at(liberty)瞬きの中に閉じ込めた 空の形に触れようとすれば 蝋燭でできた翼は太陽に溶かされた それから その眼は 瞼に焼き付く理想に心奪われて 瞳には映らない籠に気付いた 「それを手にすれば 満たされるものか」 どこか冷めた様な 鏡の様な顔が言う 耳を貸す気はない その先は見越せるから ここに至るまでもそう 振り向かないで 一層 羽ばたいて 風を叩いても 雲を切る様に 悲しい弧を描いた 一層 頑丈に築かれた理想が 握り締めた手を 更に強くさせる ここは未開拓の地 完璧に自由の場所だ 手に入れる術は思いの外 容易く 拍子抜けだった あれから理想は放り投げたのさ 望むと共に痛むから 届く事もなければ 落ちる事もない 「手に入れたんだろう」鏡の様な顔が言う 返すまでもないよ ほら 空っぽだって いっそ 羽ばたいて 打ち付けられた方が 物語の様に綺麗な弧を描くか 初めから自由だ 疑っていたのは僕だ 飛べなくてもよかった 飛びたいと乞う事が 一層 羽ばたいて 風を掴む様に 雲を切り裂いて 綺麗な弧を描いた きっと それでも焦がれてしまう自由を どうか閉じ込めないで その手は降ろさないで 行こう | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 瞬きの中に閉じ込めた 空の形に触れようとすれば 蝋燭でできた翼は太陽に溶かされた それから その眼は 瞼に焼き付く理想に心奪われて 瞳には映らない籠に気付いた 「それを手にすれば 満たされるものか」 どこか冷めた様な 鏡の様な顔が言う 耳を貸す気はない その先は見越せるから ここに至るまでもそう 振り向かないで 一層 羽ばたいて 風を叩いても 雲を切る様に 悲しい弧を描いた 一層 頑丈に築かれた理想が 握り締めた手を 更に強くさせる ここは未開拓の地 完璧に自由の場所だ 手に入れる術は思いの外 容易く 拍子抜けだった あれから理想は放り投げたのさ 望むと共に痛むから 届く事もなければ 落ちる事もない 「手に入れたんだろう」鏡の様な顔が言う 返すまでもないよ ほら 空っぽだって いっそ 羽ばたいて 打ち付けられた方が 物語の様に綺麗な弧を描くか 初めから自由だ 疑っていたのは僕だ 飛べなくてもよかった 飛びたいと乞う事が 一層 羽ばたいて 風を掴む様に 雲を切り裂いて 綺麗な弧を描いた きっと それでも焦がれてしまう自由を どうか閉じ込めないで その手は降ろさないで 行こう |
pellucidもしもこの身が透き通る術を得たなら 街の喧騒すら 潜り抜けてみたい 見知らぬ顔の唇を読むフリして 都合の良い方に傾けるよ それを話すと 不機嫌な顔 声はしなくても わかった その唇が声もなく震えたら 僕はそっと塞ぐよ ねぇ どれだけ言葉並べてみたとしても そのどれも伝わる気はしないよ それでも ほら また僕らは 分かり合えもしない声を待ってしまうから 曖昧なまま 日々は連なっていった 僕は自分をいくつ偽っただろう 君の耳には何が聞こえるのかな 君の言葉も君じゃないかな 僕の頭が 都合の良いように 君を受け取っただけかな 誰もが見栄や背筋を張ったまま 煩わしい街を彩るけど それでも その化の皮を 剥がした先にあるのは 同じだと思うんだよ きっと僕が素直である事を 君は知る由もないままだろう 僕は素直なまま 背伸びをするよ 君の目が僕を離さないように ねぇ どれだけ言葉並べてみたとしても そのどれも伝わる気はしないよ それでも 遠回りしてでも 有りの侭でいられる声を探している 僕ら互いに分かり合えないとしても 心の橋を渡っていくよ なぜなら 今 綴る想いが 胸の内にある事が 嬉しいも寂しいも君と見付けた全てが 愛しいと思っているから もしもこの身が透き通る術を得たなら 僕の心を見せたいけど もう 何も言わずに伝わる事もあるらしい 僕はそっと塞ぐよ | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | もしもこの身が透き通る術を得たなら 街の喧騒すら 潜り抜けてみたい 見知らぬ顔の唇を読むフリして 都合の良い方に傾けるよ それを話すと 不機嫌な顔 声はしなくても わかった その唇が声もなく震えたら 僕はそっと塞ぐよ ねぇ どれだけ言葉並べてみたとしても そのどれも伝わる気はしないよ それでも ほら また僕らは 分かり合えもしない声を待ってしまうから 曖昧なまま 日々は連なっていった 僕は自分をいくつ偽っただろう 君の耳には何が聞こえるのかな 君の言葉も君じゃないかな 僕の頭が 都合の良いように 君を受け取っただけかな 誰もが見栄や背筋を張ったまま 煩わしい街を彩るけど それでも その化の皮を 剥がした先にあるのは 同じだと思うんだよ きっと僕が素直である事を 君は知る由もないままだろう 僕は素直なまま 背伸びをするよ 君の目が僕を離さないように ねぇ どれだけ言葉並べてみたとしても そのどれも伝わる気はしないよ それでも 遠回りしてでも 有りの侭でいられる声を探している 僕ら互いに分かり合えないとしても 心の橋を渡っていくよ なぜなら 今 綴る想いが 胸の内にある事が 嬉しいも寂しいも君と見付けた全てが 愛しいと思っているから もしもこの身が透き通る術を得たなら 僕の心を見せたいけど もう 何も言わずに伝わる事もあるらしい 僕はそっと塞ぐよ |
オフコース当たり前すぎて置き去りにした 朝陽と並べられたご飯 少しでも眠りたかったから いつも時間が食べてしまった そんなことに見向きもせずに 開いたあの日のドア いつも通り線路と並んで 遅刻の合図と追いかけっこ だけどあの日は面倒になって いつも通りには歩けなかった そんな僕を気にも留めずに 定刻に閉まるドア あぁ もう 当たり前なんか要らなくて だけど変わることも怖くって 当たり前じゃなくなった途端に 大切だなんて言わないように ひとつ遅れの電車に乗って 立ち並ぶビルの迷路の中 迷わずに僕を運んでいく 迷ったままで乗り込んだ僕を あの日よりも狭くなった空 重たいいつものドア あぁ もう 当たり前なんか要らなくて だけど変わることも怖くって 当たり前じゃなくなった今はもう ただそれを信じたくもなくて 止まらず 進んでいく 僕も電車もただ いつも通りの円を描いて 時間に食べられてしまわぬように 同じ道に探す特別 何度 僕を改めたとして それでも見逃していく そんな僕を気にも留めずに 置き去りにされたとしても ただ 見付けたい あとで言葉にしてしまう前に あとで記憶を辿らぬように 今を置き去ってしまうその前に 大切さに気付けますように 当たり前なんか要らなくて だけど変わることも怖くって 当たり前じゃなくなった途端に 大切だなんて言わないように 今 大切だと言えますように | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 当たり前すぎて置き去りにした 朝陽と並べられたご飯 少しでも眠りたかったから いつも時間が食べてしまった そんなことに見向きもせずに 開いたあの日のドア いつも通り線路と並んで 遅刻の合図と追いかけっこ だけどあの日は面倒になって いつも通りには歩けなかった そんな僕を気にも留めずに 定刻に閉まるドア あぁ もう 当たり前なんか要らなくて だけど変わることも怖くって 当たり前じゃなくなった途端に 大切だなんて言わないように ひとつ遅れの電車に乗って 立ち並ぶビルの迷路の中 迷わずに僕を運んでいく 迷ったままで乗り込んだ僕を あの日よりも狭くなった空 重たいいつものドア あぁ もう 当たり前なんか要らなくて だけど変わることも怖くって 当たり前じゃなくなった今はもう ただそれを信じたくもなくて 止まらず 進んでいく 僕も電車もただ いつも通りの円を描いて 時間に食べられてしまわぬように 同じ道に探す特別 何度 僕を改めたとして それでも見逃していく そんな僕を気にも留めずに 置き去りにされたとしても ただ 見付けたい あとで言葉にしてしまう前に あとで記憶を辿らぬように 今を置き去ってしまうその前に 大切さに気付けますように 当たり前なんか要らなくて だけど変わることも怖くって 当たり前じゃなくなった途端に 大切だなんて言わないように 今 大切だと言えますように |
不死身と七不思議化学ではもう解き明かされているらしい不思議 頭の悪い僕には意味不明な文字の羅列だった オーロラがなんで揺れるのか 虹が七色になるのか 僕らはどうして終わるのか 理解させてくれよ 知りたい事 全てを知る為に支払う時間 笑えるほど 僕にはそもそも この世が不思議だった 飽きる程読んだつもりの図鑑 眺めて終わった写真と絵 上手くなったって足りなかった 命の使い方 そうやって どれも「わからない」で広げてった図書館で 「何から手を付けるべきか」も探してしまうよ 繰り返しの朝がやって来ては 退屈を引き摺っていた それはまるで息がないようで だけど死んだ訳でもないの 代わり映えのない世界で僕は その意味の欠片をきっと 拾い集めて答えにするんだ 訪れる終わりを笑うんだ ひとりでなら 惑わされる事なく導けたよ 比べる物のない答えなら 無敵だと思えたんだ 君は突然に現れた 僕の全てを変えていった 無敵の牙城は崩れ去った あぁ 忙しいかも ねぇ だって 君と出会ってしまった 答えはふたつになった 集めたその欠片を見せ合って 笑ってみたくなった 形のない時間に遊ばれて 使い切ってしまいそうな ひとり分の使い方だって 君となら分け合えるのかな いつか僕がひとりで結んだ 果たすべき約束だって だらけて終わってしまわないように 僕の側で見張って欲しいんだ オーロラが揺れるような不確かだった 虹のような感情だった 色とりどり 忙しなく僕の答えも変わった だから息をする度 笑う度 泣く度に見てみたいよ 図鑑にはない僕と君の未来を その欠片を散りばめていく 繰り返しの朝がやって来ては 皺々に笑い合った 終わりを見てしまわないように それまでは不死身でいたいんだ いつか君とふたりで結んだ 果たすべき約束の上 いつだって君に聞いて欲しいんだ 君とだから見付けた答えを 科学ではもう解き明かされているらしい不思議 君と繋ぐこの手だけが知る僕の不思議 | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 化学ではもう解き明かされているらしい不思議 頭の悪い僕には意味不明な文字の羅列だった オーロラがなんで揺れるのか 虹が七色になるのか 僕らはどうして終わるのか 理解させてくれよ 知りたい事 全てを知る為に支払う時間 笑えるほど 僕にはそもそも この世が不思議だった 飽きる程読んだつもりの図鑑 眺めて終わった写真と絵 上手くなったって足りなかった 命の使い方 そうやって どれも「わからない」で広げてった図書館で 「何から手を付けるべきか」も探してしまうよ 繰り返しの朝がやって来ては 退屈を引き摺っていた それはまるで息がないようで だけど死んだ訳でもないの 代わり映えのない世界で僕は その意味の欠片をきっと 拾い集めて答えにするんだ 訪れる終わりを笑うんだ ひとりでなら 惑わされる事なく導けたよ 比べる物のない答えなら 無敵だと思えたんだ 君は突然に現れた 僕の全てを変えていった 無敵の牙城は崩れ去った あぁ 忙しいかも ねぇ だって 君と出会ってしまった 答えはふたつになった 集めたその欠片を見せ合って 笑ってみたくなった 形のない時間に遊ばれて 使い切ってしまいそうな ひとり分の使い方だって 君となら分け合えるのかな いつか僕がひとりで結んだ 果たすべき約束だって だらけて終わってしまわないように 僕の側で見張って欲しいんだ オーロラが揺れるような不確かだった 虹のような感情だった 色とりどり 忙しなく僕の答えも変わった だから息をする度 笑う度 泣く度に見てみたいよ 図鑑にはない僕と君の未来を その欠片を散りばめていく 繰り返しの朝がやって来ては 皺々に笑い合った 終わりを見てしまわないように それまでは不死身でいたいんだ いつか君とふたりで結んだ 果たすべき約束の上 いつだって君に聞いて欲しいんだ 君とだから見付けた答えを 科学ではもう解き明かされているらしい不思議 君と繋ぐこの手だけが知る僕の不思議 |
eveきみと笑った ぼくの最後の日 桜がそっと彩ったような日 その声が泳ぐ風を いつも掴んでいた 傾く太陽 影が伸びていく 昨日よりずっと大きい影法師 明日はもっと特別な日 過去から見た今日がそうだったように ぼくがきみへと贈れたものなど きみがくれたもので滲んでしまった 今も宛のない声を ただ風に任せて 胸にしまい込んでいる 昨日が知らない 今日はひとりぼっちで 更に煌めく日を願っている 何度も 未来へ 明日へ 歌うよ ぼくの側で 離れていても 聴いていて 失ったって 近くに感じた 胸の内側で思い出せるから 痛むけれど それでもいい 引き換えにぼくはまた 笑おうとするから 過ぎ去ったきみに贈れるものが 悲しみだけじゃ どこか味気ないだろう たとえ世界が 暗い顔でいたとしても いつだって明日を待ち望んでいる 過去より 今朝より 今日よりもずっと まだ知らない 愛しさと出会えるなら 震えていたって いつか暗闇がぼくを迎えに来るかも その時が来ても きっと俯かないで きみの元へ 会いに行くよ きみと笑った ぼくの最後の日 また会えるよって 背中を押し合った 明日はいつも特別な日 まだ知らない世界に触れる ぼくの日 たとえ世界が 瞬く間に終わるとしても いつだってきみは輝き続ける 過去より 今より 明日よりもずっと ぼくの側で 息をするみたいに 昨日が知らない 今日はひとりぼっちで 更に煌めく日を願っている またね 明日ね 何度も叫ぶよ ぼくの側で とても近くで 聴いていて | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | きみと笑った ぼくの最後の日 桜がそっと彩ったような日 その声が泳ぐ風を いつも掴んでいた 傾く太陽 影が伸びていく 昨日よりずっと大きい影法師 明日はもっと特別な日 過去から見た今日がそうだったように ぼくがきみへと贈れたものなど きみがくれたもので滲んでしまった 今も宛のない声を ただ風に任せて 胸にしまい込んでいる 昨日が知らない 今日はひとりぼっちで 更に煌めく日を願っている 何度も 未来へ 明日へ 歌うよ ぼくの側で 離れていても 聴いていて 失ったって 近くに感じた 胸の内側で思い出せるから 痛むけれど それでもいい 引き換えにぼくはまた 笑おうとするから 過ぎ去ったきみに贈れるものが 悲しみだけじゃ どこか味気ないだろう たとえ世界が 暗い顔でいたとしても いつだって明日を待ち望んでいる 過去より 今朝より 今日よりもずっと まだ知らない 愛しさと出会えるなら 震えていたって いつか暗闇がぼくを迎えに来るかも その時が来ても きっと俯かないで きみの元へ 会いに行くよ きみと笑った ぼくの最後の日 また会えるよって 背中を押し合った 明日はいつも特別な日 まだ知らない世界に触れる ぼくの日 たとえ世界が 瞬く間に終わるとしても いつだってきみは輝き続ける 過去より 今より 明日よりもずっと ぼくの側で 息をするみたいに 昨日が知らない 今日はひとりぼっちで 更に煌めく日を願っている またね 明日ね 何度も叫ぶよ ぼくの側で とても近くで 聴いていて |
innocenceその椅子にいつから座っていたんだろう 配られる定めを飲み下していた 鈍色に煌めく疑心に問い掛ける 僕は誰だっけな 記憶が嵩む程に汚れた靴 目を覚ます度に落ちる砂時計 手に入れた数だけ失うという決まりきっていた事 とても認められないだろう 気づけば戻れない日々は始まって 選べなかった椅子が居場所になっていた 終わり方はどうだ 頷けるだろうか 答えのない問いを繰り返し続ける 僕が僕じゃない誰かを生きる権利も 終わりを振り払う資格もなかった 息が続く間は自由でいさせて 揺るぎない心が捉えた日々の上から 歩く距離に比例して 遠ざかる冒頭 誰かの思惑通りに定めの上 虹色に煌めく意志を追い掛ける 決まりきっていたってさ 選ぶしかなかっただろう どれだけの物を抱え込んでいたって 果てに辿り着く頃に取り上げられる 何の為の人生 意味など無いにしても 投げ出すにもちょっと腰が引けるよ 何を選んでも弾かれる日々の先で この目に映っている色はどうだった 疑いようもない程 頭では解っている 絶え間ない定めの中から捉えた色 終わりの次に何も無いなら 戻らない日々はどこへ還るのだろう いずれ訪れる終わりは ただ何も残さず終わるのかな この日々が定めから放される事はない それでも この意志は消えたりしない 最果てまで ずっと脈を打ち続ける 答えのない日々が正しくある為に 僕がここで生きる意味 意志 答え 未来 呼吸を繋いでいく僕だけにあった 誰に聴こえなくとも掲げて 示すさ 揺るぎない心が迎える明日の上から | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | LAMP IN TERREN | その椅子にいつから座っていたんだろう 配られる定めを飲み下していた 鈍色に煌めく疑心に問い掛ける 僕は誰だっけな 記憶が嵩む程に汚れた靴 目を覚ます度に落ちる砂時計 手に入れた数だけ失うという決まりきっていた事 とても認められないだろう 気づけば戻れない日々は始まって 選べなかった椅子が居場所になっていた 終わり方はどうだ 頷けるだろうか 答えのない問いを繰り返し続ける 僕が僕じゃない誰かを生きる権利も 終わりを振り払う資格もなかった 息が続く間は自由でいさせて 揺るぎない心が捉えた日々の上から 歩く距離に比例して 遠ざかる冒頭 誰かの思惑通りに定めの上 虹色に煌めく意志を追い掛ける 決まりきっていたってさ 選ぶしかなかっただろう どれだけの物を抱え込んでいたって 果てに辿り着く頃に取り上げられる 何の為の人生 意味など無いにしても 投げ出すにもちょっと腰が引けるよ 何を選んでも弾かれる日々の先で この目に映っている色はどうだった 疑いようもない程 頭では解っている 絶え間ない定めの中から捉えた色 終わりの次に何も無いなら 戻らない日々はどこへ還るのだろう いずれ訪れる終わりは ただ何も残さず終わるのかな この日々が定めから放される事はない それでも この意志は消えたりしない 最果てまで ずっと脈を打ち続ける 答えのない日々が正しくある為に 僕がここで生きる意味 意志 答え 未来 呼吸を繋いでいく僕だけにあった 誰に聴こえなくとも掲げて 示すさ 揺るぎない心が迎える明日の上から |
キャラバン夢を積んだ唄を鞄に押し込んで 広すぎる世界で 踵を鳴らしていた なんとなく それがどこか誇らしくて 鳴らし続けたら それが僕になった 険しい道の上も なぜか楽しくなる メロディーに背を押されながら 今を追い越しながら 魔法の様な唄を唄って 目映い今日を色付けていく あの消えない光に向かっていくよ 魔法がほどけない内に 踏み鳴らし続けた踵は磨り減って 新しい靴が それを思い出にした いつか この唄は何足潰すのだろう 唄い続けていられるのかな 勇者であろうとして サマにはならずとも 胸の内ではいつも勇ましい ある意味騙されながら 願いを大きな声で唄って 不安な今日も照らしていく ほら 恥ずかしい程に声にしてよ ほら 見えない あの魔法が掛かるように 消えないまま浮かんだ光は まだ手を叩いて呼んでいる 追い掛けたって きっと向こうだって離れていく 追い付けなくたって ずっと踏み鳴らす音 魔法の様な唄を唄って 目映い今日を色付けていく まだ醒めない夢が僕を騙している 願いを叶える魔法を掛けるよ 今日も願いを大きな声で 他でもない僕が唄おう さぁ 消えない光に向かっていくよ 眩しいこの世界で鳴らす音 | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | LAMP IN TERREN | 夢を積んだ唄を鞄に押し込んで 広すぎる世界で 踵を鳴らしていた なんとなく それがどこか誇らしくて 鳴らし続けたら それが僕になった 険しい道の上も なぜか楽しくなる メロディーに背を押されながら 今を追い越しながら 魔法の様な唄を唄って 目映い今日を色付けていく あの消えない光に向かっていくよ 魔法がほどけない内に 踏み鳴らし続けた踵は磨り減って 新しい靴が それを思い出にした いつか この唄は何足潰すのだろう 唄い続けていられるのかな 勇者であろうとして サマにはならずとも 胸の内ではいつも勇ましい ある意味騙されながら 願いを大きな声で唄って 不安な今日も照らしていく ほら 恥ずかしい程に声にしてよ ほら 見えない あの魔法が掛かるように 消えないまま浮かんだ光は まだ手を叩いて呼んでいる 追い掛けたって きっと向こうだって離れていく 追い付けなくたって ずっと踏み鳴らす音 魔法の様な唄を唄って 目映い今日を色付けていく まだ醒めない夢が僕を騙している 願いを叶える魔法を掛けるよ 今日も願いを大きな声で 他でもない僕が唄おう さぁ 消えない光に向かっていくよ 眩しいこの世界で鳴らす音 |
