野狐禅「東京23区推奨オモイデ収集袋」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
あじさい野狐禅野狐禅竹原ピストル竹原ピストル隣の学生 ギター 本当に上手になった プロにでもなるつもりかな ギター 本当に上手になった ここはひとつ僕は出かけようか もっとダイナミックに弾くがいいぞ 都合よく外は雨降り このアホタレのせめて上半身コウモリで隠して歩こう  あじさいに頭突きかまされて 涙の理由さえ忘れた あじさいに頭突きかまされて 涙の意味さえ忘れた  酔っ払ってるように見えるかな? でもこれはそうじゃなくて 雨粒の隙間をすり抜けていくような そんなイメージのステップなんだよ 踏切のあたりまで行ったら 折り返そうかな どうしようかな 「このままどっかに消えちまえ!」 気にしないでね 独り言、独り言…  あじさいに頭突きかまされて 涙の理由さえ忘れた あじさいに頭突きかまされて 涙の意味さえ忘れた
フライング蝉野狐禅野狐禅竹原ピストル竹原ピストル6月上旬の晴天に響き渡る 堂々たるフライングをかました蝉の声 「然るべき季節に鳴きなさいよ」と舌打ちしたくもなったが いや それはそれで妙に胸に染み渡るものがあったのだ  すっぽ抜けた人生の先っぽで 高らかに歌うがいいさ 全くお呼びでないそのタイミングで 高らかに歌うがいいさ  そして 夏まで届け… 君の声よ 夏まで届け  「確かに蝉の声によく似てるけど、 これはほら、あそこん家の洗濯機の音だよ」 野暮ったらしい真実を指差して 友の声 俺ときたら とことんこれかよと ため息も出たが いや それはそれで有意義な発見もあったのだ  すっぽ抜けた人生の先っぽだからこそ 歌える歌があったじゃないか 全くお呼びでないそのタイミングだからこそ 歌える歌があったじゃないか  そして 夢まで届け… 君の声よ 夢まで届け
東京紅葉<アルバムバージョン>野狐禅野狐禅竹原ピストル竹原ピストル近頃 君の夢ばっか見て 寝起きどうも切ないから 近頃 俺 いっそ寝んのやめた 目ん玉血走って 若干よろめきながら 狭っ苦しいラーメン屋につづく だだっ広い大通り 傘の先っぽでつついております  どうにかこうにか ちょっといいとこ見せたい訳だが いかんせんヘタレ ようやく見据えた未来さえ ご丁寧にてめえで勝手に セピア色にしちまう体たらく ポツポツ降り出して いよいよ惨めです…  灰色の空に向かって ややガン飛ばし気味の角度で鋭く硬直する一輪の花の姿に 何故か強烈な嫉妬を覚え 大人気なくそいつを思い切り踏んづけてやれば 感情のかけらもないBB弾みたいな冷たい雨は この軟弱な36.5度の情熱を蜂の巣にせんばかりだ 気でも違ったか 己に往復ビンタ 秋でもないのに頬に赤い紅葉  近頃 君の夢ばっか見て 寝起きどうも切ないから 近頃 俺 いっそ寝んのやめた  したたかに酔って 大いによろめきながら しつこい悪友ようやく振り切り 無駄に明るい繁華街 千鳥足で踏んづけております  「分かってんならさっさと直しなさいよ」と ぼちぼち限界か 何処からともなく君の声 三日月の如き前傾姿勢で “お好み焼き”二つ いよいよ惨めです…  重ねれば重ねるほど 薄っぺらになっていく その不可解さに首を傾けながらも 愚乱愚乱の週末の夜に 今更 後には退けんと 半ばやけっぱちに夢をぶっ放せば 改札口を中心にとぐろを巻く 激烈な時の流れは この軟弱な365日の叫びを粉々にかき消さんばかりだ 気でも違ったか 己に往復ビンタ 秋でもないのに頬に赤い紅葉
夏みかん野狐禅野狐禅竹原ピストル竹原ピストルクツ下片っぽ見つからないから出かける気がしない それなのにヤツらの電話がしつこいよ「いつもの公園で待ってるぜ」  木の枝で青空に書いた「何にもねぇけど楽しいな」 投げた小石が水溜りに書いた「何にもねぇけど楽しいな」  夕焼け空と想い出は重なり合うと涙になってしまうから 記憶喪失にでもなってしまおうと 額にそっと夏みかんをぶつけてみた  呑み明かすにはお金が必要で 語り明かすには友達が必要で どちらも不自由してないはずなのに ときどき淋しくなるのは 僕が大人になったからだろう  受話器の向こう側の友の声「何にもねぇけど幸せだよ」 あの頃の僕も 今の僕も「何にもねぇけど幸せだよ」  夕焼け空と想い出は重なり合うと涙になってしまうから 記憶喪失にでもなってしまおうと 額にそっと夏みかんをぶつけてみた  何にもねぇけど楽しいな 何にもねぇけど幸せだよ
