美輪明宏「美輪明宏の世界」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
サンジャンの恋人美輪明宏美輪明宏訳詞:山本雅臣Emile Carraraアコルデオンの流れに 誘われいつの間にか サンジャンの人波に 私は抱かれていた 甘い囁やきなら 信じてしまうもの あの腕に抱かれれば 誰だってそれっきりよ あの眼差しに 見つめられた時から もう私は あの人のものよ  何も考えずに みんなあげてしまった たとえだまされても 愛してしまった私 甘い囁きなら 信じてしまうもの あの腕に抱かれれば 誰だってそれっきりよ  あの言葉は 口先だけの嘘と でも私は いつも信じたのよ  アコルデオンの調べも みんな誘いのわなだった 初めての恋だから 私は夢中だったのね 甘い囁きなら 信じてしまうもの あの腕に抱かれれば 誰だってそれっきりよ いいじゃないの あの人の事はもう 皆な終って 過ぎた夢なのよ  皆な終って 過ぎた夢なのよ
恋はコメディー美輪明宏美輪明宏訳詞:美輪明宏F.Bottonこの世はコメディー 恋すりゃコメディー 誰も彼も皆んな 気取った人も 惨めな人も 同じ様になるの 笑って泣いて 大騒ぎだよ なりふりかまわず 喜劇役者さ 恋すりゃ誰も 貴方も私も  年寄りは若造り 若者は大人ぶる 不思議なものね 恋すりゃ誰も よそ行きの顔になる この世はコメディー 恋すりゃコメディー 誰も彼も皆んな 正直者が嘘つきになり 弱虫が強くなる 暴れん坊が おとなしくなり ネグラはネアカに 道化役者さ 恋すりゃ誰も 貴方も私も  この世はコメディー 恋すりゃコメディー 何もかも皆んな 雨も嵐も過ぎてしまえば すぐに忘れるものさ 地球は廻る 喜劇をのせて 鼻唄まじりで 片想いでも 恋すりゃ楽しい 皆んな誰でも この世はコメディー 恋すりゃコメディー
初日の夜美輪明宏美輪明宏訳詞:美輪明宏P.Auriat貴方のお芝居の 初日の夜だった やっと幕が上り 貴方の登場 なんて立派になって まばゆいばかりよ 私は片隅で 神様に祈る  満場総立ちで ブラボーを叫ぶ 貴方は大勝利 とうとうスターに 本当にお目出度う 忘られぬ夜 私は招かれず 切符を買って観た 人種が違うとでも 恥をかくとでも 貴方は思ったのね みすぼらしい私を けれどけれど二人は 愛し合ってきたでしょう 私は貴方に 全てを捧げた  楽屋につめかけた 人々の向うで 貴方も賑やかに 笑いさざめいて 鏡のまわりには お花と電報 私はおじけづき 一人外に出た 暗い路地をつたい 泣きながら走る 何故ならば私は ゆうべすてられたのだから
想い出のサントロペ美輪明宏美輪明宏訳詞:美輪明宏Francis Laiサントロペには この夏はまいれません お借りしていた 白い別荘には 行くつもりで 支度はしてましたが 私達は行けなくなりました 他のどなたかに お貸し下さいな 約束していて 本当にごめんなさい 青い海辺の幸せな想い出 去年の夏は素敵な夢でした 愛(いと)しいあの人を今失って 私の人生もこれで終わりました 想えば去年の 激しい日差しに あの人の恋は 燃えつきたのでしょう サントロペには この夏はまいれません 私は今 電話をしたところです もうすぐここに 警察がくるでしょう あの人を とうとう殺しました それではマダムお元気で あなたの御親切は 一生忘れません ありがとうございました さようなら
