裸足の季節松田聖子 | 松田聖子 | 三浦徳子 | 小田裕一郎 | | 白いヨットの影 渚をすべり 入江に近づくの 手を振るあなた 夢の中のこととわかっていても 思い切りこたえる私です エクボの秘密あげたいわ もぎたての青い風 頬をそめて今走り出す私 二人ひとつのシルエット 誘われた映画はまぶしすぎたの 背のびする季節と言われたけれど ハラハラし通しのエピローグには 思わずうつむいた私です エクボの秘密あげたいわ もぎたての青い空 愛をめがけ今走り出す私 二人ひとつのシルエット エクボの秘密あげたいわ もぎたての青い風 頬をそめて今走り出す私 二人ひとつのシルエット シルエット |
青い珊瑚礁松田聖子 | 松田聖子 | 三浦徳子 | 小田裕一郎 | | あゝ私の恋は南の風に乗って走るわ あゝ青い風切って走れあの島へ あなたと逢うたびに すべてを忘れてしまうの はしゃいだ私は Little girl 熱い胸聞こえるでしょう 素肌にキラキラ珊瑚礁 二人っきりで流されてもいゝの あなたが好き! あゝ私の恋は南の風に乗って走るわ あゝ青い風切って走れあの島へ 涙がこぼれるの やさしい目をして見ないで うつ向き加減の Little Rose 花びら触れて欲しいの 渚は恋のモスグリーン 二人の頬が近づいてゆくのよ あなたが好き! あゝ私の恋は南の風に乗って走るわ あゝ青い風切って走れあの島へ |
風は秋色松田聖子 | 松田聖子 | 三浦徳子 | 小田裕一郎 | | La La La……Oh, ミルキィ・スマイル あなたの腕の中で旅をする Oh, ミルキィ・スマイル抱きしめて やわらかなその愛で 忘れるために訪れた海辺の街 ちぎれた愛が指に髪に離れない 泣き虫なのはあなたのせいよ ふるえる心愛のせいなの 冷たい砂足跡ふり返れば 遠くでほほえむ あなたをあなたを感じてるわ Oh, ミルキィ・スマイル抱きしめて あなたの腕の中で旅をする Oh, ミルキィ・スマイル受けとめて やわらかなその愛で 恋する切符を手にいれたこの渚で ひとつのソーダにストローが二本揺れてた 泣き虫なのはあなたのせいよ 心のあざは愛のせいなの 冷たい秋ひとりぼっちの夕暮れ 遠くでほほえむ 誰かが誰かが横切るのよ Oh, ミルキィ・スマイル抱きしめて あなたの腕の中で旅をする Oh, ミルキィ・スマイル受けとめて やわらかなその愛で La La La……Oh, ミルキィ・スマイル あなたの腕の中で旅をする Oh, ミルキィ・スマイル抱きしめて やわらかなその愛で |
Only My Love松田聖子 | 松田聖子 | Yoshiko Miura | Yuichiro Oda | | You are only my love, my love my love 愛は自由な空の翼 あなたと今この道歩いて行きたい 頬杖ついて時を止めてても 街はもう春ね ひとつずつ脱ぎ捨てた誤解 足跡にして そうよあの時大人の愛であなたを 抱きとめればよかったの Oh, ho ho ho… You are only my love, my love my love 愛は自由な空の翼 あなたと今この道歩いて行きたい 庭に咲いたわ小さな花 あざやかな色で 私の中眠ってた愛に 火をつけてゆく そうよプライド捨てても欲しいと言える それが若さの力よ Oh, ho ho ho… You are only my love, my love my love 愛は自由な空の翼 あなたと今この道歩いて行きたい You are only my love, my love my love 愛は自由な空の翼 あなたと今この道歩いて行きたい |
チェリーブラッサム松田聖子 | 松田聖子 | 三浦徳子 | 財津和夫 | | 何もかもめざめてく新しい私 走り出した船の後 白い波踊ってる あなたとの約束が叶うのは明日 胸に抱いた愛の花 受けとめてくれるでしょう つばめが飛ぶ青い空は 未来の夢 キャンバスね 自由な線 自由な色 描いてゆく二人で 何もかもめざめてく新しい私 走り出した愛は ただあなたへと続いてる 夕日は今 夜のために 水平線 沈むのよ 私は今 愛のために 激しい風 吹かれて 何もかもめざめてく新しい私 走り出した船は ただあなたへと続いてる |
