冬のミルク (Rearrange)THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | | 夜を抜け出す海沿いを走って あらゆる感情が浮かび消えた 心を焦がす素敵な歌はきっと 世界を救うためのものさ 僕の形はきっと意味の無い抜け殻さ さよなら もう会わない気がするよ ああ おやすみのキスはしないで 本当の声で僕ら歌ってんのかな ああ 聞こえないふりなんかすんなよ 冬のミルクは純粋すぎるから 狂いそうなほどの恋をした 一面に咲いた雲の花の影に 月はあるのかと心配だった 風が夏の雨 降らしたら花が咲く さよなら もう会わない気がするよ ああ おやすみのキスはしないで 本当の声で僕ら歌ってんのかな ああ 聞こえないふりなんかすんなよ 僕の形はきっと意味の無い抜け殻さ さよなら もう会わない気がするよ ああ おやすみのキスはしないで 本当の声で僕ら歌ってんのかな ああ 聞こえないふりなんかすんなよ |
幾千光年の孤独 (Rearrange)THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | 天国に空席はない 鳥獣戯画の宴は続く 人類が平等だとか 愛してるとか やらせろよ あばずれ 凍てつく真夏日に 襟を立て歩いてく 背中に焼けついた十字架 幾千光年の憂鬱が 降りそそぐ ビルの底 顔のないキリストが泣いてる オルゴール 雨に唄えば最終のベル 羽根のない道化師 ガラスの子供達 星空も飛べた事 忘れてしまうだろう いつしか幾千光年の孤独さえ 届かない 宇宙の果て 太陽のたてがみが揺れてる モノクロームの世界に 朝日はもう昇らない 絵画に閉じ込めた向日葵 幾千光年の憂鬱が 降りそそぐ ビルの底 顔のない人々が泣いた 思いさえ届かぬ 宇宙の果て 太陽のたてがみが揺れてる |
光の結晶 (Rearrange)THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | 雨上がり 夕陽色の飛沫上げ 自転車で商店街を走る 希望なんて言葉だけじゃ感じない だから深呼吸 歌い出す口笛 下手だってかまわない ただ 遣り切れぬ日々 振りほどくように 乱反射するキラメキの中へ 空だって 今 飛べる気がする 入道雲 疲れ顔で見上げてる お前いつまでも 傘差したまんまで 声にさえならなくて きっと 約束だけが繋ぎ止めてる 海を見に行く 背中に触れている 消えそうな熱 確かめながら 気付かないふりして 強くペダルを漕いだ お前の涙 風がさらって 乱反射するキラメキの中へ そしてここから始まってゆけ 躓きながら 光の結晶に 何度でも手を伸ばす俺達 |
美しい名前 (Rearrange)THE BACK HORN | THE BACK HORN | 菅波栄純 | THE BACK HORN | THE BACK HORN | 泣きたい時ほど涙は出なくて 唇噛んでる真っ白い夜 体中に管をたくさん付けて そうかちょっと疲れて眠ってるんだね 世界で一番悲しい答えと 悲しくなれない真っ黒い影 擦れそうな声で名前を呼んだ ふいにゾッとするほど虚しく響いた あぁ 時計の針を戻す魔法があれば あぁ この無力な両手を切り落とすのに 世界は二人のために回り続けているよ 世界に二人ぼっちで 鼓動が聞こえるくらいに 微かにこの手をなぞった指先 小さなサインに敏感になる こんなふうに君の心の音に 耳をずっと澄まして過ごせばよかった あぁ 想いを隠したまま笑っていたね あぁ 知らない振りをしてた 僕への罰だ 世界は二人のために回り続けているよ 離れてしまわぬように 呼吸もできないくらいに 何度だって呼ぶよ 君のその名前を だから目を覚ましておくれよ 今頃気付いたんだ 君のその名前がとても美しいということ 世界は二人のために回り続けているよ 世界に二人ぼっちで 鼓動が聞こえるくらいに 世界は二人のために回り続けているよ 離れてしまわぬように 呼吸もできないくらいに 何度だって呼ぶよ 君のその名前を だから目を覚ましておくれよ 今頃気付いたんだ 君のその名前がとても美しいということ |
