赤とんぼ井上侑 | 井上侑 | 三木露風 | 山田耕筰 | | 夕焼け小焼けの 赤とんぼ 負われて 見たのは いつの日か 山の畑の 桑の実を 小かごに摘んだは まぼろしか 十五でねえやは 嫁に行き お里の 便りも 絶え果てた 夕焼け小焼けの 赤とんぼ とまっているよ 竿の先 |
太陽の子どもたち井上侑 | 井上侑 | あまだしん | 小野リサ | | ひまわりの花 見上げる空に きらめく陽の光 小鳥たちは 歌をうたい 緑の森におどる 海の青さ 雲の白さ 映し出す陽の光 さかなたちも 水をけって 波の上にあそぶ 道の石に 町の屋根に ふりそそぐ陽の光 子供たちは 手をとりあって 光の中を走る あなたのほほを わたしの肩を あたためる陽の光 心の中に やさしいリズム メロディが生まれる 花を咲かせ 雪をとかし ほほえむ陽の光 ふしぎな力 きれいな力 神様のおくりもの むかしも今も 世界中に かがやく陽の光 みんな光の中で生きる 太陽の子どもたち みんな光の中で生きる 太陽の子どもたち みんな光の中で生きる 太陽の子どもたち |
メトロポリタン美術館井上侑 | 井上侑 | 大貫妙子 | 大貫妙子 | | 大理石の 台の上で 天使の像 ささやいた 夜になると ここは冷える 君の服を かしてくれる? 時間旅行は楽し メトロポリタン美術館 赤い靴下でよければ 片っぽあげる エジプトでは ファラオ眠る 石のふとんに くるまって 呼んでみても 五千年の 夢を今も 見続けてる 時間旅行は楽し メトロポリタン美術館 目覚し時計 ここにかけておくから バイオリンのケース トランペットのケース トランクがわりにして 出発だ! 時間旅行は楽し メトロポリタン美術館 大好きな 絵の中に とじこめられた |
みずうみ井上侑 | 井上侑 | Henrik Ibsen・訳詞:山川啓介 | Edvard Hagerup Grieg | | みずうみの入江に立てば波がつぶやく… “ここにはもう少女の頃のきみはいない”と 風に舞って水におちた白い帽子 ぬれた服をしぼってくれた やさしい夏 会いたいのは あなたよりも そばかす気にしてた日の私… 少年は鳥になれずに大人になって わたしは水鏡の中わたしをさがす… 誰にもただ1度だけの夏があるの それは恋と気づかないで恋した夏 |
童神〜天の子守唄〜井上侑 | 井上侑 | 古謝美佐子 | 佐原一哉 | | 天からの恵み 受けてこの地球に 生まれたる我が子 祈り込め育て イラヨーヘイ イラヨーホイ イラヨー 愛し思産子 泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー 太陽の光受けて ゆーいりよーや ヘイヨー ヘイヨー 健やかに育て 暑き夏の日は 涼風を送り 寒き冬来れば この胸に抱いて イラヨーヘイ イラヨーホイ イラヨー 愛し思産子 泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー 月の光浴びて ゆーいりよーや ヘイヨー ヘイヨー 健やかに眠れ 嵐吹きすさむ 渡るこの浮世 母の祈り込め 永遠の花咲かそ イラヨーヘイ イラヨーホイ イラヨー 愛し思産子 泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー 天の光受けて ゆーいりよーや ヘイヨー ヘイヨー 天高く育て |
僕は君の涙井上侑 | 井上侑 | 太田裕美 | 太田裕美 | | 涙があふれて 大地にこぼれた まぶしい真夏の陽射しを浴びたら 水蒸気になり 青い空 昇る 僕は君の瞳から落ちた涙 はるかな行方は 白い雲の上 悲しみ集めて 流す雨になろう ひとつぶひとつぶ きらめくしずくは 濡れることも暖かい雨になろう 僕の旅は続く 僕はどこまで行くのだろう 降り注く雨は 大地をうるおす 濁った川さえ きれいに流して 花を咲かせよう この丘一面 僕は君の瞳から落ちた涙 思いはあふれて 大地にしみこむ 小さな緑は 朝露に揺れる 透き通った水を 木の根が吸い込む 僕は強くたおやかなブドウになる グラスをあわせて 微笑み浮かべる 僕を飲み干した 美しいその女性 元気になったんだね あの時の君 僕は君の瞳から落ちた涙 僕の旅は終わる ワインになって君のもとへ 僕は君の胸で 空と大地を思うだろう |