夏の扉松田聖子 | 松田聖子 | 三浦徳子 | 財津和夫 | | 髪を切った私に 違う女(ひと)みたいと あなたは少し照れたよう 前を歩いてく 綺麗だよとほんとは 言って欲しかった あなたはいつも“ためらい”の ヴェールの向こうね フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ! 夏の扉を開けて 私をどこか連れていって フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ! 夏は扉を開けて 裸の二人包んでくれる 車が通りすぎて 二人を分けてゆく あなたは道の向こう側 何か叫んでる “好きだよ”と言ってるの まさか嘘でしょう みんなが見てる目の前で どうかしているわ フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ! 夏の扉を開けて 私をどこか連れていって フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ! 夏は扉を開けて 裸の二人手招きをする フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ! 夏は扉を開けて 裸の二人包んでくれる |
白いパラソル松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 財津和夫 | | お願いよ 正直な 気持ちだけ 聞かせて 髪にジャスミンの花 夏のシャワー浴びて 青空はエメラルド あなたから誘って 素知らぬ顔はないわ あやふやな人ね 渚に白いパラソル 心は砂時計よ あなたを知りたい 愛の予感 風を切るディンギーで さらってもいいのよ 少し影ある瞳 とても素敵だわ 涙を糸でつなげば 真珠の首飾り 冷たいあなたに 贈りたいの 渚に白いパラソル 答は風の中ね あなたを知りたい 愛の予感 |
風立ちぬ松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 大瀧詠一 | | 風立ちぬ 今は秋 今日から私は心の旅人 涙顔見せたくなくて すみれ・ひまわり・フリージア 高原のテラスで手紙 風のインクでしたためています SAYONORA SAYONARA SAYONARA 振り向けば 色づく草原 一人で生きてゆけそうね 首に巻く赤いバンダナ もう泣くなよと あなたがくれた SAYONORA SAYONARA SAYONARA 風立ちぬ 今は秋 帰りたい 帰れない あなたの胸に 風立ちぬ 今は秋 今日から私は心の旅人 性格は明るいはずよ すみれ・ひまわり・フリージア 心配はしないでほしい 別れはひとつの旅立ちだから SAYONORA SAYONARA SAYONARA 草の葉に口づけて 忘れたい 忘れない あなたの笑顔 想い出に眼を伏せて 夏から秋への不思議な旅です 風立ちぬ 今は秋 帰りたい 帰れない あなたの胸に 風立ちぬ 今は秋 今日から私は心の旅人 |
P・R・E・S・E・N・T松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 来生たかお | | 微熱があるように頬がバラ色に燃える 変ね まっすぐ見つめられるとあがるみたい ぎこちない言葉が紅茶の中で渦巻く 今日が誕生日と覚えてて誘ったのね 燃える頬かくして 風邪ひいたみたいよと 気があることまだ知られたくない ルルル ルルル… リボンをほどいたら金の細いネックレス まるで安物さっててれたけど うれしかった バイトしていた事 人づてに聞いてたわ 私のため無理させてごめんね ルルル ルルル… 燃える頬かくして 感のいい人だから 熱い気持 読まれそうでこわい ルルル ルルル… ルルル ル ルルル… ルルル… ラララ ラ ラ ラ バラ色の燃える頬 ときめいて |
赤いスイートピー松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 呉田軽穂 | | 春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ 煙草の匂いのシャツにそっと寄りそうから 何故 知りあった日から半年過ぎても あなたって手も握らない I will follow you あなたに ついてゆきたい I will follow you ちょっぴり 気が弱いけど 素敵な人だから 心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー 四月の雨に降られて駅のベンチで二人 他に人影もなくて不意に気まずくなる 何故 あなたが時計をチラッと見るたび 泣きそうな気分になるの? I will follow you 翼の 生えたブーツで I will follow you あなたと 同じ青春 走ってゆきたいの 線路の脇のつぼみは 赤いスイートピー 好きよ 今日まで 逢った誰より I will follow you あなたの 生き方が好き このまま帰れない 帰れない 心に春が来た日は 赤いスイートピー |