ガーデン (Rearrange)THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | 永遠の愛なんて欲しくない 悲しみに咲く花がいい 命は皆 愛という知恵の輪 ここで眠れ 永遠に 争いなど季節に咲き誇る バラの赤さえ奪えない 平和な夢の中で 誰もが等しく 抱き合い口づけを交わしてる 永遠の愛が降り注ぐ場所 死んだように微笑んでいる 平和は夢の墓場 幸せな廃墟 汚れたあの世界へ帰ろう 永遠の愛なんて欲しくない 美しくなくてもいい 愛されたくて傷つけてしまうような 悲しみに咲く花がいい |
幻日 (Rearrange)THE BACK HORN | THE BACK HORN | 菅波栄純 | THE BACK HORN | THE BACK HORN | 幻日 十字架が傾いて罰になった夜明け前 崩壊 晴天の霹靂 天高く燃え上がる炎 忘却 まなこに焼き付いた坂を降りる乳母車 望郷 ねんねんおころりよ 懐かしき子守歌響く 怪しく幻日が揺れてる 日差しが目に突き刺さって ぐらつく真実 俺はどこにいる? 刹那の花が砕けて飛び交う蛾が美しく やがて闇に黒く黒く染められて躍る星の下 幻月 人は皆神隠し 鎮座するは家畜の王 揺光 迷い込む烏兎烏兎 天高く燃え上がる炎 暴走 とめどなく喰らえば食糧庫は空になり 本能 生贄を探せと 砂の城蹴散らして叫ぶ 未曾有の欲望が荒ぶる 激雷が突如鳴り響いて 狂乱の舞台は矛先を探す 怒号の渦に向かって家畜の王が叫び出す 「どうか俺の肉を分けて喰ってくれ 神の火で焼いて」 我他彼此… 荒ぶる雷同は燎原の炎 面妖なる含毒と濫行とケイオス 破鏡なる鼎沸は何一つ生まず 神の火がお怒りになった 怪しく幻日が揺れてる 日差しが目に突き刺さって ぐらつく真実 俺はどこにいる? 刹那の花が砕けて飛び交う蛾が美しく やがて闇に黒く黒く染められてしまうその前に 幻日を暴いて心の目で見極めろ この身捧げ俺に何ができるだろう 命滾らせて |
ファイティングマンブルース (Rearrange)THE BACK HORN | THE BACK HORN | 菅波栄純 | THE BACK HORN | | 働け男達よ 戦う病んだ魂 暮らsickな青い咳「ダイジョウブ マダマダイケルゼ」 男は皆ジョーカー?いやいやシドのチョーカー どんなにイキがっても最後は暮らしのドレイだぜ… 俺達ゃがんばるブルース たまにゃ飲んでクダをまけ ああ それでも愛しいエンジェル この心癒してく 何も知らず幸せそうに笑っておくれよ 条件反射の犬 赤ちゃん言葉のボス 地獄のギゼン者達 無気力製造工場 真実は全部袋とじで 開けたらなんか肩透かしで 押し出されるように前へ前へ進んでいくしかないんだぜ… 俺達ゃがんばるブルース たまにゃヌイて息を抜け ああ それでも愛しいエンジェル あたたかい腕の中 いい子いい子 頭を撫でて縛っておくれよ ああ 明日もがんばるブルース 何度だって立ち上がれ ああ 今夜も優しいエンジェル 毒入りのお味噌汁 夢を見る人間様 お陰様 お互い様 誰も彼も幸せそうに壊れているんだ ギャー!!! |
夕暮れ (Rearrange)THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | 純粋になりたかった あの日見た粉雪の様に でも 俺は嘘でほっとして 寂しさの中 息をしてる 見上げれば飛行機雲 お前の好きだった冬の匂いがした 電車に乗る真昼頃 橙と青が交わって 天国を作る時間がある 俺達だけの秘密だった 交差点や駅のホーム お前がいる様なそんな気がした 誰かの為に生きてくなんて 分からなかったあの頃 何も言えずに少し笑った 寂しそな顔が浮かぶ 夕暮れ やわらかなその肌や優しさも 忘れてしまうよ いつかはきっと 星に願いをかけた夢さえ 信じることも出来ずに 綺麗になんか生きれねぇさと 唾を吐いて道に転げた 会いたくなって切なくなって 情けなくて泣けてきた 夕暮れ |
