Halo at 四畳半編曲の歌詞一覧リスト  17曲中 1-17曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
スイング・バイHalo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰渡井翔汰Halo at 四畳半まるで未開の惑星を探索している様に 僕は僕を捜していた 何者にもなれぬまま 人は言葉は感情は いつ どこで生まれたのか 知らないことが減るたびに 胸が痛むのはなぜか  何が正解で 何が不正解か この惑星には地図がなかった 誰かが言ったことは疑った この目に映るものだけを信じていた  今 世界を満たすほどの不思議が君を待ってる 解き明かした謎が 点と点を繋いで 君を縁取っていく 恐れていた 出逢うことを 本当の自分自身と 足りないものを数えて 見つけ出したクレーター そこに答えがあるんだ スイング・バイ ソング  歩き続けた惑星の上空を飛び去っていく 顔も知らないその影を何故か羨ましく思う  生まれ持っていた 錆びたコンパスが 示す方向と逆を選んだんだ 壊れてしまった そう思い込んだ 今でも  開く世界のその鍵を探してる どこへ行っても かけ離れているようで 積み重ねてみれば 形を成していくよ 残された足跡を辿っても意味はないでしょう 憧れでは終われない 誰も知らぬ栄光を 君である証明を スイング・バイ ソング  無重力 漂う 無数の星屑の中 目を凝らして見れば 砕けた誰かの夢だ  美しい過去だと静かに語るのは 忘れられない その何よりの証拠だ さあ 今世界を  今 世界を満たすほどの不思議を解き明かしていく 捜し求めることが 君が君を見つける何よりの方法だ 描く未来のその先へ 君はまだ行けるはずだろう 振り返るのも忘れて駆け抜けてく君を いつだって照らすよ スイング・バイ ソング  足りないものを数えて 見つけ出したクレーター そこに答えがあるんだ スイング・バイ ソング
スプートニクHalo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰渡井翔汰Halo at 四畳半いつかは星になる僕らのことを 憶えていてほしい  呼吸がはじまったその日に僕らは 誰かが用意した宇宙船に乗り込んだ 行き着く場所さえも知らされないまま 生命を燃料にして船は飛び立った  それが長い旅のはじまりだなんて 思いもしなかったな  いつかは星になる僕らのことを 憶えていてはくれないか 燃え尽きて 灰に変わっても 記憶の中で呼吸は続いている  あらゆる形をした不幸の礫を 僕らは避けられず船は遂に墜落した 横たわる身体に痛みが走って 失くした筈なのに何故か妙に嬉しかったんだ  なぜ人は夢を見るんだろう なぜ人は生まれてきたんだろう なぜ人は生きていくんだろう なぜ人は星になるんだろう  すべてが分からないのは きっと神様の仕業だろう いつか星になったその時に 答えを教えるんだろうか  それは果たして優しさなんだろうか  いつかは星になる僕らのことを 思い出してはくれないか 夢を見て 心を燃やして 果てまで飛べよ 翔けるスプートニク
スケイプ・ゴートHalo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰齋木孝平Halo at 四畳半幸福の味が随分と薄れていた 檻の中で 湿気ったその幸福をまだ齧り続けていたんだ  振られた賽の目の善し悪しも分からずに 進めた駒がいつか上がれますようにと  塞がった扉から漏れ出す光だけを 信じて生きていけ それが偽物と知ってしまったとしても 悟られずに  計画はその大抵が思うようにはいかないこと 裏をかいたつもりが裏をかかれてしまうこと  貼り付いた画面越しの表情から読み解くように 革命のその時を待ち侘びていたんだ  逃げ出した檻の中 その先で待つものが 絶望であるとして ここで終わるならば それも輝いて見えるさ  la lalala 揺らめいている 生命の灯火を 囲い子供達は祈り踊る  la lalala 木々の隙間に 鬼達の視線が 次の生贄を品定めする  駆け出した闇の中 絶望の隙を縫って 檻の向こうまで ここで終われやしないさ いつか見た光を浴びるまでは
