愛の光アリス | アリス | 谷村新司 | 谷村新司 | アリス・木田高介 | 陽溜りをいつも避けながら 今日まで歩いてきたの 背中に太陽を受けて 今日まで歩いてきたの ビルの谷間に風が吹きぬけて 心の炎は消えてしまったの だけど今は違う 永遠に消えない光を 私は見つけたの 雨だれの音を聞きながら 今日まで暮らしてきたの 過ぎ去った誇りのなかで 今日まで暮らしてきたの 心のままに生きてきたことが いけないことだと思ってた だけど今は違う 永遠に消えない光を 私は見つけたの それはあなた それはあなた それはあなた 心のままに生きてきたことが いけないことだと思ってた それはあなた それはあなた それはあなた |
帰り道アリス | アリス | 谷村新司 | 堀内孝雄 | | 一度でいいから 話してみたい 夕焼けが頭をたれた 帰り道 そっと背中に言ってみた それでも風はいたずらに 彼女の髪をゆらしただけで わき目もふれずに通りすぎた すべての願いを あきらめて トボトボと地面をみながら 帰り道 今日も一日過ぎるのが やたらと頭にくるのです この世に神がいることなんて 信じる奴がバカなんです |
おまえアリス | アリス | 谷村新司 | 谷村新司 | | 木目の家具を探そうネ 好みのあったコーヒー・カップ 明るいブルーにきめよう うれしそうに君はまた 僕を横目でみつめてる そんなお前が とても、とても、とても ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ やや小さめのエクレアと アップル・パイを買いました 24歳の男が お菓子の箱を持てたのも きっと誰かのおかげだよ そんなお前が とても、とても、とても ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ 結婚式の約束も まだはっきりとしちゃいない もちろん家もないけど 夢はいつでも大きいと 僕の背中で笑ってた そんなお前が とても、とても、とても ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ |
知らない街でアリス | アリス | 谷村新司 | 谷村新司 | | 知らない街の知らない人と ただわけもなく話したい 望みも夢も通り過ぎた今は 涙さえもう流れない ふり返らずに歩いた道を 今は一人で見つめている 風にゆれてる新だ木の葉のように 時がすべてを連れてゆく チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル 故郷すて 今 汽車に乗る すべてを奉げ愛した人よ 昨日のような微笑みさえ忘れて 生きてゆくのさ今日からは チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル チュ・チュ・チュ・ルルル |
白い夏アリス | アリス | 堀内孝雄・矢沢透 | 矢沢透 | | 僕の好きな人をかこう うんときれいにかいてあげよう 君の笑顔は白い光と水色の風 陽炎ゆれてる陽ざしの中で 僕の好きな人をかこう うんときれいにかいてあげよう 君のまわりはマーガレットの花で 飾ってあげよう 頭はレンゲの冠でいっぱい こぼれる笑顔も 風にそよぐ髪も 今だけは僕のもの やさしさも瞳も ゆきかう雲も 今だけは僕のもの 僕の好きな人をかこう うんときれいにかいてあげよう かいてあげよう かいてあげよう |
誰もいないアリス | アリス | 谷村新司 | 谷村新司 | 青木望・アリス・木田高介 | 忘れ去られたベンチの上に 真赤な夕陽がのびてくる 黄色く変わったポプラの枝を ただ秋風がなでてゆく 愛の言葉を交わした人も うとうと昼寝をしていた人も 誰もいない 誰もいない 忘れ去られたベンチの上に 読み棄てられた新聞紙 ただ何となく読む気もせずに 見上げた空のいわし雲 誰かを待っているようで 流れてゆくのも悲しそう 誰もいない 誰もいない 忘れ去られたベンチの上に あなたを待っている私 忘れ去られたベンチのように 一人ぼっちは恐いから 早くあなたが来なければ 季節が変わってしまいそう 肩が寒い 肩が寒い 肩が寒い 肩が寒い |
散りゆく花アリス | アリス | 谷村新司 | 谷村新司 | | 散りゆく花の姿に足を止め昔を偲ぶ 今にも泣き出しそうな惜春の雨の中で 疲れたのさ一人の旅に 帰る燕は見上げる空に高く 恋しい人の姿を花影の中に捜す 燃ゆる想いでを秘めてなつかしい 道を急ぐ 疲れたのさ一人の旅に 水は流れて落とした夢を消すの ララ……… 人は誰も旅人のように さまよいながら傷つきながら生きる ララ……… |
そこにいる貴方アリス | アリス | 堀内孝雄 | 堀内孝雄 | | ひとりぼっちの君のそばに ついててあげるいつでも 淋しい時も苦しい時も 君を包むベールさ 何も出来ない僕だけど そこにいる貴方をみていたい ひとりじゃ何も出来ない君さ ついててあげるこれから 冷たい風がほほをぬぐい 遠い過去は消え去る もう君はひとりじゃないよ そこにいる貴方とふたりさ もう君はひとりじゃないよ そこにいる貴方とふたりさ |
無題アリス | アリス | 谷村新司 | 堀内孝雄 | | 雪の谷間の風に耐え 深い緑に包まれて 密かに眠る汚れを知らぬ 白い翼の馬よ 嵐の空を駆けめぐり その鳴き声は時を超え 今も伝わるバンフの森に 何も知らずに眠る 不思議なほどに 輝ける白さは タイガの壁に守られたのか オレンジ色の雲にのり 北斗の海をのりこえて 神にとどけといななく声は 空をつきぬけ高く |
雪アリス | アリス | 谷村新司 | 谷村新司 | | 冬枯れの部屋には灰皿ひとつ 心の窓辺には白い雪 吹けよ 吹け吹け 木枯よ 私の心が枯れるまで 昨日あなたはこの部屋で 結婚しようといったっけ 吹けよ 吹け吹け 木枯よ 私の心が決まるまで 俺は浮気な放浪者 あなたはきれいな女神だよ 吹けよ 吹け吹け 木枯よ 私の心を飛ばすまで 空に舞う雪 積もる雪 あなたと俺は違う雪 吹けよ 吹け吹け 木枯よ 私の心が凍てるまで |