とある木洩れ陽より並木道に映る足音 とてもよく晴れていた日に いつも通りはしゃぐ声の中 風に揺らされていた 変わらずここで景色を担って 誰かの記憶になる ブランコ揺らす あの足がどこまでも伸びていてほしい 明くる日も陽だまりを笑って 雨に降られて洗われる そんな日々を織りなす君が どんな日も笑っていられたなら 寂しい背中 悲しい足取り どんな日だったかは知らない それだって ほら 物語に欠かせない 大事な彩り どれもが君の心次第で変わっていく 景色や言葉、温もり、色 君だけのもの 並木道 遠退く足音 夕陽が大きく手を振る 眠りたくなくても夜に溶けていく また明日になる 眩しい陽射しに項垂れる時は 優しい木陰でありたい そんな僕も織りなす景色で記憶を重ねる君が 明くる日も陽だまりを笑って 雨に躓くこともあるだろう 君が織りなす日々が どんな日も素晴らしくあるように 並木道に映る足音 いつの日も嫌わないでいて できるだけ僕は綺麗な葉を咲かせて その物語へ 変わらず眺めるだろう 繰り返す日々の魔法を | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | LAMP IN TERREN | 並木道に映る足音 とてもよく晴れていた日に いつも通りはしゃぐ声の中 風に揺らされていた 変わらずここで景色を担って 誰かの記憶になる ブランコ揺らす あの足がどこまでも伸びていてほしい 明くる日も陽だまりを笑って 雨に降られて洗われる そんな日々を織りなす君が どんな日も笑っていられたなら 寂しい背中 悲しい足取り どんな日だったかは知らない それだって ほら 物語に欠かせない 大事な彩り どれもが君の心次第で変わっていく 景色や言葉、温もり、色 君だけのもの 並木道 遠退く足音 夕陽が大きく手を振る 眠りたくなくても夜に溶けていく また明日になる 眩しい陽射しに項垂れる時は 優しい木陰でありたい そんな僕も織りなす景色で記憶を重ねる君が 明くる日も陽だまりを笑って 雨に躓くこともあるだろう 君が織りなす日々が どんな日も素晴らしくあるように 並木道に映る足音 いつの日も嫌わないでいて できるだけ僕は綺麗な葉を咲かせて その物語へ 変わらず眺めるだろう 繰り返す日々の魔法を |
メイ貴方がくれた証明 胸の内側にある 世界と別れるまで ずっと消えない灯がある ひとりを分かち合って ひとり同士で話せた 名前を呼び合う声 あぁ 孤独じゃなかったよ 風と踊って 雨と流れて ただ手に入れて 失くしてきただけ それだけ 透明な言葉を辿って 繋いだ日々の中に見る 何を失っていても 消えない 声が 貴方が ただひとつ 命の証 失くした 手にしていたから それはずっと変わらない 忘れてしまったとしても その事実が増えるだけ 揺れる灯火 この胸の奥でただ 変わらない声を叫んでいる ただひとりを 過ぎてった日々が 知らない間に重なる 重い記憶が軽くなろうと忘れる 失くしちゃいない 失くしたことを手にするから 死ぬまで消えないから 声は言葉を頼って 繋いだ貴方の傍へ 今も重なる日々が 目映いほどの声になった 何も失っていないよ 貴方が明かしてくれた この声が届いた その日から 手に入れていた ただひとつの証 | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 貴方がくれた証明 胸の内側にある 世界と別れるまで ずっと消えない灯がある ひとりを分かち合って ひとり同士で話せた 名前を呼び合う声 あぁ 孤独じゃなかったよ 風と踊って 雨と流れて ただ手に入れて 失くしてきただけ それだけ 透明な言葉を辿って 繋いだ日々の中に見る 何を失っていても 消えない 声が 貴方が ただひとつ 命の証 失くした 手にしていたから それはずっと変わらない 忘れてしまったとしても その事実が増えるだけ 揺れる灯火 この胸の奥でただ 変わらない声を叫んでいる ただひとりを 過ぎてった日々が 知らない間に重なる 重い記憶が軽くなろうと忘れる 失くしちゃいない 失くしたことを手にするから 死ぬまで消えないから 声は言葉を頼って 繋いだ貴方の傍へ 今も重なる日々が 目映いほどの声になった 何も失っていないよ 貴方が明かしてくれた この声が届いた その日から 手に入れていた ただひとつの証 |
林檎の理いつから 決まってそうだった 重力は僕を手放さない 林檎が成って落ちてから 誰もが知っていた事 どこにも行けないと少年 誰とも傷付け合わないよう 分厚いコートを身に纏って 喧騒に飛び込んでいった 心が ここから 消えない様に 僕らは この星から 離れられないかな あるがまま いられないなんて もういっそ やめちまおうかな 僕はずっと 君じゃないから どうやったって 知れやしないよ こんな星の上に落ちた こんな星が離さない僕は その星の様に 誰かを離さないでいれるか 誰でもいいのさと少年 誰とも分かり合えないから 林檎は熟れて落ちるけど 月には少しも近付かないんだ どこかで見付けた 言葉によれば 全ては 引き合って 寄せ合っているらしい 僕のまま いられないのなら もう全部意味などないだろう 信じたいのに信じれないのは 僕じゃなくて君のせいだろう こんな星の上に落ちて こんな思いを抱えているのは あの言葉通り 寄り添いたいと思っているから? ただ自分を 受け入れられたらなぁ 僕らが ここから 消えない内に 僕らは 全てを 認められるのかな あるがまま いられないなんて もうきっと 決まっていた事 そうして今も 変わりながらも 僕はずっと僕のままだ こんな星の上に落ちた こんな星が離さない僕も その星の様に 誰かを離せないでいるんだ 僕が今 離せない物が いつだって僕の答えだろう それはいつも 変わりながらも どうやったって僕になるだろう そんな星の上に落ちた 君を見付け出せた星の上で まだ見ぬ答えも ちゃんと見付け出してみせるから | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | いつから 決まってそうだった 重力は僕を手放さない 林檎が成って落ちてから 誰もが知っていた事 どこにも行けないと少年 誰とも傷付け合わないよう 分厚いコートを身に纏って 喧騒に飛び込んでいった 心が ここから 消えない様に 僕らは この星から 離れられないかな あるがまま いられないなんて もういっそ やめちまおうかな 僕はずっと 君じゃないから どうやったって 知れやしないよ こんな星の上に落ちた こんな星が離さない僕は その星の様に 誰かを離さないでいれるか 誰でもいいのさと少年 誰とも分かり合えないから 林檎は熟れて落ちるけど 月には少しも近付かないんだ どこかで見付けた 言葉によれば 全ては 引き合って 寄せ合っているらしい 僕のまま いられないのなら もう全部意味などないだろう 信じたいのに信じれないのは 僕じゃなくて君のせいだろう こんな星の上に落ちて こんな思いを抱えているのは あの言葉通り 寄り添いたいと思っているから? ただ自分を 受け入れられたらなぁ 僕らが ここから 消えない内に 僕らは 全てを 認められるのかな あるがまま いられないなんて もうきっと 決まっていた事 そうして今も 変わりながらも 僕はずっと僕のままだ こんな星の上に落ちた こんな星が離さない僕も その星の様に 誰かを離せないでいるんだ 僕が今 離せない物が いつだって僕の答えだろう それはいつも 変わりながらも どうやったって僕になるだろう そんな星の上に落ちた 君を見付け出せた星の上で まだ見ぬ答えも ちゃんと見付け出してみせるから |
