| 蜂蜜LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 心臓に爆弾を仕掛けられた そんな気持ち 均等にカチカチと刻む音が スピードを上げる ひい ふう みい カウントが鳴る よお いつ む 幸も不幸も さぁ始めましょう 甘い 甘い 小さな恋が ひっつきあって 全てを隠す 後の祭り 最早手遅れ 嘘も本当も混ざり合っていくよ ぐるぐる 狂狂と 花の吹雪く 真夏の果実 枯れた落葉 白い吐息で 四六時中いついつさえも 少しづつ想い集めているの 例えばその胸に 他の誰が居ても 構いはしないわ 終わりのない この物語 涙で濡れた ページをめくり 遠い遠い 貴方の為に 可愛げのない自分を殺すから 甘い言葉達 煽る期待 今日も「あの人」にそっと寄り添いながら あなたは笑う 甘い 甘い 小さな恋が ひっつきあって 全てを隠す 終わりのない この物語 どうすればいい どうなればいい 甘ったるい 小さな恋を 集める私 他人事あなた 後の祭り 最早手遅れ 嘘も本当も混ざり合っていくよ ほら見て ぐるぐると ほら見て 狂狂と |
| 葉桜LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 消えゆく薄紅 黄緑塗って ふわり風笑う 流るる日々と 追憶の中に ふたりを願うよ 俯いたまま 震えていた肩 きっと君もそう 悲しいんだね への字の口で せき止めた言葉 きっとあなたもそう 悲しいのね あの日 散らかってた花は 色を 塗り替え並んで 揺れているよ 「誰誰」の手の中で今は 笑っているはずだろうけど 体が千切れそうなくらい 痛いから考えないでいよう 消えゆく薄紅 黄緑塗って ふわり風笑う 君の何かになれないのならば いっそ雨にでも なれたらいい たまに訪れ 「あれ」と気づかせて そっとその頬を 濡らすような 涙 流してる数だけ ふたり 幸せになれる 嘘ばっかりだ 閉じた目の中に出来た夜 あるはずもない星をかき分け 届かないその手を握って 見たこともない顔で笑うよ 流るる日々と 追憶の中に ふたりを願うよ 何をしているの 何を見つめているの 誰と生きてるの 誰を思っているの 今幸せなの 今不幸じゃないの それならいいけれど 「誰誰」の手の中でいいよ 嘘ばっかりだけど 閉じた目の中に出来た夜 あるはずもない星をかき分け 「誰誰」じゃない この手の中 見たこともない顔で笑うよ 消えゆく薄紅 黄緑塗って ふわり風が泣く 「まだいる僕」と 「もういない君」で 「ふたり」を願うよ |
| 泥棒猫LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 失敗(しくじ)った 失敗(しくじ)った 知らぬ間に奪われた 愛・運命(さだめ)・夢の類(たぐい)を 彼奴(きやつ)がさらってく 丑三つのトーキョーシティー ハイカラな靴を鳴らせば 誰一人 敵無きあたい 活劇のヒロイン 悩みなどしなったキャベツ 切る前に捨てたあの頃 何気負い 霹靂もない 勝どきの毎日 だけど 彼奴(きやつ)は見てた 時が 過ぎる度 増えていく「不安の種」を 失敗(しくじ)った 失敗(しくじ)った 気づいたら狙われた 愛・運命(さだめ)・夢の類(たぐい)が 彼奴(きやつ)の好物さ 犯行は 音もなく 知らぬ間に行われ 気付いた時には手遅れ 空っぽになってた 「恐れ」など イバラのように 降り注ぎ 襲い掛かるが 知らんぷり ちぎっては投げ 見ないふりをしてた ねぇどうか 聞いてくれるなら 心臓で 休んでる 「希望」まで 持ってかないで 標的は 命(タマ)の鈴 ちりりんと 鳴いていた 愛・運命(さだめ)・夢の類(たぐい)に 燃えていなきゃ嘘さ いつからでしょう 無防備な夢を 語れなくって 笑えなくなってた 振り向けば 彼奴(きやつ)が見てる 舌を出し また狙ってる 失敗(しくじ)った 失敗(しくじ)った 気づいたら奪われた 愛・運命(さだめ)・夢の類(たぐい)を 彼奴(きやつ)がさらってく 犯行は 音もなく 知らぬ間に行われ ニヒルな笑みを浮かべては 彼奴(きやつ)が覗いてる それを睨み返す |
| 独白LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 手を洗って 嘘をはがしていく 顔を洗って 虚勢を剥いでいく “寂しがりの化け物”が 胸の真裏で泣きだすよ 膝を立てた三角の隙間へ 叫んでた いつになったら また君に会おうか 指で押す返事は もう沢山だから 消えると知って 燃やすマッチのように 希望の揺らめきは ひらひらと舞ってた 手で測って 距離を確かめ合う 顔背けて 笑顔をまわしてく 独りきりになりたくて 独りじゃないと窮屈で 独りきりになったなら誰かに会いたくて 花の開くのが 聞こえるような夜だ いつも無くなってから 気づくのはなぜだろう 嘘だと知って 言う励ましのように 安っぽい言葉が ぼろぼろと漏れるよ 暗闇へ 溶けてゆけ こんな言葉 いつになったら また君に会おうか 指で押す返事は もう沢山だから 消えると知って 燃やすマッチのように 希望の揺らめきを 手と手で囲むのさ 手を握って 君を感じている 顔を寄せて 呼吸を合わせてく |
| 永遠LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | ねぇ聞いてもらえるかな 聞いているふりでいいけど ねぇ知ってもらえるかな すぐに忘れてほしいんだけれど あなたが私の事で 傷つくことがもしもあったとしたら 私は紙屑にでもなって せめて涙を拭いてあげたいよ どうして こんなに くだらない私の傍にいてくれるのかな いついつまでも このままで 変わらない奇跡があって 例えばそれがあなたとね 私ならいいと思うの 無理をするたびに あなたが浮かんで消えるよ 例えばこれが永遠で 続くならもう何もいらないの ねぇお酒呑むのやめて 酔ってるくらいでいいけど ねぇ夢なら覚めないで 夢でもいいくらいだけど 目の前がぼやけた後で もぐりこむあなたの中で 化粧が溶けて消えるように 私も溶けてしまえばいいのにな いついつまでも このままで 変わらない奇跡があって 例えばそれがあなたとね 私ならいいと思うの 息をするたびに あなたが浮かんで消えるよ 例えばこれが永遠で 続くならもう何もいらないの 例えばこれが永遠で 続くならもう何もいらないの |
