長谷川きよし「心震える時」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
心震える時長谷川きよし長谷川きよし長谷川孝水長谷川きよし林正樹心震える時 言葉なくした時 ひとり戸惑う時 どうぞ思い出して  雨上がりの朝の 湿った土の匂い 萌える草の匂い 命の匂い  誰の言葉も心に届かない 過去と未来の狭間で眠れない時は  ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる  心震える時 夢もなくした時 闇にさまよう時 どうぞ思い出して  木漏れ日を浴びながら 子猫が遊んでる 疲れを知らない 命の匂い  吹きわたる風の中で立ち止まる 悲しいくらい世界が美しくみえる  ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる  吹きわたる風の中で歩き出す 今この時を私は生きていく 君と  ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる さぁ微笑んで
黒の舟唄長谷川きよし長谷川きよし能吉利人桜井順玉木宏樹男と女の あいだには 深くて暗い 河がある 誰も渡れぬ 河なれど エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW  おまえ十七 俺十九 忘れもしない この河に ふたりの星の ひとかけら ながして泣いた 夜もある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW  あれから幾年 漕ぎつづけ 大波小波 ゆれゆられ 極楽見えた こともある 地獄が見えたこともある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW  たとえば男は 阿呆鳥 たとえば女は 忘れ貝 まっかな潮が 満ちる時 失くしたものを 想いだす ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW  おまえと俺との あいだには 深くて暗い 河がある それでもやっぱり 逢いたくて エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW 振り返るな ROW
汚れつちまつた悲しみに長谷川きよし長谷川きよし中原中也長谷川きよし長谷川きよし汚れつちまつた悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れつちまつた悲しみに 今日も風さへ吹きすぎる  汚れつちまつた悲しみは たとへば狐の革衣(かはごろも) 汚れつちまつた悲しみは 小雪のかかつてちぢこまる  汚れつちまつた悲しみは なにのぞむなくねがふなく 汚れつちまつた悲しみは 倦怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む  汚れつちまつた悲しみに いたいたしくも怖気(おぢけ)づき 汚れつちまつた悲しみに なすところもなく日は暮れる……
湖上長谷川きよし長谷川きよし中原中也長谷川きよし長谷川きよしポッカリ月が出ましたら、 船を浮べて出掛けませう。 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。  沖に出たらば暗いでせう、 櫂(かい)から滴垂(したた)る水の音は 昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、 ――あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。  月は聴き耳立てるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇(くちづけ)する時に 月は頭上にあるでせう。  あなたはなほも、語るでせう、 よしないことや拗言(すねごと)や、 洩らさず私は聴くでせう、 ――けれど漕ぐ手はやめないで。  ポッカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう、 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。
雪の宵長谷川きよし長谷川きよし中原中也長谷川きよし長谷川きよしホテルの屋根に降る雪は 過ぎしその手か、囁きか  ふかふか煙突煙(けむ)吐いて、 赤い火の粉も刎(は)ね上る。  今夜み空はまつ暗で、 暗い空から降る雪は……  ほんに別れたあのをんな、 いまごろどうしてゐるのやら。  ほんにわかれたあのをんな、 いまに帰ってくるのやら  徐(しづ)かに私は酒のんで 悔と悔とに身もそぞろ。  しづかにしづかに酒のんで いとしおもひにそそらるる……  ホテルの屋根に降る雪は 過ぎしその手か、囁きか  ふかふか煙突煙吐いて、 赤い火の粉も刎ね上る。
わが喫煙長谷川きよし長谷川きよし中原中也長谷川きよし長谷川きよしおまへのその、白い二本の脛(あし)が、 夕暮、港の町の寒い夕暮、 によきによきと、ペエヴの上を歩むのだ。 店々に灯がついて、灯がついて、 私がそれをみながら歩いてゐると、 おまへが声をかけるのだ、 どつかにはひつて憩(やす)みませうよと。  そこで私は、橋や荷足(にたり)を見残しながら、 レストオランに這入(はひ)るのだ―― わんわんいふ喧騒(どよもし)、むつとするスチーム、 さても此処は別世界。 そこで私は、時宜にも合はないおまへの陽気な顔を眺め、 かなしく煙草を吹かすのだ、 一服、一服、吹かすのだ……
別れのサンバ長谷川きよし長谷川きよし長谷川きよし長谷川きよし村井邦彦何んにも 思わず 涙も 流さず あなたの 残した グラスを見つめて 独り  みんなわかっていたはずなのに 心の奥の淋しさを ああ わかって あげれば 別れも 知らずにすんだの  きっと 私を強く抱く時も あなたは独り 淋しかったのね あなたの愛した この髪さえ 今は泣いてる 今は泣いてる 今は泣いてる
DAWN あけぼの(「組曲ふるいみらい」より)長谷川きよし長谷川きよし中山千夏長谷川きよしほのぼのとあけぼの よるがあおざめおわれゆく うつくしいのやこわいのや あらゆるゆめをひきつれて  ゆうべ なんともかなしくて このよもおわり とないたものだが いつしかそれもすぎさって  ほのぼのとあけぼの ひかりがよるをおいはらう すばらしいのやひどいのや あらゆるじけんをひきつれて  なにがある なににあう あんじていてもいなくても いつしかそれもすぎさって
