夜と僕の話TRACK15 | TRACK15 | 蓮 | 蓮 | | あなたのその声が枕越しに響く 飲み過ぎてしまったか夜と僕の話 あなたのその声が枕越しに響く 飲み過ぎてしまったか夜と僕の話 光る液晶中彷徨った右の手が 心も追い越してたどる夜の話 返す言葉がみつからなくて ただうなずいただけの僕と 少し期待してたことが今ならわかる気がする 15巻あたりの漫画じゃ連れ去ってこのまま 終わるのに終わるだろうに 夜と僕の話 景色はいつも同じ 「あたしあなたのために何度でも」 嘘に踊らされた街 飛び出した僕は裸足 思い焦がれてるのに嘘はなし あなたの一言で全て変わってしまう お互い様なのに悪者みたいだね ふたりの今までがまるでなかったように 赤の他人のように消えた夜の話 離れた後に私心操られている 悲しいふたりの話最後にしよう 嘘に踊らされた街 飛び出した僕は裸足 思い焦がれてるのに嘘はなし 夜と僕の話 景色はいつも同じ 「あたしあなたのために何度でも」 嘘に踊らされた街 飛び出した僕は裸足 思い焦がれてるのに嘘はなし |
晩夏TRACK15 | TRACK15 | 蓮 | 蓮 | | クラクラ回る足元ふらつく コンクリートの上揺らめく陽炎 この世は回る止まらずに変わる 昨日なんて明日なんて的の外 知らない知り合いの 乾いたメッセージと 甘ったるい渦の中でまだまだここにいていいかな 荒波に差し込む光に溺れて 腰掛けた段差の熱が焦らす 夏の終わり指す秒針みつめて どこに向かえばいいの let me know ダラダラ流るどこまでも続く 川に身を委ねてたどり着くocean view なるようになるその言葉頼りに 深く吸って深く吐いて息をする 昨日の夕立ちに 誤魔化された足跡 聞こえる波の音にまだまだ縋り付いていいかな 寄せては返す青い線辿って 行く先のないまま地平を漂う 少し肌寒い潮風につられて くだらない世界を taking off 辺りは静まりぽつりとたたずむ 情けない影が波に消える 夏の終わり指す秒針みつめて どこに向かえばいいの let me know |
am5TRACK15 | TRACK15 | 蓮 | 蓮 | | 思い出を思い出すたび嫌なことは見ず水に流したい 怖さゆえに塞ぎ込んでた 何も考えず生きていたいなんて口でゆうほど楽じゃない 頭の中理想ばかりで 小鳥が囀る午前5時この綺麗な朝とは裏腹に 僕の目にはすなあらし 大事に思っていたことも自分のことのように感じてた 気がつけば身勝手になっていた 部屋にあかりが差してきて 顔を見るのが怖くなってしまったよ 午前5時を回って言葉が喉に詰まっている せめてシャツを残して最後の駅に歩き出す 全てのことに意味があるから 当たり前を大事にしていかなきゃって 人って気付くのに遅い生き物 だけどその中できっと尻の方だ ふたり手伸ばして泳いだ夢の中 行く先なんて見えてないから ふたり手伸ばして泳いだ夢の中 行く先なんて見えてないから ふたり手伸ばして泳いだ夢の中 行く先なんて見えてないから ふたり手伸ばして泳いだ夢の中 午前5時を回って言葉が せめてシャツを最後に 午前5時を回って言葉が喉に詰まっている せめてシャツを残して最後の駅に歩き出す |
エンディングTRACK15 | TRACK15 | 蓮 | 蓮 | | 悲しいことばかりを思い出すことが増えてきて 涙が足りない僕にはいらない そばにあるものさえ優しく包めたのなら それでいいさどうして僕はこうしてあなたの 袖を濡らしているの 最後の最後になってまで 変わった爪の色に気づけなくて 大事なものをきっと履き違えて 大人になれない僕がひとりになって 毛並みの乱れたテディベアに さよなら言えないままでいるよ ただひとりでいるには情けなくて笑えた 消せないね、もう止めないで、戻れない過去に縋っても 変わらない今と変われない僕をどうか叱ってほしくて 最後の最後になってまで 変わった爪の色に気づけなくて 大事なものをきっと履き違えて 大人になれない僕がひとりになって 毛並みの乱れたテディベアに さよなら言えないままでいるよ ただひとりでいるには情けなくて笑えた |