| 棘LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 宵闇の終わり 賽は投げられた 赤く腫らすピンゾロの目は 土手腹に落ちず 心臓(ハート)に掛かった 諦めを見つめてた ちくちくと 音もなく 刺さってく後悔 生唾を 飲むたびに 喉で「痛いかい?」 どうだい これは 「未来」になれず 壮大 過ぎた 「明日」の死骸 信じ切れるほど 馬鹿でもなかった 宵闇の終わり 賽は投げられた 赤く腫らすピンゾロの目は 有明の手前 誰かが作った 正解を見つめてた ぐるぐると 何周も 何周も 回る 丁半の 結果から トンズラこいた そうかい これが どこかで聞いた 難題 過ぎて 解けない「夢」か 忘れられる程 賢くなかった 宵闇の終わり 賽は投げられた 赤く腫らすピンゾロの目は 「未来」になれない「明日」の死骸を 棘棘に変えて 土手腹に落ちず 心臓(ハート)に掛かった 希望に見惚れていた 「未来」に なりたい 希望に |
| 時計仕掛LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 絵空事のような 希望をにぎって しわ模様のシャツの 胸に詰め込んだ 三角形貼り付いた 夜空を見つめては 繰り返し繰り返す 明日に息を吐く 真っ暗な頭に 点した明かりは 今にも消えそうに チカチカ点滅 長針と短針が 追い抜き追い抜かれ 毎日が昨日と 同じ姿してる だからって何もできないや だからってじっとはしてられず 世界中に 散りばめられた 不安を全て抱えた気がして 悲しいとか 苦しいだとか 簡単な言葉さえ吐き出せず 同じ感覚(間隔)で止まらずに 痛みと時間を刻む 幸福はいつも見えなくて 朝靄に混ざって消えていく 繰り返し繰り返す日々が 正解か不正解か教えてよ 例えばほら この戯れ言が 意味も何もないただのゴミでも 流れている 頬の涙は 繰り返すことのない現在だろう 世界中に散らばる皆 ここにも同じような奴が居るさ ごめんね今 心をぬぐう 鮮明な答えは出せないけど 同じ感覚(間隔)で刻まれた 心と時間を抱え |
| 罪之罰LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | また 誰か傷つけて また 傷をつけられて 仕舞いにゃ 繰り返してた 曲がった背骨の中で 金切り声をあげて 仕舞いにゃ 八つ当たりさ こんな罪の どこだ罰は? 誰だ悪者は 誰だ善い者は 僕は逃げていくよ 罪は花吹雪 罰は風の中 ひらり隠してくよ ほら また傷ついた ほら また傷つけた 幸せになりたいだけで 不幸なんて要らないだけで 君を撃ち 僕を守る始末 激情の怪物が 噛み付いた心臓は 懺悔に 目を腫らした こんな罪の どこだ罰は? 幸か不幸だか 罪は生きたまま 僕は逃げていくよ 何度傷ついて 何度傷つけて 何処へ逃げていくの こんな罰は 誰が悪者だ 誰が善い者だ 僕はどちらだろう 罪は花吹雪 罰は風の中 ひらり隠すんだろう 罪の罰を 教えて |
| 相思相逢LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 僕等は 素晴らしい明日を 歩いていく 涙に揺れる声でそっと 「ありがとう」 「しまった」と泣く 僕の横で あなたは只頷いていた 「良かった」と泣く 僕の横で あなたも只泣いていたんだ 希望が不安に 食べ尽くされても 最終の最後に あなたがいると思えば 僕等は 素晴らしい明日を見つめてる 冷たい笑い声も きっと消えるよ 涙も戸惑いも怖さも超えていく 震える手をつないで言った 「ありがとう」 彼には誰が 君には誰が 彼女には誰がいるのだろう 「誰も居ない」と「誰も知らない」二つは似ているようで違うから 「一人」じゃないみたいに 「孤独」じゃないみたいに 「誰か」がいるみたいに 「誰か」と進むように 僕等は 素晴らしい明日を 歩いていく 嬉しいこの想いを そっと伝えよう 涙も戸惑いも怖さも超えていく 震える手を掴んで言った 「ありがとう」 |
| 線香花火LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | しなびた林檎の切り口色 焦げ付く前の夕焼け 「あなたと出会えてよかったわ」の台詞で始まる夜 青臭い言葉じゃもう 塗りつぶせないから 二人初の最後 笑ってたいと フィナーレに 火をつけた ぱちぱちと花が光っている 俯く顔 照らして ぶら下がる 丸い星空を あなたは見つめていた あなたに見惚れていた 並木の梢が息を吸えば 頭上でささやく声 足りない言い訳探すように 言の葉揺れてる夜 もしも私たちがさ もう少し大人で お金も愛ももっと 零れるほど 持ってたら 違うかな 現実に殺される恋は 傾く顔に合わせ 透き通る 涙に変わって あなたを辿っていた どうかどうか 世界中の時計を止めておくれ たとえ何秒でも いいから いいから ほら消えてしまうよ ぱちぱちと花は散っていく 俯く顔 照らして ぶら下がる 丸い星空は 小さくしぼんでった 「あなたと出会えてよかった」の 台詞で終わる二人 ぶら下がる 丸い星屑が ぽたりと落ちていった あなたは黙っていた あなたに見惚れていた |
| 世界分之一人LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | ねぇ世界 僕の目は 何の為にあるの ねぇ世界 この声は 何の為にあるのでしょう ねぇ ねぇ世界 僕の目は 泣いているばかりで ねぇ世界 この声は 弱音吐いているばかりで ねぇ 今 なんとか 息をしてるけど そっと 不安は 襲いかかってくる 何でもない僕らが 求め続ける明日は 砕けた 理想に 邪魔をされるけど 「世界分の一人」と 自分を信じたいから ねぇ世界 この目に 希望を 映しておくれよ 平静な 君の目は 何を見つめてるの 無感情そうな その声は 何の為にあるの 夢見た英雄(ヒーロー)の 翼はもう見えないかな 破いて捨てた物で 溢れてしまう目蓋は 抑えた 感情 時に飛び越えた 何万回頭を 抱え続けりゃいいだろう ねぇ世界 少しだけ 失望 隠しておくれよ ねぇ世界 僕たちが いる意味はあるよな ねぇ世界 僕たちを 必要としてるよな 今 なんとか 息をしているよ 今 なんとか 前を見ているよ 何でもない僕らが 何かになるその為に 破けた 理想も 抱えていくのさ 「世界分の一人」と 自分を信じたいから ねぇ世界 この胸 希望で 満たしておくれよ |
| 青春LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 忘れてしまえたら これほど悲しくないだろうか あなたと手を取った 「終り」なんか 胸になかった日々を 「まぁいいや」って 増えてた 諦めるのに 慣れてた 書き留めてた 「最高」は 「こうじゃないよ」と 笑ってた 甘ったるい歌ばっか 歌えない でも明日の計算 ばっかりじゃ 生きれない 忘れてしまえたら これほど悲しくないだろうか あなたと手を取った 「終り」なんか 胸に無かった日々を 黒に白が混じった マーブル頭の 英雄(ヒーロー)は 書き留めてた 「最高」に 「これも良いよ」と 笑ってた 薄っぺらい歌ばっか 歌ってた でも何度も重ねた 分厚さは 変わらない 涙がこぼれたら あの頃から変わってない合図 枯れ果てていたのは 美しいまま しまいこんだ日々だ 形を変えた雲よ 夜を行け 忘れられないから 愛しいから また歩きだす 綺麗ではないから 美しいのさ 忘れられないから 愛しいから また歩きだす あなたと手を取った 「終り」なんか 胸に無いような日々を |