大きな古時計井上侑 | 井上侑 | Work Henry Clay・訳詞:保富庚午 | Work Henry Clay | | おおきなのっぽの古時計 おじいさんの時計 百年 いつも動いていた ご自慢の時計さ おじいさんの 生れた朝に 買ってきた時計さ いまは もう動かない その時計 百年 休まずに チク タク チク タク おじいさんと いっしょに チク タク チク タク いまは もう動かない その時計 何でも知ってる 古時計 おじいさんの 時計 きれいな花嫁やってきた その日も動いてた うれしいことも 悲しいことも みな知ってる 時計さ いまは もう動かない その時計 百年 休まずに チク タク チク タク おじいさんと いっしょに チク タク チク タク いまは もう動かない その時計 真夜中に ベルがなった おじいさんの 時計 お別れのときがきたのを みなにおしえたのさ 天国へのぼる おじいさん 時計とも お別れ いまは もう動かない その時計 百年 休まずに チク タク チク タク おじいさんと いっしょに チク タク チク タク いまは もう動かない その時計 |
クマのぬいぐるみ井上侑 | 井上侑 | みなみらんぼう | みなみらんぼう | | ぼくはクマのぬいぐるみ ひとつ腕がちぎれそう 耳がやぶけてそこから 白いわたが のぞいている そうさ古いぬいぐるみ 5年前のクリスマス パパのサンタクロースが 君のために買ってきた それからずっと仲良しで いつもいっしょに眠ってた だけど今日からぼくなしで ひとりで眠れる 少し淋しくて ちょっと悲しくて とてもうれしいよ ぼくはクマのぬいぐるみ 笑えないししゃべれない だけどずっと友だちさ 淋しい時は ママがわり 君はぼくをよくかんだ そしてほおり投げもした なのに泣き虫の君は いつも死ぬほど抱きしめた ある日田舎へ行く時は 一緒でなくっちゃいやだって ただをこねていたあの日が きのうのようだね 少し淋しくて ちょっと悲しくて とてもうれしいよ |
アオゾラ井上侑 | 井上侑 | 吉本佳代 | 吉本佳代 | | 世界中 誰もが いつの日か 響きあい 心で 歌いだす 悲しむためだけに 傷つくためだけに ここに 生まれてきたんじゃないよね 荒野に根ざす 花さえも その胸はって 生きている 青空見上げ 笑いながら 朝を 待っている 僕の声 君に届いたら 手をとって 一緒に 駆け出そう 僕たちの翼は 飛べないわけじゃない 風が吹くのを 待ってただけだよ かけがえのない この日々を 心でそっと 抱きしめる 頬をつたう涙のあとも やがては 虹になる 荒野に根ざす 花さえも その胸はって 生きている 青空見上げ 笑いながら 朝を 待っている かけがえのない この日々を 心でそっと 抱きしめる 頬をつたう涙のあとも やがては 虹になる |
おもいでのアルバム井上侑 | 井上侑 | 増子とし | 本多鉄麿 | | いつのことだか 思い出してごらん あんなこと こんなこと あったでしょう 嬉しかったこと 面白かったこと いつになっても 忘れない 春のことです 思い出してごらん あんなこと こんなこと あったでしょう ポカポカお庭で 仲良く遊んだ きれいな花も 咲いていた 夏のことです 思い出してごらん あんなこと こんなこと あったでしょう 麦藁帽子で みんな裸んぼ お船も見たよ 砂山も 秋のことです 思い出してごらん あんなこと こんなこと あったでしょう どんぐり山の ハイキング ラララ 赤い葉っぱも 飛んでいた 冬のことです 思い出してごらん あんなこと こんなこと あったでしょう 樅の木飾って メリークリスマス サンタのおじいさん 笑ってた 冬のことです 思い出してごらん あんなこと こんなこと あったでしょう 寒い雪の日 暖かい部屋で 楽しい話 聞きました 一年中を 思い出してごらん あんなこと こんなこと あったでしょう 桃のお花も きれいに咲いて もうすぐみんなは 一年生 |