Grieveman描いた未来と対峙する日が 来てしまう 項垂た日々が こんな筈は無いと 首を傾げた 手を伸ばす先は いつも届かない場所 選ばれた僕は 命を辿るだけさ 信じ直しては 疑ってしまう 繰り返してもまだ信じていないと 息ができない 必ず 辿り着けるだろう 僕ならきっと 嘆いていないで 笑われるなら 笑ってやろう 信じていればきっと 望みは叶うさきっと そんな日を ただ待っていた 待っているだけかい 狭いばかりの 部屋の隅で 震えていた こんなザマ 誰にも見せられない 同じ夜を何度も 越えて気が付いた 待ち尽くした こんな日々が 定めとなった どうやら 明日も暗いらしい 僕等はいつも 選ばれる事を 選んできた 待っていただけ 信じていれば なんて 信じるだけではきっと 何も手にする事などできないと 解っていただろう 未来は解らない 明日を照らす勇敢な灯を持って 紡いでゆく この日々が定めとなるなら 必ず 辿り着けるだろう 僕等はきっと 嘆いていないで 笑って ほら 変わってゆこう 信じていればきっと 向かって行けるならずっと どんな日も僕は越えて行ける 越えて行けるだろう | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 描いた未来と対峙する日が 来てしまう 項垂た日々が こんな筈は無いと 首を傾げた 手を伸ばす先は いつも届かない場所 選ばれた僕は 命を辿るだけさ 信じ直しては 疑ってしまう 繰り返してもまだ信じていないと 息ができない 必ず 辿り着けるだろう 僕ならきっと 嘆いていないで 笑われるなら 笑ってやろう 信じていればきっと 望みは叶うさきっと そんな日を ただ待っていた 待っているだけかい 狭いばかりの 部屋の隅で 震えていた こんなザマ 誰にも見せられない 同じ夜を何度も 越えて気が付いた 待ち尽くした こんな日々が 定めとなった どうやら 明日も暗いらしい 僕等はいつも 選ばれる事を 選んできた 待っていただけ 信じていれば なんて 信じるだけではきっと 何も手にする事などできないと 解っていただろう 未来は解らない 明日を照らす勇敢な灯を持って 紡いでゆく この日々が定めとなるなら 必ず 辿り着けるだろう 僕等はきっと 嘆いていないで 笑って ほら 変わってゆこう 信じていればきっと 向かって行けるならずっと どんな日も僕は越えて行ける 越えて行けるだろう |
reverieそれから僕は 何をしていたっけ 変な夢 見ていた 誰が見ていた? その夢はたしか どこか 部屋の中 誰も 何もない 誰かが見ていた その部屋はたしか 真っ暗な部屋 まばたきの度 大きくなった 鍵はなかった 扉すらなかった 閉じ込められて迷子になった 僕は誰なの 問いかけても その声がこの耳に聞こえるだけ 寒くないのに 凍えていた どこからか記憶は途絶えていて 目が覚めれば 夢だ と気付く 何度も見た夢だ 続きならわかる ただ暗がりに 何か降ってきて その何かに追い回されるんだ 俺は なにか悪かったんだっけな 何が そんな夢見せるのかな 俺は 俺は 誰なんだっけな 俺は 俺は 見失っていた 覚めぬ夢の中 今でも 僕は誰なの 問いかけても その声がこの耳に聞こえるだけ 最後どうなったか わからないまま 何度も繰り返す 夢の中 どれが僕なの 見付けようにも 何もかも 嘘かもしれないってのに 暗がりの中 震えていた 夢なら もういいよ 目を覚まして それから僕は 何をしていたっけ そうだ 夢見ていた 僕が見ていた その夢はただ どこか部屋の中 誰も 何もない この心みたいだ | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | それから僕は 何をしていたっけ 変な夢 見ていた 誰が見ていた? その夢はたしか どこか 部屋の中 誰も 何もない 誰かが見ていた その部屋はたしか 真っ暗な部屋 まばたきの度 大きくなった 鍵はなかった 扉すらなかった 閉じ込められて迷子になった 僕は誰なの 問いかけても その声がこの耳に聞こえるだけ 寒くないのに 凍えていた どこからか記憶は途絶えていて 目が覚めれば 夢だ と気付く 何度も見た夢だ 続きならわかる ただ暗がりに 何か降ってきて その何かに追い回されるんだ 俺は なにか悪かったんだっけな 何が そんな夢見せるのかな 俺は 俺は 誰なんだっけな 俺は 俺は 見失っていた 覚めぬ夢の中 今でも 僕は誰なの 問いかけても その声がこの耳に聞こえるだけ 最後どうなったか わからないまま 何度も繰り返す 夢の中 どれが僕なの 見付けようにも 何もかも 嘘かもしれないってのに 暗がりの中 震えていた 夢なら もういいよ 目を覚まして それから僕は 何をしていたっけ そうだ 夢見ていた 僕が見ていた その夢はただ どこか部屋の中 誰も 何もない この心みたいだ |
王様のひとり芝居ちょっと ずる賢くて構わない 強く振る舞う王様がいた ハリボテの剣を構えて ひとりで 逸話を紡いでいたとさ 街に降りては 背伸びをして 誰も信じない話をした これじゃだめだと気付いていた 嘘を認めるしか道はなかった だけど それでは片せない あぁ 僕にはわからないよ ひとりじゃなんにも意味がなかった どうせ誰もがわかっている 僕すら騙せていないということを もう重ねた嘘が重苦しい 守り通すための嘘が重なる ハリボテの城を構えた 誰も攻めて来たりはしないのになぁ わかってるよ そもそも ひとりでいるなら 比べようもないこと 僕ですらないということ 君には映らないってさ あぁ 今でも背負ってるよ 少しも軽くはならない嘘を どうすれば 今 認められる? ひとりの城から笑い合える? どんなに変わらない過去だとしても それほど変わらない僕だとしても あぁ 今にも未来は来る できれば笑っていたい 本当の僕で 君と話したい もう嘘吐かない | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | ちょっと ずる賢くて構わない 強く振る舞う王様がいた ハリボテの剣を構えて ひとりで 逸話を紡いでいたとさ 街に降りては 背伸びをして 誰も信じない話をした これじゃだめだと気付いていた 嘘を認めるしか道はなかった だけど それでは片せない あぁ 僕にはわからないよ ひとりじゃなんにも意味がなかった どうせ誰もがわかっている 僕すら騙せていないということを もう重ねた嘘が重苦しい 守り通すための嘘が重なる ハリボテの城を構えた 誰も攻めて来たりはしないのになぁ わかってるよ そもそも ひとりでいるなら 比べようもないこと 僕ですらないということ 君には映らないってさ あぁ 今でも背負ってるよ 少しも軽くはならない嘘を どうすれば 今 認められる? ひとりの城から笑い合える? どんなに変わらない過去だとしても それほど変わらない僕だとしても あぁ 今にも未来は来る できれば笑っていたい 本当の僕で 君と話したい もう嘘吐かない |
into the darkあの日からもう 見失っていた 影もいずれは 夜が飲み込んでしまうよ 影がなければ 僕も居ないか 暗闇の中 自由もなくしてしまっていた 光も差さない空間で 心は静かに枯れてった 塞がれた扉の向こうで 誰かが 今も嗤っている 期待なんてすればするほど 裏切られてしまうから 僕はもう扉の内側で ただ 呼吸を潜めて ひとり かくれんぼ あれから朝は 何度もやってきた 似た顔の中 面白味もない日の中 ドアを叩く音が聴こえる 触れないようにしていたのに 逃げるように 耳を塞いでも 内側で 聴こえてしまうんだ どこまで 逃げたって同じだろうか 全てを棄て去ることもできないなら あの日からずっと 見失っていた 扉の向こう 嗤っていたのは 解っていた どれほど足掻けど 隠し通せはしないまま 心は 強くなれずに脆いまま 独りじゃない事 認められないんだ 僕はもう 見付かってしまいそう 僕はもう | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | あの日からもう 見失っていた 影もいずれは 夜が飲み込んでしまうよ 影がなければ 僕も居ないか 暗闇の中 自由もなくしてしまっていた 光も差さない空間で 心は静かに枯れてった 塞がれた扉の向こうで 誰かが 今も嗤っている 期待なんてすればするほど 裏切られてしまうから 僕はもう扉の内側で ただ 呼吸を潜めて ひとり かくれんぼ あれから朝は 何度もやってきた 似た顔の中 面白味もない日の中 ドアを叩く音が聴こえる 触れないようにしていたのに 逃げるように 耳を塞いでも 内側で 聴こえてしまうんだ どこまで 逃げたって同じだろうか 全てを棄て去ることもできないなら あの日からずっと 見失っていた 扉の向こう 嗤っていたのは 解っていた どれほど足掻けど 隠し通せはしないまま 心は 強くなれずに脆いまま 独りじゃない事 認められないんだ 僕はもう 見付かってしまいそう 僕はもう |
イツカの日記眺めていた 遠い未来 繋いでいた手を いつまで 忘れぬように 覚えていられるだろう 空になった 穴があいた 心の奥底 埋めることに 我を忘れて 忘れてしまったよ もう 昨日のこと どうだっていいよ 君は離れてしまった そう 昨日のこと 戻れたらなぁ そんなことばっかり浮かんでしまう あぁ 忘れないようにさ 僕は 今日を書き残すよ また 君が浮かんでは その顔はぼやけていて 眺めていた 遠い未来 繋いでいた手を いつまで 忘れぬように 忘れてしまえるだろう もう 昨日のこと 仕方ないこと 今日も捨てられないままで そう 昨日のこと 戻れたらなぁ 今に立ち止まりそうで あぁ 忘れてしまえるなら 今日もなかったことにして 僕を初めからやり直そう そんなこと できないのは あぁ わかってるから もう 昨日のこと 遠退く昨日 何度も積み重ねてきた そう いつかのこと 覚えているよ いつも 埋まることはないけれど あぁ 浮かんでは沈む日々 そんな今日も書き残すよ また 君と出会えた時には 今日のこと 話せるよ ああ 忘れないようにさ 僕は 今日を書き残すよ もう 君には会えないとしても 今日のこと 話せるように 今日のこと 話せるようにさ | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 眺めていた 遠い未来 繋いでいた手を いつまで 忘れぬように 覚えていられるだろう 空になった 穴があいた 心の奥底 埋めることに 我を忘れて 忘れてしまったよ もう 昨日のこと どうだっていいよ 君は離れてしまった そう 昨日のこと 戻れたらなぁ そんなことばっかり浮かんでしまう あぁ 忘れないようにさ 僕は 今日を書き残すよ また 君が浮かんでは その顔はぼやけていて 眺めていた 遠い未来 繋いでいた手を いつまで 忘れぬように 忘れてしまえるだろう もう 昨日のこと 仕方ないこと 今日も捨てられないままで そう 昨日のこと 戻れたらなぁ 今に立ち止まりそうで あぁ 忘れてしまえるなら 今日もなかったことにして 僕を初めからやり直そう そんなこと できないのは あぁ わかってるから もう 昨日のこと 遠退く昨日 何度も積み重ねてきた そう いつかのこと 覚えているよ いつも 埋まることはないけれど あぁ 浮かんでは沈む日々 そんな今日も書き残すよ また 君と出会えた時には 今日のこと 話せるよ ああ 忘れないようにさ 僕は 今日を書き残すよ もう 君には会えないとしても 今日のこと 話せるように 今日のこと 話せるようにさ |