| 純情狂騒曲LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 渦巻きの風が吹く ハリボテの摩天楼 股座(またぐら)に火をつけて 囚われ姫の元へ さあ さあ いかれたネオンの下 ごろにゃあと鳴らす喉 骨まで愛すように 表面を舐める君 そーっと そーっと 駄目だ 駄目だ 心情が 「惚れた 腫れた」 騒いでら もういっそ そういっそ 脳・心臓 ぶちまけりゃ 愛情も 快楽も 正直者(しょうじきもん) 楽になれるが 嗚呼 嫌だ 嫌だ 飛んでった 純情も ジャリ銭も 君が為 薄情な 勘定も 愛情と 勘違えば はまってく またまた 嗚呼 嫌だ 「あら、また」「いや、、ほら、、」「嬉しい」空っぽの会話 因果な駆け引き 甘い地獄 チクタク チクタク 無情に 時計が回れば めでたし めでたし はい御仕舞い 嫌だ 嫌だ 狂信の 入場門 地獄の1丁目 猛毒の 純情の 惨状を 愛で遊ばせ 君の罠 ハリボテの摩天楼 またまた姫の元へ もういっそ そういっそ 脳・心臓 ぶちまけりゃ 愛情も 快楽も 正直者(しょうじきもん) 楽にしてよ 嗚呼 嫌だ 飛んでった 純情も ジャリ銭も 君が為 薄情な 勘定も 愛情と 勘違うさ はまってく まだまだ 嗚呼 嫌だ |
| 証明LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | ほら 知ってしまった どうやら 明日は 空事だけじゃ 何一つ 変わらねぇ 放射線が突っ込んだ 心の最下層 ホラ吹く 自分が 強がってた 弾けた未来 夢のアリバイ 折れたイメージ 涙流す 僕ら 彷徨う現実が 生きてる証明だ 「最高」の正体を 探すのさ 何故だか現状が 悲しい夜には 最小の改善を 願うのさ 明日は笑えるように また生きれるように もう死んでしまった? あの日の 熱情は いやいや違った 変わっただけだったよな 1秒先へ さあ 走ろうぜ 寝息のシャボンは 弾けて飛んでった 闇夜の情景に 置いてかれ 「体裁」の狩人(ハンター)が 刈り取る心臓は それでもずっと 脈を打つから 彷徨う現実が 生きてる証明だ 「最高」の正体を 探すのさ 何故だか現状が 悲しい夜でも それは生きている 証明だ 明日は笑えるように また生きれるように 彷徨う現実が 生きてる証明さ |
| 傷年傷女LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 節操低下 感情は硬化 本能的 皆パッパラッパ 幸不幸は どっからの因果 幻想的 皆連鎖の関係性さ 擦れ擦れ 危なげ ふらふら 誰彼 やれやれ 煽られ 見て見て のせられる 本状態は どいつのせいか 末期的 誰彼放火 寂しいと 死んじゃうとか 猛禽類なら一発だ 感傷的な 将来を悲観 だったらなんだっていうんだ 幸不幸は どうだっていいんだ 将来は 皆誰しもぶらんぶらんさ 傷年傷女 手を挙げろ さあ さあ 頭ぶちまけて 傷さえも装飾なんだわ わあ わあ お隣り同士で 叫び合えば安心かい? 現実の硬さに 夢は3・2・1で死んでも 御仏も神の声も知らねえ「先の未来」 非健康な 感情は鋭化 画期的 解決ないが 「悲しいと死んじゃう」とか 「大好きで死んじゃう」とか 感情的な 自身の悲観 そんなんがなんだっていうんだ 幸不幸は どっちでもいいんだ 将来は 今楽しいかどうかだから 傷年傷女 顔上げろ さあ さあ 心ぶちまけて 傷なんて当たり前でしょう? 傷? 創? なんでもかんでも痛がっちゃしんどいだろう ほら 全てぶちまける それが出来りゃ簡単なんだわ わあ わあ 言えない言葉を 心臓が叩き出す 現実の硬さに 僕ら3・2・1で死んでも 誰一人奪われずに消えねえ「先の未来」 |
| 斜陽LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 斜めかかって ひび割れている 鬣をつけた太陽が ゆらゆらゆらと 体を揺らし 水平線へともぐる 輝きすぎて 目も当てれない まぶしき日々は すぐそこと 胸の辺りに 留めた声が かすれそうに ゆれている 寄せては返す 悲しみの中 いつだって 僕らはそうさ いつの日か 輝くその為に まるで無限の荒野 この世界を 迷いながら歩いている 気がつけばまた ひび割れている 握れば砕ける この胸は 乾かぬように 涙を吸って 吹き荒ぶ 風に向かう 誰でもそうさ 孤独だから きれいには生きれず 人を羨んで 傷つけあって 小さな居場所を探す いつまでも 僕らはそうさ いつの日か 輝くその為に まるで無限の荒野 この世界で 消え去ってしまわぬように しっかりと歩いている |
| 栞LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 赤さびに変わる針葉樹 落ちていく葉は黄色い涙 消したくはない 今があるから 心のしわにはさんどくよ 栞を 気が付けば別々に 歩幅広げ 馬鹿を言い合うことも減ってく うだるような 暑さはやがて去りゆき かぶさった影は離れる 落葉の絨毯に 靴を並べて 踵と踵 向き合わせ 互いにあゆみ始める くるくるめぐる時間の中 僕らは歩みを進めてく 雨に降られて 風に振るわれ それでも今にしがみついて 恥の多い道のりを歩いてきたと 後悔もするだろうけど すぎた時代はつもり重なって 棘だらけの胸のへり 埋めていく丸く丸く ぱらぱら音を立てて離れる一枚一枚が僕等なら いつかまた咲く 空の隣を 願いこの胸 はさんでおこう 栞を 二つに一つを選べという 理不尽に進むときの中で 振り返れば戻れるように 栞を挟んでおけばいい 風音は今 右耳を切り 見えない先へと僕を呼ぶ 足元はパリッと 声をあげ ページの端をめくるめくる 赤さびに変わる針葉樹 落ちていく葉は黄色い涙 去りゆく日々よ また逢う日まで 今この時にはさんどくよ 栞を |
