グレープ「グレープセンセーション」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
うたづくりグレープグレープさだまさしさだまさしふと傷ついて 失くした心 あなたが拾って護ってくれた 諦めていた失くした夢の 続きをあなたが見ていてくれた 生まれたときは誰も一人 去りゆくときも皆一人 そんな狭間であなたに恋をして いのちの温もり知りました あの約束を守るために 今日もこうして うたづくり  ふと傷ついて 失くした言葉 あなたが忘れず護ってくれた 一人孤独に歩いた道も あなたが隣りを歩いてくれた 悲しいときいつでも二人 嬉しいときもきっと二人 そんなあなたを失くしたあの時に いのちの重さを知りました いつかは会えるその日のために ふと口ずさむ うたづくり  生まれたときは誰も一人 去りゆくときも皆一人 そんな狭間であなたに巡り逢い 愛の温もりを知りました あの約束を守るために 今日もこうして うたづくり
夢の名前グレープグレープさだまさしさだまさし重いため息繰り返しては 別れの言葉を探しているね あの時だとかもしかしてとか 言い出したらキリが無い 去りゆくとき何も要らない 涙も思い出も未練も言い訳も 叫ぶように「ありがとう」なんて 一番つらい言葉でしょう 藤棚の花の香りを忘れないと思う 青空に真白な飛行機雲 ただひとすじ  お互い同じ夢の名前を 追いかけたそれは真実のこと 生き甲斐だとか口に出したら 全てが言い訳になる しあわせになってくださいなんて 恥ずかしくてとても言葉に出来ない 去りゆくとき何も要らない そっとサヨナラだけでいい 遠い海の潮騒がふと 聞こえた気がした 君の行く未来に風が吹く 藤棚の花の香りを忘れないと思う 青空に真白な飛行機雲 きみにさよなら
縁切寺グレープグレープさだまさしさだまさしさだまさし今日鎌倉へ行って来ました 二人で初めて歩いた町へ 今日のあの町は 人影少なく 想い出に浸るには 十分過ぎて 源氏山から 北鎌倉へ あの日とおなじ 道程で たどりついたのは 縁切寺  ちょうど この寺の山門前で きみは突然に泣き出して お願いここだけは 止してあなたとの 糸がもし切れたなら 生きてゆけない あの日誰かに 頼んで撮った 一枚切りの一緒の写真 収めに来ました 縁切寺  君は今頃 幸せでしょうか 一度だけ町で 見かけたけれど 紫陽花までは まだ間があるから こっそりと君の名を 呼ばせてください 人の縁とは 不思議なもので そんな君から 別れの言葉 あれから三年 縁切寺
春を待たず君を離れグレープグレープさだまさしさだまさし春を待たず君を離れ 駅の片隅に恋を埋め 自分に負けた哀しい僕の貌(かお)が 夜汽車の窓に映る  小さな瓶のウィスキィ キャップに注いでは呷り 思いついただけの歌なんか 呟くように歌う 明日になれば 明日になれば 明日になど いっそならなければいい 春を待たず君を離れ 駅の雑踏に恋を埋め 追われるように故郷に帰る 夜汽車が河を渡る  次の駅を過ぎたら 今までの僕を棄てよう 思いついただけの夢なんて 君には届かない 明日になれば 明日になれば 明日になら きっと 春を待たず君を離れ 駅の雑踏に恋を埋め 追われるように故郷に帰る 夜汽車の窓に
天人菊グレープグレープさだまさしさだまさし母の好きだった歌が ふとラジオからこぼれている 記憶の湖(うみ)の畔で 母が小声で歌ってる 何故こんなに切ない歌を 彼女は愛したんだろう 世の中は一所懸命に 生きようとすればするほどに 辻褄の合わないように出来ている でももしも寄り添えるならば 悲しみより希望のほうが ずっと良いと思う  母が歌ってる 「それでも未来は私のもの」  母の気に入りの花が 夏の終わりに咲きそろった 天人菊(ガイラルディア)の小さな花 何故こんなにも目立たなくて 愛らしい花が好きだったか 解る歳になったよ 世の中は不条理で出来てる そんなことはとうに解ってる 笑ってしまえば良いことも 白か黒かと聞いてくる この国はどちらでもない色が たくさんあるというのに  母が歌ってる 「それでも未来は私のもの」
