった 逢いに来てよかったわ 仕事とんだけど 心斎橋まで 1時間 低い屋根しかないけれど ねえ 夕焼けが綺麗だね 人間なんて小さいね 小さいね  あんたのは結局のとこ ええかっこしいなんやって えみちゃんは掛けた椅子ごと にじり寄っては抗議する 沈黙は金(きん)なんて嘘 嘘やそれ横着やって えみちゃんは子供の日の顔になって もういちど泣く 逢いに来てよかったわ もう戻らなけりゃ 心斎橋まで 1時間 大きな川でもないけれど ねえ 潮風がさかのぼる 人間なんて小さいね 小さいね  旦那もおって 子供もおって 身体も壊して 地獄も越えて 笑顔の良さが 価値千両(あたいせんりょう) 面と向かっては ちょっと言えないが あたしのえみちゃんは 天女(てんにょ)なんだ 心斎橋まで 1時間 低い屋根しかないけれど ねえ 夕焼けが綺麗だね 人間なんて小さいね 小さいね 心斎橋まで 1時間
心月心月(つき)を捜してる 夜(よ)もすがら 遮られながら 夜もすがら 心月を捜してる 夜もすがら 欺かれながら 夜もすがら 空を覆う雲のせい いいえたぶんそこには無い 心月を捜してる 夜もすがら  心月を捜してる 昼ひなか 目も眩みながら 昼ひなか 降り注ぐ威光(ひかり)の中 いいえたぶんそこにも無い 降り注ぐ威風(かぜ)の中 いいえたぶんそこにも無い 心月を捜してる 昼ひなか 目も眩みながら 昼ひなか  心月を捜してる 夜もすがら 遮られながら 夜もすがら 暗い夜が明ける刻(とき)まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら(暗い夜が明ける刻まで) 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら(暗い夜が明ける刻まで) 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら 遮られながら 夜もすがら  暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三心月(つき)を捜してる 夜(よ)もすがら 遮られながら 夜もすがら 心月を捜してる 夜もすがら 欺かれながら 夜もすがら 空を覆う雲のせい いいえたぶんそこには無い 心月を捜してる 夜もすがら  心月を捜してる 昼ひなか 目も眩みながら 昼ひなか 降り注ぐ威光(ひかり)の中 いいえたぶんそこにも無い 降り注ぐ威風(かぜ)の中 いいえたぶんそこにも無い 心月を捜してる 昼ひなか 目も眩みながら 昼ひなか  心月を捜してる 夜もすがら 遮られながら 夜もすがら 暗い夜が明ける刻(とき)まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら(暗い夜が明ける刻まで) 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら(暗い夜が明ける刻まで) 心月よ照らせ 深く潜んで 心月を捜してる 夜もすがら 遮られながら 夜もすがら  暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで 暗い夜が明ける刻まで 心月よ照らせ 深く潜んで
夜もまだ明けない 冷たく蒼い空 小さな噤(つぐみ)は 何思い 巡る 東の空から 明日が降って来る 西の海の底へ 昨日が沈む いつまで続ければ こんな旅は終わるのか 噤みながら逐(お)われゆく 悲しみは終わる  東の大地から 明日が降って来る 西の町の底へ 昨日が沈む いつまで続ければ こんな旅は終わるのか 噤みながら逐われゆく 悲しみは終わる  はるかな昔から 何が変わったかな はるかな未来には 何が変わるかな いつまで続ければ こんな旅は終わるのか 噤みながら逐われゆく 悲しみは終わる 悲しみは終わる中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三夜もまだ明けない 冷たく蒼い空 小さな噤(つぐみ)は 何思い 巡る 東の空から 明日が降って来る 西の海の底へ 昨日が沈む いつまで続ければ こんな旅は終わるのか 噤みながら逐(お)われゆく 悲しみは終わる  東の大地から 明日が降って来る 西の町の底へ 昨日が沈む いつまで続ければ こんな旅は終わるのか 噤みながら逐われゆく 悲しみは終わる  はるかな昔から 何が変わったかな はるかな未来には 何が変わるかな いつまで続ければ こんな旅は終わるのか 噤みながら逐われゆく 悲しみは終わる 悲しみは終わる
童話美しい物語 読み聞かせていた 良い夢を見なさいと 寝かしつけていた おはなしのお終いは どれも必ず 報われた幸せで 満ちあふれていた 目を醒まして見るのは 片付かない結末 どうして 善い人が まだ泣いているの 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか  勇ましい物語 悪者は倒されて 囚われの人々は 救われて いだき合い 穏やかな物語 長い旅路の果て たどり着くふるさとで 青い鳥が待っている 目を醒まして見るのは 不思議な 現の闇 泣き歩く人々が なぜまだ居るの 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか  目を醒まして見るのは 片付かない結末 どうして 善い人が まだ泣いているの 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三美しい物語 読み聞かせていた 良い夢を見なさいと 寝かしつけていた おはなしのお終いは どれも必ず 報われた幸せで 満ちあふれていた 目を醒まして見るのは 片付かない結末 どうして 善い人が まだ泣いているの 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか  勇ましい物語 悪者は倒されて 囚われの人々は 救われて いだき合い 穏やかな物語 長い旅路の果て たどり着くふるさとで 青い鳥が待っている 目を醒まして見るのは 不思議な 現の闇 泣き歩く人々が なぜまだ居るの 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか  目を醒まして見るのは 片付かない結末 どうして 善い人が まだ泣いているの 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか 童話は童話 世界は世界 子供たちに何んと言えばいいのだろうか