multiverse地図は自分が記した 軌跡以外は何にも 役立たずだった 何もなかった 砂漠みたいな日常で 水を求めて彷徨う 僕はどこへ向かっているんだろう 仮に 世界がひとつでは なかったとして これほど苦しい日々はないとして まるで違う自分は 何を選ぶだろう そこでも歌ってるんだろうか このメロディーを 地図に未来はなかった だから今日も参っていた 立ち止まったって 夜は明けるんだ 昨日までの選択が 少し違っていたなら まだ少しは楽だったのかな 何を選んで 僕らは ここに立っていて 全て選んで 僕らは ここに居るんだろう 迷ったり 悩んだり 忙しないのに 途方もなく立ち竦んでいる 例えば 勇敢な自分が居て 期待通りになったって ちょっと違う難題が立ちはだかっているもの 臆病者はいつだって 期待外れな自分を選ぶかな 全て正しい そう言いたいけど きっと 僕には計れないこと 僕なりの苦しみと生きてゆくから 迷ったり 悩んだり 忙しないから 最中に紛れた「喜び」に気付けない 勇敢な自分が居て 期待外れな自分も居て 紛れもなく自分なんだ どこでも迷っているもの 臆病者は今日だって 期待外れでも選んでんだろ 全て正しい その為のメロディーを 歌っているから | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 地図は自分が記した 軌跡以外は何にも 役立たずだった 何もなかった 砂漠みたいな日常で 水を求めて彷徨う 僕はどこへ向かっているんだろう 仮に 世界がひとつでは なかったとして これほど苦しい日々はないとして まるで違う自分は 何を選ぶだろう そこでも歌ってるんだろうか このメロディーを 地図に未来はなかった だから今日も参っていた 立ち止まったって 夜は明けるんだ 昨日までの選択が 少し違っていたなら まだ少しは楽だったのかな 何を選んで 僕らは ここに立っていて 全て選んで 僕らは ここに居るんだろう 迷ったり 悩んだり 忙しないのに 途方もなく立ち竦んでいる 例えば 勇敢な自分が居て 期待通りになったって ちょっと違う難題が立ちはだかっているもの 臆病者はいつだって 期待外れな自分を選ぶかな 全て正しい そう言いたいけど きっと 僕には計れないこと 僕なりの苦しみと生きてゆくから 迷ったり 悩んだり 忙しないから 最中に紛れた「喜び」に気付けない 勇敢な自分が居て 期待外れな自分も居て 紛れもなく自分なんだ どこでも迷っているもの 臆病者は今日だって 期待外れでも選んでんだろ 全て正しい その為のメロディーを 歌っているから |
ワンダーランドどれほどの距離があるなんて 解らないのに飛ばした船 君の心まで飛ぼう ここに綴った言葉を届ける 知らない世界は恐ろしいけど 少し先はもう解らないから 何もかも変わってしまう前に 今 未来を知らない声で 届けたい唄を渡すよ それが世界を変えてしまうように 言葉足らずだった いつか 気付けば随分遠くまで来た 変わらなくていい事も 忘れたかった事も遠くなってしまった 立ち止まれば見えない未来 踏み込まずとも背を押されるから 君もきっと変わってしまう だって同じ様に廻っているから なくさないようにしていたって 君が未来とちゃんと出会ってしまうから 君の心まで飛ばす船 限りある時間で届くのかな 移り変わる景色の中で 目の前はいつだって わからないよ 何もかも変わってしまう 僕が僕を忘れてしまうまで 歌いたい唄を鳴らすよ 今が未来を変えてしまうように いつも未来へ 僕の未来へ | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | どれほどの距離があるなんて 解らないのに飛ばした船 君の心まで飛ぼう ここに綴った言葉を届ける 知らない世界は恐ろしいけど 少し先はもう解らないから 何もかも変わってしまう前に 今 未来を知らない声で 届けたい唄を渡すよ それが世界を変えてしまうように 言葉足らずだった いつか 気付けば随分遠くまで来た 変わらなくていい事も 忘れたかった事も遠くなってしまった 立ち止まれば見えない未来 踏み込まずとも背を押されるから 君もきっと変わってしまう だって同じ様に廻っているから なくさないようにしていたって 君が未来とちゃんと出会ってしまうから 君の心まで飛ばす船 限りある時間で届くのかな 移り変わる景色の中で 目の前はいつだって わからないよ 何もかも変わってしまう 僕が僕を忘れてしまうまで 歌いたい唄を鳴らすよ 今が未来を変えてしまうように いつも未来へ 僕の未来へ |
ボイド空の向こうには 何が広がって どんな風に僕らが 見えているんだろう いつからか本気で 伸ばしていた手は どこにも届かないで 風だけを掬った あなたが笑えば 灯りは灯って そのぐらい簡単な僕の世界が 誰かの手のひらで踊っていたとして その手を返すと どこへ落ちるんだろう きっと あなたまで泳ぎ切るなんて また 夢みたいな話 僕はただ 見上げていたんだ 手を伸ばしていた 僕らは上手に 飛び跳ねてみても 鳥の様に 高く飛べないと解っていた ならば 海を泳ぐように 自由にと 頭を使っても 踏み出せはしないまま きっと あなたまで泳ぎ切るなんて ただ 夢みたいな話 僕はまたも 見上げてしまうよ 果てなどない空を 与えられた物だけでは 足りないなんて 繰り返している空に溢した 何にもなれずに 空は笑って 晴れ渡っている とてもじゃないが 笑えないよ 本当はずっと 心はずっと 俯いていた 思い出した あなたに照らされてしまった ここに落ちてきてしまった 僕は 泳ぎ切れない距離でいいんだ このまま 眺めているよ きっと 僕が何を手にしても それでも 見上げてしまうんだ 空の機嫌が 移り変わるように 僕の世界を 繋いでいくように | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 空の向こうには 何が広がって どんな風に僕らが 見えているんだろう いつからか本気で 伸ばしていた手は どこにも届かないで 風だけを掬った あなたが笑えば 灯りは灯って そのぐらい簡単な僕の世界が 誰かの手のひらで踊っていたとして その手を返すと どこへ落ちるんだろう きっと あなたまで泳ぎ切るなんて また 夢みたいな話 僕はただ 見上げていたんだ 手を伸ばしていた 僕らは上手に 飛び跳ねてみても 鳥の様に 高く飛べないと解っていた ならば 海を泳ぐように 自由にと 頭を使っても 踏み出せはしないまま きっと あなたまで泳ぎ切るなんて ただ 夢みたいな話 僕はまたも 見上げてしまうよ 果てなどない空を 与えられた物だけでは 足りないなんて 繰り返している空に溢した 何にもなれずに 空は笑って 晴れ渡っている とてもじゃないが 笑えないよ 本当はずっと 心はずっと 俯いていた 思い出した あなたに照らされてしまった ここに落ちてきてしまった 僕は 泳ぎ切れない距離でいいんだ このまま 眺めているよ きっと 僕が何を手にしても それでも 見上げてしまうんだ 空の機嫌が 移り変わるように 僕の世界を 繋いでいくように |
L-Rこの唄を君へと歌うのは そこに君が居たから その声を僕へと願うのは 不安で仕方がないから 声の届く距離なら 唄は必ず聴こえるだろう その全てが必然だとしたら 声はここで消えるだろう この手が眼に映った時 この身が独りで立てた時 その全ては必然じゃないんだ この全てが僕だと言い張るんだ この声を君へと叫ぶのは 存在を解って欲しいから その声を僕へと叫ぶのは あなたを教えて欲しいから 毛布で隠した涙は花を咲かせる事もできない その涙を痛いと思うなら 君の声で伝えてくれよ その身が悲鳴をあげた時 その身は君に教えてるんだ 誰かと分かち合っていいんだ その全ては弱さじゃないから 片方はああ思い 片方はこう思い 思いのぶつかり合いは想いを壊してしまうだろう 互いが大切なんだって そう思えるなら 叫んでやれ かけがえねぇんだって この唄が君に届いた時 精一杯の声が届いた時 その全ては必然じゃないんだ この瞬間はちゃんと解っていて この手が眼に映った時 この身が独りで立てた時 その全てが必然じゃないから この全てが僕だと言えるんだ | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | この唄を君へと歌うのは そこに君が居たから その声を僕へと願うのは 不安で仕方がないから 声の届く距離なら 唄は必ず聴こえるだろう その全てが必然だとしたら 声はここで消えるだろう この手が眼に映った時 この身が独りで立てた時 その全ては必然じゃないんだ この全てが僕だと言い張るんだ この声を君へと叫ぶのは 存在を解って欲しいから その声を僕へと叫ぶのは あなたを教えて欲しいから 毛布で隠した涙は花を咲かせる事もできない その涙を痛いと思うなら 君の声で伝えてくれよ その身が悲鳴をあげた時 その身は君に教えてるんだ 誰かと分かち合っていいんだ その全ては弱さじゃないから 片方はああ思い 片方はこう思い 思いのぶつかり合いは想いを壊してしまうだろう 互いが大切なんだって そう思えるなら 叫んでやれ かけがえねぇんだって この唄が君に届いた時 精一杯の声が届いた時 その全ては必然じゃないんだ この瞬間はちゃんと解っていて この手が眼に映った時 この身が独りで立てた時 その全てが必然じゃないから この全てが僕だと言えるんだ |
