産声チェインソー」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し

鍵〜overture〜

THE BACK HORNTHE BACK HORN山田将司THE BACK HORNこの扉 ノックする確信のリズム 声も無く呼んでいる存在のパルス  僕は僕である為に何を犠牲にした? 喜びで見失ってく影  誰の為に生きているのだろう? 僕一人じゃ満たされぬ想い 愛をもっと この胸にもっと 言葉じゃなく真実の場所で  あの扉 地球の裏側 泣き疲れた人 君の為 守ってみせると赤く染められて  平和なこの街でほら 誰かが死んでも 目を丸くして過ぎてゆく顔  月の光 永遠の輪廻 誰かそっと守れる強さを こぼれ落ちた誰かの涙が 静かな海 辿り着くまでに  扉を開いたらまた次の扉 気付けば其処ら中に無数の扉 最後に開けたのは柔らかな扉 全てを許して溢れ出した愛  裸のまま解き放つ声に 闇を包み込む力がある 愛をもっと この胸にもっと 何が出来る? この身を捧げて  誰の為に生きているのだろう? 僕一人じゃ満たされぬ想い 愛をもっと この胸にもっと 言葉じゃなく真実の場所で
運命複雑骨折THE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORN歌の中全てが 大げさな顔をして 「芸術とは何ぞや」と続く禅問答  抗鬱剤をもっとくれ 不安でしょうがない  五線譜が黒蟻で埋め尽くされてゆく 嗚呼…  錆び付く感性 血だら真っ赤でタクトを振れ 冷めてく感情 表現は所詮排泄だ  クソで涙してクソで共感を求め クソを賛美してクソに人生をかける  売れればいいけれど売れなきゃただのクソ 気が付けば誰もが立派な商売人 嗚呼…  未来はいつでも 運命複雑骨折さ 妄想 幻想 そして最後は思考停止  嗚呼 心から必要だって言ってくれ 嗚呼 空腹に負けるくらいの才能で 何を生み出した  夢見る凡人 迷惑な奴でごめんなさい ぶっちゃけ本当は 悩んでる振りがしたいだけ  歌いたい事もなく 歌うべき事も何も無い それでも歌いたい 歌わなきゃ気が狂いそうさ  嗚呼 心から必要だって 言ってくれ 嗚呼 何もかも イミテーションの世界で  愛しい君に呪いを込めて 歌い続けてくたばる 張り裂けそうな未来は いつだって運命複雑骨折
コバルトブルーGOLD LYLICTHE BACK HORNGOLD LYLICTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORNこの夜が明ける頃 俺達は風になる 勿忘の花びらを 舞い上げて吹き抜ける  闇の沈黙(しじま)に十六夜(いざよい)の月 季節が黒く血を流してる 潮騒の音 抜け殻だけを残して  変わらないこの世界 くだらねえこの世界 そんな事誰だって 子供(ガキ)だって知ってるさ  だけど俺達泣く為だけに 産まれた訳じゃなかったはずさ ただひたすらに生きた証を刻むよ 今  俺達は風の中で砕け散り一つになる 辿り着く場所も知らぬまま燃え尽きる  この夜が明けるまで酒を飲み笑い合う 俺達がいた事を死んだって忘れない  「めんどくせえなぁ 逃げちまおうか」 今更誰も口にはせずに あどけないまま眠る横顔 震える胸  愛しさも淡い夢もこの空に溶ければいい 誰も皆コバルトブルーの風の中  さあ笑え 笑え ほら夜が明ける 今  俺達は風の中で砕け散り一つになる 大げさに悲しまずにもう一度始まってく  俺達は… 俺達は風の中
幸福な亡骸THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN夏の終わりの朝 喪服の行列が 蝉達の死骸を踏みつけ歩いてく  途方もなく青い空 死は優しく穏やかで  火葬場までの坂 擦れ違った少年 万華鏡を覗く 未来はどんな色?  その小さな手の平で世界をぎゅっと掴むんだ  花よ 花よ 夢を見ては精一杯 色を灯せ ただ其処に在る生と死に抱かれ歌えよ  幸福な亡骸 そんな死もあるだろう 少なくとも俺には人生は長過ぎた  途方もなく青い空 死は優しく穏やかで 燃え尽きてくこの身体 幸福なる亡骸よ  花よ 花よ 運命を知り故郷の土へ還ってゆけ ただ其処に在る生と死に抱かれ眠れよ 全て忘れて…永遠に
THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN俺は眠れない 女は壊れてる 響く戒厳令 雨が強くなる 俺は水銀を 女に打ちこんで アレが泣き止まぬ 雨も降り止まぬ 部屋の隅で少年の俺が笑ってる  鉄の壁と冷めてゆく景色 目を閉じる 「明日も雨降りで太陽は死にました」 ラジオ 窓の外 捨てる 眠れない もしも全て脳が映し出すノイズなら 子供のころ見た冬の夜空 描くのさ  部屋の隅で少年の俺が笑ってる 鉄の壁と冷めてゆく景色 目を閉じる 数えきれぬ星が流れて 失くしたもの見つけたよ 息をきらす 坂の途中で 見上げていた空 数えきれぬ星が流れて 少しだけの優しさを 握りしめたポケットの中 最期に見た夢
無限の荒野THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN屍 踏み散らして尚も又斬る 鎖は今放たれた 無双の刃  広い荒野の果て 何を思っている? 黒い塊が身体の中蠢いている  青く光る流星が俺の空を這いずり 青く光る月だけが俺の行方を知っていた  骨まで噛み散らして明日を夢見る 魂が乾いてゆく血は乾かぬのに  深い傷を負った 無情な雨が降る ここが死に場所なのか? 「否、まだだ、ここでは死ねない」  青く光る流星が俺の空を這いずり 青く光る月だけが俺の行方を知っていた  屍踏み散らして尚も又斬る 鎖は今放たれた 無双の刃  青く光る流星が俺の空を這いずり 青く光る月だけが俺の運命を知っていた  我 生きる故 我在り 我 生きる故 我在り
墓石フィーバーTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORN燃えて震えて赤く染まれば 記憶の中を泳いで笑う バカな女の乳房に触れて そそり立つのはハカイシばかり ペットボトルが山盛りならば 今日も元気に病んでる証拠 カメの頭にピンクのネオン 雨に降られてハカイシばかり  何故かハカイシばかり 褥に狂う女 裁きを下す閻魔 赤い顔して 嗚呼…  何の因果か極限世界 だいの大人が漏らして候 本気になるなる鳴門のほっぺ 猫も杓子もハカイシばかり どうせ死ぬなら一人は嫌だ 旅は道連れ 世は阿婆擦れか 寝ぼけ眼でうっかり刺して 今日も今日とてハカイシばかり  何故かハカイシばかり 褥に狂う閻魔 裁きを下す女 赤い顔して 嗚呼…  賽の河原で踊りまくる亡霊 地獄の沙汰でナイトフィーバー あ、北斎 魑魅魍魎は正に全身全霊 ええじゃないか ええじゃないか えじゃないか…  賽の河原で踊りまくる亡霊 地獄の沙汰でナイトフィーバー あ、北斎 魑魅魍魎は正に全身全霊 地獄極楽 いい汗かいて生き地獄  賽の河原で踊りまくる亡霊 地獄の沙汰でナイトフィーバー あ、北斎 魑魅魍魎は正に全身全霊 ええじゃないか ええじゃないか 絵じゃないか…
ヘッドフォンチルドレンTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORN部屋の隅っこも宇宙の端っこも たいして変わりはないだろひざを抱え 曇り空の洗濯物みたいな気持ちで 矯正器具を付けた歯で笑う そんな毎日  声を聴かせて ヘッドフォンの向こう側に救いがあるの? 歌を聴かせて やせっぽっちなこんな歌にしがみつく  世界が終わる頃 生まれた俺達は 消えない虹を見て途方に暮れていた  籠の中閉じ込められた青い鳥は 自由になりたいなんて思っていない気がした “ヘッドフォンチルドレン”俺達の日々は きっと車に轢かれるまで続いてゆく  声を聴かせてヘッドフォンの中になんて救いはないよ 歌を聴かせてそんなことはわかってるよわかってる…ああ  大げさな女の子が心の傷を自慢してる あんな奴とは違うと唾を吐いて見てみないふり 不意に人にぶつかって 不意に音楽が途切れて 自分が自分じゃなくなる気がして車道にうずくまる  世界が終わる頃 誰かが吐き捨てた チューインガムのように路上に貼りついて  「どうして飛ばないの?」不思議そうな君の顔 ごめんね 初めから羽なんてなかったよ  世界が終わる頃 生まれた俺達は 消えない虹を見て途方に暮れていた  世界が終わる頃 誰かが吐き捨てた チューインガムのように路上に貼りついて
