すぎもとまさと「あすふぁると」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
マニラの夕陽すぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人太陽は頭の上にあるんです 焦げつきそうな 陽射しです とってものどが 乾いてしまって 冷たいコーラでも 飲みたいような そのくせ不思議に 汗ばまないんです  南方の匂いは 独特ですね 僕等にはちょっと きつい位に 人も草木も建物もすべて やしの香りに 包まれています けれども慣れれば 気になりません  マニラの風はやさしくて やっぱり僕は想いました マニラの風は暖かで 君が居たなら 素晴らしいのにと  ナイトクラブやプレイタウンも ちょっぴりだけど のぞきましたよ あんまり君に 話したくないような 日本の 嫌な部分に触れた そんな気がして 滅入りましたよ  それでもホテルから眺めた夕陽 陽気な国の 陽気な人達 見るもの聞くもの 目新らしくて 旅の疲れは 感じませんよ 君がいないのが 残念なだけで  マニラの海は真青で いつしか僕は感じました マニラの海は広大で 君への愛も大きく持とうと  とにかく本当に 良い所です 来て見て良かったと想っています 君のことも深く考えられたし 僕のこともじっくり考えられました 明日は日本へ 帰れるでしょう  マニラの夕陽のような君へ マニラの夕陽のような君へ
すぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人その夜も母は眠い眼をこすり 妹の制服繕って 茶ダンスの上の古い置時計 眺めてはため息ついて居ました 飲んで帰って来なければ 誰にもやさしい父でした 夜風が雨戸を叩く毎 振り向く母が悲しくて 幼い僕は蒲団の中で 泣くことだけしか出来なかった 思えば涙の日々でした  リンリンとヤカンの鳴り響く音 夜更けの静けさにしみ渡り そそくさと寒い台所へ立つ 母の背が人生を語っていました せめて帰って来るだけで どんなにうれしい父でした  それでも母のくちぐせは 父さんはりっぱな人ですよ 幼い僕には解らなかった 母の気持が解らなかった 思えば不安な日々でした  その日暮しをやめたなら 母に似合いの父でした ぐちの一つもこぼさない 母の赤ぎれ手の平に 今なら僕が幸せを 生きてくことの喜びを けれどもあなたはもう居ない
三分間の別れすぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人そうだよ僕にとっては 驚きだったのさ 見知らぬ家にダイヤル 回したのかと思ったぐらい 君はどうして電話の向こうで 何も言わずに黙ってるの いつもと違う雰囲気に乗せて さよならの一言話すつもりなら 三分間は長過ぎるよね  受話器を置くとまもなく すべてが解って来て ぼんやり窓辺にもたれ 寝静まった街を見つめてたよ 君が遠くへ段々遠くへ 離れて行ってしまうよな 真夜中だから悲しみはつのる 笑いながら二人過した時なら 三分間は短かかったよ  君はこれから気軽に僕に 話しかけてはくれないさ 大切なこと打ち明けはしない 暗闇に一人取り残されたよな 三分間のはかない別れ 三分間のはかない別れ
ふきだまりの街すぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人どうしてそんなに泣くんだい どうしてそれほど嘆くんだい あんたは知ってたろう はじめから知ってたろう 俺達ちゃ所詮使い捨てだってね  今さら悔やむことはない 今夜は二人で飲み明かそう 奴等ほど汚くも なれないならそれもいい せめて笑って 暮そうぜ  あ~あ 吹きだまりの街 あ~あ 吹きだまりの店 色あせた夢に 酔い知れて  いつまで黙っているもんか 働きバチにも意地はある あんたと二人なら なんとか やれそうだ あんまり若いとは 言えないけどね  ここまで来たならあせらずに 今夜は女を抱きに行こう 置き忘れた愛が 見つかるかも知れない けれど寝音は かかれるな  あ~あ 吹きだまりの街 あ~あ 吹きだまりの店 押し着せの日々に 戻れるか  あ~あ 吹きだまりの街 あ~あ 吹きだまりの店 色あせた夢に 酔い知れて
かすりの着物すぎもとまさとすぎもとまさと杉本真人杉本真人あなたのために着たかすり 夕日のように恥じらって 白い土蔵のあの壁に 大きく影を写してた 峠を越えてやって来る 麦ワラ帽子のあの人が でもでもやっぱり駄目でした 大きくふくらむ胸をおさえて 胸をおさえて隠れたの せっかくせっかく着たかすり 夕日だけに見せました 白い土蔵のあの壁に もたれて涙を流したの
M氏への便りすぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人あれから何年過ぎたでしょうか その後変りはないのでしょうか こんなに遠く離れてしまって 忘れることは とてもたやすいけど 今でも君が 心配なんです 東京の水を君に送ります ポットにつめて 東京の水を君に送ります ポットにつめて  暖かな人々の思いやりに触れて のんびり暮していることでしょう 姫路の街が やさしい街なら 落ち着くことも 悪くはないけど 黙ってしまうには 早い気がします 東京の水を君に送ります 手紙にそえて 東京の水を君に送ります 手紙にそえて  かもめのジョナサンは もう読んだでしょうね 僕はあと書きを 先に読みました 疑うことしか 出来なくなっていて とても恐い ような気がします これも灰色の 空のせいでしょうか 東京の水を君に送ります 想い出乗せて 東京の水を君に送ります 想い出乗せて  誰もが妙に 白けきっていて 誰もが冗談で ごまかし会って 何の魅力もない街東京 それでも僕等は こうして僕等は ただ毎日を がんばっています 東京の水を君に送ります 都会の夢を 東京の水を君に送ります 都会の夢を