| 桜桃LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 赤く染まって 二つ並んだ 付かず離れず 距離を保って 私はとても あなたが好きで 私はとても 悲しかったんだ まあるい気持ちを 口に含んで ころころと 転がせば 言葉になるかな でも「嫌」なんて 言えなかった 綺麗なまま 忘れてほしいから 真っ赤になった 目の淵では 涙がほら ふらふらと揺れてる 言葉は殴らないし 切り裂きもしないけど 優しい音に隠れ 私を殺してしまう 無理によそった スプーンの中 溢れそうな 粉砂糖みたいに 欲張ったから こぼれちゃった 想いはほら さらさらと落ちて 赤く染まって 二つ並んだ 付かず離れずまだ居たかった 「もう嫌」なんて 言えなかった 綺麗なまま 忘れてほしいから 真っ赤になった 胸の真裏 あなたがほら ふらふらと揺れてる 付かず離れず 距離を保ってる 私はとても あなたが好きで 私はとても 悲しかったんだ |
| 最果LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 窓を開ければ鉄の香り 涙のレンズで空は灰色 昨夜(ゆうべ)がまるで嘘みたいに あなたがいない今日が始まる 二人の両手 二人の指 髪の毛なんかも 足した数でも 足りないくらい 溢れていた あなたと私 淡いメモリー ずっと見惚れていたよ 孤独を消す横顔 胸を掘り返し あなたを埋めた 忘れないように 記録を残すように もう さようなら いつしたとしても 平気なように 焼き付けたはず なのに何故だ 膨らむ悲しみは 酷く愛おしい そうあなたのせいだ 「君の涙が作る雨に 降られてクシュんと風邪を引いたら 上がる体温 それはまるで 君への想い」 なんて笑ってた ずっと続くようにと 永遠じゃない「今」を 幾度も願い 歩いた道は ほうら行き止まり ここが最果てみたい 終われば良いな こんな苦しみは 消えれば良いな こんな切なさは でも ああそうか 膨らむ悲しみは 酷く愛おしい そうあなたのせいだ 嗚呼 夜中が朝を招いても 蒼い雨 空に隠れても あなただけ いない世界など 何になるだろう 意味があるの? 目を閉じれば 浮かぶ喜びや 口に出せば クサい台詞が 楓のように 胸に根をはって 優しくそっと 残り続けるから もう さようなら いつしたとしても 平気なように 焼き付けた全部 もう さようなら そうね さようなら あなたが居ない 今日が始まっていく |
| 炭酸水LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | コツコツと 鳴いた足 なれないヒールに運ばれて デカダンスする 街に合わせ 顔を白く塗り 赤を乗せた 寂しくて 悲しくて 死にたくはなくてややこしい 薄酒をすする 夜に合わせ 猫のように座って つくろってた コップの 底まで 飛び込んでいくよ 黒い未来 薄めるように 蓋をあけたら 注いでく しゅわしゅわと 音を立てながら 弾けて消えて 混ざれ混ざれ 誰かがいう 「落ち着く場所」ってさ どこにあるの 考えたくない 混ざれ混ざれ 寂しいと 悲しいと 幸せの幅は狭くなる 決断するのか させられたか 薔薇園に素手で つっこんでく コップの 底まで 飛び込んでいくよ 黒い明日が 薄まるように 蓋をあけたら 戻らない しゅわしゅわと 音を立てながら 弾けて消えて 混ざれ混ざれ 誰かがいう 「落ち着く場所」ってさ 今はいいの 考えたくない 混ざれ混ざれ |
| 珈琲LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 夕焼けの交差点 向かい合う二人 「ここだよ」と振った手は 「さようなら」みたい 音のない喫茶店 隣り合う二人 動かない唇は カップにつけて あら珈琲は冷めたみたい 新しく頼まなきゃ 不思議なものね こうなると 苦い味だけが残る あと数センチ 二人の距離は なぜか 足りないみたいで 隙間を通る苦い香りが ゆらり 漂っているだけ 胸の底 こびりついた 甘い記憶は 溶けないで 残ってる お砂糖みたい もう珈琲は冷めたみたい 嫌だけど 冷めたみたい 悲しいものね こうなると 苦い味だけが残る 恋を混ぜれば 浮かぶ記憶(メモリー) どうか 消えて消えないで 「二人のために 世界はある」と どうか 言って言わないで あと数センチ 二人の距離は なぜか 足りないみたいで 隙間を通る苦い香りが ゆらり 漂っているだけ |
| 鼓動LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 背中で両手が交わって 胸と胸が重なり流れてくる その心音 「ちょっとまって」の台詞が 出そうな口を縫ったから 気の利いた事も 言えないんだ 重なった鎖骨に 発射のベルが響く からまった心を ほどかなきゃ 両目から溢れそうな 真昼の通り雨は 別れのときを曇らせる 何重にも 何重にも 知らぬ間に散った花は 紙吹雪のように 君の行く道 降り注ぐ 何枚も 何枚も 響く旋律は さようならの合図 伝わる鼓動と 奏でてる演奏(ハーモニー) 瞼の下 漏れだした しずくを隠すように 強がり顔に巻き付ける 何重にも 何重にも ずぶ濡れの互いの肩 ゆっくり引き離して 何事も無い 顔をするのさ 話した鎖骨に 発車のベルが響く 震える心を しずめなきゃ 扉が締まって 僕らは手を振り やっと少し 笑ったんだ 両目から溢れ出した 真昼の通り雨が 別れのときに降り注ぐ 何重にも 何重にも 知らぬ間に散った花は 紙吹雪のように 君の行く道 降り注ぐ 何枚も 何枚も 響く旋律は さようならの合図 伝わる鼓動と 奏でてる演奏(ハーモニー) |
| 後夜LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 流星の後夜 星は流れ去り 白々と空は 明け行く 孤独と指を絡めては 背骨を折り曲げ うつむいたあの日 細い両手は空気を握る かみ合わぬ歯を鳴らして 黒とも青とも呼べない 紺碧の屋根が もうそこに来てる かすかに響く未来の音に か細い腕を伸ばした 流星の後夜 星は流れ去り 白々と空は ほら明け行く 冷たい頬に 落ちた青い雨 昇る太陽が焦がすさ 暗雲の中 覆い被さる靄を 少し尖った口で吹き飛ばせ 不安の火種を 消すように 叩ききりたいよ 無力なこの手を からからの胸に 声が響く 歯痒い時代に 瞼腫らすのは 君だけじゃないさ 流星の後夜 星は流れ去り 白々と空は ほら明け行く 冷たい頬に 落ちた青い雨 昇る太陽が 焦がすさ |
| 口紅LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | やせっぽち かさかさの 果肉に重く 俗っぽい キラキラの 軽薄赤埋めて 魔法をかけた うざったそう 文面で 伝わる最後 決まってる 結論に たてつくサインした 都合のいい言葉 凄いずるい才能ね また逢いましょう また逢いましょう また逢える時には 汚く居てね また逢いましょう また逢いましょう 今よりも素敵な 私で居るね 「明後日」に なれなかった 私の最後 そそっかしい 別れ方は 案山子の態度ね どこかへ向かう 君にすれば この思い出は さぞ綺麗で そんなの全部 白紙にしちゃえば この赤色は 忘れないでしょう また逢いましょう また逢いましょう 私の中でだけ 綺麗で居てね また逢いましょう また逢いましょう また逢える時には 汚く居てね また逢いましょう また逢いましょう 今よりも素敵な 私で居るね |