星空のドライブ松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 財津和夫 | | 青いワーゲン ホロを外して やけにビュンビュン 飛ばしてるのね カッコいいのは わかるけど まだまだ 夏じゃない 風邪をひいたら あなたのせいよ そんな 寒けりゃ そばにおいでよ ハハーン あなたの計算も 意外と単純ね 星の降る街を 飛んでいるみたい 負けたわ あなたの 肩へともたれて ハートはこんなに熱い 好きと小声でつぶやいたのに 何て言ったの聞きとれないよ 別になんでもないわって ニッコリ 謎めいて 月を横切って 飛んでいるみたい 負けたわ あなたの 鼓動がきこえる 私をさらっていいわ 君の横顔 綺麗だねって ほめてくれれば うれしいけれど 前を見ててよ ほらカーブ つきあいきれないわ |
真冬の恋人たち松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 大村雅朗 | | 冬の湖 氷の鏡に バック・ターンでポーズ決めるあなた 私 知らない スケートはきらい 立っているのが やっとなんだもの い・じ・わ・る 「可愛いね 君」離れてるから 「ねぇ ひとりきりなの」 知らない人が 声をかけるのよ ちょっとあなたは あわてて飛んで来て 私の右手をつかむのよ それでいいの それでいいの あなたが大好き スケートぐつを 肩にぶらさげて 湖畔のカフェに暖まりに来たの かじかんだ手を暖炉にかざして パチパチ はねる炎のダンスを見てたの 「可愛いね 君」声をつくって 「ねぇ ひとりきりなの」 さっきの人の 真似をするあなた いいえ 先約があるの残念ね 心に決めてる人なのよ 誰でしょうね 誰でしょうね 私の恋人 あなたは自分を指さして うぬぼれやさんね 得意顔 それでいいわ それでいいわ あなたが大好き |
マイアミ午前5時松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 来生たかお | | 海辺の三叉路横切って タクシーだけ待ってたの あなたは通りの向う側 霧が低く流れてる 靴の底には砂がつまって 痛いから 逆さに振れば二人だけの夏が こぼれるわ マイアミの午前5時 ブルー・グレイの海の 煙るような夜明けを あなたも忘れないで 水色の午前5時 車の来ない道の 白いセンター・ライン 駆けよってサヨナラと キスしてね はじめて出逢った瞬間に 傷つく日を予感した あなたの腕の缶のビールを いたずらに ひと口飲んで遠い船の灯り 数えたわ マイアミの午前5時 街に帰る私を やさしく引き止めたら 鞄を投げ出すのに 水色の午前5時 生きる世界が違う そう短くつぶやく 横顔の冷たさが 憎らしい マイアミの午前5時 ブルー・グレイの海の 煙るような夜明けを あなたも忘れないで 水色の午前5時 車の来ない道の 白いセンター・ライン 駆けよってサヨナラと キスしてね |
セイシェルの夕陽松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 大村雅朗 | | 島をめぐる白い船が 岬をまわって消えてゆく ワラの屋根のバンガローに 今夜は一人で泊まるのよ 樹のハンモック そっと揺らしながら この絵葉書を書いたの ほら セイシェルの夕陽が 今 海に沈んでくわ 真っ赤なインク 海に流してる あなたにも見せたいわ もしあなたがここにいたら きっとロマンスが生まれたわ 離れてみてわかったのよ 大切な人は誰かって 白い貝殻 拾い集めながら ブレスレットを作るわ ほら セイシェルの夕陽が 今 海に沈んでくわ 世界のどんな場所で見るよりも 美しい夕焼けよ ほら セイシェルの夕陽が 今 海に沈んでくわ 私は熱い紅茶飲みながら 何故かしら涙ぐむ 「セイシェルの夕陽が」絵葉書に 「海に沈んでくわ」追伸の 「セイシェルの夕陽が」キスをして 「海に沈んでくわ」… |