体温秘かに訊きたいことがある あたしは不幸じゃないかしら わかってる その答え バチ当たりを言いなさんなって 生きてるだけでも奇跡でしょ こんなに危ない世の中で 体温があるだけで 拾いもんでしょってね 悩みごとなら砂の数 砂にまみれて探すのは 行方知れずの願いのカケラ 透明すぎて見つからない 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで  あなたは確かに他人でも あたしはあなたが懐かしい 生者必滅(しょうじゃひつめつ)さとっても さみしさは羅針盤 味方のいない世界なら 将来だけが非常口 どうして言葉があるのだろう 言わずにわかる勘がないせいね 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで  悩みごとなら砂の数 砂にまみれて探すのは 行方知れずの願いのカケラ 透明すぎて見つからない 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三秘かに訊きたいことがある あたしは不幸じゃないかしら わかってる その答え バチ当たりを言いなさんなって 生きてるだけでも奇跡でしょ こんなに危ない世の中で 体温があるだけで 拾いもんでしょってね 悩みごとなら砂の数 砂にまみれて探すのは 行方知れずの願いのカケラ 透明すぎて見つからない 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで  あなたは確かに他人でも あたしはあなたが懐かしい 生者必滅(しょうじゃひつめつ)さとっても さみしさは羅針盤 味方のいない世界なら 将来だけが非常口 どうして言葉があるのだろう 言わずにわかる勘がないせいね 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで  悩みごとなら砂の数 砂にまみれて探すのは 行方知れずの願いのカケラ 透明すぎて見つからない 体温だけが頼りなの 体温だけがすべてなの 流れゆく移り変わりを 怖がらせないで
乱世僕は乱世に生まれ 乱世に暮らす ずっと前からそうだった 僕は乱世に生まれ 乱世に育つ 驚くほどのことじゃない  逆らってた 苛立ってた 歯向かってた とんがってた 怖いのを隠してた ぶつかってた 抗ってた 噛みついてた 楯ついてた 逃げ道に背を向けた 争い方しか載っていない教科書を持って どうなりたかったんだっけと 首をひねる今 僕は乱世に生まれ 乱世に暮らす ずっと前からそうだった 僕は乱世に生まれ 乱世に育つ 驚くほどのことじゃない  ひれ伏してる つくばってる 敬ってる へつらってる 眼の底で叫んでる DNAに問う 何処まで遠く運べというの DNAに告ぐ 突然変異に気をつけるんだね 僕は乱世に生まれ 乱世に暮らす ずっと前からそうだった 僕は乱世に生まれ 乱世に育つ 驚くほどのことじゃない  風が笑ってるよ 風が笑ってるよ 誰のものでもない 風が笑ってるよ 風が笑ってるよ 誰のものでもない 風が笑ってるよ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三・中村哲僕は乱世に生まれ 乱世に暮らす ずっと前からそうだった 僕は乱世に生まれ 乱世に育つ 驚くほどのことじゃない  逆らってた 苛立ってた 歯向かってた とんがってた 怖いのを隠してた ぶつかってた 抗ってた 噛みついてた 楯ついてた 逃げ道に背を向けた 争い方しか載っていない教科書を持って どうなりたかったんだっけと 首をひねる今 僕は乱世に生まれ 乱世に暮らす ずっと前からそうだった 僕は乱世に生まれ 乱世に育つ 驚くほどのことじゃない  ひれ伏してる つくばってる 敬ってる へつらってる 眼の底で叫んでる DNAに問う 何処まで遠く運べというの DNAに告ぐ 突然変異に気をつけるんだね 僕は乱世に生まれ 乱世に暮らす ずっと前からそうだった 僕は乱世に生まれ 乱世に育つ 驚くほどのことじゃない  風が笑ってるよ 風が笑ってるよ 誰のものでもない 風が笑ってるよ 風が笑ってるよ 誰のものでもない 風が笑ってるよ
十年凍えた並木の下 あなたに初めて会った あなたをあきれさせる生意気な口をきいた 嵐に折られかけた あなたの日々を見てた 私はいたわりもせず 薄情に離れていた わざとよ 心の中で波が騒いでたから わざとよ あなたの傍にいるべき人を知ってたから 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた  並木は枝を伸ばし 緑のトンネルになった 二人でいると聞いてたあなたに 再び出会った 本当よ 二人のこと遠くで安心してたのに ずいぶん前からまさか あなたが孤独だったなんて 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた  枯葉の並木の下 あなたを祝っている すさんだ日々を支えた新しい彼女を 褒めている 本当ね 十年なんてほんのひとつ 