| 擬態LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 赤く染まる太陽に ただ 見つからぬように 黒く淀む真夜中に また 隠れれるように 痛いのは嫌 辛いのは嫌 だから何かに 混ざる どうだっけ こうだっけ どれが正解か 困難で教えて欲しい 相対的自分ばっかりが ゆらりゆらり どんなんが 自分だったっけ 傷を避けて あたりへ溶けていく 「僕」は 消えた消えた 薄っぺらい猿真似で ただ 隠れているよ 深く重い現実に ただ 見つからぬように 正直は怖い 真っ直ぐも怖い だから何かに 混ざる なんだっけ どうだっけ 何が本物か こんなんじゃわからないや 絶対的自分=がっかりが じわりじわり そんなんじゃ 当たり前か 傷を避けて 周りへ混ざってる 「僕」は 消えた消えた 赤く染まる太陽よ もう 僕を見ないで 黒く淀む真夜中 もう 迎えにきて 早く 早く どうだっけ こうだっけ どれが正解か 困難で教えて欲しい 相対的自分ばっかりが ゆらりゆらり どんなんが 自分だったっけ 傷を避けて あたりへ溶けていく 「僕」は 消えた消えた 「僕」は 消えて さよなら |
| 共鳴LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 今日今この瞬間 足りてないものばかり 青白い頬から滑り落ちそうな 形状の無い想い こぼれてしまうよ 「悲しい」その言葉は 言えないのに ねえどうして 分かってしまうの ありふれてくだらない 悩みに病み 絶望した この胸と鳴り合うように 明日、未来その瞬間 足りないとまた感じ 宵闇をくぐるように 心臓の奥 記憶に残る不安 猛威を振るうよ 矛盾だらけで理論もないこの背中を そっと摩るその両手はとても暖かい 寂しいこの気持ちは 言えないのに ねえどうして 無くしてくれるの 傷ついて繰り返し 悩む後に 絶望した この胸と鳴り合うように こっちで鳴って 揺れる想い そっちで鳴って 響き合えば そっちで鳴って 揺れる想い こっちで鳴って 響くだろう こっちで鳴った こんな想い そっちで鳴って 響き合えば そっちで鳴った そんな想い こっちで鳴って 響くように そうさ 僕たちはずっと 悲しみの傍 暮らしてく だから 「嬉しい」その言葉は 言えないのに ねぇどうして 分かってしまうの ありふれてくだらない 悩みに病み 絶望した この胸と隣あって 鳴り響いてるよ こっちで鳴った こんな想い そっちで鳴って 響くように そっちで鳴った そんな想い こっちで鳴って 響くように |
| 狂喜乱舞LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 場口々「やい」「やい」 痛み入る暇もなし で今まで 止むなし 他人事は知らんぷりさ 貼った もう人生逃げたかねぇ 狂狂回る我ら巡る ガソリンは心臓燃やして せちがれえ今を引き裂いて 白と黒つけてやれ うなだれた今に決別を 狂喜の明日に閃光を ちぎって空に舞った「今」は はなむけの花束さ 期待打つ心臓部 狂喜で魅せる乱舞 出しぬかれてんてこ舞い 近間には信用もなし 高くくり鼻高 へし折られ 恐いドキ 動機 なんて御構い無し 今ここから 腹を抱えて笑う阿呆 気にせず放りなげておけ 猫も杓子も分かりゃしねぇ 分かる必要もねぇ こびりつく過去に決別を 目指した未来で乱舞を 握ってシワになった「過去」は 意味もないガラクタさ 武者震う心臓部 狂狂回る我ら巡る ガソリンは心臓燃やして せちがれえ今を引き裂いて 白と黒つけてやれ うなだれた今に決別を 狂喜の明日に閃光を ちぎって空に舞った「今」は はなむけの花束さ 期待打つ心臓部 狂喜で魅せる乱舞 |
| 切手LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 口づけたのは 君じゃない ただの切手 感情を散らした手紙 届きますように その心(ハート)の端に針を通し 私に縫い付ければ 遠く遠く離れるなんて ありえなかったかもだけど 尖りながら震えた文字が 彩った言葉たちは 魔法じゃない この瞬間が 本当と教える そうね 悲しいわね 口づけたのは 君じゃない ただの切手 感情を散らした手紙 届くように 届かないように 空気抜けたように しぼんじゃった 恋の淵で 私以上の未来を手にし 笑う君思う 誰かの悲しみで生まれるのが 誰かの喜びなら どうかどうか 前者は私 後者が君であるように ラストシーンの雨の中で 抱き合う二人みたいに せめて せめて ぐしゃぐしゃの顔 隠しててください 君にバレないように 書き出しからもう ひどいもので 勝手だけれど せめて言わせて 紙の上でだけは その心(ハート)の端に針を通し 私に縫い付ければ 遠く遠く離れるなんて ありえなかったかもだけど ラストシーンの雨の中で 抱き合う二人みたいに せめて せめて ぐしゃぐしゃの顔 隠しててください やはり 悲しいわね |
| 奇々怪々LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 真っ黒の果て やってきた影 意地の悪い「それ」は神か悪魔か 閃光 速攻 執行 全部「破壊する」 馬鹿か冗談じゃないやいや 迎え撃つのは 狂騒の胸 恐ろし嬉し 笑ってら 惚れた腫れたか 消えちゃうくらい 嗚呼 大概さ 奇々怪々世界 終わるとまた やって来る影 此間(こないだ)のよりも 悪い奴ら 「けけけ」とこちらを嘲笑い 粧(めか)した希望に泥投げやがる 小さい「目標」「将来」だって「守り抜く」 そうよ冗談じゃないや 嫌々? いやいやいや 鳴り響くのは 臆病の鐘 「どうすりゃいい」と叫んでら 化かされたような 現実ばかり 嗚呼 繰り返す 奇々怪々世界 やりあって ややあって やりあって 真相は とおりゃんせ 見えなくて それでも 今より少し 前を見るために 僕らは また繰り返し 未来守るために 迎え撃つのは 狂騒の胸 恐ろし嬉し 笑ってら 鳴り響くのは 希望への鐘 「さあ始まり」と叫んでら 惚れた腫れたも 二の次正義 嗚呼 負けられぬ 守り抜くさ この奇々怪々世界 |
