裸足のまんまで長渕剛 | 長渕剛 | TSUYOSHI NAGABUCHI | TSUYOSHI NAGABUCHI | 中西康晴・長渕剛 | どしゃ降りの雨の中で傘もささずに歩いてた 俺は最後のタバコを今明日に叩きつけた 重くたれこめた暗闇の中稲妻が俺を突き刺す 半パな俺の覚悟を情け容赦なくはじく しがない街に生まれてやっとここまでたどり着き だけどのっけからこの様さ 心が寒くて死にそうだ 裸足のまんまで笑われても 裸足のまんまで立たされても 裸足のまんまで責められても 俺は俺を信じてやる じりじりと焼けただれるずるがしこさを身にまとい あいつは獣のように深い爪あとを残して去った 俺は都会の踏切に立ち錆びたレールの向こう睨む 捨ててきた傷口どもがホラぶらぶら笑ってる しみったれた街に生まれてやっとここまでたどり着き しみったれるなと雨をのろい どっぷり首までしみったれた 裸足のまんまで笑われても 裸足のまんまで立たされても 裸足のまんまで責められても 俺は俺を信じてやる 裸足のまんまで笑われても 裸足のまんまで立たされても 裸足のまんまで責められても 俺は俺を信じてやる |
かましたれ!長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 二度と立ち上がれねえと 暗く 踏んづまった夜 誰かに 手を伸ばしたら コロッと 手のひら 返された 不安と恐怖はどこから 襲って来るのか 見えなくて あいつは 俺の胸を叩いて コロッと 手のひら 返しやがった それでも何か信じたくて 俺達は仲間を探した 吹きっさらしの 春夏秋冬 本当の仲間はどこにいる! 本当の仲間はどこにいる! 本当の仲間はどこにいる! 本当の仲間はどこにいる! かましたれや!かましたれや! かましたれや!かましたれや! ケジメもクソもねえ空に みんなで追いかけた夕焼け 一人ぼっちじゃ 淋しくって 夢が沈んで行くのなら 追いかけるのが 当たり前さ 俺達は あれから ずいぶん 誰かのしわざに 騙された 俺達は あれから ずいぶん 見えない拳で 叩かれた それでも叫ぶ事をやめず 俺達は仲間を探した 吹きっさらしの 春夏秋冬 本当の仲間はどこにいる! 本当の仲間はどこにいる! 本当の仲間はどこにいる! 本当の仲間はどこにいる! かましたれや!かましたれや! かましたれや!かましたれや! 気にするほどの事じゃねぇ |
夏祭り長渕剛 | 長渕剛 | TSUYOSHI NAGABUCHI | TSUYOSHI NAGABUCHI | | 夏もそろそろ終わりねと 君が言う ゆかた姿で せんこう花火 きれいだよ きれいだよ きれいだよ とても さあ そろそろ帰ろうかと 僕が言う まだまだ私 こうしていたいわ チリリン チリリン 窓辺の風鈴 いいよ いつまで こうして君と よりそい 肩を並べて 来年の夏も せんこう花火 できると いいのにね 燃えて散るのが 恋ならば そのまま消えずに かがやいてくれ 二人で行った 夏まつり もう終わり わたあめ おみくじ 金魚すくい 子供のように はしゃぐ君は かわいいよ ふたつ みっつくらいの 男の子が おめんを おねだり 母親に 僕もおどけて 君におねだり 買ってよと いつまで こうして君と よりそい 肩を並べて 来年の夏も せんこう花火 できると いいのにね 燃えて散るのが 恋ならば そのまま消えずに かがやいてくれ |
パークハウス 701 in 1985長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | | 一緒にいることが 結構つまらない 互いに 感じ始めてるんだね いつもの窓から 見える星灯りさえ ロマンチックに 見えなくなった たった コーヒーカップの事でも 朝が来るまで語り合えたよね ひとつのベッドで しっかりと寄り添い 確かに 愛は輝いてた いつからだろう 俺の部屋には 君のドレスや コートが置かれた 白いエプロンが かけられたDKで 俺は自然に 暮らしを味わった 愛情… それは何? 愛情… 淋しがりや達の残酷な メロディー (愛情…) 一人が淋しいからこそ 二人になった けど 二人になったら 窮屈になるのかい 愛って奴は なんて身勝手なもの そう考えたら あまりに悲しくて 愛しているような気がする だけど愛してるんだ なんてとても言えないんだ 優しくされれば されるほど なぜか罪の重さを 感じてしまう だからと言って 嫌いな訳じゃない むしろ失いたくないほど 愛しくて だから 君の幼い少女の微笑みが 俺に不安を叩きつけてくるんだ 愛情… それは何? 愛情… 淋しがりや達の残酷な メロディー (愛情…) 「どこから どこまでが真実なの?」って 君はいつか 問いかけてきたよね 「全てがすっかり真実だよ」って そう答えたら 君はただ泣いてた 恋と愛と 暮らしと男と女 愛の形はやっぱり 変わってゆくもの そいつを わかりたくない 俺は愚か者 いったい 幾つさよならを言えばいいのか パークハウスは今日も どしゃぶりの中 雷雨に打たれ二人の 愛は死んだ 光っては砕け散る 俺達の愛は 最後の最後まで 真実さ 愛情… それは何? 愛情… 淋しがりや達の残酷な メロディー (愛情…)… |