恋ひとつぶんね ふざけてあなたが肩を抱いてくれたから もういいよ 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いている 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いている中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三凍えた並木の下 あなたに初めて会った あなたをあきれさせる生意気な口をきいた 嵐に折られかけた あなたの日々を見てた 私はいたわりもせず 薄情に離れていた わざとよ 心の中で波が騒いでたから わざとよ あなたの傍にいるべき人を知ってたから 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた  並木は枝を伸ばし 緑のトンネルになった 二人でいると聞いてたあなたに 再び出会った 本当よ 二人のこと遠くで安心してたのに ずいぶん前からまさか あなたが孤独だったなんて 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いていた  枯葉の並木の下 あなたを祝っている すさんだ日々を支えた新しい彼女を 褒めている 本当ね 十年なんてほんのひとつ 恋ひとつぶんね ふざけてあなたが肩を抱いてくれたから もういいよ 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いている 十年は長い月日か 十年は短い日々か 恋する者には 無きにひとしい 想いだけが ただ咲いている
島より私たちが暮らした あの窓からは見えなかった 星の渦が 騒いでいます 浴びるような星の中 心細さも 戻りたさも涙も 溶けてゆきます 私じゃなかっただけのことね 初めての国で 習わしを覚え たぶん忙しく生きてゆけるでしょう 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を  なるようになるものね 恋人たちは 遠回りしてもなお 宿命ならば 私じゃなかっただけのことね 島では誰でも 子供に戻れる 夢を持つ前の 子供に戻れる 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を  誰にでも優しいのは およしなさいと 伝えてよ南風 はるかな人へ 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三私たちが暮らした あの窓からは見えなかった 星の渦が 騒いでいます 浴びるような星の中 心細さも 戻りたさも涙も 溶けてゆきます 私じゃなかっただけのことね 初めての国で 習わしを覚え たぶん忙しく生きてゆけるでしょう 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を  なるようになるものね 恋人たちは 遠回りしてもなお 宿命ならば 私じゃなかっただけのことね 島では誰でも 子供に戻れる 夢を持つ前の 子供に戻れる 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を  誰にでも優しいのは およしなさいと 伝えてよ南風 はるかな人へ 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を 島よりとだけしか明かさぬ文は それゆえ明かすでしょう 心の綾を
有謬の者共いくつの夜を 集めても足りない ここは隠れ家 息をひそめてる 幻の火を 連ねても足りない ここは物陰 嘘たちの棲み処 隠れて隠れて隠れ続けた 逃れて逃れて逃れ続けた 真っ新で 真っ直ぐで 真っ暗な空 完璧で 潔癖で 鉄壁な空 嘘が解れる夜 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン 誰かがまだニンゲン 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン あんたがまだニンゲン  時が縺れる 夜へ傾れ込む 離れ離れの記憶が入り組む 停まって停まって停まり続けた 凍って凍って凍り続けた 清潔で 高潔で 冷血な空 従順で 恭順で 単純な空 嘘が溶けだす夜 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン 誰かがまだニンゲン 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン あんたがまだニンゲン  真っ新で 真っ直ぐで 真っ暗な空 完璧で 潔癖で 鉄壁な空 嘘が弾ける夜 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン 誰かがまだニンゲン 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン あんたがまだニンゲン 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン 誰かがまだニンゲン中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三いくつの夜を 集めても足りない ここは隠れ家 息をひそめてる 幻の火を 連ねても足りない ここは物陰 嘘たちの棲み処 隠れて隠れて隠れ続けた 逃れて逃れて逃れ続けた 真っ新で 真っ直ぐで 真っ暗な空 完璧で 潔癖で 鉄壁な空 嘘が解れる夜 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン 誰かがまだニンゲン 