send meどんな空想を 描いても この現実を 塗り潰せやしない どうせ 幻想で生きるなら どこまでも 夢の中でいたい どんなに 声を 枯らしても 君は きっと 気付いちゃくれない 立ち尽くして また 苦しくなった 時間だけ そっと 消してしまいたい 眩んだ目を また 閉じて 世界も消してみた 瞼の裏で 微かに 光った 僕が 僕を 騙していても 本当の事を 話していても 本当の僕を 解っちゃ貰えないから 騙したって 君と 笑っていたい send me 僕が 僕を 嫌わないように いつだって 嘘を 本当にした いつの間にか 誰も 居なくなって どれが本当だったか 悩んでいた 疲れた体 息絶えて 重力もなくなった 心の奥が 軋んで 空っぽになった 目を閉じて 願った くだらないと全部を捨てても 悲しいからって叫んで 願ってみても 本当の僕だけは 捨てきれないさ 騙してきたものが 騙せなくなった 君が 本当の僕を 知ったとしても それが 偽ってんだなって 気付かれても 本当の僕なんか どこにも居ない ただ 笑えるなら もうそれだけでいい 僕が 僕を騙していても 本当の事を 話していても 本当の僕を 解っちゃ貰えなくても ただ 笑えるなら もうそれだけでいい send me | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | どんな空想を 描いても この現実を 塗り潰せやしない どうせ 幻想で生きるなら どこまでも 夢の中でいたい どんなに 声を 枯らしても 君は きっと 気付いちゃくれない 立ち尽くして また 苦しくなった 時間だけ そっと 消してしまいたい 眩んだ目を また 閉じて 世界も消してみた 瞼の裏で 微かに 光った 僕が 僕を 騙していても 本当の事を 話していても 本当の僕を 解っちゃ貰えないから 騙したって 君と 笑っていたい send me 僕が 僕を 嫌わないように いつだって 嘘を 本当にした いつの間にか 誰も 居なくなって どれが本当だったか 悩んでいた 疲れた体 息絶えて 重力もなくなった 心の奥が 軋んで 空っぽになった 目を閉じて 願った くだらないと全部を捨てても 悲しいからって叫んで 願ってみても 本当の僕だけは 捨てきれないさ 騙してきたものが 騙せなくなった 君が 本当の僕を 知ったとしても それが 偽ってんだなって 気付かれても 本当の僕なんか どこにも居ない ただ 笑えるなら もうそれだけでいい 僕が 僕を騙していても 本当の事を 話していても 本当の僕を 解っちゃ貰えなくても ただ 笑えるなら もうそれだけでいい send me |
クライベイベ大事な物は ひとつだけ それを大事に持っていた 馬鹿にされた分だけ 馬鹿に仕返してやった 本当に大事な物だったら 簡単に見せるべきじゃない そうやって 皆を 遠ざけて 暗い場所に隠れた だけど ずっと ずっと 泣いていた 届かないのに 泣いていた 遠ざけたのに 泣いていた 震えた声で これさえありゃいいんだ なんて 嘘みたいで怖くなる あんなに大事にしていたのに 嘘みたいに捨てていた どんな天秤に掛ければ ちゃんと答えになるんだろう 暗い場所に隠した 宝物を無くした 「大事な物は ひとつだけ」手放せずに持っていた 馬鹿にされた分だけ 媚を売って回った 本当に大事な物だったら 遠い過去に忘れた 今じゃあの宝物は 必要ないと勇んでいた だけど ずっと ずっと 泣いていた 置いてきたから 探していた 見付けられずに 泣いていた 何が大事だろう これだけでもいいんだ なんて 嘘をついても 仕方がない どれだけ恥を掻いたって 宝物が忘れられない 暗い場所を 探した 心の底に 飛び込んだ 見付けられずに溺れた 自分の底で 溺れた これさえありゃいいんだ なんて 嘘みたいで 怖くなる これだけ大事にしているから それでいいと 頷いて 幾つもあっていいさ だって どれも大事にしてるでしょう 「これだけ」でもいいんだ どんな物だっていいんだ それを どんな天秤に掛けても ちゃんと答えになるだろう それでいいと 思えるなら 宝物になるだろう | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 大事な物は ひとつだけ それを大事に持っていた 馬鹿にされた分だけ 馬鹿に仕返してやった 本当に大事な物だったら 簡単に見せるべきじゃない そうやって 皆を 遠ざけて 暗い場所に隠れた だけど ずっと ずっと 泣いていた 届かないのに 泣いていた 遠ざけたのに 泣いていた 震えた声で これさえありゃいいんだ なんて 嘘みたいで怖くなる あんなに大事にしていたのに 嘘みたいに捨てていた どんな天秤に掛ければ ちゃんと答えになるんだろう 暗い場所に隠した 宝物を無くした 「大事な物は ひとつだけ」手放せずに持っていた 馬鹿にされた分だけ 媚を売って回った 本当に大事な物だったら 遠い過去に忘れた 今じゃあの宝物は 必要ないと勇んでいた だけど ずっと ずっと 泣いていた 置いてきたから 探していた 見付けられずに 泣いていた 何が大事だろう これだけでもいいんだ なんて 嘘をついても 仕方がない どれだけ恥を掻いたって 宝物が忘れられない 暗い場所を 探した 心の底に 飛び込んだ 見付けられずに溺れた 自分の底で 溺れた これさえありゃいいんだ なんて 嘘みたいで 怖くなる これだけ大事にしているから それでいいと 頷いて 幾つもあっていいさ だって どれも大事にしてるでしょう 「これだけ」でもいいんだ どんな物だっていいんだ それを どんな天秤に掛けても ちゃんと答えになるだろう それでいいと 思えるなら 宝物になるだろう |
リメンバー幼い頃 尋ねた ひとつの事 眠ったままの あの人はどこ 気遣った あなたは「星になったんだ」と言った 輪になって 話した 教わった事 居なくなっても 星になるという 無邪気に信じた そんな日の事 今でも 素直に 信じていたいのに どうやら 今は 灰になって 見る影もない 記憶になって 忘れたくないよ どうすればいい 時計を戻して どうにかなるのなら どうしようもないよ 理想の中だけ いつも そう 白い息で 尋ねた いくつかの事 今となっては 役に立たない事 何にでも興味 持てたあの頃に言いたい 雪は 当然に 冷たいでしょう 四季は 当然に 巡ってるでしょう 不思議に 思う事なんかないのに 何故 あんなに 喜んでいたの 聞かせて欲しい どうか あの日の 心 酷く 悲しく 思えた心 思い出したいよ 忘れないように 寒い日に吐いた 白い息さえ 今は吐けないほど 冷たい人になった模様 忘れる事は 忘れられる事と 同じような気がして 怖くなっていた 忘れる事は 忘れるんじゃない この身に刻まれている そう願っている いつか開く 思い出の箱 どうか あの日の心 遠く ちっぽけになった心 忘れてしまうけど このまま行くよ いつか 現実と さよならして 星になった頃に 話せるように 忘れないように しまっていよう 聞いてもらうよ | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 幼い頃 尋ねた ひとつの事 眠ったままの あの人はどこ 気遣った あなたは「星になったんだ」と言った 輪になって 話した 教わった事 居なくなっても 星になるという 無邪気に信じた そんな日の事 今でも 素直に 信じていたいのに どうやら 今は 灰になって 見る影もない 記憶になって 忘れたくないよ どうすればいい 時計を戻して どうにかなるのなら どうしようもないよ 理想の中だけ いつも そう 白い息で 尋ねた いくつかの事 今となっては 役に立たない事 何にでも興味 持てたあの頃に言いたい 雪は 当然に 冷たいでしょう 四季は 当然に 巡ってるでしょう 不思議に 思う事なんかないのに 何故 あんなに 喜んでいたの 聞かせて欲しい どうか あの日の 心 酷く 悲しく 思えた心 思い出したいよ 忘れないように 寒い日に吐いた 白い息さえ 今は吐けないほど 冷たい人になった模様 忘れる事は 忘れられる事と 同じような気がして 怖くなっていた 忘れる事は 忘れるんじゃない この身に刻まれている そう願っている いつか開く 思い出の箱 どうか あの日の心 遠く ちっぽけになった心 忘れてしまうけど このまま行くよ いつか 現実と さよならして 星になった頃に 話せるように 忘れないように しまっていよう 聞いてもらうよ |
緑閃光僕の背中を押したのは 確かに僕だった 何度も見た輝きは この目で見てたから あの丘に咲く花はきっと知っているだろう その時だけに咲く 景色も色も何度も 見てただろう 喜怒哀楽は大抵 眠れば忘れる事を知っている 何度も湧いた感情は この心からだから 同じ場所に居続ける事もできない僕は また夜へ滲む 夕暮れ空とさよなら どこかに落とした気持ち 夕暮れが連れ去ってしまったかな きっとさ ドラマの様にしたいだけのなんて事ない気持ち この目が醒めてしまえば もう昨日は遠くなってしまっていた どうせ戻れやしない 帰ろう 帰ろう 夕暮れの後で迷子にならぬように でもさ ほら やはり悩む 迷う理由もない帰り道で ここに居る意味が 誰も居ないと解らなくなりそう あの丘に咲く花だけが知っている事と 同じだろう 僕だけが見る風景も いつだってそうさ どうせ もう 見える物はいつも そう 偶然でしかないだろう だから もう 足掻く事もないよ 帰ろう 帰ろう 夜になる前に どこかに落とした気持ち 夕暮れが連れ去ったとしても いつか同じ様に 何度も 何度でも見つけてみせるよ 見付けられないとしても 紡いでいくしかないだろう 見付けられたとしても 満たされるわけじゃないだろう | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 僕の背中を押したのは 確かに僕だった 何度も見た輝きは この目で見てたから あの丘に咲く花はきっと知っているだろう その時だけに咲く 景色も色も何度も 見てただろう 喜怒哀楽は大抵 眠れば忘れる事を知っている 何度も湧いた感情は この心からだから 同じ場所に居続ける事もできない僕は また夜へ滲む 夕暮れ空とさよなら どこかに落とした気持ち 夕暮れが連れ去ってしまったかな きっとさ ドラマの様にしたいだけのなんて事ない気持ち この目が醒めてしまえば もう昨日は遠くなってしまっていた どうせ戻れやしない 帰ろう 帰ろう 夕暮れの後で迷子にならぬように でもさ ほら やはり悩む 迷う理由もない帰り道で ここに居る意味が 誰も居ないと解らなくなりそう あの丘に咲く花だけが知っている事と 同じだろう 僕だけが見る風景も いつだってそうさ どうせ もう 見える物はいつも そう 偶然でしかないだろう だから もう 足掻く事もないよ 帰ろう 帰ろう 夜になる前に どこかに落とした気持ち 夕暮れが連れ去ったとしても いつか同じ様に 何度も 何度でも見つけてみせるよ 見付けられないとしても 紡いでいくしかないだろう 見付けられたとしても 満たされるわけじゃないだろう |