無縁坂グレープグレープさだまさしさだまさしさだまさし母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登る度 いつもため息をついた ため息つけば それで済む 後ろだけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった  運がいいとか 悪いとか 人は時々口にするけど そうゆうことって確かにあると あなたをみててそう思う  忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生  いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに 白い手はとても小さくなった 母はすべてを暦に刻んで 流してきたんだろう 悲しさや苦しさはきっとあったはずなのに  運がいいとか 悪いとか 人は時々口にするけど めぐる暦は季節の中で 漂いながら過ぎてゆく  忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生
ゲシュタルト崩壊グレープグレープさだまさしさだまさし正しい文字をじっと見ていたら 正しくないように見えてくる 正しい人をじっと見ていたら 正しくないように見えてくる 正しいか間違いかを 誰が決めるんだろう 世の中が決めるのなら 世の中って誰だろう でも君の笑顔は じっと見ていてもしあわせ  読まなければ文字で傷つかない 耳を塞げば言葉で傷つかない 目をつぶれば汚れたものたちも 見なくて済むんだけどね 生き甲斐も そしてしあわせも 私が決めることでしょう 何処までも きっと壊れない そんな愛になりたい  君の笑顔は ずっと見ていてもしあわせ 君の笑顔に めぐり会えたしあわせ
春風駘蕩グレープグレープさだまさしさだまさし悲しみばかりが続くもんじゃない 喜びだって永遠じゃないでしょう 酷い雨のあと日差しが戻っても 小雨が残るなんてよくあること 絶望に胸を噛まれ 痛みに心は折れ でも諦めない 嵐は必ず去る 雨は熄(や)んだ風は絶えた 冬は去った春は闌(た)けた 胸の奥にしまった笑顔を 春風に飛ばしましょう 悲しみばかりが続くもんじゃない  苦しみばかりが続くもんじゃない 禍福はあざなえる縄のごとく しあわせふしあわせ誰が決めるんでしょう しあわせなんていつもそばに居る 誰かの愛に気づかず 心を追い詰める 心を開けば 味方はそばに居る 海は凪いだ山笑った 手を繋いで離さないで 時には自分を許して 春風を歩きましょう 苦しみばかりが続くもんじゃない  悲しみばかりが続くもんじゃない
花会式グレープグレープさだまさし吉田政美西ノ京まで歩きましたね たどり着く東の塔に 朧(おぼろ)三日月 あなたの言葉憶えています 情のない知恵なんて朽ちた心と同じ 今宵薬師寺の花会式 あなたの里も春になりました もう一度会いたい あなたの笑顔に  梅桃桜椿百合藤 杜若山吹牡丹そして菊の花 練行衆の声明遥か 全ての病癒したまえ罪を許したまえ 今宵薬師寺の花会式 明日は私の鬼を追いましょう もう一度聞きたい あなたの声を  人は誰でも間違うもので 過ちを償うために未来はあるのでしょう あなたの言葉憶えています 貪瞋痂(とんじんち) 懺悔(さんげ)いたしましょうお薬師様へ 今宵薬師寺の花会式 春霞うっすら幻の夜のよう もう一度あなたに 会えそうな夜
精霊流しGOLD LYLICグレープGOLD LYLICグレープさだまさしさだまさしグレープ去年のあなたの想い出が テープレコーダーから こぼれています あなたのためにお友達も 集まってくれました 二人でこさえたおそろいの 浴衣も今夜は一人で着ます 線香花火が見えますか 空の上から 約束通りに あなたの愛した レコードも一緒に流しましょう そしてあなたの 舟のあとを ついてゆきましょう 私の小さな弟が 何も知らずに はしゃぎ回って 精霊流しが華かに 始まるのです  あの頃あなたがつま弾いた ギターを私が奏いてみました いつの間にかさびついた糸で くすり指を切りました あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄色 わずかの間に年老いて 寂しそうです 約束通りに あなたの嫌いな 涙は見せずに 過ごしましょう そして黙って 舟のあとを ついてゆきましょう 人ごみの中を縫う様に 静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生を かばうみたいに
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