羽根 ~夜空を越えて~ (Rearrange)THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | 人をあんなに愛したのはきっと 最後だろう 死ぬまで 口説き文句が上手く出ない俺は 好きな歌を歌った ああ 恥ずかしそうな でも嬉しそうな顔 今はもう見れないけれど 想いがいつかは夜空を越えて あなたのもとへと届けばいいのに あの日あなたの世界から全ての 音が途切れた 突然に ああ 届かないなら歌なんかいらない カミソリを喉に当て引いた 街はクリスマス あなたの好きな きよしこの夜が鳴り響いていた ああ 正しくもなく だけど間違いじゃない 俺達は確かに生きた 想いが今夜は夜空を越えて あなたのもとへと届く気がする そして世界中 声なき歌が 降り積もるだろう 幸せそうに |
罠 (Rearrange)THE BACK HORN | THE BACK HORN | 菅波栄純 | THE BACK HORN | THE BACK HORN | 絶望は甘い罠 鎖されたその扉 心が戦場だから誰にも救えない ゼンマイの心臓が運命に操られ ブリキの兵隊達は殺戮を始める 命さえも玩ぶのか 壊れかけたおとぎの国で 胸の奥に走る痛みをどうかずっと忘れぬままで 欲望は毒林檎 手に入れたものは何? 未来の子供達へと遺せるものは何? 愛を知らず揺れるゆりかご 燃え尽きてく眠りの森で 共に生きる喜びさえも消えてしまう 遠く 優しさを信じ 全てを許して 慈しむように ただわかちあって わかりあって 命さえも玩ぶのか 壊れかけたおとぎの国で 胸の奥に走る痛みをどうかずっと忘れぬままで 愛を知らず揺れるゆりかご 何故僕らは生まれたのだろう 遥か彼方 祈りのような子守歌が響く 優しさを信じ 全てを許して 慈しむように ただわかちあって わかりあって |
夢の花 (Rearrange)THE BACK HORN | THE BACK HORN | 松田晋二 | THE BACK HORN | THE BACK HORN | いつの日からだろうか こんな風に上手に 人混みを歩く靴を履いたのは むせかえる夏の雨 この街に来た頃は 傘も差さないで無邪気に笑ってた 土砂降りの現実 ずぶ濡れの心で 僕ら震えながら瞼を閉じた 夢の花 想像さえ 越えるような色に染まれ その時まで涙拭いてゆくのさ 今 荒れ果てた日々の中に 一握りの種を蒔いた そしていつか強く咲き誇るように 自分さえ愛せずに人を愛せはしない 比べた数だけ汚れてく涙 雨上がり朝日に未来を重ねたら 見えたような気がした 光の中で 夢の花 想像さえ 越えるような色に染まれ その時まで涙拭いてゆくのさ 今 歩き出す日々の中に 自分らしい水を撒こう そしていつか強く咲き誇るように |
サイレン (Rearrange)THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | THE BACK HORN | 世界に牙を突き立てるような 狼に憧れてる 退屈な街 抜け出した夜 何か変わると信じた 野良犬の様な俺達の日々は 死にたくなるほど自由さ 今夜心臓のオーケストラさ 滅茶苦茶にタクトを振って 駆け抜けてゆけ 何にも媚びるな 世界さえ変える笑顔で 退屈な街 抜け出した夜 行く場所なんて無かった 野良犬の様な俺達の日々は 死にたくなるほど自由さ 駆け抜けてゆけ 何にも媚びるな 世界さえ変える笑顔で 夜明け前 手をかざしたら 真実が透けて見えた |
DaysTHE BACK HORN | THE BACK HORN | 松田晋二 | 山田将司 | THE BACK HORN | 長い月日重ね 築いてきたもの どんな宝石より素敵な 僕らだけの物語 雨雲が通り過ぎれば また夏がやってくる 強い日差しは苦手だと ふてくされるんだろな 喧嘩しても次の日には 晴れやかな顔で笑う そんな性格にも だいぶ慣れたから 同じ季節数え 紡いできたもの どんな花束より豪華な 僕らだけの物語 木漏れ日に手をかざして 蝉の声を聞いてる たわいもない瞬間を どれだけ刻めるのだろう 移り変わる 空の下で歩幅を合わせてく 僕ら繋ぐ 想いそれが 生きる幸せと噛み締めているんだ 長い月日重ね 築いてきたもの どんな宝石より素敵な 僕らだけの物語 「ありがとう」「ごめんね」を 繰り返す度に きっとありふれた日常は 特別な記念日のように輝いてくんだよ いつまでもこのまま この日々を歩んでゆこう 限りあるこの命で 何度でも描き出そう 心に咲いた景色を 二度とない今日という日を Oh |