ALI PROJECT「Fantasia」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
BArADiPArADicAALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也眠らない森へと BArADiPArADicA 猫脚の寝台は 宙を舞う馬車 少女らの行方は 大人がけして 読み聞かせられない ファンタジー  わたしの続き運ぶのは 秘密の呪文 現実は小説より奇なり 不思議の国よ  醜いアヒルの子は 雪の羽毛ゆめみる 鏡のゲルダたちは いくらでも着飾れる  今日がまた生まれた BArADiPArADicA 木漏れ日はもがれた妖精の翅 甘い毒林檎をジュースにしよう ガラスの靴を割る プリンセス  救いのお手を 王なるグランドファザー  冒険譚 仲間助けたり 喧嘩してみたり あなたと君と出会うのは 運命かもね  ベール剥がし晒した ココロのままが綺麗 矢も剣も跳ね返す 鎧なんていらない  夜がまた目覚める AbulAGedAbuRA 黒い蝶々飛び立ち見えない傷が 月光の輪(リング)で きらり輝く 瑠璃の血で書き足す ダークサイド  お導きあれ 魔女なるグランドマザー  裸の唇で BArADiPArADicA 過ぎて行くわたしに二度と戻れない 足跡に咲くのは ひなぎくの花 忘れえぬ 純潔  明日はまだ生まれる BArADiPArADicA 待ち受けるすべてはきっと愛おしい どんな物語も敵わないのよ 新しく始まる ファンタジー  また逢いましょう 少女のわたし  BArADiPArADicA …良い時をさらに良く、悪い時を少しマシに する、万能の呪文。  AbulAGedAbuRA …どんな暗い闇をも煌めかせてしまう呪文。
21世紀新青年ALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也鈍色眼鏡 曇り硝子 磨いて君が覗いた 未來のメガロポリスの街 今日も僕は歩いてく  革のブーツの踵鳴らす アスファルト奏でるビート どこかいつかの君の耳に 送ろう 僕の音楽  影を曳き踊った 地下道のアダムたち  世界の始めから同じ 闇に 聳えた文明は まるで書き割り舞台の様さ 月と太陽貼り付けよう  求めて止まぬのは いつの世も変わらない  飛ばせ 空想の 機械仕掛けの羽広げ 回せ 螺子巻きを 人は自在な自動人形オートマタ 次の角曲がり 建設途中の理想郷ユートピアへ 手を貸しに行こう  視えないものを視せないように クリアを装う現代さ 最初から穢れたものなど けして在りはしないのに  螺旋状の記憶が 眼の奥で立ちのぼる  走れ 蒸気列車 時空という線路の上 廻せ 歯車を イカれた科学者のように 遙か もうひとつの 過去へと明日へと旅をしよう 今を創るため  飛ばせ 空想の 機械仕掛けの羽広げ 外せ 撥条を 人は自由な自動人形 次の角曲がり 完成間近の理想郷で 僕等は 出逢おう
リアル×ファンタジーALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也いくら言葉尽くしても どんな声で叫んでも 人は人の 心の底 映し出せはしない  獣皮(けがわ)に 包まれ 目覚めた 赤子は 野性の眼で笑う 悪夢は僕の揺り篭  夜毎飼い慣らされた 孤独は獣 長い爪を尖らせ 喰い込ませていく おのれの熱く滾る皮膚を抉って  堕天使たちを抱き寄せ サタンと酌み交わすのは memento mori 荊の森 柩を濡らす美酒  僕の指が撫でるのは 獅子(ライオン)王の鬣 瓦礫の城壁 時の遺跡を越え 幾度受けるのだろう 死の接吻を  黒衣の 尼僧が 育てる 薔薇には 秘められた蕊の香り 熟み弾ける疵の棘  薄紅の目蓋閉じ 眠れる君は ひとり白い裸身(からだ)に 月を侍らせて 輝く遠い日々の夢を流離う  神に祈り捧げても 悪魔に縋りついても memento mori 記憶の森 僕は闇の波間  君の胸が囲うのは 人間(ひと)に懐かぬ一角獣(ユニコーン) 角立て つかの間 甘い予知夢を見せ いつか巡り逢おうと 伝えておくれ  この足が踏みつづける どこまでも果てなき道 僕は僕の その彼方を 知ることはできない  現と幻のどちらに いま僕等はいるんだろう 互いの想いが つながった瞬間が 終わりなき物語 Real Fantasy
Maison de BonbonniereALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ブーツで割る Creme Brulee の石畳を  見つけたわ 探してた 絵本のようなお家  屋根は Gateau 壁は Mousse 窓は Gelee 床は Biscuit Macaron の椅子  一日中午後三時 満ち足りて まだ足りぬ お砂糖の誘惑  千の甘い仕合わせを 仕舞うための わたし Bonbonniere  うっとりと好きなだけ 腰のリボンをゆるめ 指は Fondant 瞳 Bonbon Marron の舌は とろけて Glace ここはお菓子の国 魔女はとうに焼かれたの  膨らんだ Gomme の頬 煮崩れる Gommeux の口 Confiture の脳  苦い恋も 掻き混ぜて 竈のなか 焦げていい匂い  たっぷりと好きなだけ 叱るママンはいない もっと Tarte Tatin たんと Guimauve 弾んで 揺すって Pudding ここに鏡はない 大人になったグレーテル  もうカラダ 重すぎてドアを 抜けられない  お入りよ 召し上がれ 小さなヘンゼル坊や Blanc Manger おしり Flambe Sirop たらして 添えて a la Mode 可愛い Compote になれ あら わたしが魔女かしら