人生は過ぎ行く美輪明宏美輪明宏訳詞:美輪明宏Joel Holmes好きよ ゝ ゝ ゝ 冷たい背中ね 貴方 好きよ ゝ ゝ ゝ どうしたの 何とか云って 好きよ ゝ ゝ ゝ 怒らないで もう云わないから 好きよ ゝ ゝ ゝ 灯りをつけないで お願い  時間は流れる 怖しい速さで 私を見捨てて 人生は過ぎ行く 指からこぼれる最後のこの恋 すがって泣いても残酷に去り行く  好きよ ゝ ゝ ゝ どうして服を着るの 好きよ ゝ ゝ ゝ そんなにお洒落して 何処へ行くの 好きよ ゝ ゝ ゝ わかってるわ あの子の所ね 好きよ ゝ ゝ あの子幸福(しあわせ)ね 昔の私みたいに  時間は流れる 怖しい速さで 私を見捨てて 人生は過ぎ行く 指からこぼれる最後のこの恋 すがって泣いても 残酷に去り行く  ジュテイム ヽ ヽ ヽ どうしてそんな目で見るの ジュテイム ヽ ヽ ヽ 老けたでしょ 私 ハ ハ ハ ジュテイム ヽ ヽ ヽ 同情なんかまっぴらよ さあ 行って! ジュテイム ヽ ヽ ヽ お願い行かないで 行ったら死ぬわよ!  時間は飛びたつ 怖しい速さで 私を見捨てて 人生は過ぎ行く 指からこぼれる最後のこの恋 すがって泣いても残酷に去り行く  行かないで ゝ ゝ ゝ 窓から飛び降りるわ!
不倫美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏やるせない風が 湯上りの肌を 優しくくすぐる 海辺のホテルに またたく漁火(いさりび) 潮騒のハーモニー 星影にゆれる レースのカーテン 若い貴方の腕が 私をそっと包み 人妻の愁いを 一時(ひととき)忘れさせ 乙女の日に かえすの  テラスに腰かけ 貝を投げている 貴方を見ている 私は年上 海沿いのハイウェイ ドライブしながら それぞれの家へ 又帰って行くの いけない事と知ってて 離れられないのよ 子供の寝顔に 詫びて泣いて 不倫の恋に 又身を焦がすの  末は地獄だと 恐れていながら ほの暗い路地で 逢瀬を重ねる 乙女の頃から あこがれた夢を やっと手にしたの 離せやしません 日毎の苦しみも 夜毎の悲しみも たまに逢う日の 恋の炎で 焼き尽くし 燃え尽くしてしまうの
暗い日曜日GOLD LYLIC美輪明宏GOLD LYLIC美輪明宏訳詞:美輪明宏Rezso Seress愛と苦しみの唄をつぶやき 二人暮した部屋にもどる 腕に花を山と抱えて 私を捨てたあんたの為に 声を殺してむせび泣くの あらしのうめきを聴きながら 暗い日曜日 待って待って待ち疲れたら ある日曜の午後に死のう 死んでも開(あ)いてる私の目をみて どうか恐れないで欲しいの それはやっと帰ってくれた 愛(いと)しいあんたを観るために 開(ひら)いてるんだから その目はあんたに告げてるだろう 生命(いのち)よりも愛していたと SOMBRE DIMANCHE
愛する権利美輪明宏美輪明宏訳詞:美輪明宏Francis Laiこの地球の常識など 愛の宇宙じゃ小さなもの どこの国の神も法も 愛を禁じる権利はない 裁く事は出来やしないさ 人が人を愛する事は悪ではない罪ではない 男と女が 女と女が 男と男が 年寄りと若者が 異国人同士が愛し合っても 人間同士が愛し合う事に変わりはない 殺したわけでも 盗んだわけでもないのだから 人は誰も 幸福(しあわせ)になる権利がある 私も又 孤独と闘い 人生に傷つき 血を流して 代償を払った どんな力も奪えるものか この権利を守り抜くのだ やっと手にした愛の権利を 貴方を愛する権利を