ゴールド・ルーズ無価値だった物が 無くなるってさ しばらくして莫大な価値がついた 持っていても 仕方がないのに 何が欲しがる理由になるの 無価値だった君が 居なくなるってさ いなくなって彼は讃えられた 始めから そう言えなかったのかい ああ 追い詰めたのも僕ら 容易く 手のひら返されたって 容易く 受け入れられる訳ないよ 僕が消えれば 僕に価値が付くなら 今すぐ 飛び降りてやるから 誰かくれよ 100万円 誰にとって誰が 価値になるんだい 僕の値は 僕じゃ決められないんだ だからできるだけ目立たないように 傷を付けられないように 自分を守っていた ここにいる理由はないと思っていた 腹を探って 跳ねて回って 価値を持ったほうが 勝ちなんだったら 僕は負けてしまうかな 僕は負けてしまうかな 本気で100万円 貰えたとしても 飛べる訳がない 飛べる訳ないよ 無価値だとしても しがみ付いてしまう いやいや 価値は ずっと 握っていたでしょう どんなに上手に隠れていたって 容易く 手に入れられる訳ないよ 僕が消えれば 僕に価値が付くなら 最初から 僕に 価値なんてない 飛び降りたって 勝ちはない 誰もくれない 100万円 しがみ付くしかない 世界で | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 無価値だった物が 無くなるってさ しばらくして莫大な価値がついた 持っていても 仕方がないのに 何が欲しがる理由になるの 無価値だった君が 居なくなるってさ いなくなって彼は讃えられた 始めから そう言えなかったのかい ああ 追い詰めたのも僕ら 容易く 手のひら返されたって 容易く 受け入れられる訳ないよ 僕が消えれば 僕に価値が付くなら 今すぐ 飛び降りてやるから 誰かくれよ 100万円 誰にとって誰が 価値になるんだい 僕の値は 僕じゃ決められないんだ だからできるだけ目立たないように 傷を付けられないように 自分を守っていた ここにいる理由はないと思っていた 腹を探って 跳ねて回って 価値を持ったほうが 勝ちなんだったら 僕は負けてしまうかな 僕は負けてしまうかな 本気で100万円 貰えたとしても 飛べる訳がない 飛べる訳ないよ 無価値だとしても しがみ付いてしまう いやいや 価値は ずっと 握っていたでしょう どんなに上手に隠れていたって 容易く 手に入れられる訳ないよ 僕が消えれば 僕に価値が付くなら 最初から 僕に 価値なんてない 飛び降りたって 勝ちはない 誰もくれない 100万円 しがみ付くしかない 世界で |
balloon温もりは ずっとそばにあった 狭い景色 ずっと外から見ていた あぁ また 迷うんだろうか どこまで行っても 果てがない景色 迷わない 悩まない 立ち止まる事もないくらい 歩いた 走った それでも 正しさがない どこから どこまで 宇宙は広がっているのでしょう 誰も正せない 探せない 僕の居場所はない気がします 温もりは ずっとそばにあった 広い目なら 気付けたのかな 鏡の中 僕は笑っていましたか 誰もちゃんと 自分の顔は知らないのでしょう ここまで ずっと 呼吸をしてきた こんな風に 捻じ曲がってきた 空っぽの 風船 みたいに 街を 見下して 浮いていたんだった それ故 気付けなかった 温もりは ずっとそばにあった 誰も 飛べやしないけど 今は どこまで 歩いてゆけるような ここまで 来た道 くらいは振り返ってみても大丈夫 歩いた 走った 独りで生きていると思っていた 間違った 唯一 それだけはちゃんと言えると思う どこから どこまで 宇宙なのか解らなくても | LAMP IN TERREN | 松本大 | 松本大 | | 温もりは ずっとそばにあった 狭い景色 ずっと外から見ていた あぁ また 迷うんだろうか どこまで行っても 果てがない景色 迷わない 悩まない 立ち止まる事もないくらい 歩いた 走った それでも 正しさがない どこから どこまで 宇宙は広がっているのでしょう 誰も正せない 探せない 僕の居場所はない気がします 温もりは ずっとそばにあった 広い目なら 気付けたのかな 鏡の中 僕は笑っていましたか 誰もちゃんと 自分の顔は知らないのでしょう ここまで ずっと 呼吸をしてきた こんな風に 捻じ曲がってきた 空っぽの 風船 みたいに 街を 見下して 浮いていたんだった それ故 気付けなかった 温もりは ずっとそばにあった 誰も 飛べやしないけど 今は どこまで 歩いてゆけるような ここまで 来た道 くらいは振り返ってみても大丈夫 歩いた 走った 独りで生きていると思っていた 間違った 唯一 それだけはちゃんと言えると思う どこから どこまで 宇宙なのか解らなくても |
portrait例えば 目を覚ましたその朝に 僕が僕じゃなくても不思議じゃないだろう 君を見るときと同じように 僕の目じゃ僕は見えないから 描くよ 思い出や 鏡や 写真や 君が 全部 嘘だったら どうするんだろう そうして増えてく疑問と謎 呼吸は身勝手に続いていくのに いつの間にか また忘れてしまう どれだけ生きたって 解き明かせそうにない このまま 解けず終いの謎を このまま 解かないままいれば 生きる意味すら見失うだろうな 僕を探す旅をしている 描いていたのは 自分の顔 少しでも綺麗に描くつもりだったのに 理想に近づけば 近づくほど 誰だか解らなくなってしまうよ 君は君の事をよく解らないと言う 同じように僕もよく解らないと思う 見たくない自分を 見ない振りしていくのは 本当の自分を 恐れてしまうからかな 伝えようと言葉にして 気づいた僕を 孤独のままでは知らなかったよ 憎んでも 嫌っても どうしようもない程 これが自分 けど 君と描く自分 このまま 解けず終いの謎を このまま 解かないままいれば 生きる「今」すら退屈になって 旅はそこで終わる 誰にもなれないまま 孤独じゃ 遂げず終いの謎も このまま 解かないままいいば 解き明かす事が 大事じゃないんだ ありのままの僕で 笑いたいから 描くよ 例えば 目を覚ましたその朝に 僕が僕じゃなくても不思議じゃないけど 全てを 見つける事はできずとも 僕を探す旅をしている | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 例えば 目を覚ましたその朝に 僕が僕じゃなくても不思議じゃないだろう 君を見るときと同じように 僕の目じゃ僕は見えないから 描くよ 思い出や 鏡や 写真や 君が 全部 嘘だったら どうするんだろう そうして増えてく疑問と謎 呼吸は身勝手に続いていくのに いつの間にか また忘れてしまう どれだけ生きたって 解き明かせそうにない このまま 解けず終いの謎を このまま 解かないままいれば 生きる意味すら見失うだろうな 僕を探す旅をしている 描いていたのは 自分の顔 少しでも綺麗に描くつもりだったのに 理想に近づけば 近づくほど 誰だか解らなくなってしまうよ 君は君の事をよく解らないと言う 同じように僕もよく解らないと思う 見たくない自分を 見ない振りしていくのは 本当の自分を 恐れてしまうからかな 伝えようと言葉にして 気づいた僕を 孤独のままでは知らなかったよ 憎んでも 嫌っても どうしようもない程 これが自分 けど 君と描く自分 このまま 解けず終いの謎を このまま 解かないままいれば 生きる「今」すら退屈になって 旅はそこで終わる 誰にもなれないまま 孤独じゃ 遂げず終いの謎も このまま 解かないままいいば 解き明かす事が 大事じゃないんだ ありのままの僕で 笑いたいから 描くよ 例えば 目を覚ましたその朝に 僕が僕じゃなくても不思議じゃないけど 全てを 見つける事はできずとも 僕を探す旅をしている |