スタンド・バイ・ミー野狐禅野狐禅竹原ピストル竹原ピストル例えば 雨の雫で波打ったこのエロ雑誌を 僕らの友情の証にしようじゃないか 僕らが欲しがるものはいつだって目に見えないものばっかりで 時には心細くもなるじゃないか  真っ青な春の風に揺られて 君と交わした約束は 真っ青な春の風に揺られて そっくりそのまま スタンド・バイ・ミーのベースラインになって飛んでいった  例えば いつも立ち小便の標的にしてたこのお地蔵様を 僕らの青春のスタート地点にしようじゃないか 情熱を持って生きていれば 挫折はつきものなわけで 時には道を逸れたくもなるじゃないか  真っ青な春の風に揺られて 君と交わした約束は 真っ青な春の風に揺られて そっくりそのまま スタンド・バイ・ミーのベースラインになって飛んでいった  こぼれ落ちるセンチメンタルの最後の一粒が 無表情な現実に激突する瞬間を号砲にして 輝きに満ちた二つの情熱はそれぞれの通学路を全力逆走するのだった  真っ青な春の風に揺られて…
約束野狐禅野狐禅濱埜宏哉濱埜宏哉くたびれた特急列車が 夕暮れ 線路沿いの静寂を吹き飛ばすと 光と闇のストライプが 僕をそっと包んでゆきます チカチカと瞬く光は かつて夢見ていたもののように眩しくて 思わず目をそらせば 無造作に足跡が放り投げられています  「辛い想い出は 何のためだったの?」 セピア色の中の君の声が 乾ききった胸に響く  くやしくて くやしくて こぼれ落ちた涙は 懐かしい 懐かしい 情熱の温度に似てる 何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの 臆病な情熱は もう捨ててしまおう  いつまでも振り返ってはいられまいと踵を返してみたものの 向かう道にのしかかる混沌は やっぱり僕を苛みそうで それでも ここまでこうして ずっと踏みしめてきた道だ ここにもきっと 黒い足跡を撒き散らしてゆくのだろう  「遠い憧れは 今 どこに行ったの?」 セピア色の中の僕の声が 乾ききった胸に響く  苦しくて 苦しくて 諦めをなぞる指は 力無く横たわる敗者の背中に似てる 何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの 臆病な情熱は もう捨ててしまおう  くやしくて くやしくて こぼれ落ちた涙は 懐かしい 懐かしい 情熱の温度に似てる 何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの 臆病な情熱は もう捨ててしまおう
カモメ野狐禅野狐禅竹原ピストル竹原ピストル僕はもう疲れきってしまってね 部屋のカーテンを 全部閉めきったんだよ 僕はもう疲れきってしまってね ダンボール箱の中に 閉じこもったんだよ  青を塗って 白を塗って 一息ついてから 最後に僕の気持ちを塗った 空の絵を描いていたつもりが 海みたいになってしまって ひらきなおって カモメを描いた  僕はもう疲れきってしまってね 部屋のカーテンを 全部閉めきったんだよ 僕はもう疲れきってしまってね ダンボール箱の中に 閉じこもったんだよ  君との思い出を書いて 君への感謝の気持ちを書いて 一息ついてから 最後に僕の本当の気持ちを書いた 遺書を書いていたつもりが ラブレターみたいになってしまって 丁寧に折りたたんで 君に渡した
札幌処刑台野狐禅野狐禅竹原ピストル竹原ピストル叩きつけるだけ叩きつけて 後は机の上に放り投げたままの ノードブック3冊分のかつての情熱共に 今日はやけに後ろめたさを覚えます 滲んでゆく視界に右腕をかじってみたのですが なかなかどうして うまいこと奮い立ちません 夜明けとため息はとにかく相性が悪く 強烈な葛藤が大雑把な輪郭の薄い影を 一気に塗り潰してゆきます そして僕は 肋骨の凹凸を指でなぞりながら アルバイトを休む口実をあれこれ思案しているのです  心臓を鼓動させて 血液を循環させて そんでそれが一体どうした? 絶望を鼓動させて 激情を循環させてナンボの 人生ではなかったか?  てめえでてめえの首根っこひっ掴んで 13階段を引きずり上げていくような 馬鹿げた春夏秋冬のちょっど突き当たり 家賃3万8千円の札幌処刑台にぶら下がっている夢で首を括って いっそ 生きてやろうと思った  歌声は飲み屋の姉ちゃんをひっかけてきた酔っ払いの胸を虚しくすり抜けて 見るも無残 週末のフォーク小屋の壁にぶち当たって木端微塵に砕け散るのです 滲んでゆく視界に頬を一発引っ叩いてみたのですが なかなかどうして うまいこと奮い立ちません ヤケ酒とため息はとにかく相性が悪く 強烈な葛藤が胡散臭いビルのエレベーターを一気に塗り潰してゆきます そして僕は 夜明けの繁華街に何故かすっぴんの母ちゃんを連想しながら このしょぼっくれた連日連夜を正当化するための 口実をあれこれ思案しているのです  一丁前に飯を食らって 一丁前にクソを垂れて そんでそれが一体どうした? 