人生の大根役者美輪明宏美輪明宏訳詞:美輪明宏Garuarentzお世辞も言えず 頭をさげず 嘘もつけない 立ちまわるのも世渡りも下手 正直なだけ お決まりどうり お金がない貧しい暮らし だから私は この人生の大根役者 だけど もしも人々よ私に光を 舞台を チャンスを 与えてくれたら そのかわりに 輝き渡る 天才の仕事をお目にかけましょう そうだ私は天才なのだ 誰にも負けない 溢れこぼれる才能豊かに生まれてきたのだ いつの世でも天才達は恵まれない それにくらべて 小手先の世渡りだけで うまくやっている 偽物共がもてはやされる おう 情けないが それが人生 それが浮世さ だけど 私は違う そうはならない なりはしない 己をだまし もみ手をするなど 惨めなだけ たとえ私は 飢えて死んでも 魂(こころ)は売らぬ だから私は この人生の大根役者 だけど人にあざけられ 指を差されても 憐れみ乞うなど 断じてしないさ 泥にまみれても輝き放つ 天才の意気地を お目にかけましょう そうだ私は誇り高く 顔を上げて 生きて行くのだ 大根役者! それも結構さ ラララ ラララ ラララ…………
18才の彼美輪明宏美輪明宏訳詞:美輪明宏Pascal Auriat彼は夏の陽に まぶしく輝きあらわれた 十八になったばかりの 幼なさ美しさ 男の強さと頼もしさも持つ その魔力 それにくらべたら 私は惨めな秋の花 少しでも若く見せたい思いで 化粧をした 私を笑って 僕が欲しいかと彼は云う 誘惑したいと思っていたのに あべこべに 誘われ嬉しく抱かれて 見上げた青い空 けれどその後(あと)の話は チグハグまるでダメ 音楽も車も はやりの言葉も わからない 彼は横柄に「悪くなかったよそれじゃね」 と去(い)ってしまったわ 私は残され 打ちのめされ 私ははっきり 思い知らされた 現実を 彼の倍以上 年上だったことを
ラ・ボエーム美輪明宏美輪明宏訳詞:美輪明宏Charles Aznavourモンマルトルの アパートマンの 窓べに開く リラの花よ 愛の部屋で ぼくはいつも 絵を書いてた いとしい人 君をモデルに 愛し合った 君とぼくの 二十才(はたち)のころ ラ・ボエーム ラ・ボエーム 幸福(しあわせ)の夢よ ラ・ボエーム ラ・ボエーム 根のない草花  すいた腹を かかえながら 虹のおとずれ 夢見ていた 仲間たちと キャフェの隅で ボードレールや ベルレーヌの 詩を読んでいた 愛し合った 君とぼくの 二十才のころ ラ・ボエーム ラ・ボエーム きれいだった君よ ラ・ボエーム ラ・ボエーム 夢みるさすらい  君の胸や 腰の線を 書いては消して 夜を明かし 朝になると コーヒーなど 飲んで語り 夢を見たね 愛のねむりに 愛し合えば 感じないさ 冬の寒さ ラ・ボエーム ラ・ボエーム 青春の唄よ ラ・ボエーム ラ・ボエーム 儚(はかな)く麗(うるわ)しい  ある日のこと 君とぼくの 愛の街角 尋ねてみた リラも枯れて アパートマンの 影さえなく 歩きなれた 道も消えてた 若き日々の くつの音は 聞こえなかった ラ・ボエーム ラ・ボエーム かえらぬ夢よ ラ・ボエーム ラ・ボエーム いちまつの夢よ
喫茶店の片隅で美輪明宏美輪明宏矢野亮中野忠晴アカシア並木の 黄昏(たそがれ)は 淡い灯がつく 喫茶店 いつも貴方と 逢った日の 小さな赤い 椅子二つ モカの香りが にじんでた  二人だまって 向き合って 聞いたショパンの ノクターン もれるピアノの 音につれて つんではくずし またつんだ 夢はいずこに 消えたやら  遠いあの日が 忘られず 一人来てみた 喫茶店 散った窓辺の 紅薔薇が はるかにすぎた 想い出を 胸にしみじみ 呼ぶ今宵