夕映えの丘でHalo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰齋木孝平Halo at 四畳半潤んだ瞳で見下ろした 少女は丘の上でひとり いつかと同じ花束を抱えて  遠くに昇る太陽が街に光を運んでいく それをひとり眺めるのが好きだった 照らされていく街並みは色を取り戻していく様に 生まれ変わった一日を報せている  風が吹いて 抱えていた花束を落としてしまった もう今は涙が溢れることもないけど  私は変わったんだろうか 何かを忘れたんだろうか 夢は醒めない 重ねて色を変えたって そこから消えてはいないんだ 生まれ変わっていく  少女は丘を後にして 賑わう人を掻き分け歩く 「街で囁かれる噂、聞いたかい?」 遠くに沈む太陽が街の光を奪っていく 「“明けない夜がまた近く訪れる”と」  風は止んで 色の減った 街が思い出させる 生まれ持ったものもひとりじゃ光れないこと  夜の向こうで朝が待ってる  私は変わっていくんだ 新しい私を知るんだ 夢は醒めない 明けない夜と出逢ったって 消えない光を辿って 夜の向こうへ 生まれ変わっていく
綻びの果てHalo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰齋木孝平Halo at 四畳半私は今日をひとつずつ解いていく 箇条書きされた記憶のその隙間に 落としてしまった 大切だけど 大切にはできなかったもの  螺旋状の日々を登りきった先で 私は扉に手をかける  どうか 綻びさえも愛しく思えるように 震える手で結び直すよ 明日を望むほど 視界が滲むのは そう きっと 今が愛しいからでしょう  私は今日もひとつずつ解いていく 明日はまた同じようで違う風を知る 何を失くしても 何が残れば 私を私と呼べるのだろう  同じ夜の果て 別々の朝へ そっと流した涙を拭うよ  本当は今も明日に怯えている それでもただ笑いかけるよ こぼれ落ちていく 言葉を拾い集めて きっと そこに私がいる  結ばれた手を少しずつ解いていく さよならの代わりに笑うから 何を失くしても 私は私なのかな きっと  今日も綻ぶ日々をひとつずつ結んでいく 最初で最後の嘘をつくよ また明日には生まれ変わっていくから どうか 今日が終わるまでは泣いてもいいかな  扉の向こう あなたがいる
メイライトHalo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰渡井翔汰Halo at 四畳半過ぎ去った時間を巻き戻すように 飛び立ったよだかを掬い出すように歌うよ  散らばった青春を繋ぎとめるように まぼろしが幻で終わらないように  サーチライト 探していた 夢の行く先を どこまで行けるかはわからないけど さあ 行こう 空を裂いて 響く雷鳴の隙間に覗く光を 信じていられればいい  その声を頼りに応えるように 途絶えた交信を捜し出せるように  千年後 永遠を 夢を語るように 僕らが僕らを描き出せるように  一瞬の思いを守り抜けるように 悲しみと出逢っても愛せるように  サーチライト 照らしている 君の行く先を すべてが思うほどうまくはいかないけど さあ 行こう 恐れないで 響く雷鳴の隙間に覗く光を 信じていられればいい
ヒューズHalo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰渡井翔汰Halo at 四畳半きっとね 私たちの間を繋ぐものは そう 運命ではなかったの 互いを探り合うたび 切れていった ヒューズ  些細なすれ違いで 私を刺した棘が もう 抜けないでと思うの このまま 痛みすら愛しいよ  さよなら ほどけた日々の花よ 束ね贈る夢見ていた日々よ 嗚呼 ここまで枯れても 綺麗だな  どこかでこの未来を あなたは見ていたのでしょう 私とはまるで違う未来を 同じような振りをして  ねえ 街中どこにでも ふたりで埋めた思い出が 今になって芽を伸ばすから 歩けないよ  綺麗だと思うのと 同じタイミングで景色が すぐさま滲んでしまうから 見ていられないよ  ねえ  これから ふたりはどこへいくの? 元通りなら 愛しいこの棘が 嗚呼 抜ける日までは ふたりかな  きっとね 私たちの間を繋ぐものが そう ふたりを壊さぬよう 代わりに壊れてしまったんだね  さよなら ほどけた日々の花よ 束ね贈る夢見ていた日々よ 嗚呼 ここまで枯れても 綺麗だな ヒューズ
