ラプスHomecomings | Homecomings | Yuki Fukutomi | Ayaka Tatamino | Homecomings | 眠れないふたりのライツ それならひとつ声の魔法 点線で結ぶ 君の安心と 一方通行のおとぎばなし なかみのないロケットでもひどい雨をよけて 秘密の部屋に届くはずさ 探すよ 君が眠るまで 星を編んで 目を閉じて想うのは 教えてくれた星座 それからひとつ思い出そう 電線を辿る 君の寝息と 一方通行の果ての返事 まがりくねった冒険の跡 即席の居場所と秘密の部屋に続くはずさ 星の名前の好きなうた 手にとって いつか 探すよ 君が眠るまで 星を編んで 目を閉じて想うように |
US / アスHomecomings | Homecomings | Yuki Fukutomi | Ayaka Tatamino | Homecomings | 宛名と手紙と安心と ペーパータウンへの通り道 重力をふりきって 朝になるまで 平気なふりは忘れていいよ これはわたしたちのうた ひとりでもふたりでもないよ あたらしい朝まで あと少しで届くように 呼吸がきらめく その向こうで ああ ぼくらはたまたまうつくしい はじまりなんてそんなもの 歌を書きはじめたのだって 広告をすりぬけ 朝になるまで 小さなひかりも覚えているよ これはわたしたちのうた ひとりでもふたりでもないよ はなれない重さが ふいに君を探しだして 追いつかないように ここでいいから ああ あなたはたまたまうつくしい この部屋へ何度だってさよならを こんな瞬間をずっと忘れないだろう ダンスは続く ひかりがあるなら これはわたしたちのうた Neither alone nor just the two of us. We will continue to be allies. It doesn't matter if it's a small light for you. We, will continue to be allies. (ひとりではないけれど二人でもない。 ただ、わたしたちはallyでありつづけます。 あなたにとってそれが小さな光でもかまいません ただ、わたしたちはallyでありつづけます) よるべない僕らが べつのうみを泳ぐように その目が差すまま あたらしい朝まで あと少しで届くように 眠らない明かりを駆け抜けて ああ ぼくらはたまたまうつくしい ああ あなたはたまたまうつくしい |
ヘルツHomecomings | Homecomings | Yuki Fukutomi | Ayaka Tatamino | Homecomings | 星がうたう あくびのひみつを ひとかけら 避雷針のかわりに 触れてみたくて熱をにがした 星の砂と海辺の天使 すみかのゆくえ パジャマの袖 ほうきの模様だけがほら 町じゅうの声を盗んでおいたから ささやくここだけが今 生まれ変わるように手を伸ばしてみれば 「聞こえる?」 ひきかえす、電波塔の目印 適当な地図でいつもごめんね 星のポスト、月面の手紙 小さな声だけ頼りにして 隠れていた雨粒が 頬にもどる朝がきたら ねぇ、明日になっても覚えていて ほうきの模様だけがほら 町じゅうの明かり 盗んでおいたから またたくふたつの窓が 電波の星のようにつながる夜を越え 手を伸ばしてみたら 「おやすみ」 |
光の庭と魚の夢Homecomings | Homecomings | Yuki Fukutomi | Ayaka Tatamino | | ブルーの中で目覚める朝 未来の窓と恋人たち 宝石の海 目指して泳ぐふたりの影と さえぎる怖がりの手がささやく このまま涙が落ちるのをじっと待つだけなら だれかの痛みが手のひらに残した地図をみつけたら 光の庭、魚の夢 綺麗なままの宝石の輪 黄色の甘い幻の瀬 左手の秘密隠した古い夜明けのあとで 見守る声がランプを灯す ふたりあたたかな目を閉じてそっと眠れるよう だれかの願いが花束でなぞった地図を広げたら 光の庭、魚の夢 このまま涙が落ちるのをじっと待つだけなら だれかの痛みが手のひらに残した地図をみつけたら 光の庭、そこで、またね 光の庭、魚の夢 |
アルペジオHomecomings | Homecomings | Yuki Fukutomi | Ayaka Tatamino | | おいしそうな匂いの風と 疲れた体をくすぐる午後 君のくせや不思議なポーズ 思い出すたびうたうよ 君が住む街の方へ 生まれる前の想いを乗せて 君のことを知るたびに 世界をひとつ分かって 素晴らしいことみつけたら ありふれた場所からきっと はなたばと手のひら 栞をはさむよ いつものように物語のかけら 集めてそっとうたにする 君が弾くギターのメロディ 大事にしてる心配事 解かなくてもいいからさ 君のことを知るたびに 世界が少し変わって 陽の当たる窓みつけたら ありふれた場所まできっと はなたばと手のひら 繋げて投げるよ 花の手紙 約束の答えは 雨が来そうだし 今度にしようよ おいしそうな匂いを乗せて 君がやってくる いつもの午後 君のくせや不思議なポーズ 思い出すたびうたうよ |