東高円寺すぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人ここでなくてはいけないなんて そんな理由は少しもないのに 僕は今でも東高円寺 あのアパートで暮しています 小さな部屋が息苦しいのは 君のいないせいなのでしょうか  気楽に飲める店は多いし 気の合う仲間も沢山いるから 僕はこうして東高円寺 このやすらぎにひたっています 近頃何故か寝つかれないのは 君を想い出にしたせいでしょうか  雨の降る日は自転車に乗り ちょっと駅まで濡れて見たくて 僕はいつまで東高円寺 心の中を知ってるくせに 電車の音が気になりだしたら 君を訪ねてこの街を出ます 君を訪ねてこの街を出ます
石神井公園すぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人僕の町へ遊びにおいでよ この季節が変ったら 緑の匂いと郊外の空気 吸いにおいでよ 石神井公園  君の街から電車に乗って 小さな駅に着いたら 表通りをバスと自転車 並んで走る 石神井公園  僕は必ず迎えに行くよ 花を迎えて 池のほとりを君と歩こう くちづけしよう 君のために二階の部屋を 空けてあるのさ 姉さんの使ってた部屋を  商店街を横切って タバコ屋の角曲ったら ボート乗り場の白いベンチが すぐに見えるよ 石神井公園  僕が生れて育った所 のどかな町さ 君も必ず小鳥の歌に ほほえむだろう 君のために二階の部屋を 空けてあるのさ 姉さんの使ってた部屋を
雪枕すぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人白い粉雪 野山を隠し 静まりかえる 冬の町 ふるえる肩を やさしく抱けば 小さな部屋に ぬくもりが通う  屋根のしずくが つららに変わる 寒さを告げる 窓の外 コタツの中で 知らずに触れた 君の素足が やけに冷たいな  遠い家並 灯りがともり 道行く人の 影はない 二人はじめて 過せる夜に 頬を染めてる 君がいとおしい  深い眠りを さまさぬように 冷たく光る 星一つ 夢見心地の 並んだ枕 月の光が ランプの変わり
てるてるぼうずすぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人てるてるぼうずを君は窓につるしてる 僕の分まで二つ並べてつるしてる そして黙って外をぼんやり見つめてる 僕は畳に寝ころんだまま 煙草に火をつけて こんなに疲れてしまったのは 誰のせいだろう うっとうしくて嫌だね ウーン 雨の日  てるてるぼうずに君が二人の顔を書く 僕の方には長いヒゲを書き込んで ねえ似てるでしょうって幸せそうに 君はいつでもいい人なんだね 明るくふるまって 沈んだ気持を隠せるなんて 恐くはないのかい まぶしすぎてやりきれないな ウーン 雨の日  てるてるぼうずは昔素敵なことばかり 天気になったら誰もはしゃぎまわって そして水たまりの中に捨てられてしまう 僕はやっぱり明日が晴れると 歩きはじめるだろう 君ももちろんこの部屋を出て 何処かへ行くだろね も少し一緒に居られるよ ウーン 雨の日
姉さんすぎもとまさとすぎもとまさと杉本真人杉本真人僕の大事な姉さん 明日お嫁に 行ってしまうよ姉さん もうよその人 いつかこの時が 来ると解っていたけど やっぱり涙こぼれて泣きたくなるよ だから僕の姉さん 幸せになってね  僕の新らしい兄さん どうぞよろしく たった一人の姉さんを 可愛がってね もしもけんかしたら 僕が承知しないよ 二人で仲良くいつまでも暮して欲しいよ だから新らしい兄さん これからもずっと兄さん  僕の父さん母さん 涙かくして 一人娘が晴れて 嫁いで行く日に 泣き虫だったこの子も やっと大人になって 歩いて行くよ新らしい明日めざして だから父さん母さん 見守ってやってね
黄色い船に乗ってすぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人言葉のいらない国へ ああ 明日こそ 黄色い船に乗って ああ 僕は行く あー 愛のかけらを 広いデッキに散りばめて そうさ あなたが消えた 夢の世界へ一人  誰にも知られず深い ああ 海の底 あなたは姿を変えた ああ 桜貝 あー そのささやきが キャビンの窓に聞こえたら そうさ ファンタジックな 波の扉が開く  涙のあふれる街は ああ 今日限り 黄色い船に乗って ああ さようなら あー イカリをあげて あなたの地図をたどれば そうさ あのやさしさに 僕等はきっと帰る そうさ あのやさしさに 僕等はきっと帰る
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