悲しみもいつかはHalo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰渡井翔汰Halo at 四畳半この生命が底をつく その日までは 悲しみと背中合わせに 降り掛かるすべてを奇跡と言うなら 痛みすらも愛せるかな  悲しみもいつかは 忘れてしまうから たった一瞬の思いを守るように 閉じ込められた君を救い出すのさ この鼓動が止まる日まで 終わりは来ないから  翔ける鳥が空を知らぬように 海を知らぬ魚のように 有り触れたものがそこにあったとしても 幸せとは気付けなかった  誰もが孤独な詩を詠う詩人だ 日々を綴るように 立ち向かうべき明日へ 幸福の最中で 僕らは何を捜している 思い出せるかい  悲しみもいつかは 忘れてしまうかな たった一遍の話を描くように 涙で滲んだ君の物語が ただひとつの誇りなんだ 代わりなどないから  空が零した涙が やがて僕らを濡らして 傘も無く立ち尽くした それでも残る希望が  無情にも時間は 僕らを変えていく 朽ち果てた過去を弔うばかりで 君のいた日々を今が食べ漁る 思い出が思い出に塗り潰されていく  すべてを失くした朝の中で 何も言わず 隣にいた この目には見えないものばかりが 今 君を象っている  悲しみもいつかは 忘れてしまうなら たった一節に思いを託すように 閉じ込められた君へ伝えに行くよ 何一つも 忘れないさ 悲しみもいつかは  たった一瞬で たった一節で 君を救うから  悲しみもいつかは 誰かを守る理由に
マグとメルHalo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰齋木孝平Halo at 四畳半さあ 目を開けて ここがどこか分かるかい? 君はそうだな 随分と永い夢を見ていたよ 心地良さそうに  ああ 寂しそうな 顔をしているみたいだ 今はどうにも 思い出すのは難しいことかもな ゆっくりと 時間をかけ ひとつずつで構わないさ 時間ならば いくらでもあるからさ  生まれた日のこと 憶えてやしないけど 酷く泣いていた 悲しみからはじまった世界が どうしてだろう 今は愛しい  なあ マグが言う 思い出せなくていい だけど どうかな 君の頬に伝う涙の理由は  悲しみでも 喜びでも そのどちらでもなさそうだ ならばその思いに付く名前は なんと呼べばいい?  メルがいない世界は どこか欠けてしまった それでも月日が その穴を埋めるから ごめんねも ありがとうも 伝える前にさよならじゃ寂しすぎるよ まだどこか 聴こえてる?  生まれた日のこと 憶えてやしないけど 酷く泣いていた 悲しみからはじまった世界で 出逢うものすべて 愛しく思うんだよ あなたが 私に くれたものが この目に見えなくとも 心でそれに触れるよ
水槽Halo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰渡井翔汰Halo at 四畳半眺めていた 国道沿いを行き交う人々の群れ 「日が沈んだら自然と泣いてたんだ」 寂しがり少年は笑う  誰かの声が鳴る方へ 空を仰いで 息を継いだ それはまるで水槽を眺めるようで 水面に散りばめられた 餌を探す  誰もが皆 呼吸を求め泳いだ 次第に高鳴る鼓動 いずれ誰かが水面に顔を出すだろう 誰かの背に足を乗せて  底から名前を呼ぶ声 懐かしくて温もりのある声 それはいつか僕が落としたもので あぁ なんだったっけ  たとえ呼吸ができずとも 水を裂いて君の元へ行こう 僕はきっと水面に立つさ 君の手をぎゅっと握りしめて  悲しみはやがて深さを増して そこで僕ら産声をあげた 流した涙は降雪の様に 降り積もって景色を変えた いつしか僕らそれを水槽と呼ぶことにした  生きるってことはつまりそう 悲しみの上に立って笑うようなものだろう  あの少年が笑ったように 生きてみせろよ  たとえ呼吸ができずとも 水を裂いて君の元へ行こう 僕らきっと水槽の外へ 君の手をぎゅっと握りしめて 呼吸ができずとも 水槽の外へ  眺めていた 国道沿いを行き交う人々の群れ 目を擦った手が少し濡れていたこと 寂しがり少年は笑う