月下、緑雨幻想ALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也くるくる回す 傘に散らばる 月光の雨  幕が開くように 流れ去る雲 星の主役(エトワール) 夜空のオペラ座舞台  森の外れのベンチは 今宵貴賓席 濡れた隣に座ってるのは 夢見る小さなわたしね  くるくる回れ 白い時計草 昔を連れて  記憶の家の 子供部屋から 壊れたオルゴール 途切れた音が転がる  煙る緑の薫りに 誘われたように 雫をまとう金のカナリア 忘れた唄をうたいだす  花のつぼみ ひとつひとつ 数え過ごす 幻想庭園  いつでも戻りたかった 夢見た頃へと 空いた隣に座った人は 優しい目をした あなたね あなたね
自由戀愛ALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也出合い頭に 目と目 星が散って 錯覚 または 運命の あやとり遊び 寄せ絡め たわめて お名前 拝聴します  大人のための お伽話 信じ 麗し乙女 中身だけ だけどあなたは わたし見えているの その他の群衆のなか  指をつなぎましょ もっと求めあえるわ 夢の国の扉は見せかけで 押しても引いても開かなくても  恋に暮らしましょ 他には何も持たず いま人生 産まれたての気分 裸になってゆく  変われなかった 行き場 ひとり 迷い 余所様の背を 追ったとて つまづくだけの 道外れ わたしは 日の元に 晒されます  声を重ねましょ それだけで歌になる オトコもオンナも関係なくて 幾つであろうと未熟なままで  命燃やしましょ 一秒も無駄はない いくら道草回り道しても 帰る場所はあるの  指をつなぎましょ もっと分かりあえるわ 胸の奥の扉の鍵を捨て 悲喜交々いろんな風通し  恋を育てましょ それさえあれば足りる ほらいつでも産まれたての気分 裸で生きてゆく
少女のための残酷童話ALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也水面に映った 自分の顔に 恋したナルシス あなたになりたい  大事な鏡は 他人の瞳よ 誰より可愛い わたし映して  競って華やぐ靴で 少女たちは舞うの 大人は眉を顰める 派手な赤い赤い靴 軽やかに跳ね  いつもどんな場所でも 踊りつづける わたしはここよ  美しい箱の マッチを売るわ 灯す間だけ 大切にして  少しも似合わぬ服を 娘たちは纏う 生き急ぐようなふりで 少しでも甘い蜜の 時をながらう  満ち足りた微笑みの 奥の心は 家なき子でも  死ぬまで脱げない靴を わたしたちは履いた 教会の床で躍る 罪の赤い赤い靴 倒れてもなお  愚かなる魂が 持てぬのは何? 尊い教えなんか この世界のどこにあったの? わたしを止めて  答えなど欲しくない 老いていくだけ
恐怖の頭脳改革ALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也ランラランダ 少年が言う オオカミがきたぞ! 村人 銃をかかえ 丘へと急ぐよ  ライラライダ 羊は言う ぼくたちは安泰 守られ 干し草を 食み昼寝さ  嘘じゃないんだ ヤツは 森へと 消えたけど すぐきっと 戻ってくるよ  ランラランダ 少年また オオカミ!と叫ぶ 村人 向かえども 長閑な丘  やがて 誰も 耳を 貸さない 真面目に信じたら 馬鹿を見るさと  人も羊 群をなし 同じ平和に慣れていく 危険なんて絵空事  ランラ懶惰 オオカミは言う 俺(オイラ)の好物は ライラ懶惰 家畜より人間の方さ  武器を 持つ間も なくて 全員 食べられて村には ほんとの平和
地球でALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也天映す 水面 輝く緑 巡る風  雨の恵み 受けて 大地を 踏みしめる 世界の何処にいる 僕も君も  肌の下 流れている 静かな川は あたたかい  永い時をつなぎ 繰り返した先の 誰もがそこに立つ  生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星  喜びも涙もある 愛を持たない場所はない  だけど僕にあって 君にないのは 自由 遠いその国では  生きて 生まれてきた君よ ともに 触れ合うことは出来なくとも 生きよう 生きとし生ける人間 ともに 出会うことなく行き過ぎても 同じ星

ゆりかご (instrument)

WALTZ FOR DEBBYALI PROJECTALI PROJECTBill Evans・Gene LeesBill Evans・Gene Lees誰にでも 子供の頃に 暮らした Fairyland(くに)がある  翅を持つ ともだちと飛び回った 花の上  レース模様の窓辺で 呼んでるママは 見つけられない  こもれびのドレスで踊る めぐりめぐるメロディ わたしたちは 鈴の声で 歌いながら夢の中  どこまで行っても けして終わりはないと 信じていたの  今はもう 思い出せない 遠い日々のメロディ 花を散らす 風の向こう 途切れ途切れ 聴こえても  もう一度だけ My Sweet Fantasy
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