Chronos摩天楼オペラ | 摩天楼オペラ | 苑 | 苑 | 摩天楼オペラ | 時は止まることなく 足を早めていく 僕は遠のいていく過去を愛でる[時の奴隷] 溢れ出す欲望を隠しもしないで 止まらない 止めたくない 爪先のリズム 滑らせていく肌の摩擦を抱いて 罪深い底へ落ちていく 息をして息をして それを止めないで 曖昧に溶けていく 境界の微熱 舌の先でその形をなぞって 君の熱を飲み込む 朝が来れば 何もかもが 虚になる 朝がすべて連れていく 君の熱も その甘い香りも 僕らは一人のまま 歩き始める 憂い差す 幻影と思え 際限なき現実を 朝が来れば 何もかもが 虚になる 朝がすべて連れていく 君の熱も その甘い香りも 今日の僕らは今日でおしまい 家路を照らす太陽の日差しに 息を吐いた 目を細めた 僕らは一人のまま 歩き始める きっと僕は君を好きになって 近づいていく 未来へ |
Kiss摩天楼オペラ | 摩天楼オペラ | 苑 | 苑 | 摩天楼オペラ | 重ねた唇 合わせた頬も 誰も届かない二人だけのもの 僕を掴んでいた自由が消えても 同じくらい大切な時間だった 君と歩く道は少し狭いけど 眠れる喜びを知った 重ねた唇 合わせた頬も 誰も届かない二人だけのもの 会いたい人がそばにいること 失う前にそう気づけたこと ああ きっと 離れることはないんだと 疑いもしてなかった 重ねた唇 合わせた頬も 誰も届かない二人だけのもの きっと きっと |
Silence摩天楼オペラ | 摩天楼オペラ | 苑 | 彩雨 | 摩天楼オペラ | ああ 君は僕を愛していると数分前まで疑いもしていなかった もつれあうのは唐突で 傷つけてしまうことを恐れなくなる いつからここへ向かっていた? いつから君は向かっていた? 引き込まれていく とっくに通り過ぎた過去から現れてきた 嫌なんだ 暗い坂道を進みたくない どこかで間違えていた? 僕は幸せと思っていた 言葉は刃物みたい 取り返しのつかない傷を 君に与えていたんだね もう君がいなくなるかもしれない 明日にはどんな喜びも分かち合えない どこかで間違えていた? 僕は幸せと思っていた 言葉は刃物みたい 取り返しのつかない傷を 君に与えてしまった まだやれることはある 伝えなくちゃ座り込んでしまう 愛した君だから 愛していたい君だから さよならはまだ言えない |
Reminiscence摩天楼オペラ | 摩天楼オペラ | 苑 | JaY | 摩天楼オペラ | いつかは諦めて頷くしかない どこかで気づいていた 僕がすべきなんだ 変わらないまま抱え続け 足を止めたまま時は過ぎた 合わせた頬の温度が今も残ったまま さよなら 愛してるよずっと この先にあなたはいなくても 迷いも甘えも抱えて 今はまだここから離れたくない 追憶の狭間 足をとられ 僕を置いたまま時は過ぎた 眼下には暗い坂道が僕を手招きしてる さよなら 愛してるよずっと この先にあなたはいなくても 迷いも甘えも抱えて 今はまだここから離れたくない 戻れない 戻せないまま生きて 生きて 明日を待つ さよなら 愛してるよずっと この先にあなたはいなくても 迷いも甘えも抱えて 今はまだここから離れたくない 君の幸せ 僕の幸せは 二度と重なることのないまま 遠くで息してる 君の幸せ 僕の幸せは 二度と重なることのないまま 遠くで息してる |
Anemone摩天楼オペラ | 摩天楼オペラ | 苑 | JaY・苑 | 摩天楼オペラ | 遠くまで 遠くまで 僕たちは歩いた 握り締めた赤いアネモネ 枯れるまでこのまま 空気や感情 街の端々にあるため息たち 今ではあなたといた時間が 幻みたい 音もなく消えていく きっかけはどこにあった? 僕たちは見失ってた いつまで物語の真ん中にいるつもりなんだ 遠くまで 遠くまで 僕たちは歩いた 握り締めた赤いアネモネ 枯れるまでこのまま 時は止まることなく 足を早めていく 僕は遠のいていく過去を愛でる[時の奴隷] 遠くまで 遠くまで 僕たちは歩けると思っていた 傷ばかりじゃない 失くすばかりじゃない 生まれてきたものがある 抱きしめていたい 大切に愛しながら忘れよう あなたに会えてよかった 君に会えてよかった 会うことのない二人が見上げてた 静かな空 |