THANK YOU WOMAN長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 中西康晴 | 通りの向こう側に 俺は車停めた Car Radio 消して 15分考えてた ワイパー揺れるたび お前の部屋の灯り 今日の雨音と重なりあって 泣いて見える もしも 今ここでドアを叩いても 昔に戻れない 揺れない 流れない やがてシグナルが点滅し始め 雨粒は雪に変わってた Woh Woh No No No… Woh Woh Woh No No No… Woo… Wow… ゆっくりと 雪にかわってた yeah… Thank You Woman mm… Thank You Woman 倒したドライバーズシート 俺はゆっくり起きた エンジンキーを入れ 湾岸道路へとアクセルふかした バックミラーに遠ざかる 部屋の灯り 降り出した白い雪と重なりあって 悲しく見える サイドシートを見る Thank You Woman 昔へ戻らない 帰らない 走らない やがてシグナルが点滅し始め 粉雪は 涙に変わった サイドシートを見るThank You Woman 昔へ戻らない 帰らない 走らない 叩きつけられる フロントガラス越しの 粉雪は 涙に変わる 涙に変わる 涙に変わった Woh Woh No No No… Woh Woh Woh No No No… Woh Woh Woh No No No… Thank You Woman Thank You Woman Good-bye Woman |
泣いてチンピラ長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | | 泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ 泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ 明けても暮れても喧嘩でパクられ イキがった 花の都に憧れて 飛んで来た逸れ鳥 のがれ のがれて 破れた襖にもたれて 流す涙をひとつなめた ああ友情 愛情 人情 何かが足りねえ ああ膝を抱え 全てぶっ壊した夜 Woo woo woo… ずらかっちまった方が ましだと考えた朝 紙コップの味噌汁をかじれば 天井が笑う 裸電球 ぶら下がった部屋で 忍び泣いてる女は なお哀しくて ああ爪を噛んで 強くお前を抱きしめた ああ吹いてきたぜ 臆病風が吹いてきた Woo woo woo… 六尺足らずの五尺のやせこけた体で 刺せば監獄 刺されば地獄の腐った街で どうせかなわぬ はかない夢なら 散って狂って捨て身で生きてやれよと ああ背中丸め 声を殺し 思いきり ああ泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ 泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ 泣いて 泣いて 泣いて チンピラになりてえ |
勇次長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | 長渕剛 | | 嫌になっちまった 腹が立っちまった 理由もなく 家を出たんだ 公衆電話から“勇次”に声をかけ 待ち合わせた 16の夜 ガソリンスタンドの 自動販売機で 缶ビールを開け 二人空をながめた 工場あとの 空地へ続く道で タバコもみ消し 全てにつばを吐いた “勇次”あの時の空を忘れちゃいないかい “勇次”あの時のエネルギッシュなお前が欲しい 帰りたい帰れない 青春と呼ばれた日々に 戻りたい戻れない 狭間で叫ぶ俺がここに居る 裏通りのシアター 疲れ果てたダンサー 奴がもたれた レンガの壁に しみついた汗の 匂いは10年前の “勇次”お前を 想い出させてくれた 俺たちのプレイグランドに 引いたあの時のライン 6秒のフラットで 走るつもりでいたんだ 撃鉄がおとされ 俺たちは駆けぬけた 人生という 見えないゴールへ向かって “勇次”あの時の空を忘れちゃいないかい “勇次”あの時のエネルギッシュなお前が欲しい 帰りたい帰れない 青春と呼ばれた日々に 戻りたい戻れない 狭間で叫ぶ俺がここに居る |