ANT あり(「組曲ふるいみらい」より)長谷川きよし長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしあんまりしっかりめをあけて あんまりみすぎてつかれたときには かあてんをおろしましょう めにかあてんをおろしましょう  しばらくは くらい なれるまで こわい でもやがて きみは  ちいさなありのめをあける しょっかくをそっとふってみる そうしてきっとおどろくでしょう あんまりせかいがよくみえるから  「そうだったのか!」 ありになったきみがいう 「これだったのか!」
BOAT こぶね(「組曲ふるいみらい」より)長谷川きよし長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしだいてあげる いのちがいっぱいのうでで ゆすってあげる しにもやさしいうでで  あまりになぞめくわたしのふかさを もしもいくらかおそれるのなら かいをにぎって こぶねにのっていらっしゃい
EAGLE わし(「組曲ふるいみらい」より)長谷川きよし長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしわたしがわしだったとき くうきはちょうど みずのようだった つばさをひろげておよいでゆくと くうきはあわだち しぶきをあげた  わたしがわしだったとき ちっぽけなどうぶつを つめでころした わたしはわしだということしか かんがえようともしなかったから
JOY よろこび(「組曲ふるいみらい」より)長谷川きよし長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしだれともあらそわない あなたに だれをもきずつけない あなたに ふるさとのかんきのくにから おおいなるとうめいなよろこびがくる  だれかとあらそう あなたに だれかをきずつける あなたに そして それを かなしむあなたに やはりよろこびはくる はじらいながら
INSECT こんちゅう(「組曲ふるいみらい」より)長谷川きよし長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしじっとしている こんちゅうの じゃまはしないがいいようです こそともしない れんちゅうの おごそかなさまをごらんなさい  だいじないのりのさいちゅうと きまっているじゃあないですか じゃまするとせかいがきえてしまうって わかっているじゃあないですか
MOON つき(「組曲ふるいみらい」より)長谷川きよし長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしまちのこは あわれ つきのほんとうのすがたをしらない でんこうのらんぼうなひかりのうずに つきはただ しっしんするばかり  ぎんぷんをあまねくふりまき ものもこころもくるわせるつきの まほうをしらぬこは あわれ  いなかのこは あわれ つきのめぐみにきづかない つきがひやしたあまいみずによいつつ にがくよどむ まちのさけをしたう  「ほんとうのつきをぼくは しってる」 まちのくらしに くたびれて よぞらをあおいだ いなかのこがいった
NEST す(「組曲ふるいみらい」より)長谷川きよし長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしよろしかったら どうぞ じまんできるものは なにもない かべに え さえかかっていない でも まどは そらもよう  あめのふうが このはのしゃんそん ねどこはじぶんでととのえて …それで よろしかったらどうぞ わたくしのすへ どうぞ おじゃまはしませんから
OWL ふくろう(「組曲ふるいみらい」より)長谷川きよし長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしなみだなしにはかたれない 「けんかしちゃったの あのこと すきですきで こんなにすきなのに けんかしちゃったの」  「ほう ほう ほう」 ふくろうだけが きにかけて きいてくれました 「ほう ほう ほう」
QUILL がぺん(「組曲ふるいみらい」より)長谷川きよし長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしあおいいけのほとり にれのした がちょうたちの だいかいぎ おわったあとに はねいっぽん ひろってさっそくがぺんにしたて  はいけい はねいっぽん おあずかり もちぬし どなた おしらせを あおいいけのほとり にれのした がちょうさま
FLOWER はな(「組曲ふるいみらい」より)長谷川きよし長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしだいすきなきみのたんじょうびに いろとりどりのかぐわしい はなたばをおくろうとおもったのです はなをつみにのはらへいったのです  とてもざんねんなのですが ぜんぶしらべてみたのですが はなにはみんなだれかすんでいました はなはつまずにかえってきました
RAINBOW にじ(「組曲ふるいみらい」より)長谷川きよし長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしもしもきみが にじをかけたいのなら だれひとりいないところをえらぶべし くうきにじゅうぶんみずけがあって ななめからひがさすときをえらぶべし  からだをらくにして それから… ひといきにおもいうかべるんだ! きみがきれいだとおもうものすべてを  たちまちにじが きみからふきだす こどもたちのかんせいが にじをもっとはっきりさせる そのなかで にじますがはねる  ただし きれいだとおもうものが たりなくちゃあだめなんだ さあ さがしておいで たくさんね
光る河長谷川きよし長谷川きよし津島玲長谷川きよし思い出すのはよして 私の声を歌を 思い出すのはよして 私の涙を笑いを もう私は あなたのものじゃない あなたが愛を止めた時 私の愛も止ったの 思い出すのはよして 私のものだった光を  もう私は忘れてしまったの あなたを恨みはしないけど 許すこともしないのよ 思い出すのはよしたわ 悲しみだけが ふえたわ
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