絶望を喰らって 激情を吐き出してナンボの 人生ではなかったか?  てめえでてめえの首根っこひっ掴んで 13階段を引きずり上げていくような 馬鹿げた春夏秋冬のちょっど突き当たり チケットノルマ無しの札幌処刑台にぶら下がっている夢で首を括って いっそ 生きてやろうと思った
春夏秋冬野狐禅野狐禅濱埜宏哉濱埜宏哉君を引きちぎるのは もう何度目だろう? 公園へ続く下り坂を ゆるやかに駆け下りながら 空っぽの毎日をデタラメに当てつければ 枝垂れ桜の花びら 鮮やかに吹き飛んでゆきます  あの花には もう手が届くのに あの頃 描いてたものは 宙ぶらりんのまま  季節がそっと巡るだけ 焦りだけが日々埋めてゆく 叶える術など何一つ持たず それでもまだ僕はあがいてく  青春はとうに終わるのに 世迷言にまみれた僕の東京が暮れてゆきます  知らず挫折・苦悩にも馴染んでゆくようで 口癖のように「ダメだ、ダメだ」と繰り返しながら やつれきった夢に火をくべてみるけど 暮らしの中で白濁と共に儚く散ってゆきます  この街にも もう何年もいるのに この頃 つないでた日々は 誰かが踏みつけた夢の轍  季節がそっと巡るだけ 焦りだけが日々を埋めてゆく 叶える術など何一つ持たず それでもまだ僕はあがいてく 東京がどっと横たわる 有象無象 全て呑み込んでく 東京よ もっと輝いて 僕に夢を見せてくれよ  青春はとうに終わるのに 世迷言にまみれた僕の東京が暮れてゆきます
泪橋野狐禅野狐禅竹原ピストル竹原ピストルとっても暇だったから 部屋の壁に頭を打ちつけていたら 結婚を約束したような しなかったような 君の顔が浮かんできて じんわり涙が出てきたよ 君に僕の全てを見て欲しいんだ 僕は全てをさらけ出すと決めたんだ 午前2時の窓ガラス 世にも情けないビール腹のファイティングポーズ  泪橋 逆さに渡ろう… いつの日か  これまでの人生の打ち上げと称して 新しい人生の始まりを祝して 君に見つかったら怒られるだろうな たくさんたくさんお酒を飲んだよ いつしか僕の感情は いい意味で 週末の渋谷みたいになってきて 冗談のような本当の話さ 遥か遠い街で暮らしているはずの 君のぬくもりに確かに触れたんだ  泪橋 逆さに渡ろう… いつの日か  神様に駄々をこねるような バカにならないように 諦めることを知らない バカになろう 失うものは何もないと 誇らしげに語るような バカにならないように 守るべきもののために 全てを捨てられるバカになろう
ぐるぐる<アルバムバージョン>野狐禅野狐禅竹原ピストル竹原ピストルその四角い囲みからは 今にも希望が溢れんばかり 卒業アルバムの中の自分の個人写真から 思わず目を逸らしてしまいます あまりの切なさに「遺影!遺影!」などと奇声を発しつつ スキップを踏めば 焼酎の空き瓶ふんづけて 仰向けにドサリとぶっ倒れました  くるぶしを蚊に刺されたときのようなやるせなさを ニコチンタールでコーティングされた胸一杯に吸い込めば 僕とこの街との絆みたいな 生暖かい夜風がカーテンをトントン叩きます  涙があふれて 涙がこぼれ落ちそうになって ガムテープで顔面をぐるぐるにする 涙は感情の墓場だぜ ガムテープで顔面をぐるぐるにする  桜のアーチをくぐり抜けてから  一体どのくらいの年月が流れたんだろう うまいこと思い出せねぇや いや 思い出したところで何のメリットもありません パンパンに膨らんだ東京23区推奨ごみ収集袋を窓際に積み上げれば ほら見たことか 未来まで半透明にぼやけてしまいました  夜明けが嫌い 夕暮れが嫌いと ダダをこね アホ丸出しのハムスターみたいに 空っぽの24時間をカラカラと回転させれば その遠心力に耐えきれず 真夜中の体育座りが千切れ飛び 夜空はそれを無表情に吸い込んでゆくのです  言葉(うた)があふれて 言葉(うた)がこぼれ落ちそうになって ガムテープで顔面をぐるぐるにする 言葉(うた)は感情の墓場だぜ ガムテープで顔面をぐるぐるにする
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