アカシアの雨がやむとき美輪明宏美輪明宏水木かおる藤原秀行アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光りのその中で 冷たくなったわたしを見つけて あの人は 涙を流してくれるでしょうか  アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 思い出のペンダント 白い真珠のこの胸で 淋しく今日もあたためているのに あの人は 冷たい瞳(め)をして何処かへ消えた  アカシアの雨が止む時 青空さして鳩がとぶ むらさきの羽の色 それはベンチの片隅で 冷たくなったわたしのぬけがら あの人を さがして遙(はる)かに 飛び立つ影よ
長崎育ち美輪明宏美輪明宏美輪明宏美輪明宏久留米絣(がすり)の藍(あい)の匂いに 思い出すのはああ長崎よ ダラダラ坂の石畳 カラリンコン カラリンコン 下駄(げた)履(は)いて 友だちと二人で歩いていたら 「天主堂」の鐘が ユーゴハンって鳴ったよ 祈りの歌も聞こえていたね  「異人屋敷」で港の船に 見とれていたら夜になったよ ポンポン船の赤い灯が ユラリンコン ユラリンコン 波の上 向こう岸のあかりもユラユラゆれて 友だちと二人ため息ついた ザボンの月と夜の長崎  春は「凧(はた)揚げ」夏「精霊(しょうろう)流し」 秋は「お宮日(くんち)」冬だきゃ休み お祭り好きのふるさとは ジャラリンコン ジャラリンコン 聞こえます 賑やかな「蛇(じゃ)踊り」のドラや太鼓が 友だちと二人飴(あめ)しゃぶって歩いたよ 揃いの絣で長崎育ち 久留米絣の藍の匂いに 思い出すのは ああ長崎よ
ヨイトマケの唄PLATINA LYLIC美輪明宏PLATINA LYLIC美輪明宏美輪明宏美輪明宏父ちゃんのためなら エンヤコラ 母ちゃんのためなら エンヤコラ もひとつおまけに エンヤコラ  今も聞える ヨイトマケの唄 今も聞える あの子守唄 工事現場の ひるやすみ たばこふかして 目を閉じりゃ 聞こえてくるよ あの唄が 働く土方の あの唄が 貧しい土方の あの唄が  子供の頃に 小学校で ヨイトマケの子供 きたない子供と いじめぬかれて はやされて くやし涙に くれながら 泣いて帰った 道すがら 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  姉さんかむりで 泥にまみれて 日に灼けながら 汗を流して 男にまじって 綱を引き 天にむかって 声あげて 力の限りに うたってた 母ちゃんの働く とこを見た 母ちゃんの働く とこを見た  慰めてもらおう 抱いて貰おうと 息をはずませ 帰ってはきたが 母ちゃんの姿 見たときに 泣いた涙も 忘れはて 帰って行ったよ 学校へ 勉強するよと 言いながら 勉強するよと 言いながら  あれから何年 たった事だろ 高校も出たし 大学も出た 今じゃ機械の 世の中で おまけに僕は エンジニア 苦労苦労で 死んでった 母ちゃん見てくれ この姿 母ちゃん見てくれ この姿  何度か僕も グレかけたけど やくざな道は ふまずにすんだ どんなきれいな 唄よりも どんなきれいな 声よりも 僕をはげまし 慰めた 母ちゃんの唄こそ 世界一 母ちゃんの唄こそ 世界一  今もきこえる ヨイトマケの唄 今もきこえる あの子守唄 父ちゃんのためなら エンヤコラ 子供のためなら エンヤコラ
このアーティストのアルバムを見る

リアルタイムランキング

  1. さよーならまたいつか!
  2. Bling-Bang-Bang-Born
  3. ライラック
  4. Masterplan
  5. 366日

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×