| 楽団奇譚LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 咲け 飛べ さぁ 騒げ 顔面暗転 幕開けて 残響共鳴 匣に鳴り 「嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼」お待ちかね 「嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼」皆の声 感傷も 心傷も 寄っていらして 乳母のように もたれあそばせ 騒げ これが奇譚の世界 夢か現はどうでもいいさ 乾き 枯れた心持ちより 擦り合わせて 涙を燃やせ さあさあ 眼前おわします 不幸幸福 語り部の 一、二、三、四、五人囃子 五、四、三、二、一で開始 銘銘相互 辛い方 銘銘相互 口開けて 「嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼」ちょうだいな 「嗚呼嗚呼嗚呼」有り難き幸せ まだ まだ 叫べ ほらおいで誰も彼も ほら此処じゃ皆同じ 命短し 奇跡の出会い 願うはこれが別れの終わり 乾き 枯れた心も同じ 傷も 痣も 過去も 共に 笑いあそばせ 騒げ これが奇譚の世界 夢か現はどうでもいいさ 乾き 枯れた心持ちより 擦り合わせて 涙を燃やせ 咲け ほら 騒げ そら そら |
| 喝采LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 愛おしいあなたが 涙を流している 何にもできないわと 何にも持ってないと だけど 僕らは その告白に 手を叩こう 言葉にもなれない その声を 全て解り合うなど出来ないが ただ「怖い」とあなたが言ってくれた ぽつり溢れた想いが 嬉しいから 愛おしいあなたが 必死で笑っている 面白くもない時 辛く悲しい時も 何かを 守ってる あなたに手を叩こう あなたと誰かとの 悲しみを 測り比べることは出来ないが ただ「悲しい」と僕らにくれるなら せめて泣き叫ぶ声を隠してあげよう 愛おしいあなたが 必要に思うなら 何にも出来ないけど その時は傍にいて 僕らが 手を叩こう 言葉にもなれない その声を 全て解り合うなど出来ないが ただ「ごめん」と言うことも違うから ぽつり溢れた想いが 嬉しいから 愛おしいあなたが 笑うように せめて素晴らしき明日に 手を叩こう |
| 楓LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | あたし本当に 嬉しかった 話の続き 忘れるくらい だから都合よく 覚えているわ あなたこぼした あの言葉だけ 人は何かを 食べ生きるもの ならばあたしを 食べてもらって あなたの中へと 飛び込めるなら せめて美味しく なれるといいな 喜びも ほころびも 混ぜ合わせて どうして 言えなかった事 わかりきったような声で ぽつぽつとくれるんだろう あなたが いるこの世界 それだけでもうあたしに 意味はあるから それだけでもうあたしは 生きれるから あなたに会うと 嬉しいのに あなたに会うと 悲しくなる 千と四百四十回 回る針に しがみついてみたら 止まらないかな 一つ二つ三つ まだ 四つ五つ六つ ほら やっぱりだめかしら なんて 嘘みたいな事 信じきったような声で ぽつぽつと言えるんだろう あなたが いないその世界 それだけでもうあたしに 意味はないの あたし本当に 嬉しかった だからとっても 怖くて 切なくて 何かが 終わるのが どうして 言いたかった事 魔法のような声で ぽつぽつとくれるんだろう あなたが いるこの世界 それだけ他に何も いらないから それだけでもうあたしは 生きれるから どうか 瞬間(いま)よ 続け 喧騒(けんそう)の中 時間を止めて 星間(せいかん)の下 呼吸を止めて 心音(しんおん)の傍 歩幅合わせて どうかどうか 離さないで |
| 懐炉LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 健気に落ちる粒 見上げれば 深い黒に澄んだ空の奥に 白い水玉模様が浮かぶ 懐炉持った両手は外気に触れ 貼りついたように離れない 風を切るような風 吐息は形を作る ねぇ、欲しかったものは 手に入るかな 直向きさは報われるのかな 永久には残らない この結晶と 自分を重ねてしまうよ 憧れには遠い 届くかも分からない ゆっくり切なさが 僕らの傍に降る 瞳に溜まる雨 白く固まる前に かじかむこの手の中で 弱く握った 胸の微熱が鼓動を刻んでいる 不確定なリズムの中で つぎはぎでつなぎ合わせた夢を はじめようか 見上げればそこには 健気に落ちる粒 永久には残らなくとも この胸突き刺さる 瞳に溜まる雨 白く固まる前に かじかんだ この手の中で 強く握った |
| 怪人一面相LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | さぁいらっしゃい さぁご覧あれ 世にも不思議な奇譚 まるで複写した顔だらけ 私の話 悲しみさえ 楽しささえ 滑稽な喜びさえも ましてやご立腹なんて形も忘れたよ 感情殺した後で 同じ顔を貼るおまじない 骨のステッキ回し 願う平常 バラバラな感情巻きつけて隠した 薔薇色の怪物 泣いている どうかお願い傷をつけないで 心臓は雨ざらし 冷える 正直な 百面相 それが人間プログラム ましてや言い争いなんて素晴らしい正解 感情殺した後で 生き返すためのおまじない ハートに薬を混ぜて 増やす熱情 ええそうです 私にゃ顔がありません なぞって貼り付けて 繰り返す だからお願いそっとしておいて 心臓は崖崩し 揺れる 感情殺すその前 涙せきとめるおまじない 鏡 乱反射した 私は誰だ バラバラな感情を更に巻きつけて 薔薇色の怪物 泣いている どうかお願い傷をつけないで 心臓は雨ざらし ええ そうよ 私にゃ顔がありません なぞって貼り付けて 繰り返しちゃう だからお願い助けておくれよ 仮面は1枚だけ 濡れる |
| 折紙LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | まずはそちらとこちらで ちょうどあいだを探して ゆっくりとゆっくりと向き合って そこに線を引っ張って 私がその線まで 頼りなげに倒れたら ほっといて ほっといた振りをして そっと覆いかぶさって そしたら まるで全ては ここにあるように その他全て、右手、左手でそっと消し去って 重なり合う二人は どこか少し足りなくて 互いの 悲しい 嘘も 過去さえも ぎゅっと織り込んで そうして出来た形は まだ消えてしまいそうで いつまでも どうかどうか このままでなんて 願っている 次はそちらとこちらで ちょうど探したあいだに ゆっくりとゆっくりともたれて そこの線は無くなって そしたら 二人の全て そこにあるように その他全て、今もこの先もずっと消さないで 響き合う苛立ちも やがて出会う苦しさも 例えば 優しい 嘘も 偽りも そっと折り合って そうして出来た形も ねえ消えてしまうのかな いつまでも どうかどうか このままでなんて 夢みたいで ぼやけぬように そう 一つ 一つ 一つ 一つ 折ってく 形を作って 重なり合う二人は どこか少し足りなくて 例えば 優しい 嘘も 偽りも そっと織り込んで そうして出来た形を ずっと消えないようにと いつまでも どうかどうか このままでなんて 願っている |