赤い靴のバレリーナ松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 甲斐祥弘 | | 前髪1mm 切りすぎた午後 あなたに逢うのが ちょっぴりこわい 一番綺麗な 時の私を あなたの心に 灼きつけたいから 明るくなったね 人に言われて 誰かのせいよと 謎めきたいの 言葉にした時 こわれてしまう やさしい気持を はじめて知ったわ 赤い靴で (赤い靴の) 踊るように (バレリーナ) 街を歩けば 風もはしゃぐわ 私 恋してるのよ 見知らぬ電車で 見知らぬ海へ 見知らぬ駅まで 切符を買ったわ 海からあなたに 電話をかけて 今すぐ来てよと わがまま言おう 車を飛ばして 来てくれるかな それともやさしく 叱られるかしら 赤い靴で (赤い靴の) 踊るように (バレリーナ) ビーチ歩けば 波もささやく 君は恋してるねと 前髪1mm 切りすぎた午後 あなたに逢うのが ちょっぴりこわいの |
SWEET MEMORIES松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 大村雅朗 | 大村雅朗 | なつかしい痛みだわ ずっと前に忘れていた でもあなたを見たとき 時間だけ後戻りしたの 「幸福?」と聞かないで 嘘つくのは上手じゃない 友だちならいるけど あんなには燃えあがれなくて 失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 Sweet memories Don't kiss me baby we can never be So don't add more pain Please don't hurt me again I have spent so many nights Thinking of you longing for your touch I have once loved you so much あの頃は若過ぎて 悪戯に傷つけあった二人 色褪せた哀しみも今は 遠い記憶 Sweet memories 失った夢だけが 美しく見えるのは何故かしら 過ぎ去った優しさも今は 甘い記憶 Sweet memories |
Canary松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | SEIKO | | 見知らぬ子供たちが走る 降り出す雨に追われるように 歩道の脇のシトロエン 窓のあなたに Say Good-bye ミラーに港町が映る あなたと暮した部屋が消える 薔薇の模様の壁紙 窓の横にカナリア 歌い続けている青い小鳥のように 命のある限り あなたを忘れないわ 一人で生きる自信と 翼をくれたあなたを… 自分を試してみたいのよ 都会のどこか片隅の店 ピアノを弾いて歌うわ そんな夢も話した 自由に飛べばいい 夢をあきらめないで ぼくの手のひらから 羽撃いてゆくがいい 静かに言ってあなたは 私の背中押したの 歌い続けている青い小鳥のように 命のある限り あなたを忘れないわ 一人で生きる自信と 翼をくれたあなたを… 翼をくれたあなたを… |
瞳はダイアモンド松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 呉田軽穂 | | 愛してたって言わないで… 映画色の街 美しい日々が 切れ切れに映る いつ過去形に変わったの?… あなたの傘から飛びだした シグナル背中に感じた 追いかけてくれる優しさも無い Ah 泣かないで Memories 幾千粒の雨の矢たち 見上げながら うるんだ 瞳はダイアモンド 哀しいうわさも微笑(わら)い飛ばしたの あなたに限って 裏切ることはないわって… でもあなたの眼を覗きこんだ時 黒い雨雲が 二人の青空 消すのが見えた Ah 揺れないで MEMORIES 時の流れが傷つけても 傷つかない心は 小さなダイアモンド Ah 泣かないで MEMORIES 私はもっと強いはずよ でもあふれて止まらぬ 涙はダイアモンド |
蒼いフォトグラフ松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 呉田軽穂 | | 光と影の中で 腕を組んでいる 一度破いてテープで貼った 蒼いフォトグラフ 今一瞬あなたが好きよ 明日になればわからないわ 港の引き込み線を 渡る時 そうつぶやいた みんな重い見えない荷物 肩の上に抱えてたわ それでも何故か明るい 顔して歩いてたっけ いつも悩みを相談した あなたにも話せない 時が来たの 写真はセピア色に 褪せる日が来ても 輝いた季節 忘れないでね 蒼いフォトグラフ 次に誰か好きになっても こんなピュアに愛せないわ 一番綺麗な風に あなたと吹かれてたから いつも何かに傷ついてた そんなとこ 二人共 よく似てたね いつか何処かで逢っても 変らないねって 今の青さを失くさないでね 蒼いフォトグラフ 光と影の中で 腕を組んでいる 一度破いてテープで貼った 蒼いフォトグラフ |