ランデヴーUFOにグッドバイ あの日 本当に見たんだ 誰に話しても 嘘だ で終わった だからもう 優しさにもグッドバイ あればある程 僕には到底 意味がないと知った 知らないままいれば良かった事ばかり 余計な記憶 ふと蘇って恐怖 思いのまま この星から旅立って 誰にも見えない場所で 夢 と待ち合わせ あの世界へ 望む未来へ 弱くなっても まだ終われない声 僕にだけ 観える希望で いつか誓った 夢の向こうへ 夢の世界に グッドバイ また現実に戻った 知らない事は 愚かでも 勇ましくあれた だけど 気づいてしまった また大人になった 戻れない日々の中は 空っぽに見えた 知らないままいれば どこへも行けやしない 約束した 未来も 果たせそうにない 思いのまま 強くなれるのなら もう疑わないよ でも 忘れられないよ 離さないで 弱い自分も ぼんやり浮かんで 見えた未来も 触れないように 見えないように 隠したって ふと 思い返すさ 孤独になって 威張り散らして 世辞にも良いと 言えない日々は どこに居たって 影みたいに 誰よりも 僕の近くにあったでしょう 怪我した場所は 避けるように 隠してしまった心臓 覚える事と 引き換えにして 臆病の底の 強さってやつを きっと 見つけ出すさ あの世界へ 望む未来へ 痛みを知った 本当の声 怖がらないで 本当の僕はいつも 誰よりも僕の近くで 孤独になっても 曖昧になっても いつも前に進んでいる もう どこに居たって 観えてしまう希望で いつも願う 今 の向こうへ | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | UFOにグッドバイ あの日 本当に見たんだ 誰に話しても 嘘だ で終わった だからもう 優しさにもグッドバイ あればある程 僕には到底 意味がないと知った 知らないままいれば良かった事ばかり 余計な記憶 ふと蘇って恐怖 思いのまま この星から旅立って 誰にも見えない場所で 夢 と待ち合わせ あの世界へ 望む未来へ 弱くなっても まだ終われない声 僕にだけ 観える希望で いつか誓った 夢の向こうへ 夢の世界に グッドバイ また現実に戻った 知らない事は 愚かでも 勇ましくあれた だけど 気づいてしまった また大人になった 戻れない日々の中は 空っぽに見えた 知らないままいれば どこへも行けやしない 約束した 未来も 果たせそうにない 思いのまま 強くなれるのなら もう疑わないよ でも 忘れられないよ 離さないで 弱い自分も ぼんやり浮かんで 見えた未来も 触れないように 見えないように 隠したって ふと 思い返すさ 孤独になって 威張り散らして 世辞にも良いと 言えない日々は どこに居たって 影みたいに 誰よりも 僕の近くにあったでしょう 怪我した場所は 避けるように 隠してしまった心臓 覚える事と 引き換えにして 臆病の底の 強さってやつを きっと 見つけ出すさ あの世界へ 望む未来へ 痛みを知った 本当の声 怖がらないで 本当の僕はいつも 誰よりも僕の近くで 孤独になっても 曖昧になっても いつも前に進んでいる もう どこに居たって 観えてしまう希望で いつも願う 今 の向こうへ |
Sleep Heroism眠っていれば 叶ってしまう 夢に見た英雄 醒めたくないけど 巧くいかん現実 夢が現実になれば すぐに壊してしまうそう 誰も傷つけないように 言い聞かせた 太陽が照らす道は 弱い心をよく落とした 俯いて歩けば 影ばかり 目につく 光なんてどこにも 在りはしないんじゃないの? けど 耐えてこそ正義 いつかきっと報われよう 誰にも言えない本当が 君を救って 言えない言葉の墓で 今も嘆いている 誰にも言わない本当を 言わないままいれば 君が救われるなら 何も言わないよ 眠っていれば 壊してしまう 夢に見た英雄 現実とのズレで狂ってしまう理想の僕は いっそ消えてしまおうか いなくなったっていいさ 間違っても正しそう 誰にも言えない本当が 心を壊して 言えない言葉の墓に 埋めてしまっていた 終わりの見えない回廊で 自分を責めながら 君を救ったつもりだけが まだ生きる 希望になっていた 信じたい正しさ 何も変わらない現状で 疑ってしまってから 何もわからなくなった 震えながら 信じていた自分を探した 見つからない 見つからないよって逃げていたいだけだろう 君には言わない本当が 君を救って 誰にも言わない本当が 巧く世界を廻した けど君に伝えた本当が 君を救ったのなら どんな正しさも要らない 誰も救ってなんかいないんだ 誰にも言わない本当で 星を廻して 僕に聞こえない本当が 僕を生かしている 君に伝えたい本当が 君を救うのなら 誰の正しさも要らない 間違ってもいいさ 何度だって | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 眠っていれば 叶ってしまう 夢に見た英雄 醒めたくないけど 巧くいかん現実 夢が現実になれば すぐに壊してしまうそう 誰も傷つけないように 言い聞かせた 太陽が照らす道は 弱い心をよく落とした 俯いて歩けば 影ばかり 目につく 光なんてどこにも 在りはしないんじゃないの? けど 耐えてこそ正義 いつかきっと報われよう 誰にも言えない本当が 君を救って 言えない言葉の墓で 今も嘆いている 誰にも言わない本当を 言わないままいれば 君が救われるなら 何も言わないよ 眠っていれば 壊してしまう 夢に見た英雄 現実とのズレで狂ってしまう理想の僕は いっそ消えてしまおうか いなくなったっていいさ 間違っても正しそう 誰にも言えない本当が 心を壊して 言えない言葉の墓に 埋めてしまっていた 終わりの見えない回廊で 自分を責めながら 君を救ったつもりだけが まだ生きる 希望になっていた 信じたい正しさ 何も変わらない現状で 疑ってしまってから 何もわからなくなった 震えながら 信じていた自分を探した 見つからない 見つからないよって逃げていたいだけだろう 君には言わない本当が 君を救って 誰にも言わない本当が 巧く世界を廻した けど君に伝えた本当が 君を救ったのなら どんな正しさも要らない 誰も救ってなんかいないんだ 誰にも言わない本当で 星を廻して 僕に聞こえない本当が 僕を生かしている 君に伝えたい本当が 君を救うのなら 誰の正しさも要らない 間違ってもいいさ 何度だって |
雨中のきらめき雲が雨を呼んで 雷までも落とした 震える 冷たい指 怯える心と一緒に 雨が虹を呼んで 雲間に光が差したら この目は 汚れた街も 綺麗に見せるかな このまま濡れていれば きっと風邪はひくだろうな それでも待ってみたい 怯える心と一緒に 虹が君も呼んで「馬鹿だね」って笑ったら それだけで満たされそうだな 寂しさが この街を呑んで 雨が降る街で 僕は ただ 怯えて 一人だった 心が建てた街は 雨が満たしていて 滲んだ空は きらめいていた それには 気づけなかった 雲が流れたって 暗いままの街の中 いつから雨だっけな いつかは止むのだろうか 心の外に居る 君を想って 彷徨った それでもこの目は街を 綺麗に見せるだろうか 僕が 見ている風景は 君の心に映らない 僕が 知っている苦しみは 君の心じゃ解らない 同じように 君の声も ぼんやりとしか聞こえなかった それでも耳を澄ましていたんだ 君の街もきっと 雨は降っていた 上手い具合に寄り添って 稀に虹を見た この雨の中 できるだけ笑いながら たまに見える きらめきを 掴んで この街の中 心の街の中 あらゆる苦しみと 踊るしかないと知って 微かに見えていた ぼやけた光が 瞼の裏で見る 温もりみたいで それを望んでいたんだ | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 雲が雨を呼んで 雷までも落とした 震える 冷たい指 怯える心と一緒に 雨が虹を呼んで 雲間に光が差したら この目は 汚れた街も 綺麗に見せるかな このまま濡れていれば きっと風邪はひくだろうな それでも待ってみたい 怯える心と一緒に 虹が君も呼んで「馬鹿だね」って笑ったら それだけで満たされそうだな 寂しさが この街を呑んで 雨が降る街で 僕は ただ 怯えて 一人だった 心が建てた街は 雨が満たしていて 滲んだ空は きらめいていた それには 気づけなかった 雲が流れたって 暗いままの街の中 いつから雨だっけな いつかは止むのだろうか 心の外に居る 君を想って 彷徨った それでもこの目は街を 綺麗に見せるだろうか 僕が 見ている風景は 君の心に映らない 僕が 知っている苦しみは 君の心じゃ解らない 同じように 君の声も ぼんやりとしか聞こえなかった それでも耳を澄ましていたんだ 君の街もきっと 雨は降っていた 上手い具合に寄り添って 稀に虹を見た この雨の中 できるだけ笑いながら たまに見える きらめきを 掴んで この街の中 心の街の中 あらゆる苦しみと 踊るしかないと知って 微かに見えていた ぼやけた光が 瞼の裏で見る 温もりみたいで それを望んでいたんだ |
メトロポリス錆びついた都市 心という都市 風に吹かれていた 定まらない灯火も消えてしまいそうに揺らいでいた 足りない 心の隙間 どうにか埋めたくて だけど気怠さが今日も勝った 何も手つかずでした おやすみ 揺蕩う心 まだ見ぬ未来 変われない僕は ずっと 不確かな今 迷いながら また この器に愚痴ばかり零してる 錆びついた都市 心の都市 何の為の人生 僕はきっと訳も分からず 時間だけを過ごしてしまう 足りないのが当たり前 認めるのは辛かった 世界はこんなにも広いのに どこにも逃げられやしないんだから どんなに広い世界も 僕の世界はひとつだけ 風邪に吹かれるままに ここで暮らしていたい おやすみ 揺蕩う心 まだ見ぬ未来 飾らないでいて ずっと 不確かだけど 迷える今 ただ 目を閉じて謳ってゆくよ 悩んでいても 迷っていても 嫌になっても 無駄に思っても 選んでゆけるように 笑ってゆけるように 生きてゆけるように 謳ってゆくよ | LAMP IN TERREN | Dai Matsumoto | Dai Matsumoto | | 錆びついた都市 心という都市 風に吹かれていた 定まらない灯火も消えてしまいそうに揺らいでいた 足りない 心の隙間 どうにか埋めたくて だけど気怠さが今日も勝った 何も手つかずでした おやすみ 揺蕩う心 まだ見ぬ未来 変われない僕は ずっと 不確かな今 迷いながら また この器に愚痴ばかり零してる 錆びついた都市 心の都市 何の為の人生 僕はきっと訳も分からず 時間だけを過ごしてしまう 足りないのが当たり前 認めるのは辛かった 世界はこんなにも広いのに どこにも逃げられやしないんだから どんなに広い世界も 僕の世界はひとつだけ 風邪に吹かれるままに ここで暮らしていたい おやすみ 揺蕩う心 まだ見ぬ未来 飾らないでいて ずっと 不確かだけど 迷える今 ただ 目を閉じて謳ってゆくよ 悩んでいても 迷っていても 嫌になっても 無駄に思っても 選んでゆけるように 笑ってゆけるように 生きてゆけるように 謳ってゆくよ |