| 嘘LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | さっきまでの 空が嘘みたい 太陽が喰い破られた さっきまでの 僕ら嘘みたく 変わり果ててゆく 一言で壊れた心臓は とぐろを巻きながら燃え上がる ちぎり裂いた絆ほど 僕らに焼け残り 泣けるほどの傷なのに 見せれない 緩い雨を歩くように 心を冷やしてく こんな夜が続くのなら もう消えてほしい 消えてほしい 泣きたい時ほど 涙は出ない 戦うと決め ついた嘘 さっきまでの 僕は嘘みたく 変わりはじめてく 曇天な青春の瞬きは 命を燃やし塗り替えてゆけ 君が吐いた嘘の先 魂を焦がしてく そんな夜を泣き叫んで さあ越えてゆけ 越えてゆけ ちぎり裂いた絆ほど 僕らに焼け残り 泣けるほどの傷なのに 隠さずに 柔らかな光のように 心を暖める そんな嘘を抱きながら さあ越えてゆけ 越えてゆけ |
| 渦巻LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | ○(正解)を探して 騒ぎ出す感情 またしても ぐるぐる 頭くらくら やせっぽちの背骨を 縦方向伸ばした ハレとケもない日々に 決着をつけたくて 明日を剥ぎ取られ 座るがしゃどくろ 悲しくも 生命は溢れてしまうよ 心臓にどくどく「毒」 「せーの」で決めた確かな獣道 マル付けもぶれる未来地図 でも君と僕でいられたら 万歳さ ○(正解)を探して 走らせた赤ペン 何度でも ぐるぐる 廻し続けた 縦に走る画面に 沢山のご意見番 かりそめを詰め過ぎりゃ 五臓六腑食い破られた やせっぽちの背骨を 縦方向ひっぱった ハレとケもない日々に 決着をつけたくて たぎる熱量で 動くがしゃどくろ どうしても 生命は溢れてしまうよ 渦を巻く 「未来」「明日」「夢」「今」「イライラ」「いざ」 「せーの」で決めた確かな獣道 マル付けをなぞる未来地図 何度もなぞったまん丸が 正解さ それでも君と僕とでいられたら 万歳さ ○(正解)を作るよ 走らせた赤ペン 何度でも ぐるぐる 塗りつぶすのさ |
薄紅 LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | さようならあなた 薄紅の空の下 私は右 あなたは左に 「大好きよ あなたを忘れない」 言葉は 出る前に 心で 死んじゃうけど 二人を塞ぐ 花びらの雨 ひらり 鳴り響く音(メロディー) せめてあなたが 隠れるくらい 薄紅染まれ染まれ さようなら私 旅立つあなただけを 想っていた せつない私よ 「大丈夫 なんとかなるはずさ」 言葉を 信じれず 「二人」を 消してしまう 稲妻のように 流れた涙 じわり 滲んでく頬に 指輪の消えた 右手で触れた 「じゃあまたいつか」なんて 眩しい朝に 笑う君を 暗い夜に 泣いてた君を 「嬉しい」なんて 笑う君を 隠れながら 泣いてる君を 言えないだろう 当たり前だろう 若い僕には 何もできない 許されるなら いっそこのまま 何も言わずにさらってしまおう ほらひらりひらりと染まる空よ 強く引き寄せたいこの手を隠して 二人を塞ぐ 花びらの雨 ひらり 切なげな物語(ストーリー) 「私は右に」「僕は左に」 時間よ止まれ止まれ わかっているわ わかっているよ せめて二人が消えちゃうくらい 薄紅染まれ染まれ さようなら染まれ染まれ |
| 苺LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | あばらの奥 心臓が瞬いてる 決して届かない 恋のせい 君のせいで 小説家でも詩人でもない 伝える術を持たないからと 彼女が髪を分ける仕草を ただ隣で見ています 見つめられた一秒で 苺のように赤く 変わった頬ばれぬように 首を下に折り曲げる ゆらり ゆらり 赤い苺は 口をつむったまま アルミのハンガー 口に入れているような 顔を引き連れて その肩の横 あと数センチ 可能性なら0ではないと 心のどっかで 思ってるけど 回らぬ口と頭じゃとても 言えそうにはありません ほらチクタクチクタク 流れている 時計は目をつむり 触れ難い 横顔を ただ隣で見ています この歯痒い思いと彼女ごと 連れ去ってしまおうか 胸に焼かれた君の名を 神様消してください 見つめられた一秒で 苺のように赤く 変わった頬ばれぬように いっそ消えてしまおうか ゆらり ゆらり 赤い苺は 口をつむって ころり ころり 願うように ただ赤く染まっている |
| 十六夜LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 曇天直下の雨が ど頭つらぬいた夜に 眠たそうな両目を 無理やり開けられるよ 頷くだけの顔は 運命に並ぶ黒蟻 彼方に舞う希望を お空に拝んでいる 描いた未来が 紙屑になる前に 寝ぼけた現実 叩き潰せ 十六夜の僕ら 集まった光のように いざ宵の果てに 灯した淡い灯り 貧相な手首掻っ切って いたずらに並べた傷を 悲しそうな両目で ぼんやり見つめていた 繕うだけの顔は 白に憧れる黒サギ 何かを変えたくって 涙はこぼれている 弱った心を 何かで支えたくて 預ける身体を 探している ほら横を向けば 傷持った心ばかり ふらふらの足は 誰だってみんな同じだから さあ行こうか 僕らが今始める世界へと 存在論 幸福論 どっちが邪論?正論? 信憑性 欠如個性 はいはい五月蝿え常識 招く 明日は 敵か 味方か あちら? どちら? 誰も知らない ほらほら夜明けはすぐそばに 僕等十六夜に 集まった光を持ち いざ宵の果てに ほらもっと灯りをともすのさ さあ行こうか 僕らが今輝く世界 「未来」へ |
| 朝顔LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 「あなたは私をどれほど好きかしら? 私はあなたをこれほど好きだから」 「僕ならとっくにあなたを真ん中に 小さな世界を頭に描いてる」 「それなら何にも怖くなんかないわね」 「そうだね大丈夫 遠くで暮らしても」 繋ぐ言葉は雨に変わって 泣いた笑顔を濡らしてた さようならの言葉は ちぎって空に投げた 「嬉しい」と言う頬に ひらひら ひらひら いつもよりも傍に 寄り添って歩き出して つなぐ手と手の中 全てがあると思ってた 何回も何十回も 二人は夜を数えて 回る秒針両手で 必死にしがみついた 何十も何百回も 二人はすれ違って 追いかけあった背中に 必死にしがみついた 「仕方ないわね」 「仕方ないよね」 笑う泣き顔 うつむきあって 琥珀の月の先 ぽたりと落ちた涙 「悲しい」と言う頬に きらきら きらきら 四角い枠の中 言葉だけが寄り添って 抱き締めたらそれで なんとかなると思ってた 「私はあなたを どれほど好きなのかしら? あなたを想う程に こんなに苦しい」 「僕はあなたの事 どれほど傷つけたの? あなたを想う程に こんなに切ない」 さようならの言葉は 抱き合って隠し合った 夜明けの来ない胸に 涙が降り注いでた |