アンドロイドと青い星の街Halo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰渡井翔汰Halo at 四畳半機械仕掛けの街 A 発条式太陽は昇っていく  美しい 空しい どちらの声もない  ゴミ捨て場で目覚めた 穴の空いたアンドロイド 心無い言葉で君を傷付けた  錆びついた感情を溶かしたら 失くした情景 隠した宝箱も思い出せるかな  カラクリの身体 ゆらゆらと 風に吹かれ揺れる心臓 ああ、そうだ 君の好きな花を摘みに行こう 枯れた心に植えて 水をやろう  掠れそうな記憶の背中に付いた発条を 回して 回して 回して 回して  機械仕掛けの街へ 発条式太陽は昇っていく 美しい 空しい  カラクリの街を駆け抜ける 青い花と揺れる心臓 ああ、そうか 君のために走るこの足が 空いた穴を埋める感情 いまいくよ
擬態Halo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰渡井翔汰Halo at 四畳半やけに他人行儀な都市の喧騒を飲み込んで 肥えていく身体はもう こんな生活がお似合いで  憂いたところで たったひとり 何を変えられるでもないし 僕は僕を見放したんだ さよなら 現世 また会いましょう  再会を期待している?  化けの皮が剥がれないように 嘘をついた 代わりは幾らでも 用意されているんだ 今も僕は擬態している  知恵を付けた猿が僕に相槌を求める 首を横に振れば いつも耳障りな声で  お前の意見は聞いちゃいないと ならば僕は誰でもいいな 馬になろうか 鹿になろうか 馬鹿が馬鹿を馬鹿にしてる  浅ましさを恥ずかしげもなく 晒している 猿は木から落ちて 助けを乞うているんだ 今も僕は擬態している  化けの皮が剥がれないように 嘘をついた 代わりは幾らでも 用意されているんだ 今も僕は擬態している
朝を迎えにHalo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰齋木孝平Halo at 四畳半深く息を吸い込み 立ち止まれば この街でひとり 亡霊みたいだ 生き急ぐから 息継ぐ間も無く 追われるように次の街まで  縺れる足 震えた声でも 振り絞れ 君の小さな勇気を  走り出せ 未来は思うよりも悪くないはずさ 合図を待つ暇はないだろう 答え合わせは来世で 錆びた今を掻き鳴らせ 君だけのコードで  朝を受け取り 夜の元へ 夕暮れに会ったら よろしく伝えて 君を見るたび 思い出の中で あの頃の僕と目が合うのさ  嫌いなもの 増えてしまっても 好きなものをただ守るための歌  手を伸ばせ 夢なら僕ら何も怖くないはずさ 万全を期す間に夜は明ける ならば 朝が来る前に 歌え 過去を撃ち抜けよ 君だけの声で  どこへ行こうとも 変わらなかった この街でひとり 亡霊みたいだ 透けた身体で彷徨い続ける 映らない瞳を覗き込むたび 聴こえない声で語るように  走り出せ 未来は思うよりも悪くないはずさ 合図を待つ暇はないだろう 答え合わせは来世で 錆びた今を掻き鳴らせ 君だけのコードで 歌え 今を語るのさ 君だけの声で 叫んでいけ
王様と兵士Halo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰渡井翔汰Halo at 四畳半退屈が支配するある国の王様は言いました 「憎たらしいあの国までミサイルを飛ばしてやろう」 数人の兵士達は王様に反対しました 「あの国で暮らすすべての人々が悪人とは思えないんです」  王様は逆らった兵士達を国から追い出した 「彼らは悪魔に身を売ったこの国を捨てたんだ」と 民衆は誰もが王様の言うことを信じた いや 疑っていたとしても 信じるしかない  望み通り世界を回していた 王様だけが満足げに 戸惑う民衆は自らの 口を塞ぐよ 息もできないな  追放された兵士は怒りが冷めやらないままで 「王様とは名ばかりだったあの国はおしまいだ」と 民衆の誰もが 王様に辟易した挙句 一致団結して反乱を起こしました  可哀想に 誰も王様を 守る兵士はいなくなった 見えない その手を掴もうと 手を伸ばしても 空を隠すだけ  王様をもう誰も王様とは呼ばなくなった 折れてしまった冠を 寂しげに抱えたまま 「あの国が兵器を隠していたことを知ってた この国が襲われるその前に救いたかった」と  望み通り世界を回していた 王様だけが ただひとりで 「災いを生む」と自らの 口を塞ぐよ 本当は 誰もが互いを思うのに いがみ合うのは 誰のせいだろう