I careHomecomings | Homecomings | Yuki Fukutomi | Ayaka Tatamino・Honami Fukuda | | 迷い込んだ赤い風船 いい風が吹くように 手をとったことはわすれないままでいて なにを選んでも、それでいいからね あなたのこといつもどこかで気にかけているよ ひとりごと並べた手紙はまだ出せないまま 名前もない気持ち ここにいるからね あらゆる色に花束を うつりかわる朝の光 やさしくひとりきりを知る 折り重なる未来で 明日はどんなふうにお腹が空くだろう? ふとよぎった丸い寂しさ 大丈夫さそんなこと時々あるから ほら うたをひとつ 名前もない気持ち 恋と呼ばないね あらゆる色に花束を 変わり つづく 日々の光 重なるひとりに似ている どこにいてもここから 確かなものはそっと束ねて守るよ あらゆる色に花束を あいまいさを撫でる光 ほどけるリボンを手にとる 結びなおす? あらゆる色に花束を うつりかわる朝の光 やさしくひとりきりを知る 折り重なる未来へ 明日はどんなふうにお腹が空くだろう? |
Shadow BoxerHomecomings | Homecomings | Yuki Fukutomi | Ayaka Tatamino | Homecomings | 沈黙の影はらう 傷だらけの手で 透明な屋根、ガラス 叩き割る羽根 目を開け 凍える声なら解けていくから 闇をまた照らして 花束、未来まで 夜に隠れてた影を追いかけ 彼女が睨んだ 壊れだす壁 ほら、ひかりがみえるから いつかの道で 無自覚な目がかき消した声、集め 残されたこの灯台に燈を 永遠を離れたら どこかで会うでしょう 想像の窓を超えて そのとき笑えてたらな 「じゃあ、またね」 目を開け 分け断つ線なら超えていくから 闇をまた照らして 花束、未来まで 夜に隠されたことばを手にし 不確かでもそっと ほのあかるいほうへ いま、夢は覚め きみの手にささやかなひかり |
DrowseHomecomings | Homecomings | Yuki Fukutomi | Honami Fukuda・Ayaka Tatamino | Homecomings | 何度もみる同じ夢のなか 君との約束は増えていく in a drowse 昨日から眠れない僕の魔法 予報通りの街が今日も正しく朝になる 電子と永遠の街で天使たちは踊る 海ではぐれても君の声を頼りにできる 君のために詩を書くことだってできる 朝になるまで 何度だって書き直す 次目覚めたときはみつけやすいように 忘れたくないもの テーブルのどこか 朝がきてしまうからここでさよなら まぼろしなら |
ribbonsHomecomings | Homecomings | Yuki Fukutomi | Ayaka Tatamino | Homecomings | 小さなことば集めてつなげば ありがちなドア開くのを待つ土曜 「またそのマフラー今年も使うの?」 呆れながら頬冷やす君が笑うのも 優しい神様が全部みてるから 遠回りしながら手紙は届くだろう はなたばにかえてはペンが歌うから あたたかい部屋から手放されてきたんだろう そしていま、はじまりのこえがきこえる 小さなことも抱きしめつなげば ありえないとか飛び越えてみよう ほら 巡り合っては近づき、離れて 古い掟投げ出す 君が歌うのだ 優しい神様が全部みてるから 遠回りしながら手紙は届くだろう 抱きしめた温度がずっと残るから 新しい窓にも守られているんだよ そしていま、はじまりのおとがきこえる たったひとつ もっていないものによく似た 形のリボンをかけて 君のことを愛している |
まばたきHomecomings | Homecomings | Yuki Fukutomi | Narumi Ishida・Ayaka Tatamino | Homecomings | たよりない風向きも 窓辺のあの花も 鳴らないこの胸を 見て見ないふりをしてまで、ほら たよりないまなざしは それでもこの夜を にらみつけて こぼれおちた 「もういいの?」 ああ 雨の音が痛みを撫でて 青い夢をみた まばたきのなかで 時が流れては海へと続くように このまちもそう、変わり続けていくのか その目を澄ませば まだ熱はここにある それは醒めることはない 目を澄ませば 目を澄ませば |
euphoria / ユーフォリアHomecomings | Homecomings | Yuki Fukutomi | Ayaka Tatamino | Homecomings | 今日、僕がどこかへと消えることを君に話したかったのは きっと強がりとかそんなことじゃなくて 曖昧な未来を少し照らしただけ 簡単な安心を食べるように そっと耳にふれてこれまでのこと教えあえたら 今、きいて 僕らを世界につなぎとめるものたちへ きれいな名前だと その時思った 正しくいたいとそう思うことは 大切なことにちがいなくて 私も変わる海のしずくだ それでいいでしょ 雨にほどけて水槽のなか 花を飾る窓辺をみた 夜が明けてく もうすぐ 待っててね 僕らを世界につなぎとめるものたちへ きれいな名前だと その時 忘れてしまうかな なにもかも言えるその前に きれいな名前だね 涙が出そうだよ |
ElephantHomecomings | Homecomings | Yuki Fukutomi | Honami Fukuda・Ayaka Tatamino | Homecomings | 誰を待ってるんだろう?意味もなく 慣れない苦手なバス乗り過ごせば 映画のように進まないのは こんな日があるから よるべない君へ ほら、飛び乗れば まぶしい胸 その痛みだけ秘密にして まだ飛べなくても ふと見上げた西日の向こう テレビのなかの街がこわれている いま、とおくへとつながる胸 その光だけ目印にして まだ飛べないけど 誰もいない廊下 風向きはどう? なんとなく見上げた西日はさみしい ほら、飛び乗れば まぶしい胸 その痛みだけ秘密にして いま、ささやかな祈りと手 その光だけ目印にして まだ飛べなくても、いいよ |