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン あんたがまだニンゲン  時が縺れる 夜へ傾れ込む 離れ離れの記憶が入り組む 停まって停まって停まり続けた 凍って凍って凍り続けた 清潔で 高潔で 冷血な空 従順で 恭順で 単純な空 嘘が溶けだす夜 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン 誰かがまだニンゲン 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン あんたがまだニンゲン  真っ新で 真っ直ぐで 真っ暗な空 完璧で 潔癖で 鉄壁な空 嘘が弾ける夜 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン 誰かがまだニンゲン 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン あんたがまだニンゲン 間違えてもニンゲン 間違えてもニンゲン 間違うのがニンゲン 誰かがまだニンゲン
心音空は信じられるか 風は信じられるか 味方だろうか悪意だろうか 言葉を呑んだ あれは幻の空 あれは幻の町 ひりつく日々も眩しい日々も 閉じ込める夜 誰も触れない 誰も問わない 時は進まない でも聞こえてしまったんだ 僕の中の心音 綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け  窓は窓にすぎない 此処に雪は降らない 雪色の絵の中の出来事 冷たくはない 考えない どうでもいい 夜が塗り込める でも渡さない微かな熱 僕の中の心音 ほころびつつある世界の 瀬戸際で愛を振り絞り 僕は現実の僕へと 願いのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け  綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三空は信じられるか 風は信じられるか 味方だろうか悪意だろうか 言葉を呑んだ あれは幻の空 あれは幻の町 ひりつく日々も眩しい日々も 閉じ込める夜 誰も触れない 誰も問わない 時は進まない でも聞こえてしまったんだ 僕の中の心音 綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け  窓は窓にすぎない 此処に雪は降らない 雪色の絵の中の出来事 冷たくはない 考えない どうでもいい 夜が塗り込める でも渡さない微かな熱 僕の中の心音 ほころびつつある世界の 瀬戸際で愛を振り絞り 僕は現実の僕へと 願いのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け  綺麗で醜い嘘たちを 僕は此処で抱き留めながら 僕は本当の僕へと 祈りのように叫ぶだろう 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け 未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行け
一樹ひび割れだらけの幹(みき)を見上げれば 空へ空へと まるで道です あんなに探して探した道が 説明も無(な)く ただ此処(ここ)に有(あ)る  羨(うらや)まずして咲く花のように 妬(ねた)むこともなく舞(ま)う風のように 身に付けてきた鎧(よろい)も刃(やいば)も 総(すべ)て要(い)らない国へゆきたい  一樹(いちじゅ) その根元(ねもと)へと辿(たど)り着き 疲れ果てた腕を巻きつければ 一樹(いちじゅ) その幹(みき)に耳を澄(す)まして 歌のように脈(みゃく)を聴(き)こう  笑えるものなら笑ってみよと 試(ため)すが如(ごと)く 冬は降(ふ)り積(つ)む 許せるものなら許してみよと 憎(にく)むが如(ごと)く 嘘(うそ)は降(ふ)り積(つ)む  さまよってゆく羊を呼ぶ声 風に飛ばされて散り散りになって だまされてゆく心を呼ぶ声 百億光年の先から  一樹(いちじゅ) 教えてよ人の行(ゆ)く先(さき) 生まれ変わる先の続きのこと 一樹(いちじゅ) 私はひと粒の水に いつかなりうるだろうか 一樹(いちじゅ) 教えてよ人の行(ゆ)く先(さき) 生まれ変わる先の続きのこと 一樹(いちじゅ) 私はひと粒の水に いつかなりうるだろうか いつかなりうるだろうか中島みゆき中島みゆき中島みゆきひび割れだらけの幹(みき)を見上げれば 空へ空へと まるで道です あんなに探して探した道が 説明も無(な)く ただ此処(ここ)に有(あ)る  羨(うらや)まずして咲く花のように 妬(ねた)むこともなく舞(ま)う風のように 身に付けてきた鎧(よろい)も刃(やいば)も 総(すべ)て要(い)らない国へゆきたい  一樹(いちじゅ) その根元(ねもと)へと辿(たど)り着き 疲れ果てた腕を巻きつければ 一樹(いちじゅ) その幹(みき)に耳を澄(す)まして 歌のように脈(みゃく)を聴(き)こう  笑えるものなら笑ってみよと 試(ため)すが如(ごと)く 冬は降(ふ)り積(つ)む 許せるものなら許してみよと 憎(にく)むが如(ごと)く 嘘(うそ)は降(ふ)り積(つ)む  さまよってゆく羊を呼ぶ声 風に飛ばされて散り散りになって だまされてゆく心を呼ぶ声 百億光年の先から  一樹(いちじゅ) 教えてよ人の行(ゆ)く先(さき) 生まれ変わる先の続きのこと 一樹(いちじゅ) 私はひと粒の水に いつかなりうるだろうか 一樹(いちじゅ) 教えてよ人の行(ゆ)く先(さき) 生まれ変わる先の続きのこと 一樹(いちじゅ) 私はひと粒の水に いつかなりうるだろうか いつかなりうるだろうか
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