フェロウHalo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰渡井翔汰Halo at 四畳半地図もないまま 旅路は続いていく 僕らは何を目指していたっけ 忘れてしまったな 理想を語れば 誰もが笑うから 心の奥に隠してしまった それにさえ慣れてた  言葉にしてしまえば 積み上げたすべてが 崩れていくような気がしたんだ  起承転結のストーリーを僕らは描いていく 重ねた思いが滲んだインクで 誤解を恐れて飲み込んだ言葉を伝えて 新しいページを紡いでみせるから  擦り切れるほど 回したレコードに この思いを託せるほど 簡単じゃないから  互いを探り合って 見つけたものは何? いまだにあの歌が鳴り止まない  希望的観測をずっと信じていたんだろう 言わない思いも伝わる気がして 当たり前だった日常を懐かしむ頃に 今さら気付いた振りをしているだけ  ひとりで描いていたはずの 孤独な世界で 分かち合い 交わし合う 思いに触れたよ 起承転結のストーリーが終わるその日まで 地図のない旅路を歩いていくから 変わらない思いで共にその先へ
アルストロメリアHalo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰渡井翔汰Halo at 四畳半なぜ 僕らは心を磨り減らして息をする 悲しいほど 互いに触れ合える距離でも 心は 思いは この手をすり抜けて それには気付けないまま 生きていた  未来を追い越していく 誰もがそう望まなくとも 終わりへ向かっていく 等しく用意されていた この生命を燃やす理由を僕らはずっと探してる 奇跡も不安も後悔も 及ばないような理由を探している  「今はまだ」「これからさ」 溢すうちに夜は明けた その“今”と対峙することを恐れた僕に 望むような“今”が訪れるはずなんてなかったんだ 分かっていた 気付いていた じゃあなぜ 何も変わりはしないと 嘆いていたんだろう  すべては流転していく 僕らがどう生きたとしても ここからいなくなっていく 愛しさは寂しさになる それでもきっと僕らはずっと誰かを愛してしまうから 変わり果てた寂しさを また愛せるような朝を待っている  いくつもの終わりから 今の僕が在るとしても はじまりの行き先が 決まりきったものでも もう誰も もう何も 失くしたくはないんだよ 決別よ 喪失よ 最後のさよならだ  未来を追い越していく 終わりへ向かっていく 止まらぬように 途絶えぬように 忌まわしい過去を焚いてる 灯した火を翳して 行こう  光を放っている 陰りさえ味方につけて 届かないと藻掻いている 姿が何より美しい この生命を燃やす理由を僕らはずっと探してる すべては終わっていく 運命ではなくそれを選んでいく
魔法にかけられてHalo at 四畳半Halo at 四畳半渡井翔汰渡井翔汰Halo at 四畳半物語のはじまりは 静かな夜のことだった 寝惚けた頭で返事を待つ  叶えたいこと 幾つもあるけど 守りたいものも増えていった 失くしたものばかり数えてしまうよ  きっとぼくらは子供のままで 「永遠だ」って積み木を重ねた いつか崩れる日がくるだなんて 信じないで  あどけない魔法にかけられて ぼくら 終わりを忘れたよ 気付かないままふたりは 踊り続けている  離さないだなんて 言えないで どうか それでも伝わって 馬鹿みたいだな まるでさ 魔法みたいだって 笑っていた  この街には何もないけど ふたりは迷ってばかり どこでもいいんだきっと ふたりならば  いつかぼくらも大人になるかな 永遠なんてどこにもなかった そうと分かって 結んだ約束も 解けないで欲しかった  たとえば お伽話のように ふたり 魔法が解けてしまうと 分かっていても 酷い冗談だと笑って すぐに そっと絵本を伏せた  朝が来て もうぼくは 分かっていた 今日が最後のページだと 開けないままひとりで 花を束ねている  あどけない魔法が解かれても どうか ふたりはこのままで 馬鹿みたいだな まるでさ 魔法みたいだって ねえ 解けた花束を 数えながら 笑ってよ  ねえ きっとさ 僕らの間を繋ぐものは  物語が終わるまでは 魔法にかかったままで “ふたり”が消えた部屋で絵本を閉じた
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