泣いている人THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN街の片隅で泣いている人 誰に泣かされたんだろう 自分に腹が立ったの?  この街は何かと気を使うから 我慢できなかったんだろう 思いきり泣きなよ  どうかあなたが 幸せでありますように どうか明日は 幸せでありますように
涙がこぼれたらTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN空の向こう 遠い誰かの孤独 夜の砂漠 デスバレーの奈落  街を往けば 路上で歌う男 「兵士の歌」雑踏に消えてった  胸の奥で 張り裂けそうな 想いはきっと 真実だろう  いつかみんな 大人になってゆく 夢から覚めた 迷子の様に  胸が震え 涙がこぼれたら 伝えなくちゃいけない お前の言葉で  ネオンの夜 恋をしたストリッパー 蝶のタトゥー どこまでも飛んでけ  歩き出した 誰かの日々を 笑う奴等 風に消えろ  俺が俺である様に 胸は鳴る 想いを乗せて 世界は廻る  人に生まれ 人しか愛せずに 人の死を死んでいく 誰が為に?  今夜生きる意味なんて知らねぇ 命がただ 叫びだしてる  俺が俺である様に 胸は鳴る 想いを乗せて 世界は廻る  いつかみんな 大人になってゆく 傷つくことに怯え 言い訳をしてる  走れ 夜が明けてしまう前に 伝えなくちゃいけない お前の言葉で
サニーTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN黒い大きな壁を歩こう 夜明けとともに 見ろよ流線形は 人を殺す時の気持ちさ  僕ら有刺鉄線を越え 何も知らないままで 夢見るように笑ってた ここから見下ろす景色が 世界の全てと思っていた  コーヒー色した闇が 空をつまらなくしてる 汚い社会 苦い味さえ 飲み込めるようになってしまうの?  あの日 土砂降りの夜の事 大人達に連れられ 泣きながら僕を呼んでる 震えたままで動けなかった 今もあの時の気持ちのまま  大きな手 僕たちの心奪って 消えてった 雨上がり この空 虹が見えたら闇と光の尾を引いて 明日へと 行こう もう二度と戻らない  僕ら有刺鉄線を越え 何も知らないままで 夢見るように笑ってた ここから見下ろす景色が 世界の全てと思っていた  震えたままで動けなかった 今もあの時の気持ちのまま
光の結晶THE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORNTHE BACK HORN雨上がり 夕陽色の飛沫上げ 自転車で商店街を走る  希望なんて言葉だけじゃ感じない だから深呼吸 歌い出す口笛  下手だってかまわない ただ 遣り切れぬ日々 振りほどくように  乱反射するキラメキの中へ 空だって 今 飛べる気がする  入道雲 疲れ顔で見上げてる お前いつまでも 傘差したまんまで  声にさえならなくて きっと 約束だけが繋ぎ止めてる  海を見に行く 背中に触れている 消えそうな熱 確かめながら  気付かないふりして 強くペダルを漕いだ お前の涙 風がさらって  乱反射するキラメキの中へ そしてここから始まってゆけ  躓きながら 光の結晶に 何度でも手を伸ばす俺達  
キズナソングTHE BACK HORNTHE BACK HORN菅波栄純THE BACK HORN誰もがみんな幸せなら歌なんて生まれないさ だから世界よもっと鮮やかな悲しみに染まれ 強い人だと想っていた あなたがこぼした涙 冬の日射しの中で輝いてずっと見惚れていたんだ  傍にいるのに分からないことばかりで 何一つ出来ないけど いつだって傍にいるよ  ありふれた小さなキズナでいい そっと歩みを合わせてゆく僕ら 街中にあふれるラブソングが 少し愛しく思えたのなら素晴らしい世界  苦しくたってつらくたって誰にも話せないなら あなたのその心を歌にして僕が歌ってあげるよ  街に座って久しぶりに笑いあって 楽しげに悲しい歌 かき鳴らしてる今夜  今はまだ小さなヒカリでいい そっと命を重ねてゆく僕ら 見たこともないような顔で笑う きっと全ては見せられないけど明日へ向かおう  ありふれた小さなキズナでいい そっと歩みを合わせてゆく僕ら 街中にあふれるラブソングが 少し愛しく思えたのなら素晴らしい世界  だけど時が過ぎて悲しみは巡る そして歌が生まれ 僕ら綺麗になってゆく  日射しの中で
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