| 悪人LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 黒の中の黒から降る真っ黒の雨 絶望家の午後に 無粋(ぶすい)な色を殴る 日々は枯れ ヒビで割(さ)かれ 霞む優しさよ 誰が為 影に隠れ 声溜めに沈む 笑えない 僕は悪い人? 「感情-(マイナス)感傷」が もう嫌なんだって叫んでる 本性は 乱反射して 胸でラッタッタ踊り狂う 絶体絶命寸前で まだ「病んだ」なんて笑ってる 「本当」は 次々死んで 悪人は今日も優しく眠る 本能の中で眠る善と悪の姫 かじった林檎で「お仕舞い」なら楽なのに ひび割れて 響かぬまま 霞む優しさよ 誰の為 誰を守り 誰を傷つけた? 独りでも 大丈夫なのに 心では「誰か 手と手 合わせて」なんて祈るよ 「世間体÷(ワル)真実」が ほら小っさいまんま叫んでる 本性は 諸手(もろて)をあげて 胸でパッパッパ手を叩く 絶体絶命寸前で 「どうやんだ?」なんて泣いている 「純粋」は 次々死んで 悪人は今日もまた震えてる 「感情-(マイナス)感傷」が もう嫌なんだって叫んでる 本性は 乱反射して まだラッタッタと踊っている 「世間体÷(ワル)真実」が ほら小っさいまんま叫んでる 「後悔」は 次々増えて 悪人は今日も震えて眠る 「等身大÷(ワル)真実+(タス)感情」で声を張り上げる 「本当」は 次々死んで 悪人は今日も優しく眠る |
| 茜LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | このナイフを握ったら 赤い糸をちぎれるかしら そしたらあなたの方を 私とだけ結べるかしら 振り向いたのは 他の子の為 砕ける笑顔は悪人のよう 泡(シャボン)のように 弾けて消えた ほんの一度 交わす視線 それだけで死んでしまいそう あなたが好きなのは誰でしょう あなたが憎むのはどんな人でしょう 茜の胸と緋色の頬 触るのはいつでしょう ありふれた男ならば 雨が降れば忘れてしまう 脳内を舐めるほどの あなたとなら到底無理だわ 目を閉じたのは 他の子の為 愛する素振りは悪人のよう 同じ世界で 同じ時間を 生きることが あなたの罪 受けるべき罰はないけど その記憶の縁 こびりついて 擦っても消えない 痣になれたら どんなに幸せなことでしょう 夢のまた夢だけど あなたを好きなのは誰でしょう あなたが好きなのはどんな奴でしょう 茜の色に染まるナイフ 握るその前に… 心の隅っこ 座り込んで 寝ても醒めても 傍に居れたのなら 茜の胸と緋色の頬 柔くほどけていくの あなたに溶ける為に |
| 葵LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | ねぇ 幸せって何? 悲しいことが無いこと? ねぇ 幸せって何? ねぇ 答えは何? 優しい方がいいから 嬉しい方がいいから 楽しい方がいいから きっと 僕らは悩む 嫌いより普通に 普通よりも好きに 好きよりも愛する そんな「自分」が欲しい 吹き飛ぶほどの か細い嬉しさや喜びを 僕ら つなぎ合わせる 夜の空に貼る 今日の終わりに もう泣かないように 息するみたいに 自分を愛し 笑えますように ねぇ 幸せってのは 悲しいことがあってさ 苦しいこともあってさ やっと 分かるものかな ひがんでは悔しい 蔑んで虚しい でも何故か辞めれない きっと 誰でもおんなじ こんな気持ちが 消え去るほどの 頼りない言葉を聞かせてよ「でもね、大丈夫。」だと もう泣かないでと 泣いてる雨に ただ隠れながら 息するみたいに 誰かを嫌う 自分を嫌うよ ねぇ 幸せって何? ねぇ 幸せって何? ねぇ 幸せって何? ねぇ 答えは何? もう大丈夫と 囁く声に ただもたれながら 息するみたいに 自分を愛す 誰かはいるから 夜の空に貼る 今日の終わりに もう泣かないように 息するみたいに 自分を愛し 笑えますように |
| 藍染LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 夕暮れに焦げ臭い レンガ通りの向こうで 立つあなた見てる かなかなと鳴く日暮が妙に景色を 際立たせる 髪をまとめて上げた細い首筋の先 空が映る 好きだとも言えず 友達のフリを続ける 僕はゆっくり 偶然を装い 傍によった 藍染をした浴衣がとても きれいだと 嘘をついた あなたを綺麗と言えるはずもなく おどけて おかしい 言葉並べた 170を軽く超えた大きな彼が 近づいてくる 白樺のように細いその両腕引き寄せ 笑いあう 「内緒にしてたの 驚かせようと思って」 二人が笑う まだ付き合いたてだとはにかんでうつむいた その顔見たとき 硝子細工の心は崩れた 他の誰かに笑うあなたが 恋しくて いとおしくて 明かりを落とし始めた空が 歪んだ顔を隠す その黒い髪も その白い肌も 彼のものなのが まだ嘘のよう この胸の 目の 腕の 肩の横で 笑うはずのあなたは消えていく 二人が寄り添い歩くから 三つの影は二つに変わった 今日だってあなたを いつだってあなたを 心に思い描いてた 口に出せれば途切れること無い 思いを飲み込んで 藍染をした浴衣がとても きれいだと 嘘をついた あなたを好きと言えるはずもなく この愛は この藍の夜に染まっていく |
| 愛情LACCO TOWER | LACCO TOWER | 松川ケイスケ | LACCO TOWER | LACCO TOWER | 愛されてる 誰かがいる 愛している 誰かがいるから 「泣きたい」「消えちゃいたい」 「あなたが愛しいわ」 言葉にするだけで 不思議と 心臓は震えるよ 悲しみの夜を 辛い朝を 何度でも 瞼をたたんで 耳塞いで 越えていく 誰かが言う 「大丈夫?」と 誰かは言う 「大丈夫」と 愛されている 誰かがいる 愛している 誰かがいる ほら 救うはずさ 誰かの愛情が 「あなたが愛しいわ」 不思議と 心臓は泣きだすよ 悲しい夜も 辛い朝も 何度でも 瞼をたたんで 耳塞いで 越えるから 誰かが言う 「大丈夫?」に あなたが言う 「大丈夫」と 愛されている あなたがいる 愛している 誰かがいる 「もう嫌」止められない 溢れる悲しみは ほら 救うはずさ 誰かの愛情が 愛されている 誰かがいる 愛している 誰かがいる 愛されている 誰かがいる 愛している 誰かがいる |